JPH0338332B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0338332B2 JPH0338332B2 JP57092010A JP9201082A JPH0338332B2 JP H0338332 B2 JPH0338332 B2 JP H0338332B2 JP 57092010 A JP57092010 A JP 57092010A JP 9201082 A JP9201082 A JP 9201082A JP H0338332 B2 JPH0338332 B2 JP H0338332B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brazing
- connector
- stress corrosion
- corrosion cracking
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nonmetallic Welding Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明はろう付用アルミニウム合金の改良に係
り、耐バーニング性及び耐応力腐食割れ性に優れ
た熱交換器コネクター用Al合金を提供せんとす
るものである。 一般にアルミニウム製熱交換機にはコネクター
を必須とするものであり、第1図に示す如く押出
チユーブ1とその先端に螺子を設けたコネクター
2とをろう材3を介して接合しているものであ
る。 又第2図は抽伸管1′とコネクター2′とをろう
材3′を介して接合しているものである。 このコネクター2,2′は使用に際し優れた機
械的性質を必要とするためろう付した後、冷却す
ることにより容易に焼きが入り、その後室温にお
いて時効硬化するような合金例えばJIS7003域は
7No.1が使用されている。 又チユーブ1又は抽伸管1′には工業用純アル
ミニウム例えばJIS1050、1100、1200或はAl−
Mn系合金例えばJIS3003、3203、3005、Al−Mg
−Si系合金例えばJIS6063が使用されている。 又一方ろう材としてはAl−Si合金を使用した
場合、その溶融温度は577〜600℃である。 なおろう付方法はフラツクスを用いるトーチろ
う付、炉内ろう付、浸漬ろう付、またフラツクス
を使用しない真空ろう付、不活性ガスろう付が適
用される。 このろう付温度は600〜630℃が標準温度である
が、トーチろう付による場合瞬間的に640℃まで
上昇することがある。 このようなろう付温度のバラツキにより、コネ
クター材が溶融開始温度以上になると、粒界で溶
融が起こる、いわゆるバーニング現象を起し、こ
れが原因で割れたり、或いは使用時に応力腐食割
れを起す問題があつた。 本発明はかかる欠点を改善せんとして鋭意研究
を行つた結果、使用時螺子部の磨耗が問題となる
程度には機能的性能を低下せしめることなく溶融
温度の高いろう付時の耐バーニング性を向上する
と共に、ろう付後の強度及び耐応力腐食割れ性の
すぐれたろう付用アルミニウム合金を見出したも
のである。即ち本発明は (1) Zn3.1〜3.9wt%、Mg0.3〜0.8wt%、Mn0.2〜
0.9wt%、Zr0.05〜0.5wt%、残部Alよりなる合
金、 (2) Zn3.1〜3.9w%、Mg0.3〜0.8wt%、Mn0.2〜
0.9wt%、Zr0.05〜0.5wt%及びCu0.01〜0.3wt
%、又はTi0.01〜0.3wt%のうちのいずれか1
種又は両者を含み残部Alよりなる合金 である。 本発明においてZn及びMgは機械的性能特にろ
う付加熱後、一般の冷却で焼きが入り、その後室
温に放置により時効硬化するために必要な成分で
あり、Zn3.1wt%及びMg0.3wt%未満の場合には
溶融温度が上昇しバーニングに対しては極めて有
効なのであるが、ろう付加熱後の機械的性能が低
下、例えば引張強さが10Kg/mm2以下となり、使用
時螺子部の摩耗をおこす。又Zn3.9wt%、
Mg0.8wt%を越えると溶融温度が619℃以下に低
下しバーニングをおこす原因となる。 又Mn及びZrはZnとMgの添加量を少くするこ
とによつて生ずる機械的性能を補足するためであ
ると共に耐応力腐食割れ性を向上せしめるためで
ある。なお溶融温度には影響をあたえないもので
ある。その添加量がMn0.2wt%、Zr0.05wt%未
満では機械的性能及び耐応力腐食割れ性を改善す
ることができず、又Mn0.9wt%、Zr0.5wt%を越
えるも機械的性能、耐応力腐食割れ性の改善につ
いて顕著にあらわれず反つて粗大な金属間化合物
を形成し、加工性を阻害する。 又Ti、Cuは何れも耐応力腐食割れ性を向上せ
しめるものであるが、その添加量が0.01wt%未満
ではその影響があらわれず又0.3wt%を越えた場
合には、その効果はほとんど変らず反つて粗大な
金属間化合物を形成し、加工性を阻害する。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例1〜2及び比較例1〜3 第1表に示す組成の合金を溶解し、230φのビ
レツトを鋳造した。このビレツトを500℃、3時
間均質化処理を行つた後、直ちに500℃にて熱間
押出を行つて50φの丸棒を製造し、更に冷間にて
抽伸し対辺24mmの6角棒(−H材)の試料とし
た。 この試料を図面に示す如きコネクタ(ユニオ
ン)に加工し、1050異形チユーブ或は3003の抽伸
管とろう材を介してろう付けを行つて熱交換器を
えた。 なおろう付方法はフラツクスによる炉中ろう付
けを採用し、620℃で行つた。 斯くして得た熱交換器についてその性能を試み
るために、ネジ部に約3Kg・mのトルクをかけて
先端部に引張応力を加え、5%NaCl水溶液を用
いて1ケ月乾湿交互試験(10分間浸漬後50分乾燥
する。)を行つて応力腐食割れ性を測定した。 更に前記六角棒より丸棒の引張試験片を加工
し、上記同様のろう付加熱を想定した加熱を行
い、その後引張試験を行つた。 その結果は第2表に示す通りである。
り、耐バーニング性及び耐応力腐食割れ性に優れ
た熱交換器コネクター用Al合金を提供せんとす
るものである。 一般にアルミニウム製熱交換機にはコネクター
を必須とするものであり、第1図に示す如く押出
チユーブ1とその先端に螺子を設けたコネクター
2とをろう材3を介して接合しているものであ
る。 又第2図は抽伸管1′とコネクター2′とをろう
材3′を介して接合しているものである。 このコネクター2,2′は使用に際し優れた機
械的性質を必要とするためろう付した後、冷却す
ることにより容易に焼きが入り、その後室温にお
いて時効硬化するような合金例えばJIS7003域は
7No.1が使用されている。 又チユーブ1又は抽伸管1′には工業用純アル
ミニウム例えばJIS1050、1100、1200或はAl−
Mn系合金例えばJIS3003、3203、3005、Al−Mg
−Si系合金例えばJIS6063が使用されている。 又一方ろう材としてはAl−Si合金を使用した
場合、その溶融温度は577〜600℃である。 なおろう付方法はフラツクスを用いるトーチろ
う付、炉内ろう付、浸漬ろう付、またフラツクス
を使用しない真空ろう付、不活性ガスろう付が適
用される。 このろう付温度は600〜630℃が標準温度である
が、トーチろう付による場合瞬間的に640℃まで
上昇することがある。 このようなろう付温度のバラツキにより、コネ
クター材が溶融開始温度以上になると、粒界で溶
融が起こる、いわゆるバーニング現象を起し、こ
れが原因で割れたり、或いは使用時に応力腐食割
れを起す問題があつた。 本発明はかかる欠点を改善せんとして鋭意研究
を行つた結果、使用時螺子部の磨耗が問題となる
程度には機能的性能を低下せしめることなく溶融
温度の高いろう付時の耐バーニング性を向上する
と共に、ろう付後の強度及び耐応力腐食割れ性の
すぐれたろう付用アルミニウム合金を見出したも
のである。即ち本発明は (1) Zn3.1〜3.9wt%、Mg0.3〜0.8wt%、Mn0.2〜
0.9wt%、Zr0.05〜0.5wt%、残部Alよりなる合
金、 (2) Zn3.1〜3.9w%、Mg0.3〜0.8wt%、Mn0.2〜
0.9wt%、Zr0.05〜0.5wt%及びCu0.01〜0.3wt
%、又はTi0.01〜0.3wt%のうちのいずれか1
種又は両者を含み残部Alよりなる合金 である。 本発明においてZn及びMgは機械的性能特にろ
う付加熱後、一般の冷却で焼きが入り、その後室
温に放置により時効硬化するために必要な成分で
あり、Zn3.1wt%及びMg0.3wt%未満の場合には
溶融温度が上昇しバーニングに対しては極めて有
効なのであるが、ろう付加熱後の機械的性能が低
下、例えば引張強さが10Kg/mm2以下となり、使用
時螺子部の摩耗をおこす。又Zn3.9wt%、
Mg0.8wt%を越えると溶融温度が619℃以下に低
下しバーニングをおこす原因となる。 又Mn及びZrはZnとMgの添加量を少くするこ
とによつて生ずる機械的性能を補足するためであ
ると共に耐応力腐食割れ性を向上せしめるためで
ある。なお溶融温度には影響をあたえないもので
ある。その添加量がMn0.2wt%、Zr0.05wt%未
満では機械的性能及び耐応力腐食割れ性を改善す
ることができず、又Mn0.9wt%、Zr0.5wt%を越
えるも機械的性能、耐応力腐食割れ性の改善につ
いて顕著にあらわれず反つて粗大な金属間化合物
を形成し、加工性を阻害する。 又Ti、Cuは何れも耐応力腐食割れ性を向上せ
しめるものであるが、その添加量が0.01wt%未満
ではその影響があらわれず又0.3wt%を越えた場
合には、その効果はほとんど変らず反つて粗大な
金属間化合物を形成し、加工性を阻害する。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例1〜2及び比較例1〜3 第1表に示す組成の合金を溶解し、230φのビ
レツトを鋳造した。このビレツトを500℃、3時
間均質化処理を行つた後、直ちに500℃にて熱間
押出を行つて50φの丸棒を製造し、更に冷間にて
抽伸し対辺24mmの6角棒(−H材)の試料とし
た。 この試料を図面に示す如きコネクタ(ユニオ
ン)に加工し、1050異形チユーブ或は3003の抽伸
管とろう材を介してろう付けを行つて熱交換器を
えた。 なおろう付方法はフラツクスによる炉中ろう付
けを採用し、620℃で行つた。 斯くして得た熱交換器についてその性能を試み
るために、ネジ部に約3Kg・mのトルクをかけて
先端部に引張応力を加え、5%NaCl水溶液を用
いて1ケ月乾湿交互試験(10分間浸漬後50分乾燥
する。)を行つて応力腐食割れ性を測定した。 更に前記六角棒より丸棒の引張試験片を加工
し、上記同様のろう付加熱を想定した加熱を行
い、その後引張試験を行つた。 その結果は第2表に示す通りである。
【表】
【表】
【表】
註 ○はなし △は若干ある ×はあ
る
本発明合金はろう付時の耐バーニング性にすぐ
れ、使用時の耐応力腐食割れ性にもすぐれている
と同時に引張強度が高く耐摩耗性に優れコネクタ
ーとして使用するに際し、ネジ部が摩滅すること
がなかつた。又比較例品(2)及び(3)はバーニング性
及び耐応力腐食割れ性に優れているが、比較例品
(2)は機械的性能が低下し、ネジ部が摩耗しコネク
ターとして使用出来ないものであつた。又比較例
品(3)は素材製造時において加工性が悪く50%以上
割れが生じて素材として使用することが出来なか
つた。 又本発明合金はコネクター以外にろう付けを行
う熱交換器の部材例えばラジエータ用のブラケツ
ト材等にも使用出来る。 以上詳述した如く本発明によればろう付けに際
しバーニング並に耐応力腐食割れ性をおこすこと
なく優れた熱交換器がえられる等顕著な効果を有
する。
る
本発明合金はろう付時の耐バーニング性にすぐ
れ、使用時の耐応力腐食割れ性にもすぐれている
と同時に引張強度が高く耐摩耗性に優れコネクタ
ーとして使用するに際し、ネジ部が摩滅すること
がなかつた。又比較例品(2)及び(3)はバーニング性
及び耐応力腐食割れ性に優れているが、比較例品
(2)は機械的性能が低下し、ネジ部が摩耗しコネク
ターとして使用出来ないものであつた。又比較例
品(3)は素材製造時において加工性が悪く50%以上
割れが生じて素材として使用することが出来なか
つた。 又本発明合金はコネクター以外にろう付けを行
う熱交換器の部材例えばラジエータ用のブラケツ
ト材等にも使用出来る。 以上詳述した如く本発明によればろう付けに際
しバーニング並に耐応力腐食割れ性をおこすこと
なく優れた熱交換器がえられる等顕著な効果を有
する。
第1図A及び第2図Aはコネクタとチユーブ又
は抽伸管との接合部を示す断面図、第1図Bは第
1図AのX−X線によるコネクタの断面図、第2
図Bは第2図AのY−Y線によるコネクタの断面
図、第1図C及び第2図Cはろう材の断面図であ
る。 1……チユーブ、1′……抽伸管、2,2′……
コネクター、3,3′……ろう材。
は抽伸管との接合部を示す断面図、第1図Bは第
1図AのX−X線によるコネクタの断面図、第2
図Bは第2図AのY−Y線によるコネクタの断面
図、第1図C及び第2図Cはろう材の断面図であ
る。 1……チユーブ、1′……抽伸管、2,2′……
コネクター、3,3′……ろう材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Zn3.1〜3.9wt%、Mg0.3〜0.8wt%、Mn0.2〜
0.9wt%〜Zr0.05〜0.5wt%、残部Alよりなること
を特徴とするろう付用アルミニウム合金。 2 Zn3.1〜3.9wt%、Mg0.3〜0.8wt%、Mn0.2〜
0.9wt%、Zr0.05〜0.5wt%及びCu0.01〜0.3wt%、
又はTi0.01〜0.3wt%のうちのいずれか1種又は
両者を含み残部Alよりなることを特徴とするろ
う付用アルミニウム合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9201082A JPS58210146A (ja) | 1982-05-29 | 1982-05-29 | ろう付用アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9201082A JPS58210146A (ja) | 1982-05-29 | 1982-05-29 | ろう付用アルミニウム合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58210146A JPS58210146A (ja) | 1983-12-07 |
| JPH0338332B2 true JPH0338332B2 (ja) | 1991-06-10 |
Family
ID=14042506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9201082A Granted JPS58210146A (ja) | 1982-05-29 | 1982-05-29 | ろう付用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58210146A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2843326B2 (ja) * | 1987-12-10 | 1999-01-06 | 古河電気工業株式会社 | コネクター用A▲l▼合金 |
| CN101913033B (zh) * | 2010-07-21 | 2015-06-03 | 安徽荣辉造纸网有限公司 | 一种焊料以及运用焊料焊接不锈钢网的工艺 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55119146A (en) * | 1979-03-09 | 1980-09-12 | Furukawa Alum Co Ltd | Aluminum fin material for heat exchanger |
| JPS55125255A (en) * | 1979-03-23 | 1980-09-26 | Furukawa Alum Co Ltd | Aluminum brazing sheet for cathodic corrosion protection |
| JPS55161044A (en) * | 1979-06-04 | 1980-12-15 | Furukawa Alum Co Ltd | High strength aluminum vacuum brazing sheet |
-
1982
- 1982-05-29 JP JP9201082A patent/JPS58210146A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58210146A (ja) | 1983-12-07 |
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