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JPH0333484B2 - - Google Patents
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JPH0333484B2 - - Google Patents

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JPH0333484B2
JPH0333484B2 JP14975587A JP14975587A JPH0333484B2 JP H0333484 B2 JPH0333484 B2 JP H0333484B2 JP 14975587 A JP14975587 A JP 14975587A JP 14975587 A JP14975587 A JP 14975587A JP H0333484 B2 JPH0333484 B2 JP H0333484B2
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Japan
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peripheral blade
blade
cutting
nozzle
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JP14975587A
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Tetsuya Hirota
Masaharu Ninomya
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D59/00Accessories specially designed for sawing machines or sawing devices
    • B23D59/02Devices for lubricating or cooling circular saw blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D47/00Sawing machines or sawing devices working with circular saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D47/005Vibration-damping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D59/00Accessories specially designed for sawing machines or sawing devices
    • B23D59/001Measuring or control devices, e.g. for automatic control of work feed pressure on band saw blade
    • B23D59/002Measuring or control devices, e.g. for automatic control of work feed pressure on band saw blade for the position of the saw blade

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は硬脆材料の切断方法に関し、更に詳述
すれば、例えばシリコンのインゴツトの如く硬く
て脆い材料を、円環状に形成され、この円周縁に
刃を備えている内周刃を高速回転させることによ
り切断する硬脆材料の切断方法に関する。
〔従来の技術〕
硬脆材料であるシリコンのインゴツトを、環状
に形成され、その内周縁に刃部材を設けている内
周刃で切断して、厚さの薄いシリコンウエハ(薄
板)を切出す場合には円周刃がその軸方向に変形
し、そのために切出したシリコンウエハに反りが
生じ、またシリコンウエハが部分的に欠落するこ
とがあり、あるいはクラツクが生じる。
このような内周刃の反りを防止すべく、特開昭
48−101082号には、内周刃に一定圧力の液体を供
給する方法が提案されている。また特開昭60−
2310号には、内周刃の両面側の内周縁側に空気ノ
ズルを設けて、内周刃を被切断材及び内周刃と切
断中の薄板の各間に同時に空気を吹込み、両側の
ノズルの空気圧力を調整して内周刃の反りを防ぐ
方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した前者の切断方法によれば、被切断材と
内周刃及び切断されていく薄板と内周刃との間隙
に多量の液体が供給されて、内周刃の反りが逆に
大きくなり、これにより薄板が割れて飛散する問
題がある。
また後者の切断方法によれば、内周刃が切断さ
れている薄板側に反つた場合には、反りを防ぐべ
く内周刃と薄板との間に供給する空気圧力を高め
ると、切出し中の薄板に大きい曲げ力が使用する
ことがあり薄板が破損し易いという問題がある。
更に反りを防止すべく供給する空気圧力を高め
ると、内周刃と空気ノズルとが容易に接触してし
まい、内周刃のステンレススチール板に傷を生じ
せしめる危険があり、内周刃が破損し易いという
欠点がある。
更に、切断中の内周刃の変位量が異常に大きく
なつた場合は、作業者がそれを判断して、切断作
業を一旦中断して内周刃のドレツシング又は再張
上げ等の処置をする必要があり、シリコンウエハ
の切断稼動率が低下するという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前述した問題に鑑み、内周刃の両面側
に、内周刃の半径方向に複数個並設し、内周刃の
一面側又は他面側いずれか一方のノズル群から気
体を噴出することにより、切断中における内周刃
の反りを防止して、被切断材から薄板を切出す場
合の生産性及び切断精度を高め得る硬脆材料の切
断方法を提供することを目的とする。
本発明の硬脆材料の切断方法は、円環状に形成
され、その内周縁に刃を備えている内周刃を回転
させるとともにその反りを防止すべく内周刃の両
面側に設けたノズルから流体を噴出させつつ、前
記刃を被切断材に当接して被切断材を切断する硬
脆材料の切断方法において、前記内周刃の両面側
に内周刃の半径方向に複数のノズルを設け、回転
する内周刃の反りを検出し、その検出結果に基づ
き内周刃の反りを解消させるべく一面側又は他面
側のノズル群から前記内周刃の一側面又は他側面
にのみ気体を噴出させて、内周刃とノズルとの間
に負圧を作用させて切断することを特徴とする。
本特徴である負圧流体ノズル即ち、いわゆるベ
ルヌーイ型流体ノズルを用いる利点について更に
述べる。
一般に、円周刃を作動させる場合に、流体ノズ
ルから液体を噴出させて正圧ノズルを用いる方法
も考えられる。この場合、正圧ノズルと内周刃の
距離を極力小さく設定する方が、作動効果が大き
いが、しかしこの距離を小さくしすぎると、ノズ
ルと円周刃が接触し、内周刃を破損せしめる危険
が増える。
これに対し、同一ノズルを用いる場合を比較す
ると、ノズルを負圧動作させた場合、正圧作動さ
せた場合より、ノズルと内周刃の距離を大きくす
る事が肝要であり、ノズルが内周刃と接触する危
険を避ける事が出来る点に特徴がある。
〔作用〕
切断中における内周刃に発生した反りを変位セ
ンサが検出し、その検出信号を反り制御部に与え
る。反り制御部は、与えられた検出信号の反りの
変位量に応じて、内周刃の一面又は他面に対し
て、内周刃の半径方向に並設させたノズル群から
噴出させる気体圧力を制御する。ノズル群から噴
出した気体圧力により内周刃と各ノズルとの間に
は負圧が作用して内周刃は気体を噴出しているノ
ズル側に吸引される。気体圧力の増減に相応して
内周刃とノズル間距離が変化する。
これにより、切断中の内周刃の反りが半径方向
域にわたつて解消し、被切断材を切断した薄板の
両面の平行度が向上する。また切断した薄板のク
ラツク、飛散が生じない。更に、ノズルが内周刃
に接触し、内周刃が破損する等の欠点もない。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面によつて詳
述する。第1図は本発明に係る硬脆材料の切断方
法を適用するための切断装置の正面図であつて、
切断装置本体1には円環状の内周刃ホルダ2を鉛
直姿勢で回転自在に取付けている。この内周刃ホ
ルダ2の内周側には、外周側を内周刃ホルダ2で
挟持した円環状の内周刃3が張上げて配設されて
いる。この内周刃3は円環状のステンレススチー
ルの薄板からなる内周刃本体3aとその内周縁に
沿つて設けているダイヤモンド刃からなる刃部材
