JPH0315964B2 - - Google Patents
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- JPH0315964B2 JPH0315964B2 JP59064879A JP6487984A JPH0315964B2 JP H0315964 B2 JPH0315964 B2 JP H0315964B2 JP 59064879 A JP59064879 A JP 59064879A JP 6487984 A JP6487984 A JP 6487984A JP H0315964 B2 JPH0315964 B2 JP H0315964B2
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Description
(発明の技術分野)
本発明は水道管からの水漏れを検出する漏水検
出装置を備えた量水器に関する。 (発明の技術的背景) 浄水場、または配水池から需要家まで配水され
る途中の配水管および給水管から漏れる漏水量
は、現在、全配水量の10数%になつており、これ
による損失を金額に換算すると、1m3当りの上水
コストを100円として1年当り約2000億円にも達
する。漏水分を補うために新規に水源を開発する
にはさらに莫大な資金を必要とする。したがつ
て、漏水の発生をすみやかに知り、漏水量を抑制
することが急務とされるが、大部分の漏水は地中
で発生するため、これを地上から発見することは
困難である。 従来、実用に供されている代表的な地下漏水検
出法に音聴棒による方法がある。これは音聴棒を
管路が埋設されている地上に当てるか、ボーリン
グした穴を通して直接埋設管路にこれを接触させ
るか、あるいは消火栓、量水器などの地上へ露出
している部分へこれを接触させて、音聴棒から伝
わる振動音を機械的、又は電気的に増幅し、ヘツ
ドホーンを通して調査員が耳で聴くことにより漏
水の有無を判断する方法である。しかし、この方
法では、漏水音とその他の雑音を区別するための
熟練技術を要すること、また、この技術を有する
調査員が全市街地を巡回するためには膨大な労力
と時間を要するため、漏水個所の発見が遅々とし
て進まない等の問題がある。 このため、漏水発見の自動化を目指して近時試
用が開始された相関式漏水発見装置が開発されて
いる。これは2個所の消火栓に取付けた振動セン
サからの信号の相互相関をとることによつて、漏
水位置を決定しようとするものである。しかし、
これには次の欠点がある。第一に調査区間の管路
の分岐、管の材質、管の長さのデータが正確に分
つていなければならないこと、第二に、2個所の
センサ間に管路の分岐がある場合、分岐管につい
ては別途調査しなければならないこと、第三に、
熟練技術を要さないが、市内を巡回点検する必要
があるため、漏水の早期発見には限界があるこ
と、などである。 一方、発明者らの研究により漏水音には固有の
周波数成分があることが判明しており、この事実
を利用してセンサで漏水音を検出し、これを増幅
した後に漏水音であるか他の雑音であるかを弁別
する漏水検出装置が開発されている。 第1図はこのような漏水検出装置の構成の概要
を示し、センサ21で検出された漏水音および雑
音は電気信号に変換されて波形整形回路22へ入
力される。波形整形回路22では、センサ21か
らの電気信号の増幅、周波数によるフイルタリン
グ、及び波高値による弁別などが行われ、漏水信
号として有意な信号を、たとえばハイレベルに、
有意でない信号をローレベルに波形整形する。信
号継続時間積分回路23は、入力信号がハイレベ
ルの時間を積分して時間積分信号T0を出力する。
又、漏水判定回路24は、信号継続時間積分回路
23において積分された時間が判定基準値を超え
る場合に、漏水ありの判定信号D0を出力する回
路である。 このような漏水検出装置は各需要家の給水管に
固定設置することが望まれる。現在漏水件数は、
その約90%が配水管からの分岐個所を含めて需要
家へ引き込まれる給水管で占められているので、
漏水検出装置を各需要家の給水管に固定設置する
ことができ、調査員の集中投入が可能になり、漏
水が無い場所でのむだな巡回調査が不必要となる
からである。 また、このような漏水検出装置は伝送回路を備
えることにより、電話線を介して漏水データを効
率的に収集することが可能になる。 このため、第1図に示すように漏水判定回路2
4により検出された漏水ありの判定信号の発生回
数を計数し記憶する漏水信号記憶回路32、この
記憶された漏水信号から漏水回数を表示するため
の表示器駆動回路と表示器より成る表示回路3
3、記憶された漏水信号を送出するための伝送回
路34が設けられる。なお、電源供給回路20は
上記回路を作動させるために必要な電源を供給す
る回路である。 ところで水道の使用量を計測する量水器におい
ても計測データを伝送回路により通信回路を通し
て送ることが可能であり、水道メータ検針業務は
電力メータ、ガスメータなどとともに通信回線に
よるテレメータシステムを用いた自動検針方式に
移行しつつある。第2図は漏水検出装置を接続し
た通信回線による自動検針システムの系統図であ
る。センターに設置されたデータ処理装置(ホス
トコンピユータ)1は通信回線が比較的空いてい
る夜間の時間帯にセンター側網制御装置2および
交換機3を介して検針対象需要家の宅内側網制御
装置5を呼び出す。この時、通常の電話と区別さ
れ、電話の呼び出し音を鳴らさないようにノーリ
ンギングトランク4が働く。宅内側網制御装置5
には電話機6の他に、電力メータ7a、ガスメー
タ7b、水道メータ7c、および漏水検出装置7
dが接続されていて、呼び出し時の事業体コード
または機器識別コードによつて、電力メータ、ガ
スメータ、水道メータ、漏水検出装置いずれかが
選択される。漏水検出装置が選択されると、この
出力信号が送出され、データ処理装置1で読み取
ることができる。 また、量水器と漏水検出装置はほぼ同じ場所に
取付けられるものであるから、一体化することが
でき、小型化、取付工事費の削減を達成できる。 第3図はこのような一体化がなされた量水器
を、家庭用給水システムに取付けた例を示す配置
図であつて、配水管11から分水栓12によつて
給水管13が分岐し、給水管13は止水栓14、
漏水検出装置および水道メータが一体化された量
水器8を介して給水装置に接続される。量水器8
中の漏水検出装置の出力信号は出力端子9から取
り出され、ケーブル17を介して宅内側網制御装
置5へ接続される。 〔背景技術の問題点〕 しかしながら、第2図に示した伝送方法では水
道使用量の検針と漏水の検出をホストコンピユー
タ側から行うのに、量水器および漏水検出装置の
それぞれを呼び出さなければならず、煩雑な処理
手順を踏まなければならないばかりでなく、回線
を長時間専有するという問題がある。 第3図のように量水器と漏水検出器を一体化し
た場合においても伝送はそれぞれ別々に行われる
ため問題としては同じである。 〔発明の目的〕 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたも
ので、効率の良い流量検針と漏水発見が可能な漏
水検出装置付量水器を提供することを目的とす
る。 〔発明の概要〕 上記目的のため、本発明においては、水道管に
接続された漏水検出装置と、水道使用量を積算す
る流量計量装置と、前記漏水検出装置で発生した
漏水信号を蓄積する第1の記憶部と、前記流量計
量装置で発生した流量信号を蓄積する第2の記憶
部と、前記第1の記憶部の記憶内容および前記第
2の記憶部の記憶内容を通信回線に接続された中
央処理装置からの指令により所定の順序で連続し
て前記通信回線を通じて前記中央処理装置側に送
出させるように制御を行う伝送制御回路を備えた
伝送回路を備えるようにしており、水道使用量検
針のための1回の呼出しで検針データと漏水検出
データを同時に入手でき、流量検針および漏水発
見の効率を向上することができるものである。 〔発明の実施例〕 以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳
細に説明する。 まず本発明にかかる量水器に設けられる漏水検
出装置について説明する。 この漏水音が固有の周波数成分を有することを
利用して他の雑音、すなわち水道の蛇口から発生
する雑音のほかに、車輛の通過による雑音、工場
の機械運転による雑音、工事現場の作業による雑
音などの雑音との弁別を行うものである。 第4図aは、蛇口を解放した場合の流水音を圧
力−電気変換器で電気信号に変え、高速フーリエ
変換アナライザーを用いて得たパワースペクトラ
ムの一例を示すものであり、又、同図b,cは地
下1mに埋設された口径20mmの相異なる2系統の
鉛管からの漏水音(漏水流量5/分の場合)
の、パワースペクトラムの一例を示すものであ
る。これらのデータから、漏水音のパワースペク
トラムは下限周波数が約1KHz、上限周波数が数
10KHzであることが分かる。また、漏水音と区別
されなければならない蛇口の流水音のパワースペ
クトラムは、主に1KHz以下に分布していること
が分かる。しかも、このような分布状況は従来漏
水信号に影響があるとされていた管路の材質、管
路の長さ、管路の破損状況、土砂の状況などによ
