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JPH0337529B2 - - Google Patents
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JPH0337529B2 - - Google Patents

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JPH0337529B2
JPH0337529B2 JP57166599A JP16659982A JPH0337529B2 JP H0337529 B2 JPH0337529 B2 JP H0337529B2 JP 57166599 A JP57166599 A JP 57166599A JP 16659982 A JP16659982 A JP 16659982A JP H0337529 B2 JPH0337529 B2 JP H0337529B2
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JP
Japan
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cymetride
amorphous
simetride
pvp
composition according
Prior art date
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JP57166599A
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JPS5955879A (ja
Inventor
Tsutomu Irikura
Hiroshi Uchida
Atsushi Imai
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Kyorin Pharmaceutical Co Ltd
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Kyorin Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は吸収性のよい無定形1,4−ビス
[(2−メトキシ−4−n−プロプロピルフエノキ
シ)アセチル]ピペラジン(以下シメトリドと称
する)およびその組成物に関する。 シメトリドは1,4−ビス[(2−メトキシ−
4−n−プロピルフエノキシ)アセチル]ピベラ
ジンの一般名で特許第463125号として本出願人の
開発になるものであつて、従来より非ピリン系解
熱鎮痛剤として広く使用されている。その製造法
は上記特許明細書に記載のように置換フエノール
類をN,N′−ビス−ハロアセチルピペラジンと
反応せしめて得るものである。この方法で得られ
るシメトリドは針状あるいは板状の結晶であり、
X線的にはシメトリド特有の回折パターン(第1
回−a)を示す。 この結晶は水に難溶性であり、生体への吸収の
増加ならびに効果の早期発現を期するため多くの
工夫が要求されていた。 この溶解性および吸収性を向上させることを目
的として本発明者らは、種々研究を重ねていく中
で、微粉化により溶解性の検討では、シメトリド
の場合、平均粒子径50μmのものを1.4μmに微粉
化してもその溶解性は2倍程度にくか改善され
ず、微粉化による溶解性の向上には限界のあるこ
とを知つた。そこで本発明者らはより一層高い溶
解性と吸収性を兼ね備えたシメトリドを開発する
ことを目的に鋭意研究の結果、シメトリドはポリ
ビニルピロリドン(以下PVPと略す)と加熱、
溶解後、冷却固化すると無定形となることを見出
した。 そしてこの無定形シメトリドは従来の結晶シメ
トリドに比べ、著しく高い吸収性をもつことをつ
きとめ本発明を完成するに至つた。 本発明の無定形シメトリドの薬理作用は結晶シ
メトリドのそれと本質的に同一であるが、吸収性
の向上により薬用量を大巾巾に減少させることが
可能となつた。 すなわち、本発明の目的はシメトリドを0.5〜
10倍量のPVP中に分散せしめる等の方法によつ
て吸収性のよい無定形シメトリド及び無定形シメ
トリド組成物を提供するにある。 本発明の吸収性のよい無定形シメトリドおよび
その組成物は以下に述べる方法で得られる。 すなわち、シメトリドの0.5〜10倍重量のPVP
をエタノールに溶かし、これに(結晶性の)粉末
状のシメトリドを加えて混合し、120〜130℃に加
熱するとシメトリドPVPは溶融する。これを冷
却固化するPVPに分散した無定形シメトリドが
得られる。 この製法で、エタノールは添加しなくても無定
形シメトリドを得ることができるが、エタノール
を加えるとシメトリドとPVPの溶融温度を低下
せしめることができるので操作上好都合である。 ここで用いる溶媒はPVPを溶解すればよく、
必ずしもシメトリドを溶解させる必要はない。溶
媒として上にあげたエタノールのほか、例えばア
セトン、クロロホルム、メタノール、水などが用
いられるが、製品中の残存溶媒の生体に対する影
響あるいは製造時の使い易さ又は安全性の見地か
らエタノールが最も好ましい。 この溶媒量はシメトリドを溶解するに充分な量
ではないが、PVPを完全に溶解し、しかもシメ
トリドと均一に混合できる経済量であり、且つ、
シメトリドとPVPの溶融温度をシメトリドの融
点以下に低下させることが出来ることを発明者ら
は見出したもので、この点にも本発明の特徴が存
する。 エタノールはPVPに対し0.1〜10倍重量比が良
いが、その量に限定されるものではない。ここに
用いるPVPの分子量には特に制限はないが、分
子量があまり低すぎるとシメトリドの結晶化を抑
えるのが困難となり、又逆に高すぎれば溶媒に対
する溶解性が不良となるので一般には1〜16万の
範囲が良い。またPVPはシメトリドを無定形化
するのに必須のものであり、シメトリドとPVP
との比は、シメトリド1重量部に対してPVPの
0.5〜10、好ましくは1〜5重量部とする。PVP
の使用量が0.5部以下だとシメトリドの無定形物
が得られにくく、また逆に10部を超えると無定形
シメトリドは容易に得られるが、組成物中の有効
成分含有率が低下し、その結果いたずらに服用量
あるいは製剤の大きさを増大せしめることになり
好ましくない。 無定形シメトリドの製造方法として、上記のシ
メトリドとPVPの加熱溶融する方法のほか、シ
メトリドとPVPの両方を適量のクロロホルムに
溶解した後、減圧下にクロロホルムを留去して、
共沈物を形成させる方法、流動層造粒機(コーテ
イング装置)に賦形剤等を入れ、シメトリドと
PVPを溶解した熱エタノール溶液を噴霧し、コ
ーテイング造粒して、乾燥する方法などを用いる
ことができる。 また剤型とするには、シメトリドとPVPの混
合物に、通常用いられる賦形剤を攪拌しながら加
えて加熱、溶融、冷却固化後、粉砕などの適当な
手段を用いて粉末ないし粒状化して通常の顆粒剤
となし、また適当な薬剤を混合し成形して錠剤と
なし、さらに硬カプセルに充填してカプセル剤と
するなど、任意の形態、形状、大きさの製剤とす
ることができる。 上述の如くして得られた無定形シメトリド組成
物は、第1表および第2表で明らかなように、結
晶シメトリドに比べて吸収性が32倍、鎮痛効果が
約10倍と、吸収性、鎮痛効果ともに飛躍的な向上
を示しており、さらに急性毒性も頗る低く本発明
は産業上極めて有用である。 以下、実施例で、本発明をさらに詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例によつて限定され
るものではない。 実施例 1 PVP k−30(平均分子量40000)50gをエタノ
ール100mlに加えて溶かし、これに結晶シメトリ
ド25gを添加、練合し、130℃で60分間加熱、溶
融させ、エタノールを留去し、放冷後、粉砕して
無定形シメトリド組成物を得た。 この一部をとり以下の各試験を実施した。 (1)X線回折、(2)ビーグル犬による吸収試験、(3)
ランダルセリツト法による薬効試験 1 X線回折 理学電気(株)製のX線回折装置を使用して測定し
た。結果は第1図に示した。図中aは結晶シメト
リドのX線回折パターンであり、横軸に回折角
(2θ)、縦軸に強度を示した。 図から明らかなように結晶シメトリドでは、2θ
=5〜30゜の数多くのピークがみられる。 図中bは本実施例で得られた粉末のX線回折パ
ターンであるが、結晶性を示す回折ピークはみら
れずこの粉末中のシメトリドは無定形であること
を示している。 2 イヌ投与試験 ビーグル犬(雄)にシメトリド1.2〜2.4g相当
を経口投与し、血清中濃度を経時的に測定した。
それより得られたフアルマコキネチツクパラメー
ターを第1表に示した。血清中濃度1時間曲線下
面積(AUC)で比較すると無定形シメトリドは
結晶シメトリドに比べ32倍高い吸収性を示した。
【表】 ※ 0〜7時間
3 ランダル−セリツト法による薬効試験 ウイスター系ラツト(雄)を用い、ランダル−
セリツト法による薬効試験を実施し、その結果を
第2表に示した。 無定形シメトリドは結晶シメトリドに比べ鎮痛
効果が約10倍高かつた。
【表】 な用量
実施例 2 実施例1で得た無定形シメトリドの粉末75gを
30メツシユ篩で篩過整粒し、乳糖62.5g、L−ハ
イドロオキシプロピルセルロース(L−HPC)
61.5gおよびステアリン酸マグネシウム1.0gを
加え常法により打錠し、1錠(200mg)中、シメ
トリド25mgを含有する直径8mmの小型錠剤を得
た。 実施例 3 エタノール100mlにPVP k−15(平均分子量
10000)50gを加えて溶かし、これに攪拌しなが
ら、結晶シメトリド25g及び乳糖75gを注加し、
よく混和し、130℃で60分間加熱、溶融させ、放
