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JPH032971B2 - - Google Patents
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JPH032971B2 - - Google Patents

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JPH032971B2
JPH032971B2 JP5208486A JP5208486A JPH032971B2 JP H032971 B2 JPH032971 B2 JP H032971B2 JP 5208486 A JP5208486 A JP 5208486A JP 5208486 A JP5208486 A JP 5208486A JP H032971 B2 JPH032971 B2 JP H032971B2
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foil
yarn
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weft
foil yarn
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JP5208486A
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Zenzo Nakatsuka
Katsuji Nishihara
Masami Hara
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Nakatsuka Kogyo KK
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Nakatsuka Kogyo KK
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は織機の箔糸緯入れ装置、特に、箔糸の
長尺巻取物を定位置に配置し、これより引出した
箔糸の糸端部を所定個所に待機させ、該箔糸の糸
端をレイピア乃至グリツパシヤトルにより把持し
て緯入れし、当該把持を所定時に解放し、その緯
入れした箔糸を、上記箔糸の待機糸端部に対応す
る個所に配置された機械力駆動型に鋏みにより切
断する方式の織機の箔糸緯入れ装置に関する。
緯入れに使用される箔糸は当業者に引き箔と称
せられ、形態的には金切り箔や銀切り箔と同じよ
うな一種の平糸であり、レイピア乃至グリツパシ
ヤトルで把持して緯入れした場合、表裏が反転す
ることがある。緯入れ箔糸が表裏反転している
と、得られる織物は不良品になるので、緯入れさ
れた箔糸が経糸と織物として組織される事前に、
表裏反転緯入れかそうでないかを検知するように
することが望まれる。
従来の技術とその問題点 従来、箔糸の緯入れが表裏反転しているかどう
かを検知する手段としては、緯入れされた箔糸が
織機上の経糸の並列体の外側に出ている部分の平
面に対して斜方向となるよう発光器を、該箔糸平
面に対し直角方向となるよう受光素子をそれぞれ
定位置に配置し、その発光器及び受光素子の特定
配置の下、緯入れ箔糸表面の金属光沢による乱反
射光と、箔糸裏面の無光沢面による乱反射光の光
量が大きく異なることに基づき、発光器から投射
された光が箔糸の表面に当つて反射するとき(箔
糸が表向きに緯入れされたとき)はその反射光が
受光素子に入らず、発光器からの投射光が箔糸の
裏面に当つて反射する際(箔糸が裏返つて緯入れ
されたとき)はその乱反射光が受光素子に入る現
象を利用し、受光素子に入る光量の差を以て緯入
れされた箔糸の表裏を検知するようにしたものが
知られている(実公昭59−29972号公報)。
しかし従来の緯入れ箔糸表裏検知にあつては、
緯入れされた箔糸の経糸並列体の外に出ている耳
部を織物前後方向及び垂直方向について位置規制
する対策がとられておらず、緯入れされた箔糸の
耳部の占める関係位置が常法での箔糸緯入れにお
けると同様に不同となることを避けられず、上記
発光器及び受光素子によつて各緯入れ箔糸に対す
る的確な表裏検知が達成されるまでには至らな
い。
本発明は上記従来技術による問題を解消し、緯
入れされた箔糸の全てに対しての的確な表裏検知
の達成が保証される緯入れ箔糸表裏検知機能を持
つた織機の箔糸緯入れ装置を提供することを目的
としている。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の装置は、箔
糸の長尺巻取物を定位置に配設し、これより引出
した箔糸の糸端部を所定個所に待機させ、該箔糸
の糸端をレイピア乃至グリツパシヤトル(以下、
レイピアと略記する)により把持して緯入れし、
当該把持を該レイピアが緯入れ運動で定位置に到
達したとき解放し、その緯入れした箔糸を、上記
箔糸の待機糸端部に対応する個所に配置された機
械力駆動型の鋏みにより切断する方式の織機の箔
糸緯入れ装置であつて、上記箔糸長尺巻取物はそ
れにおける各一緯入れ範域の、織物耳部に相当す
る部位の表面或いは裏面にマークを施しておき、
上記鋏みより待機箔糸の少し上流側の個所に該箔
糸のための糸道を備え、上記レイピアによる緯入
れを行つたとき、その緯入れ下の箔糸のマークを
検出するためのセンサーを当該マークに対応する
個所に配設し、上記レイピアが緯入れ箔糸の把持
を解放するより前及び鋏みが箔糸を切断するより
前の時点で作動して緯入れを検出する緯入れ検出
センサーを上記織機に備え、上記マーク検出セン
サーは、そのマーク検出、非検出を以て、上記緯
入れ検出センサーの緯入れ検出と併せ、緯入れ箔
糸の表、裏検知も司るものであることを特徴とし
ている。
作 用 本発明においては定位置に配置された箔糸の長
尺巻取物からの引出し箔糸は、その糸端部が所定
個所に待機せしめられ、レイピアにより把持して
緯入され、レイピアが緯入れ運動(換言すれば復
動)で定位置に到達、即ち後退したときその把持
を解放され、緯入れされた箔糸は定位置の機械力
駆動型の鋏みにより所定個所で切断され、以下同
様にして上記レイピアによる箔糸の緯入れ及び鋏
みによる所定個所、即ち箔糸長尺巻取物の一緯入
れ範域対応個所での切断が繰返し行われる。
そして上記緯入れにあつて、レイピアが緯入れ
箔糸の把持を解放するより前及び鋏みが箔糸を切
断するより前の時点で緯入れ検出センサーが作動
し、それにより緯入れを検出する。
一方、上記緯入れにおいて、箔糸が正常な向き
(表向き)に緯入れされたときは、これに伴い当
該緯入れ箔糸耳部の表面或いは裏面のマークも
表、裏正常な面を占め、該マークを該マーク対応
位置のマーク検出センサーが検出し、箔糸が表裏
反転して緯入れされたときは、その緯入れ箔糸の
マークも表、裏反転した面、即ちマーク検出セン
サーと向き合わない側の面を占めるので、マーク
検出センサーは反応しない。
このマーク検出センサーは、そのマーク検出、
非検出を以て、上記緯入れ検出センサーの緯入れ
検出と併せ、緯入れ箔糸の表、裏検知を司り、そ
の検知時機はレイピアが箔糸の把持を解放するよ
り前であつて鋏みが箔糸を切断するより前の時点
に対応する。
上記緯入れにおいて、糸端部が所定個所に待機
している箔糸は、鋏みより少し上流側の個所を糸
道により定置乃至定点的に位置規制されて、一定
の態勢を保つ待機状態となり、この状態下でレイ
ピアにより把持されて緯入れされるので、その緯
入れ中、箔糸は杼口に対し前後及び垂直方向につ
いて一定の関係位置に位置規制されることにな
る。
発明の効果 このように本発明によれば、マーク及びこれを
検出するセンサーによる緯入れ箔糸の表、裏検出
をレイピアの箔糸把持解放の前及び鋏みの箔糸切
断の前の時点、換言すれば緯入れ箔糸が未だ織機
上織物の前後及び垂直方向について一定の関係位
置に位置規制されている状態下で行い得るので、
緯入れされた箔糸の全てに対しての的確な表、裏
検知の達成が保証される。
本発明においては、箔糸長尺巻取物の各一緯入
れ範域所定部位の表面或いは裏面に施すマークを
織物の左右両耳部に対応する配置とし、マーク検
出センサーの配置を当該左右両耳部対応配置のマ
ークのそれぞれに対応するものとするときは、緯
入れされた箔糸が緯入れの全体に亘つてではな
く、前半側、後半側の何れか片側について表、裏
反転していても、これを支障なく検出することが
でき、本発明装置の有用性が向上する。
本発明においては、緯入れされた箔糸の耳部と
織合される或いは該耳部下側で交又される経添え
糸を本発明装置に取り入れれば、このような経添
え糸を用いない場合に比較し、緯入れされ箔糸の
織物経糸並列体の外に出ている耳部の垂直方向の
定置性がよくなるので、マーク検出センサーが緯
入れされた箔糸上のマークを検出する確実さが向
上する。
実施例 次に本発明の実施例を添付図面を参照して説明
する。
図において1が織機におけるレイピア、2が下
記箔糸の待機糸端部に対応する個所に配置された
機械力駆動型の鋏み、3が織機における定位置に
配置した箔糸の長尺巻取物であり、レイピア1は
従来と同様にして経糸の開口中に往復動され、鋏
み2は従来と同様にして剪断作動される。図示の
もので鋏み2はそれにおける、可動刃2aを取付
けて剪断作動させる可動刃ホルダー2bが鋏み固
定刃2cに対して織物耳より遠去かる側(第2図
において左側)を占めている。上記箔糸の長尺巻
取物3は、糸、より好ましくは和紙或いはプラス
チツクフイルムの長尺スリツプからなる基材シー
トの表面に金属膜を真空蒸着、ラミネート、転写
時の適当な方法により形成して金箔、銀箔、砂子
箔のような表面外観風合いを持たせた箔糸素材
や、同様な基材シートの表面に印刷其他適当な方
法で然るべき外観風合いを持たせた箔糸素材を細
幅にスリツトして得られたもの等を適用すること
ができ、該箔糸の長尺巻取物3にはその各一緯入
れ範域の、織物耳部に相当する部位の表面或いは
裏面にマーク4を予め施しておく。図示の場合、
該マーク4は箔糸長尺巻取物3の各一緯入れ範域
の、織物左右両耳部相当の配置のものになつてい
る。
上記定位置の箔糸長尺巻取物3は、これより箔
糸3aを糸道5、レイピア1による後述する緯入
れに伴う箔糸3aの引出し量より若干、送出し量
が少ないピンチ送出しローラー6及び糸道7を経
て引出され、その引出し糸端部が所定個所に待機
される。その待機箔糸は第2図に符号3a′により
指示されている。図で糸道5はそれの理解を容易
にする便宜上、斜視の状態で示されているが、そ
の設置は該糸道の内空に合致する面が引出し箔糸
を横断するのに相当する向きの態様である。
上記待機箔糸3a′の鋏み2より少し上流側の個
所に箔糸3aのための糸道15を備える。該糸道
15は、上面に箔糸3aの糸行きを案内する溝を
有するものや管状のものを適用すればよい。図示
のものは前者形式(溝は省略)である。
レイピア1による後述の緯入れを行つたとき、
その緯入れ下の箔糸のマーク4を検出するための
センサー8を該マーク4に対応する個所に配置す
る。いうまでもなくセンサー8は、マーク検4が
箔糸3aの表面側にある場合は緯入れ箔糸の表面
側でのマーク4対応個所、マーク4が裏面側の場
合には箔糸裏面側でのマーク4対応個所の配置で
ある。該マーク検出センサー8としては、オプテ
イカルリフレクターセンサー等の光センサーが適
用でき、マーク4には該センサー8が感知する
色、例えば黒色のカラーマークを適用することが
できる。
9は上記引出し箔糸3aの切断糸端のためのク
ランプで、該クランプ9は可動刃ホルダー2bの
背面(第2図、第4図において左側の面)に対応
する個所の定位置に配設されている。該クランプ
9は、該クランプ9による下記切断糸端部の挟持
が後述するレイピア1の把持下での該糸端部の引
つ張りにより外れるような強さのスプリング付勢
により、前記ホルダー2bの側へ押圧されてい
る。10がそのスプリング付勢のためのスプリン
グ、11がそのスプリング強さ調整ねじである。
クランプ9、スプリング10及び調整ねじ11は
織機フレーム(図示せず)上に固定の取付け体1
2に装備されている。13はクランプ9のための
押圧ピン、14は該ピン13とスプリング10の
間に介設されたボールである。クランプ9は、鋏
み固定刃2cに対し閉鎖状態にある鋏み可動刃ホ
ルダー2bの背面に、上記スプリング10による
スプリング付勢で圧接される。
レイピア1が後述する緯入れ箔糸の把持を解放
する以前であつてかつ鋏み2が箔糸を切断する以
前の然るべき時点、例えば当該解放及び切断の直
前(但し該解放と切断がほぼ同時に行われる場
合)に作動して、緯入れを検出する緯入れ検出セ
ンサー20を上記織機に備える。該センサー20
は、マーク検出センサー8と同様なものや近接ス
イツチ等を適用すればよく、箔糸緯入れ装置にお
ける可動部材、例えばレイピア1或いはこれに連
動する他の可動部材が箔糸緯入れ中、所定位置ま
で変位したとき、これを検出するのに対応する個
所に配置する等の適宜の方法により所定時に作動
させるようにすればよい。
16は引出し箔糸3aの糸道15より更に上流
側の個所に配置された押えで、該押え16はレイ
ピア1が休止しているとき、及びその前進時に該
前進で前進限度に近付くときまで或いは達するま
で箔糸3aを押圧下に拘束し、その拘束をレイピ
ア1が前進限度に近付いたとき或いは達したとき
解放し、その解放をレイピア1による箔糸の緯入
れ中、続行するようになつている。この押え16
の所定時の押圧、押圧解放の制御は適当な手段、
例えばレイピア1を往復動させる系の適当な運動
部材の作動により連動機構を介して行われる。1
7は押えと対向する固定の押え台である。
18は上記レイピア1の復動(緯入れ)走行路
上の定位置に配置された当りであり、レイピア1
が緯入れ運動で定位置まで後退したとき、該レイ
ピア1の糸把持体19のレバー部19a先端が該
当り18に衝突して、該糸把持体19が開放さ
れ、緯入れ箔糸の把持が解放される。
21はレイピア糸把持体19に閉鎖する傾向を
持たせたスプリングを示している。22は必要に
応じ、ピンチ送出しローラー6と糸道7の間の箔
糸3aの中間に上下移動自在に吊架される、所要
側の面が反射面になつた箔糸弛み取りの重し板で
ある。該重し板22は上下方向に延びる相対向す
る案内溝(図示せず)内に左右側縁部が嵌合さ
れ、該溝により上下動を案内される。該重し板2
2を設ける場合、その反射面に対応する側の定位
置に、該反射面からの反射光をとらえるセンサー
23が配置され、該センサー23はピンチ送出し
ローラー6のモーター等駆動機(図示せず)に電
気的乃至電子的に接続され、該ローラー6を前記
重し板22の位置検知に基づき、所定時に駆動、
停止させる。該センサー23は上述したマーク検
出センサー8と同様な光センサーを使用すること
ができる。ピンチ送出しローラー6はレイピア1
による下記緯入れ中、作動するようにされる。2
4は鋏み可動刃ホルダー2bの作動レバーを示
し、該レバー24はレイピア1の往復動に連動し
て連動媒体(図示せず)を通じ、所定時に第4図
の上下方向に回動される。
レイピア1による下記緯入れを行つた後、その
緯入れされた箔糸の耳部に対応する個所でかつマ
ーク検出センサー8,8以外の個所において経添
え糸を適当本数、上記織機上に設ける。該経添え
糸は緯入れ箔糸耳部との間に一般的な経紙におけ
ると同様な手段により織合させ或いは該耳部下面
でこれと交又するようにする。当該織合は経方向
にまばらな織合で充分である。該経添え糸は第1
図に示され、それにおける織合経添え糸が符号2
5で指示され、下面交又経添え糸が符号25′に
より指示されている。第1図に示された経添え糸
は織合のものと下面交又のものとの併用である。
緯入れ箔糸耳部と織合される経添え糸25は、そ
の所定側の端が通常の経糸Wにおけると同様に織
機の織物巻取りビーム(図示せず)に巻きつけら
れている。経添え糸25′は巻取りビームに巻き
つける必要はなく、適当なテンシヨン付与下での
定値でよい。
上記各部分を包含する本発明装置を備えた織機
は、一般的なシヤトル型の力織機であつても構わ
ないし、レイピア織機或いはグリツパ織機でもよ
い。図示の本発明実施例では織機は一般的なシヤ
トル型の力織機(第1図)であり、第1図で符号
26がその力織機における杼箱、27が筬を示し
ている。一般的なシヤトル型の力織機の場合、そ
のシヤトルは従来と同様の使用目的に供せられ、
レイピア1を初めとする上述の各部が力織機に付
加的に備えられると共に、レイピア1による箔糸
緯入れに必要とする開口運動を経糸に行わせる開
口制御手段(図示せず)が力織機に付加される。
この開口制御手段それ自体公知の経糸開口制御手
段を適用することができる。
図示の本発明実施例装置の箔糸緯入れ及び緯入
れ箔糸の表裏検知は下記の如くである。
箔糸長尺巻取物3より糸道5、ローラー6、糸
道7及び15を経て引出され、糸端部を所定個所
に待機されている箔糸3a′は、その待機状態下に
あつて、その糸端が後述するようにして鋏み可動
刃ホルダー2bの背面とこれにスプリング10に
よるスプリング付勢で圧接しているクランプ9の
前面との間に挟持されている。この待機状態下
で、該待機箔糸3a′はその糸端部が第1図に示す
ような斜め向き態勢をとる。
重し板22が備えられている場合、引出し箔糸
3aの上記待機状態にあつて、該重し板22はそ
の重量により下つた位置を占め、該重し板22の
反射面にセンサー23が対向している。
上記箔糸3aの待機状態下で、レイピア1が前
進(第1,2図の左方へ走行)し、この待機状態
にある箔糸3a′の糸端部の個所をレイピア固定側
糸把持部28が通つて、該レイピア1は前進限度
に達する。この際、糸把持部28は、第5図の上
側の側に相当する側面28aが箔糸3a′糸端部の
第5図の下側に相当する部位を第5図の上方相当
方向へ若干、押しやるようにして、該部位を通過
する。押え16は、レイピア1が前進するとき
は、その前進限度に近付くときまで或いは達する
まで、箔糸3aを押圧して拘束している。
レイピア1が前記限度から復帰運動に切換わ
り、その復動の初期に糸把持部28が待機箔糸3
a′糸端部の個所を通過する際、その糸端部が該糸
把持部28と糸把持体19との間に、スプリング
21による該糸把持体19の付勢で挟圧下に把持
される。斯くして、その後、更に進むレイピア1
の復動運動により、箔糸3aは緯入れされる。こ
れに先立ち、上記の箔糸3aを押えていた押え1
6はレイピア1が前進限度に近付いたとき或いは
達したとき、箔糸3aの押圧拘束を解放するよう
リセツトされる。その箔糸3aの解放は、レイピ
ア1の緯入れ運動中、続行される。
レイピア1の上記復動の初期に、該レイピア1
の復動進行につれる箔糸3aの引出しテンシヨン
の増大で重し板22が上昇される(但し重し板2
2が設けられている場合)。すると、重し板22
がセンサー23より上方位置を占めるとき、これ
をセンサー23が検知し、それに基づきピンチ送
出しローラー6が駆動され、箔糸3aを送出す。
該ローラー6の箔糸送出し量はレイピア1の後退
による箔糸引出し量より若干、少ないため、レイ
ピア1の復動で緯入れされて行く箔糸を所定の引
出しテンシヨンに保持する。
復動でレイピア1が定位置に到達したとき、当
り18にレイピア糸把持体19のレバー部19a
の先端部が衝突し、該糸把持体19が開放し、箔
糸糸端部のレイピア糸把持体19による把持を解
放する。
レイピア1の前進当初からレイピア1による緯
入れが然るべき時点、例えば上記レイピア糸把持
体19の開放の少し手前に相当する時点に達する
まで、鋏み可動刃ホルダー2bは可動刃2aと共
に固定刃2cに対し閉鎖した状態、即ちレイピア
1の走行路範域下にある状態を保ち(第6図)、
当該時点に達したとき、ホルダー2bは可動刃2
aと共に第6図反時計回り方向に回動し、途中第
7図の状態を経て、固定刃2cに対し開放した位
置へ変位し(第8図)、これより第8図時計回り
方向へ反転回動し、この反転回動で可動刃2a及
び固定刃2cが箔糸3a′の糸端部の所定個所を剪
断する。
この所定個所を切断される箔糸3a′の糸端部
は、上記ホルダー2bの、可動刃2aをして剪断
作動させる前示回動時に、その回動運動の前段工
程で可動刃2aと並行するホルダー2bのフイン
ガー部2b′の下縁に当つて、第2図の下方へ押し
やられ、更に進むホルダー2bの回動でクランプ
9の手前(第2図の左方)側に隣接する部位の箔
系3a′糸端部がクランプ9上縁に上記ホルダーフ
インガー部2b′で接触された直後に、これに後続
する可動刃2aの第8図時計回り方向回動により
遂に切断され、その後なお進行するホルダー2b
の第8図時計回り方向回動により、ホルダーフイ
ンガー部2b′の下縁で該下縁に接触する部位の箔
糸3a′の糸端部を下方へ押しやられるようにし
て、当該接触部相当部分が実質的にホルダー2b
の〔厳密にはホルダーフインガー部2b′の〕背面
とクランプ9前面との間に挟持される。
可動刃2aの第8図時計回り方向回動により箔
糸3a′糸端部を切断する時点は、レイピア糸把持
体19が糸の把持を解放するときと一致させれば
よい。この箔糸3a′の糸端部の切断時に、押え1
6が箔糸3aを再び押圧して拘束する。
レイピア1の後退終了後、なお送出しローラー
6は作動を続け、それにより該ローラー6以降の
箔糸3aのテンシヨンが低下し、重し板22が下
る(但し重し板22のあるとき)。該重し板22
がセンサー23と対向する個所まで降下すると、
これをセンサー23が検知し、それに基づき送出
しローラー6が停止される。
重し板22を備えない場合、送出しローラー6
は従来のレイピア(或いはグリツパ)織機におけ
る箔糸送出しルローラーと同様な手段により所要
時に駆動、停止するようにすればよい。
以下、同様にしてレイピア1の1往復動毎に、
箔糸の1緯入れ、及び鋏み2による所定個所、即
ちその1緯入れ範域対応個所での切断が行われ
る。そしてその緯入れされた箔糸3bは、織機上
の経糸W…並列体の外に出ている耳部が経添え糸
25…と織合され、また当該耳部の下面でこれと
経添え糸25′が交叉する、即ち該経添え糸2
5′に該耳部が載る。当該織合、交叉により緯入
れ箔糸3bの経糸W…並列体より外に出ている部
分の上下方向定置性が確保される。
レイピア1による上記の箔糸緯入れにおいて、
所定個所に糸端部が待機している箔糸は、鋏み2
より少し上流側の個所を糸道15により定置乃至
定点的に位置規制されて、一定の態勢を保つ待機
状態となり、この状態下でレイピア1により把持
されて緯入れることにより、その緯入れ中、箔糸
は杼口に対し前後(第1図の上下)及び垂直方向
について一定の関係位置に位置規制される。
また上記緯入れにおいて、レイピア1が緯入れ
箔糸の把持を解放する以前及び鋏み2が箔糸3b
糸端部を切断する以前の時点で緯入れ検出センサ
ー20が作動し、それにより緯入れを検出する。
一方、箔糸3aが正常な向き即ち表向きに緯入
れされたときは、これに伴いその緯入れされた箔
糸3b耳部のマーク4,4も表、裏正常な面を占
め、該マーク4,4を当該耳部の前述した上下方
向定置性確保の下、マーク検出センサー8,8が
検出する。緯入れされた箔糸3bが表、裏反転し
ているときには、その緯入れ箔糸3b耳部のマー
ク4,4も表、裏反転した面、換言すればマーク
検出センサー8,8と向き合わない側の面を占
め、そのためマーク検出センサー8,8は反応し
ない。
上記マーク検出センサー8,8は、その緯入れ
箔糸3bのマーク4,4検出、非検出を以て、上
記緯入れ検出センサー20の所定時の緯入れ検出
と併せ、緯入れ箔糸3bの表、裏検知を司る。こ
の緯入れ箔糸表、裏検知は、マーク検出センサー
8,8の非作動(或いは作動)及び緯入れ検出セ
ンサー20の作動に基づき、ブザー、ランプ等の
警報器を作動させて確認するようにすればよく、
また必要に応じて織機の箔糸緯入れ系を箔糸の
表、裏反転緯入れ発生時に適当な手段により停止
するようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を概略的に示す平面
図、第2図は同実施例における箔糸の待機状態を
レイピアと共に示す正面図、第3図は緯入れ箔糸
及びマーク検出センサーの斜視図、第4図は第2
図に示された装置における鋏みの分解拡大斜視
図、第5図は同実施例におけるレイピア先端部及
びレイピア糸把持体開放用当りの拡大平面図、第
6図から第8図までは鋏み可動刃の作動状態を工
程順に示す説明図である。 1はレイピア、2は鋏み、3は箔糸の長尺巻取
物、3aは該巻取物より引出された箔糸、3a′は
糸端部を所定個所に待機された箔糸、3bは緯入
れされた箔糸、4はマーク、6はピンチ送出しロ
ーラー、8はマーク検出センサー、9はクラン
プ、15は糸道、18はレイピア箔糸把持解放用
当り、20は緯入れ検出センサー、25,25′
は経添え糸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 箔糸の長尺巻取物を定位置に配置し、これよ
    り引出した箔糸の糸端部を所定個所に待機させ、
    該箔糸の糸端をレイピア乃至グリツパシヤトルに
    より把持して緯入れし、当該把持を該レイピア乃
    至グリツパシヤトルが緯入れ運動で定位置に到達
    したとき解放し、その緯入れした箔糸を、上記箔
    糸の待機糸端部に対応する個所に配置された機械
    力駆動型の鋏みにより切断する方式の織機の箔糸
    緯入れ装置であつて、上記箔糸長尺巻取物はそれ
    における各一緯入れ範域の、織物耳部に相当する
    部位の表面或いは裏面にマークを施しておき、上
    記鋏みより待機箔糸の少し上流側の個所に該箔糸
    のための糸道を備え、上記レイピア乃至グリツパ
    シヤトルによる緯入れを行つたとき、その緯入れ
    下の箔糸のマークを検出するためのセンサーを当
    該マークに対応する個所に配置し、上記レイピア
    乃至グリツパシヤトルが緯入れ箔糸の把持を解放
    するより前及び鋏みが箔糸を切断するより前の時
    点で作動して緯入れを検出する緯入れ検出センサ
    ーを上記織機に備え、上記マーク検出センサー
    は、そのマーク検出、非検出を以て、上記緯入れ
    検出センサーの緯入れ検出と併せ、緯入れ箔糸の
    表、裏検知を司るものであることを特徴とする織
    機の箔糸緯入れ装置。 2 箔糸の長尺巻取物を定位置に配置し、これよ
    り引出した箔糸の糸端部所定個所に待機させ、該
    箔糸の糸端をレイピア乃至グリツパシヤトルによ
    り把持して緯入れし、当該把持を該レイピア乃至
    グリツパシヤトルが緯入れ運動で定位置に到達し
    たとき解放し、その緯入れした箔糸を、上記箔糸
    の待機糸端部に対応する個所に配置された機械力
    駆動型の鋏みにより切断する方式の織機の箔糸緯
    入れ装置であつて、上記箔糸長尺巻取物はそれに
    おける各一緯入れ範域の、織物左右両耳部に相当
    する部位の表面或いは裏面にマークを施してお
    き、上記鋏みより待機箔糸の少し上流側の個所に
    該箔糸のための糸道を備え、上記レイピア乃至グ
    リツパシヤトルによる緯入れを行つたとき、その
    緯入れ下の箔糸の左右両耳部のマークを検出する
    ためのセンサーを当該マークのそれぞれに対応す
    る個所に配置し、上記レイピア乃至グリツパシヤ
    トルが緯入れ箔糸の把持を解放するより前及び鋏
    みが箔糸を切断するより前の時点で作動して緯入
    れを検出する緯入れ検出センサーを上記織機に備
    え、上記マーク検出センサーは、そのマーク検
    出、非検出を以て、上記緯入れ検出センサーの緯
    入れ検出と併せ、緯入れ箔糸の左右両側に対する
    表、裏検知を司るものであることを特徴とする織
    機の箔糸緯入れ装置。 3 箔糸の長尺巻取物を定位置に配置し、これよ
    り引出した箔糸の糸端部を所定個所に待機させ、
    該箔糸の糸端をレイピア乃至グリツパシヤトルに
    より把持して緯入れし、当該把持を該レイピア乃
    至グリツパシヤトルが緯入れ運動で定位置に到達
    したとき解放し、その緯入れした箔糸を、上記箔
    糸の待機糸端部に対応する個所に配置された機械
    力駆動型の鋏みにより切断する方式の織機の箔糸
    緯入れ装置であつて、上記箔糸長尺巻取物はそれ
    における各一緯入れ範域の、織物耳部に相当する
    部位の表面或いは裏面にマークを施しておき、上
    記鋏みより待機箔糸の少し上流側の個所に該箔糸
    のための糸道を備え、上記レイピア乃至グリツパ
    シヤトルによる緯入れを行つたとき、その緯入れ
    下の箔糸のマークを検出するためのセンサーを当
    該マークに対応する個所に配置し、上記レイピア
    乃至グリツパシヤトルが緯入れ箔糸の把持を解放
    するより前及び鋏みが箔糸を切断するより前の時
    点で作動して緯入れを検出する緯入れ検出センサ
    ーを上記織機に備え、緯入れされた箔糸の耳部と
    織合される或いは該耳部下側で交叉される経添え
    糸を上記織機上に設け、上記マーク検出センサー
    は、そのマーク検出、非検出を以て、上記緯入れ
    検出センサーの緯入れ検出と併せ、緯入れ箔糸の
    表、裏検知を司るものであることを特徴とする織
    機の箔糸緯入れ装置。
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