JPH0319274B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0319274B2 JPH0319274B2 JP29289786A JP29289786A JPH0319274B2 JP H0319274 B2 JPH0319274 B2 JP H0319274B2 JP 29289786 A JP29289786 A JP 29289786A JP 29289786 A JP29289786 A JP 29289786A JP H0319274 B2 JPH0319274 B2 JP H0319274B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- titanium dioxide
- dioxide powder
- coating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Paints Or Removers (AREA)
Description
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明はコーテイング材組成物,特にデイツプ
コート用シリコーン系コーテイング材に関するも
ので、ハイブリツドICの防湿絶縁コート等に利
用されるものである。 (従来の技術) 本発明に係る従来技術としては、特開昭59−
176347号の公報がある。 従来デイツプコート用材料は、デイツプ作業時
の様な剪断応力がかかつた状況では見かけの粘度
が低く、デイツプ作業後のような剪断応力がない
場合には見かけの粘度が高いという、所謂チクソ
トロピー性が高い方が良く、更にデイツプ作業時
の見かけ粘度は低ければ低い程作業性が良く、ま
た硬化後は強靭な皮膜強度を持つことが要望さ
れ、デイツプコート用シリコーン系コーテイング
材(ここでいうシリコーン系とはオルガノポリシ
ロキサンを主成分とする組成物をいう)は、チク
ソトロピー性や皮膜強度を高めるために微粒子シ
リカ粉末を添加していた。 (発明が解決しようとする問題点) しかし前記チクソトロピー性や皮膜強度を高め
るために微粒子シリカ粉末を添加する場合に、一
般的に数十重量部を超えると凝集をおこしたり、
高粘度化したりするために、デイツプ作業が困難
になるので、より高いチクソトロピー性や皮膜強
度が得られないという問題点があつた。 本発明はデイツプコート用シリコーン系コーテ
イング材組成物に於いて、チクソトロピー性が高
く、かつ強靭な皮膜強度を持つコーテイング材組
成物を技術的課題とするものである。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段〕 前記技術的課題を解決するための手段は、オル
ガノポリシロキサンを主成分とする組成物に添加
剤として一次平均粒径が5.0〜100mμ,比表面積
が20m2/g以上の二酸化チタン粉末、もしくは前
記二酸化チタン粉末とカーボンブラツクを加えた
コーテイング材組成物で、オルガノポリシロキサ
ンを主成分とする組成物100重量部に対し、前記
二酸化チタンを5.0〜150重量部添加するか、又は
オルガノポリシロキサン組成物100重量部に対し、
カーボンブラツクを0.5〜5.0重量部添加したコー
テイング材組成物である。 (作用) 前記技術的手段は次のように作用する。 すなわち、二酸化チタン粉末はチクソトロピー
性を高くする目的で添加するが、従来の微粒子シ
リカ粉末に比べ、同じチクソトロピー性を持たせ
た場合、見かけ粘度が低いという特徴がある。こ
の原因は結晶構造,粒子表面状態などによると推
定されるが、(実施例1と比較例1参照),二酸化
チタン粉末を添加剤として使用すれば微粒子シリ
カ粉末を使用した時よりも同一見かけ粘度で高い
チクソトロピー性を得ることができる。更に二酸
化チタン粉末は微粒子シリカ粉末に比べ添加量に
よる見かけ粘度増加が低いため(実施例1,比較
例1参照)、高充填が可能となり皮膜強度がアツ
プするものである。 この様な効果が得られる二酸化チタン粉末の一
次平均粒径は5.0〜100mμが好ましく、比表面積
が20m2/g以上のものが良いものである(実施例
1,比較例2参照)。添加量はベースシリコーン
系組成物100重量部に対し5.0〜150重量部がチク
ソトロピー性や皮膜強度と見かけ粘度のバランス
がとれ作業性が良好であり、又二酸化チタン粉末
の表面処理は行つても、行わなくてもどちらでも
良い。 又見かけ粘度を低下させ、作業性を向上させる
とともに二酸化チタン粉末の高充填化を可能にさ
せるためにカーボンブラツクを添加することも有
効である(実施例1,2,3参照)。 添加量は任意に選択できるが、絶縁性を考慮す
るとベースシリコン組成物100重量部に対し0.5〜
5.0重量部が良い。 この様に添加剤として二酸化チタン粉末もしく
は二酸化チタン粉末とカーボンブラツクを使用し
たシリコーン系コーテイング材組成物は低粘度,
高チクソトロピー性高強度というデイツプコート
用として優れた性能を有するものである。 (実施例) 以下実施例について説明する。 実施例 1 見かけ粘度12.000cps(B型回転粘度計にて回転
数10rpm,ロータNo.7で回転開始から1分後の粘
度),チクソトロピー性を示す数値n=0.35であ
る。ポリアルキルアルケニルシロキサン及びポリ
アルキル水素シロキサンを主成分とするシリコー
ン系組成物100重量部に対し、一次平均粒径
20mμ,比表面積50m2/gである二酸化チタン粉
末を20重量部添加した。 ここで、 n=|logη4−logη10/log4−log10| η4=4rpmで測定した粘度,η10=10rpmで測定
した粘度で、それぞれ回転開始から1分後の粘度
である。 (注)ηの値が大きい程チクソトロピー性が高い
ことを示す。 この様にして得られた組成物の性能を表1に示
す。 実施例 2 実施例1で得られた組成物にカーボンブラツク
を1重量部添加したところ、見かけ粘度が低下し
作業性が向上した、これを第1表に示す。 比較例 1 実施例と同様なシリコーン系組成物100重量部
に対し、一次平均粒径40mμ,比表面積50m2/g
であるシリカ粉末を20重量部添加した。 この様にして得られた組成物は見かけ粘度が高
すぎてデイツプ作業性が著しく悪くなつた、これ
を第1表に示す。 比較例 2 実施例1と同様なシリコーン系組成物100重量
部に対し、一次平均粒径120mμ,比表面積10m2/
gである二酸化チタンを20重量部添加した。 この様にして得られた組成物は、チクソトロピ
ー性が低いため、デイツプ作業時に液ダレ等が発
生し操作性が悪い、これを第1表に示す。 実施例 3 実施例1と同様なシリコーン系組成物100重量
部に対し、一次平均粒径20mμ,比表面積50m2/
gである二酸化チタンを40重量部,カーボンブラ
ツクを2重量部添加した、これを第1表に示す。
コート用シリコーン系コーテイング材に関するも
ので、ハイブリツドICの防湿絶縁コート等に利
用されるものである。 (従来の技術) 本発明に係る従来技術としては、特開昭59−
176347号の公報がある。 従来デイツプコート用材料は、デイツプ作業時
の様な剪断応力がかかつた状況では見かけの粘度
が低く、デイツプ作業後のような剪断応力がない
場合には見かけの粘度が高いという、所謂チクソ
トロピー性が高い方が良く、更にデイツプ作業時
の見かけ粘度は低ければ低い程作業性が良く、ま
た硬化後は強靭な皮膜強度を持つことが要望さ
れ、デイツプコート用シリコーン系コーテイング
材(ここでいうシリコーン系とはオルガノポリシ
ロキサンを主成分とする組成物をいう)は、チク
ソトロピー性や皮膜強度を高めるために微粒子シ
リカ粉末を添加していた。 (発明が解決しようとする問題点) しかし前記チクソトロピー性や皮膜強度を高め
るために微粒子シリカ粉末を添加する場合に、一
般的に数十重量部を超えると凝集をおこしたり、
高粘度化したりするために、デイツプ作業が困難
になるので、より高いチクソトロピー性や皮膜強
度が得られないという問題点があつた。 本発明はデイツプコート用シリコーン系コーテ
イング材組成物に於いて、チクソトロピー性が高
く、かつ強靭な皮膜強度を持つコーテイング材組
成物を技術的課題とするものである。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段〕 前記技術的課題を解決するための手段は、オル
ガノポリシロキサンを主成分とする組成物に添加
剤として一次平均粒径が5.0〜100mμ,比表面積
が20m2/g以上の二酸化チタン粉末、もしくは前
記二酸化チタン粉末とカーボンブラツクを加えた
コーテイング材組成物で、オルガノポリシロキサ
ンを主成分とする組成物100重量部に対し、前記
二酸化チタンを5.0〜150重量部添加するか、又は
オルガノポリシロキサン組成物100重量部に対し、
カーボンブラツクを0.5〜5.0重量部添加したコー
テイング材組成物である。 (作用) 前記技術的手段は次のように作用する。 すなわち、二酸化チタン粉末はチクソトロピー
性を高くする目的で添加するが、従来の微粒子シ
リカ粉末に比べ、同じチクソトロピー性を持たせ
た場合、見かけ粘度が低いという特徴がある。こ
の原因は結晶構造,粒子表面状態などによると推
定されるが、(実施例1と比較例1参照),二酸化
チタン粉末を添加剤として使用すれば微粒子シリ
カ粉末を使用した時よりも同一見かけ粘度で高い
チクソトロピー性を得ることができる。更に二酸
化チタン粉末は微粒子シリカ粉末に比べ添加量に
よる見かけ粘度増加が低いため(実施例1,比較
例1参照)、高充填が可能となり皮膜強度がアツ
プするものである。 この様な効果が得られる二酸化チタン粉末の一
次平均粒径は5.0〜100mμが好ましく、比表面積
が20m2/g以上のものが良いものである(実施例
1,比較例2参照)。添加量はベースシリコーン
系組成物100重量部に対し5.0〜150重量部がチク
ソトロピー性や皮膜強度と見かけ粘度のバランス
がとれ作業性が良好であり、又二酸化チタン粉末
の表面処理は行つても、行わなくてもどちらでも
良い。 又見かけ粘度を低下させ、作業性を向上させる
とともに二酸化チタン粉末の高充填化を可能にさ
せるためにカーボンブラツクを添加することも有
効である(実施例1,2,3参照)。 添加量は任意に選択できるが、絶縁性を考慮す
るとベースシリコン組成物100重量部に対し0.5〜
5.0重量部が良い。 この様に添加剤として二酸化チタン粉末もしく
は二酸化チタン粉末とカーボンブラツクを使用し
たシリコーン系コーテイング材組成物は低粘度,
高チクソトロピー性高強度というデイツプコート
用として優れた性能を有するものである。 (実施例) 以下実施例について説明する。 実施例 1 見かけ粘度12.000cps(B型回転粘度計にて回転
数10rpm,ロータNo.7で回転開始から1分後の粘
度),チクソトロピー性を示す数値n=0.35であ
る。ポリアルキルアルケニルシロキサン及びポリ
アルキル水素シロキサンを主成分とするシリコー
ン系組成物100重量部に対し、一次平均粒径
20mμ,比表面積50m2/gである二酸化チタン粉
末を20重量部添加した。 ここで、 n=|logη4−logη10/log4−log10| η4=4rpmで測定した粘度,η10=10rpmで測定
した粘度で、それぞれ回転開始から1分後の粘度
である。 (注)ηの値が大きい程チクソトロピー性が高い
ことを示す。 この様にして得られた組成物の性能を表1に示
す。 実施例 2 実施例1で得られた組成物にカーボンブラツク
を1重量部添加したところ、見かけ粘度が低下し
作業性が向上した、これを第1表に示す。 比較例 1 実施例と同様なシリコーン系組成物100重量部
に対し、一次平均粒径40mμ,比表面積50m2/g
であるシリカ粉末を20重量部添加した。 この様にして得られた組成物は見かけ粘度が高
すぎてデイツプ作業性が著しく悪くなつた、これ
を第1表に示す。 比較例 2 実施例1と同様なシリコーン系組成物100重量
部に対し、一次平均粒径120mμ,比表面積10m2/
gである二酸化チタンを20重量部添加した。 この様にして得られた組成物は、チクソトロピ
ー性が低いため、デイツプ作業時に液ダレ等が発
生し操作性が悪い、これを第1表に示す。 実施例 3 実施例1と同様なシリコーン系組成物100重量
部に対し、一次平均粒径20mμ,比表面積50m2/
gである二酸化チタンを40重量部,カーボンブラ
ツクを2重量部添加した、これを第1表に示す。
【表】
き込み等がないかどうかを評価した。
〔発明の効果〕 高いチクソトロピー性を得る方法としては、 (1)
〔発明の効果〕 高いチクソトロピー性を得る方法としては、 (1)
【式】といつた様な側鎖の大き
なシロキサンを添加する方法が考えられ、又、
強靭な皮膜強度を得る方法とては、 (2) シリコン系コーテイング材組成物の主剤とさ
れるシロキサンにおける有機基の一部をフエニ
ル基とする方法、 が考えられ、両者を同時に用いることにより、高
いチクソトロピー性で高強度な組成物が得られ
る。 しかし前記(1)については合成が困難で、高粘度
になるといつた欠点があり、(2)については僅か数
%しか引張強度を向上できないといつた欠点があ
る。 本発明は入手容易な二酸化チタン粉末、又は二
酸化チタン粉末とカーボンブラツクを添加するだ
けであるために製造が容易であり、又高充填が可
能であるので飛躍的に皮膜強度を上げることがで
きるのである。 又無機系添加剤を使用するこから線膨張係数が
小さくなり冷熱衝撃性が良くなるという効果もあ
る。
強靭な皮膜強度を得る方法とては、 (2) シリコン系コーテイング材組成物の主剤とさ
れるシロキサンにおける有機基の一部をフエニ
ル基とする方法、 が考えられ、両者を同時に用いることにより、高
いチクソトロピー性で高強度な組成物が得られ
る。 しかし前記(1)については合成が困難で、高粘度
になるといつた欠点があり、(2)については僅か数
%しか引張強度を向上できないといつた欠点があ
る。 本発明は入手容易な二酸化チタン粉末、又は二
酸化チタン粉末とカーボンブラツクを添加するだ
けであるために製造が容易であり、又高充填が可
能であるので飛躍的に皮膜強度を上げることがで
きるのである。 又無機系添加剤を使用するこから線膨張係数が
小さくなり冷熱衝撃性が良くなるという効果もあ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オルガノポリシロキサンを主成分とする組成
物に、添加剤として一次平均粒径が5〜100mμ,
比表面積が20m2/g以上の二酸化チタン粉末,も
しくは前記2酸化チタン粉末とカーボンブラツク
を加えたコーテイング材組成物。 2 オルガノポリシロキサンを主成分とする組成
物100重量部に対し、前記二酸化チタン粉末を5.0
〜150重量部添加した特許請求の範囲第1項に示
すコーテイング材組成物。 3 オルガノポリシロキサンを主成分とする組成
物100重量部に対し、カーボンブラツクを0.5〜
5.0重量部添加した特許請求の範囲第1項に示す
コーテイング材組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29289786A JPS63145373A (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | コ−テイング材組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29289786A JPS63145373A (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | コ−テイング材組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63145373A JPS63145373A (ja) | 1988-06-17 |
| JPH0319274B2 true JPH0319274B2 (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=17787803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29289786A Granted JPS63145373A (ja) | 1986-12-09 | 1986-12-09 | コ−テイング材組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63145373A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024122744A (ja) * | 2023-02-28 | 2024-09-09 | イビデン株式会社 | バスバー及びその製造方法、並びに蓄電装置 |
-
1986
- 1986-12-09 JP JP29289786A patent/JPS63145373A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63145373A (ja) | 1988-06-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |