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JPH0336863B2 - - Google Patents
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JPH0336863B2 - - Google Patents

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JPH0336863B2
JPH0336863B2 JP61212794A JP21279486A JPH0336863B2 JP H0336863 B2 JPH0336863 B2 JP H0336863B2 JP 61212794 A JP61212794 A JP 61212794A JP 21279486 A JP21279486 A JP 21279486A JP H0336863 B2 JPH0336863 B2 JP H0336863B2
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acid
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resin
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Kana Matsumoto
Nobuyoshi Myata
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Kansai Paint Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Kansai Paint Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は水性印刷インキ組成物に関する。 印刷インキ、とくにフレキソ印刷用水性インキ
組成物に要求される基本的な性質としては(1)顔料
分散性に優れること、(2)粘度及び粘性などの流動
特性の値が適当であること、(3)印刷機上でインキ
が飛散しないこと、(4)セツト及び乾燥が速く、か
つブロツキング性に優れること、(5)印刷面が均一
で鮮明であること、(6)有機溶剤を含有しないこ
と、(7)被覆の物理的性質および化学的性質に優れ
ること等が挙げられる。 従来、水性印刷インキのビヒクル成分として
は、一般にポリビニルアルコール、ポリビニルメ
チルエーテル、ポリエチレンオキシド、ポリアク
リル酸塩等の水溶性樹脂及び該水溶性樹脂と界面
活性剤、保護コロイド(ポリビニルアルコール、
ヒドロキシエチルセルロース等)などを乳化剤と
として重合性単量体を乳化重合したエマルシヨン
とを組合わせた水性樹脂が使用されている。しか
しながら前者の水溶性樹脂をビヒクル成分とした
インキ組成物は一般に固形分が低く乾燥性が充分
でなく、かつ印刷された被覆も物理的および化学
的性質に劣るという欠点がある。また、後者の水
性樹脂をビヒクル成分としたインキ組成物は、該
組成物中のエマルシヨンが固形分を上昇させ水溶
性樹脂の乾燥性を改良させる効果を発揮する。し
かしながら、該エマルシヨンの添加は印刷被覆の
造膜性を悪くするため一般に多くの有機溶剤が配
合されている。また上記した以外にもエマルシヨ
ンを配合したインキ組成物は被印刷材、特に金属
との濡れ性が悪く印刷面が不均一で不鮮明とな
り、さらに印刷被膜の物理的及び化学的性質にも
劣るという欠点がある。 本発明者らは水性印刷インキ用のビヒクル成分
として水溶性樹脂と特定のビニル系重合体エマル
シヨンとの一定割合の混合物を用い、かつインキ
組成物のTI値(チクソトロピツク指数)を調整
することにより上記した欠点を解消するとともに
水性インキ組成物に要求される性質を満足させる
ことを見い出し本発明を完成した。 即ち、本発明は、固形分として、カルボキシル
基と酸化重合性不飽和結合を有する水溶性樹脂5
〜60重量%とマレイン化ポリブタジエンを乳化剤
としてQ、e論で求められるQ値が0.1以上であ
る重合性ビニル系単体量を乳化重合して得られる
ビニル系重合体エマルシヨン95〜40重量%との混
合物を基体樹脂とし、20℃における粘度が100〜
3000センチポイズであり、TI値(チクソトロピ
ツク指数)が1.2〜3.0であり、かつ有機溶剤含有
量が5重量%未満であることを特徴とする水性印
刷インキ組成物に関する。 本発明を用いる水溶性樹脂は、その樹脂中にカ
ルボキシル基と酸化重合性不飽和結合を有する樹
脂であつて、中和剤で中和して用いられる。該樹
脂としては、従来公知のものを使用することがで
き、例えば、脂肪酸変性アルキド樹脂、脂肪酸変
性ビニル系樹脂、脂肪酸変性ビニル系アルキド樹
脂、マレイン化ポリブタジエン等が挙げられる。 上記した水溶性樹脂は次のようにして得ること
ができる。 まず脂肪酸変性アルキド樹脂は、(半)乾性油
及び/又は(半)乾性油脂肪酸(以下、このもの
を「(半)乾性油脂肪酸」という)と多価アルコ
ール、必要に応じて多塩基酸及び一塩基酸の配合
物を自体公知の合成方法に従つて、例えば、不活
性ガス雰囲気中、約150〜250℃で約3〜10時間、
脱水縮合反応せしめ、さらにマレイン化を行なう
場合は(無水)マレイン酸を加えて約50〜230℃
で約1〜5時間反応を行なうことができ、該樹脂
中の(半)乾性油脂肪酸残基の含有率は約10〜70
重量%、特に約20〜60重量%が好ましい。 該(半)乾性油脂肪酸はアルキド樹脂に酸化硬
化性を付与する成分であり、炭素−炭素二重結合
を1分子中に少なくとも1個有する高級不飽和脂
肪族モノカルボン酸が好適に用いられ、一般に6
〜30個、好ましくは17〜20個の炭素原子を含むこ
とができる。このような脂肪酸としては、ヨウ素
価が130より大きい乾性油脂肪酸及びヨウ素価が
80〜130の半乾性油脂肪酸が包含され、具体的に
は、例えば、桐油、脱水ひまし油、ゴマ油、ヒマ
ワリ油、クルミ油、ゴム種軸、アマニ油、サフラ
ワー油、ダイズ油、トウモロコシ油、綿実油、ブ
ドウ核油、摩実油、エノ油、ケイ油、サトウキビ
油、米ヌカ油及びこれ等の脂肪酸及びトール油脂
肪酸、ハイジエン脂肪酸等があげられる。また、
多価アルコールとしては、例えばグリセリン、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ネオペンチルグリコール等
及びスチレン−アリルアルコール共重合体等の芳
香族−アリルアルコール共重合体があげられ、多
塩基酸としては、例えば(無水)フタル酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸、(無水)トリメリツト
酸、グルタン酸、アジピン酸、(無水)マレイン
酸、イタコン酸、テトラヒドロ(無水)フタル
酸、フマル酸等があげられ、一塩基酸としては、
例えば、安息香酸、p−tert−安息香酸、ヤシ油
脂肪酸等があげられる。 脂肪酸変性ビニル系樹脂は(半)乾性油脂肪酸
とグリシジル基含有不飽和単量体を反応させて得
られる脂肪酸変性ビニル系単量体、エチレン性不
飽和カルボン酸及びその他のエチレン性不飽和単
量体を共重合して得られる共重合体で、例えば特
開昭50−126723号公報に記載の共重合体を用いる
ことができる。 脂肪酸変性ビニル系アルキド樹脂は、前記した
脂肪酸変性アルキド樹脂をそれ自体公知の合成方
法にて、例えば、炭酸ガス雰囲気中でベンゾイル
パーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオキサイ
ド、アゾイソブチロニトリル等の重合開始剤の存
在下で(メタ)アクリル酸エステル、スチレン等
のエチレン性不飽和単量体を共重合させることに
よつて得られるもの及び脂肪酸変性アルキド樹脂
中の遊離の水酸基またはカルボキシル基を利用し
て官能基(水酸基、カルボキシル基、グリシジル
基等)含有ビニル系ポリマーと反応させた樹脂を
使用することができる。 マレイン化ポリブタジエンは、数平均分子量が
約200〜4000のポリブタジエンまたはブタジエン
共重合体と(無水)マレイン酸との付加反応物で
ある。ここにおいて、ポリブタジエンは1,2−
ビニル形、1,4−トランス形または1,4−シ
ス形のいずれの構造を有するものであつてもよ
く、ブタジエン共重合体の原料となる他種単量体
としては炭素数2〜18のオレフイン類、ジエン類
(たとえばイソプレン、クロロプレン、シクロペ
ンタジエン)、アクリル酸エステル、メタクリル
酸エステル、スチレン、ビニルトルエン、アクリ
ルニトリル等があげられる。 以上、前記水溶性樹脂の中でも、芳香族系不飽
和単量体−アリルアルコール共重合体をアルコー
ル成分とする脂肪酸変性アルキド樹脂及び脂肪酸
変性ビニル系樹脂が初期乾燥性及び顔料分散性に
優れている点で好ましいものである。 水溶性樹脂の酸価は、該樹脂が水に溶解するに
必要な量を有することができ、一般には約20以
上、好ましくは約30〜200の範囲である。 水溶性樹脂を中和するための中和剤としては、
アニモニア、アミン、アルカリ金属化合物等が使
用できる。また中和剤の配合量は、一般に樹脂中
のカルボキシル基に対して約0.1〜2.0当量、好ま
しくは約0.3〜1.0当量である。 本発明において、水溶性樹脂に用いるポリブタ
ジエン又は(半)乾性油脂肪酸は、それ自体顔料
分散性に優れ少量でも高濃度の顔料ペーストを得
ることができ、またそれ自体酸化硬化型の不飽和
基を持ち印刷被膜に優れた物理的および化学的性
質を与えるものである。 本発明に用いるビニル系重合体エマルシヨン
は、マレイン酸ポリブタジエンを乳化剤として
Q、e論で求められるQ値が約0.1以上である重
合性ビニル系単量体を乳化重合して得られるもの
で、例えば特開昭48−73488号公報に記載されて
いるエマルシヨンが用いられる。 なお、本明細書におけるQ、e論とは1947年に
はじめてアルフレイ(Alfrey)およびプライス
(Price)によつて提唱されたラジカルに対する単
量体の付加反応速度定数をあらわす理論を示し、
Q値とはこの理論を構成する単量体の一般的反応
性をあらわす定数であり、一般に単量体のラジカ
ル反応性が高くなるとQ値が大きくなる。(Q、
e論については〔大阪市立大学高分子化学研究会
著「高分子化学序説」〕81〜88頁(高分子刊行会
昭和41年4月30日発行)を参照されたい。) 以下に該エマルシヨンについて説明する。 マレイン化ポリブタジエンの原料であるブタジ
エン系重合体には数平均分子量が約200乃至約
4000、望ましくは約500乃至約10000であるポリブ
タジエンまたはブタジエン単位として10%以上、
好ましくは40%以上含有する上記の数平均分子量
を有するブタジエン共重合体が含まれる。 ブタジエン系重合体の数平均分子量が約200に
達しない場合は得られたマレイン化ポリブタジエ
ンは高分子乳化剤としての作用をほとんどはたさ
ず低分子乳化剤としての役割をはたすにすぎな
い。また数平均分子量が約40000よりも大きなブ
タジエン系重合体は粘度が高くなりすぎてマレイ
ン化反応が困難になり望ましくない。 本発明に於いて上記のブタジエン系重合体をマ
レイン化するには該重合体にマレイン酸または無
水マレイン酸を付加反応させる。この反応は該重
合体をマレイン酸又は無水マレイン酸さらに必要
に応じ溶剤と共に反応容器に入れて充分に窒素置
換し、高速撹拌しながら150℃乃至250℃に加熱し
て行なえば良い。 斯くして得られたマレイン化ポリブタジエンは
マレイン化反応に於てマレイン酸を用いた場合に
はマレイン化反応後カルボン酸基を中和して乳化
重合に供される。一方無水マレイン酸を用いた場
合には水、アルコール、アミン等で開環してジカ
ルボン酸化物、半エステル化物、半アミド化物と
し更にカルボン酸基を中和して同様に乳化重合に
供される。 上記のマレイン化、開環及び中和の程度は最終
中和後のマレイン化ポリブタジエンの酸価が約20
乃至約350の範囲好ましくは約40乃至約200の範囲
になる様に行なう。酸価が約20に達しない程度の
低いものでは乳化剤としての効果を発揮せず目的
とする重合体エマルシヨンを製造することは出来
ない。又カルボン酸基の中和用に使用される中和
剤としてはアンモニア、アミン類、或いはアルカ
リ金属の水酸化物、酸化物、炭酸塩または重炭酸
塩などが挙げられ、アミン類としては中和剤とし
て通常使用される1級、2級または3級のアミン
類、さらにジアミン、トリアミン、テトラミン等
の多価アミンが使用出来る。 上記マレイン化ポリブタジエンの使用量は(重
合性ビニル単量体の乳化重合時に使用される際の
使用量は)乳化重合によつて生成する全固形分に
対する酸価が約10−150程度になる様に該マレイ
ン化重合体を配合する。 次に、Q、e論で求められるQ値が約0.1以上
である重合性ビニル系単量体としては例えば一般
【式】(但しR1は水素またはメ チル基、R2は炭素数1乃至18のアルキル基をあ
らわす)で示されるアクリル酸エステルまたはメ
タクリル酸エステル、グリシジルメタクリレー
ト、グリシジルアクリレート、アクリル酸メトキ
シブチル、メタクリル酸メトキシブチル、アクリ
ル酸エトキシブチル、メタクリル酸エトキシエチ
ル、アクリル酸エトキシブチル、メタクリル酸エ
トキシブチル、アリルアクリレート、アリルメタ
クリレート、スチレン、α−メチルスチレン、ビ
ニルトルエン、ブタジエン、イソプレン、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリルなどが挙げられ
る。これらの重合性ビニル系単量体は単独である
いは2種以上併用して使用される。 上記重合性ビニル系単量体を乳化重合せしめる
際の重合条件としては、通常周知の重合条件がそ
のまま有効に適用される。 本発明に用いるビニル系重合体エマルシヨンは
乳化剤として用いるマレイン化ポリブタジエンが
被印刷材、特に金属に対して濡れ性に優れた性質
を持ち均一で鮮明な印刷被膜を得ることができる
ものである。また、該マレイン化ポリブタジエン
は前記した水溶性樹脂と相溶性に優れるので、得
られるインキ組成物の貯蔵性が良く、また印刷も
均一に行なうことができる。さらに、該マレイン
化ポリブタジエンは酸化硬化して印刷被膜に耐ブ
ロツキング性、付着性、耐衝撃性、耐水性等に優
れた性質を与える。加えて、該マレイン化ポリブ
タジエンはそれ自体造膜性に優れるので均一でワ
レ、ハガレのない印刷被膜を形成することができ
る。 本発明の水性印刷インキ組成物中の樹脂成分の
配合量は、固形分換算で水溶性樹脂5〜60重量
%、好ましくは20〜50重量%及び固形分換算でビ
ニル系重合体エマルシヨン95〜40重量%、好まし
くは80〜50重量%である。水溶性樹脂の配合量が
5重量%未満(ビニル系重合体エマルシヨンが95
重量%より多い)の場合は、印刷被膜の硬化性及
び鮮明性等に劣り、また水溶性樹脂の配合量が60
重量%より多い(ビニル系重合体エマルシヨンが
40未満)の場合は、固形分が低くなり印刷された
被膜の乾燥が遅いため工業ライン用の高速印刷等
には不適当であること及び被膜の物理的性質が劣
るため印刷素材の衝撃により剥離すること及び化
学的性質にも劣るということ等の欠点があり前記
した範囲に入る必要がある。 本発明の水性印刷インキ組成物の調製は、塗料
またはインキ製造の分野で知られる方法に応じて
行なうことができ、その例をあげると、水溶性樹
脂又はその中和物の全部もしくはその一部を用い
て顔料の分散を行なつて得られる顔料ペーストと
前記水溶性樹脂を一部用いた場合はその残りと、
ビニル系重合体エマルシヨン及びドライヤーを混
合して行なうことができ、更に必要に応じて通常
の消泡剤、粘度調整剤、可塑剤、防かび剤等の添
加物を配合することができる。顔料としては、例
えば、チタン白、カーボンブラツク、シアニンブ
ルー、シアニングリーン、ベンガラ、フアースト
レツド、シンカシヤレツド、クロムグリーン等の
着色顔料、タルク、マイカ、クレー、シリカ、炭
酸カルシウム等の体質顔料等が使用できる。顔料
の分散は、ボールミル、サンドミル、スーパーミ
ル、ロール等の分散機を用いて約40μm以下の粒
子径まで分散することによつて行なうことができ
る。顔料の配合量は顔料の種類によつてそれぞれ
異なるが、一般には、インキ組成物の樹脂成分の
重量を基準にして約30〜80重量%である。ドライ
ヤーとしては、Co、Pb、Mn、Ca、Zn、Fe、
Zr、Cu等の金属ととナフテン酸、あまに油脂肪
酸、トール油脂肪酸、ロジン、ジエチルヘキサニ
ツク酸等の酸との塩が使用できる。ドライヤーの
配合量は、一般に(半)乾性油脂肪酸成分に対し
て金属分として約0.01〜2.0重量%である。 上記の如く調製された水性印刷インキ組成物の
TI値は、1.2〜3.0、好ましくは1.5〜2.0の範囲で
ある。TI値が1.2より小さいとチキソトロピー性
が小さくなるために所望の肉厚が得られず、反対
に3.0より大きいと流動性が失われ文字の印刷が
不鮮明となる。上記したTI値は、チキソトロピ
ー性の程度を表わすもので数値が大きいほどチキ
ソトロピー性が大きくなる。TI値は精機工業研
究所製ビスメトロン粘度計(測定温度20℃)を用
いて次の式により求めた数値である。 TI値=6rpmで測定した粘度/60rpmで測定した粘度 また、水性印刷インキ組成物の粘度は、測定温
度20℃まで数100〜3000cps(センチポイズ)、好ま
しくは500〜1000cpsの範囲で使用することができ
る。粘度がこの範囲外であると印刷が不可能とな
る。 本発明の水性印刷インキ組成物は、また有機溶
剤の含有量が約5重量%以下と低濃度であること
が特徴である。 本発明における水性印刷インキ組成物は、通常
の印刷機、例えば、オフセツト印刷機、凸板印刷
機、凹板印刷機等で行なうことができる。また、
被印刷材としては、例えば、金属、木材、スレー
ト、厚紙、プラスチツク等に適用されるが、特に
ブリキ、アルミ、鋼、、亜鉛等の金属に適用する
のが好ましい。印刷被膜は一般に乾燥印刷被膜で
約1〜25μm、好ましくは約5〜15μmの範囲で
ある。印刷被膜は常温で約10秒以下で乾燥する。 本発明の水性印刷インキ組成物は上記した組成
物であつて、かつTI値が特定の範囲内にあるこ
とから、従来の水性印刷インキ組成物のもつ欠
点、すなわち有機溶剤の含有量が5%以上である
ため作業者に不快臭を与え、かつ労働安全衛生法
の規制を受けるために安全に使用できないこと、
被印刷材、特に金属表面に対する濡れ性が悪く印
刷面が不均一で不鮮明となること、印刷被膜の耐
ブロツキング性、付着性、耐衝撃性、耐水性等の
物理的および化学的性質に劣ること等を改良し、
しかも前記したフレキソ印刷用水性インキ組成物
の要求を満足するものである。 実施例 実施例中の部および%は、すべて重量部および
重量%を示す。 水溶性樹脂(A)の製造例 反応容器に下記の成分: RJ−101(モンサント社製、商品名、スチレン・
アリルアルコール共重合体) 585部 アマニ油脂肪酸 708部 ジブチルチンオキサイド 0.5部 を加え窒素ガス雰囲気の存在下で、240℃に加熱
し10時間脱水縮合反応を行つて酸価3.9の反応物
を得た。次に温度を200℃まで下げて、無水マレ
イン酸73部を加え、3時間マレイン化反応を行つ
て水溶性樹脂(ガードナ粘度W〜X、酸価65)を
得た。次にキシレン50部、ブチルセロソルブ480
部を加え、さらに脱イオン水72部を加え、溶解ワ
ニスを得る。次にアンモニア水24部およびトリエ
チルアミン85部にて中和し、固形分65%の脂肪酸
変性ビニル系樹脂ワニスを得た。 水溶性樹脂(B)の製造例 アマニ油脂肪酸 236部 グリシジルメタクリレート 119部 ハイドロキノン 0.4部 テトラエチルアンモニウムブロマイド 0.2部 を反応容器に入れた。反応はかきまぜながら、
140〜150℃の温度で行なつた。エポキシ基とカル
ボキシル基の付加反応は、残存カルボキシル基の
量を測定しながら追跡した。反応が終了するまで
約4時間かかつた。 次にn−ブチルセロソルブ50部を、反応容器に
入れ加熱して120℃にした。次に以下に示す割合
の混合物を、この溶液に約2時間かかつて滴下し
た。反応は窒素注入下で行なつた。 上記の付加反応生成物 60部 n−ブチルメタクリレート 30部 アクリル酸 10部 アゾビスイソブチロニトリル 4部 反応温度は120℃に保ち、反応溶液をかきまぜ
ながら、上記の混合物を滴下した。滴下終了1時
間後にアゾビスイソブチロニトリル1部を反応溶
液に加え、さらに2時間後、アゾビスイソブチロ
ニトリル1部を反応溶液に加え、その後3時間
120℃に保つたまま反応を行なつた。重合率99.7
%、酸価75の重合体が得られた。 上記の重合体にトリエチルアミン13.5部(中和
当量1.0)と脱イオン水を加えて固形分65%の脂
肪酸変性ビニル系樹脂ワニスを得た。 ビニル系重合体のエマルジヨン(A)の製造例 ポリブタジエン(数平均分子量3000、1,4−
シス型8%、および1,2−ビニル型92%)200
部、無水マレイン酸80部、メチルイソブチルケト
ン100部およびキシレン150部をオートクレーブに
封入し、よく窒素ガス置換をしたあと高速撹拌し
ながら185−195℃で5時間加熱して反応させた。
反応後、溶剤および過剰の無水マレイン酸を除去
した後、酢酸エチル60部、メタノール64部、水16
部を加えて60℃で6時間撹拌した後、n−ブチル
セロソルブ60部を加えてエバポレーターでメタノ
ール、水、酢酸エチルを除いた。生成物酸価74、
溶液濃度77%であつた。 次に 上 水 332部 28%アンモニア水 5.7部 n−ブチルセロソルブ 2.8部 上記生成物 88部 過硫酸アンモニウム 0.4部 とを反応容器に入れ、よく溶解した後、n−ブチ
ルメタクリレート172部を加え、窒素注入下70℃
で3時間撹拌して、固形分40%のエマルシヨンを
得た。 ビニル系重合体エマルシヨン(B)の製造例 ポリブタジエン(分子量1900、1,4−シス型
70%、1,4−トランス型27%および1,2−ビ
ニル型1%)150部、無水マレイン酸45部および
キシレン75部をオートクレーブに封入しよく窒素
ガス置換をしたあと高速撹拌しながら190−200℃
で5時間加熱して反応させた。反応水でよく洗浄
したあとブチロセロソルブ60部を添加してエバポ
レーターで水を除去してマレイン化ポリブタジエ
ン溶液を得た。マレイン化ポリブタジエンの酸価
は116、濃度は76.4%であつた。 次に 上 水 100部 28%アンモニア水 10部 上記生成物 40部 過硫酸アンモニウム 0.2部 とを反応容器に入れ、溶解した後、メタクリル酸
ブチル67.2部アクリル酸アミド5部を加え、窒素
注入下50〜56℃で2時間撹拌して固形分43%、酸
価20.2のエマルシヨンを得た。 実施例 1 下記配合にて、前練を行なつた後ペブルボール
ミルにて、顔料分散を行なつた。分散時間は16〜
18時間で分散後の粒子の大きさは、40μm以下で
あつた。 水溶性樹脂(A) 40部 酸化チタン 360部 含水ケイ酸マグネシウム 100部 ポリアルキルシロキサン 2部 メタノール 5部 セロソルブ 3部 上 水 90部 次に上記顔料ペーストに下記の原料を、かきま
ぜながら順次加えた。 水溶性樹脂(A) 54部 ナフテン酸鉛 2部 ナフテン酸コバルト 0.5部 ビニル決系重合体エマルシヨン(A) 307部 上 水 36.5部 得られた水性インキ組成物は固形分65%、粘度
440cpsを示した。 実施例 2〜11 表−1の配合で実施例1と同様の製造方法で実
施例2〜11の水性印刷インキ組成物を得た。 実施例1〜11の水性印刷インキ組成物の性状、
印刷適性及び被膜性能の結果を第2表に示す。 比較例 1 水溶性樹脂C(メタクリル酸メチル、スチレン、
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル
酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸を共重合し
て得られる酸価200、軟化点100℃のイソプロピル
アルコール65%溶液のアンモニアで1.0当量中和
したアクリル樹脂溶液)及びビニル系重合体エマ
ルシヨンCとしたロープレツクスB−15(ローム
アンドハース社、、エチルアクリレート、メチル
メタアクリレート、アクリル酸の共重合ラテツク
ス、固形分46%)を用いて表−1の配合で実施例
1と同様に製造を行なつた。この組成物の性状、
印刷適性および性能結果を表−2に示す。 比較例 2〜5 表−1に示す配合で実施例1と同様にして水性
印刷インキ組成物を得た。これらの組成物の性
状、印刷適性、および性能結果を表−2に示す。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固形分として、カルボキシル基と酸化重合性
    不飽和結合を有する水溶性樹脂5〜60重量%とマ
    レイン化ポリブタジエンを乳化剤としてQ、e論
    で求められるQ値が0.1以上である重合性ビニル
    系単量体を乳化重合して得られるビニル系重合体
    エマルジヨン95〜40重量%との混合物を基体樹脂
    とし、20℃における粘度が100〜3000センチポイ
    ズであり、TI値(チクソトロピツク指数)が1.2
    〜3.0であり、かつ有機溶剤含有量が5重量%未
    満であることを特徴とする水性印刷インキ組成
    物。
JP61212794A 1986-09-11 1986-09-11 水性印刷インキ組成物 Granted JPS6368681A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
LU75539A1 (ja) * 1976-08-05 1978-02-13
JPS5842209B2 (ja) * 1978-08-07 1983-09-17 大日精化工業株式会社 熱膨脹性樹脂組成物

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