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JPH0338791B2 - - Google Patents
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JPH0338791B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0338791B2
JPH0338791B2 JP57023486A JP2348682A JPH0338791B2 JP H0338791 B2 JPH0338791 B2 JP H0338791B2 JP 57023486 A JP57023486 A JP 57023486A JP 2348682 A JP2348682 A JP 2348682A JP H0338791 B2 JPH0338791 B2 JP H0338791B2
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retrace
deflection
circuit
winding
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Ejuaado Hafuaaru Piita
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N3/00Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
    • H04N3/10Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
    • H04N3/16Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
    • H04N3/18Generation of supply voltages, in combination with electron beam deflecting
    • H04N3/185Maintaining DC voltage constant
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K4/00Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions
    • H03K4/06Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape
    • H03K4/08Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape
    • H03K4/48Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape using as active elements semiconductor devices
    • H03K4/60Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape using as active elements semiconductor devices in which a sawtooth current is produced through an inductor
    • H03K4/62Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape using as active elements semiconductor devices in which a sawtooth current is produced through an inductor using a semiconductor device operating as a switching device

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
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  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はテレビジヨン表示装置用の安定化
(調整)された偏向回路に関するものである。
〔従来技術〕
周知のAC(交流)配電線すなわち本線分離型テ
レビジヨン受像機の電源回路には種々の設計があ
る。一つの設計では、50または60Hzの本線変圧器
を電気的分離(絶縁)のために使用しているが、
この本線変圧器は比較的重くかさ張るものであ
る。またこの変圧器によつて生ずる漂遊磁界はカ
ラーテレビジヨン受像機に色純度整合誤差を発生
させる可能性があり、更にこの変圧器は電気的絶
縁だけを目的としているので別に電圧調整(安定
化)回路を必要とする。
大型スクリーンテレビジヨン受像機では、屡々
スイツチ・モード電源が使用される。この様な電
源は比較的価格が高く、かつスイツチ・モード変
圧器やスイツチング・トランジスタおよび整流ダ
イオード等の特別な素子を必要とする。その制御
回路には過負荷および短絡防御手段が設けられる
ため、複雑化し修理が厄介であり、また故障率が
高い。同期スイツチ型電源中の本線分離用に高圧
変圧器またはフライバツク変圧器を使用すると、
テレビジヨン受像機を起動させるために別の電源
を要するのみならず複雑な制御回路が必要とな
る。
〔発明の開示〕
この発明の一特徴は、特別な回路素子を必要と
せず、簡単な制御回路を使用したスイツチ型電源
にある。この電源は過負荷や回路短絡に対して充
分な防御能力を有し、また起動変圧器を必要とし
ない。
偏向サイクル期間中に走査電流を発生させるた
めに、偏向巻線には偏向発生器が結合されてい
る。この偏向発生器は、偏向巻線に結合されかつ
それと共振リトレース回路を形成して偏向サイク
ルのリトレース期間中にリトレース・パルス電圧
を発生するリトレース・キヤパシタンスを含んで
いる。インダクタンスを含む第2の共振回路が上
記の共振リトレース回路に結合されて、それらの
間でエネルギーの転送が行なわれるようになつて
いる。
エネルギー源と第2の共振回路とにスイツチ機
構が結合されていて偏向周波数スイツチング信号
に応動して上記エネルギー源から制御可能な量の
エネルギーをこの第2共振回路中に蓄える。
この発明の一つの面として、スイツチ機構は第
2の共振回路と自己発振装置を構成して、偏向周
波数スイツチング信号が存在しないときに、自走
発振を行なう。この様な装置は起動電流が少なく
て良く、回路短絡状態の期間における転送エネル
ギーが制限されたものとなる。
この発明の別の面として、このスイツチ機構は
第2の共振回路に結合された第1と第2の可制御
スイツチを持つている。各スイツチは、他方のス
イツチが非導通状態になつてから導通する。第1
スイツチが導通するとエネルギー源を第2の共振
回路に結合して、それらの間でエネルギーの転送
ができるようにする。第1スイツチが非導通のと
きにはこのエネルギー源を第2の共振回路から切
離す。第2のスイツチは、導通のとき、第2の共
振回路と共振リトレース回路との間におけるエネ
ルギーの転送を可能にする。
この発明の偏向回路は、便宜上後記する図示実
施例で使用している参照符合を付記して説明すれ
ば、偏向巻線LHと、上記偏向巻線に結合されか
つ偏向周波数信号に応動するトレーススイツチ3
5と上記偏向巻線に結合されてこの巻線と共に共
振リトレース回路50を形成するリトレース・キ
ヤパシタンスCRとを含み偏向サイクル中上記巻
線中に走査電流を発生させる偏向発生器60と、
フライバツク変圧器T1と、電圧源24と、各偏
向サイクルの第1の期間中上記フライバツク変圧
器の第1の巻線W1を上記電圧源24に結合する
スイツチング手段S1,S2と、上記共振リトレ
ース回路50に結合され各偏向サイクルの第2の
期間中リトレース・パルス電圧を発生する上記フ
ライバツク変圧器の第2の巻線W2と、上記共振
リトレース回路50と動作上共働する第2の共振
回路L1,C5を形成し、上記電圧源24から上
記フライバツク変圧器T1を介して上記共振リト
レース回路50にエネルギーを転送する手段S
1,S2,Q10と、上記偏向発生器60と上記
スイツチング手段S1,S2とに結合され上記ス
イツチング手段の導通時点を制御して上記電圧源
24と上記共振リトレース回路50間のエネルギ
ーの転送を調整する制御手段26とを具備し、 上記スイツチング手段S1,S2は、始動期間
中自走発振を行なつて、上記トレーススイツチ3
5が上記共振リトレース回路50で発生したリン
ギング・パルス電圧を受けるように、上記電圧源
24と共振リトレース回路50との間で始動エネ
ルギーの転送を行なうように構成されており、 更に上記リンギング・パルス電圧の存在すると
き上記トレーススイツチ35に対する正常な駆動
を不動化して上記トレーススイツチ35をオフ状
態に維持する手段W3,R35,D16を具える
ものとして構成されている。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して説明するが、各図を通じ
て、2個の端子間に付記された電圧矢印の向きに
関する約束として、負端子が基準端子でそれは矢
印の後尾位置が最も近接している端子であるとす
る。
第1図aと第1図bには、この発明を実施し
た、安定化されたテレビジヨン受像機用偏向回路
および電源が示されている。第1図aは交流
(AC)主電源から電気的に分離(絶縁)されてい
ない形式のものを、また第1図bは分離されてい
る形式のものを示している。スイツチング装置す
なわちスイツチS1,S2は、インダクタL1と
キヤパシタC5と共働してブロツキング発振器3
0を構成している。これら両スイツチの交番的な
導通は、インダクタL1の両端間に発生し調整器
制御回路26に供給される電圧から取出される、
図示されていない、正の帰還信号によつて制御さ
れる。第1図aと第1図bの回路中には、主電源
整流器24とそのフイルタキヤパシタC1、水平
偏向回路60およびフライバツク変圧器T1が含
まれている。第1図aと第1図bには示されてい
ないが、フライバツク変圧器の巻線にはテレビジ
ヨン受像機の種々の負荷回路が結合されている。
第1図aのブロツキング発振器30の自走動作
を説明するに当つて、たとえば、水平偏向回路6
0の水平トレーススイツチ35は大地に短絡され
ているものと仮定する。ブロツキング発振器30
はインダクタL1とキヤパシタC5の値によつて
決まる周波数で自走動作をする。この周波数は、
水平偏向周波数fHの約2分の1またはそれ以下に
選ばれる。この自走周波数は、ブロツキング発振
器が偏向同期モードで動作するときにこのブロツ
キング発振器の動作が水平走査電流の発生と適切
に同期化し得るようにするために、水平偏向周波
数よりも低く選ばれるものである。しかし、この
自走周波数を余り低く選ぶと自走動作期間中にイ
ンダクタL1中に不必要に大きなピーク電流が発
生する。
インダクタL1とキヤパシタC5のL対Cの比
の選択によつて、自走動作期間中に流れるピーク
入力電流すなわちインダクタ電流iLが決まり、従
つて消費し得る最大可能電力が決まる。自走動作
は、フライバツク変圧器T1のどの巻線でもその
両端間に回路短絡負荷が現われたときにも起生す
る。
スイツチS2両端間のスイツチング電圧VS2
自走動作期間中に流れるインダクタ電流iLが第5
図aと第5図bに示されている。スイツチS1の
両端間のスイツチング電圧波形は図示されていな
いが第5図aの波形と位相が180度ずれた波形で
ある。両スイツチを介して流れる電流のほとんど
はリアクタンス性であるから実際の電力消費は非
常に少ない。この電力消費量は、スイツチS1と
S2およびインダクタL1とキヤパシタC5の両
抵抗性成分中における損失に等しい。
同期化された発振器動作を説明するに当つて、
第1図aの水平出力トランジスタQ10は水平周
波数でスイツチされ、水平偏向巻線LH中に走査
電流を発生しまた第6図aに示されたリトレース
パルス電圧Vrがこの出力トランジスタQ10の
コレクタ電極に発生されると仮定する。第6図a
〜cの水平トレース期間内の時点t2からそれより
も後に生ずる次の水平リトレース期間の始点に相
当する時点t0まで、スイツチS2は開かれスイツ
チS1は閉じられている。インダクタ電流iLは、
スイツチS1、インダクタLi、キヤパシタC5お
よびトレーススイツチ35を通して大地へ流れ
る。時点t0に、IP1 2L/2なるエネルギーがインダ
クタL1中に蓄えられる。但し、Lはインダクタ
L1のインダクタンス、IP1は時点t0にインダクタ
L1を流れるピーク電流である。
第6図a〜cの時点t0に水平出力トランジスタ
Q10は開となる。発生したリトレースパルス電
圧Vrは、信号線Sを介して調整器制御回路26
に印加されて、スイツチS1の開とスイツチS2
の閉とを水平リトレースの始点に同期させる。時
点t0〜t2の間スイツチS2が閉じられると、イン
ダクタ電流iLの電流路は、リトレースキヤパシタ
CR、S成形キヤパシタCSおよび水平偏向巻線LH
よりなるリトレース共振回路路50に接続され
る。その結果、時点t0にインダクタL1に蓄えら
れていたエネルギーは、第6図cの時点t0後、急
速に減少する電流iLで表わされるようにリトレー
ス共振回路50中へ急速に転送される。この電流
iLは急速に減少し、それが零に達するとインダク
タL1中に蓄えられていたすべてのエネルギーの
転送が終了する。リトレース期間中このインダク
タ電流iLの零交差点に達した瞬間に続いて、時点
t1に先立つ負の電流iLで示されるように転送され
たエネルギーの微小部分がインダクタL1へ戻
る。時点t1の水平リトレース期間の終了点で、ダ
ンパーダイオードDdと出力トランジスタQ10
のベース・コレクタ接合は順バイアスされて再び
キヤパシタC5を大地へ確実に結合する。各水平
偏向サイクル期間中に転送されるエネルギーは、
実質的に時点t0とt1とにおいてインダクタL1中
に蓄えられていたエネルギー相互間の差である。
時点t1とt2の間では、この電流iLは、スイツチ
S2、インダクタL1、キヤパシタC5およびそ
のとき閉じているトレース・スイツチ35を通し
て循環する。この期間中に、キヤパシタC5中に
蓄えられていたエネルギーは放電してインダクタ
L1中へ戻る。時点t2に調整器制御回路26はス
イツチS2を開きまたスイツチS1を閉じる。イ
ンダクタL1中に蓄えられていたエネルギーは、
今度は、インダクタ電流iLが零交差する瞬間t3
で本線フイルタキヤパシタC1へ逆に転送され
る。時点t3から次のリトレース期間の開始まで、
後でリトレース共振回路50へおよびフライバツ
ク変圧器T1の種々の巻線に統合されている負荷
回路へ転送されるために、エネルギーは再びイン
ダクタL1中に蓄えられる。
第6図a〜cの右側にある波形は、フライバツ
ク変圧器T1の各巻線に結合された負荷回路によ
る比較的低い負荷レベルにおけるブロツキング発
振器30の偏向同期動作を、左側の波形で示され
る負荷レベルと比較して示すものである。調整動
作はリトレースパルスVrのピーク振幅を一定に
保つことである。前述の状態とは対照的にこの比
較的低い負荷レベルでは、時点t1′の水平リトレ
ース期間の終了点においてより多量のエネルギー
がインダクタL1に戻されており、またテレビジ
ヨン受像機の負荷回路による電力消費がより少な
いことに起因して、時点t2′から、より多量のエ
ネルギーが本線フイルタキヤパシタC1に戻され
る。
第6図a〜cの左側の波形における時点t0と右
側の波形の時点t0′にそれぞれインダクタL1中
に蓄えられているエネルギーは、負荷の程度に関
係なくほゞ等しいことに注意すべきである。蓄え
られるピークエネルギーは整流された本線電圧の
振幅のみによつて決まる。そこでブロツキング発
振器30によつて転送可能な最大電力は制限され
る。最大負荷時または短絡回路負荷動作時には、
キヤパシタC5両端間の平均電圧は入力電圧Vio
の大きさのほゞ2分の1である。負荷が減少する
とキヤパシタC5両端間の平均電圧は増大する。
第1図bの回路の動作は、第1図aの回路の動
作と同様なものであり、それは第1図b中の変圧
器T1の巻線W1とW2が密に結合されているこ
とによつて上記両回路は電気的に事実上等価であ
るからである。フライバツク変圧器T1の巻線W
6は、信号線Sに沿つて調整器制御回路26に印
加されるリトレースパルス電圧を発生する。
第2図aおよび第2図bには、この発明を実施
した安定化(調整)されたテレビジヨン受像機偏
向回路の実施例が詳細に示されている。AC50サ
イクル220ボルトの配電線または本線の電源電圧
が端子21と22間に印加され、整流器24によ
つて全波整流された後キヤパシタC1により濾波
されて、たとえば290ボルトの安定化されていな
い直流入力電圧Vioが端子28に生ずる。ブリツ
ジ整流器24の入力端子と端子21間にはオン/
オフスイツチ23が入つている。このブリツジ整
流器24の戻り電流端子は、本線電源端子21と
22から電気的に分離されることなく、直接大地
25に結合されている。ブリツジ整流器24の出
力端子と入力端子28間には電流制限抵抗R1が
接続されている。
安定化されていない入力電圧Vioは、共振回路
40にプツシユプル関係に結合された可制御スイ
ツチS1とS2から成るスイツチ機構を具えたブ
ロツキング発振器30に印加される。共振回路4
0はインダクタL1の主巻線WAとキヤパシタC
5で形成されている。スイツチS1は、トランジ
スタQ1とそのコレクタ電極とエミツタ電極間に
結合されたダンパーダイオードD1とで構成され
ている。スイツチS2は、トランジスタQ2とそ
のコレクタ電極とエミツタ電極間に結合されたダ
ンパーダイオードD2とで構成されている。従つ
てスイツチS1とS2の主電流路は双方向導電性
であつて、端子28と大地25間の入力電圧源の
両端間に直列に結合されている。両スイツチS1
とS2の主電流路は、また、両スイツチS1とS
2およびインダクタL1の主巻線WAの共通出力
接続端子31において共振回路40にも結合され
ている。
第2図bにおいて、水平偏向回路60は、トレ
ース・スイツチ35の両端間にS成形すなわちト
レースキヤパシタC14と直列に結合された水平
偏向巻線LHを持つている。トレース・スイツチ
35は、大地25から電気的に分離されたシヤシ
ー接地点29にエミツタ電極を結合した水平出力
トランジスタQ10とダンパーダイオードDd
具えている。リトレース・キヤパシタC13は、
偏向巻線LHに結合されて、トレース・スイツチ
35が非導通のときこのLHと共振リトレース回
路50を形成する。
水平発振器34は、第2図bには示されていな
い矩形波スイツチング電圧を、抵抗R34とR3
3からなる分圧器の抵抗R34を通して駆動トラ
ンジスタQ11のベースに印加する。この駆動ト
ランジスタQ11によつて水平周波数のスイツチ
ング信号が発生され、駆動変圧器T2を介して水
平出力トランジスタQ10に供給される。駆動変
圧器T2の2次巻線は、抵抗R29とR30とか
ら成る分圧器の抵抗R29を介してトランジスタ
Q10のベースに結合されている。駆動トランジ
スタQ11のコレクタ電圧は抵抗R31と変圧器
T2の1次巻線を介して+25ボルト線路から得ら
れる。抵抗R31と変圧器T2の1次巻線の接続
点にはキヤパシタC15が結合されている。変圧
器T2の1次巻線の両端間には、ダイオードD1
5と抵抗R32より成るベース電流成形回路が結
合されている。
水平偏向サイクル内のトレース期間の中央点よ
り前に、駆動トランジスタQ11はターンオフさ
れて水平出力トランジスタQ10に順バイアス電
圧が印加されるようにする。水平トレース期間の
終了直前には駆動トランジスタQ11がターンオ
フされ、水平出力トランジスタQ10には逆バイ
アス電圧が印加されることになる。その僅か後
に、出力トランジスタQ10のコレクタ電流が無
くなり水平リトレース期間が始まる。このリトレ
ース期間中、リトレースキヤパシタC13の両端
間にはリトレース・パルス電圧Vrが発生する。
第2図bのリトレース・パルス電圧Vrはフラ
イバツク変圧器T1の巻線W2に印加されて、こ
のフライバツク変圧器T1の巻線W3〜W5の各
両端間にリトレース・パルスを発生させる。分離
されたシヤシー接地点29とフライバツク変圧器
巻線W2の間には直流(DC)阻止キヤパシタC
12が結合されている。
水平偏向発生器60の動作をテレビジヨン受像
機の合成ビデオ信号の画像内容と同期化するため
に、フライバツク変圧器巻線W3によつて生じた
リトレース・パルス37が導線38を通して水平
発振器34に印加され、また図示されていない水
平同期パルスが端子36からこの発振器に供給さ
れる。水平発振器34用の12ボルトの電源電圧
は、+25ボルトの電源線路に発生した電圧から調
整器33によつて生成される。
+25ボルトの電源線路用の電源は、フライバツ
ク変圧器巻線W4の両端間に生じた電圧のトレー
ス部分をダイオードD17で整流しキヤパシタC
16で濾波して得られる。抵抗R36は電流制限
抵抗である。垂直偏向回路、ビデオ回路、音声回
路およびアルタ高圧回路などの上記以外のテレビ
ジヨン受像機回路32に対する供給電圧は、第2
図bに巻線W5として一括表示した、フライバツ
ク変圧器の他の種々の巻線から得られる。
水平偏向発生器60中およびテレビジヨン受像
機中の種々の負荷回路中で生じた損失を補充する
ため、フライバツク変圧器T1の巻線W1がブロ
ツキング発振器の共振回路40に結合されてい
て、各偏向サイクルの水平リトレース期間中この
共振回路40から共振リトレース回路50へおよ
びアルタ高圧負荷回路を含むテレビジヨン受像機
中の各負荷回路32へエネルギーが供給される。
次に、ブロツキング発振器30が偏向同期モー
ドで動作していると仮定する。第1図aおよび第
1図bの簡略化した回路の動作に関連して前述し
た第6図に示されているように、水平偏向サイク
ルのトレース期間中、制御可能なある時点t2
は、スイツチS1が導通しスイツチS2が非導通
になつて安定化されていない電圧Vioの電圧源を
共振回路40に結合する。インダクタL1の巻線
WA中の電流iLは増加しはじめる。このインダク
タ電流iLが負である時点t2〜t3の間に、エネルギ
ーは入力電圧Vioの電圧源70へ戻される。イン
ダクタ電流iLの零交差点である時点t3の後、入力
電圧源70から共振回路40へ、主としてインダ
クタL1の磁界へエネルギーが転送される。水平
リトレース期間t0〜t1の開始点である時点t0に、
共振回路40のインダクタンス中に蓄えられたエ
ネルギーは最大値に達する。
水平リトレース期間の開始点では、水平出力ト
ランジスタQ10が非導通にされ、そのためリト
レース共振回路50は変圧器T1を介して共振回
路40に結合される。インダクタL1中に蓄えら
れていたエネルギーは急速にこのインダクタから
リトレースキヤパシタC13中へと放電する。こ
の水平リトレース期間中、共振回路40に変圧器
結合されたリトレースキヤパシタC13によつ
て、回路40の共振周波数は高くなつてインダク
タL1中のエネルギーを急速放電させる。
増大するリトレース電圧Vrは制御可能なスイ
ツチS1を非導通にして入力電圧源を共振回路か
ら切離す。微小時間後この制御可能なスイツチS
2は導通してインダクタL1とキヤパシタC5を
フライバツク変圧器巻線W1の両端間に直列に結
合する。その結果、リトレース・パルス電圧Vr
がフライバツク変圧器巻線W2とW1によつて共
振回路40に印加される。そして、共振回路40
から共振リトレース回路50へエネルギーを転送
される。
時点t0〜t1間では、この間の或る時点でインダ
クタ電流iLが零交差する時にインダクタL1のす
べてのエネルギーがリトレースキヤパシタC13
に転送されるまで、このインダクタ電流iLは急速
に減少する。この零交差点と水平リトレース期間
の終了点t1との間に、エネルギーの極く一部分は
時点t0のピーク・インダクタ電流IP2で示されるよ
うにインダクタL1へ戻される。この戻されるエ
ネルギーはブロツキング発振器を動作状態に保つ
ために必要なものである。各水平偏向サイクル中
に転送されるエネルギーは、実質的に時点t0とt1
にインダクタL1中に蓄えられていたエネルギー
の差である。
時点t1とt2の間では、電流iLは、スイツチS2、
インダクタL1およびキヤパシタC5を通して循
環する。この期間中に、キヤパシタC5中に蓄え
られていたエネルギーはインダクタL1中へ放電
する。時点t2に、スイツチS2は非導通になりス
イツチS1は導通状態になる。インダクタL1中
に蓄えられていたエネルギーは、時点t2後直ち
に、インダクタ電流iLの零交差時点t3に達するま
での入力電圧Vioの安定化されていない電圧源7
0のフイルタ・キヤパシタC1へ向つて逆に転送
される。時点t3から次のリトレース期間の開始点
まで、再びエネルギーはインダクタL1中に蓄え
られてリトレース共振回路50への次回の転送に
備える。リトレース期間中ブロツキング発振器3
0はリトレース共振回路50に対して見掛け上電
流源になるので、変動負荷によつて生ずるリトレ
ース時点変調は問題になる程のものではない。
リトレース・パルス電圧Vrによつて表わされ
る偏向回路エネルギーのレベルを調整するため
に、フライバツク変圧器巻線W1の低電圧タツプ
点が調整器制御回路26に接続されてこの回路に
リトレース・パルス電圧Vrのサンプル電圧VS
供給するようになつている。調整器制御回路26
はこの電圧VSの変動に応答して、ブロツキング
発振器調整器30に印加される矩形波制御電圧波
形27をパルス幅変調する。
リトレース・パルス電圧VrとVSの調整作用は、
可制御スイツチS2のターンオフ時点t2を変化さ
せてブロツキング発振器調整器30のデユーテ
イ・サイクルを変えることにより行なわれる。ス
イツチS1のターンオフ時点は、各偏向サイクル
内で、水平リトレース期間の開始直後の、t0に近
い点に固定されている。
第2図aにおいて、インダクタL1の制御巻線
WBとWCはスイツチング・トランジスタQ1と
Q2に対する正帰還電流を供給する。それらのベ
ース電流はキヤパシタC2とC3を介して容量的
の供給されるので、抵抗R2とR8を流れる初期
始動ベース電流が制御巻線WBとWCによつて回
路短絡状態になることはない。キヤパシタC2と
C3はまたトランジスタQ1とQ2の逆バイアス
を開始するのに使用される負のカツトオフ電圧も
供給する。ダイオードD3とD4はキヤパシタC
2とC3の放電路を形成する。
トランジスタQ3とQ4は、スイツチング・ト
ランジスタQ1とQ2のベース電流の流れを制御
する働きをする。制御用のトランジスタQ3とQ
4の互に他方に対する導通は、スイツチング・ト
ランジスタ段の一方(たとえばQ2またはQ1)
が導通を停止する前に他方のスイツチング・トラ
ンジスタQ1またはQ2が導通することがないよ
うにこれを阻止するように行なわれる。スイツチ
ング・トランジスタQ1またはQ2の両端間電圧
が増加すると、制御用のトランジスタQ3または
Q4は分圧用抵抗R3〜R9の抵抗R3またはR
9を通してのベース電流によつて飽和して、各ス
イツチング・トランジスタをカツトオフ状態に駆
動する。
第7図の時点taの直前すなわち第6図のリトレ
ース期間の開始点t0に相当する時点にはスイツチ
ング・トランジスタQ1は飽和状態にある。従つ
て、抵抗R5上には電圧が実質的には発生してい
ないので制御用トランジスタQ3はカツトオフ状
態にある。しかし制御用トランジスタQ4は、抵
抗R9を介してベース電流が供給されているので
飽和状態にあり、スイツチング・トランジスタQ
2をカツトオフ状態に保つている。スイツチS2
両端間および並列キヤパシタC4の両端間の電圧
VS2は入力電圧Vioと同じ大きさである。
第7図の時点taの開始時には、リトレース・パ
ルス電圧Vrはフライバツク変圧器T1を介して
インダクタL1に結合され、第8図の波形で示す
ように、インダクタL1の制御巻線WBの両端間
に負のパルスを、また制御巻線WCの両端間に正
のパルスを発生させる。巻線WBとWCの各両端
間に生じたリトレース・パルス電圧にはスイツチ
S1とS2の動作により発生したスイツチング波
形が重畳される。第8図の時点taに始まる、制御
巻線WBに生じた負のパルス電圧はこの制御巻線
の●印の無い方の端子を正にして、制御用トラン
ジスタQ3をターンオンすることによりキヤパシ
タC2を放電させてスイツチング・トランジスタ
Q1に負のベース電流を流し、このトランジスタ
をターンオフし始める。
第7図の時点taからtbにかけて、インダクタL
1の主巻線WAに流入する電流iLは、それまで流
れていたトランジスタQ1から今度は蓄積キヤパ
シタC4に電流iC4として流れてこのキヤパシタ
を放電する(第7図cとd参照)。キヤパシタC
4両端間の電圧は、時点tbに零になりスイツチS
2のダイオードD2によつて大地にクランプされ
る。そこで電流iLはダイオードD2を通つて流れ
る。
第7図bの波形はキヤパシタC4の放電によつ
て生ずるスイツチング電圧VS2の下降時間が緩つ
くりしていることを示し、第7図cとdの波形は
スイツチS1とS2のスイツチング期間ta〜tb
間にキヤパシタC4に流入する全電流iLを示して
いる。このキヤパシタC4の作用で、誘導性電流
負荷iLのときスイツチング電圧VS2の変化速度が
過大になることが阻止される。この作用は、スイ
ツチS1とS2が2次降伏によつて破壊されるこ
とを防ぎ、またスイツチング装置S1とS2中の
電力消費量を大幅に低減する。
VS2の緩つくりした立上りおよび立下りは、ス
イツチング期間ta〜tbとte〜tfの間中、抵抗R3と
R9を流れる電流によつて制御されるトランジス
タQ3とQ4の作用でスイツチング・トランジス
タQ1とQ2が共にカツトオフ状態に保たれてい
ることを表わしている。この構成によつてトラン
ジスタQ1とQ2の不都合な同時導通が阻止され
るが、もしこの様になつていないとスイツチン
グ・トランジスタはターンオン時間よりもターン
オフ時間の方が長い特性を示すので上記の同時導
通状態が発生することになる。
第7図cの時点tcにはインダクタ電流iLが負に
なる。時点tcからteまでこの負のインダクタ電流
iLは、順バイアスされたスイツチング・トランジ
スタQ2を正のコレクタ電流として流れる。第8
図に示されるように、時点ta〜teの間、制御巻線
WCの両端間電圧は正でスイツチング・トランジ
スタQ2に必要な順バイアスを与える。
第7図における制御可能な時点teに、第2図a
の調整器制御回路26によつて生じた第2図aの
制御電圧27の波形は、低から高に切換わる。制
御電圧27の正の部分はダイオードD7を介して
制御用トランジスタQ4に供給されてこれをター
ンオンさせる。トランジスタQ4が導通すると、
キヤパシタC3によつて発生した逆バイアス電圧
がスイツチング・トランジスタQ2に印加され、
第7図bの時点te付近でこれをターンオフさせ
る。第7図cとdに示されるように、インダクタ
L1からの電流iLはキヤパシタC4に流入して、
このキヤパシタをその上側の極板が下側の極板に
対し正となるように充電し始める。時点tfに、キ
ヤパシタC4の両端間電圧は入力電圧Vioと同じ
大きさとなり、スイツチS1のダイオードD1を
順バイアスする。
時点tfから次の水平リトレース期間の開始点
ta′まで、スイツチS1は導通状態で入力端子2
8を共振回路40のインダクタL1に接続し、第
7図eに示すように入力電流iOが端子28からス
イツチS1に流れることができるようにする。
時点tfからtgまでの間、入力電流iOとインダク
タ電流iLの両者の零交差点位置でダイオードD1
は導通して入力電圧端子28へ戻り電流を流す。
時点tgからta′まで、スイツチング・トランジス
タQ1は入力電圧端子28から共振回路40へ順
方向電流を流す。時点te〜ta′の間、第8図に示
されるように、インダクタL1の制御巻線WBの
両端間に発生した電圧VWBの正の部分によつて、
スイツチング・トランジスタQ1は順バイアスさ
れて導通する。時点ta′でブロツキング発振器調
整器30の上記動作順序が繰返される。
インダクタL1の主巻線WAの、●印の無い方
の端子に対するその両端間電圧は、出力端子31
に発生したスイツチング電圧VS2と、リトレー
ス・パルス電圧VW1に共振回路40のキヤパシタ
C5の両端間電圧VC5を加算した値との間の差に
等しい。従つて、制御巻線WBとWCの各両端間
に適正なトランジスタ駆動電圧が確実に発生する
ようにするためには、一方の制御巻線の巻回数を
他方よりも多くしておかねばならない。
調整器制御回路26の一実施例が第3図に示さ
れている。調整器制御回路26に対する+45ボル
トの直流電源線路電圧は、第2図aのフライバツ
ク変圧器巻線W1上のタツプ端子から得られるリ
トレース・パルスVSを整流して得られる。ツエ
ナー・ダイオードZ15は基準電圧Vrefを発生す
るが、またこの電圧は安定化された15ボルトの電
源線路電圧としても利用される。基準電圧Vref
比較用トランジスタQ5のエミツタに印加され、
整流されたリトレース電圧VSの一部は抵抗R1
4とR18を通してこのトランジスタのベースに
印加される。比較作用によつて、或る誤差電圧
VEが、この比較用トランジスタQ5のコレクタ
に結合された分圧器の抵抗R20とR22の相互
接続点に生ずる。この誤差電圧は、水平リトレー
ス・パルスVrの振幅の所定振幅からの偏差を表
わしている。
誤差電圧VEは、トランジスタQ6とQ7とか
ら成る差動増幅器のトランジスタQ6のベースに
印加される。トランジスタQ7のベースは水平ラ
ンプ発生キヤパシタC10に接続されている。キ
ヤパシタC10は各水平トレース期間に抵抗R2
3とR16を通して充電される。水平リトレー
ス・パルス電圧VSが同期化トランジスタQ8の
ベースに印加され、このトランジスタはリトレー
ス期間中キヤパシタC10を放電状態に保つ。
差動増幅器のトランジスタQ6のコレクタには
パルス幅変調された制御電圧27が発生して、第
2図aのトランジスタQ4によつて、ブロツキン
グ発振器調整器30のスイツチング・トランジス
タQ2の導通を制御する。
誤差電圧VEの変動は、差動増幅器のトランジ
スタQ6の導通時間を変化させ、その結果、スイ
ツチング・トランジスタQ2とブロツキング発振
器30のデユーテイ・サイクルを変化させる。た
とえば、第2図bの負荷回路の負荷作用の減少に
よつて或いは本線に生じた入力電圧Vioの増加に
よつて、第4図aに破線で描かれた振幅の大きな
方の波形で示されるようにリトレース・パルス電
圧VSの振幅が増大すると、第4図bの破線波形
で示されるように誤差電圧VEは小さくなる。キ
ヤパシタC10によつて生成される水平ランプ電
圧VC10はこの誤差電圧VEとより早期に交差し、
第4図cの破線波形で示されるようにトランジス
タQ6をより早期にターンオンする。トランジス
タQ6のこの早期ターンオンは、スイツチング・
トランジスタQ2のターンオフを早期に発生さ
せ、キヤパシタC5の両端間により高い平均電圧
を発生させると共にダイオードD1を介してより
多量の戻り電流を発生させる。従つて、制御可能
なスイツチS1はトレース期間中により早期に導
通状態になるが、キヤパシタC5両端間の平均電
圧が高いので、電流iLは、負荷レベルが減少した
ときまたは入力電圧Vioが増加したときのより緩
つくりした速度で増大する。
制御回路26は、トランジスタQ8がランプキ
ヤパシタC10の放電を始めるリトレースの開始
点に負向きの端縁を有し回路32による負荷レベ
ルが非常に低いときリトレースの終了点の直後に
正向きの端縁を有する制御波形27を発生する。
負荷の増大につれてこの正向きの端縁はトレース
の中心に向つて移動し、この中心では変圧器T1
の1次と2次間の電力転送が最大値に達する。こ
の点には、スイツチS1とS2の導通時間が実質
的に等しくなつたときに到達する。
スイツチS2がスイツチS1よりも長時間導通
するとブロツキング発振器30の動作は不安定に
なる。従つて、負荷回路32が過大な電流を要求
すると調整回路26は範囲の制限に必要な手段を
とる。誤差電圧VEは、15ボルトの電源線路電圧
および抵抗R20とR26の分圧作用によつて決
まる電圧値以上に増大し得ない。従つてこの誤差
電圧VEはトレース中心点の直前でランプ電圧と
交差する。この制限された制御範囲のために、更
に過大負荷がかゝると+45ボルトの供給電圧は減
少する。この大きさの減少は抵抗R14とR19
によつて制限用トランジスタQ9のベースに結合
される。トランジスタQ9は飽和状態に駆動され
てランプキヤパシタC10に対して更に充電々流
を供給する。第4図bの鎖線波形で示されるよう
に、ランプ電圧VC10は今度は正常な調整器制御回
路動作期間中よりも非常に速く上昇し、第4図c
の鎖線波形で示されるように差動増幅器のトラン
ジスタQ6はより早期にターンオンするに至る。
トランジスタQ6の導通時間のこの大幅な短縮は
同様にスイツチング・トランジスタQ2の導通時
間を短縮し、その結果、調整されていない入力電
圧源からリトレース共振回路50への正味電力転
送を大幅に減少させる。
前述のように、始動および短絡回路動作状態の
期間中、ブロツキング発振器30の自走動作を維
持するために、インダクタL1の制御巻線WBと
WCはスイツチング・トランジスタQ1とQ2の
ベースに順バイアス電圧を供給する。前に説明し
た第5図aとbには自走動作中のスイツチング波
形VS2と電流波形iLが示されている。この第5図
aとbにおける時点t1の直前に、図示されていな
い制御巻線電圧VWBは正で、スイツチング・トラ
ンジスタQ1を導通状態に保つに必要な順バイア
ス電圧を供給する。他方の制御巻線電圧VWC
(図示されていないが)負で、スイツチング・ト
ランジスタQ2をカツト・オフ状態に保つ。
時点T〓〜T3の間では、制御電圧VWBは負であ
り一方制御電圧VWCは正で、スイツチング・トラ
ンジスタQ2をカツト・オフ状態にする。時点T
1〜T2の間は、インダクタ電流iLは最初はキヤパ
シタC4に流入し次いでダイオードD2に流れ、
時点T2〜T3間にはこのインダクタ電流iLはスイ
ツチング・トランジスタQ2を流れる。
時点T3〜T1′間には、制御電圧VWBが正、制御
電圧VWCが負であり、スイツチング・トランジス
タQ1に対して順バイアス状態をまたスイツチン
グ・トランジスタQ2に対しカツト・オフ状態を
生成する。時点T3〜T4間には、インダクタ電流
iLは最初キヤパシタC4に次いてダイオードD1
に流れ、また時点T4〜T1′にはこの電流はスイ
ツチング・トランジスタQ1に流れる。時点T
1′で、自走動作過程の繰返しが始まる。
同期化された動作時には、スイツチS1はリト
レース・パルス電圧の発生によつてのみターンオ
フされ、スイツチS2は制御電圧27の正向きの
端縁部の発生によつてのみターンオフされる。従
つて、スイツチS1とS2の自走導通時間は、同
期化された動作期間中誤つたスイツチングが行な
われないように、それぞれ水平トレース期間に等
しいかまたはそれより長くなければならない。
前述したように、オン/オフスイツチ23の最
初の閉路によつてブロツキング発振器30は自走
モードで発振を開始する。スイツチング・トラン
ジスタQ1の導通時間中エネルギーは共振リトレ
ース回路50に転送され、回路50は水平リトレ
ース周波数でリンキングを開始する。リトレース
回路50中のリンギング電圧は、ダンパーダイオ
ードDDと水平出力トランジスタQ10のベー
ス・コレクタ接合によつて作られるダイオードの
同時導通によつて、大地にクランプされる。この
クランプ作用により、キヤパシタC12とC14
が充電されることになつてエネルギーがそれらの
中に蓄えられる。
始動期間が終了すると、共振リトレース回路5
0のリンギング電圧の大きさが増大する。このリ
ンギング電圧は、フライバツク変圧器巻線W1上
のタツプ端子によつて調整器制御回路26に変圧
器結合される。この電圧は第3図中のダイオード
D8によつて整流される。リンギング電圧はまた
フライバツク変圧器巻線W4と整流ダイオードD
17によつて+25ボルトの電源線路にも結合され
る。この+45ボルトおよび+25ボルトの電源線路
電圧が正常な安定動作時の値の約3分の1に増加
すると、水平発振器34と調整器制御回路26は
動作を開始し、偏向発生器60の水平出力トラン
ジスタQ10に対する水平周波数スイツチング信
号とブロツキング発振器30のスイツチング・ト
ランジスタQ2に対する制御パルスとを発生す
る。
第9図〜第12図は、始動期間中のある選ばれ
た過程の瞬間すなわち入力電圧Vioがその第9図
の定格安定状態値の50%になつた時点からこの入
力電圧Vioが第12図における安定状態値の100%
になつた時までにおける、第2図aと第2図bの
安定化された偏向回路の選ばれた電圧と電流の波
形を示している。
電圧Vioが、その安定状態値の50%未満のとき
には、ブロツキング発振器30の自走モード動作
はリトレース共振回路50のリンギングの影響を
受けていない。定格入力電圧Vioの50%になると、
リトレース回路のリンギング電圧は調整器スイツ
チング・トランジスタQ1のターンオフ時点を第
9図cに示されるような2番目のリギング電圧パ
ルスに同期化されるようにし、ブロツキング発振
器はその自走周波数または短絡回路周波数で動作
するようになる。
定格入力電圧Vioの約55%では、ブロツキング
発振器30は第10図aとcに示されるように水
平偏向と充分に同期化される。入力電圧Vioは未
だ小さいので、共振回路40からリトレース共振
回路50と負荷回路32へ充分な電力は未だ転送
されない。発生したリトレース・パルス電圧Vr
の振幅は小さいので、調整器制御回路26は第3
図の電力制限制御トランジスタQ9が飽和導通状
態にある、半過負荷モードで動作する。トランジ
スタQ9が導通すると、第10図dに示されるよ
うな鋭い上向きの傾斜をもつた同期ランプ電圧
VC10が生じ、スイツチング・トランジスタQ2を
早期にターンオフする。
定格入力電圧Vioの60%では、第11図dの緩
い傾斜のランプ電圧VC10で示されるように、電力
制限制御トランジスタQ9は不能化される。リト
レース・パルス電圧Vrは第11図aに示される
ように定格値に近い値に増大している。転送され
る電力は、第11図cの電圧VS2の約50%デユー
テイ・サイクルで示されるように、スイツチン
グ・トランジスタQ1とQ2のほゞ等しい導通時
間により示されるように大体最大値である。
定格すなわち100%入力電圧Vioが、第12図
に、60ワツトの本線入力電力の場合について例示
されている。第9図および第11図の場合とは対
照的に第12図dの誤差電圧VEは100%の入力電
圧Vioのときに一層低く、そのためスイツチン
グ・トランジスタQ1の導通時間は長くまたスイ
ツチング・トランジスタQ2の導通時間は短くな
つている。
前述したように、始動期間中、リトレース共振
回路50によつてリンギング電圧が発生する。こ
の期間中、水平出力トランジスタQ10は、若し
リンギング電圧がそのコレクタ電圧に現われたと
きに飽和状態に駆動されると、破壊される可能性
がある。その様な事態の発生を阻止するために、
フライバツク変圧器巻線W3が抵抗R35とダイ
オードD16を介して水平駆動トランジスタQ1
1のベースに接続されている。始動期間中のリン
ギングのような、巻線W3の両端間に生じた正の
電圧は、すべて水平駆動トランジスタQ11を飽
和導通状態に順バイアスして、水平出力トランジ
スタQ10をカツトオフ状態に維持する。巻線W
3、抵抗R35およびダイオードD16は、ま
た、水平発振器34の故障期間や映像管のアーク
発生期間のような故障状態にある期間に水平出力
トランジスタQ10を保護する。
第13図には、米国ニユージヤージ洲サマービ
ルのアールシーエー社製のRCA339のような、カ
ツド(QUAD)比較器集積回路UIA〜UIDを使
用した調整器制御回路26のまた別の例が示され
ている。第3図と第13図に示された調整器制御
回路の違いは、第3図の回路がリトレース・パル
ス電圧VSのピーク振幅の変化に応動するに対し、
第13図の回路はリトレース電圧の平均振幅に応
動する点である。
第13図の調整器制御回路26の動作は次の通
りである。第14図aの水平リトレース・パルス
はダイオードD3、抵抗R2〜R6およびキヤパ
シタC2によつて積分される。キヤパシタC2の
両端間には誤差ランプ電圧81が発生する。この
誤差ランプ電圧81は、誤差電圧増幅比較器
UIA中において基準電圧レベルVREFと比較され
る。基準電圧レベルVREFは、抵抗R7、キヤパシ
タC3およびキヤパシタC3を放電させるラン
プ・スイツチ比較器UIBによつて生成される基準
ランプ電圧83を、抵抗R8とキヤパシタC4で
積分することによつて得られる。
第14図bには、第2図aおよび第2図bのフ
ライバツク変圧器T1の高電力負荷時および低電
力負荷時における、誤差電圧増幅器UIAのピン
6と7における信号波形が示されている。第14
図cは、高負荷時および低負荷時における増幅器
UIAのピン1の出力パルスを示している。
増幅された誤差電圧VEは、誤差電圧増幅器
UIAの出力パルスを抵抗R12とキヤパシタC
6により積分して得られる。この増幅された誤差
電圧VEは次に、第14図dに示されたように、
出力パルス発生器比較器UIC中で誤差ランプ電圧
83と比較される。この比較によつて、第13図
のパルス幅変調された制御パルス27′または第
2図aのパルス27が生じ、スイツチング・トラ
ンジスタQ2の導通を制御する。
ブロツキング発振器30の不安定動作を除くた
めに、第13図の調整器制御回路26は、制御パ
ルス27′の正向きの端縁の発生が水平偏向サイ
クルのトレース期間の中心点を越えて遅れること
ができないように、制御範囲の制限を行なう。第
13図の比較器UIDがこの制限作用を行なう。比
較器UIDは誤差ランプ電圧81を増幅された誤差
電圧VEと比較する。正常な動作期間中、増幅さ
れた誤差電圧VEの範囲は第14図bに示される
如く誤差ランプ電圧81の範囲よりも下で、この
範囲を通じて比較器UIDをカツトオフ状態にして
いる。
過負荷期間中は、リトレース・パルス電圧Vr
とVSの振幅は大幅に減少するが消滅はせず、誤
差ランプ電圧81は第15図bに示されるように
なお基準電圧レベルVREFと交差する。しかし、第
13図の回路中へ範囲制限比較器を設ける手段が
施されていなければ、誤差電圧増幅器UIAのピ
ン1に生ずる出力パルスは第15図cの破線波形
にならう。このパルスは、偏向サイクル中は比較
的長時間にわたつて高状態にあつて、比較的大き
な誤差電圧VE1を生成することになる。
第15図dに示されるような、出力パルス発生
器UICによる電圧VE1と誤差ランプ電圧83の比
較により、第15図eの破線制御パルス27′が
発生する。破線パルス27′の正向きの端縁は水
平トレースの中心点を越えて遅らされ、この過負
荷期間中、第2図bのリトレース共振回路50と
負荷回路32へ過量の電力の転送が行なわれるこ
とになる。
その様な状態になることを防ぐために、誤差電
圧VEが範囲制限器UIDの負入力端子に印加され、
一方誤差ランプ電圧81が正の入力端子へ印加さ
れる。過負荷期間中、この誤差電圧は誤差ランプ
電圧81と交差するに充分な第15図bの大きさ
VE1′を有し、この誤差電圧VE1′が誤差ランプ電圧
81よりも大きい限りUIDのピン14に低出力レ
ベルを生じさせる。
UIAとUIDの出力同士は論理的に合成されて第
15図cの実線パルス電圧を生成する。この電圧
は第14図cの破線パルスの平均値よりも大幅に
低い平均値V1′を有し、前述した低い誤差電圧VE
1′を生成する。
この低い誤差電圧VE1′を第15図dに示される
基準ランプ電圧83と比較すると、第15図eの
実線で示す制御パルス波形27′が生じ、この波
形27′は、過負荷期間中制御範囲の制限を行な
うのに必要な、トレースの中心点の直前に生ずる
正向きの端縁を持つている。更に大幅に負荷が増
大すると、UIAのピン1には低状態がより長期
に及ぶ電圧波形パルスが生ずる。その結果、波形
27′の正向きの端縁はトレース期間の始点へ向
つて更に後方へ変位させられる。
誤差電圧増幅器UIAのピン7を、抵抗R9を
介して範囲制限器UIDのピン8へ接続することに
より、範囲制限器UIDの動作には僅かにヒステリ
シス特性が与えられる。このヒステリシス特性は
範囲制限器UIDの動作を安定化させるものであ
る。
回路の短絡期間中、非常な過負荷期間中、また
は第2図aのオン/オフスイツチ23が開かれて
テレビジヨン受像機がターンオフされる期間中に
発生する可能性がある、リトレース・パルス電圧
VrとVSの減少時には、第13図の制限器ダイオ
ードD4は導通して積分された基準電圧VREFのレ
ベルを急速に低下させる。この電圧レベルVREF
低下はテレビジヨン受像機を電圧の過大な振れに
よる損傷から保護する。
誤差電圧増幅器UIAの利得は誤差ランプ電圧
81の振幅に依存し、この振幅が小さくなる程利
得は高くなる。可変抵抗R5は誤差ランプ電圧8
1の直流レベルを変位させて、リトレース・パル
ス電圧Vrの振幅の調整制御を行なう。
第2図aと第2図bの回路に使用し得る選ばれ
た磁気素子について次に説明する。
L1:磁心 フイリツプスU−U25/20/13、材
料3C8または同等物 空隙 各脚1mm WA 巻回数168回、3mmH WB 巻回数 7回、 WC 巻回数 10回、 各巻線の線材は径0.6mmの銅線、 T1:磁心 シーメンスU47、材料N27または同
等物 空隙 各脚0.1mm 10ボルト/巻回 W1 巻回数120回、タツプ 6巻回目 W2 巻回数 92回、 W3 巻回数 6回、 W4 巻回数 21回、 各巻線の線材は径0.5mmの銅線、 1次と2次間の耐圧4000ボルト。
【図面の簡単な説明】
第1図aと第1図bはこの発明を実施した安定
化された偏向回路の2つの実施例をそれぞれ示す
簡略回路図、第2図aと第2図bはこの発明を実
施した安定化された偏向回範の一実施例の詳細な
回路図、第3図は第2図aおよび第2図bの回路
用の調整器制御回路の一例回路図、第4図は第3
図の調整器制御回路の動作に関連する波形を示す
図、第5図乃至第12図は第1図a、第1図b、
第2図aおよび第2図bに示す回路の動作に関連
する波形を示す図、第13図は第2図aと第2図
bの回路に用いる調整器制御回路のまた別の実施
例の回路図、第14図および第15図は第13図
の回路の動作に関連する波形を示す図である。 LH…偏向巻線、24…電圧源、26…制御手
段(調整器制御回路)、30…ブロツキング発振
器、50…共振リトレース回路、CR…リトレー
ス・キヤパシタンス、60…偏向発生器、L1,
C5…第2の共振回路(インダクタL1、キヤパ
シタC5)、S1,S2…スイツチング手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 偏向巻線と、上記偏向巻線に結合されかつ偏
    向周波数信号に応動するトレーススイツチと上記
    偏向巻線に結合されてこの巻線と共に共振リトレ
    ース回路を形成するリトレース・キヤパシタンス
    とを含み偏向サイクル中上記巻線中に走査電流を
    発生させる偏向発生器と、フライバツク変圧器
    と、電圧源と、各偏向サイクルの第1の期間中上
    記フライバツク変圧器の第1の巻線を上記電圧源
    に結合するスイツチング手段と、上記共振リトレ
    ース回路に結合され各偏向サイクルの第2の期間
    中リトレース・パルス電圧を発生する上記フライ
    バツク変圧器の第2の巻線と、上記共振リトレー
    ス回路と動作上共働する第2の共振回路を形成
    し、上記電圧源から上記フライバツク変圧器を介
    して上記共振リトレース回路にエネルギーを転送
    する手段と、上記偏向発生器と上記スイツチング
    手段とに結合され上記スイツチング手段の導通時
    点を制御して上記電圧源と上記共振リトレース回
    路間のエネルギーの転送を調整する制御手段とを
    具備し、 上記スイツチング手段は、始動期間中自走発振
    を行なつて、上記トレーススイツチが上記共振リ
    トレース回路で発生したリンギング・パルス電圧
    を受けるように、上記電圧源と共振リトレース回
    路との間で始動エネルギーの転送を行なうように
    構成されており、 更に上記リンギング・パルス電圧の存在すると
    き上記トレーススイツチに対する正常な駆動を不
    動化して上記トレーススイツチをオフ状態に維持
    する手段を具えて成る、安定化偏向回路。
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