JPH0256986B2 - - Google Patents
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- JPH0256986B2 JPH0256986B2 JP59124398A JP12439884A JPH0256986B2 JP H0256986 B2 JPH0256986 B2 JP H0256986B2 JP 59124398 A JP59124398 A JP 59124398A JP 12439884 A JP12439884 A JP 12439884A JP H0256986 B2 JPH0256986 B2 JP H0256986B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection
- spool
- speed
- opening
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/32—Controlling equipment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
- B29C45/82—Hydraulic or pneumatic circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はダイカストマシンやプラスチツク用射
出成形機などの射出成形装置において、流量制御
弁の開度にしたがい流体の流量を増減させて射出
速度を制御する射出速度制御方法に関するもので
ある。
出成形機などの射出成形装置において、流量制御
弁の開度にしたがい流体の流量を増減させて射出
速度を制御する射出速度制御方法に関するもので
ある。
ダイカストマシンやプラスチツク用射出成形機
などの射出成形装置は、型締めされた金型のキヤ
ビテイ内へ溶湯または溶融樹脂を射出シリンダで
進退するプランジヤにより射出して成形を行なう
ものであつて、射出シリンダには射出速度すなわ
ち作動流体の流量を制御する流量制御弁が付設さ
れている。
などの射出成形装置は、型締めされた金型のキヤ
ビテイ内へ溶湯または溶融樹脂を射出シリンダで
進退するプランジヤにより射出して成形を行なう
ものであつて、射出シリンダには射出速度すなわ
ち作動流体の流量を制御する流量制御弁が付設さ
れている。
第1図はこの種の射出成形装置による射出方法
を説明するために示す流量制御弁と射出シリンダ
との概略断面図であつて、これを射出成形装置が
ダイカストマシンである場合を例にとつて説明す
ると、流量制御弁1のケーシング2に装着された
パルスモータ3には、ケーシング2内に軸支され
たボールねじ4のねじ軸4aがカツプリング5で
連結されており、またボールねじ4のボール4b
を介してねじ軸4aと螺合するナツト4cには、
連結ロツド4dを介してスプール6が一体形成さ
れている。スプール6は、ケーシング2に連続す
るバルブボデイ7内に軸方向へ進退自在に軸支さ
れており、バルブボデイ7には、作動油の流入口
7aと作動油の流出口7bとが開口されている。
またスプール6には、バルブボデイ7の前室7c
と後室7dとを連通する複数個の連通孔6aが設
けられており、さらにバルブボデイ7には、環状
に形成されて流出口7bと連通する一対の連通溝
7e,7fが軸方向に並列して設けられていると
ともに、スプール6の連通孔6aには、スプール
6の移動によつて連通孔6aと連通溝7fとを連
通させる溝6bが設けられている。8はケーシン
グ2に装着された位置検出器、9はナツト4cの
外周部に設けられた永久磁石、10はナツト4c
の回動を規制するキーである。このように構成さ
れた流量制御弁の流入口7bには、パイロツト弁
11付きの開閉弁12を備えた配管13を介して
アキユムレータ14が接続されており、また流出
口7bには、配管15を介して射出シリンダ16
が接続されている。17はダイカストマシンの図
示しない金型キヤビテイに接続されたスリーブで
あつて、このスリーブ17内で進退するプランジ
ヤ18には、射出シリンダ16のピストンロツド
19が直結されている。
を説明するために示す流量制御弁と射出シリンダ
との概略断面図であつて、これを射出成形装置が
ダイカストマシンである場合を例にとつて説明す
ると、流量制御弁1のケーシング2に装着された
パルスモータ3には、ケーシング2内に軸支され
たボールねじ4のねじ軸4aがカツプリング5で
連結されており、またボールねじ4のボール4b
を介してねじ軸4aと螺合するナツト4cには、
連結ロツド4dを介してスプール6が一体形成さ
れている。スプール6は、ケーシング2に連続す
るバルブボデイ7内に軸方向へ進退自在に軸支さ
れており、バルブボデイ7には、作動油の流入口
7aと作動油の流出口7bとが開口されている。
またスプール6には、バルブボデイ7の前室7c
と後室7dとを連通する複数個の連通孔6aが設
けられており、さらにバルブボデイ7には、環状
に形成されて流出口7bと連通する一対の連通溝
7e,7fが軸方向に並列して設けられていると
ともに、スプール6の連通孔6aには、スプール
6の移動によつて連通孔6aと連通溝7fとを連
通させる溝6bが設けられている。8はケーシン
グ2に装着された位置検出器、9はナツト4cの
外周部に設けられた永久磁石、10はナツト4c
の回動を規制するキーである。このように構成さ
れた流量制御弁の流入口7bには、パイロツト弁
11付きの開閉弁12を備えた配管13を介して
アキユムレータ14が接続されており、また流出
口7bには、配管15を介して射出シリンダ16
が接続されている。17はダイカストマシンの図
示しない金型キヤビテイに接続されたスリーブで
あつて、このスリーブ17内で進退するプランジ
ヤ18には、射出シリンダ16のピストンロツド
19が直結されている。
以上のように構成されたダイカストマシンの射
出方法を説明する。射出開始前においては、ナツ
ト4cが図示の位置よりもねじ軸4aから抜け出
していてスプール6が図示の位置よりも左方に前
進しており、スプール6が連通溝7e,7fを閉
塞している。この状態から射出開始の指令がでて
パルスモータが所定角度だけ回動すると、カツプ
リング5で連結されたねじ軸4aが回動してこれ
と螺合するナツト4cおよび一体のスプール6が
図の右方へ後退する。したがつて前室7cと連通
溝7e,および溝6bと連通溝7fがそれぞれ連
通し、アキユムレータ14から流入口7aを介し
て供給された作動油は、連通された流路を経て流
出口7bから射出シリンダ16に供給される。作
動油の供給によりピストンロツド19およびこれ
に直結されたプランジヤ18が前進してスリーブ
17内の溶湯が金型キヤビテイ内へ鋳込まれる。
そして、射出初期においては連通溝7e,7fの
開度が小さく作動油の流量が小さくて射出速度が
低速であるが、射出が続けられて所定時間後にパ
ルスモータ3に高速射出の指令がくると、パルス
モータ3が再び回動し、スプール6がさらに後退
して連通溝7e,7fの開度が大きくなることに
より、作動油の流量が大きくなり、射出速度が高
速となる。また、位置検出器8が永久磁石9の移
動に感応しスプール6の軸線方向への移動距離を
正確に検出して制御装置へフイードバツクするの
で、パルスモータ3の回動角度すなわちスプール
6の開度による射出速度が正しく制御される。
出方法を説明する。射出開始前においては、ナツ
ト4cが図示の位置よりもねじ軸4aから抜け出
していてスプール6が図示の位置よりも左方に前
進しており、スプール6が連通溝7e,7fを閉
塞している。この状態から射出開始の指令がでて
パルスモータが所定角度だけ回動すると、カツプ
リング5で連結されたねじ軸4aが回動してこれ
と螺合するナツト4cおよび一体のスプール6が
図の右方へ後退する。したがつて前室7cと連通
溝7e,および溝6bと連通溝7fがそれぞれ連
通し、アキユムレータ14から流入口7aを介し
て供給された作動油は、連通された流路を経て流
出口7bから射出シリンダ16に供給される。作
動油の供給によりピストンロツド19およびこれ
に直結されたプランジヤ18が前進してスリーブ
17内の溶湯が金型キヤビテイ内へ鋳込まれる。
そして、射出初期においては連通溝7e,7fの
開度が小さく作動油の流量が小さくて射出速度が
低速であるが、射出が続けられて所定時間後にパ
ルスモータ3に高速射出の指令がくると、パルス
モータ3が再び回動し、スプール6がさらに後退
して連通溝7e,7fの開度が大きくなることに
より、作動油の流量が大きくなり、射出速度が高
速となる。また、位置検出器8が永久磁石9の移
動に感応しスプール6の軸線方向への移動距離を
正確に検出して制御装置へフイードバツクするの
で、パルスモータ3の回動角度すなわちスプール
6の開度による射出速度が正しく制御される。
しかしながらこのような射出速度制御方法にお
いては、射出初期における射出速度の安定という
点において問題があつた。すなわち、射出開始前
においてスプール6が連通溝7e,7fを閉塞し
ているときにその閉め代が小さいと、この箇所の
シールが不完全になり、射出開始に際してパイロ
ツト圧がドレンに開放されて開閉弁が開いた場合
にアキユムレータ14が衝撃的に圧力開放される
ことにより、シールの不完全なスプール閉切り部
からの圧油リーク量が急激に増大する。これによ
つて射出シリンダ16のピストンロツド19がぴ
よこんと飛び出し、スリーブ17内の溶湯が乱れ
てエアを巻込むことにより、成形製品の品質を低
下させることがある。と言つてこれをなくすため
にスプール6による閉め代を大きくとると、開閉
弁12の開放に続いてパルスモータ3が回転する
ことによりスプール6が移動し始めても、スプー
ル6による閉め切りが開放されるまで時間がかか
つて応答性が悪いばかりでなく、開放されたのち
の射出速度の立上がりが不安定になることが多か
つた。すなわち、一般にスプール6を駆動する信
号パルスは、第2図にスプールの開度と信号パル
スの周波数との関係線図を示すように、スプール
6が開き始めた時点ではすでにかなり高い周波数
にまで上がつていることが多いので、射出シリン
ダ16の射出速度を衝撃なく立ち上げることが困
難である。また、第1図に示すように射出シリン
ダ16のピストン20とシリンダ21との端面外
周部22が密着しているときにスプール6外周部
からのリークによつて圧油がピストン20の端面
中央部23へ流入すると、ピストン20がわずか
に前進するが、このとき外周部22が一瞬真空に
なつて中央部23内の圧油が外周部22へ急激に
吸い込まれる。したがつてスプール6が開いてピ
ストン20が所定速度で前進し始めるまでの間
に、ピストン20の前進速度が遅くなつてピスト
ン20が前後に振動する。第3図は時間と射出速
度との関係線図であつて射出速度が立上がり時に
乱れて不安定になつているところを示している。
このように従来の射出速度制御方法においては、
スプールの閉め代を大きくしても射出初期に射出
速度が不安定になつて成形製品の品質が低下する
という欠点があつた。
いては、射出初期における射出速度の安定という
点において問題があつた。すなわち、射出開始前
においてスプール6が連通溝7e,7fを閉塞し
ているときにその閉め代が小さいと、この箇所の
シールが不完全になり、射出開始に際してパイロ
ツト圧がドレンに開放されて開閉弁が開いた場合
にアキユムレータ14が衝撃的に圧力開放される
ことにより、シールの不完全なスプール閉切り部
からの圧油リーク量が急激に増大する。これによ
つて射出シリンダ16のピストンロツド19がぴ
よこんと飛び出し、スリーブ17内の溶湯が乱れ
てエアを巻込むことにより、成形製品の品質を低
下させることがある。と言つてこれをなくすため
にスプール6による閉め代を大きくとると、開閉
弁12の開放に続いてパルスモータ3が回転する
ことによりスプール6が移動し始めても、スプー
ル6による閉め切りが開放されるまで時間がかか
つて応答性が悪いばかりでなく、開放されたのち
の射出速度の立上がりが不安定になることが多か
つた。すなわち、一般にスプール6を駆動する信
号パルスは、第2図にスプールの開度と信号パル
スの周波数との関係線図を示すように、スプール
6が開き始めた時点ではすでにかなり高い周波数
にまで上がつていることが多いので、射出シリン
ダ16の射出速度を衝撃なく立ち上げることが困
難である。また、第1図に示すように射出シリン
ダ16のピストン20とシリンダ21との端面外
周部22が密着しているときにスプール6外周部
からのリークによつて圧油がピストン20の端面
中央部23へ流入すると、ピストン20がわずか
に前進するが、このとき外周部22が一瞬真空に
なつて中央部23内の圧油が外周部22へ急激に
吸い込まれる。したがつてスプール6が開いてピ
ストン20が所定速度で前進し始めるまでの間
に、ピストン20の前進速度が遅くなつてピスト
ン20が前後に振動する。第3図は時間と射出速
度との関係線図であつて射出速度が立上がり時に
乱れて不安定になつているところを示している。
このように従来の射出速度制御方法においては、
スプールの閉め代を大きくしても射出初期に射出
速度が不安定になつて成形製品の品質が低下する
という欠点があつた。
本発明は以上のような点に鑑みなされたもの
で、流量制御弁を閉状態のまゝわずかに開き方向
に移動させて作動流体を射出シリンダへリークさ
せ、この状態を一定時間保持させたのち、流量制
御弁をさらに所定の開度まで開いて所定の射出初
期速度に相当する流量の作動流体を射出シリンダ
へ供給するように構成することにより、衝撃のな
い安定した速度で迅速な射出開始を可能にして、
溶融温度の維持とスリーブ内へのエアの巻込み防
止とによる成形製品の品質向上を計つた射出成形
装置の射出速度制御方法を提供するものである。
以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明
する。
で、流量制御弁を閉状態のまゝわずかに開き方向
に移動させて作動流体を射出シリンダへリークさ
せ、この状態を一定時間保持させたのち、流量制
御弁をさらに所定の開度まで開いて所定の射出初
期速度に相当する流量の作動流体を射出シリンダ
へ供給するように構成することにより、衝撃のな
い安定した速度で迅速な射出開始を可能にして、
溶融温度の維持とスリーブ内へのエアの巻込み防
止とによる成形製品の品質向上を計つた射出成形
装置の射出速度制御方法を提供するものである。
以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明
する。
第4図a,b,cは本発明に係る射出速度制御
方法を説明するための流量制御弁要部と射出シリ
ンダとの断面図を示し、第4図aはスプール全閉
時の断面図、第4図bはスプールが閉状態のまゝ
わずかに開き方向へ移動して作動油がリークして
いるところを示す断面図、第4図cはスプールが
さらに開いて射出が開始されるところを示す断面
図、第5図は同じく時間とスプール開度との関係
線図である。流量制御弁全体の構成は第1図に基
いて説明したのでその説明を省略し、このあと必
要あるときは同図を用いて説明する。第4図aに
示す射出作業開始前においては、開閉弁12が大
きな閉め弁をもつて閉じており、スプール6は全
閉位置にあつてその閉め代は符号S1で示されてい
る。また、射出シリンダ16のピストン20は後
退していてその端面外周部がシリンダ21の内面
に密着しており、射出用スリーブのプランジヤ1
8が後退している。本実施例は射出成形装置とし
てダイカストマシンを例示しており、図示しない
金型のキヤビテイに接合されたスリーブ17内に
は溶湯が注入されて充満している。
方法を説明するための流量制御弁要部と射出シリ
ンダとの断面図を示し、第4図aはスプール全閉
時の断面図、第4図bはスプールが閉状態のまゝ
わずかに開き方向へ移動して作動油がリークして
いるところを示す断面図、第4図cはスプールが
さらに開いて射出が開始されるところを示す断面
図、第5図は同じく時間とスプール開度との関係
線図である。流量制御弁全体の構成は第1図に基
いて説明したのでその説明を省略し、このあと必
要あるときは同図を用いて説明する。第4図aに
示す射出作業開始前においては、開閉弁12が大
きな閉め弁をもつて閉じており、スプール6は全
閉位置にあつてその閉め代は符号S1で示されてい
る。また、射出シリンダ16のピストン20は後
退していてその端面外周部がシリンダ21の内面
に密着しており、射出用スリーブのプランジヤ1
8が後退している。本実施例は射出成形装置とし
てダイカストマシンを例示しており、図示しない
金型のキヤビテイに接合されたスリーブ17内に
は溶湯が注入されて充満している。
この状態で先ず開閉弁12を開くと、アキユム
レータ14内の作動油が所定の圧力で流入口7a
から前室7c内へ圧入されるが、この場合、本実
施例では閉め代S1を2〜3mmと大きくとつてある
ので、そのS1に対応するスプール6とバルブボデ
イ7との嵌合部から作動油がリークすることがな
く、射出シリンダ16のピストン20が移動しな
い。開閉弁12を開くのと同時または0.3〜0.5秒
後にパルスモータ3に射出初期速度による射出開
始の指令が出ると、パルスモータ3は先ず第1段
階として所定角度だけわずかに回動し、この回動
はボールねじ4によつて軸線方向の運動に変換さ
れてスプール6に伝達される。この結果スプール
6が第4図bに示す位置まで移動してパルスモー
タ3とともに停止する。このときの閉度を図に符
号S2で示しており、永久磁石9の移動を位置検出
器8が検出して制御位置へフイードバツクするこ
とによつてこの閉度S2が設定どおりに制御され
る。なお、連通溝7f側の閉度も同じくS2とな
る。このようにしてスプール6とバルブボデイ7
と閉度がS1からS2へと小さくなることにより前室
7c内の作動油がこの符号S2で示す閉切り部から
リークし、リークした作動油は連通溝7e,7f
と流出口7bを通つて射出シリンダ16に供給さ
れる。供給された作動油がピストン20の端面中
央部23を押してピストン20をわずかに前進さ
せ、この瞬間、端面外周部22が真空になつて作
動油が端面外周部22へ急激に吸い込まれようと
するが、このときスプール6が閉度S2の位置で静
止していて作動油のリークが続いているので、こ
の作動油がピストン20の端面とシリンダ21の
内面との間のシリンダ後室内に充満する。そして
この閉度S2が一定時間例えば0.5秒間保持された
のち、パルスモータ3に指令がきてこれがさらに
回動し、スプール6が移動して連通溝7e,7f
が開き始める。この開度が第4図cに符号S3で示
す所定の開度、例えば2〜3mmになるとスプール
6が停止し射出が開始される。すなわち、前室7
c内の作動油は開度S3の流路で絞られて連通溝7
eへ流入するとともに、連通孔6aと溝6bとを
通つたのち同じく開度S3の流路で絞られて連通孔
7fへ流入し、流出口7bで合流して射出シリン
ダ16へ供給される。この場合、開度S3が射出初
期の低速射出速度に相当する流量となるように設
定されているので、ピストン20がこの低速射出
速度で前進し、これに連結されたプランジヤ18
によりスリーブ17内の溶湯が金型のキヤビテイ
内へ鋳込まれる。そして、この低速射出が所定時
間続けられると、パルスモータ3に高速射出の指
令が与えられてパルスモータ3が再び回動し、ス
プール6がさらに後退して開度が例えば7〜10mm
になる。これによつて射出速度が高速に切替えら
れ、この射出速度で溶湯の鋳込が続けられて成形
が完了する。
レータ14内の作動油が所定の圧力で流入口7a
から前室7c内へ圧入されるが、この場合、本実
施例では閉め代S1を2〜3mmと大きくとつてある
ので、そのS1に対応するスプール6とバルブボデ
イ7との嵌合部から作動油がリークすることがな
く、射出シリンダ16のピストン20が移動しな
い。開閉弁12を開くのと同時または0.3〜0.5秒
後にパルスモータ3に射出初期速度による射出開
始の指令が出ると、パルスモータ3は先ず第1段
階として所定角度だけわずかに回動し、この回動
はボールねじ4によつて軸線方向の運動に変換さ
れてスプール6に伝達される。この結果スプール
6が第4図bに示す位置まで移動してパルスモー
タ3とともに停止する。このときの閉度を図に符
号S2で示しており、永久磁石9の移動を位置検出
器8が検出して制御位置へフイードバツクするこ
とによつてこの閉度S2が設定どおりに制御され
る。なお、連通溝7f側の閉度も同じくS2とな
る。このようにしてスプール6とバルブボデイ7
と閉度がS1からS2へと小さくなることにより前室
7c内の作動油がこの符号S2で示す閉切り部から
リークし、リークした作動油は連通溝7e,7f
と流出口7bを通つて射出シリンダ16に供給さ
れる。供給された作動油がピストン20の端面中
央部23を押してピストン20をわずかに前進さ
せ、この瞬間、端面外周部22が真空になつて作
動油が端面外周部22へ急激に吸い込まれようと
するが、このときスプール6が閉度S2の位置で静
止していて作動油のリークが続いているので、こ
の作動油がピストン20の端面とシリンダ21の
内面との間のシリンダ後室内に充満する。そして
この閉度S2が一定時間例えば0.5秒間保持された
のち、パルスモータ3に指令がきてこれがさらに
回動し、スプール6が移動して連通溝7e,7f
が開き始める。この開度が第4図cに符号S3で示
す所定の開度、例えば2〜3mmになるとスプール
6が停止し射出が開始される。すなわち、前室7
c内の作動油は開度S3の流路で絞られて連通溝7
eへ流入するとともに、連通孔6aと溝6bとを
通つたのち同じく開度S3の流路で絞られて連通孔
7fへ流入し、流出口7bで合流して射出シリン
ダ16へ供給される。この場合、開度S3が射出初
期の低速射出速度に相当する流量となるように設
定されているので、ピストン20がこの低速射出
速度で前進し、これに連結されたプランジヤ18
によりスリーブ17内の溶湯が金型のキヤビテイ
内へ鋳込まれる。そして、この低速射出が所定時
間続けられると、パルスモータ3に高速射出の指
令が与えられてパルスモータ3が再び回動し、ス
プール6がさらに後退して開度が例えば7〜10mm
になる。これによつて射出速度が高速に切替えら
れ、この射出速度で溶湯の鋳込が続けられて成形
が完了する。
第5図は横軸に時間をとり縦軸に弁開度をとつ
て示す時間、弁開度の関係線図であつて、実線は
本発明に係る方法による場合を示しており、点線
は従来の方法による場合を示している。図から明
らかなように、従来の方法では、図に符号t2で示
すように、例えば1〜2秒の間、作動油を開度−
S2で射出シリンダ16へリークさせたのち、開度
をS3へと開きながら低速射出を開始するのに対
し、本方法では図に符号t1で示すように、例えば
0.5秒の間に開度を−S1から−S2にして作動油を
リークさせたのち、開度をS3へと開きながら低速
射出を開始するものである。したがつて、本方法
では開閉弁12を開いてから射出開始までに要す
る時間が、従来の半分以下になり、溶湯の温度低
下が少なくなる。また、開度−S2で作動油を射出
シリンダ16の後室へリークさせた状態でいつた
んスプール6の移動を瞬時停止させてシリンダ後
室に作動油を充満させたのち、開度S3にして低速
射出を開始するようにしたので、ピストン20が
振動せず、衝撃なく射出が開始される。さらに第
6図は第2図に対応して示すスプールの開度と信
号パルスの周波数との関係線図であつて、第2図
と比較すれば明らかなように、従来の方法ではス
プール6の開き始めた時点ですでにかなり高い周
波数にまで上がつているのに対して、本方法によ
ればスプール6の開き始めと周波数の0点とを一
致させることができるので、衝撃なく射出が開始
される。
て示す時間、弁開度の関係線図であつて、実線は
本発明に係る方法による場合を示しており、点線
は従来の方法による場合を示している。図から明
らかなように、従来の方法では、図に符号t2で示
すように、例えば1〜2秒の間、作動油を開度−
S2で射出シリンダ16へリークさせたのち、開度
をS3へと開きながら低速射出を開始するのに対
し、本方法では図に符号t1で示すように、例えば
0.5秒の間に開度を−S1から−S2にして作動油を
リークさせたのち、開度をS3へと開きながら低速
射出を開始するものである。したがつて、本方法
では開閉弁12を開いてから射出開始までに要す
る時間が、従来の半分以下になり、溶湯の温度低
下が少なくなる。また、開度−S2で作動油を射出
シリンダ16の後室へリークさせた状態でいつた
んスプール6の移動を瞬時停止させてシリンダ後
室に作動油を充満させたのち、開度S3にして低速
射出を開始するようにしたので、ピストン20が
振動せず、衝撃なく射出が開始される。さらに第
6図は第2図に対応して示すスプールの開度と信
号パルスの周波数との関係線図であつて、第2図
と比較すれば明らかなように、従来の方法ではス
プール6の開き始めた時点ですでにかなり高い周
波数にまで上がつているのに対して、本方法によ
ればスプール6の開き始めと周波数の0点とを一
致させることができるので、衝撃なく射出が開始
される。
なお、本実施例においては射出成型装置として
ダイカストマシンを例示したが、プラスチツク用
射出成形機にも同様に実施することができる。
ダイカストマシンを例示したが、プラスチツク用
射出成形機にも同様に実施することができる。
以上の説明により明らかなように、本発明によ
れば射出成形装置の射出速度制御方法において、
流量制御弁を閉状態のまゝわずかに開き方向に移
動させて作動流体を射出シリンダへリークさせ、
この状態を一定時間保持させたのち、流量制御弁
をさらに所定の開度まで開いて所定の射出初期速
度に相当する流量の作動流体を射出シリンダへ供
給するように構成することにより、作動流体がリ
ークによつて射出シリンダの後室に充満したの
ち、信号パルスの発信と同時に射出が開始される
ので、衝撃のない初期射出が可能となり、射出ス
リーブ内へのエアの巻込み等がなくなつて成形製
品の品質が著しく向上する。また、開閉弁が開い
てから射出が開始されるまでの時間が従来よりも
短縮されるので、溶湯や溶融樹脂の温度が低下せ
ず、さらに成形製品の品質が向上する。
れば射出成形装置の射出速度制御方法において、
流量制御弁を閉状態のまゝわずかに開き方向に移
動させて作動流体を射出シリンダへリークさせ、
この状態を一定時間保持させたのち、流量制御弁
をさらに所定の開度まで開いて所定の射出初期速
度に相当する流量の作動流体を射出シリンダへ供
給するように構成することにより、作動流体がリ
ークによつて射出シリンダの後室に充満したの
ち、信号パルスの発信と同時に射出が開始される
ので、衝撃のない初期射出が可能となり、射出ス
リーブ内へのエアの巻込み等がなくなつて成形製
品の品質が著しく向上する。また、開閉弁が開い
てから射出が開始されるまでの時間が従来よりも
短縮されるので、溶湯や溶融樹脂の温度が低下せ
ず、さらに成形製品の品質が向上する。
第1図は射出速度制御方法を説明するための流
量制御弁と射出シリンダとの概略断面図、第2図
は従来の射出速度制御方法におけるスプール開度
と信号パルス周波数との関係線図、第3図は同じ
く時間と射出速度との関係線図、第4図a,b,
cは本発明に係る射出成形装置の射出速度制御方
法を説明するため流量制御弁要部と射出シリンダ
との概略断面図を示し、第4図aはスプール全閉
時の断面図、第4図bはスプールが閉状態のまゝ
わずかに開き方向に移動して作動油がリークして
いるところを示す断面図、第4図cはスプールが
さらに開いて射出が開始されるところを示す断面
図、第5図は同じく時間とスプール開度との関係
線図、第6図は同じくスプール開度と信号パルス
周波数との関係線図である。 1……流量制御弁、6……スプール、7……バ
ルブボデイ、7a……流入口、7b……流出口、
7e,7f……連通溝、16……射出シリンダ。
量制御弁と射出シリンダとの概略断面図、第2図
は従来の射出速度制御方法におけるスプール開度
と信号パルス周波数との関係線図、第3図は同じ
く時間と射出速度との関係線図、第4図a,b,
cは本発明に係る射出成形装置の射出速度制御方
法を説明するため流量制御弁要部と射出シリンダ
との概略断面図を示し、第4図aはスプール全閉
時の断面図、第4図bはスプールが閉状態のまゝ
わずかに開き方向に移動して作動油がリークして
いるところを示す断面図、第4図cはスプールが
さらに開いて射出が開始されるところを示す断面
図、第5図は同じく時間とスプール開度との関係
線図、第6図は同じくスプール開度と信号パルス
周波数との関係線図である。 1……流量制御弁、6……スプール、7……バ
ルブボデイ、7a……流入口、7b……流出口、
7e,7f……連通溝、16……射出シリンダ。
Claims (1)
- 1 開度にしたがつて射出シリンダへ供給する作
動流体の流量を増減させて射出速度を制御する流
量制御弁における弁のスプールを、射出開始前の
閉状態から閉状態ではあるが所定の量だけ開き方
向に移動させて作動流体を射出シリンダへリーク
させ、この状態を一定時間保持させたのちさらに
所定の開度まで開いて射出初期速度に相当する流
量の作動流体を射出シリンダへ供給することを特
徴とする射出成形装置の射出速度制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12439884A JPS613646A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 射出成形装置の射出速度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12439884A JPS613646A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 射出成形装置の射出速度制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS613646A JPS613646A (ja) | 1986-01-09 |
| JPH0256986B2 true JPH0256986B2 (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=14884446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12439884A Granted JPS613646A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 射出成形装置の射出速度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS613646A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20080224353A1 (en) * | 2007-03-14 | 2008-09-18 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Hydraulic Valve of Molding System |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5970454A (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-20 | Ube Ind Ltd | 射出プランジヤの速度制御方法および装置 |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP12439884A patent/JPS613646A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS613646A (ja) | 1986-01-09 |
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