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JPH0327166B2 - - Google Patents
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JPH0327166B2 - - Google Patents

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JPH0327166B2
JPH0327166B2 JP61084624A JP8462486A JPH0327166B2 JP H0327166 B2 JPH0327166 B2 JP H0327166B2 JP 61084624 A JP61084624 A JP 61084624A JP 8462486 A JP8462486 A JP 8462486A JP H0327166 B2 JPH0327166 B2 JP H0327166B2
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JP
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grain
sorting
dust
plate
grains
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JP61084624A
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Inventor
Takeshi Kita
Yoshihiro Uchama
Chisato Anraku
Kazuo Kotake
Takashi Yamada
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はコンバインに搭載される脱穀機或は
独立して使用される脱穀機において、脱穀される
穀粒の選別度を適正に維持するように脱穀機の作
動を制御するための作動制御装置に関するもので
ある。
従来の技術 例えば実公昭44−4116号公報、特公昭53−
33494号公報及び実開昭52−146561号公報に開示
されているように、揺動選別機構におけるチヤフ
シーブに角度調節可能な可動シーブ板を設けて、
脱穀物の選別度を推測或は視認することか脱穀機
に供給される穀稈量をセンサーにより検出すると
かして、可動シーブ板の角度を手動で或は自動的
に変更調節し、もつてチヤフシーブを漏下する穀
粒量を、適正な選別度の穀粒から得られるように
調節できることとする技術は、既に周知である。
また類似して適正な選別度を維持する制御を可
能とすべく、扱室内からの排塵度を制御する角度
調節可能な送塵弁を設けるとか、回転数の制御或
は風量調節板により唐箕の風量を調節可能とする
とか、一番口と二番口とに対する穀粒流下分岐点
位置に回動可能な切替板を設けておいて同位置に
落下する穀粒を一番口と二番口とに切替えて誘導
可能とするとか、揺動選別機構の揺動速度ないし
頻度を変更可能とすることも、既に公知である。
発明か解決しようとする問題点 しかしながら従来のものは上記のような調節を
個別に行なうようにされていたため、選別精度の
向上が十分に図れない問題があつた。
すなわち例えばチヤフシーブの可動シーブ板の
角度調節は穀稈の品種や乾湿、穀粒流量等に応じ
てなすべきものであり、また唐箕の風量調節はチ
ヤフシーブの漏下流量の大小に応じてなすべきも
のであるが、可動シーブ板の角度調節によりチヤ
フシーブ漏下流量は即座に変動するといつた具合
に、上記の2種の調節は互に密接に関連し合つて
いる。また送塵分の角度調節による扱室内からの
排塵度の調節によつてはチヤフシーブへ供給され
る脱穀物の量が即座に変動し、また一番口と二番
口とに穀粒を切替えて誘導する切替板の姿勢調節
は、チヤフシーブからの漏下量とチヤフシーブ後
方への移送量との比に応じてなすべきものである
のに対し、かかる流量比はチヤフシーブの可動シ
ーブの角度調節により即座に変動する等、複数の
調節は密接に関連し合つているのである。
それにも拘らず従来は各調節が手動或は自動で
個別に行なわれていたために選別精度向上の点で
問題があつたのであり、この事情は2種或はそれ
より多い調節を作業者が順次行なうとしても上述
の即座の影響が生じる関連性からして対応が遅れ
る結果を招くことからして、変わりがなかつた。
また作業者が2種以上の調節操作を個別に行なう
ことは、操作が煩雑となつて誤操作を招き易いと
いつた問題点もあつた。
そこでこの発明はかかる問題点を解消して選別
精度の飛躍的な向上を得させる、脱穀機の新規な
作動制御装置を提供しようとするものである。
問題点を解決するために講じた技術的手段 この発明課題を解決するためにこの発明は脱穀
機において、扱室12内からの排塵度を制御する
送塵弁15の角度調節と、揺動選別機構における
チヤフシーブ18の可動シーブ板81Aの角度調
節と、唐箕21の風量調節と、一番口23と二番
口24とに対する殻粒流下分岐点位置に設けられ
る回動可能な切替板90の姿勢調節とのうちの少
なくとも2種の調節を、脱穀物の選別度に関連す
る指標値を検出する単一のセンサー29,29A
からの出力信号に応じ自動的かつ同時に行なわせ
る調節作動手段45を設ける、といつた技術的手
段を講じた。
作 用 この発明によれば調節作動手段45により、互
に密接に関連する複数種の調節が相互間の時間的
遅れなしに同時に、そして自動的に行なわれるこ
ととなる。しかも複数種の同時かつ自動的な調節
が、脱穀物の選別度に関連する指標値を検出する
単一センサー29,29Aからの出力信号といつ
た単一の制御基準に基いて統一的に、選別度を適
正に維持するように行なわれることとなる。
同時に行なう調節の組合せは脱穀機自体の構造
とかその脱穀機が脱穀対象とする作物とかに応じ
て変更することができ、また調節の種類を増すほ
どより高い選別精度を確保できることになる。
実施例 第2図はこの発明の第1の実施例を装備するコ
ンバインを示している。
同コンバインは左右のクローラ1の駆動によつ
て圃場内で機体を走行させつつ、圃場に植立する
穀稈を、最前部の分草板2により分草すると共
に、該分草板2位置よりやや後方向きにねかせて
立上らせてある穀稈引起し装置3により引起し、
また植立穀稈を分草板2後位の刈刃4により株元
部で刈取り、刈取穀稈については、横搬送帯5及
び株元側及び穂先側の縦搬送帯6,7によつて、
機体上の脱穀部8方向へと搬送し、脱穀部8の一
側に沿わせてあるフイードチエン9にて刈取穀稈
を後方搬送しつつ、該刈取穀稈の穂先側を脱穀部
8内へと供給して、脱穀を行なわせ、脱穀された
穀粒はこれを、その選別後に機体他側のトツプサ
ツカー10に受けさせるように、構成されてい
る。上記フイードチエン9には後上方向きの延長
部9aを設けてあり、脱穀部8を出る排ワラを該
延長部9aによつて搬送させることとしてある。
駆動原を構成するエンジン11は、機体一側の後
部に搭載してある。
第3図は前記脱穀部8の構造を示している。
同図に示すように脱穀部8と扱室12内には、
機体前後方向に軸線を沿わせて扱胴13を回転可
能に設けてあり、前記エンジン11から適宜の伝
導機構を介して伝動され回転駆動される該扱胴1
3は、その上に多数植設させた扱歯14によつ
て、刈取穀稈の穂先部から穀粒を分離させ脱穀を
行なう。扱室12内にはまた、回動変位により扱
胴13に対し遠近調節可能に支持された複数枚の
送塵弁15であつて、扱室12内からの排塵度を
変更規制する送塵弁15が、設けられている。
脱穀部8はまた、上記した扱胴13の下方に位
置させてあるクリンプ網16を備えており、この
クリンプ網16は、その上に落下せしめられる脱
穀物について穀粒と細かなワラ屑等を漏下させ、
未漏下物は該クリンプ網16後端の排塵口から排
出させる。クリンプ網16の下方から後方にかけ
ては、前方から後方にかけてフイードパン17、
上下に並列にチヤフシーブ18及びグレンシーブ
19、及びストローラツク20を備えている揺動
選別機構が、設けられており、また脱穀部8内下
部の最前位と最後位にはそれぞれ、唐箕21と排
塵フアン22とが設けられている。上記した揺動
選別機構17−20は、前後及び上下に揺動せし
められ、該機構における最前部のフイードパン1
7は、その揺動に伴ない、クリンプ網16からの
漏下物について後方搬送しつつ、重い穀粒は下方
へ、軽いワラ屑等は上層へと、選別する。フイー
ドパン17からチヤフシーブ18へと落下する穀
粒中からは、唐箕21から送られる選別風でワラ
屑がさらに除去され、上記の穀粒は、チヤフシー
ブ18を漏下することで再び選別され、このチヤ
フシーブ18からさらにより目の細かいグレンシ
ーブ19を漏下し、且つ、その間に唐箕21の選
別風を受けて、精選された状態で一番口23へと
供給される。またフイードパン17から唐箕21
風の援けをかりつつストローラツク20上へと移
動されるワラ屑からは、ストローラツク20の揺
動に伴ない、混入する穀粒が前、方向きに分離さ
れてチヤフシーブ18上へ移されると共に、穂切
れ物と一部の穀粒が下層へ分離せしめられて、ス
トローラツク20の透孔から下方の二番口24へ
と供給される。第3図に図示の揺動選別機構にお
いては、上記したストローラツク20の上方に、
上部ストローラツク25を設け、この上部ストロ
ーラツク25を揺動させて、上記したストローラ
ツク20の選別作用を援けさせると共に、ワラ屑
の排出を促進させるように、図つている。ストロ
ーラツク20自体の作用と排塵フアン22の吸引
風、そしてさらには唐箕21からの選別風によつ
て、ストローラツク20を出るワラ屑は、三番排
塵口26から機体後方向きに排出される。前記の
ように一番口23へと供給された穀粒は、該一番
口23内の一番コンベア27により機体他側方向
へ搬送され、図示省略の揚穀コンベアにより前記
トツプサツカー10へと移される。また前記のよ
うに二番口24へと供給された穂切れ物等は、二
番スロワ28によつて扱室12内へ還元され、扱
室12内での再処理を受ける。
脱穀部8における脱穀物選別度を検出するため
のに、次のような選別度検出器が設けられてい
る。
すなわちこの検出器は図示の場合、前記の三番
排塵口26から排出される排塵中に含まれる穀粒
割合、換言すると穀粒損失量を検出するグレン損
失検出器29に構成されており、第3図に示すよ
うに、三番排塵口26の排塵端の上端縁から後下
向きに傾斜させて、垂下設置されている。このグ
レン損失検出器29は、圧電性セラミツク盤等の
圧電素子を備えており、圧力を受けると該圧力に
応じた電圧スパイクないし電圧パルスを出力する
ものに、構成されている。したがつてグレン損失
検出器29は、三番排塵口26から排出される排
塵物が該検出器29面に当たり圧力を受けると、
該圧力に応じた周波数と振巾の電圧パルスを出力
する。このような電圧パルスは当然に、その圧電
素子面に穀粒が当たつた場合と軽いワラ屑等が当
たつた場合とでは、第4図に例示するパルスP1
P2のように周波数を異にする。
三番排塵物として排出される損失穀粒量から選
別状態をみるために、第4図及び第5図に示すよ
うにグレン損失検出器29の本体に接続して、該
検出器29の一部を構成するバンドパスフイルタ
30が、設けられている。このバンドパスフイル
タ30は第4図に示すように、穀粒に相当する周
波数の電圧パルスP1のみをフイルタリングし、
ワラ屑等に相当する電圧パルスP2はこれをカツ
トして二次側へ伝えない。第5図に示すようにバ
ンドパスフイルタ30に接触しては、穀粒相当の
電圧パルスP1を増巾する増巾器31が設けられ
ており、この増巾器31に接続してさらに、該増
巾器31からの電圧パルスを入力させると一定時
間オン動作して一定の周波数及び振巾の角形電圧
パルスを出力するモノマルチ32が設けられてい
る。このモノマルチ32に接続しては該モノマル
チ32の出力パルスを積分する積分器33が設け
られており、この積分器33に接続して増巾器3
4が設けられていて、以上のメンバー29−34
によつてグレン損失検出回路Cが形成されてい
る。以上により脱穀部8での脱穀物選別度は、三
番排塵物中の穀粒量からとらえられ、グレン損失
検出回路Cはその出力端に損失穀粒量に比例した
電圧信号Vlossを出力する。
第6図は前記送塵弁15の具体構造を示してい
る。
送塵弁15は扱室12の頂壁12aにそれぞれ
鉛直ピン35まわりで回動自在に支持させて複数
個設けらえれており、これらの送塵弁15はそれ
ぞれその基端で、上記頂壁12aの上面側に設け
られた連動板36に対して鉛直ピン37により枢
着接続されている。したがつて連動板36を図示
矢印のように進退させると、送塵弁15が鉛直ピ
ン35まわりで回動変位でせしめられることとな
り、この回動変位により該送塵弁15は、扱胴1
3上に螺旋状に配して植設されている前記扱歯1
4の配列方向に対する相対角度を変更し、扱歯1
4間の排塵通路を適当に絞つたり全閉或は全開し
たりして、扱室12内からの排塵割合を適宜に規
制する。
上で具体構造を説明した送塵弁15は、前記連
動板36を第1図に示す送塵弁調節レバー40に
より変位操作することによつて、開度を変更調節
するものとされている。
第1図に示すようにシリンダ本体端を機体に枢
支させた単動型のレバー操作用油圧シリンダ41
が設けられており、この油圧シリンダ41のピス
トンロツド41aを図示するように送塵弁調節レ
バー40へと接続して、油圧シリンダ41の油室
41bへの作動油の供給で該シリンダ41を縮小
動作させ、第1図の矢印A方向へのレバー40回
動を得て、送塵弁15を閉め得るように図つてあ
る。この送塵弁15閉鎖後の再開放は、油室41
bからの作動油排出でリターンばね41cにてレ
バー操作用油圧シリンダ41を伸長動作させて行
なわれる。
第1図には前記唐箕21の風量調節機構も図示
されている。
第1図において60は唐箕21の唐箕軸を示し
ており、この唐箕軸60は該唐箕軸60に平行に
するエンジン11側の駆動軸61から、該両軸6
1,60上のプーリー62,63に捲廻されたV
ベルト64を介し伝動を受けて回転せしめられ
る。唐箕軸60上のプーリー63は特に、該軸6
0上にキー止めされた位置固定側のプーリー半部
63aと、該軸60上にスライドキー65により
相対回転不能ではあるが摺動自在に設けられた可
動側のプーリー半部63bとから、構成されてお
り、該両プーリー半部63a,63b間で唐箕軸
60上に遊嵌された円盤体66と可動側プーリー
半部63bとに両端を受けさせて、可動側プーリ
ー半部63bを固定側プーリー半部63aから離
間する向きに摺動附勢する1対の圧縮ばね67,
68が、設けられている。さらに可動側プーリー
半部63bの基端側で唐箕軸60上には、機枠に
固定して、唐箕軸60を回転自在に支承するシリ
ンダ69を設けてあり、このシリンダ69にプー
リー半部63bの基端部を油密に嵌合させて、シ
リンダ69をシリンダ本体としプーリー半部63
bをピストンとする油圧シリンダ70であつて、
上記圧縮ばね67,68により縮小動作せしめら
れると共にシリンダ69内の油室70aに対する
油圧作用で伸長動作せしめられる単動型の油圧シ
リンダ70が構成されている。そして唐箕軸60
の先端には、該軸60を回転自在に支承するシー
ルハウジング71によつて油分配室72を形成し
てあり、この油分配室72は唐箕軸60に穿設せ
る油路73にて油圧シリンダ70の上記油室70
aに対連通させてある。さらに駆動軸61上のプ
ーリー62も、該駆動軸61上に位置固定して設
けられた固定側プーリー半部62aと、この固定
側プーリー半部62aのボス部上にスライドキー
74により相対回転不能ではあるが摺動自在にの
せられた可動側プーリー半部62bとから、構成
されており、可動側プーリー半部62bは駆動軸
61上のばね受円板75と該プーリー半部62b
とに両端を受けさせてある圧縮ばね76により、
固定側プーリー半部62a方向に摺動附勢されて
いる。
以上により唐箕軸60は、第1図に実線図示の
状態から油圧シリンダ70の油室70aに油圧を
作用させ、プーリー63の可動側プーリー半部6
3bを固定側プーリー半部63aに鎖線図示のよ
うに近接させて、プーリー63有効径を大とし、
それに応じてVベルト64を介し駆動軸61上の
プーリー62の可動側プーリー半部62bを固定
側プーリー半部62aから鎖線図示のように離間
させ、プーリー62の有効径を小とした状態で
は、低速で回転駆動させることとなる。
同様に第1図に示すように、油タンク42から
リリーフ弁43にて設定される油圧の作動油を、
前記したレバー操作用油圧シリンダ41の油室4
1bと油圧シリンダ70の油室70aとに供給す
るための油圧ポンプ44が、設けられている。こ
の油圧ポンプ44による作動油供給は、該ポンプ
44と油圧シリンダ41,70間の電磁切換弁4
5によつて選択的に行なわれるようにされてい
る。すなわち電磁切換弁45は、スプリング・バ
イアス下で常時は図示の中立位置N、つまり油室
41b,70aと油圧ポンプ44とを共に油圧タ
ンク42に接続し油圧シリンダ41を伸長状態
に、また油圧シリンダ70を縮小状態に、それぞ
れ保持する中立位置Nと、ソレノイド46の励磁
により変位せしめられる作用位置Iであつて、油
圧ポンプ44を油室41b,70aへと接続して
油圧シリンダ41を縮小動作させると共に油圧シ
リンダ70を伸長動作させる作用位置Iとを、備
えている。
上記した電磁切換弁45のソレノイド46は、
前記したグレン損失検出回路の出力信号電圧
Vlossが一定値以上となると励磁せしめられるよ
うになされている。
すなわち第5図に示すように上記の出力信号電
圧Vlossをプラス側入力端に供給されるコンパレ
ータ47が設けられており、このコンパレータ4
7のマイナス側入力端には、抵抗器48にて落さ
れた電源電圧Vccをさらに可変抵抗器49で適当
に調整することで、損失穀粒量の上限許容値に相
当する基準電圧Voを導入してある。したがつて
コンパレータ47は、グレーン損失検出回路の出
力信号電圧Vlossの方が上記の基準電圧Voよりも
高い(Vloss>Vo)場合に、グレン損失過大信号
電圧Vhを出力する。ソレノイド46は、第5図
に示すように、サージ吸収用のダイオード51と
並列接続し、且つ、一端で電源端子に接続すると
共に他端はアースして、制御回路中に挿入されて
いる。ソレノイド46のアース側には、エミツタ
接地のNPNトランジスタ52を備えたスイツチ
ング回路を設けてあり、上記トランジスタ52の
ベースにコンパレータ47が、抵抗器53を介し
て接続されており、さらにトランジスタ52のベ
ースをプルダウン抵抗器54を介してアースし
て、上記のスイツチング回路が完成されている。
したがつて、コンパレータ47がグレン損失信
号電圧Vhを出力するとトランジスタ52がオフ
状態からオン状態へと切替えられ、ソノレイド4
6に通電が行なわれ該ソノレイド46の励磁によ
り第1図に図示の電磁切換弁45が作用位置Iに
移される。なお第5図に示すようにソノレイド4
6と並列接続して警報ランプ55が設けられてお
り、この警報ランプ55は、上記の回路構成から
してグレン損失過大信号電圧Vhと存在時に点灯
せしめられるものとなつている。
第1図の実施例は、以上に説明して来たように
構成されているので、グレン損失検出器29ない
しグレン損失検出回路Cにて検出されるグレン損
失量が設定値以上となると第1図の電磁切換弁4
5が作用位置Iへと変位せしめられ、これによ
り、レバー操作用油圧シリンダ41が縮小動作し
送塵弁調節レバー40が第1図の矢印A方向へと
回動せしめられて送塵弁15が閉じられると共
に、油圧シリンダ70作動でプーリー63,62
有効径が変更されて唐箕軸60、したがつて唐箕
21の回転数が低下せしめられる。したがつて扱
室12内からの排塵量が最大限に絞られると共に
唐箕21の風量が少なくされて、脱穀部8の作動
が穀粒損失を低下させる方向に変更制御された関
係となる。
そして穀粒損失量が適正範囲にまで減少する
と、コンパレータ47からのグレン損失過大信号
電圧Vhが無くなることでリレー52が非作動状
態をとつてソノレイド46が解磁せしめられ、電
磁切換弁45が中立位置Nへと戻されるから、レ
バー操作用油圧シリンダ41が伸長動作して送塵
弁調節レバー40が送塵弁15の標準開度位置ま
で戻されると共に、油圧シリンダ70が縮小動作
してプーリー63,62有効径が増速方向に変更
され唐箕21の風量が増す。なお穀粒損失量過大
が警報ランプ55の点灯により表示されるから、
コンバインのオペレータはこの表示により車速を
減少操作して、脱穀部8の負担を軽るくし、穀粒
損失量を減少させることを、行なえる。
第7−11図は第2の実施例を示している。
この第2の実施例では第8,9図に示すよう
に、前記揺動選別機構17−20における前記チ
ヤフシーブ18を、前方側に位置する複数枚の可
動シーブ板81Aと後方側に位置する複数枚の固
定シーブ板81Bとを備えたものに構成してい
る。
すなわち固定シーブ板81Bが揺動選別機構1
7−20の両側板82に両端で固定して設けられ
ているのに対し、各可動シーブ板81Aはその両
側に突設した水平支軸83を上記の両側板82に
回転自在に支持させることで、両側板82間で水
平支軸83まわりで回動変位可能に支持されてい
るのである。そして一側端の水平支軸83にそれ
ぞれ取付けた回動アーム84を、一側の側板82
の外面に沿わせて設けた連動板85にピン86接
続することで、連動板85の進退により複数板の
可動シーブ板81Aをいつせいに回動変位させ得
るように図られている。連動板85を進退させる
ためには該連動板85にピストンロツド87a端
をピン接続された油圧シリンタ87が設けられて
いる。上記の油圧シリンタ87は図示の場合、そ
れにスプリング87bを内蔵させて単動型のもの
に構成されており、油圧の供給で伸長動作せしめ
られて、可動シーブ板81Aを第9図aに示す小
傾斜角度α1から第9図bに示す大傾斜角度α2へと
回動変位させる。
また第2の実施例では第10図に示すように、
前記した一番口23と二番口24とへの穀粒流下
分岐点位置に回動変位可能な切替板90を設け、
選別度に応じ該切替板90の姿勢を、一番口23
への穀粒誘導姿勢と二番口24への穀粒誘導姿勢
間で、第7図に図示の単動型油圧シリンダ91に
より、変動可能としている。油圧シリンダ91は
選別度不良時に油圧の供給を受けて切替板90
を、二番口24への穀粒誘導姿勢へともたらすも
のとされている。
同様に第10図に示すように第2の実施例では
選別穀粒中のワラ屑割合から選別度を検出する選
別度検出器29Aを、前記グレンシーブ19の下
方位で一番口23方向に傾斜させて設けてある流
穀板79であつてグレンシーブ19を漏下する穀
粒を一番口23方向へ誘導する流穀板79上に、
設けられている。
そしてこの選別度検出器29Aに附設されるバ
ンドパスフイルタ30Aは、前記したバンドパス
フイルタ30と異なり第11図に示すように、検
出器29A本体からの電圧パルスP1,P2中、ワ
ラ屑に相当する電圧パルスP2のみをフイルタリ
ングし、穀粒に相当する電圧パルスP1はこれを
カツトして二次側へ伝えないものに、構成されて
いる。これによりして選別度検出器29Aは、選
別後の穀粒中のワラ屑割合を検出することで選別
度を直接に検出するものとなつている。
可動シーブ板81Aの角度調節用の前記油圧シ
リンダ87及び切替板90の姿勢変更用の前記油
圧シリンダ91に対する作動油の給排を、第7図
に示すように前記のもの同様の電磁切換弁45に
よつて制御することとしてある。電磁切換弁45
のソノレイド46は選別度検出器29Aの出力信
号に応じ、第5図に図示の制御回路に類似の制御
回路によつて選別度が予定した下限値以下になる
と励磁せしめられるものとされている。
したがつて選別度不良が検出されると第7図に
図示の電磁切換弁45が作用位置Iへ移され、こ
れによつて油圧シリンダ87が伸長動作して第9
図bに示すように可動シーブ板81Aの傾斜角度
が小とされチヤフシーブ18からの脱穀物漏下割
合が低くされ、また油圧シリンダ91が伸長動作
して第10図に図示の切替板90が二番口24に
対し穀粒を誘導する姿勢へと姿勢変更される。選
別度が適正範囲にまで回復すると電磁切換弁45
が中立位置Nへと戻されて、可動シーブ板81A
の傾斜角度が第9図aに示すように大きくされる
と共に、第10図に図示の切替板90が一番口2
3に対し穀粒を誘導する姿勢へと戻される。
発明の効果 送塵弁15の角度調節、可動シーブ板81Aの
角度調節、唐箕21の風量調節、及び一番口23
と二番口24とに対する穀粒落下分岐点位置の切
替板90の姿勢調節といつた、互に密接に関連し
合つて選別精度に影響を及ぼす4種類の調節のう
ちの少なくとも2種類の調節を単一センサー2
9,29Aからの出力信号に応じ自動的かつ同時
に行なうこととした本発明によれば、密接に関連
し合う2種或はそれより多い調節がセンサ29,
29Aが検出する適切した時点で、かつ複数調節
相互間の時間的遅れを伴なうことなしに行なわれ
る。しかもそれぞれの調節を、例えば複数センサ
ーからの出力信号といつたような各別の制御基準
に基づいて行なうのではなく、単一センサ29,
29Aに検出させる単一の制御基準に基づいて行
なうことから、制御の統一性が保たれて目標とす
る制御が高精度で行なわれることとなる。したが
つてこの発明によれば選別精度が従来の場合より
格段に向上する。
また上述のようにそれぞれの調節を各別の制御
基準に基づいて行なう場合は調節作動がみだりに
行なわれて関連する可動部材の損傷が促されるの
に対し、選別度に関連する単一の制御基準に基づ
いて複数同時調節を行なうこととした本発明によ
れば、調節作動の頻繁さが避けられて可動部材の
寿命が長く維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の要部を示す縦断面図及
び油圧回路図、第2図は同第1の実施例を装備す
るコンバインの模式的側面図、第3図は同コンバ
インの脱穀部を示す概略縦断側面図、第4図は第
1の実施例における2部材の作用を説明するため
の模式図、第5図は第1の実施例における電気回
路の回路図、第6図は第3図に図示の脱穀部の要
部の部材のみを示す斜視図、第7図は第2の実施
例に設けられた油圧回路を示す回路図、第8図は
第2の実施例に係るコンバイン脱穀部の要部を示
す斜視図、第9図a,bはそれぞれ、第8図に図
示の要部の作用を説明するための縦断側面図、第
10図は第2の実施例に係るコンバイン脱穀部の
一部分を示す概略縦断側面図、第11図は第2の
実施例における2部材の作用を説明するための模
式図である。 8……脱穀部、12……扱室、15……送塵
弁、18……チヤフシーブ、21……唐箕、23
……一番口、24……二番口、36……連動板、
40……送塵弁調節レバー、41……レバー操作
用油圧シリンダ、45……電磁切換弁、60……
唐箕軸、62,63……プーリー、64……Vベ
ルト、62b,63b……可動側プーリー半部、
69……シリンダ、70……油圧シリンダ、81
A……可動シーブ板、82……側板、83……水
平支軸、84……回動アーム、85……連動板、
87……油圧シリンダ、90……切替板、91…
…油圧シリンダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 扱室12内からの排塵度を制御する送塵弁1
    5の角度調節と、揺動選別機構におけるチヤフシ
    ーブ18の可動シーブ板81Aの角度調節と、唐
    箕21の風量調節と、一番口23と二番口24と
    に対する穀粒流下分岐点位置に設けられる回動可
    能な切替板90の姿勢調節とのうちの少なくとも
    2種の調節を、脱穀物の選別度に関連する指標値
    を検出する単一のセンサー29,29Aからの出
    力信号に応じ自動的かつ同時に行なわせる調節作
    動手段45を設けてある、脱穀機の作動制御装
    置。
JP8462486A 1986-04-11 1986-04-11 脱穀機の作動制御装置 Granted JPS61234714A (ja)

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