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JPH0326194B2 - - Google Patents
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JPH0326194B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0326194B2
JPH0326194B2 JP4781383A JP4781383A JPH0326194B2 JP H0326194 B2 JPH0326194 B2 JP H0326194B2 JP 4781383 A JP4781383 A JP 4781383A JP 4781383 A JP4781383 A JP 4781383A JP H0326194 B2 JPH0326194 B2 JP H0326194B2
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JP
Japan
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carboxamide
ribofuranosyl
selenazole
acyl
compound
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Expired
Application number
JP4781383A
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JPS58213765A (ja
Inventor
Kenisu Robinsu Roorando
Chandora Suriuasutoa Puremu
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Brigham Young University
Original Assignee
Brigham Young University
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Filing date
Publication date
Application filed by Brigham Young University filed Critical Brigham Young University
Publication of JPS58213765A publication Critical patent/JPS58213765A/ja
Publication of JPH0326194B2 publication Critical patent/JPH0326194B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は薬理学的活性、殊に抗腫瘍活性および
抗ウイルス活性を有する新規な2−β−D−リボ
フラノシルセレナゾール−4−カルボキサミドヌ
クレオシドおよびヌクレオチド化合物並びにそれ
らの製造方法に関するものである。 発明の背景 人および動物における悪性腫瘍の制御は依然と
して実現されない目標として残つている。最近十
数年の内に悪性腫瘍に関する理解は重要な進渉を
なしたが、しかし悪性疾患状態の征服はまだ実現
されていない。 現在悪性腫瘍におかされている人および他の有
益な動物種の、従来の療法には腫瘍の外科的切
開、罹患動物の局所放射線療法および動物に対す
る化学療法剤の投与による化学療法が含まれてい
る。悪性腫瘍におかされている患者の相当数の死
亡は、一次腫瘍(the primary tumor)ではな
く、むしろ宿主(host)中の二次位置への一次腫
瘍の転移に帰因する。一次腫瘍が早期に発見され
るならば、通常それを外科、放射線または化学療
法あるいはそれらの組合せにより除くことができ
る。しかし、これらの一次腫瘍の転移コロニーは
発見および排除が非常に困難であり、その不成功
な管理が依然として重大な医学上の課題である。 腫瘍は通常良性と悪性に分類される。悪性腫瘍
は周囲組織を侵すことおよび転移により遠い位置
に転移増殖することの両方の能力に特徴がある。 ある器官は他より一層転移しがちである。この
群には肺臓、脳、肝臓、卵巣および副腎が含まれ
る。さらに一次腫瘍の外科療法および放射線はと
もにある場合に実際に転移を促進することが予期
されている。 現在の癌療法が悪性腫瘍およびその転移をうま
く制御できないことに鑑み、追加の化学療法剤の
必要性がある。 同様に抗ウイルス性感染の制御および管理用の
薬剤は現在利用できるが、しかし臨床的に適用で
きるものは少なく、またそれらは単に限定範囲で
活性であるにすぎない。従つてこの分野において
も追加の化学療法剤の必要性があり、殊に抗ウイ
ルスおよび抗腫瘍の両活性を持つ薬剤の必要性が
ある。 本発明の具体的な説明 本発明は新種の化合物およびそれらの製造方法
に関し、その化合物は構造の2−β−D−リボ
フラノシルセレナゾール−4−カルボキサミド化
合物および構造の前駆物質:
【式】
【式】 (式中R1およびR2はそれぞれ水素あるいはア
シル、殊にベンゾイルまたはC1−C18アシル、で
あり、R3は水素、アシル(好ましくはベンゾイ
ルまたはC1−C18アシル)あるいは
【式】 であり;Zは−C(NH2)Seあるいはセレナゾー
ル−4−(低級アルキルまたはアラルキル)−カル
ボキシラート−2−イルである。) 並びにR3がホスホノであるときのそれらの生
理学上許容できる塩である。 本発明の諸目的に好ましい化合物は、次の通り
である: 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−4
−カルボキサミド、 2−(2,3,5−トリ−O−アセチル−β−
D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カルボ
キサミド、 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−4−
カルボキサミド 5′.ホスフアート、 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−4
−カルボキサミド 5′−ホスフアート、ナトリウ
ム塩、 2−(2−O−アセチル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2−(3−O−アセチル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2−(5−O−アセチル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2−(2−O−アセチル−5−O−ホスホノー
β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カ
ルボキサミド、 2−(3−O−アセチル−5−O−ホスホノ−
β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カ
ルボキサミド、 2−(2,3−ジ−O−アセチル−β−D−リ
ボフラノシル)セレナゾール−4−カルボキサミ
ド、 2−(2,3−ジ−O−アセチル−5−O−ホ
スホノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾール
−4−カルボキサミド、 2−(2−O−ブチリル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2−(2−O−ベンゾイル−β−D−リボフラ
ノシル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2−(2−O−ブチリル−5−O−ホスホノ−
β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カ
ルボキサミド、 2−(2−O−ベンゾイル−5−O−ホスホノ
−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−
カルボキサミド、 2−(3−O−ブチリル−5−O−ホスホノ−
β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カ
ルボキサミド、 2−(3−O−ベンゾイル−5−O−ホスホノ
−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−
カルボキサミド、 2−(2,3−ジ−O−ブチリル−5−O−ホ
スホノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾール
−4−カルボキサミド、 2−(2,3−ジ−O−ベンゾイル−5−O−
ホスホノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾー
ル−4−カルボキサミド、 2−(5−O−ブチリル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2−(5−O−ベンゾイル−β−D−リボフラ
ノシル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2−(3−O−ブチリル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2−(3−O−ベンゾイル−β−D−リボフラ
ノシル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2,5−アンヒドロ−3,4,6−トリ−O−
ベンゾイル−D−アロンセレノカルボキサミド、 2−(2,3,5−トリ−O−ベンゾイル−2
−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−
カルボン酸エチル。 最後の2つの化合物は構造の特有のセレナゾ
ールカルボキサミド核の創生に有用な、本発明の
関係における鍵(key)化合物の例示である。 化合物、2−β−D−リボフラノシルセレナゾ
ール−4−カルボキサミド、以下ときには化合物
1と称する、は重要な生体内抗腫瘍活性および重
要なガラス器内抗ウイルス活性を現わすことが示
された。 本発明は1つの観点において、温血動物の悪性
腫瘍の処置におけるこの化合物および(または)
構造のエステル誘導体を含有する組成物に関す
る、本発明のこの観点によれば、2−β−D−リ
ボフラノシルセレナゾール−4−カルボキサミド
およびその関連エステルの抗腫瘍特性は、活性成
分として少くとも1種の構造の化合物を、組成
物の全重量を基にして少くとも約0.1重量%含有
する薬剤組成物の有効量を温血動物に投与するこ
とにより利用される。 他の観点において本発明は温血動物のウイルス
感染の処置における化合物1および(または)構
造のエステル誘導体を含有する組成物に関す
る。本発明のこの観点によれば、2−β−D−リ
ボフラノシルセレナゾール−4−カルボキサミド
およびその関連エステルの抗ウイルス特性は、活
性成分として少くとも1種の構造の化合物を、
組成物の全重量を基にして少くとも約0.1重量%
含有する薬剤組成物の有効量を温血動物に投与す
ることにより利用される。 本発明の化合物のR1,R2およびR3に対する好
ましいアシル基として特記されるものは、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリルおよ
びベンゾイルである。R3がホスホノであるとき、
好ましい塩として記載されるものはナトリウム
塩、カリウム塩またはアンモニウム塩のようなア
ルカリ金属塩およびアンモニウム塩または置換ア
ンモニウム塩である。 好ましくは、R1およびR2がそれぞれHである
ときにR3はH、C1−C8アシルまたは
【式】であり、R1およびR2がそれぞれC1 −C8アシルであるときにR3はC1−C8アシルであ
る。 本発明の薬剤組成物は任意の適当な方法で、好
ましくは不活性キヤリヤーと配合することができ
る。好ましくは、薬剤キヤリヤーは液剤または懸
濁剤として罹患温血動物に注射により本発明の組
成物の適当な濃度の投与を可能にするように選択
される。悪性腫瘍が潜伏する宿主、腫瘍の種類、
腫瘍の位置により、あるいはウイルス性感染並び
に感染の種類および位置により、必要により、注
射による投与は静脈内、筋肉内、脳内、皮下また
は腹腔内であることができる。 あるいは、本発明の組成物は口腔、眼、局所の
ような他の径路による投与または坐剤による投与
を可能にする適当な薬剤キヤリヤ−中に配合する
ことができる。 アシル基は酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオ
ン酸、n−酪酸、イソ酪酸、吉草酸、カプロン
酸、ペラルゴン酸、エナント酸、カプリン酸、乳
酸、アクリル酸、プロパルギル酸、パルミチン
酸、安息香酸、フタル酸、サリチル酸、ケイ皮酸
およびナフトエ酸のような、しかし必らずしもそ
れに限定されない直鎖、枝分れ鎖、置換、非置
換、飽和または芳香族酸からなる群から選ぶこと
ができる。本発明のホスフアート化合物について
は、ホスホリルエステルは遊離酸として、または
塩形態としてあることができる。ホスフアート部
分の許容できる塩はアルカリおよびアルカリ土
類、例えばナトリウム、カリウム、カルシウム、
マグネシウムおよびリチウム;アンモニウム並び
にトリアルキルアンモニウム、ジアルキルアンモ
ニウムおよびアルキルアンモニウム、例えばトリ
エチルアンモニウム、トリメチルアンモニウム、
ジエチルアンモニウム、オクチルアンモニウムお
よびセチルトリメチルアンモニウム、を含む置換
アンモニウム;並びにセチルピリジニウムからな
る群選ぶことができるが、しかし必らずしもそれ
らに限定されない。 本発明は他の観点において、前記構造を有す
るリボフラノシルセレナゾール−4−カルボキサ
ミド化合物の製造方法に関する。その方法には: a 2−(2,3,5−トリ−O−アシル−β−
D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カル
ボン酸アルキルをアンモノリシスする、 b 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−
4−カルボキサミドあるいはそれらの2′−O−
アシル、3′−O−アシルまたは2′,3′−ジ−O
−アシル誘導体をホスホリル化する、 c 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−
4−カルボキサミドをアシル化する、 d 2−(5−O−アシル−2,3−O−イソプ
ロピリデン−β−D−リボフラノシル)セレナ
ゾール−4−カルボキサミドを脱イソプロピリ
デン化する、または e 2−(2−O−アシル−,3−O−アシル,
または2,3−ジ−アシル−5−O−トリフエ
ニルメチル−β−D−リボフラノシル)セレナ
ゾール−4−カルボキサミドを脱トリチル化す
る、 ことが含まれる。 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−4
−カルボキサミド(化合物1)の製造のためのア
ンモノリシス反応はメタノールのような適当な溶
媒中で行なわれる。反応条件は、例えば周囲温度
および圧力で、好ましくは反応が終るまで、室温
で例えば約24時間のように、変えることができ
る。生成物はカラムクロマトグラフイーのような
任意の適当な方法で反応混合物から単離される。
出発物質のアルキル基およびアシル基は反応中に
除去され、従つてそれらの選択は臨界的ではない
ので広範に変えることができる。好ましいアルキ
ル基はC1−C8アルキル基である。好ましいアシ
ル基はアセチル、n−ブチリルおよびベンゾイル
である。 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−4
−カルボキサミド5′−ホスフアート化合物の製造
のためのホスホリル化反応は上記化合物1(ある
いはそれらの2′−O−アシル、3′−O−アシルま
たは2′,3′−ジ−O−アシル誘導体)および塩化
ホスホリルのようなホスホリル化剤で、有利には
低温で、リン酸トリエチルまたはピリジンおよび
アセトニトリルのような適当な媒質中で行なわれ
る。生成物はイオン交換クロマトグラフイーのよ
うな任意の適当な方法で反応混合物から単離され
る。アシル化は化合物1と酸無水物または酸塩化
物のような、好ましくは過剰の、アシル化剤と
を、周囲温度で反応が終るまで反応させることに
より行なわれる。脱イソプロピリデン化反応は2
−(5−O−アシル−2,3−O−イソプロピリ
デン−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−
4−カルボキサミドを、酢酸のようなイソプロピ
リデン基を選択的に除去する適当な脱保護剤で反
応が終るまで高温で、例えば水蒸気浴温度で短時
間、処理し、生じた5′−O−アシル生成物を溶媒
除去および残留物のクロマトグラフイー処理、例
えばシリカゲル上酢酸エチル溶媒とクロロホルム
中の20%(V/V)酢酸エチル溶離剤とを用い
る、のような適当な方法によつて単離することに
より行なわれる。脱トリチル化反応は同様に、2
−(2−O−アシル−,3−O−アシル−または
2,3−ジ−O−アシル−5−O−トリフエニル
メチル−β−D−リボフラノシル)セレナゾール
−4−カルボキサミドを、酢酸のようなトリチル
基を選択的に除去する適当な脱保護剤で処理し、
生じた2−O−アシル−,3−O−アシル−また
は2,3−ジ−O−アシル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミドを溶媒
除去後残留生成物の同様の処理により反応混合物
から単離することにより行なわれる。 本発明は他の観点において、リボフラノシルセ
レナゾール−4−カルボキサミド化合物の製造方
法に関し、その方法には、2,3,5−トリ−O
−アシル−β−D−リボフラノシルシアニドと液
体セレン化水素とをアミン触媒の存在下に反応さ
せることによりZが−C(NH2)Seである構造
の2,5−アンヒドロ−3,4,6−トリ−O−
アシル−D−アロンセレノカルボキサミドを製造
することが含まれる。触媒はジアルキルアミノピ
リジン、好ましくは4−ジメチルアミノピリジ
ン、であることができる。先に示したように、
2,5−アンヒドロ−3,4,6−トリ−O−ア
シル−D−アロンセレノカルボキサミドのアシル
部分は広範なアルキルおよび芳香族酸、好ましく
は酢酸または安息香酸、のいずれであることもで
きる。反応は密閉耐圧容器のような圧力容器中
で、周囲温度および圧力で1〜24時間進行させ
る。セレノカルボキサミドは、過剰のセレン化水
素を抜き、残留分を抽出およびクロマトグラフイ
ーにかけることにより純粋な形態で得られる。 本発明はなお他の観点において、2,5−アン
ヒドロ−3,4,6−トリ−O−アシル−D−ア
ロンセレノカルボキサミドをブロモピルビン酸低
級(C1−C8)アルキルまたはアラルキル
(ROCOCOH2Br)で環化し、Zがセレナゾール
−4−(低級アルキルまたはアラルキル)カルボ
キシラート−2−イル基である構造の2−(2,
3,5−トリ−O−アシル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボン酸アルキルま
たはアラルキルを得ることを含むリボフラノシル
セレナゾール−4−カルボキサミド化合物の製造
方法に関する。環化反応は低温でアセトニトリル
または低沸点アルコールのような適当な溶媒中で
行なわれる。 本発明を以下の実施例により説明する。 実施例 1 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−4
−カルボキサミド、化合物1 2,5−アンヒドロ−3,4,6−トリ−O−ベ
ンゾイル−D−アロンセレノカルボキサミド a 2,3,5−トリ−O−ベンゾイル−β−D
−リボフラノシルシアニド(10.0g、21.2ミリ
モル)、4−ジメチルアミノピリジン(200mg)
および液体セレン化水素(N2雰囲気下で凝縮、
20ml)の混合物を密閉耐圧容器中で室温で20時
間かきまぜた。セレン化水素を蒸発させた。暗
色残留物をクロロホルム(200ml)中に溶解し、
順次水(3×50ml)、飽和NaHCO3(3×50ml)
次いで水(2×50ml)で洗浄した。クロロホル
ム部分を乾燥(MgSO4)し、真空下で蒸発さ
せ、副題の生成物をフオームとしてほぼ定量的
収率で得た。分析純度の最後の生成物はカラム
クロマドグラフイー(シリカゲル、クロロホル
ム中の5%酢酸エチル)により得られた。生成
物は生成物のシリカゲルクロマトグラムに2,
3−ジクロロナフトキノンの希エタノール溶液
を吹きかけアンモニアにさらしたとき紫色を呈
した。C27H23NO7Seに対する計算値:C,
58.91;H,4.21;N,2.54;Se,13.98。測定
値:C,58.81;H,4.29;N,2.51;Se,
13.74。 2,5−アンヒドロ−3,4,6−トリ−O−
ベンゾイル−D−アロンセレノカルボキサミド
とブロモピルビン酸エチルとの反応、および2
−(2,3,5−トリ−O−ベンゾイル−D−
リボフラノシル)セレナゾール−4−カルボン
酸エチルの合成 b アセトニトリル(60ml)中の2,5−アンヒ
ドロ−3,4,6−トリ−O−ベンゾイル−D
−アロンセレノカルボキサミド(5.5g、10ミリ
モル)の溶液を氷中で冷却した。アセトニトリ
ル(20ml)中のブロモピルビン酸エチル
(3.0g)を滴下した(10分)。氷浴を除き反応混
合物を室温で1時間かきまぜた。溶媒を真空で
蒸発させ、残留物を飽和重炭酸ナトリウム溶液
(100ml)で砕き、エチルエーテル(2×100ml)
で抽出した。エーテル部分を合わせて水で洗浄
し乾燥(MgSO4)した。エーテルを真空で蒸
発させ、残留物(シロツプ)をクロロホルム中
に充填したシリカゲル(300g)カラムに通し
た。クロロホルム中の5%酢酸エチルで溶離し
副題の生成物を得た。すなわち、早移動の2−
(2,3,5−トリ−O−ベンゾイル−2−β
−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カ
ルボン酸エチル(2.5g)および遅移動の2−
(2,3,5−トリ−O−ベンゾイル−2−α
−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カ
ルボン酸エチル(1.0g)が減圧下の蒸発後に濃
厚シロツプとして単離した。β異性体の2−
(2,3,5−トリ−O−ベンゾイル−2−β
−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カ
ルボン酸エチルは施光、メタノール中1.07%、
〔α〕25 D=−34.7゜、により特徴づけられる。
C32H27NO9Se(648.51)に対する計算値:C,
59.26;H,4.20;N,2.16。測定値:C,
59.44;H,4.21;N,1.89。化合物1 c 2−(2,3,5−トリ−O−ベンゾイル−
β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−
カルボン酸エチル(3.2g、5ミリモル)をメタ
ノール(100ml)中に溶解し、冷却し、アンモ
ニアで飽和した(0℃)。その溶液を圧力容器
中で室温で48時間かきまぜた。溶媒を真空で蒸
発させ、残留物をクロロホルム(25ml×3)で
抽出した。クロロホルム部分を廃棄した。残留
物をメタノールの助けを借りシリカゲル
(10g)上に吸着させ、酢酸エチル中に充填し
たシリカゲルカラム(2.8×45cm)上に加えた。
カラムをソルベントE(酢酸エチル、n−プロ
パノール、H2O;4:1:2:V/V;上層
はソルベントEを与える)で溶離し、主生成物
を含有する均一フラクシヨン(Rf=0.42、溶媒
E中のシリカゲルtlc)を捕集した。溶媒を真
空で蒸発させ、残留物としての表題の生成物を
2−プロパノールから結晶化した:表題の生成
物、化合物1、の収量900mg(60%)、融点135
−136℃。残留物は融点131−133℃の第2収
(200mg)を与えた。 C9H12N2O5Seに対する計算値:C,35.19;H,
3.94;N,9.12;Se,25.71。測定値:C,
35.43;H,3.97;N,9.03;Se,25.55;〔α〕
25 D,メタノール中1.07%、−22.2゜;LD10,急性
毒性、96.5mg/Kg/腹腔内注射、マウス。 実施例 2 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−4
−カルボキサミド5′−ホスフアート、化合物2 塩化ホスホリル(2.0g、13.2ミリモル)、ピリ
ジン(1.21g、14.4ミリモル)およびアセトニト
リル(2.3g、56.7ミリモル)の溶液に水(151mg、
8.4ミリモル)を注意深く添加した(撹拌により
0℃に保つた)。2−β−D−リボフラノシルセ
レナゾール−4−カルボキサミド(921mg、3.0ミ
リモル)をその溶液に加え、反応混合物を0℃で
4時間かきまぜた。透明な溶液が得られ、それを
氷水(50ml)中へ注加し、PHを濃水酸化ナトリウ
ムで2.0に調整した。溶液を活性化し木炭(30g)
のカラムに加え、溶出液が塩を含まなくなるまで
カラムを水で十分に洗浄した。カラムをエタノー
ル−水−濃水酸化アンモニウム(10:10:1)の
溶液で溶離しフラクシヨン(各25ml)を捕集し
た。表題のヌクレオチド生成物、化合物2、を純
粋形態で含有するフラクシヨン(tlc シリカゲ
ル、アセトニトリル−0.1N塩化アンモニウム
(7:3))を捕集し、真空下に蒸発乾燥させた。
無水の残留生成物、化合物2、を水中に溶解し、
ダウエツクス(Dowex)50W−×8(20−50メツ
シユ、H+形態、15ml)のカラムに通した。カラ
ムを水で洗浄し、ヌクレオチドを含有するフラク
シヨンを捕集した。その溶液を小容量(5ml)に
濃縮し、ダウエツクス50W−×8(20−50メツシ
ユ、Na+形態、15ml)のカラムに通した。カラム
を水で洗浄した。ヌクレオチドをナトリウム塩と
して含有するフラクシヨンを凍結乾燥した。残留
物をエタノールで砕き、過により捕集し、乾燥
(P2O5)し、モノナトリウム3水和物として結晶
形態で2−β−D−リボフラノシルセレナゾール
−4−カルボキサミド5′−ホスフアート580mg
(42%)を得た。C9H12N2O8PSeNa・3H2Oに対
する計算値:C,23.33;H,3.90;N,6.05;
P,6.69;Se,17.04。測定値:C,23.01;H,
3.76;N,5.86;P,7.02;Se,16.32。 実施例 3 2−(2,3,5−トリ−O−アセチル−β−
D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カル
ボキサミド、化合物3 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−4−
カルボキサミド(1.0g、3.25ミリモル)、N,N
−ジメチルアミノピリジン(触媒、80mg)および
無水酢酸(15ml)の混合物を室温で3時間かきま
ぜた。溶媒を真空で蒸発させ、水(10ml×2)と
共蒸発させ化合物3を白色結晶性生成物として
得、それを水で砕き過により捕集した。生成物
をエタノール数滴を含有する水から再結晶し白色
針状結晶を得た:収量1.2g(85%)、融点117−119
℃。C15H18N2O8Seに対する計算値:C,41.58;
H,4.19;N,6.47;Se,18.22。測定値:C,
41.80;H,4.30;N,6.58;Se,17.97。本発明
の対応する2′,3′,5′−O−アシル化合物は化合
物1からの手順によつて、化合物1を適当な酸無
水物と反応が終るまで反応させ、生成物を純粋形
態で単離することにより製造される。 実施例 4 2−(5−O−アセチル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミド 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−4−
カルボキサミドをまず2,2−ジメトキシプロパ
ン、70%過塩素酸およびアセトンでイソプロピリ
デン化して2′,3′−ヒドロキシルを選択的に保護
し、次いで5′−ヒドロキシルを実施例3のように
ピリジン中の無水酢酸でアセチル化すると2−
(5−O−アセチル−2,3−O−イソプロピリ
デン−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−
4−カルボキサミドが得られる。80%酢酸で酸感
性イソプロピリデン基を選択的に除去し、クロマ
トグラフイーにより精製すると2−(5−O−ア
セチル−β−D−リボフラノシル)セレナゾール
−4−カルボキサミドが結晶性固体として得られ
る。 実施例 5 2−(2−O−アセチル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミド、お
よび2−(3−O−アセチル−β−D−リボフ
ラノシル)セレナゾール−4−カルボキサミド ピリジン中の2−β−D−リボフラノシルセレ
ナゾール−4−カルボキサミドをまず1モル当量
の塩化トリフエニルメチルで、次いで1当量の無
水酢酸で順次処理して5′−O−トリチル化した表
題の生成物の混合物を得、それはクロマトグラフ
イー精製後に分離した生成物の2−(2−および
3−O−アセチル−5−O−トリフエニルメチル
−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−
カルボキサミドを純油として与える。2−(2−
O−アセチル−5−O−トリフエニルメチル)−
セレナゾール−4−カルボキサミドを80%酢酸で
脱トリチル化すると2−(2−O−アセチル−β
−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カル
ボキサミドが結晶性固体として得られる。 結晶形態の2−(3−O−アセチル−β−D−
リボフラノシル)セレナゾール−4−カルボキサ
ミドは対応する5′−O−トリチル化生成物から同
様に製造される。 実施例 6 2−(2,3−ジ−O−アセチル−β−D−リ
ボフラノシル)セレナゾール−4−カルボキサ
ミド ピリジン中の化合物1を当量の塩化トリフエニ
ルメチルで処理する実施例5の手順により製造し
た2−(5−O−トリフエニルメチル−β−D−
リボフラノシル)セレナゾール−4−カルボキサ
ミドをピリジン中の過剰の無水酢酸で処理する。
生じた2′,3′−ジ−O−アセチル生成物を実施例
5のように単離して脱トリメチル化する。反応混
合物をクロマトグラフイー精製すると表題の生成
物、2−(2,3−ジ−O−アセチル−β−D−
リボフラノシル)セレナゾール−4−カルボキサ
ミドが純粋形態で硬い気泡体として得られる。 実施例 7 2−(5−O−ブチリル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミドおよ
び2−(5−O−ベンゾイル−β−D−リボフ
ラノシル)セレナゾール−4−カルボキサミド これらの5′−酸エステルは、それぞれ化合物1
を出発物質として用い実施例4の手順に類似する
方法で製造される。従つて出発物質を2′,3′−O
−イソプロピリデン化し、生じた2′,3′−O−イ
ソプロピリデン化合物の5′−ヒドロキシル基をそ
れぞれ無水n−酪酸および無水安息香酸を用いて
モノアシル化する。酸感性のイソプロピリデン基
を80%酢酸で選択的に除去し、クロマトグラフイ
ーにより精製するとそれぞれ表題の化合物がそれ
ぞれ純粋形態で得られる。 実施例 8 2−(2−O−ブチリル−β−D−リボフラノシ
ル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2−(2−O−ベンゾイル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2−(3−O−ブチリル−β−D−リボフラノシ
ル)セレナゾール−4−カルボキサミド、 2−(3−O−ベンゾイル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミド 2−β−D−リボフラノシルセレナゾールのこ
れらの酸エステルは、それぞれ実施例5に示し手
順により製造される。従つてピリジン中の化合物
1を5′−O−トリチル化し、生じたO−トリチル
化合物を必要に応じ、無水n−酪酸または無水安
息香酸でモノアシル化し、生じた2′−および3′−
O−アシル−5−O−トリチル生成物をクロマト
グラフイー精製にかけ分離された2−(2−およ
び3−O−アシル−5−O−トリフエニルメチル
−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−
カルボキサミドを純粋形態で得る。それぞれの2
−(2−または3−O−アシル−5−O−トリフ
エニルメチル)セレナゾール−4−カルボキサミ
ドを80%酢酸で脱トリチル化すると対応する表題
の生成物が結晶性固体として得られる。 実施例 9 2−(2,3−ジ−O−ブチリル−β−D−リ
ボフラノシル)セレナゾール−4−カルボキサ
ミドおよび2−(2,3−ジ−O−ベンゾイル
−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4
−カルボキサミド 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−4
−カルボキサミドのこれらのジ−酸エステルは、
それぞれ実施例6記載の手順によつてピリジン中
で過剰の無水n−酪酸および無水安息香酸をそれ
ぞれ用いて2−(5−O−トリフエニルメチル−
β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カ
ルボキサミドから製造される。 実施例 10 2−(2−O−アセチル−5−O−ホスホノ−
β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−
カルボキサミド 2−(2−O−アセチル−β−D−リボフラノ
シル)セレナゾール−4−カルボキサミドを0℃
でリン酸トリエチルの存在下に1〜5当量の塩化
ホスホリルで処理する。完全な溶解が得られた後
溶液を砕氷上に注ぎ、水酸化ナトリウム溶液でPH
7に調整し、クロロホルムで抽出し、イオン交換
樹脂(ダウエツクスAG1×8、ホルマート)の
カラム上に置く。カラムをまで水で洗浄し、次い
で生成物を傾斜の水−ギ酸で溶離する。純粋生成
物を含有するフラクシヨンをプールして蒸発乾燥
させる。残留物をエタノール−水から再結晶する
と表題の化合物の遊離酸が結晶性固体として得ら
れる。 実施例 11 2−(2−O−ブチリル−5−O−ホスホノ−
β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−
カルボキサミド 2−(2−D−ベンゾイル−5−O−ホスホノ
−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−
カルボキサミド、 2−(3−O−ブチリル−5−O−ホスホノ−β
−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カル
ボキサミド、 2−(3−O−ベンゾイル−5−O−ホスホノー
β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−カ
ルボキサミド、 2−(2,3−ジ−O−アセチル−5−O−ホス
ホノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−
4−カルボキサミド、 2−(2,3−ジ−O−ブチリル−5−O−ホス
ホノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−
4−カルボキサミド、 2−(2,3−ジ−O−ベンゾイル−5−O−ホ
スホノ−β−O−リボフラノシル)セレナゾール
−4−カルボキサミド 純粋形態の表題の化合物は、それぞれ実施例10
に記載の手順によつて対応する5′−ヒドロキシル
化合物を0℃でリン酸トリエチルの存在下に塩化
ホスホリルで処理し、次いで反応混合物を記載の
ように適当に処理して遊離酸を結晶性固体として
得ることにより製造される。 化合物1および2の抗腫瘍性利用を示す例示実
施例として次の実施例12〜14が示される。これら
の実施例において化合物の効能は悪性腫瘍、ルイ
ス(LeWis)肺癌腫、に対する標準試験を用いて
実施される。これらの実施例に用いた試験はデペ
ロ−プメンタル セラピユーテイツクス プログ
ラム(Developmental Therapeutics
Program)、デイビジヨン オブ カンサー ト
リートメント、ナシヨナル カンサー インステ
イチユーツ(Division of Cancer Treatment,
National Cancer lnstitute)により行なつた。
その試験はその標準プロトコールおよび手順を使
用しこの機関により監督された。全試験はプロト
コールに準拠し、全試験はこれらのプロトコール
に規定される規準のもとで評価された。以下の代
表的実施例はナシヨナル カンサ− インステイ
チユーツの腫瘍系スクリーニングと対照して確認
された本発明の例示化合物の活性を示す。 以下の実施例に対し、略語1Pは腹腔内を1Vは
静脈内を表わす。平均および50%生存期間
(median suwival time)はザ スクリーニング
データ サマリー、デベロ−プメンタル セラピ
ユーテイツクス プログラム、デイビジヨン オ
ブ カンサ− トリートメント、ナシヨナル カ
ンサ− インステイチユーツのインストラクシヨ
ン14(改訂6/78)で算出される。適切な改訂を
含むこのスクリーニングデータサマリーの内容は
参照により本明細書に組入れられる。 以下の例示実施例において、試験の賦形剤効果
を排除するため、薬剤のためにキヤリヤーとして
用いた賦形剤を薬剤処置動物中の賦形剤の使用と
同水準で対照動物中へ注射した(その中の薬剤を
差引)。 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−4
−カルボキサミド、化合物1、は実施例12により
ルイス肺癌腫に対して活性であると示され、ナシ
ヨナル カンサ− インステイチユート試験の
DN(design network)2規準を好結果で超えた。
実施例12に対してはB6D2F1雄マウスが用いられ、
ルイス肺癌腫で攻撃した。試験動物の50%生存期
間は適当な対照動物のそれと対比された。この規
準に基いて化合物1は有効な抗腫瘍剤と思われ
た。 実施例12において、40対照動物と10試験動物を
それぞれ表に示し投与量水準で用いた。対照群
および薬剤処置群はともに第0日に1V注射によ
り腫瘍を誘導し、次いで第1日に薬剤処置を開始
した。実施例12に対して薬剤賦形剤として水を用
いた。 実施例12中の対照群および薬剤処置群はとも
に、動物に第0日にルイス肺癌腫のの106種子細
胞のホモジネートを接種した。実施例12に対して
薬剤処置を第1日に開始し、化合物1を9日間日
に1回与えた。第5日は薬剤の毒性に帰因する死
亡に対する中断日として用いた。この実施例では
薬剤毒性に帰因する死亡はなかつた。処置の効能
は対照動物の50%生存期間と比較することにより
決定し、処置動物/対照動物(T/C)の増加率
として示した。 試験期間は60日間であり、60日の期間の終りに
試験群中の生存する全動物を治癒、非罹患または
腫瘍生存として評価した。 実施例 12 本実施例において、薬剤試験動物は表に示し
た投与量水準で1P注射した。10動物を各投与量
水準で処置した。対照動物は50%死亡日が19.0日
で第23日を超えて生存したものはなかつた。75
mg/Kgおよび13mg/Kgの投与量水準で処理した動
物はすべて生存し、315%のT/C、並びにそれ
ぞれ10中7および10中5の治癒を示した。さらに
3mg/Kgの比較的低投与量で152%のT/Cの達
成によりNC1のDN2規準を超えた。この投与量
水準で1治癒が達成された。 化合物1は記載した多(multiple)投与量研究
において活性な抗腫瘍剤であると示される。
【表】 表に示すように、化合物1はルイス肺癌腫に
対し顕著な活性を示す。ルイス肺癌腫は転移性腫
瘍系の優れた例である。実施例12の試験動物およ
び対照動物は腫瘍のホモジネートで1V接種した。
この腫瘍の劇的な発現は従つて肺に見られる。転
移する能力は悪性腫瘍を良性腫瘍から特有的に特
徴づける特性である。 実施例 13 本実施例において化合物1をルイス肺癌腫で攻
撃されたB6D2F1雌マウスで試験した。試験動物
の50%生存期間を適切な対照動物のそれと比較し
た。この規準に基いて化合物1は表に示すよう
に有効な抗腫瘍剤であると認められた。50mg/
Kg、25mg/Kgおよび12.50mg/Kgの投与量水準で
試験動物はすべて生存し、355%のT/Cを示し、
それぞれ10中6,10中7、および10中8の治癒が
達成された。
【表】 さらに化合物1をルイス肺癌腫で攻撃した
B6D2F1雌マウスを用いたルイス肺生体内マウス
モデルにおいて試験した。結果は表に示され
る。示したように化合物1は低い投与量水準
(24,12および6mg/Kg)で297%のT/Cを有
し、それぞれ10中9、10中9、および10中5の治
癒が達成された。化合物1は3mg/Kgの低投与量
で153のDN2水準活性(150より大きいT/Cパ
ーセント)を達成した。それらの結果は化合物1
がマウスにおいてルイス肺癌腫に対する有効な抗
腫瘍剤であることを確証する。
【表】 実施例 14 化合物2,2−(5−ホスホノ−β−D−リボ
フラノシル)セレナゾール−4−カルボキサミド
を実施例12に記載したと同様の方法でルイス肺癌
腫活性に関してスクリーニングした。本実施例に
おいてB6D2F1雄マウスをルイス肺癌腫で攻撃し
た。試験動物の平均生存期間を滴当な対照動物の
それと比較した。この規準に基いて化合物2は有
効な抗腫瘍剤であると思われた。この実施例にお
いて10中1ないし10中4の範囲の処置マウスの治
癒が9mg/Kg〜75mg/Kgの範囲の投与量で得られ
た、表。13mg/Kgで処置した生存マウスは315
%のT/Cを有し、10中4治癒が達成された。
【表】 追加の試験において、化合物1および化合物2
の成長抑制効果を浮遊細胞培養において3マウス
腫瘍系に対して測定した。細胞培養は10%ウシ胎
仔血清を補給した培地RPMI1630中50000細胞/
mlの密度で開始した。この培地の組成および培養
手順の詳細は刊行物記載の方法に従つた(G.E.
Moore,A.A.Sandberg and K.Ulrich,浮遊細
胞培養とマウス白血病L1210の生体内およびガラ
ス器内の染色体構造(Suspension Cell Culture
and in vivo and in−vitro chromosome
constitution of ouse leukemiaL1210)、Journal
of the National Cancer lnstitute36、405−
415、1966)。培養は95%空気+5%CO2の雰囲気
下の静止浮遊培養において37度で維持した。試験
化合物は開始のときに処理した培養に添加され、
絶えず存在した。72時間後薬剤処理培養および未
処理対照培養の40倍希釈を0.9%NaCl溶液中に調
製し、細胞を電子式粒子カウンタ上で数えた。試
験の結果は表に示される。成長抑制効果はID50
値、すなわち処理培養中の細胞数を未処理対照培
養の細胞数の50%に減少するのに要した試験化合
物の抑制投薬量または濃度、として示される。
【表】 これらの結果は化合物1および化合物2がとも
に非常に低い投薬量で代表的な腫瘍系の細胞培養
において成長を抑制することを示す。この点では
5′−ホスフアート(化合物2)が化合物1より優
れていると思われる。 実施例 15 1具体例において、化合物1は、Sidwellら、
Appl.Microbiol.22、797(1971)のウイルス評価
(VR)法によりDNAおよびRNAの両型の小およ
び大ウイルスの両方に対して活性を示した。1.0
より大きいウイルス評価は明確な抗ウイルス活性
を示す。0.5−0.9のウイルス評価は穏やかな抗ウ
イルス活性を示し、0.5より小さいウイルス評価
は僅かの抗ウイルス活性または明らかな抗ウイル
ス活性のないことを示唆する。次に示す結果は
VeroまたはHeLa細胞の単層を用いたミクロテス
ト(Microtest)(Falcon Plastics)プラスチ
ツクパネル上の試験によつて得られた。
【表】 その結果はDNAおよびRNAウイルスに対する
良好な広域スペクトル抗ウイルス活性を有するこ
とを示す。DNAウイルスの中、代表的なポツク
スウイルス科、Poxviridae、(ワクシニア)およ
びヘルペスウイルス科、Herpesviridae、(HSV
−1、HSV−2)が最も抑制された。最大の活
性は代表的なRNAのパラミクソウイルス科、
Paramyxoviridae(Para−3、ムンプス、ミーズ
ルス)およびレオウイルス科、Reoviridae、
(ReO−3)に観察された。優れた抗ウイルス活
性はアデノウイルス科、Adenoviridae、(Adeno
−2)、ピコルナウイルス科、Picornaviridae、
(COx B1,Cox B4)およびラブドウイルス科、
Rhabdoviridae、(VSV)のためのHeLa細胞で
測定された。 その研究はさらに化合物1の抗ウイルス活性が
用いたウイルスおよび細胞系により殺ウイルス性
(ワクシニアに対し)およびウイルス抑制性
(Para−3およびHSV−1に対し)の両方であ
ることを示す。また化合物1の予防使用はHSV
−1のようにウイルス抑制性種に対しその抗ウイ
ルス活性を増進することができる。化合物1は
1000μg/ml量(試験した最高濃度)でVero,
HeLaおよびMRC−5細胞に対し無毒性である。 これらの結果は、さらに、化合物1が非常に低
い投薬量において代表的なウイルスに対する細胞
培養におけるウイルスの細胞変性効果を抑制する
こと;化合物1が低細胞毒を示し、水性媒質中に
可溶性であることを示す。 以下の代表的な実施例16〜20は異なるキヤリヤ
ーを利用した例示薬剤組成物として示される。こ
れらの実施例中、実施例16は宿主動物への静脈内
または他種の注射に適する注射可能物質中の本発
明の化合物の使用を示す。実施例17は経口シロツ
プ製剤に向けられ、実施例18は経口カプセル製剤
に、実施例19は経口錠剤に向けられる。実施例20
は本発明の化合物の適当な坐剤中の使用に向けら
れる。実施例16〜20として成分を列挙し、次に組
成物の調製方法が示される。 実施例 16 注射可能物質 実施例16a 化合物1 化合物1 125mg−500mg 注射用水、USP 適量 化合物1を水に溶解し、0.22ミクロンフイルタ
ーに通す。過した溶液をアンプルまたはバイア
ルに加え、密封、滅菌する。 実施例16b 化合物2 化合物2、ナトリウム塩として 125mg−500mg 注射用水 USP 適量 上記実施例16aにより調製した。 実施例 17 シロツプ剤 実施例17a 化合物1 125mg活性成分15mlシロツプ 化合物1 25g 精製水′USP 200ml チエリーシロツプ、適量または 1000ml 化合物1を水に溶解し、この溶液に穏やかにか
きまぜながらシロツプを加える。 実施例17b 化合物2 125mg活性成分/15mlシロツプ 化合物2、ナトリウム塩として、 25g 精製水、USP、適量または 200ml チエリーシロツプ適量、全量 1000ml 上記実施例17aにより調製した。 実施例 18 カプセル剤 実施例18a 化合物1 50mg、125mgまたは250mg 化合物1 500g ラクトース、USP、無水、適量または 200g ステロテツクス(Sterotex)パウダHM 5g 化合物1とラクトースを増強棒を具えたV形ブ
レンダー中で合わせる。2分間転回混合し、1分
間増強棒で混合し次いで再び1分間転回混合す
る。次いで配合物の一部をステロテツクスパウダ
と混合し、#30ふるいを通し、配合物の残部に戻
して加える。次いで混合成分を1分間混合し、30
秒間増強棒で混合し、さらに1分間転回混合す
る。50mg、125mgおよび250mgを含有するカプセル
のために適当な大きさのカプセルに配合物141mg、
352.5mgまたは705mgをそれぞれ充填する。 実施例18b 化合物2 50mg、125mgまたは250mg 化合物2 500g ラクトース、USP、無水、適量または 200g ステロテツクスパウダHM 5g 実施例18aにより混合、充填する。 実施例 19 錠剤 50mg、100mgまたは250mg 化合物1 250g コーンスターチ、NF 200.0g セルロース、ミクロクリスタリン 46.0g ステロテツクスパウダ HM 4.0g 精製水 適量または 300.0ml コーンスターチ、セルロースおよび化合物1を
遊星型ミキサー中に一緒に合せ、2分間混合す
る。この配合物に水を加え1分間混合する。生じ
た混合物をたな板上に拡げ熱風乾燥器中で1〜2
%の水分水準が得られるまで50℃で乾燥する。乾
燥した混合物を次いでフイツツミル(Fitzmill)
で中間速度で#RH2Bふるいを通して粉砕する。
その混合物の一部にステロテツクスパウダを加え
#30ふるいを通し、粉砕混合物に戻して加え、全
体を5分間ドラム回転により混合する。50mg、
125mgまたは500mgを含有する錠剤のために全混合
物の150mg、375mgおよび750mgのそれぞれの圧縮
錠剤を適当な大きさのポンチで形成する。 実施例 20 坐 剤 実施例20a、化合物1 3g当り125mg、250mgまたは500mg 化合物1 125mg 250mg 500mg ポリエチレングリコール1540
1925mg 1750mg 1400mg ポリエチレングリコール8000
825mg 750mg 600mg ポリエチレングリコール1540とポリエチレング
リコール8000を一緒に60℃で融解し、その融成物
中へ化合物1を溶解する。全体を25℃で適当な坐
剤に成形する。 実施例20b 化合物2 3g当り125mg、250mgまたは500mg 化合物2 125mg 200mg 500mg ポリエチレングリコール1540
1925mg 1750mg 1400mg ポリエチレングリコール8000
825mg 750mg 600mg 上記実施例20aにより調製する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造: (式中、R1およびR2はそれぞれHまたはアシ
    ルであり、R3はH、アシルまたは【式】で あり;前記アシル基はC1〜18脂肪族アシルおよび
    芳香族アシルからなる群から選ばれる)の化合
    物、およびR3がホスホノであるときにそれらの
    生理学上許容できる塩。 2 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−
    4−カルボキサミドである、特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 3 2−(2,3,5−トリ−O−アセチル−β
    −D−4−カルボキサミド5′−ホスフアートであ
    る、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−
    4−カルボキサミド5′−ホスフアートである、特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。 5 2−β−D−リボフラノシルセレナゾール−
    4−カルボキサミド5′−ホスフアート、ナトリウ
    ム塩である、特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。 6 2−(2−O−アセチル−β−D−リボフラ
    ノシル)セレナゾール−4−カルボキサミドであ
    る、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 7 2−(3−O−アセチル−β−D−リボフラ
    ノシル)セレナゾール−4−カルボキサミドであ
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。 8 2−(5−O−アセチル−β−D−リボフラ
    ノシル)セレナゾール−4−カルボキサミドであ
    る、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 9 2−(2−O−アセチル−5−O−ホスホノ
    −β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4−
    カルボキサミドである、特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 10 2−(3−O−アセチル−5−O−ホスホ
    ノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4
    −カルボキサミドである、特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 11 2−(2,3−ジ−O−アセチル−β−D
    −リボフラノシル)セレナゾール−4−カルボキ
    サミドである、特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。 12 2−(2,3−ジ−O−アセチル−5−O
    −ホスホノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾ
    ール−4−カルボキサミドである、特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。 13 2−(2−O−ブチリル−β−D−リボフ
    ラノシル)セレナゾール−4−カルボキサミドで
    ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 14 2−(2−O−ベンゾイル−β−D−リボ
    フラノシル)−4−カルボキサミドである、特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。 15 2−(2−O−ブチリル−5−O−ホスホ
    ノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4
    −カルボキサミドである、特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 16 2−(2−O−ベンゾイル−5−O−ホス
    ホノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−
    4−カルボキサミドである、特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 17 2−(3−O−ブチリル−5−O−ホスホ
    ノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−4
    −カルボキサミドである、特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。 18 2−(3−O−ベンゾイル−5−O−ホス
    ホノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾール−
    4−カルボキサミドである、特許請求の範囲第1
    項記載の化合物。 19 2−(2,3−ジ−O−ブチリル−5−O
    −ホスホノ−β−D−リボフラノシル)セレナゾ
    ール−4−カルボキサミドである、特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。 20 2−(2,3−ジ−O−ベンゾイル−5−
    O−ホスホノ−β−D−リボフラノシル)セレナ
    ゾール−4−カルボキサミドである、特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 21 2−(5−O−ブチリル−β−D−リボフ
    ラノシル)セレナゾール−4−カルボキサミドで
    ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 22 2−(5−O−ブチリル−β−D−リボフ
    ラノシル)セレナゾール−4−カルボキサミドで
    ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 23 2−(3−O−ブチリル−β−D−リボフ
    ラノシル)セレナゾール−4−カルボキサミドで
    ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 24 2−(3−O−ブチリル−β−D−リボフ
    ラノシル)セレナゾール−4−カルボキサミドで
    ある、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 25 構造: (式中、R1およびR2はそれぞれHまたはアシ
    ルであり、R3はH、アシルまたは【式】で あり;前記アシル基はC1〜18脂肪族アシルおよび
    芳香族アシルからなる群から選ばれる) の化合物、またはそれらの生理学上許容できる塩
    の有効量を活性成分として含有する、抗腫瘍剤。 26 構造: (式中、R1およびR2はそれぞれHまたはアシ
    ルであり、R3はH、アシルまたは【式】で あり;前記アシル基はC1〜18脂肪族アシルおよび
    芳香族アシルからなる群から選ばれる) のリボフラノシルセルナゾール−4−カルボキサ
    ミド化合物、またはそれらの生理学上許容できる
    塩の有効量を活性成分として含有する抗ウイルス
    剤。
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