JPH028033B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH028033B2 JPH028033B2 JP57058984A JP5898482A JPH028033B2 JP H028033 B2 JPH028033 B2 JP H028033B2 JP 57058984 A JP57058984 A JP 57058984A JP 5898482 A JP5898482 A JP 5898482A JP H028033 B2 JPH028033 B2 JP H028033B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- butyl
- tert
- lower fatty
- fatty acid
- supporting electrolyte
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
本発明は陽極酸化反応を利用して、2,6−ジ
−tert−ブチル−4−アシロキシメチルフエノー
ルを製造する方法に関する。 2,6−ジ−tert−ブチル−4−アシロキシメ
チルフエノールは、フエノール系酸化防止剤の製
造中間体として用いられている。 この化合物の製法としては、2,6−ジ−tert
−ブチルフエノールとパラホルムアルデヒドを酢
酸中で反応させて、4−位置にアセトキシメチル
基を導入する方法(USP 3052715)が公知であ
る。しかしこの方法は、収率が低く、改良が望ま
れていた。 また他の製法として、臭素を触媒に用い、2,
6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノールと
酢酸を反応させて、4−位置のメチル基をアセト
キシメチル基とする方法(J.Am.Chem.Soc.75巻
734〜736ページ 1953年)が公知である。しか
しこの方法においては、水が共存する場合は、反
応が著しく影響を受け、4−位置がホルミル基の
化合物(後記一般式)が得られ、さらに酢酸銀
を触媒として、2,6−ジ−tert−ブチル−4−
メチルフエノールを酢酸と反応させる方法
(Bull.Chem.Soc.Jpn.631〜2ページ、1979年)が
公知であるが、反応温度が118℃と高温を必要と
する。 一方、電解酸化を利用して、芳香族化合物の側
鎖メチルを酢酸中でアセトキシ化することも、従
来から試みられており、2,6−ジ−tert−ブチ
ル−4−メチルフエノールを陽極酸化することに
関しては、J.Chem.Soc.(C)3214ページ(1971年)
が報告されている。しかし、この文献には、2,
6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノールを
酢酸ナトリウムの存在下に陽極酸化すると、4−
アセトキシ−2,6−ジ−tert−ブチル−4−メ
チル−シクロヘキサ−2,5−ジエノンが主成分
として得られ、2,6−ジ−tert−ブチル−4−
アセトキシメチルフエノールの収量はわずかであ
ることが開示されているだけである。 これに対し、本発明者らは、2,6−ジ−tert
−ブチル−4−メチルフエノールの電解反応の条
件について更に検討を行ない、酢酸等の低級脂肪
酸の存在下に、下記の陽極酸化反応を行なうにあ
たり、支持電解質として酸性または中性の化合物
を用いることにより、ジエノン化合物()およ
びアルデヒド化合物()の副生を抑制し、目的
化合物()が高収率、高選択率、高電流効率で
得られることを見出 し、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、2,6−ジ−tert−ブチル
−4−メチルフエノールを一般式 RCOOH () (Rは、メチル、エチルまたはプロピル基)で示
される低級脂肪酸を含有する溶媒中で、酸性また
は中性の化合物から選ばれる支持電解質の存在下
に、陽極酸化することを特徴とする一般式 (Rは前記同様)で示される2,6−ジ−tert−
ブチル−4−アシロキシメチルフエノールの製法
に関する。 本発明に使用される低級脂肪酸は、前記一般式
()で示される酢酸、プロピオン酸および酪酸
から選ばれる化合物である。これらの低級脂肪酸
は、更に他の溶媒と併用してもよい。原料や支持
電解質等の各成分の溶解度を向上させ、また電解
効率を向上させ、さらには目的化合物()の選
択率を向上させ、あるいは端子電圧を低下させる
ために、これら低級脂肪酸に他の溶媒を添加併用
することは有効である。 この目的で用いられる他の溶媒としては、塩化
メチレン、ジクロロエタンどのハロゲン化炭化水
素類、アセトニトリルなどの非プロトン性有機溶
媒、ターシヤリーブタノールなどの第三アルコー
ルがある。これらの中では、とくに塩化メチレン
が好ましい。 使用される支持電解質は、酸性または中性の化
合物から選ばれる少なくとも1種類以上の化合物
である。これらの化合物を使用することにより、
ジエノン化合物()の副生が抑制され、目的化
合物()が選択的に得られる。 酸性または中性の化合物のうちでは、とくに硫
酸、硫酸アンモニウムなどの硫酸類、ベンゼンス
ルホン酸、パラトルエンスルホン酸などのスルホ
ン酸類、過塩素酸リチウム、過塩素酸ナトリウム
などの過塩素酸類、臭化リチウム、臭化カリウム
などのアルカリ金属ハロゲン化物、臭化テトラエ
チルアンモニウム、過塩素酸テトラエチルアンモ
ニウム、パラトルエンスルホン酸テトラエチルア
ンモニウムなどのアンモニウム塩類が好適であ
り、必要に応じて1種または2種以上が併用され
る。中でもアンモニウム塩類は、目的化合物
()の選択率を向上させる点において好適であ
る。 本発明において、2,6−ジ−tert−4−メチ
ルフエノールの仕込濃度は通常約0.01ないし約
2.0M/であり、とくに約0.1ないし約1.0M/
の範囲が好適である。 また低級脂肪酸に添加される第二溶媒の仕込割
合は、通常0〜90容積%の範囲で、溶質の溶解度
および端子電圧を考慮して好適な割合に設定する
ことができる。 さらに支持電解質の仕込割合は、その濃度とし
て、通常0.01ないし3M/、好ましくは0.1ない
し1.5M/の範囲である。 電解セル様式としては、陽陰両極を同一セル中
に対峙させた非分離型セルが使用されるが、各種
多孔質膜、イオン交換膜等で陽陰両極を分離する
分離型セルを使用することもできる。 電極には、白金、ニツケル、鉛あるいは黒鉛な
どの炭素が好適に用いられ、中でも白金または炭
素が好適である。 電解温度は、種々変えることができるが、一般
には低級脂肪酸などの電解液の融点、支持電解質
の溶解性、原料である被電解質あるいは電解によ
つて生成される目的化合物()の溶解性を考慮
して決定される。本発明では、電解温度をとくに
約10ないし約70℃の範囲とすることが好ましい。
さらに付言すれば、常温常圧下での実施でも十分
な効果が得られる。 電解反応の電流密度は、通常約1〜100mA/
cm2(約0.1〜10A/dm2)の範囲内から選択され、
とくに約5〜50mA/cm2(約0.5〜5A/dm2)の
範囲内が好適である。 通電する電気量は、電流効率を決定する重要な
因子であり、本発明では、理論的必要電気量(原
料2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノ
ール1モル当り、2フアラデー)で充分である
が、必要に応じて更に多量の電気量とすることが
できる。しかしながらこの場合は、前記のアルデ
ヒド化合物()の生成を抑制するために、上記
理論的電気量の約1.5倍以下に留めることが望ま
しい。 次に実施例により説明する。 実施例 1 50mlの枝付試験管反応器に温度計および2cm×
3cmの黒鉛陽極および2cm×3cmの白金陰極を5
mm隔てて取り付けた。これに2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフエノール(以下BHTと略称
する)0.88g、パラトルエンスルホン酸テトラエ
チルアンモニウム1.0g、酢酸30mlを加えて均一
に溶解した。反応器を水浴下に25〜27℃に保ちつ
つ端子電圧19〜20Volt、電流密度10mA/cm2で
8.0×10-3フアラデーの電気量を通電した。電解
終了後、少量の水で水洗したのち油層をガスクロ
マトグラフイーおよび高速液体クロマトグラフイ
ーで分析したところBHTの転化率は91%、2,
6−ジ−t−ブチル−4−アセトキシメチルフエ
ノール()の収率は79%(選択率87%、電流効
率79%)で、副生成物は2,6−ジ−t−ブチル
−4−アセトキシ−4−メチル−シクロヘキサ−
2,5−ジエノン()2.7%および3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド
(、R=CH3)0.7%であつた。 実施例 2 実施例1において陽極に2cm×3cmの白金を使
用し、パラトルエンスルホン酸テトラエチルアン
モニウムのかわりに臭化テトラエチルアンモニウ
ム0.84gを用いた他は全く同様に実施したところ
BHT転化率は70%、目的化合物(、R=CH3)
の収率は65%(選択率93%、電流効率46%)であ
つた。 実施例3〜8、比較例1〜2 実施例1において電極、支持電解質および電気
量をそれぞれ変えて行つた実施例3〜8を比較例
1〜2と合わせて表1にまとめて示す。変更した
項目以外は実施例1と同様に行つた。
−tert−ブチル−4−アシロキシメチルフエノー
ルを製造する方法に関する。 2,6−ジ−tert−ブチル−4−アシロキシメ
チルフエノールは、フエノール系酸化防止剤の製
造中間体として用いられている。 この化合物の製法としては、2,6−ジ−tert
−ブチルフエノールとパラホルムアルデヒドを酢
酸中で反応させて、4−位置にアセトキシメチル
基を導入する方法(USP 3052715)が公知であ
る。しかしこの方法は、収率が低く、改良が望ま
れていた。 また他の製法として、臭素を触媒に用い、2,
6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノールと
酢酸を反応させて、4−位置のメチル基をアセト
キシメチル基とする方法(J.Am.Chem.Soc.75巻
734〜736ページ 1953年)が公知である。しか
しこの方法においては、水が共存する場合は、反
応が著しく影響を受け、4−位置がホルミル基の
化合物(後記一般式)が得られ、さらに酢酸銀
を触媒として、2,6−ジ−tert−ブチル−4−
メチルフエノールを酢酸と反応させる方法
(Bull.Chem.Soc.Jpn.631〜2ページ、1979年)が
公知であるが、反応温度が118℃と高温を必要と
する。 一方、電解酸化を利用して、芳香族化合物の側
鎖メチルを酢酸中でアセトキシ化することも、従
来から試みられており、2,6−ジ−tert−ブチ
ル−4−メチルフエノールを陽極酸化することに
関しては、J.Chem.Soc.(C)3214ページ(1971年)
が報告されている。しかし、この文献には、2,
6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノールを
酢酸ナトリウムの存在下に陽極酸化すると、4−
アセトキシ−2,6−ジ−tert−ブチル−4−メ
チル−シクロヘキサ−2,5−ジエノンが主成分
として得られ、2,6−ジ−tert−ブチル−4−
アセトキシメチルフエノールの収量はわずかであ
ることが開示されているだけである。 これに対し、本発明者らは、2,6−ジ−tert
−ブチル−4−メチルフエノールの電解反応の条
件について更に検討を行ない、酢酸等の低級脂肪
酸の存在下に、下記の陽極酸化反応を行なうにあ
たり、支持電解質として酸性または中性の化合物
を用いることにより、ジエノン化合物()およ
びアルデヒド化合物()の副生を抑制し、目的
化合物()が高収率、高選択率、高電流効率で
得られることを見出 し、本発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、2,6−ジ−tert−ブチル
−4−メチルフエノールを一般式 RCOOH () (Rは、メチル、エチルまたはプロピル基)で示
される低級脂肪酸を含有する溶媒中で、酸性また
は中性の化合物から選ばれる支持電解質の存在下
に、陽極酸化することを特徴とする一般式 (Rは前記同様)で示される2,6−ジ−tert−
ブチル−4−アシロキシメチルフエノールの製法
に関する。 本発明に使用される低級脂肪酸は、前記一般式
()で示される酢酸、プロピオン酸および酪酸
から選ばれる化合物である。これらの低級脂肪酸
は、更に他の溶媒と併用してもよい。原料や支持
電解質等の各成分の溶解度を向上させ、また電解
効率を向上させ、さらには目的化合物()の選
択率を向上させ、あるいは端子電圧を低下させる
ために、これら低級脂肪酸に他の溶媒を添加併用
することは有効である。 この目的で用いられる他の溶媒としては、塩化
メチレン、ジクロロエタンどのハロゲン化炭化水
素類、アセトニトリルなどの非プロトン性有機溶
媒、ターシヤリーブタノールなどの第三アルコー
ルがある。これらの中では、とくに塩化メチレン
が好ましい。 使用される支持電解質は、酸性または中性の化
合物から選ばれる少なくとも1種類以上の化合物
である。これらの化合物を使用することにより、
ジエノン化合物()の副生が抑制され、目的化
合物()が選択的に得られる。 酸性または中性の化合物のうちでは、とくに硫
酸、硫酸アンモニウムなどの硫酸類、ベンゼンス
ルホン酸、パラトルエンスルホン酸などのスルホ
ン酸類、過塩素酸リチウム、過塩素酸ナトリウム
などの過塩素酸類、臭化リチウム、臭化カリウム
などのアルカリ金属ハロゲン化物、臭化テトラエ
チルアンモニウム、過塩素酸テトラエチルアンモ
ニウム、パラトルエンスルホン酸テトラエチルア
ンモニウムなどのアンモニウム塩類が好適であ
り、必要に応じて1種または2種以上が併用され
る。中でもアンモニウム塩類は、目的化合物
()の選択率を向上させる点において好適であ
る。 本発明において、2,6−ジ−tert−4−メチ
ルフエノールの仕込濃度は通常約0.01ないし約
2.0M/であり、とくに約0.1ないし約1.0M/
の範囲が好適である。 また低級脂肪酸に添加される第二溶媒の仕込割
合は、通常0〜90容積%の範囲で、溶質の溶解度
および端子電圧を考慮して好適な割合に設定する
ことができる。 さらに支持電解質の仕込割合は、その濃度とし
て、通常0.01ないし3M/、好ましくは0.1ない
し1.5M/の範囲である。 電解セル様式としては、陽陰両極を同一セル中
に対峙させた非分離型セルが使用されるが、各種
多孔質膜、イオン交換膜等で陽陰両極を分離する
分離型セルを使用することもできる。 電極には、白金、ニツケル、鉛あるいは黒鉛な
どの炭素が好適に用いられ、中でも白金または炭
素が好適である。 電解温度は、種々変えることができるが、一般
には低級脂肪酸などの電解液の融点、支持電解質
の溶解性、原料である被電解質あるいは電解によ
つて生成される目的化合物()の溶解性を考慮
して決定される。本発明では、電解温度をとくに
約10ないし約70℃の範囲とすることが好ましい。
さらに付言すれば、常温常圧下での実施でも十分
な効果が得られる。 電解反応の電流密度は、通常約1〜100mA/
cm2(約0.1〜10A/dm2)の範囲内から選択され、
とくに約5〜50mA/cm2(約0.5〜5A/dm2)の
範囲内が好適である。 通電する電気量は、電流効率を決定する重要な
因子であり、本発明では、理論的必要電気量(原
料2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエノ
ール1モル当り、2フアラデー)で充分である
が、必要に応じて更に多量の電気量とすることが
できる。しかしながらこの場合は、前記のアルデ
ヒド化合物()の生成を抑制するために、上記
理論的電気量の約1.5倍以下に留めることが望ま
しい。 次に実施例により説明する。 実施例 1 50mlの枝付試験管反応器に温度計および2cm×
3cmの黒鉛陽極および2cm×3cmの白金陰極を5
mm隔てて取り付けた。これに2,6−ジ−t−ブ
チル−4−メチルフエノール(以下BHTと略称
する)0.88g、パラトルエンスルホン酸テトラエ
チルアンモニウム1.0g、酢酸30mlを加えて均一
に溶解した。反応器を水浴下に25〜27℃に保ちつ
つ端子電圧19〜20Volt、電流密度10mA/cm2で
8.0×10-3フアラデーの電気量を通電した。電解
終了後、少量の水で水洗したのち油層をガスクロ
マトグラフイーおよび高速液体クロマトグラフイ
ーで分析したところBHTの転化率は91%、2,
6−ジ−t−ブチル−4−アセトキシメチルフエ
ノール()の収率は79%(選択率87%、電流効
率79%)で、副生成物は2,6−ジ−t−ブチル
−4−アセトキシ−4−メチル−シクロヘキサ−
2,5−ジエノン()2.7%および3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド
(、R=CH3)0.7%であつた。 実施例 2 実施例1において陽極に2cm×3cmの白金を使
用し、パラトルエンスルホン酸テトラエチルアン
モニウムのかわりに臭化テトラエチルアンモニウ
ム0.84gを用いた他は全く同様に実施したところ
BHT転化率は70%、目的化合物(、R=CH3)
の収率は65%(選択率93%、電流効率46%)であ
つた。 実施例3〜8、比較例1〜2 実施例1において電極、支持電解質および電気
量をそれぞれ変えて行つた実施例3〜8を比較例
1〜2と合わせて表1にまとめて示す。変更した
項目以外は実施例1と同様に行つた。
【表】
実施例 9
実施例1において溶媒として酢酸7.5mlおよび
塩化メチレン22.5mlの混合溶媒を用いた以外は全
く同様に電解反応を行つた。電解終了時まで端子
電圧は7〜8Voltに維持され、分析の結果BHT
転化率は91%、目的化合物()の収率は88%
(選択率97%、電流効率88%)であつた。このと
きの副生物として()1.0%および3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド
()1.3%を確認した。 実施例 10 実施例9において支持電解質としてパラトルエ
ンスルホン酸テトラエチルアンモニウム1.0gお
よびパラトルエンスルホン酸0.3gを用いた以外
は同様に実施した。電解終了時まで端子電圧は5
〜6Voltに維持されBHT転化率は92%、目的化
合物の収率は88%(選択率95%、電流効率88%)
であつた。 実施例 11 実施例1において溶媒を酢酸7.5mlおよびアセ
トニトリル22.5mlの混合溶媒にかえて実施したと
ころ、端子電圧は2.3〜2.5Voltに維持されBHT
転化率は92%、目的化合物()の収率は73%
(選択率80%、電流効率73%)であつた。 実施例 12 実施例1において溶媒を酢酸27mlおよび第3級
ブチルアルコール3mlの混合溶媒にかえて実施し
た(端子電圧は21〜22Volt)。反応液を分折した
結果BHTの転化率は86%、目的化合物の収率は
76%(選択率85%、電流効率76%)であつた。 実施例 13 実施例1と同じ反応器および電極を使用して
BHT6.17g、酢酸7.5ml、塩化メチレン22.5mlお
よびパラトルエンスルホン酸テトラエチルアンモ
ニウム3.0gを均一に溶解したのち、端子電圧
15Volt、電流密度35mA/cm2で5.6×10-2フアラ
デーの電気量を通電した。電解終了後の反応液を
分折した結果、BHTの転化率は89%、目的化合
物()の収率は79%(選択率89%、電流効率79
%)であつた。 実施例 14 実施例9において溶媒をプロピオン酸10mlおよ
び塩化メチレン20mlの混合溶媒に変えた以外は全
く同様に電解した。その結果BHTの転化率は94
%、2,6−ジ−t−ブチル−4−プロピオニル
オキシメチルフエノールの収率は82%(選択率88
%、電流効率82%)であつた。 実施例 15 実施例9において溶媒を酪酸10mlおよび塩化メ
チレン20mlの混合溶媒に変えた以外は全く同様に
電解した。その結果BHTの転化率は90%、2,
6−ジ−t−ブチル−4−ブチリルオキシメチル
フエノールの収率は79%(選択率88%、電流効率
79%)であつた。
塩化メチレン22.5mlの混合溶媒を用いた以外は全
く同様に電解反応を行つた。電解終了時まで端子
電圧は7〜8Voltに維持され、分析の結果BHT
転化率は91%、目的化合物()の収率は88%
(選択率97%、電流効率88%)であつた。このと
きの副生物として()1.0%および3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド
()1.3%を確認した。 実施例 10 実施例9において支持電解質としてパラトルエ
ンスルホン酸テトラエチルアンモニウム1.0gお
よびパラトルエンスルホン酸0.3gを用いた以外
は同様に実施した。電解終了時まで端子電圧は5
〜6Voltに維持されBHT転化率は92%、目的化
合物の収率は88%(選択率95%、電流効率88%)
であつた。 実施例 11 実施例1において溶媒を酢酸7.5mlおよびアセ
トニトリル22.5mlの混合溶媒にかえて実施したと
ころ、端子電圧は2.3〜2.5Voltに維持されBHT
転化率は92%、目的化合物()の収率は73%
(選択率80%、電流効率73%)であつた。 実施例 12 実施例1において溶媒を酢酸27mlおよび第3級
ブチルアルコール3mlの混合溶媒にかえて実施し
た(端子電圧は21〜22Volt)。反応液を分折した
結果BHTの転化率は86%、目的化合物の収率は
76%(選択率85%、電流効率76%)であつた。 実施例 13 実施例1と同じ反応器および電極を使用して
BHT6.17g、酢酸7.5ml、塩化メチレン22.5mlお
よびパラトルエンスルホン酸テトラエチルアンモ
ニウム3.0gを均一に溶解したのち、端子電圧
15Volt、電流密度35mA/cm2で5.6×10-2フアラ
デーの電気量を通電した。電解終了後の反応液を
分折した結果、BHTの転化率は89%、目的化合
物()の収率は79%(選択率89%、電流効率79
%)であつた。 実施例 14 実施例9において溶媒をプロピオン酸10mlおよ
び塩化メチレン20mlの混合溶媒に変えた以外は全
く同様に電解した。その結果BHTの転化率は94
%、2,6−ジ−t−ブチル−4−プロピオニル
オキシメチルフエノールの収率は82%(選択率88
%、電流効率82%)であつた。 実施例 15 実施例9において溶媒を酪酸10mlおよび塩化メ
チレン20mlの混合溶媒に変えた以外は全く同様に
電解した。その結果BHTの転化率は90%、2,
6−ジ−t−ブチル−4−ブチリルオキシメチル
フエノールの収率は79%(選択率88%、電流効率
79%)であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフエ
ノールを一般式 RCOOH () (Rは、メチル、エチルまたはプロピル基)で示
される低級脂肪酸を含有する溶媒中で、酸性また
は中性の化合物から選ばれる支持電解質の存在下
に陽極酸化することを特徴とする一般式 (Rは前記同様)で示される2,6−ジ−tert−
ブチル−4−アシロキシメチルフエノールの製
法。 2 支持電解質が、硫酸類、スルホン酸類、過塩
素酸類、アルカリ金属ハロゲン化物、アンモニウ
ム塩類から選ばれることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の製法。 3 陽極が、白金または炭素であることを特徴と
する特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
方法。 4 該低級脂肪酸を含有する溶媒が、該低級脂肪
酸の他にさらにハロゲン化炭化水素、非プロトン
性有機溶媒および第三アルコールから選ばれる溶
媒を含有することを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57058984A JPS58177482A (ja) | 1982-04-10 | 1982-04-10 | 2,6−ジ−tert−ブチル−4−アシロキシメチルフエノ−ルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57058984A JPS58177482A (ja) | 1982-04-10 | 1982-04-10 | 2,6−ジ−tert−ブチル−4−アシロキシメチルフエノ−ルの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58177482A JPS58177482A (ja) | 1983-10-18 |
| JPH028033B2 true JPH028033B2 (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=13100109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57058984A Granted JPS58177482A (ja) | 1982-04-10 | 1982-04-10 | 2,6−ジ−tert−ブチル−4−アシロキシメチルフエノ−ルの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58177482A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017009651A1 (en) * | 2015-07-14 | 2017-01-19 | F2G Limited | 2-amino-1,3,4-thiadiazine and 2-amino-1,3,4-oxadiazine based antifungal agents |
-
1982
- 1982-04-10 JP JP57058984A patent/JPS58177482A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017009651A1 (en) * | 2015-07-14 | 2017-01-19 | F2G Limited | 2-amino-1,3,4-thiadiazine and 2-amino-1,3,4-oxadiazine based antifungal agents |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58177482A (ja) | 1983-10-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU2016311135A1 (en) | Method for the preparation of (4S)-4-(4-cyano-2-methoxyphenyl)-5-ethoxy-2,8-dimethyl-1,4-dihydro-1-6-naphthyridine-3-carboxamide and recovery of (4S)-4-(4-cyano-2-methoxyphenyl)-5-ethoxy-2,8-dimethyl-1,4-dihydro-1-6-naphthyridine-3-carboxamide by electrochemical methods | |
| US4402804A (en) | Electrolytic synthesis of aryl alcohols, aryl aldehydes, and aryl acids | |
| Pletcher et al. | The reduction of acetophenone to ethylbenzene at a platinised platinum electrode | |
| JP3905839B2 (ja) | 結合した電気合成によるブタンテトラカルボン酸誘導体の製造 | |
| JP2799339B2 (ja) | ヒドロキシカルボン酸エステルの製法 | |
| US7863486B2 (en) | Electrochemical preparation of sterically hindered amines | |
| JPH028033B2 (ja) | ||
| JPS6249358B2 (ja) | ||
| US4405816A (en) | 4,4'-Diphenyl ether-dialdehyde-bis-dimethylacetal | |
| Yadav et al. | Enantioselective Cathodic Reduction of Some Prochiral Ketones in the Presence of (1 R, 2 S)-(-)-N, N-Dimethylephedrinium Tetrafluoroborate at a Mercury Pool Cathode | |
| JP4755458B2 (ja) | 2−アルキン−1−アセタールの製造方法 | |
| Shen et al. | Triarylamine mediated desulfurization of S-arylthiobenzoates and a tosylhydrazone derivative | |
| US4441970A (en) | Electrochemical preparation of 2,5-dialkoxy-2,5-dihydrofurans | |
| US4475992A (en) | Cyclohexadiene derivatives and process for preparing the same | |
| JPS6039183A (ja) | テレフタルアルデヒドの製造方法 | |
| JPS62998B2 (ja) | ||
| JP2599746B2 (ja) | エポキシケトンの開裂法 | |
| JP2598010B2 (ja) | エポキシケトンの開裂方法 | |
| JP2632832B2 (ja) | ポリフルオロベンジルアルコールの製造方法 | |
| MX2012009124A (es) | Metodo para producir 4-isopropilciclohexilmetanol. | |
| JPH0143030B2 (ja) | ||
| JPS5853075B2 (ja) | クロルハイドロキノンモノメチルエ−テル類の製造方法 | |
| JPH02179890A (ja) | ジヒドロキシジオンの製造方法 | |
| Cipris | Electrochemical reactions of halohydrins. I. Attempt at reductive coupling | |
| JPS6130648B2 (ja) |