3bとからなつている。内周刃3の内周側には被
切断材ホルダ4が配設されており、これに被切断
材5である硬脆材料たる例えば円柱状のシリコン
のインゴツトをその軸線を水平状態にして取付け
るようになつている。つまり、内周刃3により被
切断材5がその長さ方向に対して直角に切断され
るように、内周刃3と被切断材5とが位置決めで
きる。
被切断材ホルダ4は内周刃3の径方向及び軸方
向に各別に移動可能になつている。これらの移動
により被切断材5は破線で示した如く移動して切
断され、また内周刃3の軸方向に移動することに
より切断する薄板の厚さを選定できる。被切断材
ホルダ4の内周刃3の周方向における両側方には
内周刃3と被切断材5とが当接する位置に切削液
を噴出する切削液ノズル6,6を配設している。
被切断材5の移動域(被線部分)を狭む両側方
夫々には内周刃3の半径方向に夫々の長さ方向を
同方向として適長離隔して並べており、内周刃3
に向けて空気を噴出させるノズル7L,7L及び
7R,7Rを被切断材5に当接しない位置とし
て、内周刃3に接近させて配設しており、内周刃
3の反対の両側にも前記ノズル7L,7L,7
R,7Rに対向させてノズル7L,7L,7R,
7R(第4図参照)を配設している。これらのノ
ズル7L,7Rは内周刃3の幅寸法の略1/3の長
さであり、内部には後述する空気室7eを設けた
直方体状の函体となつている。また各ノズル7
L,7Rはその長さ方向を内周刃3の半径方向に
沿わせて配設している。前記切削液ノズル6,6
の夫々に接近して内周刃3の内周縁寄りに洗浄液
ノズル9,9を配設しており、また内周刃3の両
面側に夫々配設している。これらの洗浄液ノズル
9の洗浄液噴出口は内周刃3の各面と対向してお
り、洗浄液をミスト状に噴出させて内周刃3の刃
部材3bの周辺に付着した切屑を吹飛ばすように
なつている。
内周刃3の一方の面側には、一方のノズル7L
と、内周刃3の径方向へ被切断材移動域との間で
あり、内周刃3の内周縁寄りに、例えば渦流セン
サからなる変位センサ8を配設していて、内周刃
3の反り、即ち変位量を検出するようにしてい
る。
各ノズル7Lは第2図及び第3図に示す如く構
成されており、第2図は第1図における−線
断面図、第3図は第2図の−線の一部断面図
である。各ノズル7L,7Rはベルヌーイ型ノズ
ルであり、第2図に示す如くノズル7L,7Lを
内周刃3の厚さ寸法より僅かに広い間隙7aを隔
てて互いに対向させて、ネジ孔7bを利用して図
示しないフレーム等にボルト止めにより強固に固
定して取付けている。また、内周刃3の両面夫々
と各ノズルとの対向距離は互いに等しい長さに選
定されている。
なお、半径方向に並設している他のノズル7
L,7Rも同様に配設されている。
ノズル7L,7Lが対向している側の面夫々に
は、ノズル7Lの長手方向に適長離隔した位置
に、対向している方向に縮径した摺鉢状のノズル
孔7d,7dを形成しており、ノズル孔7dの底
部中心には開口部7c,7cを設けている。また
対向しているノズル7L,7Lの各開口部7c同
士は互いに対向している。このノズル孔7dはノ
ズル7L内の空気室7eと連通しており、空気室
7eは図示しない空気送給口に連通している。
ノズル7Lの前記空気送給口に空気を送給する
と、送給された空気は空気室7eに入りノズル孔
7dを通つて開口部7cから噴出し、噴出した空
気は開口部7cで拡散して内周刃3の面に向かつ
て噴出する。空気が内周刃3に噴出されると内周
刃3とノズル7Lとの間には、噴出された空気の
圧力に比例する負圧が作用して内周刃3を空気を
噴出しているノズル7L側へ吸引する力が働く。
第4図は内周刃3の反りを解消すべく制御する
制御回路のブロツク図をノズル7Lとともに示し
たものであつて、演算制御を行う反り制御部10
には変位センサ8及び切断動作制御部11の内周
刃の変位量及び切断開始、終了の各信号が夫々入
力されており、また、内周刃3が1回転する都度
出力する内周刃回転計13の出力パルスが入力さ
れている。反り制御部10は変位センサ8が検出
した内周刃3の反りに相応した信号と、内周刃3
が1回転した各時点の変位量の信号とを得て、内
周刃が1回転した時点の反りの信号レベルを平均
化処理し、その処理結果に基づき内周刃3の変位
を解消させる空気圧を算出する演算を行つてPID
制御をし、算出した空気圧に基づく信号を、電気
信号により空気圧を制御する比例弁12M及び1
2Nに与えるようになつている。そしてこの信号
は、切断中においては内周刃3とノズル7Lとが
より多く離反している側の一方のノズル7Lに連
なる比例弁12M又は12Nにのみ与えられるよ
うになつていて、被切断材の切断中には比例弁1
2M,12Nに同時に信号を与えないようにして
ある。比例弁12M,12Nには図示しない空気
タンクから一定圧力の空気が供給されており、比
例弁12M又は12Nを制御した場合にはその制
御量に相応した空気圧が内周刃3の一面側のノズ
ル7L,7L,7R,7R又は他面側のノズル7
L,7L,7R,7Rに等しく与えられるように
なつている。したがつて、反り制御部10は変位
センサ8が変位センサ8から内周刃3が離反する
方向の矢符で示した反りを検出した場合には一方
の比例弁12Mのみを制御し、変位センサ8に内
周刃3が接近する方法の矢符と反対方向の反りを
検出した場合は他方の比例弁12Nのみを制御す
べき信号を比例弁12M又は12Nに与える。な
お、反り制御部10に切断動作制御部11から切
断開始信号を与えた場合は、被切断材5に切込む
前、内周刃3の反り信号を取り込み、平均化処理
を行い、空気ノズルによる制御を行う前の内周刃
3の原点位置を決定する。更に反り制御部10は
1枚の薄板の切断が終了する都度、洗浄液ポンプ
14を所定時限駆動する制御を行うようにしてお
り、その制御により洗浄液ノズル9から洗浄液を
ミスト状に噴出させるようにしてある。
次にこのように構成した切断装置により被切断
材5を切断する動作を第1図及び第2図によつて
説明する。
先ず、被切断材ホルダ4に被切断材5を取付け
る。続いて図示しない回転用スイツチを操作する
と内周刃3を回転させるための駆動部に駆動信号
が与えられる。これにより内周刃3は回転を始め
る。被切断材5を所要厚さで切出すべく、被切断
材ホルダ4を駆動して被切断材5を位置決めす
る。その後、図示しない切断用スイツチを操作す
ると、切断動作制御部11から反り制御部10
に、切断指令信号及び切断動作に関連して被切断
材ホルダ4を内周刃3の軸方向及び径方向へ移動
させるべき駆動信号が与えられる。内周刃3が空
転している場合は、内周刃3の反りが発生しない
から変位センサ8からの信号の原点位置との変化
がなく対向しているノズル7L,7L及び7R,
7Rが噴出する空気の圧力が一定である。
ここで、被切断材5を破線で示す如く内周刃3
の外周側へ移動させると、被切断材5が内周刃3
の内周縁に当接して切断が開始され、その切断位
置には切削液ノズル6,6から切削液が供給され
て被切断材5の切断が進行していく。この切断動
作と並行して、反り制御部10は第5図に示すよ
うに内周刃回転計13から、内周刃3が1回転す
る都度与えられるパルスPに同期して変位センサ
8の変位量信号を取込んで平均化処理を行う。そ
して被切断材5を切込む以前に算出した内周刃3
の変位原点をもとに切断中に生ずる内周刃3の反
りを解消させるべき空気圧を算出する演算を行
う。ところで切断動作により内周刃3が、例えば
変位センサ8から離反する矢符方向(第4図参
照)に反つている場合には、算出した空気圧に基
づく信号を比例弁12Mのみに与え、比例弁12
Nへの信号を停止する。これにより比例弁12M
の開度が大きくなつて、変位センサ8を配設して
いる一面側のノズル群7L,7L,7R,7Rが
噴出する空気の圧力が上昇する。そして噴出した
空気は内周刃3の一側面に当つて内周刃3に沿つ
て拡散する。このような空気流で各ノズル群7
L,7L,7R,7Rが内周刃3との間には負圧
が作用して内周刃3は変位センサ8側に吸引させ
られて反りが解消する。
次に制御周期につき説明する。反り制御部10
が、変位計信号を取込み平均化処理して必要な空
気圧力を演算して制御信号を比例弁12M,12
Nへ送る間隔即ち制御周期は本実施例では10秒以
下とするのが望ましい。
シリコン・インゴツトを切断する場合にはブレ
ード回転数は15〜30回転/秒、インゴツト切込み
速度は0.4〜1.2mm/秒の範囲が一般的である。制
御周期が10秒より大きいと、制御周期内で反りが
発生した場合、内周刃が曲がつた状態で切り込ん
でしまつている故、修正が困難となり反り精度が
悪くなるのは明らかである。
従つて本発明では内周刃の変形を早期に検知
し、目標とする反りの精度の制御範囲をにらみな
がら早目早目に内周刃の変形を防止する事が肝要
である。
この場合、内周刃3はその半径方向に並設して
いる2個1組のノズル群7L,7L及び7R,7
Rによつて吸引されるから、内周刃3はその内周
縁側だけでなくその半径方向域の反りを解消する
ことになる。そして変位センサ8が反りを検出し
なくなると、反り制御部10が比例弁12Mに与
えている信号をその状態に保持し、そのノズル群
7L,7L及び7R,7Rが噴出している空気の
圧力は上昇した状態に保持される。したがつて、
内周刃3は反りがない状態で被切断材5を切断し
ていく。
そのような切断状態で内周刃3の反りが変位セ
ンサ8に接近する方向(矢符と反対方向)に生じ
た場合には、変位センサ8がその反りを検出する
ことになり、比例弁12Mへの信号を停止して比
例弁12Nのみに信号を与えて比例弁12Nの開
度が大きくなり、変位センサ8を配設していない
面側のノズル群7L,7L及び7R,7Rが噴出
する空気の圧力が上昇する。
そうすると、内周刃3が変位センサ8を配設し
ていない他面側のノズル群7L,7L及び7R,
7R側へ吸引させられて前記同様に反りが解消す
る。
第6図はノズル群7L,7L及び7R,7Rか
ら一定圧力(6Kg/cm2)の空気を噴出して吸引力
を作用させた場合の内周刃半径方向の各距離にお
ける変位量を実測値で示したものであり、実線は
一面側のノズル群、破線は他面側のノズル群から
空気を噴出させた場合を示す。この図から明らか
なように内周刃3の反りはその内周縁側に近い程
大きく変位させ得ることになる。これは内周刃3
は外周縁に近い程剛性が大きいことによるもので
あり、そのため内周刃3の半径方向に並設してい
るノズル群7L,7L,7R,7Rから同じ圧力
で空気を噴出させると内周縁側では大きい変位量
を与え得て、内周縁側から外周縁側に至る半径方
向域の反りをより確実に解消させることになる。
第7図はノズルが噴出する空気の圧力に対する
内周刃の変位量を実測値で示したものであり、例
えば内周刃3のステンレススチール板厚が0.15mm
である場合に空気圧を3Kg/cm2に上昇させると内
周刃3は約25μm変位する。そして反りを解消す
べく内周刃3を変位させる場合は、内周刃3の一
面側及び他面側に設けているいずれか一方の面側
のノズル群7L,7L,7R,7Rのみから所要
の空気圧力を内周刃3に与えれば、内周刃3は空
気を噴出しているノズル側に吸引される。つまり
内周刃3の両面側に設けているノズルを同時に制
御しないことにより、低い空気圧で内周刃3を所
望の軸方向に容易に変位させ得る。
このようにして内周刃3の反りを制御して被切
断材5が切断されるが、薄板1枚の切断が終了す
る都度、反り制御部10は洗浄液ポンプ14を所
定時限で駆動して、洗浄液ノズル9から洗浄液を
ミスト状として内周刃3の刃部材3b部分に吹付
ける。そして刃部材3bの周りに付着している切
屑を吹飛ばして、次の薄板を切断するときの切屑
による内周刃3の変形を防ぐ。なお、被切断材5
から薄板を切出す場合、例えば直径150mmφの被
切断材5の切断時間を2分以上8分以下とし、そ
の切断終了後に洗浄液を吹付ける時間を本実施例
では約3秒としているが、内周刃3に切粉等の汚
れ付着は認められなかつた。
第8図は従来の切断方法により被切断材を切断
した場合及び本発明の切断方法により切断した場
合における、切断中の内周刃3の変位量を、横軸
を薄板の切断時間とし、縦軸を切断位置における
内周刃3の変位量で示した波形図である。この図
から明らかなように、従来の切断方法では第8図
a,bに示すように切断中に、内周刃3に30μm
程度の反りが発生する。これに対しノズル7L,
7L,7R,7Rを設けて内周刃3の反りに対応
して、内周刃3の一方の面側のノズルのみから空
気を噴出させて反りを解消させる本発明の切断方
法では第8図c,dに示す如く切断中の内周刃3
の反りは数μmとなり、切断精度が著しく向上す
る。なお、薄板切断による切屑が内周刃3に付着
した場合は1枚の薄板が切断を終了する直前に第
8図cに破線で示すように切屑により内周刃3に
約10μm程度の反りが発生する場合が起こり得る
が、切断終了時に洗浄液を噴出させることによ
り、切屑により反りも解消している。
つまり、本発明の切断方法は、空気を噴出して
いるノズル方向に吸引力を作用させて内周刃の反
りを解消させるから、切断途中の薄板には曲げ力
は全く作用せず、しかも複数個のノズルを内周刃
3の半径方向に並設しているから内周刃3の半径
方向域の反りが確実に解消する。そして、洗浄液
を吹付けない場合であつても内周刃3の変位量は
数μm程度となり反りが解消する。したがつて薄
板の切断精度及び切断した薄板の歩留りを飛躍的
に向上させることになる。
なお、本実施例では内周刃の半径方向に2個の
ノズルを並設したがその数は単なる一例であり、
何ら限定されるものではない。またノズルから空
気を噴出させたが、ガス等の気体を噴出させても
同様の効果を得る。
更に、ノズル群7L,7L及び7R,7Rを、
被切断材5が内周刃3の径方向へ移動する移動域
の両側方に夫々設けたが、半径方向に並設した同
様のノズルを内周刃3の周方向に適長離隔して配
設することにより、内周刃3の全周域の反りを解
消させることできる。更に、本実施例では内周刃
3を鉛直状態に取付けたが、水平状態に取付けて
いる場合も同様の効果を得るのは言うまでもな
い。
又本実施例では直径150mmφのシリコンのイン
ゴツトの切断例の場合を説明したが、切断の制御
周期は内周刃の直径、被切断材の直径、硬度、切
断性に応じて適宜修正する事が必要である事は自
明の理である。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明の切断方法によれば、
内周刃の半径方向域の反りを完全に解消させ得る
から、被切断材から薄板を切出す場合の切断精度
及び生産性が大幅に向上する。また内周刃はノズ
ルから噴出する気体の負圧力で吸引されて反りが
解消するから、切断中の薄板に曲げ力が作用せ
ず、そのため切断した薄板の破損がなく、しかも
切断した薄板両面の平行度が得られて切断した薄
板の歩留りを向上させ得て切断コストを低減でき
る。また内周刃の反りを防ぐための内周刃のドレ
ツシング、再張上げ等の作業をする必要がないか
ら、切断作業の中断を強いられる煩わしさもない
等、本発明は産業上に寄与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る硬脆材料の切断方法を適
用するための切断装置の正面図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図は第2図の−線断
面図、第4図は内周刃の反りを解消すべく制御す
る制御回路のブロツク図、第5図は反り制御部が
変位センサの信号を取込むタイミングチヤート、
第6図は一定の空気圧で吸引力を作用させた場合
における内周刃の内周縁からの距離と内周刃の変
位量との関係を実測値で示したグラフ、第7図は
ノズルが噴出する空気の圧力に対する内周刃の変
位量の関係を実測値で示したグラフ、第8図は従
来及び本発明の切断方法により切断した場合の切
断中の内周刃の反り状態を示す波形図である。 3……内周刃、4……被切断材ホルダ、5……
被切断材、6……切削液ノズル、7L,7R……
ノズル、8……変位センサ、9……洗浄液ノズ
ル、10……反り制御部、12M,12N……比
例弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円環状に形成され、その内周縁に刃を備えて
    いる内周刃を回転させるとともにその反りを防止
    すべく内周刃の両面側に設けたノズルから流体を
    噴出させつつ、前記刃を被切断材に当接して被切
    断材を切断する硬脆材料の切断方法において、 前記内周刃の両面側に内周刃の半径方向に複数
    のノズルを設け、回転する内周刃の反りを検出
    し、その検出結果に基づき内周刃の反りを解消さ
    せるべく一面側又は他面側のノズル群から前記内
    周刃の一側面又は他側面にのみ気体を噴出させ
    て、内周刃とノズルとの間に負圧を作用させて切
    断することを特徴とする硬脆材料の切断方法。
JP14975587A 1987-06-16 1987-06-16 硬脆材料の切断方法 Granted JPS63312812A (ja)

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JP2505930B2 (ja) * 1990-05-10 1996-06-12 株式会社東京精密 スライシングマシンの切断方法
JP2965087B2 (ja) * 1990-12-13 1999-10-18 株式会社東京精密 スライシングマシンの切断方法

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