JPH0331689B2 - - Google Patents
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- JPH0331689B2 JPH0331689B2 JP63192366A JP19236688A JPH0331689B2 JP H0331689 B2 JPH0331689 B2 JP H0331689B2 JP 63192366 A JP63192366 A JP 63192366A JP 19236688 A JP19236688 A JP 19236688A JP H0331689 B2 JPH0331689 B2 JP H0331689B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substance
- melanin
- minutes
- molecular weight
- squid
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- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
本発明は新規な胃液分泌抑制剤、更に詳細には
イカ又はタコのスミから得たメラニン系物質を含
有する胃液分泌抑制剤に関する。 従来、動物臓器から種々の有用な医薬を抽出す
ることが行われており、現在実用に供されている
ものもある。また一方、イカ及びタコは食用に供
されているが、この際生ずる多量のスミはその廃
棄に大きな問題をかかえている。 本発明者は、イカ及びタコのスミの黒色はメラ
ニン系の物質に由来するのではないか、そしても
しそうであるとするとこれには何らかの生理活性
があるのではないかと予測し、このスミの成分及
び生理活性について研究を行つた。 すなわち、イカ又はタコのスミをホモジナイズ
し、これを布等で過し、この液を透析して
得た内液についてその生理活性を調べたところ、
これが優れた胃液分泌抑制作用ならびに抗炎症作
用を有することを見出し、本発明を完成した。 従来抗炎症剤として使用される薬物においては
胃腸障害に関する副作用をともなうものが多かつ
た。しかるに本発明は抗炎症作用を有するととも
に、積極的に胃腸障害をも抑制する生理活性物質
を見出したところに特徴がある。 本発明のメラニン系物質は、例えば次のように
して製造される。 先ず、イカ又はタコのスミに苛性ソーダ、苛性
カリ等のアルカリ剤を加えてPHを6〜12に調整
し、ホモジナイザー等によつて充分にホモジナイ
ズする。次いでこれを布等による過、あるい
は遠心分離等によつて固形分を除去する。溶液を
セルロースチユーブに入れ、水又は生理食塩水に
対して透析し、その内液を凍結乾燥すればメラニ
ン系物質が得られる。 このようにして得られる本発明のメラニン系物
質は次の如き物性及び生理活性を有する。 (1) 物理化学的性状 形状 黒色無晶形の粉末 溶解性 水にやや難溶、エタノール、酢酸エチル、クロ
ロホルム、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドに不溶 融点 300℃以上 元素分析値 C:47〜50%、H:3〜4%、O:38〜41%、
N:8〜9%、灰分:0.06〜0.08% 分子量 セフアデツクスG−100のゲル過から、分子
量約25000の物質と16万以上の物質との混合物で
ある(第1図) 紫外部吸収スペクトル 第2図のとおり アミノ酸組成(透析内液50ml中)
イカ又はタコのスミから得たメラニン系物質を含
有する胃液分泌抑制剤に関する。 従来、動物臓器から種々の有用な医薬を抽出す
ることが行われており、現在実用に供されている
ものもある。また一方、イカ及びタコは食用に供
されているが、この際生ずる多量のスミはその廃
棄に大きな問題をかかえている。 本発明者は、イカ及びタコのスミの黒色はメラ
ニン系の物質に由来するのではないか、そしても
しそうであるとするとこれには何らかの生理活性
があるのではないかと予測し、このスミの成分及
び生理活性について研究を行つた。 すなわち、イカ又はタコのスミをホモジナイズ
し、これを布等で過し、この液を透析して
得た内液についてその生理活性を調べたところ、
これが優れた胃液分泌抑制作用ならびに抗炎症作
用を有することを見出し、本発明を完成した。 従来抗炎症剤として使用される薬物においては
胃腸障害に関する副作用をともなうものが多かつ
た。しかるに本発明は抗炎症作用を有するととも
に、積極的に胃腸障害をも抑制する生理活性物質
を見出したところに特徴がある。 本発明のメラニン系物質は、例えば次のように
して製造される。 先ず、イカ又はタコのスミに苛性ソーダ、苛性
カリ等のアルカリ剤を加えてPHを6〜12に調整
し、ホモジナイザー等によつて充分にホモジナイ
ズする。次いでこれを布等による過、あるい
は遠心分離等によつて固形分を除去する。溶液を
セルロースチユーブに入れ、水又は生理食塩水に
対して透析し、その内液を凍結乾燥すればメラニ
ン系物質が得られる。 このようにして得られる本発明のメラニン系物
質は次の如き物性及び生理活性を有する。 (1) 物理化学的性状 形状 黒色無晶形の粉末 溶解性 水にやや難溶、エタノール、酢酸エチル、クロ
ロホルム、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドに不溶 融点 300℃以上 元素分析値 C:47〜50%、H:3〜4%、O:38〜41%、
N:8〜9%、灰分:0.06〜0.08% 分子量 セフアデツクスG−100のゲル過から、分子
量約25000の物質と16万以上の物質との混合物で
ある(第1図) 紫外部吸収スペクトル 第2図のとおり アミノ酸組成(透析内液50ml中)
【表】
【表】
糖
1.16%(フエノール硫酸法)
安定性
121℃、30分で失活
N−塩酸と100℃、30分で安定
N−苛性ソーダと100℃、30分で安定
以上の物性から、本発明のメラニン系物質は蛋
白質及び糖を含むメラニン系物質であることが確
認された。 (2) 急性毒性(LD50) 6週令のdd−N系マウス(体重:雄20〜27g、
雌20〜26g) 腹腔内投与 1g/Kg以上 経口投与 5g/Kg以上 (3) 生理活性 胃液分泌抑制作用 胃液分泌抑制効果の測定はShayの幽門結紮法
〔Gastroenterology5,43(1945)〕によつて行つ
た。 イ 腹腔内投与 体重200〜250gのウイスター系雄性ラツトを24
時間絶食後、エーテル麻酔下に開腹し、幽門部を
結紮した。結紮後直ちに、実施例1(被検物A)
または実施例2(被検物B)によつて得られたメ
ラニン系物質の生理食塩水溶解液を腹腔内に投与
した。投与から4時間後に胃を摘出し、胃液量、
総酸度およびペプシン活性を測定した。総酸度は
フエノールフタレインを指示薬として、0.05 N
−NaOHで滴定し、塩酸としてμEq/100g体重
であらわした。ペプシン活性は胃液のカゼイン水
解能によつて測定した。活性はカゼインの分解に
よつて遊離するチロシンを280nmの吸光度で測定
し、チロシン量mg/100g体重に換算してあらわ
した。また対照群として生理食塩水を投与して、
同様に胃液量、総酸度、ペプシン活性を測定し
た。 その結果は第2表のとおりである。
白質及び糖を含むメラニン系物質であることが確
認された。 (2) 急性毒性(LD50) 6週令のdd−N系マウス(体重:雄20〜27g、
雌20〜26g) 腹腔内投与 1g/Kg以上 経口投与 5g/Kg以上 (3) 生理活性 胃液分泌抑制作用 胃液分泌抑制効果の測定はShayの幽門結紮法
〔Gastroenterology5,43(1945)〕によつて行つ
た。 イ 腹腔内投与 体重200〜250gのウイスター系雄性ラツトを24
時間絶食後、エーテル麻酔下に開腹し、幽門部を
結紮した。結紮後直ちに、実施例1(被検物A)
または実施例2(被検物B)によつて得られたメ
ラニン系物質の生理食塩水溶解液を腹腔内に投与
した。投与から4時間後に胃を摘出し、胃液量、
総酸度およびペプシン活性を測定した。総酸度は
フエノールフタレインを指示薬として、0.05 N
−NaOHで滴定し、塩酸としてμEq/100g体重
であらわした。ペプシン活性は胃液のカゼイン水
解能によつて測定した。活性はカゼインの分解に
よつて遊離するチロシンを280nmの吸光度で測定
し、チロシン量mg/100g体重に換算してあらわ
した。また対照群として生理食塩水を投与して、
同様に胃液量、総酸度、ペプシン活性を測定し
た。 その結果は第2表のとおりである。
【表】
ロ 十二指腸内投与
十二指腸内投与における胃液分泌抑制作用の検
定は、腹腔内投与と同様の手順でおこなつた。被
検液は実施例1で得られたメラニン系物質を生理
食塩水に溶かし、幽門結紮後直ちに1/4注射針を
通して直接十二指腸内に投与した。 その結果は第3表のとおりである。
定は、腹腔内投与と同様の手順でおこなつた。被
検液は実施例1で得られたメラニン系物質を生理
食塩水に溶かし、幽門結紮後直ちに1/4注射針を
通して直接十二指腸内に投与した。 その結果は第3表のとおりである。
【表】
抗潰瘍作用
抗潰瘍作用の検定は幽門結紮潰瘍の方法でおこ
なかつた。 体重200〜250gのウイスター系雄性ラツトを48
時間絶食後、胃液分泌作用の検定と同様にして幽
門部を結紮し、結紮から18時間後に胃を摘出し
た。これを大彎側より切開して、前胃部に発生す
る潰瘍性変化をAdamiらの方法〔Arch.int.
Pharmacodyn.,147,113(1964)〕によつて潰瘍
指数に変換した。被検物としては、実施例1で得
たものを生理食塩水に溶かしたものを、結紮直後
及び結紮から8時間後の2回投与した。 その結果は第4表のとおりである。
なかつた。 体重200〜250gのウイスター系雄性ラツトを48
時間絶食後、胃液分泌作用の検定と同様にして幽
門部を結紮し、結紮から18時間後に胃を摘出し
た。これを大彎側より切開して、前胃部に発生す
る潰瘍性変化をAdamiらの方法〔Arch.int.
Pharmacodyn.,147,113(1964)〕によつて潰瘍
指数に変換した。被検物としては、実施例1で得
たものを生理食塩水に溶かしたものを、結紮直後
及び結紮から8時間後の2回投与した。 その結果は第4表のとおりである。
【表】
以上の実験から明らかな如く、本発明のメラニ
ン系物質は5mg/Kgの腹腔内投与及び50mg/Kgの
十二指腸内投与で有意に胃液分泌を抑制し、また
25mg/Kg、2回の腹腔内投与で抗潰瘍作用を示
す。 抗炎症作用 (イ) ラツト足蹠カラゲニン浮腫抑制試験Van
Arman〔J.Pharmacol.Exp.Ther.,150,328
(1965)〕およびWinter〔Proc.Soc.Exp.Biol.
Med.,111,544(1962)〕の方法に従い行つた。
すなわち、検体として実施例1で得られたメラ
ニン系物質を生理食塩水に溶かし、これをカラ
ゲニン注射30分前に腹腔内に投与した。カラゲ
ニンは1.5%生理食塩水溶液として、各足蹠に
0.1mlづつ投与した。ラツトはウイスター系雄
性、体重130〜150gのものを用い、カラゲニン
注射直後の足容積に対する浮腫率を、経時的に
求めた。この時対照群として、生理食塩水を腹
腔内に投与し、上記の方法で足蹠浮腫をつく
り、その浮腫率を経時的に求めた。 その結果は第5表の通りである。
ン系物質は5mg/Kgの腹腔内投与及び50mg/Kgの
十二指腸内投与で有意に胃液分泌を抑制し、また
25mg/Kg、2回の腹腔内投与で抗潰瘍作用を示
す。 抗炎症作用 (イ) ラツト足蹠カラゲニン浮腫抑制試験Van
Arman〔J.Pharmacol.Exp.Ther.,150,328
(1965)〕およびWinter〔Proc.Soc.Exp.Biol.
Med.,111,544(1962)〕の方法に従い行つた。
すなわち、検体として実施例1で得られたメラ
ニン系物質を生理食塩水に溶かし、これをカラ
ゲニン注射30分前に腹腔内に投与した。カラゲ
ニンは1.5%生理食塩水溶液として、各足蹠に
0.1mlづつ投与した。ラツトはウイスター系雄
性、体重130〜150gのものを用い、カラゲニン
注射直後の足容積に対する浮腫率を、経時的に
求めた。この時対照群として、生理食塩水を腹
腔内に投与し、上記の方法で足蹠浮腫をつく
り、その浮腫率を経時的に求めた。 その結果は第5表の通りである。
【表】
第5表から明らかなように、検体投与群の浮
腫率は、対照群に比べ有意に小さく、カラゲニ
ンによる浮腫を抑制した。また検体投与群にお
いては、5mg/Kg投与群の浮腫率は1mg/Kg投
与群の浮腫率より小さく、用量依存性が認めら
れた。 (ロ) 刺激性に関する検討 一般に抗炎症作用を検討する場合、被検物質が
刺激性を有する時には、見かけ上浮腫率を抑制す
る。そこでイカスミより得られたメラニン系物質
の刺激性について検討した。 Squirmingに対する影響 ddy系雄性マウス(体重20〜22g)の腹腔内
に、実施例1で得たメラニン系物質の生理食塩水
溶液を投与し、投与から10分後より10分間の
Squirming回数を測定した。また陽性対照とし
て、0.7%酢酸溶液をマウス腹腔内に投与し、同
様にSquirming回数を測定した。 その結果は第6表のとおりである。
腫率は、対照群に比べ有意に小さく、カラゲニ
ンによる浮腫を抑制した。また検体投与群にお
いては、5mg/Kg投与群の浮腫率は1mg/Kg投
与群の浮腫率より小さく、用量依存性が認めら
れた。 (ロ) 刺激性に関する検討 一般に抗炎症作用を検討する場合、被検物質が
刺激性を有する時には、見かけ上浮腫率を抑制す
る。そこでイカスミより得られたメラニン系物質
の刺激性について検討した。 Squirmingに対する影響 ddy系雄性マウス(体重20〜22g)の腹腔内
に、実施例1で得たメラニン系物質の生理食塩水
溶液を投与し、投与から10分後より10分間の
Squirming回数を測定した。また陽性対照とし
て、0.7%酢酸溶液をマウス腹腔内に投与し、同
様にSquirming回数を測定した。 その結果は第6表のとおりである。
【表】
第6表から明らかなように、イカスミより得ら
れたメラニン系物質投与群のSquirming回数は生
理食塩水投与群と差はなく、刺激性は認められな
かつた。 血管透過性に対する作用 Whittleら〔Brit.J.Pharmacol.,22,246
(1946)〕の方法に従い、ddY系雄性マウス(体重
20〜22g)に、4%−トリパンブルー0.1mlを尾
静脈より投与し、投与から10分後に検体を腹腔内
に投与した。さらに20分後エーテル麻酔下に開腹
し、腹腔を5mlの水で洗い出した。洗液中に滲出
したトリパンブルーを590nmの吸光度により求
め、検体の血管透過性に対する作用を測定した。 その結果は第7表のとおりである。
れたメラニン系物質投与群のSquirming回数は生
理食塩水投与群と差はなく、刺激性は認められな
かつた。 血管透過性に対する作用 Whittleら〔Brit.J.Pharmacol.,22,246
(1946)〕の方法に従い、ddY系雄性マウス(体重
20〜22g)に、4%−トリパンブルー0.1mlを尾
静脈より投与し、投与から10分後に検体を腹腔内
に投与した。さらに20分後エーテル麻酔下に開腹
し、腹腔を5mlの水で洗い出した。洗液中に滲出
したトリパンブルーを590nmの吸光度により求
め、検体の血管透過性に対する作用を測定した。 その結果は第7表のとおりである。
【表】
第7表からあきらかなように、検体投与群にお
けるトリパンブルーの滲出量は、生理食塩水投与
群と差はなく、血管透過性亢進作用は認められな
かつた。 以上の結果イカスミより得られたメラニン系物
質には刺激性作用はなく、このことからカラゲニ
ン浮腫抑制作用は本物質の抗炎症作用にもとずく
ものであることが確認された。 本発明で用いられるメラニン系物質はそのまま
あるいは適宜製剤用担体、賦形剤、希釈剤等と混
合し、粉末、顆粒、錠剤、カプセル、注射剤など
の形態で経口的または非経口的に投与することが
できる。 投与量は、経口投与の場合、例えば成人に対し
50〜500mg/日が好ましいが、症状、年令、体重
等により増減できる。 次に実施例を挙げて説明する。 実施例 1 ムラサキイカ(Ommastrephes bartrami
Lesueur)のスミブクロ80個(243g)の内容物
を生理食塩水350mlで洗いだした。これに4N−苛
性ソーダ水溶液を加えてPH8に調整し、グライン
ダーミラーでホモジナイズし、これを二重ガーゼ
で過して液300mlを得た。液をセルロース
チユーブに入れ、水に対して72時間透析を行な
い、透析内液を凍結乾燥して、メラニン系物質
26.4gを得た。 実施例 2 マダコ(Octopus vulgaris Cuvier)のスミブ
クロ5個(2.5g)の内容物を生理食塩水14mlで
洗い出した。これに4N−苛性ソーダ水溶液を加
えてPH9として、ガラス製ポツター型ホモジナイ
ザーでホモジナイズし、二重ガーゼで過して
液8mlを得た。液を実施例1と同様にして透析
し、凍結乾燥してメラニン系物質0.7gを得た。 実施例 3 イカスミから分離したメラニン系物質を用い、
各1錠が次の組成である錠剤を調製した。 イカスミメラニン系物質(実施例1) 100mg コーンスターチ 50 乳糖 27.5ステアリン酸マグネシウム 2.5 全量 185mg 実施例 4 イカスミから分離したメラニン系物質を用い、
下記組成からなる混合物を第1号カプセルに充填
してカプセル剤を調製した。 イカスミメラニン系物質(実施例1) 50mg 乳糖 393ステアリン酸マグネシウム 7 全量 450mg
けるトリパンブルーの滲出量は、生理食塩水投与
群と差はなく、血管透過性亢進作用は認められな
かつた。 以上の結果イカスミより得られたメラニン系物
質には刺激性作用はなく、このことからカラゲニ
ン浮腫抑制作用は本物質の抗炎症作用にもとずく
ものであることが確認された。 本発明で用いられるメラニン系物質はそのまま
あるいは適宜製剤用担体、賦形剤、希釈剤等と混
合し、粉末、顆粒、錠剤、カプセル、注射剤など
の形態で経口的または非経口的に投与することが
できる。 投与量は、経口投与の場合、例えば成人に対し
50〜500mg/日が好ましいが、症状、年令、体重
等により増減できる。 次に実施例を挙げて説明する。 実施例 1 ムラサキイカ(Ommastrephes bartrami
Lesueur)のスミブクロ80個(243g)の内容物
を生理食塩水350mlで洗いだした。これに4N−苛
性ソーダ水溶液を加えてPH8に調整し、グライン
ダーミラーでホモジナイズし、これを二重ガーゼ
で過して液300mlを得た。液をセルロース
チユーブに入れ、水に対して72時間透析を行な
い、透析内液を凍結乾燥して、メラニン系物質
26.4gを得た。 実施例 2 マダコ(Octopus vulgaris Cuvier)のスミブ
クロ5個(2.5g)の内容物を生理食塩水14mlで
洗い出した。これに4N−苛性ソーダ水溶液を加
えてPH9として、ガラス製ポツター型ホモジナイ
ザーでホモジナイズし、二重ガーゼで過して
液8mlを得た。液を実施例1と同様にして透析
し、凍結乾燥してメラニン系物質0.7gを得た。 実施例 3 イカスミから分離したメラニン系物質を用い、
各1錠が次の組成である錠剤を調製した。 イカスミメラニン系物質(実施例1) 100mg コーンスターチ 50 乳糖 27.5ステアリン酸マグネシウム 2.5 全量 185mg 実施例 4 イカスミから分離したメラニン系物質を用い、
下記組成からなる混合物を第1号カプセルに充填
してカプセル剤を調製した。 イカスミメラニン系物質(実施例1) 50mg 乳糖 393ステアリン酸マグネシウム 7 全量 450mg
第1図は本発明メラニン系物質のセフアデツク
スG−100によるゲル過の溶出パターンを、第
2図は同物質の紫外部吸収スペクトルを示す。
スG−100によるゲル過の溶出パターンを、第
2図は同物質の紫外部吸収スペクトルを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 イカ又はタコのスミから得られる次の物性を
示す蛋白質及び糖を含むメラニン系物質を含有す
ることを特徴とする胃液分泌抑制剤。 形状:黒色無晶形の粉末 溶解性:水にやや難溶、エタノール、酢酸エ
チル、クロロホルム、ベンゼン、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシドに不
溶 融点:300℃以上 元素分析値:C47〜50%、H3〜4%、O38〜
41%、N8〜9%、灰分0.06〜0.08% 分子量:約25000の物質と16万以上の物質と
の混合物(セフアデツクスG−100のゲル
過) 紫外部吸収スペクトル:第2図 安定性 121℃、30分で失活、 N−塩酸と100℃、30分で安定、 N−苛性ソーダと100℃、30分で安定。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63192366A JPS6445315A (en) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | Inhibitor against secretion of gastric juice |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63192366A JPS6445315A (en) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | Inhibitor against secretion of gastric juice |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6445315A JPS6445315A (en) | 1989-02-17 |
| JPH0331689B2 true JPH0331689B2 (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=16290087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63192366A Granted JPS6445315A (en) | 1988-08-01 | 1988-08-01 | Inhibitor against secretion of gastric juice |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6445315A (ja) |
-
1988
- 1988-08-01 JP JP63192366A patent/JPS6445315A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6445315A (en) | 1989-02-17 |
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