つては変化がほとんど見られない。 このような漏水音は漏水流量が5/分程度の
場合は外部雑音の影響を無視し得るが、これ以下
の微少流量漏水音ではセンサの音圧レベルが低下
し外部雑音の影響を受けて漏水音と雑音の区別が
困難になる。ところが、これらの外部雑音は深夜
になると減少するすることが分かつている。ま
た、深夜は水需要が減少するため、配水池から需
要端までの管路の摩擦損失水頭が減少することに
よる給水圧の上昇が起り、漏水流量が増大するの
で漏水音自体が大きくなる。そこで、外部雑音が
減少し、漏水音が増大する深夜に検出感度を高め
ることによつて、より微少な漏水を検出すること
が可能となる。また、漏水は給配水管、分水栓な
どの腐蝕、外力にる破壊、締結部のゆるみ、施工
不良などが原因で発生し、一旦発生した漏水は修
理されない限り継続して発生し、自然復旧するこ
とは有り得ない。一方、最大の雑音源である水道
の蛇口音は、水を使用するときにのみ音を発生す
ることが明白である。その他の雑音源の車輛音、
各種機械音、工事作業音なども24時間連続して発
生することはきわめて希なことである。そこで、
音の締続時間を積分し、この積分値があらかじめ
設定した判定基準を越えた場合にのみ漏水と判定
することにより、他の雑音と区別することができ
る。継続時間の積分値のことを時間積分率Cと呼
ぶことにし、次のように定義する。 C=Σ(ta−tb)×100/T Ta∈τa tb∈τb tb<ta τa={t|f(〓,t)=Er, f′(〓,t)<0} (1) τb={t|f(〓,t)=Er, f′(〓,t)>0} ただし、Tは時間積分率の計測開始から終了ま
での時間、Erは判定基準電圧、f(〓,t)は漏
水信号電圧を表わす関数で、ベクトル〓は漏水音
の波形に影響を与える複数の要因、tは時間を表
わす。また、f′(〓,t)は漏水信号電圧の時間
微分である。すなわち、時間積分率CはTなる計
測時間内に、漏水信号電圧はf(〓,h)が判定
基準電圧Erよりも大きい期間を時間積分すると
き、積分された時間の計測時間Tに対する割合で
ある。 第5図は本発明にかかる量水器の構成を示すブ
ロツク図であつて、漏水検出部19、流量計量部
39、伝送回路34′、電源供給回路20に大別
される。 以下これらの構成につき詳細に述べる。 センサ21 センサ21は音響信号または振動による圧力を
電気信号変換する変換器であり公知の各種のもの
を使用することができる。 波形整形回路22 第6図は波形整形回路22の実施例の構成図で
ある。増幅回路25はセンサ21からの電気信号
を1×104〜1×106倍に増幅し、例えば、低域遮
断周波数1KHz、高域遮断周波数が10KHzの帯域
通過フイルタ26によつて信号主成分を通過させ
る。この交流電気信号は絶対値増幅回路27によ
つて、負信号は正信号に変換され、比較回路28
に入力される。比較回路27は基準電圧+Er以
上の入力信号のみを一定電圧信号に変換して出力
する。 増幅回路25 これは入力抵抗R1と負帰還抵抗R2を有する交
流増幅回路A1であつて、センサ21からの音圧
信号を増幅して次の帯域通過フイルタ26に送出
する。 いま、センサ21の受圧部における音圧信号レ
ベルをSdB(例えば、1μPaの圧力をOdBとする)、
センサ21の受圧感度KdB(例えば、1μPa当り
1Vの電圧出力が得られる感度をOdBとする)、増
幅回路25の利得をAdBとする。ただし、帯域
通過フイルタ26における信号成分の減衰は無視
し得るものとし、絶対値増幅回路27の利得を
OdBとすると、比較回路28の入力信号レベル
EdBは(2)式で与えられる。 E=S+K+A (2) さて、増幅回路25の出力信号レベルでOdB、
すなわち、E=0(正弦波出力の場合、実効値で
1Vに相当する)が得られることを設計基準とし
て、増幅回路25の利得を決定する。受圧感度K
の一般的な値として−220dBを採用すると、(2)式
より A=220−S (3) となる。 第7図は、地下1mに埋設された管径20mmの相
異る2系統の鉛管からの漏水流量が2/分、5
/分、10/分の各場合について、センサ21
の受圧部での音圧レベルを各2回測定し、プロツ
トした図である。いま、2/分の漏水流量によ
る漏水音に対して、前述の設計基準を満足させる
には、S=120dBを(3)式に代入してA=100dBが
得られる。したがつて、この程度の利得を有する
増幅器を使用すればよい。 帯域通過フイルタ26 暗雑音の中で最大の水使用音を除くものであ
る。第4図の実測データから、このフイルタの下
限遮断周波数は2kHz程度、上限遮断周波数は10k
Hz程度、減衰特性は、24dB/オクターブ〜
30dB/オクターブ程度が望ましい。このような
特性をもつフイルタとしては市販されているアク
テイブフイルタを利用できる。 絶対値増幅回路27 これは第6図に示すように利得がOdBの反転
増幅器A2およびA3を有するもので、同図中例え
ば抵抗器R3ないしR7の値を次のように選定する。 R3=R4=R6=R7=R,R5=R/2 このとき、入力信号電圧が負の場合はA2の出
力はダイオードD2にクランプされてほぼ0Vにな
る。この時、ダイオードD1が逆バイアスとなつ
て高インピーダンスとなるので、増幅器A3は負
の入力信号を反転し、正の電圧信号が本回路の出
力として得られる。次に入力信号電圧が正になる
と、A2の出力電圧は入力信号電圧に等しい大き
い負の電圧になり、抵抗R5に印加される。抵抗
R5およびR6によつて加算器が構成され、R5=
R6/2であるから本回路の出力として入力信号
電圧と大きさが同じ正の出力が得られる。 以上のように、本回路によつて交流信号電圧の
正の部分はそのままで、負の部分が反転された絶
対値信号電圧を得ることができる。 比較回路28 これは第6図に示すように、正入力端子に絶対
値増幅回路27の出力を負入力端子に基準電圧
Erより小さい場合は、その出力はダイオードD3
にクランプされてローレベルに保たれるが、反対
の場合は無限大利得の増幅器として動作し、電源
電圧によつて制限されるハイレベルになる。 次に、基準電圧Erの決定法について説明する。
前記(2)式において、K=−220dB,A=100dBと
すると、 E=S−120 (4) となる。一方、制限波電圧の波高値eVとそのレ
ベルEdBとの間の関係式(5)を用いて、(4)式を書き
直すと(6)式が得られる。 E=20log10(e/√2) (5) e=√2・10S-120/20 (6) 第8図は、(6)式により100dB≦S≦120dBの範
囲について計算した比較回路28の入力信号電圧
の波高値eVである。これによれば、例えば、
115dBよりも大きい音圧レベルを有する信号を漏
水音と判定する場合は、基準電圧Erを0.795V以
下に設定するとよいことが分る。 信号継続時間積分回路23 第9図は信号継続時間積分回路23の一例を示
すものであつて、タイミング回路44によつて制
御される記憶回路45およびカウンタ43を有
し、この記憶回路45の出力とパルス発振回路4
0の出力とを入力するアンドゲートG1の出力と
波形整形回路22の出力とからカウンタ43に論
理積出力を送るアンドゲート42により構成され
る。 動作は次の通りである。パルス発振回路40の
周波数は波形整形回路22に含まれる帯域フイル
タの高域遮断周波数の数倍以上とし、分解能を確
保する。タイミング回路44は時計を内蔵し、制
御入力によつて設定された時刻に積分開始信号
INI、積分終了信号INO、判定実施信号DIO、カ
ウンタ43のリセツト信号RSなどの一連の指令
信号を発生する機能をもつている。これらの信号
は通常は1日周期で発生し、例えば、深夜の0時
に積分開始信号INIが、午前4時に積分終了信号
INOが出るように設定される。 記憶回路45は積分開始信号INIから積分終了
信号INOまでの間、論理“1”の状態を保持し、
アンドゲート41によつてパルスとの論理積をと
り、アンドゲート42へパルスを供給する。アン
ドゲート42はアンドゲート41の出力パルスと
波形整形回路22の出力信号の論理積をとること
によつて、波形整形回路22の出力信号継続時間
をデイジタル化する。カウンタ43はアンドゲー
ト42の出力パルス列を計数することによつて、
積分開始信号INIが発生してから積分終了信号
INOが発生するまでの波形整形回路出力信号の
時間積分を行う。 第10図は波形整形回路22および信号継続時
間積分回路23における各部分における出力波形
を示す波形図であつて、第10図aは帯域通過フ
イルタ26の出力信号波形の一例、同図bは絶対
値増幅回路27の出力信号波形の一例で、aの負
信号をOVラインを中心に折り返した形になつて
いる。同図cは基準電圧Erよりも同図bの信号
が大きいときに、ハイレベルになる比較回路28
の出力信号波形で、波形整形回路22の出力信号
である。同図dはアンドゲート42の出力パルス
列で、波形整形回路22の出力信号のハイレベル
期間に比例したパルス数となつている。eは積分
開始信号INI、fは積分終了信号INO、gは記憶
回路45の論理“1”の状態を示す積分期間信
号、hは判定実施信号DIOで積分終了信号INOの
後に出され、漏水判定回路24を動作させるため
のものである。リセツト信号RSはさらにこの後
に出されて、カウンタ43をイニシヤライズする
のに使われる。 漏水判定回路24 第11図は漏水判定回路24の一例で2進並列
比較回路を示す。いま、ビツト数kの二つの2進
数をX,Yとし、2進数Xの最下位の数(LSD)
の論理“1”をX1、最上位の数(MSD)の論理
“1”をXK、同様に2進数YのLSDの論理“1”
をY1、MSDの論理“1”をYKとし、pK,qK,rK
をそれぞれ次のように定義する。 pK=XK∩K(K=1,2,……,K) qK=K∩YK(K=1,2,……K) (7) rK=XK∩YKUK∩K(K=1,2,……,
K) ただし、K・KはそれぞれXK・YKの論理
“0”信号、∩は論理積、Uは論理和を表わす記
号である。 又、2進数X,Yの大小に関する論理記号P,
Q,Rを P=1 (X>Y) Q=1 (X<Y) R=1 (X=Y) (8) のように決めると、 P=pKU(pK-1∩rK)U(pK-2∩rK∩rK-1
)U…… Q=qKU(qK-1∩rK)U(qK-2∩rK∩rK-1)U…… R=rK∩rK-1∩rK-2∩……∩r1 (9) となる。第11図はアンドゲート50およびオア
ゲート51を用いて、(7),(8),(9)式の論理を構成
したもので、2進数Aをカウンタ43の値、2進
数Yを判定基準値に対応させるならば、出力Pが
判定出力となる。漏水判定回路の実現の上では、
破線で囲んだQの信号出力に関する部分は、不要
である。また、アンドゲート52は、判定実施信
号DIOと出力Pの論理積をとすて漏水ありの判定
信号D0を出力するためのものである。 漏水の判定について次の述べる。 第12図は、比較回路28への正弦波入力信号
の大きさS(dB)と、時間積分率(%)の関係を
下記の(10),(11)式に基づいて計算した結果である。
なお、パラメータは基準電圧Er(V)である。 C=π−2θ/π×100 (10) θ=sin-1(Er/Ep) S=20log(Ep/√2) (11) ただし、Epは正弦波入力信号S(dB)を波高
値電圧(V)に換算したもの、πは正弦波半波長
の位相角度(radian)、θは第13図に示す位相
角度(radian)である。 いま、基準電圧Er=0.5V、漏水判定の基準を
時間積分率C>40%とすると、第12図のグラフ
より、比較回路28への入力信号Sは−7dB以上
必要となる。すなわち、Er=0.5V、C=40%に
設定すると、時間積分率を測定している全期間
で、−7dBより大きい入力信号が継続して発生し
ている場合に、漏水と判定することができる。ま
た、例えば、+20dBの大きさの雑音が、測定期間
中に20%の時間占有率で発生しても、時間積分率
は98%×0.2=19.6%にしかならず、上記の漏水
判定基準の40%未満であるから、漏水と判定され
ることがない。 流量計量部39 これは流量信号検出回路36、流量積算回路3
7、表示回路38、電源供給回路35からできて
おり、流量信号検出回路36は、水流を受けて回
転する羽根車を検出する近接スイツチと羽根車の
通過をパルス信号に変換する波形整形回路から成
る。流量積算回路37は、前記パルス信号を計数
し、計量単位流量(たとえば0.1)に相当する
パルスを計数したときに流量の積算値を1単位増
加させる積算機能を有する。表示回路38は、流
量積算値を表示するための回路、電源供給回路3
5は以上の流量計量部39を作動させるのに必要
な電源を供給する回路である。 以上の各部分の構成は良く知られているので詳
細な説明は省略する。 伝送回路34′ これは本発明の主要部をなす部分であつて、そ
の一実施例の構成を第14図に示す。 これによれば漏水信号記憶回路32の上位4ビ
ツトおよび下位4ビツトにそれぞれ接続された4
ビツトのR−Sフリツプフロツプであるバツフア
レジスタ61−1および61−2が設けられ、ま
た流量積算回路37の32ビツト出力の4ビツト毎
に対応して接続された4ビツトのR−Sフリツプ
フロツプであるバツフアレジスタ62−1,……
62−8が設けられ、これらのバツフアレジスタ
はそれぞれバスライン60に接続されている。ま
た、回線接続用の端子63には送信および受信時
にデータ内容を一時蓄積するための双方向性信号
バツフアであるラインバツフア65が接続され、
このラインバツフアには受信バツフア66および
送信バツフア67が接続され、さらにこれら両バ
ツフア66および67には伝送制御回路68が接
続されている。この伝送制御回路68からは各バ
ツフアレジスタへ制御線71および信号線72が
引出されている。なお、器番コードレジスタ64
は例えば2桁の固定記憶装置であつて、量水器の
形式による固有値が記憶されている。 このような伝送回路の動作を説明する前に、宅
内側網制御装置へ送出される送出データのフオー
マツトの一例を第15図に示す。第15図aは1
データ分のフオーマツト、第15図bは1桁分の
データのビツト構成で、矢印の方向は信号の送出
方向、すなわち矢印の先頭に近いデータから順番
に送出されることを表わしている。マーク信号は
ある一定時間継続する論理“1”信号、スペース
信号はある一定時間継続する論理“0”信号、ス
タートコードは送出データの開始を示すためにあ
らかじめ定められた1桁の特定のコード、ストツ
プコードは送出データの終了を示すためにあらか
じめ定められた1桁の特定のコード、器番コード
は水道メータの型式、漏水検出装置の型式などを
区別するための2桁の特定コード、流量積算値は
水道メータの流量計量値で8桁のデータ、漏水信
号は漏水信号記憶回路の値を表わす2桁のデータ
である。1桁は7ビツトで構成され、第15図b
のように、先頭を表わすスタートビツト、BCD
の1桁または16進の1桁を表わす4ビツトのデー
タビツト、データビツトに対するパリテイビツ
ト、後尾を表わすストツプビツトから成る。 次に、この伝送回路の動作を説明する。いま、
宅内側網制御装置5から一対の信号ケーブルで接
続される端子63を介して、論理“1”の信号が
ラインバツフア65に送られて来たとする。これ
は、データ処理装置1が加入者の電話番号と漏水
検出装置または漏水検出機能付きの水道メータを
指定する番号(他の電力メータおよびガスメータ
と区別するための番号)を発することによつて、
加入者の電話機6が話中でなければ、宅内側網制
御装置5から発せられる信号である。ラインバツ
フア65は双方向性の信号バツフアで、端子63
から入力された信号を受信バツフア66へ出力す
る機能と送信バツフア67から入力された信号を
端子63へ出力する機能を有するから、受信バツ
フア66はラインバツフアからの論理“1”信号
パルスの継続時間が規定範囲にあれば、伝送制御
回路68へ送信開始を支持する送信開始信号を7
3へ出力する。伝送制御回路68は第16図のタ
イムチヤートに示すように、送信開始信号を受け
てロード信号、およびマーク信号とスタートコー
ドを連続して74へ出力する。次に75へデータ
送信信号を出力すると、送信バツフア67が4ビ
ツトのバスライン60に乗つているデータを入力
して、第15図bに示すようにスタートビツト、
バスラインデータのA0,A1,A2,A3、パリテイ
ビツト、ストツプビツトの順でラインバツフア6
5へ出力する。ラインバツフア65からは、入力
と同じ時系列信号が端子63へ出力される。スタ
ートビツト、ストツプビツト、およびパリテイビ
ツトの付加は送信バツフア67が行う。器番コー
ドは2桁であるから、上記7ビツトの時系列信号
は送信バツフア67より、直列に2組出力され
る。この間伝送制御回路68からの選択信号が7
2へ出力される器番コードレジスタ64が選択さ
れている。すなわち、バスライン60へは選択信
号によつて選択されたレジスタからの信号のみが
出力されるようになつている。以下同様に、流量
積算値70が置数されたバツフアレジスタ62−
1,……,62−8、漏水信号69が置数された
バツフアレジスタ61−1,61−2を選択する
信号が信号線72に与えられ、送信バツフア67
は順次にこれら信号の全てを第15b図の時系列
信号に変換してラインバツフア65へ出力するの
で、端子63に同じ時系列信号が出力される。最
終データが出力されると、信号数75に出力され
ていた伝送制御回路68からのデータ送信信号は
オフし、代りにストツプコードとこれに引続きス
ペース信号を74へ出力することによつて、全伝
送手順が終了する。 以上のような漏水検出装置付量水器においては
種々の変形が可能である。 第17図は信号継続時間積分回路23の他の実
施例で、第9図との相違点はパルス発振回路40
の代りに、電圧−周波数変換回路46が使用され
ていることである。電圧−周波数変換回路46
は、入力電圧に比例した周波数のパルスを出力す
る回路であるが、波形整形回路22の出力信号の
大きさが一定値であるから、入力信号が継続する
間中、一定周波数のパルスを出力するので、第9
図の回路と同じ機能をもち、第10図の信号波形
も同じになる。 次に、深夜の検出感度を高める場合の実施例に
ついて詳細に説明する。第18図にその一実施例
の構成図を示す。センサ21、帯域通過フイルタ
26、および絶対値増幅回路27は第6図に示し
たものと同じものである。ゲイン可変増幅回路2
5′は、リレー31の接点a1,b1,c1によつて負
帰還抵抗R11,R12が切り換えられる構造となつ
ている他は、第6図の増幅回路25と同じもので
ある。基準値可変比較回路28′は、前記リレー
31の接点a2,b2,c2によつて基準電圧Er1,Er2
を選択できる構造となつている他は、第6図の比
較回路28と同じものである。時計回路29は、
セツト、リセツト信号を記憶回路30に与えるこ
とによつて、リレー31を励磁、または非励磁状
態にする。また、時計回路29は任意の時刻t1,
t2にそれぞれ信号S1,S2を出力端29b1,29b2
に出力するように調節されている。また、この出
力端29b1,28b2はそれぞれ記憶回路30のセ
ツト入力端子30a1、リセツト入力端30a2に接
続されているので、時刻t1の信号S1によつて記憶
回路30は状態“1”となつてリレー31が励磁
され、時刻t2の信号S2によつて記憶回路30は状
態“0”となつてリレー31が非励磁となる。リ
レー31は非励磁状態で、接点C1がゲイン可変
増幅回路25′のフイードバツク抵抗R1を選択
し、接点C2で基準電圧Er1を選択するようになつ
ている。また、励磁状態では、接点C1がフイー
ドバツク抵抗R2を選択し、接点C2が基準電圧Er2
を選択するようになつている。 第19図は増幅回路25′のゲインおよび比較
回路28′の基準電圧を切換えるタイムチヤート
を示し、ゲイン可変増幅回路25′のゲイン(同
図c)、および基準値可変比較回路28′の基準電
圧(同図d)は時刻tの関数であり、第19図に
ついて次のように与えられる。なお、同図aは時
計回路29の出力、同図bはリレー31の状態を
表わしている。 いま、t1≦t<t2、なる時刻tを深夜時間帯の
時刻、t0≦t<t1およびt2≦tなる時刻tを深夜
以外の時間帯の時刻とすれば、増幅回路25′の
ゲイン、および比較回路28′の基準電圧を次の
ように設定する。 増幅回路25′のゲイン=g1(t∈τ1) g2(t∈τ2) 比較回路28′の基準電圧=Er1(t∈τ1) Er2(t∈τ2) ただし、集合τ1は深夜以外の時間帯の時刻、集
合τ2は深夜の時間帯の時刻を表わす。 τ1={t|t0≦t1・t2≦t} τ2={t|t1≦t<t2} また、増幅回路25′の出力端での信号の大き
さと雑音の大きさを次のように与える。 出力信号の大きさ=Us1(t∈τ1) Us2(t∈τ2) 出力雑音の大きさ=Uo1(t∈τ1) Uo2(t∈τ2) また、増幅回路25′の入力端での漏水信号の
大きさと雑音の大きさを次のように与える。 入力信号の大きさ=υs1(t∈τ1) υs2(t∈τ2) 入力雑音の大きさ=υo1(t∈τ1) υo2(t∈τ2) したがつて、 US1=g1υS1,Uo1=g1υo1 (12) Us2=g2υs2,Uo2=g2υo2 であり、いま、υs1=υs2≡υs,υo1=kυo2,υs=
Nυo2とすると、 Uo1=g1kυo2=g1kυs/N (13) となる。 そこで、深夜時間帯の出力信号が、深夜以外の
時間帯の雑音よりも大きくなる条件Us2>Uo1よ
り、 g2υs>g1k/Nυs すなわち、 g2/g1>k/N (14) が得られる。 この条件を満す増幅回路25′のゲインg1,g2
を用いる場合には、Er1=Er2であつても、深夜以
外の時間帯には雑音より小さい漏水信号を、深夜
時間帯に弁別することが可能である。 (14)式が成立しない場合は、さらに、 (15)式の条件が必要となる。 er1=er2>δ (15) ただし、δは適当な正の定数である。 次に、第1表の数値例に基づいた実例について
説明する。説明を簡単にするために信号、雑音が
同一周波数の正弦波であるとする。
出装置を備えた量水器に関する。 (発明の技術的背景) 浄水場、または配水池から需要家まで配水され
る途中の配水管および給水管から漏れる漏水量
は、現在、全配水量の10数%になつており、これ
による損失を金額に換算すると、1m3当りの上水
コストを100円として1年当り約2000億円にも達
する。漏水分を補うために新規に水源を開発する
にはさらに莫大な資金を必要とする。したがつ
て、漏水の発生をすみやかに知り、漏水量を抑制
することが急務とされるが、大部分の漏水は地中
で発生するため、これを地上から発見することは
困難である。 従来、実用に供されている代表的な地下漏水検
出法に音聴棒による方法がある。これは音聴棒を
管路が埋設されている地上に当てるか、ボーリン
グした穴を通して直接埋設管路にこれを接触させ
るか、あるいは消火栓、量水器などの地上へ露出
している部分へこれを接触させて、音聴棒から伝
わる振動音を機械的、又は電気的に増幅し、ヘツ
ドホーンを通して調査員が耳で聴くことにより漏
水の有無を判断する方法である。しかし、この方
法では、漏水音とその他の雑音を区別するための
熟練技術を要すること、また、この技術を有する
調査員が全市街地を巡回するためには膨大な労力
と時間を要するため、漏水個所の発見が遅々とし
て進まない等の問題がある。 このため、漏水発見の自動化を目指して近時試
用が開始された相関式漏水発見装置が開発されて
いる。これは2個所の消火栓に取付けた振動セン
サからの信号の相互相関をとることによつて、漏
水位置を決定しようとするものである。しかし、
これには次の欠点がある。第一に調査区間の管路
の分岐、管の材質、管の長さのデータが正確に分
つていなければならないこと、第二に、2個所の
センサ間に管路の分岐がある場合、分岐管につい
ては別途調査しなければならないこと、第三に、
熟練技術を要さないが、市内を巡回点検する必要
があるため、漏水の早期発見には限界があるこ
と、などである。 一方、発明者らの研究により漏水音には固有の
周波数成分があることが判明しており、この事実
を利用してセンサで漏水音を検出し、これを増幅
した後に漏水音であるか他の雑音であるかを弁別
する漏水検出装置が開発されている。 第1図はこのような漏水検出装置の構成の概要
を示し、センサ21で検出された漏水音および雑
音は電気信号に変換されて波形整形回路22へ入
力される。波形整形回路22では、センサ21か
らの電気信号の増幅、周波数によるフイルタリン
グ、及び波高値による弁別などが行われ、漏水信
号として有意な信号を、たとえばハイレベルに、
有意でない信号をローレベルに波形整形する。信
号継続時間積分回路23は、入力信号がハイレベ
ルの時間を積分して時間積分信号T0を出力する。
又、漏水判定回路24は、信号継続時間積分回路
23において積分された時間が判定基準値を超え
る場合に、漏水ありの判定信号D0を出力する回
路である。 このような漏水検出装置は各需要家の給水管に
固定設置することが望まれる。現在漏水件数は、
その約90%が配水管からの分岐個所を含めて需要
家へ引き込まれる給水管で占められているので、
漏水検出装置を各需要家の給水管に固定設置する
ことができ、調査員の集中投入が可能になり、漏
水が無い場所でのむだな巡回調査が不必要となる
からである。 また、このような漏水検出装置は伝送回路を備
えることにより、電話線を介して漏水データを効
率的に収集することが可能になる。 このため、第1図に示すように漏水判定回路2
4により検出された漏水ありの判定信号の発生回
数を計数し記憶する漏水信号記憶回路32、この
記憶された漏水信号から漏水回数を表示するため
の表示器駆動回路と表示器より成る表示回路3
3、記憶された漏水信号を送出するための伝送回
路34が設けられる。なお、電源供給回路20は
上記回路を作動させるために必要な電源を供給す
る回路である。 ところで水道の使用量を計測する量水器におい
ても計測データを伝送回路により通信回路を通し
て送ることが可能であり、水道メータ検針業務は
電力メータ、ガスメータなどとともに通信回線に
よるテレメータシステムを用いた自動検針方式に
移行しつつある。第2図は漏水検出装置を接続し
た通信回線による自動検針システムの系統図であ
る。センターに設置されたデータ処理装置(ホス
トコンピユータ)1は通信回線が比較的空いてい
る夜間の時間帯にセンター側網制御装置2および
交換機3を介して検針対象需要家の宅内側網制御
装置5を呼び出す。この時、通常の電話と区別さ
れ、電話の呼び出し音を鳴らさないようにノーリ
ンギングトランク4が働く。宅内側網制御装置5
には電話機6の他に、電力メータ7a、ガスメー
タ7b、水道メータ7c、および漏水検出装置7
dが接続されていて、呼び出し時の事業体コード
または機器識別コードによつて、電力メータ、ガ
スメータ、水道メータ、漏水検出装置いずれかが
選択される。漏水検出装置が選択されると、この
出力信号が送出され、データ処理装置1で読み取
ることができる。 また、量水器と漏水検出装置はほぼ同じ場所に
取付けられるものであるから、一体化することが
でき、小型化、取付工事費の削減を達成できる。 第3図はこのような一体化がなされた量水器
を、家庭用給水システムに取付けた例を示す配置
図であつて、配水管11から分水栓12によつて
給水管13が分岐し、給水管13は止水栓14、
漏水検出装置および水道メータが一体化された量
水器8を介して給水装置に接続される。量水器8
中の漏水検出装置の出力信号は出力端子9から取
り出され、ケーブル17を介して宅内側網制御装
置5へ接続される。 〔背景技術の問題点〕 しかしながら、第2図に示した伝送方法では水
道使用量の検針と漏水の検出をホストコンピユー
タ側から行うのに、量水器および漏水検出装置の
それぞれを呼び出さなければならず、煩雑な処理
手順を踏まなければならないばかりでなく、回線
を長時間専有するという問題がある。 第3図のように量水器と漏水検出器を一体化し
た場合においても伝送はそれぞれ別々に行われる
ため問題としては同じである。 〔発明の目的〕 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたも
ので、効率の良い流量検針と漏水発見が可能な漏
水検出装置付量水器を提供することを目的とす
る。 〔発明の概要〕 上記目的のため、本発明においては、水道管に
接続された漏水検出装置と、水道使用量を積算す
る流量計量装置と、前記漏水検出装置で発生した
漏水信号を蓄積する第1の記憶部と、前記流量計
量装置で発生した流量信号を蓄積する第2の記憶
部と、前記第1の記憶部の記憶内容および前記第
2の記憶部の記憶内容を通信回線に接続された中
央処理装置からの指令により所定の順序で連続し
て前記通信回線を通じて前記中央処理装置側に送
出させるように制御を行う伝送制御回路を備えた
伝送回路を備えるようにしており、水道使用量検
針のための1回の呼出しで検針データと漏水検出
データを同時に入手でき、流量検針および漏水発
見の効率を向上することができるものである。 〔発明の実施例〕 以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳
細に説明する。 まず本発明にかかる量水器に設けられる漏水検
出装置について説明する。 この漏水音が固有の周波数成分を有することを
利用して他の雑音、すなわち水道の蛇口から発生
する雑音のほかに、車輛の通過による雑音、工場
の機械運転による雑音、工事現場の作業による雑
音などの雑音との弁別を行うものである。 第4図aは、蛇口を解放した場合の流水音を圧
力−電気変換器で電気信号に変え、高速フーリエ
変換アナライザーを用いて得たパワースペクトラ
ムの一例を示すものであり、又、同図b,cは地
下1mに埋設された口径20mmの相異なる2系統の
鉛管からの漏水音(漏水流量5/分の場合)
の、パワースペクトラムの一例を示すものであ
る。これらのデータから、漏水音のパワースペク
トラムは下限周波数が約1KHz、上限周波数が数
10KHzであることが分かる。また、漏水音と区別
されなければならない蛇口の流水音のパワースペ
クトラムは、主に1KHz以下に分布していること
が分かる。しかも、このような分布状況は従来漏
水信号に影響があるとされていた管路の材質、管
路の長さ、管路の破損状況、土砂の状況などによ
つては変化がほとんど見られない。 このような漏水音は漏水流量が5/分程度の
場合は外部雑音の影響を無視し得るが、これ以下
の微少流量漏水音ではセンサの音圧レベルが低下
し外部雑音の影響を受けて漏水音と雑音の区別が
困難になる。ところが、これらの外部雑音は深夜
になると減少するすることが分かつている。ま
た、深夜は水需要が減少するため、配水池から需
要端までの管路の摩擦損失水頭が減少することに
よる給水圧の上昇が起り、漏水流量が増大するの
で漏水音自体が大きくなる。そこで、外部雑音が
減少し、漏水音が増大する深夜に検出感度を高め
ることによつて、より微少な漏水を検出すること
が可能となる。また、漏水は給配水管、分水栓な
どの腐蝕、外力にる破壊、締結部のゆるみ、施工
不良などが原因で発生し、一旦発生した漏水は修
理されない限り継続して発生し、自然復旧するこ
とは有り得ない。一方、最大の雑音源である水道
の蛇口音は、水を使用するときにのみ音を発生す
ることが明白である。その他の雑音源の車輛音、
各種機械音、工事作業音なども24時間連続して発
生することはきわめて希なことである。そこで、
音の締続時間を積分し、この積分値があらかじめ
設定した判定基準を越えた場合にのみ漏水と判定
することにより、他の雑音と区別することができ
る。継続時間の積分値のことを時間積分率Cと呼
ぶことにし、次のように定義する。 C=Σ(ta−tb)×100/T Ta∈τa tb∈τb tb<ta τa={t|f(〓,t)=Er, f′(〓,t)<0} (1) τb={t|f(〓,t)=Er, f′(〓,t)>0} ただし、Tは時間積分率の計測開始から終了ま
での時間、Erは判定基準電圧、f(〓,t)は漏
水信号電圧を表わす関数で、ベクトル〓は漏水音
の波形に影響を与える複数の要因、tは時間を表
わす。また、f′(〓,t)は漏水信号電圧の時間
微分である。すなわち、時間積分率CはTなる計
測時間内に、漏水信号電圧はf(〓,h)が判定
基準電圧Erよりも大きい期間を時間積分すると
き、積分された時間の計測時間Tに対する割合で
ある。 第5図は本発明にかかる量水器の構成を示すブ
ロツク図であつて、漏水検出部19、流量計量部
39、伝送回路34′、電源供給回路20に大別
される。 以下これらの構成につき詳細に述べる。 センサ21 センサ21は音響信号または振動による圧力を
電気信号変換する変換器であり公知の各種のもの
を使用することができる。 波形整形回路22 第6図は波形整形回路22の実施例の構成図で
ある。増幅回路25はセンサ21からの電気信号
を1×104〜1×106倍に増幅し、例えば、低域遮
断周波数1KHz、高域遮断周波数が10KHzの帯域
通過フイルタ26によつて信号主成分を通過させ
る。この交流電気信号は絶対値増幅回路27によ
つて、負信号は正信号に変換され、比較回路28
に入力される。比較回路27は基準電圧+Er以
上の入力信号のみを一定電圧信号に変換して出力
する。 増幅回路25 これは入力抵抗R1と負帰還抵抗R2を有する交
流増幅回路A1であつて、センサ21からの音圧
信号を増幅して次の帯域通過フイルタ26に送出
する。 いま、センサ21の受圧部における音圧信号レ
ベルをSdB(例えば、1μPaの圧力をOdBとする)、
センサ21の受圧感度KdB(例えば、1μPa当り
1Vの電圧出力が得られる感度をOdBとする)、増
幅回路25の利得をAdBとする。ただし、帯域
通過フイルタ26における信号成分の減衰は無視
し得るものとし、絶対値増幅回路27の利得を
OdBとすると、比較回路28の入力信号レベル
EdBは(2)式で与えられる。 E=S+K+A (2) さて、増幅回路25の出力信号レベルでOdB、
すなわち、E=0(正弦波出力の場合、実効値で
1Vに相当する)が得られることを設計基準とし
て、増幅回路25の利得を決定する。受圧感度K
の一般的な値として−220dBを採用すると、(2)式
より A=220−S (3) となる。 第7図は、地下1mに埋設された管径20mmの相
異る2系統の鉛管からの漏水流量が2/分、5
/分、10/分の各場合について、センサ21
の受圧部での音圧レベルを各2回測定し、プロツ
トした図である。いま、2/分の漏水流量によ
る漏水音に対して、前述の設計基準を満足させる
には、S=120dBを(3)式に代入してA=100dBが
得られる。したがつて、この程度の利得を有する
増幅器を使用すればよい。 帯域通過フイルタ26 暗雑音の中で最大の水使用音を除くものであ
る。第4図の実測データから、このフイルタの下
限遮断周波数は2kHz程度、上限遮断周波数は10k
Hz程度、減衰特性は、24dB/オクターブ〜
30dB/オクターブ程度が望ましい。このような
特性をもつフイルタとしては市販されているアク
テイブフイルタを利用できる。 絶対値増幅回路27 これは第6図に示すように利得がOdBの反転
増幅器A2およびA3を有するもので、同図中例え
ば抵抗器R3ないしR7の値を次のように選定する。 R3=R4=R6=R7=R,R5=R/2 このとき、入力信号電圧が負の場合はA2の出
力はダイオードD2にクランプされてほぼ0Vにな
る。この時、ダイオードD1が逆バイアスとなつ
て高インピーダンスとなるので、増幅器A3は負
の入力信号を反転し、正の電圧信号が本回路の出
力として得られる。次に入力信号電圧が正になる
と、A2の出力電圧は入力信号電圧に等しい大き
い負の電圧になり、抵抗R5に印加される。抵抗
R5およびR6によつて加算器が構成され、R5=
R6/2であるから本回路の出力として入力信号
電圧と大きさが同じ正の出力が得られる。 以上のように、本回路によつて交流信号電圧の
正の部分はそのままで、負の部分が反転された絶
対値信号電圧を得ることができる。 比較回路28 これは第6図に示すように、正入力端子に絶対
値増幅回路27の出力を負入力端子に基準電圧
Erより小さい場合は、その出力はダイオードD3
にクランプされてローレベルに保たれるが、反対
の場合は無限大利得の増幅器として動作し、電源
電圧によつて制限されるハイレベルになる。 次に、基準電圧Erの決定法について説明する。
前記(2)式において、K=−220dB,A=100dBと
すると、 E=S−120 (4) となる。一方、制限波電圧の波高値eVとそのレ
ベルEdBとの間の関係式(5)を用いて、(4)式を書き
直すと(6)式が得られる。 E=20log10(e/√2) (5) e=√2・10S-120/20 (6) 第8図は、(6)式により100dB≦S≦120dBの範
囲について計算した比較回路28の入力信号電圧
