JPH0259822B2 - - Google Patents
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- JPH0259822B2 JPH0259822B2 JP58034650A JP3465083A JPH0259822B2 JP H0259822 B2 JPH0259822 B2 JP H0259822B2 JP 58034650 A JP58034650 A JP 58034650A JP 3465083 A JP3465083 A JP 3465083A JP H0259822 B2 JPH0259822 B2 JP H0259822B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- ethylenediamine
- ethyleneamines
- distillation
- decarboxylation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/82—Purification; Separation; Stabilisation; Use of additives
- C07C209/86—Separation
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エチレンジアミンを含むエチレンア
ミン類の炭酸塩水溶液から効率良くエチレンアミ
ン類を得る方法に関するものである。更に詳しく
は、エチレンジアミンを含むエチレンアミン類に
対して二酸化炭素分が0.5倍モル以下であるエチ
レンジアミンを含むエチレンアミン類の炭酸塩水
溶液を蒸留してエチレンジアミンを水と共に留出
させて取得することを特徴とするエチレンアミン
類炭酸塩水溶液からエチレンアミン類を得る方法
である。
ミン類の炭酸塩水溶液から効率良くエチレンアミ
ン類を得る方法に関するものである。更に詳しく
は、エチレンジアミンを含むエチレンアミン類に
対して二酸化炭素分が0.5倍モル以下であるエチ
レンジアミンを含むエチレンアミン類の炭酸塩水
溶液を蒸留してエチレンジアミンを水と共に留出
させて取得することを特徴とするエチレンアミン
類炭酸塩水溶液からエチレンアミン類を得る方法
である。
更には、エチレンジアミンを含むエチレンアミ
ン類の炭酸塩水溶液を加熱脱炭酸した後、蒸留し
たエチレンジアミンを水と共に留出させ、取得す
ることを特徴とするエチレンアミン類炭酸塩水溶
液からエチレンアミン類を得る方法に関するもの
である。
ン類の炭酸塩水溶液を加熱脱炭酸した後、蒸留し
たエチレンジアミンを水と共に留出させ、取得す
ることを特徴とするエチレンアミン類炭酸塩水溶
液からエチレンアミン類を得る方法に関するもの
である。
本明細書に於て、「エチレンジアミンを含むエ
チレンアミン類」及び「エチレンアミン類」は特
に示さない限りいずれもエチレンジアミン又はエ
チレンジアミンと他のエチレンアミン類との混合
物を意味する。又、該「他のエチレンアミン類を
「ポリアミン」と言う。
チレンアミン類」及び「エチレンアミン類」は特
に示さない限りいずれもエチレンジアミン又はエ
チレンジアミンと他のエチレンアミン類との混合
物を意味する。又、該「他のエチレンアミン類を
「ポリアミン」と言う。
ポリアミンとしては、ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン、ペンタエチレンヘキサミン及びトリス−
(2−アミノエチル)−アミン、ピペラジン、N−
アミノエチルピペラジン等の鎖状、環状エチレン
アミン類の単独又は混合物をいう。又、エチレン
アミン類の量、濃度は遊離のエチレンアミン類と
炭酸塩を遊離のエチレンアミン類に換算したもの
との合計に基づく。
トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタ
ミン、ペンタエチレンヘキサミン及びトリス−
(2−アミノエチル)−アミン、ピペラジン、N−
アミノエチルピペラジン等の鎖状、環状エチレン
アミン類の単独又は混合物をいう。又、エチレン
アミン類の量、濃度は遊離のエチレンアミン類と
炭酸塩を遊離のエチレンアミン類に換算したもの
との合計に基づく。
これらのエチレンアミン類は、主原料、副原料
又は添加物として広い分野に利用されている。例
えば、農薬、紙力増強剤、エポキシ硬化剤、潤滑
油添加剤、ポリアマイド用、等がある。特にエチ
レンジアミンは塩基性が強く、反応性に富み、製
品の純度が高いのでエチレンアミン類の内でも最
も広い分野で用いられている。又、これらのエチ
レンアミン類は主に次の二つの方法によつて製造
されるが、本発明で言うエチレンアミン類はこれ
らの方法によつて製造されるものに限定されな
い。
又は添加物として広い分野に利用されている。例
えば、農薬、紙力増強剤、エポキシ硬化剤、潤滑
油添加剤、ポリアマイド用、等がある。特にエチ
レンジアミンは塩基性が強く、反応性に富み、製
品の純度が高いのでエチレンアミン類の内でも最
も広い分野で用いられている。又、これらのエチ
レンアミン類は主に次の二つの方法によつて製造
されるが、本発明で言うエチレンアミン類はこれ
らの方法によつて製造されるものに限定されな
い。
(イ) EDC法:エチレンジクロライド(EDC)と
アンモニアを高温高圧下で反応させ、エチレン
アミン類の塩酸塩を生成させ、該塩酸塩を苛性
ソーダで複分解し副生する塩化ナトリウムを分
離除去する。
アンモニアを高温高圧下で反応させ、エチレン
アミン類の塩酸塩を生成させ、該塩酸塩を苛性
ソーダで複分解し副生する塩化ナトリウムを分
離除去する。
(ロ) MEA法:モノエタノールアミン(MEA)と
アンモニアを水素添加触媒存在下に高温高圧下
で反応させエチレンアミン類を得る。
アンモニアを水素添加触媒存在下に高温高圧下
で反応させエチレンアミン類を得る。
エチレンアミン類の炭酸塩はエチレンアミン類
を製造する過程、あるいはエチレンアミン類を反
応に利用した際、未反応のエチレンアミン類に二
酸化炭素を作用させ、該エチレンアミン類の炭酸
塩として回収する場合、等で生成する。
を製造する過程、あるいはエチレンアミン類を反
応に利用した際、未反応のエチレンアミン類に二
酸化炭素を作用させ、該エチレンアミン類の炭酸
塩として回収する場合、等で生成する。
例えば、特願昭57−130482号のようにエチレン
アミン類を含む水溶液から有機溶剤を用いてエチ
レンアミン類を選択的に抽出して得た抽出相から
炭酸ガス又は炭酸水を用いて有機相からエチレン
アミン類を炭酸塩として回収する場合に生成す
る。尚、本発明のエチレンアミン類の炭酸塩は、
基本的にはエチレンアミン類と二酸化炭素との反
応生成物の事でありエチレンアミン類のカーバメ
イトと呼ばれ場合もある。
アミン類を含む水溶液から有機溶剤を用いてエチ
レンアミン類を選択的に抽出して得た抽出相から
炭酸ガス又は炭酸水を用いて有機相からエチレン
アミン類を炭酸塩として回収する場合に生成す
る。尚、本発明のエチレンアミン類の炭酸塩は、
基本的にはエチレンアミン類と二酸化炭素との反
応生成物の事でありエチレンアミン類のカーバメ
イトと呼ばれ場合もある。
このエチレンジアミンを含むエチレンアミン類
の炭酸塩は、そのままで製品になる場合がある。
しかし、ほとんどの場合炭酸根のない遊離の状
態、即ちエチレンアミン類として、更にはエチレ
ンアミン類の各成分毎にして製品化し、販売され
ているのが現状である。したがつて、エチレンア
ミン類の炭酸塩は脱炭酸しなければならない。そ
して、エチレンジアミンを分離取得する。
の炭酸塩は、そのままで製品になる場合がある。
しかし、ほとんどの場合炭酸根のない遊離の状
態、即ちエチレンアミン類として、更にはエチレ
ンアミン類の各成分毎にして製品化し、販売され
ているのが現状である。したがつて、エチレンア
ミン類の炭酸塩は脱炭酸しなければならない。そ
して、エチレンジアミンを分離取得する。
この脱炭酸に対して通常考えられる方法に水酸
化ナトリウム、水酸化カルシウム等の強アルカリ
剤を加えて複分解し、副生する炭酸ナトリウム、
炭酸カルシウム等をエチレンジアミン類から分離
除去する方法がある。しかしながら、この方法は
強アルカリ剤を多量消費すること、副生する炭酸
塩の処理が必隣であること、等から経済的でな
い。
化ナトリウム、水酸化カルシウム等の強アルカリ
剤を加えて複分解し、副生する炭酸ナトリウム、
炭酸カルシウム等をエチレンジアミン類から分離
除去する方法がある。しかしながら、この方法は
強アルカリ剤を多量消費すること、副生する炭酸
塩の処理が必隣であること、等から経済的でな
い。
そこで、本発明者らは、水酸化ナトリウム、水
酸化カルシウムといつた薬剤を使うことなく、し
かも効率よく脱炭酸できる方法を見い出すため
種々検討した。その結果、エチレンジアミンを含
むエチレンアミン類の炭酸塩水溶液を加熱するこ
とによつて脱炭酸できることを知つた。
酸化カルシウムといつた薬剤を使うことなく、し
かも効率よく脱炭酸できる方法を見い出すため
種々検討した。その結果、エチレンジアミンを含
むエチレンアミン類の炭酸塩水溶液を加熱するこ
とによつて脱炭酸できることを知つた。
しかしながら、単に加熱するだけでは、脱炭酸
が進むにつれて脱炭酸速度が低下し、ついには二
酸化炭素分(以後CO2分と言う)を多く残した状
態で停止してしまうことが判つた。この傾向はエ
チレンアミン類の炭酸塩の濃度が高い程、又、エ
チレンジアミンの含有率が多い程顕著になつた。
が進むにつれて脱炭酸速度が低下し、ついには二
酸化炭素分(以後CO2分と言う)を多く残した状
態で停止してしまうことが判つた。この傾向はエ
チレンアミン類の炭酸塩の濃度が高い程、又、エ
チレンジアミンの含有率が多い程顕著になつた。
しかし、本発明者らは、加熱脱炭酸は基本的に
省資源になり、又プロセスも簡略化されるため、
エチレンアミン類及びその炭酸塩の物性と加熱脱
炭酸との関係を更に鋭意検討した。その結果、遂
に本発明を完成させたのである。
省資源になり、又プロセスも簡略化されるため、
エチレンアミン類及びその炭酸塩の物性と加熱脱
炭酸との関係を更に鋭意検討した。その結果、遂
に本発明を完成させたのである。
即ち、本発明は、エチレンジアミンを含むエチ
レンアミン類に対して二酸化炭素分が0.5倍モル
以下であるエチレンジアミンを含むエチレンアミ
ン類の炭酸塩水溶液を蒸留してエチレンジアミン
を水と共に留出させて取得することを特徴するエ
チレンアミン類炭酸塩水溶液からエチレンアミン
類を取る方法である。
レンアミン類に対して二酸化炭素分が0.5倍モル
以下であるエチレンジアミンを含むエチレンアミ
ン類の炭酸塩水溶液を蒸留してエチレンジアミン
を水と共に留出させて取得することを特徴するエ
チレンアミン類炭酸塩水溶液からエチレンアミン
類を取る方法である。
更には、エチレンジアミンを含むエチレンアミ
ン類の炭酸塩水溶液を加熱脱炭酸した後、蒸留し
てエチレンジアミンを水と共に留出させることを
特徴とするエチレンアミン類の炭酸塩水溶液から
エチレンアミン類を得る方法にある。
ン類の炭酸塩水溶液を加熱脱炭酸した後、蒸留し
てエチレンジアミンを水と共に留出させることを
特徴とするエチレンアミン類の炭酸塩水溶液から
エチレンアミン類を得る方法にある。
尚、本発明は、エチレンジアミンを含むエチレ
ンアミン類の炭酸塩水溶液からエチレンジアミン
を遊離の状態で取得する方法であるが、エチレン
ジアミンの炭酸塩と共存するポリアミンの炭酸塩
をも遊離の状態で取得する方法でもある。
ンアミン類の炭酸塩水溶液からエチレンジアミン
を遊離の状態で取得する方法であるが、エチレン
ジアミンの炭酸塩と共存するポリアミンの炭酸塩
をも遊離の状態で取得する方法でもある。
以下本発明を更に詳細に説明する。
本発明者らは、前述したように、エチレンアミ
ン類の炭酸塩水溶液の加熱脱炭酸を種々試みた。
その結果、エチレンアミン類の炭酸塩についてそ
の濃度が低い程、エチレンジアミン含量が少ない
程、又、エチレンアミン類のアミノ基に占める一
級アミンの割合が少ない程、炭酸塩は容易である
こと、逆に濃度が高くなる程、エチレンジアミン
含有が多い程、又、アミノ基に占める一級アミン
の割合いが多い程、脱炭酸が難しくなることを知
つた。これらのことより、エチレンアミン類の炭
酸塩の加熱脱炭酸によりエチレンジアミンを得る
ことは不可能のように思われた。
ン類の炭酸塩水溶液の加熱脱炭酸を種々試みた。
その結果、エチレンアミン類の炭酸塩についてそ
の濃度が低い程、エチレンジアミン含量が少ない
程、又、エチレンアミン類のアミノ基に占める一
級アミンの割合が少ない程、炭酸塩は容易である
こと、逆に濃度が高くなる程、エチレンジアミン
含有が多い程、又、アミノ基に占める一級アミン
の割合いが多い程、脱炭酸が難しくなることを知
つた。これらのことより、エチレンアミン類の炭
酸塩の加熱脱炭酸によりエチレンジアミンを得る
ことは不可能のように思われた。
しかし、更に鋭意検討した結果、実に興味深い
事実を発見した。
事実を発見した。
それは、エチレンアミン類の炭酸塩水溶液を加
熱脱炭酸した後、CO2分が残つた状態で蒸留した
ところ、炭酸ガスは留出することなく、塩基性の
最も強いエチレンジアミンを水と共に留出できた
ことである。この時、かま残液のCO2分はエチレ
ンジアミンと水の留出量の増加と共に濃縮されて
いつた。この理由を次のように推定している。
熱脱炭酸した後、CO2分が残つた状態で蒸留した
ところ、炭酸ガスは留出することなく、塩基性の
最も強いエチレンジアミンを水と共に留出できた
ことである。この時、かま残液のCO2分はエチレ
ンジアミンと水の留出量の増加と共に濃縮されて
いつた。この理由を次のように推定している。
即ち、蒸留時に留出したエチレンジアミン濃度
とかま残液のエチレンアミン類濃度を比較すると
常にかま残液の濃度が高い。そして、エチレンア
ミン類の塩基性は濃度により著しく異なり、濃度
が高い程それは強く、又、溶液状態と気体状態で
は溶液状態のそれが強いためにCO2分がかま残液
に選択的に保持されたものと考えている。尚、か
ま残液がエチレンジアミンよりも塩基性が弱いポ
リアミンであつてもCO2分を強く保持する。
とかま残液のエチレンアミン類濃度を比較すると
常にかま残液の濃度が高い。そして、エチレンア
ミン類の塩基性は濃度により著しく異なり、濃度
が高い程それは強く、又、溶液状態と気体状態で
は溶液状態のそれが強いためにCO2分がかま残液
に選択的に保持されたものと考えている。尚、か
ま残液がエチレンジアミンよりも塩基性が弱いポ
リアミンであつてもCO2分を強く保持する。
これはポリアミンの濃度が高いこと及びポリア
ミンが溶液状態であることによると考えている。
ミンが溶液状態であることによると考えている。
つまり、本発明によれば、エチレンジアミンを
含むエチレンアミン類炭酸塩水溶液を完全に脱炭
酸できなくても遊離のエチレンジアミンを取得で
きるのである。しかし、そのためには特定の場合
を除き、あらかじめ加熱脱炭酸することが不可欠
である。
含むエチレンアミン類炭酸塩水溶液を完全に脱炭
酸できなくても遊離のエチレンジアミンを取得で
きるのである。しかし、そのためには特定の場合
を除き、あらかじめ加熱脱炭酸することが不可欠
である。
エチレンアミン類の炭酸塩水溶液を加熱するこ
とにより炭酸ガスが揮散して遊離のエチレンアミ
ン類が生成する。しかし、先に述べたように、加
熱だけでは完全に脱炭酸できない。
とにより炭酸ガスが揮散して遊離のエチレンアミ
ン類が生成する。しかし、先に述べたように、加
熱だけでは完全に脱炭酸できない。
脱炭酸は通常、操作及び装置が簡単になること
から常圧で行なうのが良い。又、この時の温度は
80〜120℃が望ましい。脱炭酸は高温程良く進む。
そのため加圧して高温にすると良いが、操作及び
装置が複雑になるが、脱炭酸率はよくなる。この
ときの温度は120〜200℃である。又、脱炭酸は沸
騰下で行なうのが良い。これは沸騰させることに
より炭酸ガス分圧が下り脱炭酸がより進むものと
推察している。尚、この場合、揮散したエチレン
アミン類及び水を凝縮させてかま残部に戻す。脱
炭酸時にエチレンアミン類の炭酸塩水溶液に水蒸
気、窒素ガス、空気より選ばれた一種以上を導入
すると脱炭酸は更に進む。
から常圧で行なうのが良い。又、この時の温度は
80〜120℃が望ましい。脱炭酸は高温程良く進む。
そのため加圧して高温にすると良いが、操作及び
装置が複雑になるが、脱炭酸率はよくなる。この
ときの温度は120〜200℃である。又、脱炭酸は沸
騰下で行なうのが良い。これは沸騰させることに
より炭酸ガス分圧が下り脱炭酸がより進むものと
推察している。尚、この場合、揮散したエチレン
アミン類及び水を凝縮させてかま残部に戻す。脱
炭酸時にエチレンアミン類の炭酸塩水溶液に水蒸
気、窒素ガス、空気より選ばれた一種以上を導入
すると脱炭酸は更に進む。
エチレンアミン類の濃度は200〜600g/が望
ましい。低いと脱炭酸は進むが、後で水を除くの
に多量のエネルギーが必要になる。逆に高すぎる
と脱炭酸を充分に行なうことができず、次のエチ
レンジアミンの蒸留工程に於るエチレンジアミン
の取得率が低下する。
ましい。低いと脱炭酸は進むが、後で水を除くの
に多量のエネルギーが必要になる。逆に高すぎる
と脱炭酸を充分に行なうことができず、次のエチ
レンジアミンの蒸留工程に於るエチレンジアミン
の取得率が低下する。
又、上記エチレンアミン類のエチレンジアミン
の含量は10wt%以上、更に20wt%以上が望まし
い。この含量が低いと脱炭酸の面では良いが、エ
チレンジアミン単位重量当りの処理液量が増す。
の含量は10wt%以上、更に20wt%以上が望まし
い。この含量が低いと脱炭酸の面では良いが、エ
チレンジアミン単位重量当りの処理液量が増す。
本発明者らは、同一条件で、A)エチレンジア
ミン炭酸塩水溶液、B)エチレンジアミンとポリ
アミンの混合系炭酸塩水溶液、C)ポリアミン炭
酸塩水溶液について脱炭酸し、脱炭酸化率を比較
した。すると、エチレンジアミンとポリアミンの
割合及び濃度をB)にあわせてA)とC)から算
出した脱炭酸化率よりもB)の脱炭酸化率がより
良いことを見い出した。その効果はポリアミン含
量が多い程良く、エチレンアミン類のエチレンジ
アミン含量80wt%以下から効果的であつた。し
たがつて、エチレンアミン類のエチレンジアミン
含量は80wt%以下が望ましい。それ故、特に望
ましいエチレンジアミン含量は20〜80wt%であ
る。
ミン炭酸塩水溶液、B)エチレンジアミンとポリ
アミンの混合系炭酸塩水溶液、C)ポリアミン炭
酸塩水溶液について脱炭酸し、脱炭酸化率を比較
した。すると、エチレンジアミンとポリアミンの
割合及び濃度をB)にあわせてA)とC)から算
出した脱炭酸化率よりもB)の脱炭酸化率がより
良いことを見い出した。その効果はポリアミン含
量が多い程良く、エチレンアミン類のエチレンジ
アミン含量80wt%以下から効果的であつた。し
たがつて、エチレンアミン類のエチレンジアミン
含量は80wt%以下が望ましい。それ故、特に望
ましいエチレンジアミン含量は20〜80wt%であ
る。
又、脱炭酸時にアルコール、エーテルを添加す
ると脱炭酸をより進めることができる。アルコー
ルとしてはC3〜C5のアルコールが良く、特にC4
のアルコールが効果的である。エーテルとしては
ジオキサンが効果的である。
ると脱炭酸をより進めることができる。アルコー
ルとしてはC3〜C5のアルコールが良く、特にC4
のアルコールが効果的である。エーテルとしては
ジオキサンが効果的である。
加熱脱炭酸は回分式でも連続式でも構わない。
又、蒸留塔のように多段式でもよい。
又、蒸留塔のように多段式でもよい。
こうしてエチレンアミン類炭酸塩水溶液は、脱
炭酸される。脱炭酸は前述したように、条件、時
間により異なるが、後の蒸留を考慮するとCO2分
をエチレンアミン類に対して0.5モル倍以下、好
ましくは0.01〜0.5モル倍に低下させるのが好ま
しく、通常容易に達成される。
炭酸される。脱炭酸は前述したように、条件、時
間により異なるが、後の蒸留を考慮するとCO2分
をエチレンアミン類に対して0.5モル倍以下、好
ましくは0.01〜0.5モル倍に低下させるのが好ま
しく、通常容易に達成される。
本発明法では、エチレンアミン類の炭酸塩水溶
液を加熱脱炭酸した後、蒸留してエチレンジアミ
ンを水と共に留出させて取得することができる。
液を加熱脱炭酸した後、蒸留してエチレンジアミ
ンを水と共に留出させて取得することができる。
エチレンアミン類の炭酸塩水溶液を加熱脱炭酸
することなく蒸留すると、エチレンジアミンと共
に炭酸ガスも留出し、そして反応し、得られるも
のはエチレンジアミンの炭酸塩になる。
することなく蒸留すると、エチレンジアミンと共
に炭酸ガスも留出し、そして反応し、得られるも
のはエチレンジアミンの炭酸塩になる。
蒸留は単蒸留でも精留部を設けた多段蒸留でも
良い。しかし、より純度の高いエチレンジアミン
を得るためには後者が望ましい。又、回分式でも
連続式でも良い。又、蒸留時の温度は低い程、純
度の高いエチレンジアミンが得られるので、圧力
は常圧以下にして温度の上昇を防ぐことが好まし
い。加圧すると温度が上昇し、加熱脱炭酸で分解
し切れずに残つたエチレンアミン類の炭酸塩の一
部が分解して炭酸ガスを留出する恐れがある。
良い。しかし、より純度の高いエチレンジアミン
を得るためには後者が望ましい。又、回分式でも
連続式でも良い。又、蒸留時の温度は低い程、純
度の高いエチレンジアミンが得られるので、圧力
は常圧以下にして温度の上昇を防ぐことが好まし
い。加圧すると温度が上昇し、加熱脱炭酸で分解
し切れずに残つたエチレンアミン類の炭酸塩の一
部が分解して炭酸ガスを留出する恐れがある。
温度としてはエチレンアミン類の濃度が高い
程、又エチレンジアミン含量が高い程高くできる
が、150℃以下が好ましく、特に115℃以下が望ま
しい。
程、又エチレンジアミン含量が高い程高くできる
が、150℃以下が好ましく、特に115℃以下が望ま
しい。
加熱脱炭酸しきれずCO2分を少量残したエチレ
ンアミン類水溶液を蒸留するとエチレンジアミン
が水と共に留出し、炭酸ガスは実質的に留出しな
い。そして、かま残部には濃縮されたエチレンア
ミン類炭酸塩水溶液が留まる。
ンアミン類水溶液を蒸留するとエチレンジアミン
が水と共に留出し、炭酸ガスは実質的に留出しな
い。そして、かま残部には濃縮されたエチレンア
ミン類炭酸塩水溶液が留まる。
蒸留して取得できるエチレンジアミンの収率
は、蒸留するエチレンアミン類の濃度、エチレン
アミン類の組成、CO2分濃度、蒸留温度等によつ
て異なる。エチレンアミン類濃度が低い程、エチ
レンジアミン含量が低い程、CO2分濃度が低い
程、温度が低い程エチレンジアミンの収率を高く
できる。通常、CO2分に対してかま残液のエチレ
ンアミン類が等モルになるまで蒸留取得できる。
望ましくかま残液のエチレンアミン類に対して
CO2分がほぼ0.3〜0.8倍モルになるよう蒸留する
のが良い。
は、蒸留するエチレンアミン類の濃度、エチレン
アミン類の組成、CO2分濃度、蒸留温度等によつ
て異なる。エチレンアミン類濃度が低い程、エチ
レンジアミン含量が低い程、CO2分濃度が低い
程、温度が低い程エチレンジアミンの収率を高く
できる。通常、CO2分に対してかま残液のエチレ
ンアミン類が等モルになるまで蒸留取得できる。
望ましくかま残液のエチレンアミン類に対して
CO2分がほぼ0.3〜0.8倍モルになるよう蒸留する
のが良い。
尚、エチレンアミン類炭酸塩水溶液のCO2分が
少ない場合、例えばエチレンアミン類に対して
0.5倍モル以下である場合は、加熱脱炭酸するこ
となく、直接蒸留してエチレンジアミンを水と共
に留出させ取得することができる。
少ない場合、例えばエチレンアミン類に対して
0.5倍モル以下である場合は、加熱脱炭酸するこ
となく、直接蒸留してエチレンジアミンを水と共
に留出させ取得することができる。
遊離の及び炭酸塩のエチレンアミン類がエチレ
ンジアミンのみである場合、蒸留するとエチレン
ジアミンが水と共に留出し、かま残部は濃縮され
たエチレンジアミン炭酸塩水溶液になる。更に蒸
留してエチレンジアミンを得ようとするとかま残
部のエチレンジアミン炭酸塩の一部が分解して炭
酸ガスが留出する。従つて、蒸留によつてエチレ
ンジアミンの全てを取得することはできない。
尚、かま残部に留めるエチレンジアミンの量は、
CO2分の量が少ない程、蒸留温度が低い程、又か
ま残部のエチレンジアミン濃度が高い程少なくで
きる。通常、CO2分とほぼ等モル量まで残すこと
ができるが、1倍モルから3倍モル程度残すのが
好ましい。又、温度は高くてもエチレンジアミン
の塩基性が強いため、CO2分を強く保持できる
が、150℃以下が望ましい。又、蒸留によりエチ
レンジアミンの全てを取得したい場合は、かま残
部の濃縮されたエチレンジアミン炭酸塩水溶液を
先の加熱脱炭酸工程に循環すれば良い。
ンジアミンのみである場合、蒸留するとエチレン
ジアミンが水と共に留出し、かま残部は濃縮され
たエチレンジアミン炭酸塩水溶液になる。更に蒸
留してエチレンジアミンを得ようとするとかま残
部のエチレンジアミン炭酸塩の一部が分解して炭
酸ガスが留出する。従つて、蒸留によつてエチレ
ンジアミンの全てを取得することはできない。
尚、かま残部に留めるエチレンジアミンの量は、
CO2分の量が少ない程、蒸留温度が低い程、又か
ま残部のエチレンジアミン濃度が高い程少なくで
きる。通常、CO2分とほぼ等モル量まで残すこと
ができるが、1倍モルから3倍モル程度残すのが
好ましい。又、温度は高くてもエチレンジアミン
の塩基性が強いため、CO2分を強く保持できる
が、150℃以下が望ましい。又、蒸留によりエチ
レンジアミンの全てを取得したい場合は、かま残
部の濃縮されたエチレンジアミン炭酸塩水溶液を
先の加熱脱炭酸工程に循環すれば良い。
遊離の及び炭酸塩のエチレンアミン類がエチレ
ンジアミンとポリアミンの混合物である場合、エ
チレンジアミンのほぼ全てを蒸留して取得するこ
とができる。それは加熱脱炭酸で残つたCO2分を
ポリアミンの炭酸塩としてポリアミンに保持さ
せ、かま残部に留めることができるからである。
このことも本発明の特徴である。
ンジアミンとポリアミンの混合物である場合、エ
チレンジアミンのほぼ全てを蒸留して取得するこ
とができる。それは加熱脱炭酸で残つたCO2分を
ポリアミンの炭酸塩としてポリアミンに保持さ
せ、かま残部に留めることができるからである。
このことも本発明の特徴である。
即ち、塩基性はエチレンジアミンが最も強く、
溶液状態ではエチレンジアミンがCO2分と炭酸塩
を形成しているが、蒸留してエチレンジアミンを
留出させると下式の様にポリアミンがCO2分と炭
酸塩を形成すると推察している。
溶液状態ではエチレンジアミンがCO2分と炭酸塩
を形成しているが、蒸留してエチレンジアミンを
留出させると下式の様にポリアミンがCO2分と炭
酸塩を形成すると推察している。
EDA・H2CO3+P−EA蒸留
――→
P
−EA・H2CO3+EDA↑
EDA:エチレンジアミン
P−EA:ポリアミン
この場合、ポリアミンが保持するCO2分の量は
ポリアミンの種類、濃度及び温度によつて異な
り、一級アミンの多いポリアミン程、ポリアミン
の濃度が高い程、又、蒸留温度が低い程多くでき
る。しかしながら、温度の影響が最も大きく、
115℃以下であれば、通常ポリアミンに対して等
モルまで保持させ得るが、高純度のエチレンジア
ミンを取得するうえから0.3〜0.8倍モル程度保持
させるようにするのが望ましい。温度が115℃よ
りも高い場合、特に120℃以上の場合、ポリアミ
ンにCO2分を多く保持させることは難しくなる。
これはポリアミンの特筆すべきことであり、本発
明者らによつて初めて見い出された事実である。
従つて、ポリアミンにCO2分をより多く保持させ
る場合は常圧以下、減圧で操作するのが望まし
く、容易に115℃以下にできる。尚、温度は80〜
115℃が望ましい。又、CO2分をポリアミンだけ
でなくエチレンジアミンにも保持させることがで
き、この場合エチレンジアミンの一部をかま残部
に留めれば良い。又、温度が115℃より高い条件
で蒸留する場合は、ポリアミンにCO2分を多く保
持させることは難しくなるので、エチレンジアミ
ンの一部をかま残部に留めて、これにCO2分を保
持させれば良い。
ポリアミンの種類、濃度及び温度によつて異な
り、一級アミンの多いポリアミン程、ポリアミン
の濃度が高い程、又、蒸留温度が低い程多くでき
る。しかしながら、温度の影響が最も大きく、
115℃以下であれば、通常ポリアミンに対して等
モルまで保持させ得るが、高純度のエチレンジア
ミンを取得するうえから0.3〜0.8倍モル程度保持
させるようにするのが望ましい。温度が115℃よ
りも高い場合、特に120℃以上の場合、ポリアミ
ンにCO2分を多く保持させることは難しくなる。
これはポリアミンの特筆すべきことであり、本発
明者らによつて初めて見い出された事実である。
従つて、ポリアミンにCO2分をより多く保持させ
る場合は常圧以下、減圧で操作するのが望まし
く、容易に115℃以下にできる。尚、温度は80〜
115℃が望ましい。又、CO2分をポリアミンだけ
でなくエチレンジアミンにも保持させることがで
き、この場合エチレンジアミンの一部をかま残部
に留めれば良い。又、温度が115℃より高い条件
で蒸留する場合は、ポリアミンにCO2分を多く保
持させることは難しくなるので、エチレンジアミ
ンの一部をかま残部に留めて、これにCO2分を保
持させれば良い。
こうして、かま残部は濃厚なポリアミンの炭酸
塩水溶液である場合と濃厚なエチレンジアミンと
ポリアミンの炭酸塩水溶液である場合が生じる。
これらからも脱炭酸して遊離のエチレンアミン類
を得たい場合は次の様に操作すれば良い。
塩水溶液である場合と濃厚なエチレンジアミンと
ポリアミンの炭酸塩水溶液である場合が生じる。
これらからも脱炭酸して遊離のエチレンアミン類
を得たい場合は次の様に操作すれば良い。
即ち、ポリアミンの炭酸塩水溶液の場合、115
℃より高温で特に120℃以上の高温で加熱脱炭酸
すれば、ほぼ完全に脱炭酸でき遊離のポリアミン
を得ることができる。尚、得られた遊離のポリア
ミンの一部を先の蒸留工程に循環しても良い。循
環することにより、より多くのCO2分をポリアミ
ンに保持させることができるので、蒸留の前であ
る最初の加熱脱炭酸の条件を温和にすることがで
きる。
℃より高温で特に120℃以上の高温で加熱脱炭酸
すれば、ほぼ完全に脱炭酸でき遊離のポリアミン
を得ることができる。尚、得られた遊離のポリア
ミンの一部を先の蒸留工程に循環しても良い。循
環することにより、より多くのCO2分をポリアミ
ンに保持させることができるので、蒸留の前であ
る最初の加熱脱炭酸の条件を温和にすることがで
きる。
又、エチレンジアミンとポリアミンの炭酸塩水
溶液の場合も、115℃より高温、特に120℃以上の
高温で加熱脱炭酸すれば良い。そしてこの時気化
したエチレンジアミン、炭酸ガスと水蒸気は凝縮
させることなく、前述の蒸留の前である最初の加
熱脱炭酸工程に循環すれば、エチレンジアミンは
ほぼ全量蒸留工程で取得でき、ポリアミンはこの
蒸留後の加熱脱炭酸工程で遊離状態で得られる。
尚、得られたポリアミンの一部は蒸留工程に循環
しても良く、又蒸留前の加熱脱炭酸工程に循環し
てもよい。又、この加熱脱炭酸で有機溶剤を用い
ても良い。有機溶剤としては、C3〜C5のアルコ
ール、環状エーテル等が良く、更にはC4のアル
コール、ジオキサンが望ましい。この場合、1時
間以内で完全に脱炭酸できる。又、この加熱脱炭
酸で極少量CO2分がポリアミンに残る場合があ
る。この時は水酸化ナトリウム等の強アルカリ剤
をCO2分に対して当量以上用いれば良い。炭酸ナ
トリウム等の炭酸塩として分離できる。
溶液の場合も、115℃より高温、特に120℃以上の
高温で加熱脱炭酸すれば良い。そしてこの時気化
したエチレンジアミン、炭酸ガスと水蒸気は凝縮
させることなく、前述の蒸留の前である最初の加
熱脱炭酸工程に循環すれば、エチレンジアミンは
ほぼ全量蒸留工程で取得でき、ポリアミンはこの
蒸留後の加熱脱炭酸工程で遊離状態で得られる。
尚、得られたポリアミンの一部は蒸留工程に循環
しても良く、又蒸留前の加熱脱炭酸工程に循環し
てもよい。又、この加熱脱炭酸で有機溶剤を用い
ても良い。有機溶剤としては、C3〜C5のアルコ
ール、環状エーテル等が良く、更にはC4のアル
コール、ジオキサンが望ましい。この場合、1時
間以内で完全に脱炭酸できる。又、この加熱脱炭
酸で極少量CO2分がポリアミンに残る場合があ
る。この時は水酸化ナトリウム等の強アルカリ剤
をCO2分に対して当量以上用いれば良い。炭酸ナ
トリウム等の炭酸塩として分離できる。
以上のようにしてエチレンアミン類の炭酸塩水
溶液からエチレンジアミンを水と共に取得できる
し、又ポリアミンも取得できる。
溶液からエチレンジアミンを水と共に取得できる
し、又ポリアミンも取得できる。
このエチレンジアミンと水からエチレンジアミ
ンのみ得たい場合は、通常用いられている脱水操
作、即ち高圧脱水又は常圧脱水と高圧脱水の組み
合わせて操作すれば良い。
ンのみ得たい場合は、通常用いられている脱水操
作、即ち高圧脱水又は常圧脱水と高圧脱水の組み
合わせて操作すれば良い。
本発明の方法による利点を列記する。
(1) 加熱と蒸留による操作でエチレンアミン類の
炭酸塩水溶液からエチレンジアミンを取得でき
るので、水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム
といつた薬剤は必要とせず、省資源プロセスに
なる。
炭酸塩水溶液からエチレンジアミンを取得でき
るので、水酸化カルシウム、水酸化ナトリウム
といつた薬剤は必要とせず、省資源プロセスに
なる。
(2) 操作が簡単である。
(3) エチレンアミン類に含まれるポリアミンも遊
離の状態で得ることができる。
離の状態で得ることができる。
(4) 高濃度エチレンアミン類の炭酸塩水溶液も取
り扱うことができる。
り扱うことができる。
以下、実施例及び比較例で本発明を更に詳細に
説明する。
説明する。
実施例 1
エチレンジアミン(EDA):200g/、CO2:
145g/の水溶液500mlを環流冷却器を備えた1
の四つ口丸底フラスコに入れ、300Wのマント
ルヒーターを加熱源として沸点104℃で全環流方
式にて5時間加熱脱炭酸した。その結果、
EDA:205g/、CO2:19g/の水溶液を得
た。次に該水溶液100mlを冷却管及び精留塔(充
填物:2mmφガラスリング、充填高:200mm、内
径:20mmφ)を備えた200mlの四つ口丸底フラス
コに入れ、210Wのマントルヒーターで蒸留した。
蒸留は留出液85mlを得て終了し、その組成は、
EDA:135g/、CO2:0.12g/であつた。尚、
蒸留終了時のかま残液の温度は123℃であり、量
は5.0ml、組成はEDA:650g/、CO2:350g/
であつた。
145g/の水溶液500mlを環流冷却器を備えた1
の四つ口丸底フラスコに入れ、300Wのマント
ルヒーターを加熱源として沸点104℃で全環流方
式にて5時間加熱脱炭酸した。その結果、
EDA:205g/、CO2:19g/の水溶液を得
た。次に該水溶液100mlを冷却管及び精留塔(充
填物:2mmφガラスリング、充填高:200mm、内
径:20mmφ)を備えた200mlの四つ口丸底フラス
コに入れ、210Wのマントルヒーターで蒸留した。
蒸留は留出液85mlを得て終了し、その組成は、
EDA:135g/、CO2:0.12g/であつた。尚、
蒸留終了時のかま残液の温度は123℃であり、量
は5.0ml、組成はEDA:650g/、CO2:350g/
であつた。
実施例 2
実施例1の加熱脱炭酸で得た水溶液100mlを実
施例1の蒸留装置を用いアスピレーターにて絶対
圧100mmHgで窒素ガス10ml/minを通じながら減
圧蒸留した。
施例1の蒸留装置を用いアスピレーターにて絶対
圧100mmHgで窒素ガス10ml/minを通じながら減
圧蒸留した。
蒸留は留出液88ml得て終了し、その組成は
EDA:148g/、CO2<20mg/であつた。尚、
蒸留終了時のかま残液の温度は75℃であり、量は
4.4ml、組成はEDA:670g/、CO2:410g/
であつた。
EDA:148g/、CO2<20mg/であつた。尚、
蒸留終了時のかま残液の温度は75℃であり、量は
4.4ml、組成はEDA:670g/、CO2:410g/
であつた。
実施例 3
実施例2の操作において、かま残部の濃厚なエ
チレンジアミン炭酸塩水溶液を加熱脱炭酸工程に
循環する操作を付加したところ、供給エチレンジ
アミン炭酸塩水溶液中のEDAのほぼ全量を実質
的にCO2のない状態で水と共に蒸留取得すること
ができた。
チレンジアミン炭酸塩水溶液を加熱脱炭酸工程に
循環する操作を付加したところ、供給エチレンジ
アミン炭酸塩水溶液中のEDAのほぼ全量を実質
的にCO2のない状態で水と共に蒸留取得すること
ができた。
実施例 4
EDA:140g/、ピペラジン(P):7.6g/
、ジエチレントリアミン(DETA):92g/、
N−アミノエチルピペラジン(N−AEP):
13g/、トリエチレンテトラミン(TETA):
55g/、テトラエチレンペンタミン
(TEPA):25g/、ペンタエチレンヘキサミン
(PEHA):18g/、CO2:217g/の水溶液500
mlを実施例1と同様の操作で沸点105℃で加熱脱
炭酸した。その結果、CO2:18g/のエチレン
アミン類水溶液を得た。次に該水溶液100mlを実
施例2と同様に減圧蒸留した。蒸留は留出液68ml
得て終了し、その組成はEDA:139g/、CO2
<20mg/であつた。尚、蒸留終了時のかま残液
の温度は104℃であり、実質的にEDAは含まず、
混合ポリアミン:850g/、CO2:71g/で、
その量は25mlであつた。
、ジエチレントリアミン(DETA):92g/、
N−アミノエチルピペラジン(N−AEP):
13g/、トリエチレンテトラミン(TETA):
55g/、テトラエチレンペンタミン
(TEPA):25g/、ペンタエチレンヘキサミン
(PEHA):18g/、CO2:217g/の水溶液500
mlを実施例1と同様の操作で沸点105℃で加熱脱
炭酸した。その結果、CO2:18g/のエチレン
アミン類水溶液を得た。次に該水溶液100mlを実
施例2と同様に減圧蒸留した。蒸留は留出液68ml
得て終了し、その組成はEDA:139g/、CO2
<20mg/であつた。尚、蒸留終了時のかま残液
の温度は104℃であり、実質的にEDAは含まず、
混合ポリアミン:850g/、CO2:71g/で、
その量は25mlであつた。
実施例 5
実施例4の蒸留操作で得たかま残液20mlを環流
冷却器を備えた50mlの三つ口丸底フラスコに入
れ、マントルヒーターを加熱源として沸点136℃
で全環流方式にて30分間加熱脱炭酸した。その結
果、混合ポリアミン:860g/、CO2:4.3g/
の混合ポリアミン水溶液を得た。
冷却器を備えた50mlの三つ口丸底フラスコに入
れ、マントルヒーターを加熱源として沸点136℃
で全環流方式にて30分間加熱脱炭酸した。その結
果、混合ポリアミン:860g/、CO2:4.3g/
の混合ポリアミン水溶液を得た。
実施例 6
EDA:168g/、P:6.3g/、DETA:
77g/、N−AEP:11g/、TETA:46g/
、TEPA:21g/、PEHA:15g/、CO2:
214g/の水溶液500mlを実施例1と同様の操作
で沸点104℃で加熱脱炭酸した。その結果、
CO2:27g/のエチレンアミン類水溶液を得た。
次に該水溶液150mlを実施例1と同様に常圧で蒸
留した。蒸留は留出液96ml得て終了し、その組成
は、EDA:135g/、CO2:0.10g/であつた。
尚、蒸留終了時のかま残液の温度は131℃であり、
量は46ml、組成はEDA:180g/、混合ポリア
ミン:580g/、CO2:85g/であつた。
77g/、N−AEP:11g/、TETA:46g/
、TEPA:21g/、PEHA:15g/、CO2:
214g/の水溶液500mlを実施例1と同様の操作
で沸点104℃で加熱脱炭酸した。その結果、
CO2:27g/のエチレンアミン類水溶液を得た。
次に該水溶液150mlを実施例1と同様に常圧で蒸
留した。蒸留は留出液96ml得て終了し、その組成
は、EDA:135g/、CO2:0.10g/であつた。
尚、蒸留終了時のかま残液の温度は131℃であり、
量は46ml、組成はEDA:180g/、混合ポリア
ミン:580g/、CO2:85g/であつた。
実施例 7
実施例6の蒸留操作で得たかま残液40mlを冷却
器を備えた50mlの三つ口丸底フラスコに入れマン
トルヒーターを加熱源として136℃で30分間加熱
脱炭酸した。
器を備えた50mlの三つ口丸底フラスコに入れマン
トルヒーターを加熱源として136℃で30分間加熱
脱炭酸した。
その結果、混合ポリアミン:850g/、CO2:
4.0g/でEDAを含まない混合ポリアミン水溶
液を得た。尚、冷却器にはエチレンジアミン炭酸
塩が固化し付着していた。
4.0g/でEDAを含まない混合ポリアミン水溶
液を得た。尚、冷却器にはエチレンジアミン炭酸
塩が固化し付着していた。
実施例 8
EDA:90g、塩化ナトリウム180gを含む水溶液
1にシクロヘキサノン330mlを含むn−ブタノ
ール混合液1を加え10分間振盪した後、静定分
離した。
1にシクロヘキサノン330mlを含むn−ブタノ
ール混合液1を加え10分間振盪した後、静定分
離した。
次に静定分離して得たEDA:60.0g/の有機
相800mlに純水200mlを加え、水飽和の炭酸ガスを
300ml/minで4時間吹き込み、EDA:196g/
、CO2:140g/のエチレンジアミン炭酸塩水
溶液を得た。次に該エチレンジアミン炭酸塩水溶
液200ml実施例1と同様に加熱脱炭酸、常圧蒸留
した。その結果、EDA:130g/、CO2:
0.14g/の留出液86mlを得た。
相800mlに純水200mlを加え、水飽和の炭酸ガスを
300ml/minで4時間吹き込み、EDA:196g/
、CO2:140g/のエチレンジアミン炭酸塩水
溶液を得た。次に該エチレンジアミン炭酸塩水溶
液200ml実施例1と同様に加熱脱炭酸、常圧蒸留
した。その結果、EDA:130g/、CO2:
0.14g/の留出液86mlを得た。
比較例 1
EDA:200g/、CO2:145g/の水溶液100
mlを実施例1と同様に蒸留した。その結果、炭酸
ガスが大量に発生し、留出液はエチレンジアミン
炭酸塩水溶液であつた。
mlを実施例1と同様に蒸留した。その結果、炭酸
ガスが大量に発生し、留出液はエチレンジアミン
炭酸塩水溶液であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エチレンジアミンを含むエチレンアミン類に
対して二酸化炭素分が0.5倍モル以下であるエチ
レンジアミンを含むエチレンアミン類の炭酸塩水
溶液を蒸留してエチレンジアミンを水と共に留出
させて取得することを特徴とするエチレンアミン
類炭酸塩水溶液からエチレンアミン類を得る方
法。 2 エチレンジアミンを含むエチレンアミン類の
炭酸塩水溶液を加熱脱炭酸した後、蒸留してエチ
レンジアミンを水と共に留出させて取得すること
を特徴とするエチレンアミン類炭酸塩水溶液から
エチレンアミン類を得る方法。 3 エチレンアミン類のエチレンジアミン含有量
が20〜80重量%である特許請求の範囲第2項記載
の方法。 4 加熱脱炭酸時に水蒸気、窒素ガス、空気より
選ばれた一種以上を導入する特許請求の範囲第2
項又は第3項いずれか記載の方法。 5 加熱脱炭酸で二酸化炭素分をエチレンアミン
類に対して0.5倍モル以下にした後、蒸留する特
許請求の範囲第2項から第4項いずれか記載の方
法。 6 エチレンジアミンの蒸留を150℃以下、好ま
しくは115℃以下で行なう特許請求の範囲第2か
ら第5項いずれか記載の方法。 7 エチレンアミン類の炭酸塩水溶液のエチレン
アミン類がエチレンジアミンであるとき、蒸留後
のかま残液を加熱脱炭酸工程に循環する特許請求
の範囲第2項から第6項いずれか記載の方法。 8 エチレンアミン類の炭酸塩水溶液のエチレン
アミン類がエチレンジアミンとポリアミンからな
るとき、蒸留後のかま残液を115℃よりも高い温
度で加熱脱炭酸する特許請求の範囲第2項から第
6項いずれか記載の方法。 9 特許請求の範囲第8項に於て、蒸留後のかま
残液を115℃よりも高い温度で加熱脱炭して発生
するエチレンジアミンと炭酸ガス及び水を主成分
とする蒸気をエチレンアミン類の炭酸塩水溶液の
加熱脱炭酸工程に循環する特許請求の範囲第8項
記載の方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58034650A JPS59161338A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | エチレンアミン類炭酸塩水溶液からエチレンアミン類を得る方法 |
| CA000448527A CA1209519A (en) | 1983-03-04 | 1984-02-29 | Process for recovering ethyleneamines from aqueous solution of ethyleneamine carbonates |
| US06/584,740 US4650906A (en) | 1983-03-04 | 1984-02-29 | Process for recovering ethyleneamines from aqueous solution of ethyleneamine carbonates |
| DE8484301375T DE3472953D1 (en) | 1983-03-04 | 1984-03-02 | Process for recovering ethyleneamines from aqueous solution of ethyleneamine carbonates |
| EP84301375A EP0118290B1 (en) | 1983-03-04 | 1984-03-02 | Process for recovering ethyleneamines from aqueous solution of ethyleneamine carbonates |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58034650A JPS59161338A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | エチレンアミン類炭酸塩水溶液からエチレンアミン類を得る方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59161338A JPS59161338A (ja) | 1984-09-12 |
| JPH0259822B2 true JPH0259822B2 (ja) | 1990-12-13 |
Family
ID=12420311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58034650A Granted JPS59161338A (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | エチレンアミン類炭酸塩水溶液からエチレンアミン類を得る方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4650906A (ja) |
| EP (1) | EP0118290B1 (ja) |
| JP (1) | JPS59161338A (ja) |
| CA (1) | CA1209519A (ja) |
| DE (1) | DE3472953D1 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6153049A (en) * | 1998-03-25 | 2000-11-28 | The Dow Chemical Company | Method for inhibiting the deposition of white pitch in paper production using ethylene amine compound |
| US8437368B2 (en) * | 2003-06-04 | 2013-05-07 | Nokia Corporation | System and method for handing over a call from a packet-switched network to a circuit-switched network |
| CN102056889B (zh) * | 2008-07-03 | 2016-01-20 | 三菱化学株式会社 | 五亚甲基二胺的制造方法和聚酰胺树脂的制造方法 |
| JP5548864B2 (ja) * | 2008-07-03 | 2014-07-16 | 三菱化学株式会社 | 精製ペンタメチレンジアミンの製造方法及びポリアミド樹脂の製造方法 |
| JP5729085B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2015-06-03 | 三菱化学株式会社 | ペンタメチレンジアミンの製造方法及びポリアミド樹脂の製造方法 |
| US8921601B2 (en) * | 2013-01-09 | 2014-12-30 | Chem Group, Inc. | Process for recovery of alkanolamines used in amine sweetening processes |
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