冷後、粉砕して無定形シメトリドを得た。この粉
末のX線回折パターンでは、乳糖以外のピークは
認められず、シメトリドが無定形であることを示
した。この粉末150mgを硬カプセル3号に充填し、
カプセル剤を得た。 実施例 4 結晶シメトリド10gにPVP k−30 30gを加
え乳鉢中で粉砕混和した後、130℃に加熱、溶融
後、冷却し破砕粉末とした。 この粉末は、X線回折ピークを示さず無定形で
あつた。 この粉末40gを20メツシユ篩で整粒し、これに
乳糖10gを加えて混合し、500mg中シメトリド100
mgを含有する顆粒剤を得た。 実施例 5 結晶シメトリド10gとPVP k−30 40gをク
ロロホルム200mlにとかした後、減圧下にクロロ
ホルムを留去し、その残渣を粉末とした。この粉
末はX線回折パターンから無定形であることを確
認した。ここに得た粉末50gに乳糖50gを加えて
混合し、500mg中シメトリド50mgを含有する顆粒
剤を得た。 実施例 6 流動層造粒機に乳糖(80メツシユ)425gを入
れ流動化し、別に結晶シメトリド25gPVP k−
30 50gを60℃に加温したエタノール、2000ml中
に加えてとかした溶液を、先の乳糖に噴霧してコ
ーテイング造粒し、乾燥して細粒状の顆粒を得
た。 本品は1g中にシメトリドを50mg含有している
顆粒剤である。 ここで得た粉末は、X線回折パターンから無定
形であることを確認した。 実施例 7 エタノール400mlにPVP k−30 200gを加え
て溶かし、これに攪拌しながら、結晶シメトリド
100g、乳糖190gおよびカフエイン10gを加え、
よく混和し130℃で60分間加熱、溶融させ、放冷
後、破砕して粉末とした。この粉末のX線回折パ
ターンでは、乳糖以外のピークは認められず、シ
メトリドが無定形であることを示した。 急性毒性試験 5週令のウイスター系ラツト(1群10匹)に、
実施例7で得た製剤の15250mg/Kg(無定形シメ
トリドに換算して3050mgに相当する)を経口投与
し、2週間観察したが死亡例はみられずこの製剤
の毒性は極めて低いものと判断された。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは結晶シメトリド及び無定形シメ
トリドの各X線回折パターンを示す図表である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1,4−ビス[2−メトキシ−4−n−プロ
    ピルフエノキシ)アセチル]ピペラジン(以下シ
    メトリドを称す)をポリビニルピロリドン(以下
    PVPと称す)に分散して得られる無定形シメト
    リド組成物。 2 PVPが平均分子量1〜16万のものである特
    許請求の範囲第1項記載の無定形シメトリド組成
    物。 3 PVPがシメトリドに対し0.5〜10倍重量であ
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の無定
    形シメトリド組成物。 4 溶媒に溶解したPVPに粉末シメトリドを懸
    濁し加熱し冷却して得られる特許請求の範囲第1
    項ないし第3項までのいずれか1項記載の無定形
    シメトリド組成物。 5 シメトリドとPVPとの両者を溶媒に溶解し
    た後、溶媒を除去して得られる特許請求の範囲第
    1項ないし第4項までのいずれか1項記載の無定
    形シメトリド組成物。 6 溶媒がエタノールである特許請求の範囲第4
    項ないし第5項までのいずれか1項記載の無定形
    シメトリド組成物。 7 医薬品として添加可能な成分より選択した添
    加剤を配合し、顆粒剤、錠剤あるいはカプセル剤
    とした特許請求の範囲第1項ないし第6項までの
    いずれか1項記載の無定形シメトリド組成物。
JP57166599A 1982-09-27 1982-09-27 無定形シメトリド Granted JPS5955879A (ja)

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JPS5955879A JPS5955879A (ja) 1984-03-31
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JPH0648937A (ja) * 1992-04-07 1994-02-22 Seitai Kagaku Kenkyusho:Kk 経口投与に適する薬剤およびその製造方法
WO2002100379A1 (fr) * 2001-06-07 2002-12-19 Takeda Chemical Industries, Ltd. Procede de preparation d'une dispersion solide

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