JPH0336959B2 - - Google Patents
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- JPH0336959B2 JPH0336959B2 JP62104150A JP10415087A JPH0336959B2 JP H0336959 B2 JPH0336959 B2 JP H0336959B2 JP 62104150 A JP62104150 A JP 62104150A JP 10415087 A JP10415087 A JP 10415087A JP H0336959 B2 JPH0336959 B2 JP H0336959B2
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- JP
- Japan
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- zirconia
- weight
- parts
- sheet
- zirconia powder
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は極めて高温雰囲気内においても、十分
な機械的強度を有し且つ化学的にも頗る安定し、
しかも常温で取り扱い容易なジルコニア粉末含有
シートとその製造方法に関する。 〔従来の技術〕 ジルコニアは約2700℃に及ぶ高融点のセラミツ
ク原料として知られており、熱衝撃に対する抵抗
性が大きいのと熱伝導度は極めて低く又高温にお
いて低い電気抵抗度、低温に於いては高い電気抵
抗度を有し且つ又化学的反応度は極めて低く、塩
基性、酸性鉱滓に濡れない、揮発度が小さい、モ
ース硬度7以上である等のセラミツクにない特性
を有する。 ジルコニアはこれらの特性を利用して耐火材原
料、研磨、研削材、電子材料、陶磁器用顔料、ガ
ラス添加剤、センサー用材料等の用途に供されて
いる。 しかしながら、従来用いられているジルコニア
の成型方法ではジルコニアのシート状物を大量安
価に得られないものである。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明はこのような実情に鑑みてジルコニアの
特性を失うことなくして、ジルコニアの含有率が
高く、しかも均一なシートを大量安価に製造する
方法を提供するものである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らはジルコニア繊維を用いたシートの
製造方法より更にジルコニア粉末を用いても十分
な強度を有するジルコニアシートが得られること
を見出し本発明に到達した。 即ち、本発明は特にジルコニア粉末を用いるジ
ルコニアシートの製造方法であつて、詳しくは、
大部分をジルコニア粉末の95〜99.5重量部とセル
ロース系繊維5〜0.5重量部とからなるスラリー
100重量部(固形分)に、ジルコニアゾルまた
は/およびジルコニア塩水溶液を固形分として2
〜15重量部、有機結合剤1〜5重量部、および凝
集剤0.001〜5重量部を添加し、常法の湿式抄紙
で得ることを特徴とするジルコニア粉末含有シー
トの製造方法である。 本発明で得られたジルコニア粉末含有シートは
ジルコニア繊維のみのシート同様ジルコニアの持
つ、高温においても化学的に安定であり、耐蝕性
に優れ、蒸気圧が少なく、しかもほとんど溶融金
属やガラスと反応しない等を特徴を具有し、さら
に取り扱いに十分な強度、柔軟性および耐摩擦性
を有する。 本発明において使用するジルコニア粉末とは酸
化ジルコニウム、炭酸ジルコニル、水酸化ジルコ
ニル等のジルコニウム化合物の粉末であつてこれ
らの一種以上が適宜選択される。 ジルコニア粉末は単独で用いることであるが極
く少量のジルコニア繊維と併用することもある。
即ち、ジルコニア粉末のみで取り扱い上、シート
に必要な強度は得られるがジルコニア繊維を添加
すると引裂強度及び柔軟性は向上する。 但しジルコニア繊維を多く使用するとコストア
ツプとなるので、これらの配合割合はその使用目
的に応じて決定される。 茲にジルコニア繊維とは100%ジルコニア繊維、
酸化カルシウム安定化ジルコニア繊維、酸化イツ
トリウム安定化ジルコニア繊維、酸化マグネシア
安定化ジルコニア繊維等であつて、その繊維長は
0.1〜50mm、繊維径は0.1〜20μのものが使用され
る。 ジルコニア粉末95〜99.5重量部に対し、セルロ
ース系繊維5〜0.5重量部が配合される。セルロ
ース系繊維は抄紙時における抄紙ワイヤーからの
湿紙離れ、あるいは断紙防止等の目的で使用する
