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JPH0312862B2 - - Google Patents
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JPH0312862B2 - - Google Patents

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JPH0312862B2
JPH0312862B2 JP58164013A JP16401383A JPH0312862B2 JP H0312862 B2 JPH0312862 B2 JP H0312862B2 JP 58164013 A JP58164013 A JP 58164013A JP 16401383 A JP16401383 A JP 16401383A JP H0312862 B2 JPH0312862 B2 JP H0312862B2
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JP
Japan
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plum juice
adsorption
pickled plum
salt
adsorption resin
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JP58164013A
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JPS6054654A (ja
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Koichi Mochida
Takao Oosaki
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SOORAA KK
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は有機酸及び食塩を含まない漬梅汁エキ
スの製造法に関するものである。 漬梅汁は、梅干の製造終了後、梅干をとり出し
た後に残される漬汁である。漬梅汁の特徴は食塩
の含有量が大きく、強酸性であるという点である
従つて1)食料品にならない。2)放棄不可能で
ある。3)生物処理ができないため放流できな
い。4)多量が排出される。など多くの問題点を
もつと共に利用もほとんどなされていない。現在
は天然物志向の風潮が強く、梅干に関連する提案
も、例えば、1)特公昭51−32707(特開昭48−
35064)新規梅干エキスの製造方法、2)特公昭
57−24103(特開昭50−88268)天然梅酸味料の製
造法にみられる。 以上のうちまず、1)は、蒸留によつて水分を
除去して濃縮液をつくり、アルコールを加えて、
溶かし不溶分を別後、該含水アルコール溶液を
濃縮することを特徴とする梅干エキスの製造法で
ある。次に2)は、イオン交換膜を使用し香気及
びエキスを濃縮保持せしめながら含有塩分を除去
せしめることを特徴とする香気性天梅酸味料の製
造法である。 発明者は漬梅汁とは、「高食塩濃度、高酸性下、
常温にて長期間を要して梅の実から得られた抽出
液であつて、貫重な有効成分を多量含有するもの
である。一、梅干の主成分は粗繊維であつて、有
効成分の大部分が漬梅汁へ溶出した残渣である。」
との観点から、漬梅汁こそ加工方法を検討すれ
ば、優れた食品となしうると考えた。 前記した従来の2法に共通する点は、食塩等の
不要な成分をとりだすために多量の熱又は電気エ
ネルギーを消費することである。 本発明は漬梅汁からまず有効成分のみを吸着樹
脂に吸着堆積させてゆき、不要な成分例えば食塩
及び水などは吸着させずに、何らの手段を加える
ことなくそのまま系外へ分離するものであつて、
前記従来法とは発想を異にするものである。 即ち本発明は、漬梅汁を吸着樹脂で処理し、有
機酸及び食塩を非吸着成分とし除去した後、前記
吸着樹脂に水、アルコール水溶液又は弱アルカリ
水溶液を加えて、吸着樹脂中から、赤色色素を含
有する吸着成分を溶出させることを特徴とする、
有機酸及び食塩を含まない漬梅汁エキスの製造法
を提供するものである。 漬梅汁の特徴の第一は16〜25%という高濃度の
食塩を含んでいる点である。第二に、PHが1〜
2であつて強い酸性を呈し多量の有機酸を含有し
ているという点である。成分はクエンン酸とリン
ゴ酸が主成分でクエン酸4.5%、リンゴ酸0.8%で
ある。他の有機酸は酢酸、乳酸などであるが極て
僅かである。第三は蛋白質、脂質、糖質、アミノ
酸、無機塩、及び色素などいずれをも僅かずつ含
有しているという点である。第四は梅干以上の芳
香を帯び長期に渉り安定な点である。この様に優
れた諸点をもちながら利用されなかつたのは、食
塩が高濃度であつたためと思われる。 吸着樹脂は巨大網状構造をもつた合成吸着剤例
えばアンバーライトXAD(ローム・アンド・ハー
ス社製)、ダイヤ樹脂HP(三菱化成製)の各種の
もの使用できる。これらにはスチンとジビニルベ
ンゼンの共重合体あるいはアクリル酸エステル共
重合体などがあり、多孔性で大きな表面積ををも
つ。孔径、表面積及び密度の種々異るものが市販
されている。漬梅汁はこれら吸着樹脂を膨潤した
ものに接触させると食塩、クエン酸の様に分子量
の小さい成分は吸着しない。 漬梅汁を吸着樹脂に接触させる方法はバツチ式
でもカラム式でもいづれによつても良いが、漬梅
汁の食塩濃度が大であるから密度の小さい吸着樹
脂は液面へ浮上することがある。カラム式の場合
は水に膨潤させた吸着樹脂を詰めたカカラムをつ
くりカラム上部へ漬梅汁を送ればよい。流出液は
食塩及びクエン酸などを含有する無色の液である
がカラムは種々の成分が吸着して着色する。バツ
チ式の場合は漬梅汁を入れた槽へ吸着樹脂を入
れ、撹拌して吸着せしめる。吸着後の液は無色で
ある。 吸着後カラム式の場合は少量の水で洗い非吸着
成分を流出させる。バツチ式では傾注して樹脂と
わけるかろ別するなどしてわけ少量の水で洗い付
着している非吸着成分を除去する。 吸着後の樹脂から吸着成分を溶出するには水又
はアルコール水溶液又は弱アルカリ水溶液を使用
する。吸着樹脂の種類により溶出溶媒の性状は選
択すべきであり、水で溶出できるものとできない
ものなどがある。溶出液量はなるべく少量ですむ
様な液を選択する方が得策であるのはいうまでも
ない。アルコール、エチルアルコール、焼酎、酒
類などが良い、他のアルコール例えばメタノー
ル、プロパノール、ブタノールなどでも溶出は可
能であるが、そのまま食品とするには好ましくな
い。この他弱アルカリ水溶液も可能である。ただ
し食品とすることを前提とするので水酸化ナトリ
ウムが最も望ましい。溶出液はそのままでもよい
が、濃縮を要するときは減圧蒸留、常圧蒸留など
で水又はアルコールを除去すればよい。吸着樹脂
を使用するため溶出液には酸を含まないので耐酸
性の蒸留装置の必要がない。 漬梅汁中の有機酸を不溶性のカルシウム塩とな
し漬梅汁から有機酸を除去するという前処理を採
用し、前処理後の漬梅汁を吸着樹脂で処理する場
合は予め滴定酸度を測定しておき必要量のカルシ
ウムを加えるべきである。有機酸はほとんどクエ
ン酸であつて約2時間以上放置すると結晶しはじ
める。PHは約4になり結晶の生成が終ればこれを
除去して、残液を吸着処理へ移せばよい。クエン
酸のカルシウム塩は酸性で溶けるので用途によつ
ては、本発明の漬梅汁エキスに前記クエン酸カル
シウムを加え、その後酸性にして溶かし、利用に
供することも可能である。 本発明方法の効果を実験例によつて詳細に説明
すれば次の通りである。 実験に使用した漬梅汁は第1表に示す性状のも
のである。
【表】 漬梅汁の有機酸組成を高速液体クロマトグラフ
イーで分析するとクエン酸4.40%、リンゴ酸0.8
%であり、他の有機酸はごく僅かであつた。クエ
ン酸はカルシウム塩として析出させるとその溶解
度が中性では18℃において0.0849、25℃では
0.0959である。リンゴ酸は18℃0.9214、25℃
0.8552であるから理論的にはクエン酸はほとんど
沈澱し、リンゴ酸は約1g以下が沈澱する。理論
量のCaOを加え沈澱を析出させるとを4.0となつ
た。カルシウム塩の沈澱をろ別した液についても
漬梅汁の場合と同様に吸着樹脂処理を行つた。
CaOで処理した後の沈澱をろ別した液のクエン酸
及びリンゴ酸の濃度はそれぞれ0.8%及び0.6%で
あつた。 吸着樹脂の市販品にはロームアンドハース社の
XAD−2、XAD−4、XAD−7があり、又三
菱樹脂のHP−10、HP−20、HP50などがある。
これらについて吸着の強弱を比較してみると第2
表通りであつた。吸着する成分は極めて多種類の
ものであるから全成分について分析することは不
可能に近いので漬梅汁の特徴である赤色の色素成
分をもつて吸着力を代表することとした。 吸着樹脂の気孔中の空気をメタノール、水の順
で置換しても16%食塩水中では浮上するものと、
この様な処理をしないでも沈降するものがある。
浮上する吸着樹脂はバツチ式に使用すると便利で
あり、吸着後は処理液を槽の底から抜きとれば簡
単に両者を分離できる。一方沈降する吸着樹脂の
場合はカラムをつくる便利である。なお、浮上す
る吸着樹脂でも上向式のカラム即ち漬梅液をカラ
ム下部から通ずる方式であればカラムの使用は可
能でる。
【表】 XAD−7を水で膨潤させ55mlを直径1.8cm×高
さ31.5cmのカラムとなし吸着柱をつくつた。 これへ漬梅汁1000mlをSV=3.4の条件で通過さ
せた。赤色の色素はすべて吸着された。35%アル
コール水溶液135mlで溶出し橙色ないし赤色の色
素区分を得た。溶出力を60%アルコールのときと
比較すると35%アルコールの方が溶出力が大きか
つた。カラムに吸着せず流出した区分すなわち
XAD−7非吸着成分は249.4gであつた、漬梅汁
は1000mlの固形分は316gであり溶出液の固形分
は60gであつた。 HP−2015mlを水で膨潤し、これへ漬梅汁40ml
を加えて吸着処理し、ろ過して非吸着成分を含む
無色透明の液及び洗液を得た。ろ過してわけた吸
着樹脂をとり、35%アルコールで溶出し赤色の吸
着成分のアルコール溶液を得た。溶出液の固形分
は0.2gであつた。 溶出液のアルコール濃度と溶出の関係はアルコ
ール濃度が小さいときは吸着バンドは大きくなる
がアルコール濃度を大きくすると吸着バンドは小
さくなる。然し純アルコールではほとんど流出し
なくなる。従つて35〜60%が最もバンド幅が小さ
く適当に濃縮された溶出液が得られた。 次に本発明方法を実施例によつて説明する。 実施例 1 漬梅汁1をXAD−7でつくつたカラムφ1.8
×35cmに通過させ長さ7cmの赤色の吸着バンドを
つくつた。次いでイオン交換水を100ml通じ洗滌
し食塩及びクエン酸の流出後続けてイオン交換水
を通じ溶出した。溶出液を濃縮し350mlの赤色を
帯びた梅の芳香をもち、無塩、かつクエン酸を含
有しない梅エキスを得た。 実施例 2 漬梅汁1をXAD−7でつくつたカラムφ1.8
×40cmに通過させて長さ7cmの吸着バンドをつく
た。次いで水100mlで洗滌後、35%アルコール130
mlで溶出した。溶出液を集めて濃縮し20mlとな
し、梅干の芳香を放つエキスを得た。実施例1と
同様に食塩及び有機酸を含有しなかつた。 実施例 3 漬梅汁1000mlをXAD−7のカラムに通じ実施
例1と同様のカラムに吸着帯をつくつた。これへ
水100mlを加えて洗滌したのち、0.01N
NaOH100mlを加えて溶出した。溶出液の性状は
実施例1と同じであつた。 実施例 4 漬梅汁1000mlにCaO20gを少量ずつ撹拌しなが
ら加えて溶かし5時間静置して主としてクエン酸
カルシウムからなる結晶を析出させた。ろ過して
ろ液をとり、実施例1と同様のカラムにろ液を通
じ吸着させた。イオン交換水を通じ食塩の流出後
から溶出液を集めた。赤色の色素が溶出を終えた
ところで中止し溶出液を得た。溶出液にさきに得
たクエン酸カルシウムを加えて溶かし、食塩を含
有しない酸味を呈する漬梅汁の吸着樹脂処理液を
800ml得た。 実施例 5 漬梅汁1000mlを水400mlの水で2000ml容の水槽
に膨潤させたHP−20吸着樹脂300mlに加えて撹
拌して吸着処理し下層の漬梅汁層が無色透明にな
つたのち、吸着樹脂をろ過して集めた。300mlの
水で洗滌したのちこれへ35%アルコールを加えて
濃赤色の溶出液1000mlを得た。 以上の説明から明らかな如く、本発明によれ
ば、吸着樹脂を利用して有機酸及び食塩を含まな
い漬梅汁エキスを容易に得ることができる。ま
た、不要物を除去するたためのエネルキー消費が
ない、吸着樹脂からの漬梅汁エキスの溶出は、吸
着樹脂の再生操作の一部を兼ねるなど、本発明は
有利な点が多い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 漬梅汁を吸着樹脂で処理し、有機酸及び食塩
    を非吸着成分として除去した後、前記吸着樹脂に
    水、アルコール水溶液又は弱アルカリ水溶液を加
    えて、吸着樹脂中から、赤色色素を含有する吸着
    成分を溶出させることを特徴とする、有機酸及び
    食塩を含まない漬梅汁エキスの製造法。
JP58164013A 1983-09-05 1983-09-05 有機酸及び食塩を含まない漬梅汁エキスの製造法 Granted JPS6054654A (ja)

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JP58164013A JPS6054654A (ja) 1983-09-05 1983-09-05 有機酸及び食塩を含まない漬梅汁エキスの製造法

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JPS6054654A JPS6054654A (ja) 1985-03-29
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