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JPH0331286B2 - - Google Patents
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JPH0331286B2 - - Google Patents

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JPH0331286B2
JPH0331286B2 JP60192039A JP19203985A JPH0331286B2 JP H0331286 B2 JPH0331286 B2 JP H0331286B2 JP 60192039 A JP60192039 A JP 60192039A JP 19203985 A JP19203985 A JP 19203985A JP H0331286 B2 JPH0331286 B2 JP H0331286B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/34Analogue value compared with reference values
    • H03M1/38Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type
    • H03M1/40Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type recirculation type
    • H03M1/403Analogue value compared with reference values sequentially only, e.g. successive approximation type recirculation type using switched capacitors

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、A/D変換器に於いて、入力電圧の
2倍した出力、或いは、それから基準電圧を減算
するか加算した出力を発生させる変換回路と、比
較レベル電圧を異にし且つ前記変換回路に対し変
換を行う場合に於ける基準電圧の取り扱い方を指
令する為に同時に動作する複数の比較器とを設け
ることに依り、変換誤差を低減すると共に変換時
間を短縮するようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、比較レベル電圧を異にする複数の比
較器を用いたA/D変換器に関する。
〔従来の技術〕
従来、循環比較型或いは縦続比較型のA/D変
換器に於ける比較器としては単一の比較レベル電
圧を用いるものを採用している。
第9図は従来例を説明する為の要部ブロツク図
を表している。
図に於いて、1は変換回路、2は比較器、Vi
外部からの入力電圧、V0は変換回路1の出力電
圧、VRは基準電圧、0〔V〕は比較器2に入力さ
れる比較レベル、aは比較器2から出力され変換
回路1に入力される指令信号をそれぞれ示してい
る。
このA/D変換器では、入力電圧Vi(初回のみ
Vi、次回から変換終了するまではV0)を2倍に
して、そこから基準電圧VRを減算するか否か、
即ち、a=+1とするかa=0とするか(或い
は、基準電圧VRを加算するか否か、即ち、a=
−1とするかa=0とするか)の過程を繰り返し
ながら、デイジタル出力を最上位桁から定めてゆ
くことを基本にしている。
第10図は他の従来例を説明する為の要部ブロ
ツク図を表し、第9図に於いて用いた記号と同記
号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものと
する。
この従来例が第9図について説明した従来例と
相違する点は、比較器2に入力される比較レベル
電圧が0〔V〕ではなく、1/2VR或いは−1/2VR
あつて、しかも、それは入力電圧Viと比較される
ようになつていることである。尚、この場合も、
入力電圧Viを2倍にして、そこから基準電圧VR
を減算するか否か(或いは、基準電圧VRを加算
するか否か)の過程を繰り返して変換を行つてゆ
くことは変わりない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第9図及び第10図について説明した従来技術
に依る何れのA/D変換器に於いても、比較レベ
ルが、割合にして、VR/2n(n:変換ビツト数)
以上ずれた場合には、変換出力V0が変換入力レ
ンジをはみ出す状態を生じ、これが変換不能な入
力電圧帯となつてミス・コードを発生する旨の致
命的欠陥となる。
第11図及び第12図は循環比較方式に依り変
換を行う場合に於ける入出力特性の分割について
説明する為の入力電圧Viと出力電圧V0との関係
を表す線図であり、第9図及び第10図に於いて
用いた記号と同記号は同部分を示すか或いは同じ
意味を持つものとし、そして、両図とも、横軸に
入力電圧Viを、また、縦軸に出力電圧V0をそれ
ぞれ採つてある。また、ここでの説明は、 変換:V0=2Vi−a・VR a:−1か0(或いは1か0) 入出力範囲:−VR〜+VR内 が前提となつている。
第11図(第1象限の部分)及び第9図参照 (1) 片極性の変換について条件 入出力範囲:0〜VR 量子化誤差:0〜1LSB(入出力範囲0〜VR) デイジツトa:0、1 最小ステツプ:1LSB(量子化誤差0〜1LSB) (a) 問題点 比較レベル電圧、即ち、判定レベルの変動
(オフセツト)に依り、変換不能のレベル帯
が発生する。
第12図及び第10図参照 (2) 両極性の変換について 条件 この場合の条件は、片極性の変換の場合と比
較すると、入出力範囲が拡張され、また、全体
のスケールが倍になつていることが相違してい
る。即ち、 入出力範囲:−VR〜VR 量子化誤差:−1〜1LSB(入出力範囲−VR
VR) デイジツトa:−1、1 最小ステツプ:2LSB(量子化誤差−1〜
1LSB) (a) 問題点1 比較レベル電圧、即ち、判定レベルの変動
(オフセツト)に依り、変換不能のレベル帯
が発生する。
例えば、図示されているような入出力特性
に於いて、判定レベルが0からΔVずれたと
した場合には、0とΔVとの間に於ける入力
電圧V1に対応する変換出力電圧V0が基準電
圧VRを越えてしまい、以後の変換は不可能
になる。この時、前記範囲の入力電圧Viに対
する変換コードはVi=0の場合と同じ−1、
1、1…1、1となる。
(b) 問題点2 量子化誤差が−1〜1LSBと大きい。
前記説明した入出力特性の分割に関する問
題の外に、前記片極性の変換の場合、1ビツ
トの変換の為にビツトを仮セツトしてから確
定する旨の2ステツプが必要であり、変換に
要する時間が長くなる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に依るA/D変換器に於いては、制御信
号の指示に応答し、入力電圧Viが第1電圧値と第
2電圧値との間にあるときは前記入力電圧Viを2
倍した出力電圧(VOA=2Vi)、前記入力電圧Vi
前記第1電圧値より大のときは前記入力電圧Vi
2倍した電圧から基準電圧VRを減算した出力電
圧(VOA=2Vi−VR)、前記入力電圧Viが前記第2
電圧値より小のときは前記入力電圧Viを2倍した
電圧に前記基準電圧VRを加算した出力電圧(VOA
=2Vi+VR)の3種類の出力電圧を選択的に発生
する変換回路と、A/D変換開始時に被変換入力
電圧AINを取り込み、A/D変換中に於いては
変換ステツプ毎に選択的に前記出力電圧VOAを取
り込んで前記入力電圧Viとして前記変換回路へ与
える入力回路SA,S8Aと、前記出力電圧VOA
と前記第1電圧値とを比較する第1比較器CPR
1、前記出力電圧VOAと前記第2電圧値とを比較
する第2比較器CPR2を有し、それらの出力CP,
CNに基づいて前記変換ステツプ毎に発生される
前記制御信号を前記変換回路へ与える制御回路
と、前記変換ステツプを繰り返すことに依り、前
記第1及び第2比較器から順次出力される出力デ
ータをデイジタル・コードに変換して出力するコ
ード化変換回路SR1,SR2,CTとを具備し、前
記第1電圧値は0と+VR/2との間の電圧値と
し、前記第2電圧値は0と−VR/2との間の電
圧値とする構成を採つている。
〔作用〕
前記手段に依ると、(2×入力電圧±基準電圧)
及び(2×入力電圧)の3種類の変換出力を用い
ることに依り、比較レベル電圧を例えばVR/4
及び−VR/4にした場合には±100〔%〕の変動
があつても正常な変換が可能であり、また、1ス
テツプで1ビツトの変換を行うことができ、更
に、量子化誤差が自動的に±1/2LSBとなり、更
にまた、微分非直線性誤差或は非直線性誤差が1/
2〜1/4に改善される。
〔実施例〕
第1図は本発明一実施例の要部ブロツク図を表
し、第9図乃至第12図に於いて用いた記号と同
記号は同部分を示すか或いは同じ意味を持つもの
とする。
図に於いて、11は変換回路、12は比較器を
それぞれ示している。
図から明らかなように、本実施例では、比較器
12は比較レベル電圧が異なり且つ同時に動作す
るもの二つからなつていて、その比較レベル電圧
としては、VR/4R及び−VR/4が採用され、ま
た、その比較器12では、入力電圧Viとそれ等比
較レベル電圧とを比較して、a=0、+1、−1の
うち、何れかの指令信号を変換回路11に送るよ
うになつている。
変換回路11に於いては、入力電圧Viを2倍に
して、その2Viに前記指令信号に基づく処理を施
して変換出力を発生させるものであり、その際の
変換制御は、 VR/4≦ViでV0=2Vi−VR −VR/4≦Vi<VR/4でV0=2Vi Vi<−VR/4でV0=2Vi+VR である。
第2図は循環比較方式に依り変換を行う場合に
於ける入出力特性の分割について説明する為の入
力電圧Viと出力電圧V0との関係を表す線図であ
り、第1図及び第9図乃至第12図に於いて用い
た記号と同記号は同部分を示すか或いは同じ意味
を持つものとし、そして、横軸に入力電圧Viを、
また、縦軸に出力電圧V0をそれぞれ採つてある。
図から判るように、本実施例では、比較レベル
を二つ設けて入出力特性を3分割している。これ
に依り、前記従来技術に於ける入出力特性を2分
割した場合の欠点は完全に解消される。
さて、各変換の適用範囲は、 a=1では−VR≦Vi≦0 a=0では−1/2VR≦Vi≦1/2VR a=1では0≦Vi≦VR であるから判定レベル(比較レベル電圧)V1
びV2は、 0≦V1≦1/2VR −1/2VR≦V2≦0 とすれば良く、そして、判定レベルの変動を考慮
すると、V1及びV2は前記範囲の中央近傍、即ち、 V1≒VR/4 V2≒−VR/4 とすることが適当である。
本発明に依ると、この判定レベルV1及びV2
は、±VR/4の変動が許容される。尚、この場合
の変動の仕方についての制限は存在しない。
ここで、判定レベルに関する量子化誤差を説明
する。
V1について Vi=V1=VR/4(1×Δ1) Δ1:V1のずれの割合 V1が前記式の状態にある時のa=0、1それ
ぞれの変換出力は、 V0(a=0)=2・VR/4(1+Δ1)=VR/2(1+Δ1) V0(a=1)=2・VR/4(1+Δ1)−VR=−VR/2(1− Δ1) V2について Vi=V2=−VR/4(1+Δ2) Δ2:V2のずれの割合 V2が前記式の状態にある時のa=−1、0そ
れぞれの変換出力は、 V0(a=0)=−VR/2(1+Δ2) V0(a=-1)=VR/2(1−Δ2) これより、量子化誤差(絶対値)の最大値は、 1/2LSB×(1+max〔|Δ1|、|Δ2|〕) となる。
従つて、V1=VR/4及びV2=−VR/4とする
のが適当であり、それぞれ±100〔%〕の変動が許
容されるが、若しx〔%〕の変動があると量子化
誤差も1/2LSBよりx〔%〕大きくなる。尚、本
発明に於けるような入出力特性の3分割を行つた
場合には、デイジタル除算に於けるSRT除算と
同様な方法になる。
ところで、本発明に於いては、量子化誤差とし
て、判定レベル近傍のみを考えているが、それに
て事足りる理由を次に説明する。
入出力特性からすると、±VR付近の入力に対し
て最も大きな量子化誤差が発生するように考えら
れる。そこで、VR付近の入力、即ち、 Vi=VR−ΔVx ΔVx:ViのVRからのずれ を考えて見る。電圧をVRで規格化して、 x0=1−Δx x0:ViをVRで規格した量 Δx:ΔVxをVRで規格した量 で考えると、x0≒1より、この入力に対してはa
=1、つまり、 xo=2・xo-1−1なる変換が行われ、 xo−1=2(xo-1−1)となるので、 =2n(x0−1) =−2n・Δx ∴xo=1−2n・Δx (これは、nビツト分の変換が終了した際の量子
化誤差に相当する。) xo≦1/2となる為には、 2n・Δx≧1/2より、 Δx≧1/2n+1 即ち、|x0|≦1−1/2n+1=1−1/2LSBの入力 に対しては量子化誤差が1/2LSB以下になる。ま
た、|x0|≧1はオーバ・レンジとなつて変換範
囲外であるから、事実上、判定レベル付近の特性
に依存して量子化誤差が決定される。
前記説明した本発明の構成に依る場合、即ち、
比較レベル電圧を異にする二つの比較器を用い、
3値の信号で変換回路に指令を行うようにした場
合、判定レベルが変動しても正確な変換をなし得
ることが卓効であり、次にこれを具体的数値を用
い、従来技術、即ち、一つの比較器を用い、2値
の信号で変換回路に指令を行うものと対比しなが
ら説明する。尚、以下の説明では、入力電圧Vi
変換が行われて出力電圧V0が得られた場合、そ
のV0が次の変換に於けるViになることは云うま
でもない。
(1) 前提条件 循環比較方式 比較電圧VR=1〔V〕 入力電圧Vi=7/16〔V〕 (2) 判定レベルにずれがない場合 (a) 従来技術 判定レベル:0〔V〕 変換 V0=2Vi−VR(ビツト 1) V0=2Vi+VR(ビツト −1) (判定レベルを除き上記条件は以下に於いて
も同じ) Vi==7/16≧0 ビツト1 V0=2Vi−1=−1/8 Vi=−1/8<0 ビツト−1 V0=2Vi+1=3/4 Vi=3/4>0 ビツト1 V0=2Vi−1=1/2 Vi=1/2>0 ビツト1 V0=2Vi−1=0 データ 1 −1 1 1 コード変換 (b) 本発明 判定レベル:−VR/4、VR/4 変換 V0=2Vi−VR デイジツト1 V0=2Vi デイジツト0 V0=2Vi+VR デイジツト−1 (判定レベルを除き上記条件は以下に於いて
も同じ) Vi=7/16≧1/4 デイジツト1 V0=2Vi−1=−1/8 1/4>Vi=−1/8≧−1/4 デイジツト0 V0=2Vi=−1/4 1/4>Vi=−1/4≧−1/4 デイジツト0 V0=2Vi=−1/2 −1/4>Vi=−1/2 デイジツト−1 V0=2Vi+1=0 データ 1 0 0 −1 コード変換 (3) 判定レベルに1/8のずれがある場合 (a) 従来技術 判定レベル:−1/8 Vi=7/16≧−1/8 ビツト1 V0=2Vi−1=−1/8 Vi=−1/8≦−1/8 ビツト1 ↑判定ミス V0=2Vi−1=5/4 Vi=5/4<−1/8 ビツト−1 V0=2Vi+1=−3/2 Vi=−3/2<−1/8 ビツト−1 ↑V0がオーバ・レンジしている データ 1 1 −1 −1 コード変換 (b) 本発明 判定レベル:−1/8、1/8 Vi=7/16≧1/8 デイジツト1 V0=2Vi−1=−1/8 1/8>Vi=−1/8≧−1/8 デイジツト0 V0=2Vi=−1/4 Vi=−1/4<−1/8 デイジツト−1 V0=2Vi+1=1/2 Vi=1/2≦1/8 デイジツト1 ↑V0はオーバ・レンジしていない データ 1 0 −1 1 コード変換 以上のように、本発明に依れば、判定レベルに
ずれが在つても、変換は正確に行われる。
ところで、第1図に見られる変換回路11は、
通常のA/D変換器に於ける変換ブロツクとサン
プル蓄積ブロツクとを併せたような機能を持つも
のであり、これを構成するのに好適な電子回路に
ついて説明する。
第3図A乃至Dは前記電子回路を説明する為の
要部回路説明図であり、第1図及び第2図に於い
て用いた記号と同記号は同部分を示すか或いは同
じ意味も持つものとする。
図に於いて、OPは演算増幅器、C0,C1,
C2は略等しい容量を有するコンデンサ、S1,
S2,S3,S4はスイツチ、OTは出力端をそ
れぞれ示している。尚、この電子回路をA/D・
変換器に応用する場合には、出力端OTが比較器
の入力端に接続されるものであり、そして、コン
デンサC2に於ける電圧がこの電子回路の出力と
なるものである。
この電子回路に依ると、出力端OTには、 (1) 2Vi−VR (2) 2Vi (3) 2Vi+VR の3種類の出力を得ることができる。
このような出力を得る為の各スイツチS1乃至
S4の開閉シーケンス及びそのシーケンスに対応
したコンデンサC0乃至C2の接続状態を説明す
ると次の通りである。
前記(1)乃至(3)に見られる出力を得る為には、次
の(a)乃至(d)に説明する操作を行えば良い。
(a) 入力電圧Viのサンプリング(第3図A参照) スイツチS1:オン スイツチS2:Viへ スイツチS3:Viへ スイツチS4:VRへ コンデンサC0:VR コンデンサC1:Vi コンデンサC2:Vi (b) 前記(a)の後、−VRの変換(第3図B参照) スイツチS1:オフ スイツチS2:OTへ スイツチS3:VRへ スイツチS4:VRへ コンデンサCO:VR コンデンサC1:VR コンデンサC2:2Vi−VR (c) 前記(a)の後、0の変換(第3図C参照) スイツチS1:オフ スイツチS2:OTへ スイツチS3:接地へ スイツチS4:VRへ コンデンサC0:VR コンデンサC1:接地 コンデンサC2:2Vi (d) 前記(a)の後、+VRの変換(第3図D参照) スイツチS1:オフ スイツチS2:OTへ スイツチS3:接地へ スイツチS4:接地へ コンデンサC0:接地 コンデンサC1:接地 コンデンサC2:2Vi+VR このようにして、2Vi−VR、2Vi、2Vi+VRの3
種類の出力が得られる。
第4図は第3図A乃至Dについて説明した電子
回路を二つ用いて構成したA/D変換器の要部回
路説明図であり、第1図乃至第3図に於いて用い
た記号と同記号は同部分を示すか或いは同じ意味
を持つものとする。
図に於いて、SA及びSBは入力切り換えスイツ
チ、S1A乃至S7A及びS1B乃至S7Bはコ
ンデンサ切り換え接続スイツチ、S8A及びS8
Bは自動零設定スイツチ、C0A乃至C2A及び
C0B乃至C2Bは変換用コンデンサ、OPA及
びOPBは演算増幅器、CPR1及びCPR2は比較
器、SR1及びSR2は直並列変換用シフト・レジ
スタ、CTはコード変換用加算器、F1及びF2
は比較器出力データ・ラツチ用フリツプ・フロツ
プ、SGTはアンド(AND)ゲート或いはノア
(NOR)ゲートなどからなるスイツチ制御信号発
生用ゲート回路、AINはA/D変換入力電圧、
VOA及びVOBは演算増幅器出力電圧、VCMPは比較
器入力電圧、CP及びCNは比較器出力電圧、Vio
はシフト・レジスタのデータ入力端、DP及び
DNは或る時点でフリツプ・フロツプF1及びF
2とシフト・レジスタSR1及びSR2に同時に取
り込まれた電圧、CLK1及びCLK2はクロツク
信号、Cioは加算器に於けるクロツク入力端、Cput
は加算器に於けるキヤリー出力端、LSBは最下
位桁、MSBは最上位桁を示している。尚、図で
は、ゲート回路SGTの各出力やクロツク信号に
各スイツチと同じ記号が付されているが、これ
は、その記号に対応するスイツチを制御すること
を意味し、また、各変換用コンデンサの容量は、
C0A=C1A=C2A、そして、C0B=C1
B=C2Bになつている。
第5図は第4図に見られる実施例の動作を説明
する為のもので、Aはクロツク信号CLK1及び
CLK2の波形及びスイツチSA及びSBの動作タイ
ミングを表し、Bはコンデンサ切り換え接続スイ
ツチや自動零設定用スイツチの動作及び主要な個
所に於ける電圧或いは信号を表している。
図に於いて、1,2,3,4は動作ステツプを
表す記号、ON及びOFFはオン及びオフを表す記
号、Hはハイ・レベル、Lはロー・レベルを表す
記号、*印は入力電圧AINの如何に依つて決め
られることを表す記号である。尚、本実施例で
は、基準電圧VR=1〔V〕、入力電圧AIN=3/8
〔V〕として説明する。従つて、*印が付されて
いながらオン・オフ或いはH・Lが確定している
のは、前記数値の電圧を例として採用しているこ
とに依る。
第4図に見られる実施例の動作について第5図
を参照しつつ説明する。尚、第4図に示した実施
例では、第3図について説明した電子回路をA側
及びB側の二つを用い、A側では、スイツチやコ
ンデンサの記号にAが含まれ、B側ではBが含ま
れていることに留意すると理解し易い。
ステツプ1 最初、入力電圧AINを取り込む際、スイツチ
S1A乃至S8Aが図示の状態にある。このよう
なサンプリングを行う場合、B側のスイツチに於
ける接続状態を特に規定する必要はない。
さて、前記のように各スイツチの接続がなされ
ると、コンデンサC0Aは基準電圧VRでチヤー
ジ・アツプされ、コンデンサC1A及びC2Aは
入力電圧AINでチヤージ・アツプされる。
また、スイツチS2Aがオンになつていること
から、入力電圧AINは、そのままVCMPとして比
較器CPR1及びCPR2にも加えられ、そこで、
比較レベル電圧(+VR/4)及び比較レベル電
圧(−VR/4)と比較されることになる。
勿論、AIN=3/8〔V〕のほうが比較レベル電
圧よりも大であるから、比較器出力電圧CP及び
CNはHレベルとなつて出力される。
ステツプ2 スイツチS1A乃至S8A、スイツチS1B乃
至S8Bが図示の状態に接続されると、ステツプ
1に於いて得られた比較器出力電圧CP及びCNは
二つのフリツプ・フロツプF1及びF2に取り込
まれると共に二つのシフト・レジスタSR1及び
SR2にも入力される。
フリツプ・フロツプF1及びF2からは、比較
器出力電圧CP及びCNが入力されたことに依り、
電圧DP及びDNが出力される。従つて、シフ
ト・レジスタSR1及びSR2には電圧DP及びDN
がデータとして入力されたものと考えて良い。
また、この時、クロツク信号CLK2はHレベ
ルになつている。そこで、A側では演算増幅器出
力電圧VOA=2×3/8−1=−1/4〔V〕なる変換
が行われ、そして、B側ではコンデンサC0Bが
基準電圧VRでチヤージ・アツプされ、コンデン
サC1B及びC2Bが演算増幅器出力電圧VOA
−1/4〔V〕でチヤージ・アツプされることにな
る。
更に、スイツチS1Aがオンになつていること
から、演算増幅器出力電圧VOA=−1/4〔V〕は
VCMPとなつて比較器CPR1及びCPR2に伝達さ
れ、そこで比較レベル電圧(+1/4VR)及び比較
レベル電圧(−1/4VR)と比較されることにな
る。
その比較は、1/4>−1/4≧−1/4、となり、比
較器出力電圧CPはLレベル、比較器出力電圧CN
はHレベルとなつて出力される。
このステツプに於いて、1ビツトの変換が行わ
れ、発生デイジツトは図示されているように1が
たつている。
ステツプ3 スイツチS1A乃至S8A、スイツチS1B乃
至S8Bが図示の状態に接続されると、ステツプ
2に於いて得られた比較器出力電圧CP及びCNが
フリツプ・フロツプF1及びF2とシフト・レジ
スタSR1及びSR2に取り込まれ、新たな電圧
DP及びDNとして処理される。
このステツプ3では、B側に於いて演算増幅器
出力電圧VOB=2×(−1/4)=−1/2〔V〕なる変
換が行われ、この演算増幅器出力電圧VOB=−1/
2〔V〕は、比較器入力電圧VCMPとなつて比較器
CPR1及び比較器CPR2に入力される。
そこでは、−1/4>−1/2なる比較が行われ、比
較器出力電圧CP及びCNは両方ともLレベルとな
つて出力される。
この場合の発生デイジツトは図示されているよ
うに0がたつている。
ステツプ4 スイツチS1A乃至S8A、スイツチS1B乃
至S8Bが図示の状態に接続されると、ステツプ
3に於いて得られた比較器出力電圧CP及びCNが
フリツプ・フロツプF1及びF2とシフト・レジ
スタSR1及びSR2に取り込まれ、新たな電圧
DP及びDNとして処理される。
このステツプ4では、A側に於いて演算増幅器
出力電圧VOB=2×(−1/2)+1=0〔V〕なる変
換が行われ、この演算増幅器出力電圧VOB=0
〔V〕は、比較器入力電圧VCMPとなつて比較器
CPR1及び比較器CPR2に入力される。
そこでは、1/4>0>−1/4なる比較が行われ、
比較器出力電圧CPはLレベル、比較器出力電圧
CNはHレベルとなつて出力される。
この場合の発生デイジツトは図示されているよ
うに−1である。
以上でステツプ1乃至4からなる変換が終了し
たことになるが、ステツプ1に於いてはデイジツ
トの発生はないので、実際には、次の変換に於け
るステツプ1に依つて得られる発生デイジツト0
を用い10(−1)0とする。
第6図は第4図及び第5図に関して説明したシ
フト・レジスタ及び加算器の動作説明図を表し、
第6図並びに第7図に於いて用いた記号と同記号
は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとす
る。尚、次の説明には第4図及び第5図も参照す
るものとする。
ここで用いたシフト・レジスタSR1及びSR2
では、最初に入力されたデータ即ち電圧CP=
DP、或いは、電圧CN=DNが最上位桁になるの
で、データ入力端Dioに近いデータが最下位桁に
なる。
二つのシフト・レジスタSR1及びSR2に入力
されたデータは、それぞれ対応桁どうしを加算器
CTで加算する。
加算器CHは4ビツトであるが、最上位桁から
出た桁上がり出力をインバータで反転し、所謂、
2の補数2進コードの符号ビツトとして用いてい
るので、シフト・レジスタSR1及びSR2に蓄積
されるデータが4桁であるが、実際に2進に変換
すると5ビツトになる。
さて、第4図及び第5図に関して説明したよう
に、発生デイジツトは10(−1)0であるが、シ
フト・レジスタに実際に蓄えられるデータである
電圧CP(=DP)或いは電圧CN(=DN)は第5図
に見られるようにシフト・レジスタSR1に於い
ては1000、シフト・レジスタSR2では1101であ
る。即ち、発生デイジツトが1の場合、電圧CP
は1、発生デイジツトが−1の場合、電圧CNは
0である。
ところで、シフト・レジスタSR2に於けるデ
ータは、実際には00(−1)0=−0010であり、
2の補数表現で表したような形になつている。
そこで、シフト・レジスタSR1及びSR2に入
力されているデータの各桁同志を加算し、そし
て、最下位桁に1を加えると元のコードに戻り、
通常のA/D変換の場合に於ける出力と同じ形と
なるものである。
ここで用いる加算器CTとしては、周知のもの
であつて良く、例えば4ビツト2進全加算器
MB74LS283(富士通製)を用いることができる。
第7図はMB74LS283のブロツク図を表し、ま
た、第8図はその機能の説明図を表している。
〔発明の効果〕
本発明に依るA/D変換器では、制御信号の指
示に応答し、入力電圧Viが第1電圧値と第2電圧
値との間にあるときは前記入力電圧Viを2倍した
出力電圧(VOA=2Vi)、前記入力電圧Viが前記第
1電圧値より大のときは前記入力電圧Viを2倍し
た電圧から基準電圧VRを減算した出力電圧(VOA
=2Vi−VR)、前記入力電圧Viが前記第2電圧値
より小のときは前記入力電圧Viを2倍した電圧に
前記基準電圧VRを加算した出力電圧(VOA=2Vi
+VR)の3種類の出力電圧を選択的に発生する
変換回路と、A/D変換開始時に被変換入力電圧
AINを取り込み、A/D変換中に於いては変換
ステツプ毎に選択的に前記出力電圧VOAを取り込
んで前記入力電圧Viとして前記変換回路へ与える
入力回路SA,S8Aと、前記出力電圧VOAと前
記第1電圧値とを比較する第1比較器CPR1、
前記出力電圧VOAと前記第2電圧値とを比較する
第2比較器CPR2を有し、それらの出力CP,
CNに基づいて前記変換ステツプ毎に発生される
前記制御信号を前記変換回路へ与える制御回路
と、前記変換ステツプを繰り返すことに依り、前
記第1及び第2比較器から順次出力される出力デ
ータをデイジタル・コードに変換して出力するコ
ード化変換回路SR1,SR2,CTとを具備し、前
記第1電圧値は0と+VR/2との間の電圧値と
し、前記第2電圧値は0と−VR/2との間の電
圧値とする構成を採つている。
この構成からなるA/D変換器に依ると、比較
レベル電圧を異にする複数の比較器を用いてある
ことから、(2×入力電圧±基準電圧)及び(2
×入力電圧)の3種類の変換出力を容易に発生さ
せることができ、そして、二つの比較レベル電圧
の範囲内にある入力電圧に対しては、基準電圧の
加減算を行うことなく、単に入力電圧を2倍して
送出するようにしてあることに依り、比較レベル
電圧に最大で±100〔%〕の変動が存在しても、正
常な変換を行うことが可能であり、また、1ステ
ツプで1ビツトの変換がなされることから変換動
作を高速化することができ、更にまた、量子化誤
差や微分非直線性誤差或いは非直線性誤差が改善
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の要部ブロツク図、第
2図は第1図に見られる実施例の入出力特性を説
明する為の線図、第3図A乃至Dは変換回路に用
いる電子回路の動作を説明する為の要部回路説明
図、第4図は第3図に見られる電子回路を二つ用
いて構成したA/D変換器を具体的にした要部回
路説明図、第5図は第4図に見られるA/D変換
器の動作を説明する為のものであつて、Aはクロ
ツク信号の波形及びスイツチの動作タイミング
図、Bはスイツチの動作並びに主要個所の信号や
電圧を示す説明図、第6図はシフト・レジスタ及
び加算器の動作説明図、第7図は加算器のブロツ
ク図、第8図は加算器の機能を説明する図、第9
図及び第10図は従来例の要部ブロツク図、第1
1図及び第12図は第9図及び第10図に見られ
る従来例の入出力特性を説明する為の線図をそれ
ぞれ示している。 図に於いて、11は変換回路、12は比較器、
Viは入力電圧、V0は出力電圧、VRは基準電圧、
aは指令信号をそれぞれ示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 制御信号の指示に応答し、入力電圧Viが第1
    電圧値と第2電圧値との間にあるときは前記入力
    電圧Viを2倍した出力電圧(VOA=2Vi)、前記入
    力電圧Viが前記第1電圧値より大のときは前記入
    力電圧Viを2倍した電圧から基準電圧VRを減算
    した出力電圧(VOA=2Vi−VR)、前記入力電圧Vi
    が前記第2電圧値より小のときは前記入力電圧Vi
    を2倍した電圧に前記基準電圧VRを加算した出
    力電圧(VOA=2Vi+VR)の3種類の出力電圧を
    選択的に発生する変換回路と、 A/D変換開始時に被変換入力電圧AINを取
    り込み、A/D変換中に於いては変換ステツプ毎
    に選択的に前記出力電圧VOAを取り込んで前記入
    力電圧Viとして前記変換回路へ与える入力回路
    SA,S8Aと、 前記出力電圧VOAと前記第1電圧値とを比較す
    る第1比較器CPR1、前記出力電圧VOAと前記第
    2電圧値とを比較する第2比較器CPR2を有し、
    それらの出力CP,CNに基づいて前記変換ステツ
    プ毎に発生される前記制御信号を前記変換回路へ
    与える制御回路と、 前記変換ステツプを繰り返すことに依り、前記
    第1及び第2比較器から順次出力される出力デー
    タをデイジタル・コードに変換して出力するコー
    ド化変換回路SR1,SR2,CTと を具備し、 前記第1電圧値は0と+VR/2との間の電圧
    値とし、前記第2電圧値は0と−VR/2との間
    の電圧値としたことを特徴とするA/D変換器。
JP60192039A 1985-09-02 1985-09-02 A/d変換器 Granted JPS6256023A (ja)

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