ものであるが上記範囲より過分に配合すると高温
雰囲気中で有害物を発生し、シートの化学的安定
性を損なうに至る。従つて実験上3重量部程度が
好ましい。 セルロース系繊維は周知の如く製紙工業におい
て一般に使用されるNBKP、LBKP等の木材パ
ルプ、楮、三椏、麻、木綿などの植物繊維、カチ
オン化パルプなどの変性パルプ或いはミクロフイ
ブリル化セルローズ等であつて、強靱性、柔軟性
に富むものがより好ましい。 前記配合割合のジルコニア粉末及びセルロース
系繊維からなるスラリーにジルコニアゾルまた
は/およびジルコニウム塩水溶液が添加される
が、本発明においては上記ジルコニアゾルまた
は/およびジルコニウム塩水溶液は必要不可欠の
成分であり、その添加によつて、初めてシートの
高温雰囲気中および焼成後の強度が維持される。 即ち、ジルコニアゾルまたは/およびジルコニ
ウム塩の水溶液はジルコニア粉末の結合を強固に
し、しかもそれ自身強靱な被膜を形成するのでジ
ルコニア繊維と同等の耐熱性を具有する。従つて
得られるシートは機械的強度に富み、化学的安定
性に優れたものとなる。 本発明に使用されるジルコニアゾルとは粒子径
70μmm前後のジルコニアが水に懸濁した乳白色コ
ロイド状液である。 また、ジルコニウム塩水溶液とは水を溶媒とし
たジルコニアの膠質液で、酢酸ジルコニル、硝酸
ジルコニル、酸塩化ジルコニル、硫酸ジルコニ
ル、炭酸ジルコニルアンモニウム等が使用され
る。これらのジルコニアゾルまたは/およびジル
コニウム塩水溶液は前述のようにスラリー中に添
加されるが、その他の方法として抄紙過程若しく
は抄紙後にスプレー若しくは含浸等の方法で添加
するものよくまたこれらを併用してもよい。しか
しながらその添加量はジルコニア粉末およびセル
ロース系繊維からなるスラリー100重量部(固形
分)に対し2〜15重量部(固形分)の範囲でなけ
ればならない。実験上2重量部より少ない添加量
では高温雰囲気中若しくは焼成後のシートの機械
的強度が弱化し、また15重量部より多いとシート
が硬化して折れ、割れ等が生じ取り扱いが困難と
なるので3〜10重量部の範囲が最適である。 本発明における有機結合剤とはジルコニア粉
末、ジルコニア繊維、セルロース系繊維、ジルコ
ニアゾル等の結合に関与し、シートに強度、柔軟
性、耐摩擦性を与えシートの取り扱いを容易にす
る目的で使用される。 このような有機結合剤としては合成ゴムラテツ
クス、合成樹脂エマルジヨン若しくは水溶性の高
分子重合体等で柔軟で強靱な被膜を形成するもの
が適している。これら有機結合剤の添加量は少な
い程高温雰囲気中での有害物を発生することがな
くまた焼成後も強度低下が少ない。 従つて実用上支障のない程度に高温雰囲気にお
ける化学的安定性を維持し、さらに常温における
取り扱いを容易とする為には有機結合剤はジルコ
ニア粉末およびセルロース系繊維からなるスラリ
ー100重量部(固形分)に対し、1〜5重量部
(固形分)の範囲が最適である。 また本発明に用いる凝集剤とはジルコニア粉
末、ジルコニア繊維、セルロース系繊維、ジルコ
ニアゾルまたは/およびジルコニウム塩水溶液お
よび有機結合剤の凝集に作用するもので高分子凝
集剤又は三価金属塩からなる。高分子凝集剤とし
てはポリアクリルアミド類、変性ポリアクリルア
ミド類、ポリアクリル酸ソーダ類、アクリルアミ
ド・アクリル酸ソーダ強重合物、ポリエチレング
リコール類などがあげられ、また三価金属塩とは
硫酸アルミニウム、塩化アルミニウムなどのアル
ミニウム塩、塩化第二鉄、硝酸第二鉄などの第二
鉄塩があげられる。これらの凝集剤はジルコニア
粉末およびセルロース繊維からなるスラリー100
重量部(固形分)に対し、0.001〜5重量部の範
囲で添加される。 即ち、0.001重量部より少ないと凝集が不十分
となり濁りが残りまた5重量部より多いと凝集体
が過大となり得られるシートの地合に悪影響を及
ぼす。 本発明の実施にあたつては、まずジルコニア粉
末およびセルロース系繊維を水中に投入して攪拌
すると容易に繊維分散スラリーが得られる。次い
でこの分散液中に微着色透明状のジルコニアゾル
または/およびジルコニウム塩水溶液と合成ゴム
ラテツクス等の有機結合剤を添加し、十分混合
後、アンモニア等でスラリーのPHをアルカリ側に
調整し、更にカチオン性ポリアクリルアミド、ア
ニオン系ポリアクリルアミド等の凝集剤を添加
し、凝集スラリーとした後、長網抄紙機或いは円
網抄紙機等公知の抄紙機で抄造する。 〔作用、効果〕 上述したように本発明はジルコニアが持つ優れ
た特性を失うことなくしてジルコニア粉末をシー
ト化することを可能としたもので、本発明で得ら
れるジルコニア粉末含有シートは柔軟で強度があ
り極めて取り扱いが容易で、しかも高温雰囲気中
あるいは焼成後においても機械的強度があり、化
学的安定性に優れる。特に金属イオン、金属酸化
物の含有量が極めて少なく、従つて高温時におい
ても金属と反応が起こりにくい。本法により得ら
れたシートはその特性を活かして種々な用途例え
ば、セラミツク焼成時の反応防止材、特殊合金鋳
造設備のパツキング材、ガスケツト、特殊フイル
ター、触媒用担体、高温炉の断熱材、離型材等広
範な用途に使用できる。 〔実施例〕 表1に示した配合割合で、ジルコニア粉末、ジ
ルコニア繊維および麻繊維を分散させ、次いでジ
ルコニアゾル、合成ゴムラテツクスを添加して十
分混合した後凝集剤を加え、得られた凝集スラリ
ーを角型手抄機で秤量約400g/m2になるように
抄造した。 なお比較例としてジルコニア繊維を主体とする
シートを作製した。 得られた試料の特性を表2に示す。
な機械的強度を有し且つ化学的にも頗る安定し、
しかも常温で取り扱い容易なジルコニア粉末含有
シートとその製造方法に関する。 〔従来の技術〕 ジルコニアは約2700℃に及ぶ高融点のセラミツ
ク原料として知られており、熱衝撃に対する抵抗
性が大きいのと熱伝導度は極めて低く又高温にお
いて低い電気抵抗度、低温に於いては高い電気抵
抗度を有し且つ又化学的反応度は極めて低く、塩
基性、酸性鉱滓に濡れない、揮発度が小さい、モ
ース硬度7以上である等のセラミツクにない特性
を有する。 ジルコニアはこれらの特性を利用して耐火材原
料、研磨、研削材、電子材料、陶磁器用顔料、ガ
ラス添加剤、センサー用材料等の用途に供されて
いる。 しかしながら、従来用いられているジルコニア
の成型方法ではジルコニアのシート状物を大量安
価に得られないものである。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明はこのような実情に鑑みてジルコニアの
特性を失うことなくして、ジルコニアの含有率が
高く、しかも均一なシートを大量安価に製造する
方法を提供するものである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らはジルコニア繊維を用いたシートの
製造方法より更にジルコニア粉末を用いても十分
な強度を有するジルコニアシートが得られること
を見出し本発明に到達した。 即ち、本発明は特にジルコニア粉末を用いるジ
ルコニアシートの製造方法であつて、詳しくは、
大部分をジルコニア粉末の95〜99.5重量部とセル
ロース系繊維5〜0.5重量部とからなるスラリー
100重量部(固形分)に、ジルコニアゾルまた
は/およびジルコニア塩水溶液を固形分として2
〜15重量部、有機結合剤1〜5重量部、および凝
集剤0.001〜5重量部を添加し、常法の湿式抄紙
で得ることを特徴とするジルコニア粉末含有シー
トの製造方法である。 本発明で得られたジルコニア粉末含有シートは
ジルコニア繊維のみのシート同様ジルコニアの持
つ、高温においても化学的に安定であり、耐蝕性
に優れ、蒸気圧が少なく、しかもほとんど溶融金
属やガラスと反応しない等を特徴を具有し、さら
に取り扱いに十分な強度、柔軟性および耐摩擦性
を有する。 本発明において使用するジルコニア粉末とは酸
化ジルコニウム、炭酸ジルコニル、水酸化ジルコ
ニル等のジルコニウム化合物の粉末であつてこれ
らの一種以上が適宜選択される。 ジルコニア粉末は単独で用いることであるが極
く少量のジルコニア繊維と併用することもある。
即ち、ジルコニア粉末のみで取り扱い上、シート
に必要な強度は得られるがジルコニア繊維を添加
すると引裂強度及び柔軟性は向上する。 但しジルコニア繊維を多く使用するとコストア
ツプとなるので、これらの配合割合はその使用目
的に応じて決定される。 茲にジルコニア繊維とは100%ジルコニア繊維、
酸化カルシウム安定化ジルコニア繊維、酸化イツ
トリウム安定化ジルコニア繊維、酸化マグネシア
安定化ジルコニア繊維等であつて、その繊維長は
0.1〜50mm、繊維径は0.1〜20μのものが使用され
る。 ジルコニア粉末95〜99.5重量部に対し、セルロ
ース系繊維5〜0.5重量部が配合される。セルロ
ース系繊維は抄紙時における抄紙ワイヤーからの
湿紙離れ、あるいは断紙防止等の目的で使用する
ものであるが上記範囲より過分に配合すると高温
雰囲気中で有害物を発生し、シートの化学的安定
性を損なうに至る。従つて実験上3重量部程度が
好ましい。 セルロース系繊維は周知の如く製紙工業におい
て一般に使用されるNBKP、LBKP等の木材パ
ルプ、楮、三椏、麻、木綿などの植物繊維、カチ
オン化パルプなどの変性パルプ或いはミクロフイ
ブリル化セルローズ等であつて、強靱性、柔軟性
に富むものがより好ましい。 前記配合割合のジルコニア粉末及びセルロース
系繊維からなるスラリーにジルコニアゾルまた
は/およびジルコニウム塩水溶液が添加される
が、本発明においては上記ジルコニアゾルまた
は/およびジルコニウム塩水溶液は必要不可欠の
成分であり、その添加によつて、初めてシートの
高温雰囲気中および焼成後の強度が維持される。 即ち、ジルコニアゾルまたは/およびジルコニ
ウム塩の水溶液はジルコニア粉末の結合を強固に
し、しかもそれ自身強靱な被膜を形成するのでジ
ルコニア繊維と同等の耐熱性を具有する。従つて
得られるシートは機械的強度に富み、化学的安定
性に優れたものとなる。 本発明に使用されるジルコニアゾルとは粒子径
70μmm前後のジルコニアが水に懸濁した乳白色コ
ロイド状液である。 また、ジルコニウム塩水溶液とは水を溶媒とし
たジルコニアの膠質液で、酢酸ジルコニル、硝酸
ジルコニル、酸塩化ジルコニル、硫酸ジルコニ
ル、炭酸ジルコニルアンモニウム等が使用され
る。これらのジルコニアゾルまたは/およびジル
コニウム塩水溶液は前述のようにスラリー中に添
加されるが、その他の方法として抄紙過程若しく
は抄紙後にスプレー若しくは含浸等の方法で添加
するものよくまたこれらを併用してもよい。しか
しながらその添加量はジルコニア粉末およびセル
ロース系繊維からなるスラリー100重量部(固形
分)に対し2〜15重量部(固形分)の範囲でなけ
ればならない。実験上2重量部より少ない添加量
では高温雰囲気中若しくは焼成後のシートの機械
的強度が弱化し、また15重量部より多いとシート
が硬化して折れ、割れ等が生じ取り扱いが困難と
なるので3〜10重量部の範囲が最適である。 本発明における有機結合剤とはジルコニア粉
末、ジルコニア繊維、セルロース系繊維、ジルコ
ニアゾル等の結合に関与し、シートに強度、柔軟
性、耐摩擦性を与えシートの取り扱いを容易にす
る目的で使用される。 このような有機結合剤としては合成ゴムラテツ
クス、合成樹脂エマルジヨン若しくは水溶性の高
分子重合体等で柔軟で強靱な被膜を形成するもの
が適している。これら有機結合剤の添加量は少な
い程高温雰囲気中での有害物を発生することがな
くまた焼成後も強度低下が少ない。 従つて実用上支障のない程度に高温雰囲気にお
ける化学的安定性を維持し、さらに常温における
取り扱いを容易とする為には有機結合剤はジルコ
ニア粉末およびセルロース系繊維からなるスラリ
ー100重量部(固形分)に対し、1〜5重量部
(固形分)の範囲が最適である。 また本発明に用いる凝集剤とはジルコニア粉
末、ジルコニア繊維、セルロース系繊維、ジルコ
ニアゾルまたは/およびジルコニウム塩水溶液お
よび有機結合剤の凝集に作用するもので高分子凝
集剤又は三価金属塩からなる。高分子凝集剤とし
てはポリアクリルアミド類、変性ポリアクリルア
ミド類、ポリアクリル酸ソーダ類、アクリルアミ
ド・アクリル酸ソーダ強重合物、ポリエチレング
リコール類などがあげられ、また三価金属塩とは
硫酸アルミニウム、塩化アルミニウムなどのアル
ミニウム塩、塩化第二鉄、硝酸第二鉄などの第二
鉄塩があげられる。これらの凝集剤はジルコニア
粉末およびセルロース繊維からなるスラリー100
重量部(固形分)に対し、0.001〜5重量部の範
囲で添加される。 即ち、0.001重量部より少ないと凝集が不十分
となり濁りが残りまた5重量部より多いと凝集体
が過大となり得られるシートの地合に悪影響を及
ぼす。 本発明の実施にあたつては、まずジルコニア粉
末およびセルロース系繊維を水中に投入して攪拌
すると容易に繊維分散スラリーが得られる。次い
でこの分散液中に微着色透明状のジルコニアゾル
または/およびジルコニウム塩水溶液と合成ゴム
ラテツクス等の有機結合剤を添加し、十分混合
後、アンモニア等でスラリーのPHをアルカリ側に
調整し、更にカチオン性ポリアクリルアミド、ア
ニオン系ポリアクリルアミド等の凝集剤を添加
し、凝集スラリーとした後、長網抄紙機或いは円
網抄紙機等公知の抄紙機で抄造する。 〔作用、効果〕 上述したように本発明はジルコニアが持つ優れ
た特性を失うことなくしてジルコニア粉末をシー
ト化することを可能としたもので、本発明で得ら
れるジルコニア粉末含有シートは柔軟で強度があ
り極めて取り扱いが容易で、しかも高温雰囲気中
あるいは焼成後においても機械的強度があり、化
学的安定性に優れる。特に金属イオン、金属酸化
物の含有量が極めて少なく、従つて高温時におい
ても金属と反応が起こりにくい。本法により得ら
れたシートはその特性を活かして種々な用途例え
ば、セラミツク焼成時の反応防止材、特殊合金鋳
造設備のパツキング材、ガスケツト、特殊フイル
ター、触媒用担体、高温炉の断熱材、離型材等広
範な用途に使用できる。 〔実施例〕 表1に示した配合割合で、ジルコニア粉末、ジ
ルコニア繊維および麻繊維を分散させ、次いでジ
ルコニアゾル、合成ゴムラテツクスを添加して十
分混合した後凝集剤を加え、得られた凝集スラリ
ーを角型手抄機で秤量約400g/m2になるように
抄造した。 なお比較例としてジルコニア繊維を主体とする
シートを作製した。 得られた試料の特性を表2に示す。
【表】
【表】
【表】
表2から、本発明に基づくシートはジルコニア
繊維シートと、常態では略同様な融点、引張強さ
を示す。 又、1000℃加熱後においても、ジルコニア繊維
シートと略同様な引張り強さ及び柔軟性を示す。
繊維シートと、常態では略同様な融点、引張強さ
を示す。 又、1000℃加熱後においても、ジルコニア繊維
シートと略同様な引張り強さ及び柔軟性を示す。
Claims (1)
- 1 ジルコニア粉末95〜99.5重量部とセルロース
系繊維5〜0.5重量部とからなるスラリー固形分
100重量部に対し、ジルコニアゾルまたは/およ
びジルコニウム塩水溶液を固形分として2〜15重
量部、有機結合剤1〜5重量部、および凝集剤
0.001〜5重量部を添加して湿式抄紙したことを
特徴とするジルコニア粉末含有シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62104150A JPS63270899A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | ジルコニア粉末含有シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62104150A JPS63270899A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | ジルコニア粉末含有シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63270899A JPS63270899A (ja) | 1988-11-08 |
| JPH0336959B2 true JPH0336959B2 (ja) | 1991-06-04 |
Family
ID=14373045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62104150A Granted JPS63270899A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | ジルコニア粉末含有シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63270899A (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52140605A (en) * | 1976-05-17 | 1977-11-24 | Ibigawa Electric Ind Co Ltd | Procee for making paperrlike material from ceramic fiber |
| JPS6014685B2 (ja) * | 1980-02-05 | 1985-04-15 | 日新工業株式会社 | 不燃性塗工紙の製造方法 |
| JPS59187700A (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-24 | ニチアス株式会社 | 耐熱性繊維質成形体の製造法 |
| JPS616399A (ja) * | 1984-06-19 | 1986-01-13 | 株式会社クラレ | 難燃無機質紙及びその製造方法 |
| JPH0637760B2 (ja) * | 1987-02-23 | 1994-05-18 | 特種製紙株式会社 | ジルコニア繊維シ−トの製造方法 |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP62104150A patent/JPS63270899A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63270899A (ja) | 1988-11-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |