JPH0330038B2 - - Google Patents
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- JPH0330038B2 JPH0330038B2 JP58245057A JP24505783A JPH0330038B2 JP H0330038 B2 JPH0330038 B2 JP H0330038B2 JP 58245057 A JP58245057 A JP 58245057A JP 24505783 A JP24505783 A JP 24505783A JP H0330038 B2 JPH0330038 B2 JP H0330038B2
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- pipe
- annular body
- joint
- wedge
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Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、管を接続する管継手構造に係り、特
にフツ化水素酸等のエツチング液のような腐蝕性
の液体を流す管を接続する場合等に好適な管継手
構造に関する。
にフツ化水素酸等のエツチング液のような腐蝕性
の液体を流す管を接続する場合等に好適な管継手
構造に関する。
第1図は従来のこの種の管継手構造を示す。こ
の図において、1は接続すべき管、2は継手本
体、3は環状体、4はナツトであり、これらの部
材1〜4はそれぞれフツ素樹脂等の耐蝕性に優れ
た材料によつて構成されている。前記環状体3は
先端側および後端側にそれぞれ縦断面がくさび状
をなすくさび状部3a,3bを形成されており、
かつ管1の端部付近に嵌合されている。また、前
記ナツト4はその内部に環状体3を収容した状態
で継手本体2に螺合される。
の図において、1は接続すべき管、2は継手本
体、3は環状体、4はナツトであり、これらの部
材1〜4はそれぞれフツ素樹脂等の耐蝕性に優れ
た材料によつて構成されている。前記環状体3は
先端側および後端側にそれぞれ縦断面がくさび状
をなすくさび状部3a,3bを形成されており、
かつ管1の端部付近に嵌合されている。また、前
記ナツト4はその内部に環状体3を収容した状態
で継手本体2に螺合される。
そして、ナツト4が締め付けられると、環状体
3の後端側のくさび状部3bが管1の外周面とナ
ツト4の内部に形成されたテーパー面4aとの間
に食い込むと同時に、ナツト4によつて環状体3
が継手本体2の方向に押されることにより、環状
体3の先端側のくさび状部3aも管1の外周面と
継手本体2の内部に形成されたテーパー面2aと
の間に食い込む。
3の後端側のくさび状部3bが管1の外周面とナ
ツト4の内部に形成されたテーパー面4aとの間
に食い込むと同時に、ナツト4によつて環状体3
が継手本体2の方向に押されることにより、環状
体3の先端側のくさび状部3aも管1の外周面と
継手本体2の内部に形成されたテーパー面2aと
の間に食い込む。
これにより、くさび状部3aが管1の外周面お
よびテーパー面2aに押圧されるため、環状体3
と管1との間のシールおよび環状体3と継手本体
2との間のシールがなされる。また、同時に、く
さび状部3aおよび3bが管1の外周面に押圧さ
れる結果、環状体3ひいては継手本体2およびナ
ツト4が管1に対して固定される。
よびテーパー面2aに押圧されるため、環状体3
と管1との間のシールおよび環状体3と継手本体
2との間のシールがなされる。また、同時に、く
さび状部3aおよび3bが管1の外周面に押圧さ
れる結果、環状体3ひいては継手本体2およびナ
ツト4が管1に対して固定される。
しかしながら、この従来の管継手構造において
は、単に環状体3のくさび状部3a,3bを管1
の外周面に対し押圧することによつてのみ、管1
に対して環状体3ひいては継手本体2を固定せん
とする構造であるため、管路に作用する振動、圧
力、熱等によつて、管1が、環状体3ひいては継
手本体2から抜けてしまうことがあるという欠点
があつた。
は、単に環状体3のくさび状部3a,3bを管1
の外周面に対し押圧することによつてのみ、管1
に対して環状体3ひいては継手本体2を固定せん
とする構造であるため、管路に作用する振動、圧
力、熱等によつて、管1が、環状体3ひいては継
手本体2から抜けてしまうことがあるという欠点
があつた。
また、この従来の管継手構造においては、管1
に対して環状体3を適正な位置に確実に位置決め
する機構が設けられていないため、この管継手構
造と管1との接続作業の際、管1に対する環状体
3の位置決めに神経を使わなければならず、作業
性が悪いという欠点もあつた。そして、もし誤つ
て第2図のように管1が環状体3から半ば抜けか
けている状態で、ナツト4を継手本体2に螺合し
てしまうと、管1が前記振動等により環状体3ひ
いては継手本体2から簡単に抜け落ちてしまうこ
ととなつていた。
に対して環状体3を適正な位置に確実に位置決め
する機構が設けられていないため、この管継手構
造と管1との接続作業の際、管1に対する環状体
3の位置決めに神経を使わなければならず、作業
性が悪いという欠点もあつた。そして、もし誤つ
て第2図のように管1が環状体3から半ば抜けか
けている状態で、ナツト4を継手本体2に螺合し
てしまうと、管1が前記振動等により環状体3ひ
いては継手本体2から簡単に抜け落ちてしまうこ
ととなつていた。
第3図および4図は他の従来の管継手構造を示
す。これらの図において、5は接続されるべき
管、6は継手本体、7はナツト、8はナツト7と
一体に設けられた環状体であり、これらの部材5
〜8はフツ素樹脂等の耐蝕性に優れた材料によつ
て構成されている。また、前記管5は、一端部付
近の外周面に溝5aを設けられている。また、前
記環状体3の縦断面はくさび状とされている。
す。これらの図において、5は接続されるべき
管、6は継手本体、7はナツト、8はナツト7と
一体に設けられた環状体であり、これらの部材5
〜8はフツ素樹脂等の耐蝕性に優れた材料によつ
て構成されている。また、前記管5は、一端部付
近の外周面に溝5aを設けられている。また、前
記環状体3の縦断面はくさび状とされている。
そして、ナツト7が継手本体6に螺合されて締
め付けられると、環状体8の先端部が管5の溝5
aと継手本体6の内周面の一部との間に食い込
み、該環状体8の先端部が溝5aおよび継手本体
6の内周面の一部に押圧されることにより、環状
体8と管5との間のシールおよび環状体8と継手
本体6との間のシールが図られる。また、同時
に、環状体8の先端部と溝5aとが係合されるた
め、振動、圧力、熱等によつて管5が継手本体6
から抜け出る虞がなくなる。また、環状体8と溝
5aとの係合により、環状体8が管5に対して自
ずと適正な位置に確実に位置決めされるので、前
記第1図の管継手構造の場合のように、管5に対
する環状体8の位置決めに神経を使う必要がな
く、作業性が非常に良くなる。
め付けられると、環状体8の先端部が管5の溝5
aと継手本体6の内周面の一部との間に食い込
み、該環状体8の先端部が溝5aおよび継手本体
6の内周面の一部に押圧されることにより、環状
体8と管5との間のシールおよび環状体8と継手
本体6との間のシールが図られる。また、同時
に、環状体8の先端部と溝5aとが係合されるた
め、振動、圧力、熱等によつて管5が継手本体6
から抜け出る虞がなくなる。また、環状体8と溝
5aとの係合により、環状体8が管5に対して自
ずと適正な位置に確実に位置決めされるので、前
記第1図の管継手構造の場合のように、管5に対
する環状体8の位置決めに神経を使う必要がな
く、作業性が非常に良くなる。
しかしながら、この管継手構造においては、上
述のように環状体8の同一部分(先端部)に、(i)
管5および継手本体6に押圧されて環状体8と管
5との間および継手本体6との間をシールする機
能と、(ii)溝5aに係合されて管5の軸方向の移動
を阻止する機能との両方を果させなければならな
いので、 (a) 環状体8、継手本体6および溝5aを高精度
に加工する必要があるので、環状体8および継
手本体6の製造コスト並びに溝5aの加工コス
トが高くなる。
述のように環状体8の同一部分(先端部)に、(i)
管5および継手本体6に押圧されて環状体8と管
5との間および継手本体6との間をシールする機
能と、(ii)溝5aに係合されて管5の軸方向の移動
を阻止する機能との両方を果させなければならな
いので、 (a) 環状体8、継手本体6および溝5aを高精度
に加工する必要があるので、環状体8および継
手本体6の製造コスト並びに溝5aの加工コス
トが高くなる。
(b) ナツト7を手で締め付けるのみでは、環状体
8と管5および継手本体6との間のシールを良
好にすることができず、器具を用いてナツト7
を非常にきつく締め付ける必要がある。
8と管5および継手本体6との間のシールを良
好にすることができず、器具を用いてナツト7
を非常にきつく締め付ける必要がある。
等の欠点があつた。
さらに、従来、実開昭53−36713号や実開昭57
−10580号のように環状体に対応する部材、継手
本体およびナツトの間にゴムパツキングやO−リ
ングのような柔軟なシール材が挾まれるように
し、シール機能は前記シール材にのみ行わせ、環
状体に対応する部材の方には管の軸方向の移動を
阻止する機能のみを果たさせるものがあつたが、
この種の従来の継手構造は、環状体に対応する部
材の他にシール材が必要になるので、部品点数が
多くなり、コストが高くなるとともに、フツ化水
素酸等のエツチング液のような腐蝕性の高い液体
を流そうとする場合には、 (a) シール材と継手本体およびシール材と環状体
に対応する部材との間の接触部付近に生じる狭
い窪みにおいて液体の流れに澱みが生じ、この
澱みに不純物が溜まりやすい。
−10580号のように環状体に対応する部材、継手
本体およびナツトの間にゴムパツキングやO−リ
ングのような柔軟なシール材が挾まれるように
し、シール機能は前記シール材にのみ行わせ、環
状体に対応する部材の方には管の軸方向の移動を
阻止する機能のみを果たさせるものがあつたが、
この種の従来の継手構造は、環状体に対応する部
材の他にシール材が必要になるので、部品点数が
多くなり、コストが高くなるとともに、フツ化水
素酸等のエツチング液のような腐蝕性の高い液体
を流そうとする場合には、 (a) シール材と継手本体およびシール材と環状体
に対応する部材との間の接触部付近に生じる狭
い窪みにおいて液体の流れに澱みが生じ、この
澱みに不純物が溜まりやすい。
(b) シール材が短期間のうちに劣化し易い。
(c) シール材から不純物が溶出する虞がある。
等の問題が生じるという欠点があつた。
本発明は、前記従来の欠点を解消するためにな
されたもので、振動、圧力、熱等の影響によつて
管が継手本体から抜ける虞がないとともに、環状
体、継手本体、管等の部品の加工精度を比較的に
高精度とする必要がなく、コストの低減を図るこ
とでき、かつナツトを手で締めるだけで十分なシ
ール性能を得ることができ、しかも環状体とは別
個にシール材を設ける必要もなく、フツ化水素酸
等のエツチング液のような腐蝕性の高い液体を流
すに好適な管継手構造を提供することを目的とす
る。
されたもので、振動、圧力、熱等の影響によつて
管が継手本体から抜ける虞がないとともに、環状
体、継手本体、管等の部品の加工精度を比較的に
高精度とする必要がなく、コストの低減を図るこ
とでき、かつナツトを手で締めるだけで十分なシ
ール性能を得ることができ、しかも環状体とは別
個にシール材を設ける必要もなく、フツ化水素酸
等のエツチング液のような腐蝕性の高い液体を流
すに好適な管継手構造を提供することを目的とす
る。
本発明による管継手構造は、
フツ素樹脂からなる中空状の継手本体と、この
継手本体の外周部に形成された雄ねじ部と、この
雄ねじ部に螺合されるフツ素樹脂からなるナツト
と、このナツトの内部に収容されたフツ素樹脂か
らなる環状体と、この環状体の先端部に形成され
た、縦断面がくさび状をなす環状のくさび状部
と、一端部を前記ナツト、前記環状体および前記
継手本体の内部に挿入されたフツ素樹脂からなる
管とを有してなり、前記ナツトが締め付けられる
と、該ナツトとともに前記環状体が移動しようと
して、前記くさび状部が前記継手本体の内面と前
記管の外周部との間に食い込む管継手構造におい
て、 前記管の前記端部付近の外周部に該外周部を一
周するように環状に設けられた溝と、前記くさび
状部以外の部分において前記環状体の内周側に設
けられ、前記管の前記溝に、前記管が前記環状体
に対して少なくとも軸方向かつ前記継手本体から
遠ざかる向きには移動不能となるように係合され
る突起と有してなるものである。
継手本体の外周部に形成された雄ねじ部と、この
雄ねじ部に螺合されるフツ素樹脂からなるナツト
と、このナツトの内部に収容されたフツ素樹脂か
らなる環状体と、この環状体の先端部に形成され
た、縦断面がくさび状をなす環状のくさび状部
と、一端部を前記ナツト、前記環状体および前記
継手本体の内部に挿入されたフツ素樹脂からなる
管とを有してなり、前記ナツトが締め付けられる
と、該ナツトとともに前記環状体が移動しようと
して、前記くさび状部が前記継手本体の内面と前
記管の外周部との間に食い込む管継手構造におい
て、 前記管の前記端部付近の外周部に該外周部を一
周するように環状に設けられた溝と、前記くさび
状部以外の部分において前記環状体の内周側に設
けられ、前記管の前記溝に、前記管が前記環状体
に対して少なくとも軸方向かつ前記継手本体から
遠ざかる向きには移動不能となるように係合され
る突起と有してなるものである。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
明する。
第5図は本発明による管継手構造の一実施例を
示す半断面図、第6図は該実施例の要部を示す拡
大断面図である。これらの図において、9は接続
されるべき管であり、フツ化水素酸等の腐蝕性の
液体を通すために、耐蝕性に優れたフツ素樹脂に
よつて構成されている。この管9の一端部付近の
外周部には、横断面直角三角形状の溝9aが該外
周部を一周するように環状に設けられている。
示す半断面図、第6図は該実施例の要部を示す拡
大断面図である。これらの図において、9は接続
されるべき管であり、フツ化水素酸等の腐蝕性の
液体を通すために、耐蝕性に優れたフツ素樹脂に
よつて構成されている。この管9の一端部付近の
外周部には、横断面直角三角形状の溝9aが該外
周部を一周するように環状に設けられている。
10は環状体であり、PTFE(ポリ四フツ化エ
チレン樹脂)等の耐蝕性に優れかつ比較的に柔ら
かいフツ素樹脂によつて構成されている。この環
状体10の内周側には、管9の溝9aに対応して
横断面直角三角形状の突起10aが該内周を一周
するように環状に設けられており、この突起10
aは溝9aに係合されている。そして、これによ
り、管9は環状体10に対して軸方向かつ後述す
る継手本体11から遠ざかる向きには移動不能と
されている。
チレン樹脂)等の耐蝕性に優れかつ比較的に柔ら
かいフツ素樹脂によつて構成されている。この環
状体10の内周側には、管9の溝9aに対応して
横断面直角三角形状の突起10aが該内周を一周
するように環状に設けられており、この突起10
aは溝9aに係合されている。そして、これによ
り、管9は環状体10に対して軸方向かつ後述す
る継手本体11から遠ざかる向きには移動不能と
されている。
前記環状体10の両端部は、その外周部にテー
パーを付けられている。この結果、環状体10の
両端部には、縦断面がくさび状をなすくさび状部
10b,10cが形成されている。
パーを付けられている。この結果、環状体10の
両端部には、縦断面がくさび状をなすくさび状部
10b,10cが形成されている。
11は継手本体であり、PTFE等の耐蝕性に優
れかつ比較的柔かいフツ素樹脂によつて構成され
ている。この継手本体11は、その中心部に流体
通路12を貫通されることによつて中空状とされ
ている。また、この継手本体11の一端部側の外
周部には雄ねじ部11a、他端部側の外周部には
雄ねじ部11b、中央部の外周部には六角部11
cがそれぞれ一体に設けられている(なお、雄ね
じ部11aは管9とは別の部材に継手本体11を
接続するために用いられるものである)。さらに、
この継手本体11の雄ねじ部11b側の端部付近
の内周面には、環状体10のくさび状部10bに
対応するテーパー面11dが形成されている。
れかつ比較的柔かいフツ素樹脂によつて構成され
ている。この継手本体11は、その中心部に流体
通路12を貫通されることによつて中空状とされ
ている。また、この継手本体11の一端部側の外
周部には雄ねじ部11a、他端部側の外周部には
雄ねじ部11b、中央部の外周部には六角部11
cがそれぞれ一体に設けられている(なお、雄ね
じ部11aは管9とは別の部材に継手本体11を
接続するために用いられるものである)。さらに、
この継手本体11の雄ねじ部11b側の端部付近
の内周面には、環状体10のくさび状部10bに
対応するテーパー面11dが形成されている。
13はナツトであり、PFA(四フツ化エチレン
−パーフロロアルキルビニルエーテル共重合樹
脂)等の耐蝕性に優れかつ比較的に硬いフツ素樹
脂によつて構成されており、このナツト13の内
周側には、環状体10のくさび状部10cに対応
するテーパー面13aが設けられている。
−パーフロロアルキルビニルエーテル共重合樹
脂)等の耐蝕性に優れかつ比較的に硬いフツ素樹
脂によつて構成されており、このナツト13の内
周側には、環状体10のくさび状部10cに対応
するテーパー面13aが設けられている。
この管継手構造においても、前記第1図の従来
の管継手構造の場合と同様にして、ナツト13
は、その内部に環状体10を収容した状態で継手
本体11に螺合される。そして、このナツト13
が締め付けられると、該ナツト13のテーパー面
13aが環状体10の一方のくさび状部10cに
当接されることにより、環状体10が継手本体1
1の方に押され、環状体10の他方のくさび状部
10bが管9の外周面と継手本体11のテーパー
面11dとの間に食い込む。
の管継手構造の場合と同様にして、ナツト13
は、その内部に環状体10を収容した状態で継手
本体11に螺合される。そして、このナツト13
が締め付けられると、該ナツト13のテーパー面
13aが環状体10の一方のくさび状部10cに
当接されることにより、環状体10が継手本体1
1の方に押され、環状体10の他方のくさび状部
10bが管9の外周面と継手本体11のテーパー
面11dとの間に食い込む。
これにより、くさび状部10bが管9の外周面
およびテーパー面11dに強く押圧され、環状体
10と管9との間のシールおよび環状体10と継
手本体11との間のシールが図られる。
およびテーパー面11dに強く押圧され、環状体
10と管9との間のシールおよび環状体10と継
手本体11との間のシールが図られる。
この管継手構造においては、前記のように、環
状体10の突起10aが管9の溝9aに係合され
ることにより、環状体10に対して管9が軸方向
かつ継手本体11から遠ざかる向きには移動不能
とされているので、振動、圧力、熱等によつて管
9が環状体10ひいては継手本体11から抜けて
しまう虞がない。
状体10の突起10aが管9の溝9aに係合され
ることにより、環状体10に対して管9が軸方向
かつ継手本体11から遠ざかる向きには移動不能
とされているので、振動、圧力、熱等によつて管
9が環状体10ひいては継手本体11から抜けて
しまう虞がない。
そして、環状体10のくさび状部10bが継手
本体11と管9の外周面との間に食い込んで、環
状体10と管9の外周面との間のシールおよび環
状体10と継手本体11との間のシールを図る機
能のみを果す一方、突起10aは溝9aに係合さ
れて管9の軸方向の移動を阻止する機能のみを果
すので、くさび状部10b、突起10d、テーパ
ー面11dおよび溝9aの加工精度を高精度とす
る必要がなく、環状体10および継手本体11の
製造コストおよび管9に対する溝9aの加工コス
トを安価とすることができるとともに、ナツト1
3を手で締め付けるだけで、前記2つの部分のシ
ールを充分なものにすることができる。
本体11と管9の外周面との間に食い込んで、環
状体10と管9の外周面との間のシールおよび環
状体10と継手本体11との間のシールを図る機
能のみを果す一方、突起10aは溝9aに係合さ
れて管9の軸方向の移動を阻止する機能のみを果
すので、くさび状部10b、突起10d、テーパ
ー面11dおよび溝9aの加工精度を高精度とす
る必要がなく、環状体10および継手本体11の
製造コストおよび管9に対する溝9aの加工コス
トを安価とすることができるとともに、ナツト1
3を手で締め付けるだけで、前記2つの部分のシ
ールを充分なものにすることができる。
また、突起10aと溝9aとの係合により、環
状体10が管9に対して自ずと適正な位置に確実
に位置決めされるので、前記第1図の管継手構造
の場合のように、管9に対する環状体10の位置
決めに神経を使う必要がなく、作業性が非常に良
くなる。
状体10が管9に対して自ずと適正な位置に確実
に位置決めされるので、前記第1図の管継手構造
の場合のように、管9に対する環状体10の位置
決めに神経を使う必要がなく、作業性が非常に良
くなる。
さらに、環状体10とは別個にゴムパツキング
やO−リングのような柔軟なシール材を設ける必
要もなく、これらのシール材を設けることによる
前記従来の欠点を解消できる。
やO−リングのような柔軟なシール材を設ける必
要もなく、これらのシール材を設けることによる
前記従来の欠点を解消できる。
なお、この種の管継手構造においては、一般に
ナツトは強度の関係上、比較的に硬い材料で構成
する必要があるので、仮に環状体10をナツト1
3と一体とすると、必然的に環状体10も硬い材
料で構成する必要が生じる。このため、管9およ
び継手本体11も硬い材料で構成されている場合
には、環状体10と管9および継手本体11との
間の接触が硬い材料同士の接触となるため、これ
らの間のシールを良好にするには、ナツト13の
締め付け力を比較的に大きくするとともに、環状
体10および管9の溝9aの加工精度を高精度と
する必要が生じる。しかし、本実施例では、環状
体10がナツト13と別体とされているので、上
述のような不都合を避けることができる。
ナツトは強度の関係上、比較的に硬い材料で構成
する必要があるので、仮に環状体10をナツト1
3と一体とすると、必然的に環状体10も硬い材
料で構成する必要が生じる。このため、管9およ
び継手本体11も硬い材料で構成されている場合
には、環状体10と管9および継手本体11との
間の接触が硬い材料同士の接触となるため、これ
らの間のシールを良好にするには、ナツト13の
締め付け力を比較的に大きくするとともに、環状
体10および管9の溝9aの加工精度を高精度と
する必要が生じる。しかし、本実施例では、環状
体10がナツト13と別体とされているので、上
述のような不都合を避けることができる。
また、前記環状体10の突起10aおよび管9
の溝9aの横断面形状は必ずしも第5図および第
6図に示されるような形状である必要はなく、例
えば、第7図のような2等辺三角形状や、第8図
に示されるような蒲鉾状であつてもよく、要する
にこれらの形状は、突起10aと溝9aとが互い
に嵌合されたとき、環状体10に対し管9が少な
くとも軸方向かつ継手本体11から遠ざかる向き
に移動できなくなる形状であればよい。
の溝9aの横断面形状は必ずしも第5図および第
6図に示されるような形状である必要はなく、例
えば、第7図のような2等辺三角形状や、第8図
に示されるような蒲鉾状であつてもよく、要する
にこれらの形状は、突起10aと溝9aとが互い
に嵌合されたとき、環状体10に対し管9が少な
くとも軸方向かつ継手本体11から遠ざかる向き
に移動できなくなる形状であればよい。
第9図は本発明による管継手構造のさらに他の
実施例を示す半断面図、第10図は該実施例の要
部を示す拡大断面図である。これらの図におい
て、15は接続されるべき管であり、フツ素樹脂
等の耐蝕性に優れた材料によつて構成されてお
り、その一端部付近の外周部に、溝15a(第1
0図参照)が該外周部を一周するように環状に設
けられている。
実施例を示す半断面図、第10図は該実施例の要
部を示す拡大断面図である。これらの図におい
て、15は接続されるべき管であり、フツ素樹脂
等の耐蝕性に優れた材料によつて構成されてお
り、その一端部付近の外周部に、溝15a(第1
0図参照)が該外周部を一周するように環状に設
けられている。
16は継手本体であり、PTFE等の耐蝕性に優
れかつ比較的柔かいフツ素樹脂によつて構成され
ている。この継手本体16は、その中心部に流体
通路17を貫通されることによつて中空状とされ
ている。また、この継手本体16の一端部側の外
周部には雄ねじ部16a、他端部先の外周部には
雄ねじ部16b、中央部の外周部には六角部16
cがそれぞれ一体的に設けられている。さらに、
この継手本体16の雄ねじ部16b側の端部付近
の内周面は、湾曲面16dを形成している。
れかつ比較的柔かいフツ素樹脂によつて構成され
ている。この継手本体16は、その中心部に流体
通路17を貫通されることによつて中空状とされ
ている。また、この継手本体16の一端部側の外
周部には雄ねじ部16a、他端部先の外周部には
雄ねじ部16b、中央部の外周部には六角部16
cがそれぞれ一体的に設けられている。さらに、
この継手本体16の雄ねじ部16b側の端部付近
の内周面は、湾曲面16dを形成している。
18はナツトであり、PFA等のフツ素樹脂に
よつて構成されており、このナツト18の内部に
は、該ナツト18と一体的に環状体19が設けら
れている。そして、この環状体19の先端部に
は、縦断面くさび状のくさび状部19aと、やは
り縦断面くさび状の突起19bとが二股状に分岐
して該環状体19に一体に設けられている。な
お、くさび状部19aは環状体19の外周側、突
起19bは内周側に位置している。
よつて構成されており、このナツト18の内部に
は、該ナツト18と一体的に環状体19が設けら
れている。そして、この環状体19の先端部に
は、縦断面くさび状のくさび状部19aと、やは
り縦断面くさび状の突起19bとが二股状に分岐
して該環状体19に一体に設けられている。な
お、くさび状部19aは環状体19の外周側、突
起19bは内周側に位置している。
本実施例においては、ナツト18が継手本体1
6の雄ねじ部16bに螺合されて締め付けられる
と、くさび状部19aが管15の外周面と継手本
体16の湾曲面16dとの間に食い込んで環状体
19と管15との間のシールおよび環状体19と
継手本体16との間のシールが図られると同時
に、突起19bが管15の溝15aに係合され
て、管15の軸方向かつ継手本体16から遠ざか
る向きの移動を阻止するようになる。
6の雄ねじ部16bに螺合されて締め付けられる
と、くさび状部19aが管15の外周面と継手本
体16の湾曲面16dとの間に食い込んで環状体
19と管15との間のシールおよび環状体19と
継手本体16との間のシールが図られると同時
に、突起19bが管15の溝15aに係合され
て、管15の軸方向かつ継手本体16から遠ざか
る向きの移動を阻止するようになる。
そして、本実施例においても、くさび状部19
aは環状体19と管15の外周面との間および環
状体19と継手本体16との間をシールする機能
のみを果し、また突起19bは管15の軸方向の
移動を阻止する機能のみを果すので、くさび状部
19a、突起19b、湾曲面16dおよび溝15
aの加工精度を高精度とする必要がなく、環状体
19および継手本体16の製造コストおよび管1
5に対する溝15aの加工コストを安価とするこ
とができるとともに、ナツト18を手で締め付け
るだけで、前記2つの部分のシールを充分なもの
にすることができる。
aは環状体19と管15の外周面との間および環
状体19と継手本体16との間をシールする機能
のみを果し、また突起19bは管15の軸方向の
移動を阻止する機能のみを果すので、くさび状部
19a、突起19b、湾曲面16dおよび溝15
aの加工精度を高精度とする必要がなく、環状体
19および継手本体16の製造コストおよび管1
5に対する溝15aの加工コストを安価とするこ
とができるとともに、ナツト18を手で締め付け
るだけで、前記2つの部分のシールを充分なもの
にすることができる。
また、環状体19と溝15aとの係合により、
環状体19が管15に対して自ずと適正な位置に
確実に位置決めされるので、管15に対する環状
体19の位置決めに神経を使う必要がなく、作業
性が非常に良くなる。
環状体19が管15に対して自ずと適正な位置に
確実に位置決めされるので、管15に対する環状
体19の位置決めに神経を使う必要がなく、作業
性が非常に良くなる。
さらに、環状体19とは別個にゴムパツキング
やO−リングのような柔軟なシール材を設ける必
要もない。
やO−リングのような柔軟なシール材を設ける必
要もない。
以上のように本発明による管継手構造は、環状
体と管の外周面との間のシールおよび環状体と継
手本体との間のシールを図る部分と、環状体ひい
てはナツトおよび継手本体に対する管の軸方向の
移動を阻止する部分と、別個に設けることによ
り、 (イ) 振動、圧力、熱等の影響によつて管が継手本
体から抜ける虞がない。
体と管の外周面との間のシールおよび環状体と継
手本体との間のシールを図る部分と、環状体ひい
てはナツトおよび継手本体に対する管の軸方向の
移動を阻止する部分と、別個に設けることによ
り、 (イ) 振動、圧力、熱等の影響によつて管が継手本
体から抜ける虞がない。
(ロ) 環状体、継手本体および管の加工精度を比較
的に高精度とする必要がなく、コストの低減を
図ることができる。
的に高精度とする必要がなく、コストの低減を
図ることができる。
(ハ) ナツトを手で締めるだけで十分なシール性能
を得ることができる。
を得ることができる。
(ニ) 環状体とは別個にシール材を設ける必要もな
く、フツ化水素酸等のエツチング液のような腐
蝕性の高い液体を流すに好適である。
く、フツ化水素酸等のエツチング液のような腐
蝕性の高い液体を流すに好適である。
という優れた効果を得られるものである。
第1図は従来の管継手構造を示す半断面図、第
2図は前記従来の管継手構造において管が環状体
から半ば抜けかけている状態を示す断面図、第3
図は他の従来の管継手構造を示す半断面図、第4
図は該従来の管継手構造の一部を示す拡大断面
図、第5図は本発明によ管継手構造の一実施例を
示す半断面図、第6図は該実施例の要部を示す拡
大断面図、第7図および第8図は環状体の突起お
よび管の溝の形状の他の実施例を示す断面図、第
9図は本発明による管継手構造のさらに他の実施
例を示す半断面図、第10図は該実施例の要部を
示す拡大断面図である。 9……管、9a……溝、10……環状体、10
a……突起、10b……くさび状部、11……継
手本体、11a,11b……ねじ部、13……ナ
ツト、15……管、15a……溝、16……継手
本体、16a,16b……ねじ部、18……ナツ
ト、19……環状体、19a……くさび状部、1
9b……突起。
2図は前記従来の管継手構造において管が環状体
から半ば抜けかけている状態を示す断面図、第3
図は他の従来の管継手構造を示す半断面図、第4
図は該従来の管継手構造の一部を示す拡大断面
図、第5図は本発明によ管継手構造の一実施例を
示す半断面図、第6図は該実施例の要部を示す拡
大断面図、第7図および第8図は環状体の突起お
よび管の溝の形状の他の実施例を示す断面図、第
9図は本発明による管継手構造のさらに他の実施
例を示す半断面図、第10図は該実施例の要部を
示す拡大断面図である。 9……管、9a……溝、10……環状体、10
a……突起、10b……くさび状部、11……継
手本体、11a,11b……ねじ部、13……ナ
ツト、15……管、15a……溝、16……継手
本体、16a,16b……ねじ部、18……ナツ
ト、19……環状体、19a……くさび状部、1
9b……突起。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フツ素樹脂からなる中空状の継手本体と、こ
の継手本体の外周部に形成された雄ねじ部と、こ
の雄ねじ部に螺合されるフツ素樹脂からなるナツ
トと、このナツトとは別体であつて該ナツトの内
部に収納されたフツ素樹脂からなる環状体と、こ
の環状体の先端部に形成された、縦断面がくさび
状をなしていてかつ全周に渡つて連続している環
状のくさび状部と、一端部を前記ナツト、前記環
状体および前記継手本体の内部に挿入されたフツ
素樹脂からなる管とを有してなり、前記ナツトが
締め付けられると、該ナツトとともに前記環状体
が移動しようとして、前記くさび状部が前記継手
本体の内面と前記管の外周部との間に食い込む管
継手構造において、 前記管の前記端部付近の外周部に該外周部を一
周するように環状に設けられた溝と、前記くさび
状部とは別部分をなすように前記環状体の内周側
に設けられ、前記管の前記溝に、前記管が前記環
状体に対して少なくとも軸方向かつ前記継手本体
から遠ざかる向きには移動不能となるように係合
される突起とを有してなる管継手構造。 2 フツ素樹脂からなる中空状の継手本体と、こ
の継手本体の外周部に形成された雄ねじ部と、こ
の雄ねじ部に螺合されるフツ素樹脂からなるナツ
トと、このナツトの内部側に該ナツトと一体に形
成されたフツ素樹脂からなる環状体と、この環状
体の先端部に形成された、縦断面がくさび状をな
していてかつ全周に渡つて連続している環状のく
さび状部と、一端部を前記ナツト、前記環状体お
よび前記継手本体の内部に挿入されたフツ素樹脂
からなる管とを有してなり、前記ナツトが締め付
けられると、該ナツトとともに前記環状体が移動
しようとして、前記くさび状部が前記継手本体の
内面と前記管の外周部との間に食い込む管継手構
造において、 前記管の前記端部付近の外周部に該外周部を一
周するように環状に設けられた溝と、前記くさび
状部とは別部分をなすように前記環状体の内周側
に設けられ、前記管の前記溝に、前記管が前記環
状体に対して少なくとも軸方向かつ前記継手本体
から遠ざかる向きには移動不能となるように係合
される突起とを有してなる管継手構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58245057A JPS60139988A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58245057A JPS60139988A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60139988A JPS60139988A (ja) | 1985-07-24 |
| JPH0330038B2 true JPH0330038B2 (ja) | 1991-04-26 |
Family
ID=17127940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58245057A Granted JPS60139988A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60139988A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050057406A (ko) * | 2002-09-18 | 2005-06-16 | 스와겔로크 컴패니 | 튜브 파지링 및 밀봉재를 구비한 튜브 피팅 |
| JP3940850B2 (ja) | 2005-09-30 | 2007-07-04 | ダイキン工業株式会社 | 管継手、冷凍装置、ヒートポンプ式給湯機、閉鎖弁、給水配管、配管の接続方法、及び現地配管施工方法 |
| US10215315B2 (en) | 2008-09-05 | 2019-02-26 | Parker-Hannifin Corporation | Tube compression fitting and flared fitting used with connection body and method of making same |
| JP5202555B2 (ja) * | 2010-02-18 | 2013-06-05 | Ckd株式会社 | ポート構造及びポート構造を備える流体機器 |
| FR3003330B1 (fr) * | 2013-03-18 | 2015-07-17 | Arkema France | Dispositif de raccord de tube plongeur pour conteneur de conditionnement d'un produit, notamment d'un produit chimique |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5336713U (ja) * | 1976-09-06 | 1978-03-31 | ||
| JPS5710580U (ja) * | 1980-06-23 | 1982-01-20 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP58245057A patent/JPS60139988A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60139988A (ja) | 1985-07-24 |
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