JPH0323089B2 - - Google Patents
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- JPH0323089B2 JPH0323089B2 JP58228344A JP22834483A JPH0323089B2 JP H0323089 B2 JPH0323089 B2 JP H0323089B2 JP 58228344 A JP58228344 A JP 58228344A JP 22834483 A JP22834483 A JP 22834483A JP H0323089 B2 JPH0323089 B2 JP H0323089B2
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は、粘着力と凝集力とが適度にバランス
した共重合体の製造方法に関する。さらに詳しく
いえば、本発明は特定の成分および割合の単量体
成分を、重合開始剤としての過酸化水素およびレ
ドツクス用還元剤を特殊な方法で用いて乳化重合
させることによつて、上記性質を備えた共重合体
を製造する方法に関する。 (従来技術) 共重合性単量体を主原料として水分散型の共重
合体を製造する場合、これらをラジカル重合で得
るには、重合開始剤として過酸化物単独系、過酸
化物と還元剤とを組合わせたレドツクス開始系、
又はアゾ化合物単独系を用いるのが一般的であ
る。一方、感圧接着剤として重要な性能である、
粘着力と凝集力のバランスのとれた重合体を得る
には一般に分子量分布を低分子量から高分子量ま
で巾広くとることが必要とされている(特開昭56
−152802号公報)。このため、通常は共重合性単
量体の重合に当つて分子量調節剤を併用して低分
子量化を図り、所定の性能を得んとする場合が多
い。しかし、分子量調節剤を用いると低分子量化
する反面、目的としたような広い分子量分布は得
られず、せまい分布を有する重合体となる。更
に、改良法として分子量の異なる重合体のブレン
ドが挙げられるが効果は小さい。 また、不均質な分子量を有する重合体の製法な
どが提案されている(特開昭56−152802号公報な
ど)が異なつた平均分子量を有する高分子量体を
複数の段階を経て製造していくため煩雑である。 また、過酸化水素とレドツクス還元剤との組合
せを用いて単量体を乳化重合することも知られて
はいる(特開昭50−96688号公報、特開昭56−
152802号公報)。 しかしながら、工業生産性にすぐれ、かつ粘着
力と凝集力のバランスのすぐれた共重合体は得ら
れていなかつた。 (発明の目的) このような現状に鑑み、本発明者らは、鋭意検
討を重ねた結果、複雑な重合法を用いることな
く、水分散型重合体にバランスのとれた粘着性を
付与する方法を発明するに至つた。 本発明は、粘着剤に適した共重合体を提供する
ことを目的としている。 本発明によつて得られた共重合体は、エマルジ
ヨンとして機械的、化学的に安定であり、乾燥後
の皮膜は良好な粘着力と凝集力を示し、耐水性も
良い。従つて、感圧性接着ラベル、テープ、シー
ト等の各種用途に有用である。 〈発明の構成〉 本発明は (a) エチレン性不飽和モノカルボン酸、エチレン
性不飽和ジカルボン酸およびエチレン性不飽和
ジカルボン酸のモノエステルの群から選ばれた
少なくとも1種の単量体0.5〜7.0重量%、およ
び (b) 前記(a)項の単量体以外の共重合可能なモノエ
チレン性単量体または/および共役ジオレフイ
ン を、得られる共重合体のガラス転移温度が−20℃
以下となるように(b)の割合を選択して、重合開始
剤として過酸化水素の全量または一部をあらかじ
め仕込んでおき、レドツクス還元剤の全量もしく
は一部を重合反応系に回分的、逐次または連続的
に添加し、乳化剤を用いてエマルジヨン重合し、
共重合体を製造する方法である。 〈エチレン性不飽和モノカルボン酸、エチレン性
不飽和ジカルボン酸、そのモノエステル〉 本発明の共重合エマルジヨンに使用するエチレ
ン性不飽和カルボン酸等の単量体としては、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸等の不飽和モ
ノカルボン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマー
ル酸等の不飽和ジカルボン酸のほかにイタコン酸
モノメチルエステル、マレイン酸モノエチルエス
テル等の不飽和ジカルボン酸のモノエステル等が
あり、これらを1種又は2種以上併用しても良
い。 本発明で用いるエチレン性不飽和カルボン酸ま
たはそのモノエステルは、エマルジヨンの重合安
定性、機械的安定性及び粘着性などに寄与するた
め、その使用量は、0.5〜7重量%、好ましくは
1〜5重量%である。0.5重量%未満では、重合
安定性、機械的安定性及び粘着性が悪くなり、一
方7重量%を越えると粘着用として使用した際の
耐水性が低下し、かつ共重合体エマルジヨンのPH
アツプ時の粘度が上昇し、取扱い上問題となる。 〈共役ジオレフイン〉 本発明で使用する共役ジオレフインとしては、
ブタジエン、イソプレン等があり、また、それら
の組み合わせでもよい。 〈共重合可能なモノエチレン性単量体〉 本発明で使用する共重合可能な単量体のうち、
エチレン性不飽和カルボン酸アルキルエステルと
しては、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレート等があるが、
二種類以上の併用も差支えない。この明細書にお
いて「(メタ)アクリレート」とは、アクリレー
トとメタクリレートの両者を意味するものであ
る。下記の「(メタ)アクリルアミド」も同様で
ある。 共重合可能なビニル単量体としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、
ハロゲン化スチレン等の芳香族ビニル単量体、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステ
ル類その他としてアクリロニトリルなどがある。 更に感圧接着剤として使用する場合の粘着力、
タツク、凝集力を増すために官能基単量体として
(メタ)アクリルアミド、グリシジル(メタ)ア
クリレート、N−メチロール(メタ)アクリルア
ミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
トなど、多ビニル基含有単量体として、ジビニル
ベンゼン、ジアリルフタレート、アリル(メタ)
アクリレート、などを用いることも可能である。 エチレン性不飽和カルボン酸単量体以外の上記
に挙げた単量体は1種又は2種以上を使用され
る。 好ましい単量体の組合せとしては、 エチレン性不飽和カルボン酸および共役ジオ
レフインを必須成分とする単量体の組合せ エチレン性不飽和カルボン酸およびエチレン
性不飽和カルボン酸アルキルエステルを必須成
分とする単量体の組合せ エチレン性不飽和カルボン酸、共役ジオレフ
インおよびエチレン性不飽和カルボン酸アルキ
ルエステルを必須成分とする 単量体の組合せがある。 の単量体の組合せにより得られる粘着剤は、
低温下での接着力にすぐれている。 の単量体の組合せにより得られる粘着剤は耐
候性にすぐれており、接着力も大きく、本発明の
特に好ましい例である。 本発明の共重合体エマルジヨンは粘着用として
用いるため、粘着力、初期タツク及び凝集力をバ
ランスさせる必要がある。そのため、共重合体の
ガラス転移温度Tgは−20℃以下、好ましくは−
60℃〜−40℃とすることが望ましく、具体的には
共重合可能な単量体の割合を適宜選択すれば良
い。Tgが−20℃を超えるとタツクが大巾に低下
する。また−60℃未満では凝集力が不充分であ
る。 〈還元剤〉 過酸化水素の使用量(全単量体に対して)は
0.01重量%以上であり、好ましくは0.1重量%以
上である。これに併用する還元剤としては、硫酸
第一鉄、グルコース、亜硫酸水素ナトリウム、ホ
ルムアルデヒド、ナトリウムスルホキシラート、
L−アスコルビン酸などがあり、硫酸第1鉄が特
に好ましい。 使用量は0.01〜1.0重量%、好ましくは0.03〜
0.5重量%であり、二種以上の併用も差支えない。 〈乳化剤〉 本発明に用いる重合用乳化剤としてはドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ナトリウムジオクチルスルホサクシネ
ート、ジナトリウムドデシルジフエニルエーテル
ジスルホネート等のアニオン性乳化剤、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフエニルエーテル等のノニオン性乳化
剤等通常の乳化剤が挙げられる。乳化剤の使用量
は通常単量体100重量部あたり3重量部以下、好
ましくは2重量部以下である。 〈分子量調節剤〉 本発明においては、分子量の調節を過酸化水素
量、還元剤量で行なうことができるがこれに通常
の分子量調節剤を併用することも可能である。分
子量調節剤としては例えば、n−ドデシルメルカ
プタン、t−ドデシルメルカプタン、四塩化炭素
などがある。 〈重合方法〉 本発明は重合開始剤として過酸化水素とレドツ
クス用還元剤を使用し、かつ過酸化水素とレドツ
クス用還元剤を特定の方法で使用する所に特徴が
あり、その結果、乳化重合時の安定性が良好で、
かつ粘着力と凝集力が適度にバランスしたすぐれ
た共重合体が得られる。 過酸化水素の使用方法としては、過酸化水素の
全部又は1部をあらかじめ反応器に仕込んでおき
1部を仕込んだ場合は残りの過酸化水素は重合反
応系に回分または逐次あるいは連続的に使用され
る。過酸化水素は、重合開始時に好ましくは50重
量%以上、更に好ましくは70重量%以上を仕込ん
でおく。これらの過酸化水素の使い方は目標とす
る物性にあわせて、また、反応性の向上のため適
宜に決められる。 一方レドツクス還元剤の使用方法は重要であ
る。すなわちレドツクス用還元剤は全量又は1部
分を重合反応中に反応系に添加する。ここでの還
元剤の1部分とは、好ましくは全還元剤の少なく
とも70重量%更に好ましくは80重量%である。添
加方法としては回分的に添加するときは、好まし
くは添加する還元剤を3回以上にわけて添加す
る。その他逐次的または連続的に添加する。好ま
しい添加方法は逐次的又は連続的添加方法であ
る。 還元剤の添加方法は水に溶解して上記の方法で
添加しても良く、また、乳化した単量体と共に上
記に示した方法でも良い。重合温度は通常は60℃
以上、好ましくは70℃以上である。 還元剤の使用方法をこのようにすることによ
り、重合時の安定性がよく、粘着力の大きい共重
合体を製造することができる。 重合時の単量体/水の比は、乾燥時の熱量負荷
と高固形分化による粘度の上昇のバランスを考え
て、単量体100重量部に対し水は150重量部以下、
好ましくは100重量部以下である。 本発明の共重合体を粘着剤として使用する場
合、共重合体ラテツクスはPH7〜8に調整し、必
要に応じて、着色剤、充填剤、老化防止剤、消泡
剤などを添加することもできる。 (実施例) 以下に実施例及び比較例を挙げ本発明のより詳
細な説明に供する。当然のことながら、本発明は
以下の実施例にのみ限定されるものではない部及
び%は重量部及び重量%である。 〔実施例1〕 水40部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ
0.1部、過酸化水素0.7部を100反応器に仕込み、
80℃に内温を上げたのち、水60部、ブチルアクリ
レート90部、スチレン8部、アクリル酸2部、硫
酸第一鉄0.05部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ0.9部、ポリオキシエチレンアルキルフエニ
ルエーテル(HLB17.2)0.5部、を5時間かけて
連続的に添加し、反応を進め、添加終了後85℃と
し、更に7時間反応させた。これにより仕込み単
量体の重合率が99%以上の安定性の良いエマルジ
ヨンを得た。これを25%アンモニア水でPH8に調
整したところ粘度は400cpsとなつた。このエマル
ジヨンポリマーのTgは−45℃であつた(示差走
査熱量計による以下同様)。このエマルジヨンを
厚さ25μmのポリエステルフイルムに、乾燥後膜
厚が20〜25μmとなるよう均一に塗布し、120℃
の熱風乾燥機で2分間乾燥したのち裁断して粘着
テープを得た。 〔実施例2〕 実施例1において、単量体をブチルアクリレー
ト90部、スチレン5部、メタクリル酸5部とした
以外はすべて同様の操作を行なつた。ここで得ら
れたエマルジヨンの単量体重合率は99%以上、ア
ンモニア水でPH8に調整後の粘度は800cpsであつ
た。Tgは−43℃であつた。 〔実施例3〕 実施例1において過酸化水素を1.2部とし、硫
酸第一鉄をL−アスコルビン酸0.15部に置換えた
以外はすべて同様の操作を行なつた。ここで得ら
れたエマルジヨンの単量体重合率は99%以上、ア
ンモニア水でPH8に調整後の粘度は500cpsであつ
た。Tgは−46℃であつた。 〔実施例4〕 実施例1においてブチルアクリレートを2−エ
チルヘキシルアクリレート80部、スチレン4.5部、
酢酸ビニル13部、アクリル酸2部、N−メチロー
ルアクリルアミド0.5部、n−ドデシルメルカプ
タン0.03部として、それ以外はすべて同様の操作
を行なつた。ここで得られたエマルジヨンの単量
体重合率は99%以上であつた。 Tgは−55℃であつた。PH8に調節後の粘度は
620cpsであつた。 〔実施例5〕 水80部、ジナトリウムドデシルジフエニルエー
テルジスルホネート0.5部、過酸化水素0.8部を
100反応器に仕込み内温を70℃としたのちブタ
ジエン70部、スチレン27部、アクリル酸3部、n
−ドデシルメルカプタン1.8部、硫酸第一鉄0.2
部、ジナトリウムドデシルジフエニルエーテルジ
スルホネート1.0部、水70部を15時間かけて連続
的に添加した。これを更に5時間75℃として反応
を進め、仕込み単量体の重合率が98%以上の安定
性の良いエマルジヨンを得た。これを減圧下水蒸
気で残留単量体を除き、濃縮後25%アンモニア水
でPH8に調整し、粘度300cpsのエマルジヨンを得
た。Tgは−49℃であつた。 以下の操作は実施例1と同様である。 〔実施例6〕 実施例1において過酸化水素1.0部、硫酸第一
鉄を0.1部とした以外は同様の操作を行なつた。
得られた共重合体のTgは−47℃であつた。 〔実施例7〕 実施例1における硫酸第一鉄の添加を、その
0.01部をあらかじめ反応器に仕込み、さらに内温
を上げて、水、単量体、乳化剤と同様に硫酸第一
鉄0.04部を連続的に添加したほかは、実施例1と
同様な操作を行なつた。Tgは−45.5℃であつた。
PH8での粘度は470cpsであつた。 〔比較例1〕 実施例1において開始剤を0.7部の過硫酸ナト
リウムに置換えた以外はすべて同様の操作を行な
つた。ここで得られたエマルジヨンの単量体重合
率は99%以上、アンモニア水でPH8に調整後の粘
度は120cps、Tgは−44℃であつた。 〔比較例2〕 実施例1においてアクリル酸を0.3部とした以
外はすべて同様の操作を行なつたが、重合安定性
及び得られたエマルジヨンの機械的安定性が極め
て悪かつた。Tgは−46℃で、粘度は160cpsであ
つた。 〔比較例3〕 実施例1において過酸化水素を2.0部とし、硫
酸単一鉄を用いないで、重合を行なつた。しかし
単量体の重合率が95%以下となり、重合終了前過
酸化水素0.1部、硫酸第一鉄0.01部添加して99%
以上の単量体重合率を得た。Tgは−46℃、PH8
での粘度は460cpsであつた。 〔比較例4〕 実施例1において、過酸化水素全量及び硫酸第
一鉄全量をあらかじめ100反応器に仕込んだ以
外はすべて同様の操作を行なつた。その結果得ら
れたエマルジヨンは安定性が悪く、重合中に凝集
物(ゲル)が発生した。このエマルジヨンポリマ
ーのTgは−44℃であつた。PH8での粘度は
240cpsであつた。 〔比較例5〕 実施例1において、ブチルアクリレートを65
部、スチレンを33部とした以外は同様の操作を行
なつた。得られたエマルジヨンポリマーのTgは
−15℃であつた。PH8での粘度は360cpsであつ
た。 以上の例で製造された共重合体を用いて造られ
た粘着テープの性能は第1表の通りであり、各試
験項目は下記の通りである。 粘着力; 厚さ2.0mm、幅50mm、長さ125mmの
SUS304鋼板をJIS Z0237に規定する方
法で研磨し、これに幅2.5cm、長さ5cm
の粘着テープを2Kgハンドロールで5回
圧着したのち、180゜の角度に300mm/分
の速度で剥離したときの強度を示す。温
度は20℃、湿度は80%の恒温恒湿下で測
定した。 タツク; JIS Z0237に準拠、傾斜板角度は30゜。 凝集力(ずれ距離); 粘着力測定で用いたのも
のと同様のSUS鋼板に重ね合わせ部が
2.5cm×2.5cmとなるよう粘着テープを置
き、2Kgハンドロールで5回圧着、テー
プ下端に1Kgのおもりを吊し40℃、湿度
80%の恒温恒湿下で測定した。 なお、要求性能は用途により異なる
が、ラベル用粘着剤の場合、粘着力600
g/cm巾以上、タツク8以上、ずれ距離
0が求められる。
した共重合体の製造方法に関する。さらに詳しく
いえば、本発明は特定の成分および割合の単量体
成分を、重合開始剤としての過酸化水素およびレ
ドツクス用還元剤を特殊な方法で用いて乳化重合
させることによつて、上記性質を備えた共重合体
を製造する方法に関する。 (従来技術) 共重合性単量体を主原料として水分散型の共重
合体を製造する場合、これらをラジカル重合で得
るには、重合開始剤として過酸化物単独系、過酸
化物と還元剤とを組合わせたレドツクス開始系、
又はアゾ化合物単独系を用いるのが一般的であ
る。一方、感圧接着剤として重要な性能である、
粘着力と凝集力のバランスのとれた重合体を得る
には一般に分子量分布を低分子量から高分子量ま
で巾広くとることが必要とされている(特開昭56
−152802号公報)。このため、通常は共重合性単
量体の重合に当つて分子量調節剤を併用して低分
子量化を図り、所定の性能を得んとする場合が多
い。しかし、分子量調節剤を用いると低分子量化
する反面、目的としたような広い分子量分布は得
られず、せまい分布を有する重合体となる。更
に、改良法として分子量の異なる重合体のブレン
ドが挙げられるが効果は小さい。 また、不均質な分子量を有する重合体の製法な
どが提案されている(特開昭56−152802号公報な
ど)が異なつた平均分子量を有する高分子量体を
複数の段階を経て製造していくため煩雑である。 また、過酸化水素とレドツクス還元剤との組合
せを用いて単量体を乳化重合することも知られて
はいる(特開昭50−96688号公報、特開昭56−
152802号公報)。 しかしながら、工業生産性にすぐれ、かつ粘着
力と凝集力のバランスのすぐれた共重合体は得ら
れていなかつた。 (発明の目的) このような現状に鑑み、本発明者らは、鋭意検
討を重ねた結果、複雑な重合法を用いることな
く、水分散型重合体にバランスのとれた粘着性を
付与する方法を発明するに至つた。 本発明は、粘着剤に適した共重合体を提供する
ことを目的としている。 本発明によつて得られた共重合体は、エマルジ
ヨンとして機械的、化学的に安定であり、乾燥後
の皮膜は良好な粘着力と凝集力を示し、耐水性も
良い。従つて、感圧性接着ラベル、テープ、シー
ト等の各種用途に有用である。 〈発明の構成〉 本発明は (a) エチレン性不飽和モノカルボン酸、エチレン
性不飽和ジカルボン酸およびエチレン性不飽和
ジカルボン酸のモノエステルの群から選ばれた
少なくとも1種の単量体0.5〜7.0重量%、およ
び (b) 前記(a)項の単量体以外の共重合可能なモノエ
チレン性単量体または/および共役ジオレフイ
ン を、得られる共重合体のガラス転移温度が−20℃
以下となるように(b)の割合を選択して、重合開始
剤として過酸化水素の全量または一部をあらかじ
め仕込んでおき、レドツクス還元剤の全量もしく
は一部を重合反応系に回分的、逐次または連続的
に添加し、乳化剤を用いてエマルジヨン重合し、
共重合体を製造する方法である。 〈エチレン性不飽和モノカルボン酸、エチレン性
不飽和ジカルボン酸、そのモノエステル〉 本発明の共重合エマルジヨンに使用するエチレ
ン性不飽和カルボン酸等の単量体としては、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸等の不飽和モ
ノカルボン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマー
ル酸等の不飽和ジカルボン酸のほかにイタコン酸
モノメチルエステル、マレイン酸モノエチルエス
テル等の不飽和ジカルボン酸のモノエステル等が
あり、これらを1種又は2種以上併用しても良
い。 本発明で用いるエチレン性不飽和カルボン酸ま
たはそのモノエステルは、エマルジヨンの重合安
定性、機械的安定性及び粘着性などに寄与するた
め、その使用量は、0.5〜7重量%、好ましくは
1〜5重量%である。0.5重量%未満では、重合
安定性、機械的安定性及び粘着性が悪くなり、一
方7重量%を越えると粘着用として使用した際の
耐水性が低下し、かつ共重合体エマルジヨンのPH
アツプ時の粘度が上昇し、取扱い上問題となる。 〈共役ジオレフイン〉 本発明で使用する共役ジオレフインとしては、
ブタジエン、イソプレン等があり、また、それら
の組み合わせでもよい。 〈共重合可能なモノエチレン性単量体〉 本発明で使用する共重合可能な単量体のうち、
エチレン性不飽和カルボン酸アルキルエステルと
しては、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレート等があるが、
二種類以上の併用も差支えない。この明細書にお
いて「(メタ)アクリレート」とは、アクリレー
トとメタクリレートの両者を意味するものであ
る。下記の「(メタ)アクリルアミド」も同様で
ある。 共重合可能なビニル単量体としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、
ハロゲン化スチレン等の芳香族ビニル単量体、酢
酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステ
ル類その他としてアクリロニトリルなどがある。 更に感圧接着剤として使用する場合の粘着力、
タツク、凝集力を増すために官能基単量体として
(メタ)アクリルアミド、グリシジル(メタ)ア
クリレート、N−メチロール(メタ)アクリルア
ミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
トなど、多ビニル基含有単量体として、ジビニル
ベンゼン、ジアリルフタレート、アリル(メタ)
アクリレート、などを用いることも可能である。 エチレン性不飽和カルボン酸単量体以外の上記
に挙げた単量体は1種又は2種以上を使用され
る。 好ましい単量体の組合せとしては、 エチレン性不飽和カルボン酸および共役ジオ
レフインを必須成分とする単量体の組合せ エチレン性不飽和カルボン酸およびエチレン
性不飽和カルボン酸アルキルエステルを必須成
分とする単量体の組合せ エチレン性不飽和カルボン酸、共役ジオレフ
インおよびエチレン性不飽和カルボン酸アルキ
ルエステルを必須成分とする 単量体の組合せがある。 の単量体の組合せにより得られる粘着剤は、
低温下での接着力にすぐれている。 の単量体の組合せにより得られる粘着剤は耐
候性にすぐれており、接着力も大きく、本発明の
特に好ましい例である。 本発明の共重合体エマルジヨンは粘着用として
用いるため、粘着力、初期タツク及び凝集力をバ
ランスさせる必要がある。そのため、共重合体の
ガラス転移温度Tgは−20℃以下、好ましくは−
60℃〜−40℃とすることが望ましく、具体的には
共重合可能な単量体の割合を適宜選択すれば良
い。Tgが−20℃を超えるとタツクが大巾に低下
する。また−60℃未満では凝集力が不充分であ
る。 〈還元剤〉 過酸化水素の使用量(全単量体に対して)は
0.01重量%以上であり、好ましくは0.1重量%以
上である。これに併用する還元剤としては、硫酸
第一鉄、グルコース、亜硫酸水素ナトリウム、ホ
ルムアルデヒド、ナトリウムスルホキシラート、
L−アスコルビン酸などがあり、硫酸第1鉄が特
に好ましい。 使用量は0.01〜1.0重量%、好ましくは0.03〜
0.5重量%であり、二種以上の併用も差支えない。 〈乳化剤〉 本発明に用いる重合用乳化剤としてはドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ナトリウムジオクチルスルホサクシネ
ート、ジナトリウムドデシルジフエニルエーテル
ジスルホネート等のアニオン性乳化剤、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフエニルエーテル等のノニオン性乳化
剤等通常の乳化剤が挙げられる。乳化剤の使用量
は通常単量体100重量部あたり3重量部以下、好
ましくは2重量部以下である。 〈分子量調節剤〉 本発明においては、分子量の調節を過酸化水素
量、還元剤量で行なうことができるがこれに通常
の分子量調節剤を併用することも可能である。分
子量調節剤としては例えば、n−ドデシルメルカ
プタン、t−ドデシルメルカプタン、四塩化炭素
などがある。 〈重合方法〉 本発明は重合開始剤として過酸化水素とレドツ
クス用還元剤を使用し、かつ過酸化水素とレドツ
クス用還元剤を特定の方法で使用する所に特徴が
あり、その結果、乳化重合時の安定性が良好で、
かつ粘着力と凝集力が適度にバランスしたすぐれ
た共重合体が得られる。 過酸化水素の使用方法としては、過酸化水素の
全部又は1部をあらかじめ反応器に仕込んでおき
1部を仕込んだ場合は残りの過酸化水素は重合反
応系に回分または逐次あるいは連続的に使用され
る。過酸化水素は、重合開始時に好ましくは50重
量%以上、更に好ましくは70重量%以上を仕込ん
でおく。これらの過酸化水素の使い方は目標とす
る物性にあわせて、また、反応性の向上のため適
宜に決められる。 一方レドツクス還元剤の使用方法は重要であ
る。すなわちレドツクス用還元剤は全量又は1部
分を重合反応中に反応系に添加する。ここでの還
元剤の1部分とは、好ましくは全還元剤の少なく
とも70重量%更に好ましくは80重量%である。添
加方法としては回分的に添加するときは、好まし
くは添加する還元剤を3回以上にわけて添加す
る。その他逐次的または連続的に添加する。好ま
しい添加方法は逐次的又は連続的添加方法であ
る。 還元剤の添加方法は水に溶解して上記の方法で
添加しても良く、また、乳化した単量体と共に上
記に示した方法でも良い。重合温度は通常は60℃
以上、好ましくは70℃以上である。 還元剤の使用方法をこのようにすることによ
り、重合時の安定性がよく、粘着力の大きい共重
合体を製造することができる。 重合時の単量体/水の比は、乾燥時の熱量負荷
と高固形分化による粘度の上昇のバランスを考え
て、単量体100重量部に対し水は150重量部以下、
好ましくは100重量部以下である。 本発明の共重合体を粘着剤として使用する場
合、共重合体ラテツクスはPH7〜8に調整し、必
要に応じて、着色剤、充填剤、老化防止剤、消泡
剤などを添加することもできる。 (実施例) 以下に実施例及び比較例を挙げ本発明のより詳
細な説明に供する。当然のことながら、本発明は
以下の実施例にのみ限定されるものではない部及
び%は重量部及び重量%である。 〔実施例1〕 水40部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ
0.1部、過酸化水素0.7部を100反応器に仕込み、
80℃に内温を上げたのち、水60部、ブチルアクリ
レート90部、スチレン8部、アクリル酸2部、硫
酸第一鉄0.05部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ0.9部、ポリオキシエチレンアルキルフエニ
ルエーテル(HLB17.2)0.5部、を5時間かけて
連続的に添加し、反応を進め、添加終了後85℃と
し、更に7時間反応させた。これにより仕込み単
量体の重合率が99%以上の安定性の良いエマルジ
ヨンを得た。これを25%アンモニア水でPH8に調
整したところ粘度は400cpsとなつた。このエマル
ジヨンポリマーのTgは−45℃であつた(示差走
査熱量計による以下同様)。このエマルジヨンを
厚さ25μmのポリエステルフイルムに、乾燥後膜
厚が20〜25μmとなるよう均一に塗布し、120℃
の熱風乾燥機で2分間乾燥したのち裁断して粘着
テープを得た。 〔実施例2〕 実施例1において、単量体をブチルアクリレー
ト90部、スチレン5部、メタクリル酸5部とした
以外はすべて同様の操作を行なつた。ここで得ら
れたエマルジヨンの単量体重合率は99%以上、ア
ンモニア水でPH8に調整後の粘度は800cpsであつ
た。Tgは−43℃であつた。 〔実施例3〕 実施例1において過酸化水素を1.2部とし、硫
酸第一鉄をL−アスコルビン酸0.15部に置換えた
以外はすべて同様の操作を行なつた。ここで得ら
れたエマルジヨンの単量体重合率は99%以上、ア
ンモニア水でPH8に調整後の粘度は500cpsであつ
た。Tgは−46℃であつた。 〔実施例4〕 実施例1においてブチルアクリレートを2−エ
チルヘキシルアクリレート80部、スチレン4.5部、
酢酸ビニル13部、アクリル酸2部、N−メチロー
ルアクリルアミド0.5部、n−ドデシルメルカプ
タン0.03部として、それ以外はすべて同様の操作
を行なつた。ここで得られたエマルジヨンの単量
体重合率は99%以上であつた。 Tgは−55℃であつた。PH8に調節後の粘度は
620cpsであつた。 〔実施例5〕 水80部、ジナトリウムドデシルジフエニルエー
テルジスルホネート0.5部、過酸化水素0.8部を
100反応器に仕込み内温を70℃としたのちブタ
ジエン70部、スチレン27部、アクリル酸3部、n
−ドデシルメルカプタン1.8部、硫酸第一鉄0.2
部、ジナトリウムドデシルジフエニルエーテルジ
スルホネート1.0部、水70部を15時間かけて連続
的に添加した。これを更に5時間75℃として反応
を進め、仕込み単量体の重合率が98%以上の安定
性の良いエマルジヨンを得た。これを減圧下水蒸
気で残留単量体を除き、濃縮後25%アンモニア水
でPH8に調整し、粘度300cpsのエマルジヨンを得
た。Tgは−49℃であつた。 以下の操作は実施例1と同様である。 〔実施例6〕 実施例1において過酸化水素1.0部、硫酸第一
鉄を0.1部とした以外は同様の操作を行なつた。
得られた共重合体のTgは−47℃であつた。 〔実施例7〕 実施例1における硫酸第一鉄の添加を、その
0.01部をあらかじめ反応器に仕込み、さらに内温
を上げて、水、単量体、乳化剤と同様に硫酸第一
鉄0.04部を連続的に添加したほかは、実施例1と
同様な操作を行なつた。Tgは−45.5℃であつた。
PH8での粘度は470cpsであつた。 〔比較例1〕 実施例1において開始剤を0.7部の過硫酸ナト
リウムに置換えた以外はすべて同様の操作を行な
つた。ここで得られたエマルジヨンの単量体重合
率は99%以上、アンモニア水でPH8に調整後の粘
度は120cps、Tgは−44℃であつた。 〔比較例2〕 実施例1においてアクリル酸を0.3部とした以
外はすべて同様の操作を行なつたが、重合安定性
及び得られたエマルジヨンの機械的安定性が極め
て悪かつた。Tgは−46℃で、粘度は160cpsであ
つた。 〔比較例3〕 実施例1において過酸化水素を2.0部とし、硫
酸単一鉄を用いないで、重合を行なつた。しかし
単量体の重合率が95%以下となり、重合終了前過
酸化水素0.1部、硫酸第一鉄0.01部添加して99%
以上の単量体重合率を得た。Tgは−46℃、PH8
での粘度は460cpsであつた。 〔比較例4〕 実施例1において、過酸化水素全量及び硫酸第
一鉄全量をあらかじめ100反応器に仕込んだ以
外はすべて同様の操作を行なつた。その結果得ら
れたエマルジヨンは安定性が悪く、重合中に凝集
物(ゲル)が発生した。このエマルジヨンポリマ
ーのTgは−44℃であつた。PH8での粘度は
240cpsであつた。 〔比較例5〕 実施例1において、ブチルアクリレートを65
部、スチレンを33部とした以外は同様の操作を行
なつた。得られたエマルジヨンポリマーのTgは
−15℃であつた。PH8での粘度は360cpsであつ
た。 以上の例で製造された共重合体を用いて造られ
た粘着テープの性能は第1表の通りであり、各試
験項目は下記の通りである。 粘着力; 厚さ2.0mm、幅50mm、長さ125mmの
SUS304鋼板をJIS Z0237に規定する方
法で研磨し、これに幅2.5cm、長さ5cm
の粘着テープを2Kgハンドロールで5回
圧着したのち、180゜の角度に300mm/分
の速度で剥離したときの強度を示す。温
度は20℃、湿度は80%の恒温恒湿下で測
定した。 タツク; JIS Z0237に準拠、傾斜板角度は30゜。 凝集力(ずれ距離); 粘着力測定で用いたのも
のと同様のSUS鋼板に重ね合わせ部が
2.5cm×2.5cmとなるよう粘着テープを置
き、2Kgハンドロールで5回圧着、テー
プ下端に1Kgのおもりを吊し40℃、湿度
80%の恒温恒湿下で測定した。 なお、要求性能は用途により異なる
が、ラベル用粘着剤の場合、粘着力600
g/cm巾以上、タツク8以上、ずれ距離
0が求められる。
【表】
(発明の効果)
本発明の方法により、第1表に示したとおり、
粘着力、タツク、凝集力のバランスのすぐれた粘
着剤に好適な共重合体が得られる。 還元剤と本発明の方法によらないで、過酸化水
素と併用して重合を開始させたときは特開昭50−
96688号公報に示されているように、重合時の安
定性の低下およびゲルの発生という問題が生じる
が、本発明の方法によればそのようなトラブルを
生じない。
粘着力、タツク、凝集力のバランスのすぐれた粘
着剤に好適な共重合体が得られる。 還元剤と本発明の方法によらないで、過酸化水
素と併用して重合を開始させたときは特開昭50−
96688号公報に示されているように、重合時の安
定性の低下およびゲルの発生という問題が生じる
が、本発明の方法によればそのようなトラブルを
生じない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) エチレン性不飽和モノカルボン酸、エチ
レン性不飽和ジカルボン酸およびエチレン性不
飽和ジカルボン酸のモノエステルの群から選ば
れた少なくとも1種の単量体0.5〜7.0重量%、 および、 (b) 前記(a)項の単量体以外の共重合可能なモノエ
チレン性単量体または/および共役ジオレフイ
ン を、得られる共重合体のガラス転移温度が−20℃
以下となるように(b)の割合を選択して、重合開始
剤として過酸化水素の全量または一部をあらかじ
め仕込んでおき、レドツクス還元剤の全量もしく
は一部を重合反応系に回分的、遂次または連続的
に添加し、乳化剤を用いてエマルジヨン重合する
ことを特徴とする共重合体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22834483A JPS60120709A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 共重合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22834483A JPS60120709A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 共重合体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60120709A JPS60120709A (ja) | 1985-06-28 |
| JPH0323089B2 true JPH0323089B2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=16874986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22834483A Granted JPS60120709A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | 共重合体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60120709A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8656984B2 (en) | 2007-11-20 | 2014-02-25 | Railtech International | Mold for direct-cast aluminothermic welding |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1333072A3 (en) * | 2002-01-30 | 2003-11-12 | Rohm And Haas Company | Ink composition |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5415076B2 (ja) * | 1973-12-26 | 1979-06-12 | ||
| DE2420212A1 (de) * | 1974-03-08 | 1975-09-18 | Lonza Ag | Verfahren zur herstellung selbstvernetzender lacke |
| AU6698181A (en) * | 1980-02-08 | 1981-08-13 | Rohm And Haas Company | Emulsion polymerisation process |
-
1983
- 1983-12-05 JP JP22834483A patent/JPS60120709A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8656984B2 (en) | 2007-11-20 | 2014-02-25 | Railtech International | Mold for direct-cast aluminothermic welding |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60120709A (ja) | 1985-06-28 |
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