の波高値eVである。これによれば、例えば、
115dBよりも大きい音圧レベルを有する信号を漏
水音と判定する場合は、基準電圧Erを0.795V以
下に設定するとよいことが分る。 信号継続時間積分回路23 第9図は信号継続時間積分回路23の一例を示
すものであつて、タイミング回路44によつて制
御される記憶回路45およびカウンタ43を有
し、この記憶回路45の出力とパルス発振回路4
0の出力とを入力するアンドゲートG1の出力と
波形整形回路22の出力とからカウンタ43に論
理積出力を送るアンドゲート42により構成され
る。 動作は次の通りである。パルス発振回路40の
周波数は波形整形回路22に含まれる帯域フイル
タの高域遮断周波数の数倍以上とし、分解能を確
保する。タイミング回路44は時計を内蔵し、制
御入力によつて設定された時刻に積分開始信号
INI、積分終了信号INO、判定実施信号DIO、カ
ウンタ43のリセツト信号RSなどの一連の指令
信号を発生する機能をもつている。これらの信号
は通常は1日周期で発生し、例えば、深夜の0時
に積分開始信号INIが、午前4時に積分終了信号
INOが出るように設定される。 記憶回路45は積分開始信号INIから積分終了
信号INOまでの間、論理“1”の状態を保持し、
アンドゲート41によつてパルスとの論理積をと
り、アンドゲート42へパルスを供給する。アン
ドゲート42はアンドゲート41の出力パルスと
波形整形回路22の出力信号の論理積をとること
によつて、波形整形回路22の出力信号継続時間
をデイジタル化する。カウンタ43はアンドゲー
ト42の出力パルス列を計数することによつて、
積分開始信号INIが発生してから積分終了信号
INOが発生するまでの波形整形回路出力信号の
時間積分を行う。 第10図は波形整形回路22および信号継続時
間積分回路23における各部分における出力波形
を示す波形図であつて、第10図aは帯域通過フ
イルタ26の出力信号波形の一例、同図bは絶対
値増幅回路27の出力信号波形の一例で、aの負
信号をOVラインを中心に折り返した形になつて
いる。同図cは基準電圧Erよりも同図bの信号
が大きいときに、ハイレベルになる比較回路28
の出力信号波形で、波形整形回路22の出力信号
である。同図dはアンドゲート42の出力パルス
列で、波形整形回路22の出力信号のハイレベル
期間に比例したパルス数となつている。eは積分
開始信号INI、fは積分終了信号INO、gは記憶
回路45の論理“1”の状態を示す積分期間信
号、hは判定実施信号DIOで積分終了信号INOの
後に出され、漏水判定回路24を動作させるため
のものである。リセツト信号RSはさらにこの後
に出されて、カウンタ43をイニシヤライズする
のに使われる。 漏水判定回路24 第11図は漏水判定回路24の一例で2進並列
比較回路を示す。いま、ビツト数kの二つの2進
数をX,Yとし、2進数Xの最下位の数(LSD)
の論理“1”をX1、最上位の数(MSD)の論理
“1”をXK、同様に2進数YのLSDの論理“1”
をY1、MSDの論理“1”をYKとし、pK,qK,rK
をそれぞれ次のように定義する。 pK=XK∩K(K=1,2,……,K) qK=K∩YK(K=1,2,……K) (7) rK=XK∩YKUK∩K(K=1,2,……,
K) ただし、K・KはそれぞれXK・YKの論理
“0”信号、∩は論理積、Uは論理和を表わす記
号である。 又、2進数X,Yの大小に関する論理記号P,
Q,Rを P=1 (X>Y) Q=1 (X<Y) R=1 (X=Y) (8) のように決めると、 P=pKU(pK-1∩rK)U(pK-2∩rK∩rK-1
)U…… Q=qKU(qK-1∩rK)U(qK-2∩rK∩rK-1)U…… R=rK∩rK-1∩rK-2∩……∩r1 (9) となる。第11図はアンドゲート50およびオア
ゲート51を用いて、(7),(8),(9)式の論理を構成
したもので、2進数Aをカウンタ43の値、2進
数Yを判定基準値に対応させるならば、出力Pが
判定出力となる。漏水判定回路の実現の上では、
破線で囲んだQの信号出力に関する部分は、不要
である。また、アンドゲート52は、判定実施信
号DIOと出力Pの論理積をとすて漏水ありの判定
信号D0を出力するためのものである。 漏水の判定について次の述べる。 第12図は、比較回路28への正弦波入力信号
の大きさS(dB)と、時間積分率(%)の関係を
下記の(10),(11)式に基づいて計算した結果である。
なお、パラメータは基準電圧Er(V)である。 C=π−2θ/π×100 (10) θ=sin-1(Er/Ep) S=20log(Ep/√2) (11) ただし、Epは正弦波入力信号S(dB)を波高
値電圧(V)に換算したもの、πは正弦波半波長
の位相角度(radian)、θは第13図に示す位相
角度(radian)である。 いま、基準電圧Er=0.5V、漏水判定の基準を
時間積分率C>40%とすると、第12図のグラフ
より、比較回路28への入力信号Sは−7dB以上
必要となる。すなわち、Er=0.5V、C=40%に
設定すると、時間積分率を測定している全期間
で、−7dBより大きい入力信号が継続して発生し
ている場合に、漏水と判定することができる。ま
た、例えば、+20dBの大きさの雑音が、測定期間
中に20%の時間占有率で発生しても、時間積分率
は98%×0.2=19.6%にしかならず、上記の漏水
判定基準の40%未満であるから、漏水と判定され
ることがない。 流量計量部39 これは流量信号検出回路36、流量積算回路3
7、表示回路38、電源供給回路35からできて
おり、流量信号検出回路36は、水流を受けて回
転する羽根車を検出する近接スイツチと羽根車の
通過をパルス信号に変換する波形整形回路から成
る。流量積算回路37は、前記パルス信号を計数
し、計量単位流量(たとえば0.1)に相当する
パルスを計数したときに流量の積算値を1単位増
加させる積算機能を有する。表示回路38は、流
量積算値を表示するための回路、電源供給回路3
5は以上の流量計量部39を作動させるのに必要
な電源を供給する回路である。 以上の各部分の構成は良く知られているので詳
細な説明は省略する。 伝送回路34′ これは本発明の主要部をなす部分であつて、そ
の一実施例の構成を第14図に示す。 これによれば漏水信号記憶回路32の上位4ビ
ツトおよび下位4ビツトにそれぞれ接続された4
ビツトのR−Sフリツプフロツプであるバツフア
レジスタ61−1および61−2が設けられ、ま
た流量積算回路37の32ビツト出力の4ビツト毎
に対応して接続された4ビツトのR−Sフリツプ
フロツプであるバツフアレジスタ62−1,……
62−8が設けられ、これらのバツフアレジスタ
はそれぞれバスライン60に接続されている。ま
た、回線接続用の端子63には送信および受信時
にデータ内容を一時蓄積するための双方向性信号
バツフアであるラインバツフア65が接続され、
このラインバツフアには受信バツフア66および
送信バツフア67が接続され、さらにこれら両バ
ツフア66および67には伝送制御回路68が接
続されている。この伝送制御回路68からは各バ
ツフアレジスタへ制御線71および信号線72が
引出されている。なお、器番コードレジスタ64
は例えば2桁の固定記憶装置であつて、量水器の
形式による固有値が記憶されている。 このような伝送回路の動作を説明する前に、宅
内側網制御装置へ送出される送出データのフオー
マツトの一例を第15図に示す。第15図aは1
データ分のフオーマツト、第15図bは1桁分の
データのビツト構成で、矢印の方向は信号の送出
方向、すなわち矢印の先頭に近いデータから順番
に送出されることを表わしている。マーク信号は
ある一定時間継続する論理“1”信号、スペース
信号はある一定時間継続する論理“0”信号、ス
タートコードは送出データの開始を示すためにあ
らかじめ定められた1桁の特定のコード、ストツ
プコードは送出データの終了を示すためにあらか
じめ定められた1桁の特定のコード、器番コード
は水道メータの型式、漏水検出装置の型式などを
区別するための2桁の特定コード、流量積算値は
水道メータの流量計量値で8桁のデータ、漏水信
号は漏水信号記憶回路の値を表わす2桁のデータ
である。1桁は7ビツトで構成され、第15図b
のように、先頭を表わすスタートビツト、BCD
の1桁または16進の1桁を表わす4ビツトのデー
タビツト、データビツトに対するパリテイビツ
ト、後尾を表わすストツプビツトから成る。 次に、この伝送回路の動作を説明する。いま、
宅内側網制御装置5から一対の信号ケーブルで接
続される端子63を介して、論理“1”の信号が
ラインバツフア65に送られて来たとする。これ
は、データ処理装置1が加入者の電話番号と漏水
検出装置または漏水検出機能付きの水道メータを
指定する番号(他の電力メータおよびガスメータ
と区別するための番号)を発することによつて、
加入者の電話機6が話中でなければ、宅内側網制
御装置5から発せられる信号である。ラインバツ
フア65は双方向性の信号バツフアで、端子63
から入力された信号を受信バツフア66へ出力す
る機能と送信バツフア67から入力された信号を
端子63へ出力する機能を有するから、受信バツ
フア66はラインバツフアからの論理“1”信号
パルスの継続時間が規定範囲にあれば、伝送制御
回路68へ送信開始を支持する送信開始信号を7
3へ出力する。伝送制御回路68は第16図のタ
イムチヤートに示すように、送信開始信号を受け
てロード信号、およびマーク信号とスタートコー
ドを連続して74へ出力する。次に75へデータ
送信信号を出力すると、送信バツフア67が4ビ
ツトのバスライン60に乗つているデータを入力
して、第15図bに示すようにスタートビツト、
バスラインデータのA0,A1,A2,A3、パリテイ
ビツト、ストツプビツトの順でラインバツフア6
5へ出力する。ラインバツフア65からは、入力
と同じ時系列信号が端子63へ出力される。スタ
ートビツト、ストツプビツト、およびパリテイビ
ツトの付加は送信バツフア67が行う。器番コー
ドは2桁であるから、上記7ビツトの時系列信号
は送信バツフア67より、直列に2組出力され
る。この間伝送制御回路68からの選択信号が7
2へ出力される器番コードレジスタ64が選択さ
れている。すなわち、バスライン60へは選択信
号によつて選択されたレジスタからの信号のみが
出力されるようになつている。以下同様に、流量
積算値70が置数されたバツフアレジスタ62−
1,……,62−8、漏水信号69が置数された
バツフアレジスタ61−1,61−2を選択する
信号が信号線72に与えられ、送信バツフア67
は順次にこれら信号の全てを第15b図の時系列
信号に変換してラインバツフア65へ出力するの
で、端子63に同じ時系列信号が出力される。最
終データが出力されると、信号数75に出力され
ていた伝送制御回路68からのデータ送信信号は
オフし、代りにストツプコードとこれに引続きス
ペース信号を74へ出力することによつて、全伝
送手順が終了する。 以上のような漏水検出装置付量水器においては
種々の変形が可能である。 第17図は信号継続時間積分回路23の他の実
施例で、第9図との相違点はパルス発振回路40
の代りに、電圧−周波数変換回路46が使用され
ていることである。電圧−周波数変換回路46
は、入力電圧に比例した周波数のパルスを出力す
る回路であるが、波形整形回路22の出力信号の
大きさが一定値であるから、入力信号が継続する
間中、一定周波数のパルスを出力するので、第9
図の回路と同じ機能をもち、第10図の信号波形
も同じになる。 次に、深夜の検出感度を高める場合の実施例に
ついて詳細に説明する。第18図にその一実施例
の構成図を示す。センサ21、帯域通過フイルタ
26、および絶対値増幅回路27は第6図に示し
たものと同じものである。ゲイン可変増幅回路2
5′は、リレー31の接点a1,b1,c1によつて負
帰還抵抗R11,R12が切り換えられる構造となつ
ている他は、第6図の増幅回路25と同じもので
ある。基準値可変比較回路28′は、前記リレー
31の接点a2,b2,c2によつて基準電圧Er1,Er2
を選択できる構造となつている他は、第6図の比
較回路28と同じものである。時計回路29は、
セツト、リセツト信号を記憶回路30に与えるこ
とによつて、リレー31を励磁、または非励磁状
態にする。また、時計回路29は任意の時刻t1,
t2にそれぞれ信号S1,S2を出力端29b1,29b2
に出力するように調節されている。また、この出
力端29b1,28b2はそれぞれ記憶回路30のセ
ツト入力端子30a1、リセツト入力端30a2に接
続されているので、時刻t1の信号S1によつて記憶
回路30は状態“1”となつてリレー31が励磁
され、時刻t2の信号S2によつて記憶回路30は状
態“0”となつてリレー31が非励磁となる。リ
レー31は非励磁状態で、接点C1がゲイン可変
増幅回路25′のフイードバツク抵抗R1を選択
し、接点C2で基準電圧Er1を選択するようになつ
ている。また、励磁状態では、接点C1がフイー
ドバツク抵抗R2を選択し、接点C2が基準電圧Er2
を選択するようになつている。 第19図は増幅回路25′のゲインおよび比較
回路28′の基準電圧を切換えるタイムチヤート
を示し、ゲイン可変増幅回路25′のゲイン(同
図c)、および基準値可変比較回路28′の基準電
圧(同図d)は時刻tの関数であり、第19図に
ついて次のように与えられる。なお、同図aは時
計回路29の出力、同図bはリレー31の状態を
表わしている。 いま、t1≦t<t2、なる時刻tを深夜時間帯の
時刻、t0≦t<t1およびt2≦tなる時刻tを深夜
以外の時間帯の時刻とすれば、増幅回路25′の
ゲイン、および比較回路28′の基準電圧を次の
ように設定する。 増幅回路25′のゲイン=g1(t∈τ1) g2(t∈τ2) 比較回路28′の基準電圧=Er1(t∈τ1) Er2(t∈τ2) ただし、集合τ1は深夜以外の時間帯の時刻、集
合τ2は深夜の時間帯の時刻を表わす。 τ1={t|t0≦t1・t2≦t} τ2={t|t1≦t<t2} また、増幅回路25′の出力端での信号の大き
さと雑音の大きさを次のように与える。 出力信号の大きさ=Us1(t∈τ1) Us2(t∈τ2) 出力雑音の大きさ=Uo1(t∈τ1) Uo2(t∈τ2) また、増幅回路25′の入力端での漏水信号の
大きさと雑音の大きさを次のように与える。 入力信号の大きさ=υs1(t∈τ1) υs2(t∈τ2) 入力雑音の大きさ=υo1(t∈τ1) υo2(t∈τ2) したがつて、 US1=g1υS1,Uo1=g1υo1 (12) Us2=g2υs2,Uo2=g2υo2 であり、いま、υs1=υs2≡υs,υo1=kυo2,υs=
Nυo2とすると、 Uo1=g1kυo2=g1kυs/N (13) となる。 そこで、深夜時間帯の出力信号が、深夜以外の
時間帯の雑音よりも大きくなる条件Us2>Uo1よ
り、 g2υs>g1k/Nυs すなわち、 g2/g1>k/N (14) が得られる。 この条件を満す増幅回路25′のゲインg1,g2
を用いる場合には、Er1=Er2であつても、深夜以
外の時間帯には雑音より小さい漏水信号を、深夜
時間帯に弁別することが可能である。 (14)式が成立しない場合は、さらに、 (15)式の条件が必要となる。 er1=er2>δ (15) ただし、δは適当な正の定数である。 次に、第1表の数値例に基づいた実例について
説明する。説明を簡単にするために信号、雑音が
同一周波数の正弦波であるとする。
以上のように本発明によれば、漏水信号を蓄積
する第1の記憶部と、流量信号を蓄積する第2の
記憶部と、これらの記憶内容を所定の順序で連続
して通信回線に送出させる伝送制御回路を備えて
いるため、流量検針のための1回の呼出しで漏水
情報をもあわせて収集することができ、漏水の巡
回調査等を行うことなく効率的な漏水調査が可能
となると共に伝送回線の節約が可能になる。
する第1の記憶部と、流量信号を蓄積する第2の
記憶部と、これらの記憶内容を所定の順序で連続
して通信回線に送出させる伝送制御回路を備えて
いるため、流量検針のための1回の呼出しで漏水
情報をもあわせて収集することができ、漏水の巡
回調査等を行うことなく効率的な漏水調査が可能
となると共に伝送回線の節約が可能になる。
第1図は従来の漏水検出装置の構成を示すブロ
ツク図、第2図はこれを含む自動検針システムの
構成図、第3図は漏水検出装置と量水器を一体化
したものの使用例を示す配置図、第4図は流水音
と漏水音のパワースペクトラム、第5図は本発明
にかかる量水器の構成を示すブロツク図、第6図
は波形整形回路の構成の一例を示す回路図、第7
図は漏水流量とセンサ受圧部音圧レベルとの関係
を示すグラフ、第8図はセンサ受圧部音圧レベル
と比較回路入力電圧の波高値との関係を示すグラ
フ、第9図は信号継続時間積分回路の構成の一例
を示す回路図、第10図は波形整形回路および信
号継続時間積分回路における出力波形を示す波形
図、第11図は漏水判定回路の一例を示す回路
図、第12図は比較回路28における入力信号レ
ベルと時間分積率との関係を示すグラフ、第13
図は正弦波入力信号を示すグラフ、第14図は本
発明の主要部をなす伝送回路の構成を示すブロツ
ク図、第15図は送出データのフオーマツトの説
明図、第16図は伝送回路における動作を示すタ
イムチヤート、第17図は信号継続時間積分回路
の変形例を示す回路図、第18図は波形整形回路
の変形例を示す回路図、第19図はその動作を示
すタイムチヤート、第20図および第21図は漏
水信号、雑音、基準電圧の関係を示す波形図、第
22図は波形整形回路の他の例を示す回路図、第
23図は電源供給回路の一例を示す回路図であ
る。 1……データ処理装置、7c……量水器、7d
……漏水検出装置、8……量水器、19……漏水
検出部、20……電源供給回路、21……セン
サ、22……波形整形回路、23……信号継続時
間積分回路、24……漏水判定回路、25……増
幅回路、26……帯域通過フイルタ、27……絶
対値増幅回路、28……比較回路、29,55…
…時計回路、30,56……記憶回路、31,5
7……リレー、32……漏水信号記憶回路、3
4,34′……伝送回路、35……電源供給回路、
36……流量信号検出回路、37……流量積算回
路、39……流量計量部、61−1,61−2,
62−1,62−8……バツフアレジスタ、63
……端子、64……器番コードレジスタ、65…
…ラインバツフア、68……伝送制御回路。
ツク図、第2図はこれを含む自動検針システムの
構成図、第3図は漏水検出装置と量水器を一体化
したものの使用例を示す配置図、第4図は流水音
と漏水音のパワースペクトラム、第5図は本発明
にかかる量水器の構成を示すブロツク図、第6図
は波形整形回路の構成の一例を示す回路図、第7
図は漏水流量とセンサ受圧部音圧レベルとの関係
を示すグラフ、第8図はセンサ受圧部音圧レベル
と比較回路入力電圧の波高値との関係を示すグラ
フ、第9図は信号継続時間積分回路の構成の一例
を示す回路図、第10図は波形整形回路および信
号継続時間積分回路における出力波形を示す波形
図、第11図は漏水判定回路の一例を示す回路
図、第12図は比較回路28における入力信号レ
ベルと時間分積率との関係を示すグラフ、第13
図は正弦波入力信号を示すグラフ、第14図は本
発明の主要部をなす伝送回路の構成を示すブロツ
ク図、第15図は送出データのフオーマツトの説
明図、第16図は伝送回路における動作を示すタ
イムチヤート、第17図は信号継続時間積分回路
の変形例を示す回路図、第18図は波形整形回路
の変形例を示す回路図、第19図はその動作を示
すタイムチヤート、第20図および第21図は漏
水信号、雑音、基準電圧の関係を示す波形図、第
22図は波形整形回路の他の例を示す回路図、第
23図は電源供給回路の一例を示す回路図であ
る。 1……データ処理装置、7c……量水器、7d
……漏水検出装置、8……量水器、19……漏水
検出部、20……電源供給回路、21……セン
サ、22……波形整形回路、23……信号継続時
間積分回路、24……漏水判定回路、25……増
幅回路、26……帯域通過フイルタ、27……絶
対値増幅回路、28……比較回路、29,55…
…時計回路、30,56……記憶回路、31,5
7……リレー、32……漏水信号記憶回路、3
4,34′……伝送回路、35……電源供給回路、
36……流量信号検出回路、37……流量積算回
路、39……流量計量部、61−1,61−2,
62−1,62−8……バツフアレジスタ、63
……端子、64……器番コードレジスタ、65…
…ラインバツフア、68……伝送制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水道管に接続された漏水検出装置と、 水道使用量を積算する流量計量装置と、 前記漏水検出装置で発生した漏水信号を蓄積す
る第1の記憶部、前記流量計量装置で発生した流
量信号を蓄積する第2の記憶部、および前記第1
の記憶部の記憶内容および前記第2の記憶部の記
憶内容を通信回線に接続された中央処理装置から
の指令により所定の順序で連続して前記通信回線
を通じて前記中央処理装置側に送出させる伝送制
御回路を備えた伝送回路と、 を備えたことを特徴とする漏水検出装置付量水
器。 2 漏水検出装置が、水道管の流路中に設置さ
れ、漏水により発生し水中を伝播する音圧変動お
よび管壁を伝播する振動を検知するセンサと、こ
のセンサの出力を増幅する増幅回路と、この増幅
回路の出力のうち主要周波数成分のみを通過させ
る帯域通過フイルタと、この帯域通過フイルタの
出力のうち負極性信号と正極性信号に変換して出
力する絶対値増幅回路と、この絶対値増幅回路の
出力を所定の判定基準電圧と比較して判定信号を
出力する比較回路と、この比較回路の出力を所定
時間だけ信号の継続時間を積分する信号継続時間
積分回路と、この信号継続時間積分回路の出力を
予め設定された判定基準値とを比較して雑音と漏
水音との区別を行う漏水判定回路と、この漏水判
定回路の出力における漏水判定回数を計数記憶す
る漏水信号記憶回路と、この漏水信号記憶回路の
内容を表示する表示回路を備えた特許請求の範囲
第1項記載の漏水検出装置付量水器。 3 漏水検出装置が、水道管の流路中に設置さ
れ、漏水により発生し水中を伝播する音圧変動お
よび管壁を伝播する振動を検知するセンサと、こ
のセンサの出力を入力し増幅する増幅回路と、こ
の増幅回路の出力のうち主要周波数成分のみを通
過させる帯域通過フイルタと、この帯域通過フイ
ルタの出力のうち負極性信号と正極性信号に変換
して出力する絶対値増幅回路と、この絶対値増幅
回路の出力を所定の判定基準電圧と比較して判定
信号を出力する比較回路と、この比較回路の出力
を所定時間だけ信号の継続時間を積分する信号継
続時間積分回路と、この信号継続時間積分回路の
出力を予め設定された判定基準値とを比較して雑
音と漏水音との区別を行う漏水判定回路と、この
漏水判定回路の出力を入力し漏水と判定された回
数を計数、記憶する漏水信号記憶回路と、この漏
水信号記憶回路の内容を表示する表示回路と、任
意の決められた時刻にセツト信号またはリセツト
信号を出力する時計回路と、前記セツト信号、リ
セツト信号を記憶する記憶回路のゲインおよび比
較回路の判定基準電圧を深夜、外部雑音が減少し
たときに高めるよう切換える切換器とを備えた特
許請求の範囲第1項記載の漏水検出装置付量水
器。 4 漏水検出装置が、水道管の流路中に設置さ
れ、漏水により発生し水中を伝播する音圧変動お
よび管壁を伝播する振動を検知するセンサと、こ
のセンサの出力を入力し増幅する増幅回路と、こ
の増幅回路の出力のうち主要周波数成分のみを通
過させる帯域通過フイルタと、この帯域通過フイ
ルタの出力のうち負極性信号と正極性信号に変換
して出力する絶対値増幅回路と、この絶対値増幅
回路の出力を所定の判定基準電圧と比較して判定
信号を出力する比較回路と、この比較回路の出力
を所定時間だけ信号の継続時間を積分する信号継
続時間積分回路と、この信号継続時間積分回路の
出力を予め設定された判定基準値とを比較して雑
音と漏水音との区別を行う漏水判定回路と、この
漏水判定回路の出力を入力し漏水と判定された回
数を計数、記憶する漏水信号記憶回路と、この漏
水信号記憶回路の内容を表示する表示回路と、任
意の決められた時刻にセツト信号またはリセツト
信号を出力する第1の時計回路と、前記セツト信
号、リセツト信号を記憶する記憶回路のゲインお
よび比較回路の判定基準電圧を深夜、外部雑音が
減少したときに高めるよう切換える第1の切換器
と、任意の決められた時刻にセツトまたはリセツ
ト信号を出力する第2の時計回路と、前記セツト
信号、リセツト信号を記憶する第2の記憶回路
と、この記憶回路の内容に基づいて、深夜のみに
消費電力の大きな回路への電源供給を行うよう投
入および遮断を行う第2の切換器と、を備えた特
許請求の範囲第1項記載の漏水検出装置付量水
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59064879A JPS60209117A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 漏水検出装置付量水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59064879A JPS60209117A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 漏水検出装置付量水器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60209117A JPS60209117A (ja) | 1985-10-21 |
| JPH0315964B2 true JPH0315964B2 (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=13270842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59064879A Granted JPS60209117A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 漏水検出装置付量水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60209117A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6398538A (ja) * | 1986-10-15 | 1988-04-30 | Nec Corp | 漏水音識別装置 |
| JPH0772705B2 (ja) * | 1987-07-22 | 1995-08-02 | 株式会社東芝 | 漏水および漏水位置検出装置 |
| JPS6425025A (en) * | 1987-07-22 | 1989-01-27 | Toshiba Corp | Detecting apparatus of leakage of water |
| JP2860126B2 (ja) * | 1989-12-26 | 1999-02-24 | メージャーメント・テクノロジー・インターナショナル | 流体流量計 |
-
1984
- 1984-03-31 JP JP59064879A patent/JPS60209117A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60209117A (ja) | 1985-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |