JPH032966B2 - - Google Patents
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- JPH032966B2 JPH032966B2 JP57155567A JP15556782A JPH032966B2 JP H032966 B2 JPH032966 B2 JP H032966B2 JP 57155567 A JP57155567 A JP 57155567A JP 15556782 A JP15556782 A JP 15556782A JP H032966 B2 JPH032966 B2 JP H032966B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- false
- heat shrinkage
- crimped
- yarns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
本発明は、熱収縮率の異なる2種以上のフイラ
メントからなる熱可塑性合成繊維マルチフイラメ
ント糸条と熱可塑性合成繊維マルチフイラメント
仮撚捲縮糸条とからなる多層構造の絹様複合糸の
製造方法に関するものである。 従来、マルチフイラメント糸などに対して流体
撹乱処理を行う技術は多数提案されている。その
一例として熱収縮率の異なる単糸が混在した非捲
縮マルチフイラメント糸を流体処理したものや、
仮撚捲縮マルチフイラメント糸の交絡糸条などが
開示されている。上記の従来技術において、例え
ば熱収縮率の異なる非捲縮マルチフイラメント糸
を流体処理した糸条は捲縮性を有していないため
糸径方向の圧縮弾性やふくらみなどが乏しく、製
品風合としてフイラメント調の域を脱し得ないも
のである。また、仮撚捲縮糸の交絡糸条にあつて
は、単糸クリンプの影響により開繊性が低いため
流体処理による交絡性が悪く、かつ捲縮糸条の形
態、風合が製品風合に強く反映するため、ボテ感
の強い捲縮糸調風合を有するものとなる。 本発明は、上記のごとき従来公知の方法では得
られない、絹様の光輝性と暖みのあるスパン調風
合の繊編物を得るに適した絹様複合糸の製造方法
の提供を目的とするものであり、次の構成を有す
る。 すなわち、本発明は、熱収縮率差を有する少な
くとも2種の単糸群からなり、該単糸群間の熱収
縮率差が下式(2)を満足する熱可塑性合成繊維マル
チフイラメント非捲縮糸条Aと、特熱可塑性合成
繊維マルチフイラメントを下式(1)を満足する仮撚
数で仮撚加工した強トルク性の仮撚捲縮糸条Bと
を同時に流体処理域へ供給して流体撹乱処理を施
す方法であつて、前記糸条Aの過給率FAと糸条
Bの過給率FBがFA−FB>5%及び5%<FA≦
15%の関係を満足するようにするとともに、少な
くとも前記糸条Aにループやたるみを起生するこ
とを特徴とする絹様複合糸の製造方法を要旨とす
るものである。 ただし、 T:仮撚数(T/M) D:繊度(デニール) F1−F2≧3% ……(2) ただし、 F1:単糸群の中の最大熱収縮率 F2:単糸群の中の最小熱収縮率 本発明は上記のごとく、熱収縮率差を有する2
種以上の単糸群からなる熱可塑性合成繊維マルチ
フイラメント非捲縮糸条Aと、熱可塑性合成繊維
マルチフイラメントの仮撚捲縮糸条Bとを同時に
流体撹乱処理を施し、捲縮糸条Bを芯部に、非捲
縮フイラメント糸条Aを鞘部にそれぞれ配置した
芯鞘構造の複合糸を得るものである。すなわち、
流体処理域への過給率を糸条Bよりも糸条Aの方
を5%超えて大きくすることにより、高過給率の
糸条Aのたるみ量が大きくなり、糸条Aを鞘部に
配した芯鞘形態の複合糸を効果的に得ることがで
きる。上記の流体処理域への過給率に糸条Aと糸
条Bとの間で差を設けない場合には、糸条Bすな
わち捲縮糸の開繊性が悪いため糸条Aすなわち非
捲縮フイラメント糸より交絡性が劣り、該糸条B
が芯部を形成せず、むしろ交絡性の良い糸条Aの
方が芯部に密集することになる。また、布帛にし
た時、非捲縮糸がその表面に存在しないので、絹
様の光輝性が得られない。すなわち、仮撚捲縮糸
は、非捲縮糸より熱収縮率が低いため、染色加工
時の熱処理によつて布帛の表面に浮き出し、この
ため、絹様の光輝性が得られないばかりでなく、
捲縮糸特有のポテ感が付与されることになり、風
合的にも絹の感触が得られない。 次に、本発明の方法では、鞘部を占める糸条A
に適量のループやたるみを起生させる必要がある
が、そのために過給率を糸条の繊度、単糸数、断
面形状及び流体ノズルの性能などに応じて適宜選
定しなければならないが、5〜15%に設定するの
が好ましい。該過給率が5%未満であれば、多く
の場合単糸のたるみは生ずるがループ起生までに
は至らず、いわゆるインターレース的な単糸交絡
が得られるにすぎない。本発明の方法において、
ループやたるみが鞘部に起生することで、製品風
合上フイラメントライクな粗剛感や、金属性の光
沢が消滅し、暖味溢れる風合と落着いた光輝性が
得られる。 一方、過給率が15%を超えると、ループ形成量
が多くなるため、スパンライク性が強調され過ぎ
て、絹様の風合、外観から逸脱するばかりでな
く、糸の解性が悪くなり、撚糸あるいは製編織工
程における操作性が低下するので好ましくない。 さらに鞘部を占める糸条Aとして、熱収縮率差
を有する少なくとも2種の単糸が混在したマルチ
フイラメントを用いることによつて、染色仕上工
程での受熱作用により、高収縮フイラメント群と
低収縮フイラメント群の間に熱収縮差が生じる結
果、該低収縮フイラメント群が鞘糸の外周面に、
高収縮フイラメント群が内面部にそれぞれ配置さ
れた構造に変化する。したがつて、本発明による
複合糸は、前記高、低両収縮フイラメント群と前
記捲縮糸との3者により実質的に三層構造を形成
し、それとともに鞘部を占めるフイラメント群全
体が熱収縮することによつて芯部を形成する糸条
Bを糸径方向に締めつけ、さらに交絡度合の向上
なども相伴つて、形態安定性はもちろん伸長回復
性や圧縮弾性などの物性面に優れた性能を発揮す
るものとなる。また、芯部の糸条Bが鞘部のフイ
ラメント群の締めつけ作用によつてその捲縮特性
が抑圧されるため、製品にボテ感を与えることな
く張、腰を有するシルクスパン調合が具現され
る。 さらに前記したごとく、染色仕上工程での受熱
によつて、鞘部糸条Aの異収縮フイラメントに熱
収縮差が生じて、該異収縮フイラメント間の交絡
性の向上や、ループ、たるみの形態堅牢性を助長
するとともに、異収縮作用による絹様の光輝性と
柔軟なシヤリ感を有した織編物製品を得ることが
できる。 本発明において、前記仮撚捲縮糸条Bが下記(1)
式を満足する仮撚数で仮撚加工を施す必要があ
り、これにより本発明の効果を格段に向上させる
ことができる。 ただし、 T:仮撚数(T/M) D:繊度(デニール) すなわち、上記(1)式で得られる仮撚数は一般に
用いられている仮撚数、いわゆる二重撚発生の限
界点に近い仮撚数に対し85%以下であることを意
味するものであつて、得られる仮撚捲縮糸条は単
糸クリンプが粗く、かつ、強トルク性であるた
め、単糸間の開繊性が通常の仮撚捲縮糸条よりも
格段に優れる。このため、流体撹乱処理による交
絡性が向上し、より好ましい芯鞘形態を得ること
ができる。 また、仮撚数の少ない前記捲縮糸条Bは、仮撚
加工時に受ける繊維断面形状の変形度が少なく、
鞘糸の非捲縮フイラメント糸条Aと近似した光沢
性を維持できるため、糸条全体としての絹様の光
輝性を阻害することが無い。 さらに、前記熱収縮率差を有する少なくとも2
種の単糸群からなる熱可塑性合成繊維マルチフイ
ラメント非捲物糸条Aを構成する単糸群間の熱収
縮率差が下記(2)式を満足すれば、織編物の染色仕
上加工時での受熱により異収縮作用を効果的に発
揮させることができ、前記に説明したごとく鞘糸
の単糸間の交絡度合を向上させ、製品における絹
様光輝性あるいは柔軟なシヤリ感をより好ましい
ものとすることができる。 F1−F2≧3% ……(2) ただし、 F1:構成単糸群の中の最大熱収縮率 F2: 〃 最小熱収縮率 なお、本願発明においては糸条Aとして上記熱
収縮率差を有する2種以上の単糸群からなる熱可
塑性合成繊維マルチフイラメント糸条のほか、熱
収縮率の異なるマルチフイラメント糸条を2本以
上組合わせて用いても目的を達成することができ
る。 次に本願発明の一実施態様を図面に基づいて説
明する。第1図において、熱可塑性合成繊維マル
チフイラメントY1を給糸ローラ1によりヒータ
ー2、仮燃スピンドル3、引取りローラ4からな
る仮撚加工域に供給し、前記した二重撚発生の限
界点に近い仮撚数の85%以下の仮撚数で仮撚加工
を施して、低捲縮仮撚糸条Bとなし、一定の過給
率で流体撹乱ノズル5へ送り込む。同時に熱収縮
率差を有する2種以上の単糸群からなる異収縮混
繊非捲縮マルチフイラメントY2を糸条Aとして
供給ローラ1′によつて低捲縮仮撚糸条Bの過給
率より5%以上大きい一定過給率で流体撹乱ノズ
ル5に供給し、デリベリーローラ6により引取る
ことによつて絹様複合糸Yが得られる。 第2図は、糸条Aとして熱収縮率の異なる2種
の熱可塑性マルチフイラメントの引揃糸条を用い
る場合の実施の態様を示し、熱収縮率が異なる糸
条Y4及びY5を同時に、供給ローラ1′から糸条B
より5%以上大きい過給率で流体撹乱ノズル6へ
供給する。 以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例 1 第1図に示す加工工程によつて、第1表の条件
下で加工を行つた。
メントからなる熱可塑性合成繊維マルチフイラメ
ント糸条と熱可塑性合成繊維マルチフイラメント
仮撚捲縮糸条とからなる多層構造の絹様複合糸の
製造方法に関するものである。 従来、マルチフイラメント糸などに対して流体
撹乱処理を行う技術は多数提案されている。その
一例として熱収縮率の異なる単糸が混在した非捲
縮マルチフイラメント糸を流体処理したものや、
仮撚捲縮マルチフイラメント糸の交絡糸条などが
開示されている。上記の従来技術において、例え
ば熱収縮率の異なる非捲縮マルチフイラメント糸
を流体処理した糸条は捲縮性を有していないため
糸径方向の圧縮弾性やふくらみなどが乏しく、製
品風合としてフイラメント調の域を脱し得ないも
のである。また、仮撚捲縮糸の交絡糸条にあつて
は、単糸クリンプの影響により開繊性が低いため
流体処理による交絡性が悪く、かつ捲縮糸条の形
態、風合が製品風合に強く反映するため、ボテ感
の強い捲縮糸調風合を有するものとなる。 本発明は、上記のごとき従来公知の方法では得
られない、絹様の光輝性と暖みのあるスパン調風
合の繊編物を得るに適した絹様複合糸の製造方法
の提供を目的とするものであり、次の構成を有す
る。 すなわち、本発明は、熱収縮率差を有する少な
くとも2種の単糸群からなり、該単糸群間の熱収
縮率差が下式(2)を満足する熱可塑性合成繊維マル
チフイラメント非捲縮糸条Aと、特熱可塑性合成
繊維マルチフイラメントを下式(1)を満足する仮撚
数で仮撚加工した強トルク性の仮撚捲縮糸条Bと
を同時に流体処理域へ供給して流体撹乱処理を施
す方法であつて、前記糸条Aの過給率FAと糸条
Bの過給率FBがFA−FB>5%及び5%<FA≦
15%の関係を満足するようにするとともに、少な
くとも前記糸条Aにループやたるみを起生するこ
とを特徴とする絹様複合糸の製造方法を要旨とす
るものである。 ただし、 T:仮撚数(T/M) D:繊度(デニール) F1−F2≧3% ……(2) ただし、 F1:単糸群の中の最大熱収縮率 F2:単糸群の中の最小熱収縮率 本発明は上記のごとく、熱収縮率差を有する2
種以上の単糸群からなる熱可塑性合成繊維マルチ
フイラメント非捲縮糸条Aと、熱可塑性合成繊維
マルチフイラメントの仮撚捲縮糸条Bとを同時に
流体撹乱処理を施し、捲縮糸条Bを芯部に、非捲
縮フイラメント糸条Aを鞘部にそれぞれ配置した
芯鞘構造の複合糸を得るものである。すなわち、
流体処理域への過給率を糸条Bよりも糸条Aの方
を5%超えて大きくすることにより、高過給率の
糸条Aのたるみ量が大きくなり、糸条Aを鞘部に
配した芯鞘形態の複合糸を効果的に得ることがで
きる。上記の流体処理域への過給率に糸条Aと糸
条Bとの間で差を設けない場合には、糸条Bすな
わち捲縮糸の開繊性が悪いため糸条Aすなわち非
捲縮フイラメント糸より交絡性が劣り、該糸条B
が芯部を形成せず、むしろ交絡性の良い糸条Aの
方が芯部に密集することになる。また、布帛にし
た時、非捲縮糸がその表面に存在しないので、絹
様の光輝性が得られない。すなわち、仮撚捲縮糸
は、非捲縮糸より熱収縮率が低いため、染色加工
時の熱処理によつて布帛の表面に浮き出し、この
ため、絹様の光輝性が得られないばかりでなく、
捲縮糸特有のポテ感が付与されることになり、風
合的にも絹の感触が得られない。 次に、本発明の方法では、鞘部を占める糸条A
に適量のループやたるみを起生させる必要がある
が、そのために過給率を糸条の繊度、単糸数、断
面形状及び流体ノズルの性能などに応じて適宜選
定しなければならないが、5〜15%に設定するの
が好ましい。該過給率が5%未満であれば、多く
の場合単糸のたるみは生ずるがループ起生までに
は至らず、いわゆるインターレース的な単糸交絡
が得られるにすぎない。本発明の方法において、
ループやたるみが鞘部に起生することで、製品風
合上フイラメントライクな粗剛感や、金属性の光
沢が消滅し、暖味溢れる風合と落着いた光輝性が
得られる。 一方、過給率が15%を超えると、ループ形成量
が多くなるため、スパンライク性が強調され過ぎ
て、絹様の風合、外観から逸脱するばかりでな
く、糸の解性が悪くなり、撚糸あるいは製編織工
程における操作性が低下するので好ましくない。 さらに鞘部を占める糸条Aとして、熱収縮率差
を有する少なくとも2種の単糸が混在したマルチ
フイラメントを用いることによつて、染色仕上工
程での受熱作用により、高収縮フイラメント群と
低収縮フイラメント群の間に熱収縮差が生じる結
果、該低収縮フイラメント群が鞘糸の外周面に、
高収縮フイラメント群が内面部にそれぞれ配置さ
れた構造に変化する。したがつて、本発明による
複合糸は、前記高、低両収縮フイラメント群と前
記捲縮糸との3者により実質的に三層構造を形成
し、それとともに鞘部を占めるフイラメント群全
体が熱収縮することによつて芯部を形成する糸条
Bを糸径方向に締めつけ、さらに交絡度合の向上
なども相伴つて、形態安定性はもちろん伸長回復
性や圧縮弾性などの物性面に優れた性能を発揮す
るものとなる。また、芯部の糸条Bが鞘部のフイ
ラメント群の締めつけ作用によつてその捲縮特性
が抑圧されるため、製品にボテ感を与えることな
く張、腰を有するシルクスパン調合が具現され
る。 さらに前記したごとく、染色仕上工程での受熱
によつて、鞘部糸条Aの異収縮フイラメントに熱
収縮差が生じて、該異収縮フイラメント間の交絡
性の向上や、ループ、たるみの形態堅牢性を助長
するとともに、異収縮作用による絹様の光輝性と
柔軟なシヤリ感を有した織編物製品を得ることが
できる。 本発明において、前記仮撚捲縮糸条Bが下記(1)
式を満足する仮撚数で仮撚加工を施す必要があ
り、これにより本発明の効果を格段に向上させる
ことができる。 ただし、 T:仮撚数(T/M) D:繊度(デニール) すなわち、上記(1)式で得られる仮撚数は一般に
用いられている仮撚数、いわゆる二重撚発生の限
界点に近い仮撚数に対し85%以下であることを意
味するものであつて、得られる仮撚捲縮糸条は単
糸クリンプが粗く、かつ、強トルク性であるた
め、単糸間の開繊性が通常の仮撚捲縮糸条よりも
格段に優れる。このため、流体撹乱処理による交
絡性が向上し、より好ましい芯鞘形態を得ること
ができる。 また、仮撚数の少ない前記捲縮糸条Bは、仮撚
加工時に受ける繊維断面形状の変形度が少なく、
鞘糸の非捲縮フイラメント糸条Aと近似した光沢
性を維持できるため、糸条全体としての絹様の光
輝性を阻害することが無い。 さらに、前記熱収縮率差を有する少なくとも2
種の単糸群からなる熱可塑性合成繊維マルチフイ
ラメント非捲物糸条Aを構成する単糸群間の熱収
縮率差が下記(2)式を満足すれば、織編物の染色仕
上加工時での受熱により異収縮作用を効果的に発
揮させることができ、前記に説明したごとく鞘糸
の単糸間の交絡度合を向上させ、製品における絹
様光輝性あるいは柔軟なシヤリ感をより好ましい
ものとすることができる。 F1−F2≧3% ……(2) ただし、 F1:構成単糸群の中の最大熱収縮率 F2: 〃 最小熱収縮率 なお、本願発明においては糸条Aとして上記熱
収縮率差を有する2種以上の単糸群からなる熱可
塑性合成繊維マルチフイラメント糸条のほか、熱
収縮率の異なるマルチフイラメント糸条を2本以
上組合わせて用いても目的を達成することができ
る。 次に本願発明の一実施態様を図面に基づいて説
明する。第1図において、熱可塑性合成繊維マル
チフイラメントY1を給糸ローラ1によりヒータ
ー2、仮燃スピンドル3、引取りローラ4からな
る仮撚加工域に供給し、前記した二重撚発生の限
界点に近い仮撚数の85%以下の仮撚数で仮撚加工
を施して、低捲縮仮撚糸条Bとなし、一定の過給
率で流体撹乱ノズル5へ送り込む。同時に熱収縮
率差を有する2種以上の単糸群からなる異収縮混
繊非捲縮マルチフイラメントY2を糸条Aとして
供給ローラ1′によつて低捲縮仮撚糸条Bの過給
率より5%以上大きい一定過給率で流体撹乱ノズ
ル5に供給し、デリベリーローラ6により引取る
ことによつて絹様複合糸Yが得られる。 第2図は、糸条Aとして熱収縮率の異なる2種
の熱可塑性マルチフイラメントの引揃糸条を用い
る場合の実施の態様を示し、熱収縮率が異なる糸
条Y4及びY5を同時に、供給ローラ1′から糸条B
より5%以上大きい過給率で流体撹乱ノズル6へ
供給する。 以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例 1 第1図に示す加工工程によつて、第1表の条件
下で加工を行つた。
【表】
上記で得られた複合糸は、芯部に伸縮性の小さ
い低捲縮仮撚糸条Bの単糸群が密集して絡み合つ
ており、鞘部には該芯部を被覆するごとく非捲縮
糸の糸条Aの単糸がループやたるみを形成してい
るとともに、全単糸が極めてきめ細かに交絡した
複合糸条であつた。該複合糸を織編物製品に供し
たところ、適度なボリウム感としなやかな反撥性
を有し、かつ微細なシヤリ感と絹様の光輝性に優
れた製品が得られた。 実施例 2 第2図に示す加工工程によつて、第2表の条件
下で下工を行つた。
い低捲縮仮撚糸条Bの単糸群が密集して絡み合つ
ており、鞘部には該芯部を被覆するごとく非捲縮
糸の糸条Aの単糸がループやたるみを形成してい
るとともに、全単糸が極めてきめ細かに交絡した
複合糸条であつた。該複合糸を織編物製品に供し
たところ、適度なボリウム感としなやかな反撥性
を有し、かつ微細なシヤリ感と絹様の光輝性に優
れた製品が得られた。 実施例 2 第2図に示す加工工程によつて、第2表の条件
下で下工を行つた。
【表】
【表】
上記条件により製造した複合糸は、鞘部におい
て糸条Aを構成する供給糸条Y4及びY5が絡まり
合つて無数のループとたるみを有しており、芯部
にある低捲縮仮撚糸条Bを被覆した明瞭な芯鞘形
態で、落着いた光輝性を有するものである。当該
複合糸条を製編織及び染色仕上を行つたところ瞹
味のあるボリウム感とシヤリ感のあるしなやかさ
を有するとともに、絹様の光輝性を帯びた製品が
得られた。
て糸条Aを構成する供給糸条Y4及びY5が絡まり
合つて無数のループとたるみを有しており、芯部
にある低捲縮仮撚糸条Bを被覆した明瞭な芯鞘形
態で、落着いた光輝性を有するものである。当該
複合糸条を製編織及び染色仕上を行つたところ瞹
味のあるボリウム感とシヤリ感のあるしなやかさ
を有するとともに、絹様の光輝性を帯びた製品が
得られた。
第1図及び第2図は本発明の一実施態様を示す
概略工程図である。 1,1′……供給ローラ、2……ヒーター、3
……仮撚スピンドル、4……引取りローラ、5…
…流体撹乱ノズル、6……デリベリーローラ。
概略工程図である。 1,1′……供給ローラ、2……ヒーター、3
……仮撚スピンドル、4……引取りローラ、5…
…流体撹乱ノズル、6……デリベリーローラ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱収縮率差を有する少なくとも2種の単糸群
からなり、該単糸群間の熱収縮率差が下式(2)を満
足する熱可塑性合成繊維マルチフイラメント非捲
縮糸条Aと、特熱可塑性合成繊維マルチフイラメ
ントを下式(1)を満足する仮撚数で仮撚加工した強
トルク性の仮撚捲縮糸条Bとを同時に流体処理域
へ供給して流体撹乱処理を施す方法であつて、前
記糸条Aの過給率FAと糸条Bの過給率FBがFA
−FB>5%及び5%<FA≦15%の関係を満足す
るようにするとともに、少なくとも前記糸条Aに
ループやたるみを起生することを特徴とする絹様
複合糸の製造方法。 ただし、 T:仮撚数(T/M) D:繊度(デニール) F1−F2≧3% ……(2) ただし、 F1:単糸群の中の最大熱収縮率 F2:単糸群の中の最小熱収縮率
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15556782A JPS5947436A (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 絹様複合糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15556782A JPS5947436A (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 絹様複合糸の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5947436A JPS5947436A (ja) | 1984-03-17 |
| JPH032966B2 true JPH032966B2 (ja) | 1991-01-17 |
Family
ID=15608863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15556782A Granted JPS5947436A (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 絹様複合糸の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5947436A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07245856A (ja) * | 1994-03-04 | 1995-09-19 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 架空送電線のジャンパ装置 |
| JP4171206B2 (ja) | 2001-03-16 | 2008-10-22 | 株式会社デンソー | スパークプラグおよびその製造方法 |
| JP4783204B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2011-09-28 | 株式会社クボタ | 脱穀装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5927409B2 (ja) * | 1978-11-14 | 1984-07-05 | 東レ株式会社 | 交絡複合糸およびその製造方法 |
-
1982
- 1982-09-07 JP JP15556782A patent/JPS5947436A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5947436A (ja) | 1984-03-17 |
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