JPH0338931B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0338931B2 JPH0338931B2 JP8758086A JP8758086A JPH0338931B2 JP H0338931 B2 JPH0338931 B2 JP H0338931B2 JP 8758086 A JP8758086 A JP 8758086A JP 8758086 A JP8758086 A JP 8758086A JP H0338931 B2 JPH0338931 B2 JP H0338931B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- insert
- workpiece
- cylinder body
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 13
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 7
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 3
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/24—Perforating, i.e. punching holes
- B21D28/28—Perforating, i.e. punching holes in tubes or other hollow bodies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、ワークの穴に、その開口端面で規制
されるまで挿入体を挿入して軸方向位置を定める
とともに、ワークの位置決め穴に挿入体のガイド
ピンを嵌合して周方向位置を定めた後に、挿入体
に保持したピアスパンチを穴の半径方向外方に向
けて駆動することにより、ワークの壁部に小径孔
を穿孔するとともに小径孔内端周縁部の彎曲成形
を行なうようにした、穴を有するワークの壁部へ
の小径孔穿孔方法に関する。
されるまで挿入体を挿入して軸方向位置を定める
とともに、ワークの位置決め穴に挿入体のガイド
ピンを嵌合して周方向位置を定めた後に、挿入体
に保持したピアスパンチを穴の半径方向外方に向
けて駆動することにより、ワークの壁部に小径孔
を穿孔するとともに小径孔内端周縁部の彎曲成形
を行なうようにした、穴を有するワークの壁部へ
の小径孔穿孔方法に関する。
(2) 従来の技術
従来、穴を有するワークの壁部に小径孔を穿孔
するにあたつては、ワークの外方からドリルによ
り穿孔するのが一般的であるが、切粉が穴内に残
つたり、小径孔内端にエツジが生じることを避け
るために、ワーク内に挿入体を挿入し、その挿入
体で保持したピアスパンチを穴の半径方向外方に
向けて駆動して、ワークの壁部に小径孔を穿孔す
るとともに小径孔内端周縁部の彎曲成形をするよ
うにした技術もある。
するにあたつては、ワークの外方からドリルによ
り穿孔するのが一般的であるが、切粉が穴内に残
つたり、小径孔内端にエツジが生じることを避け
るために、ワーク内に挿入体を挿入し、その挿入
体で保持したピアスパンチを穴の半径方向外方に
向けて駆動して、ワークの壁部に小径孔を穿孔す
るとともに小径孔内端周縁部の彎曲成形をするよ
うにした技術もある。
(3) 発明が解決しようとする問題点
ところで、ブレーキ装置のマスタシリンダがワ
ークであり、小径孔としてリザーバへのリターン
ポートをマスタシリンダの壁部に穿孔する場合に
は、マスタシリンダの内径に比べてリターンポー
トの孔径が非常に小さく、ピアスパンチの剛性が
問題となる。特に打ち抜き時のマスタシリンダ壁
部に対するピアスパンチの直角度およびがた等の
位置精度を向上することが必要である。ところ
が、上記従来の穿孔加工では、ピアスパンチがワ
ークの肉厚や内径に対し、比較的大きくしかも充
分な強度を有しているので、前記精度はそれ程大
きな問題とはならず、したがつて特別な配慮はな
されていない。
ークであり、小径孔としてリザーバへのリターン
ポートをマスタシリンダの壁部に穿孔する場合に
は、マスタシリンダの内径に比べてリターンポー
トの孔径が非常に小さく、ピアスパンチの剛性が
問題となる。特に打ち抜き時のマスタシリンダ壁
部に対するピアスパンチの直角度およびがた等の
位置精度を向上することが必要である。ところ
が、上記従来の穿孔加工では、ピアスパンチがワ
ークの肉厚や内径に対し、比較的大きくしかも充
分な強度を有しているので、前記精度はそれ程大
きな問題とはならず、したがつて特別な配慮はな
されていない。
ところが、従来のものをマスタシリンダのリタ
ーンポート穿孔にそのまま適用したのでは、挿入
体および穴内面間に挿入体着脱のための間隙があ
ることや、ガイドピンおよび位置決め穴の嵌合精
度が比較的粗いことに起因して、打ち抜き作動時
には挿入体が穴内で半径方向にがたついたり、回
動したりする。また、挿入体自体も細長くなりし
かも先端が自由端となつて撓み易いので、ピアス
パンチがワークに対して直角に作動しなかつた
り、打ち抜き途中で曲がつてしまつたりすること
が生じ、さらに打ち抜き後の戻り時に曲げ力が作
用してピアスパンチが破損してしまうことがあ
る。
ーンポート穿孔にそのまま適用したのでは、挿入
体および穴内面間に挿入体着脱のための間隙があ
ることや、ガイドピンおよび位置決め穴の嵌合精
度が比較的粗いことに起因して、打ち抜き作動時
には挿入体が穴内で半径方向にがたついたり、回
動したりする。また、挿入体自体も細長くなりし
かも先端が自由端となつて撓み易いので、ピアス
パンチがワークに対して直角に作動しなかつた
り、打ち抜き途中で曲がつてしまつたりすること
が生じ、さらに打ち抜き後の戻り時に曲げ力が作
用してピアスパンチが破損してしまうことがあ
る。
このような問題を解決するためには、小径孔の
孔径すなわちピアスパンチの外径を大きくした
り、ピアスパンチの長さを極力短く設定すること
も考えられる。しかし、ピアスパンチの外径を大
きくすると、小径孔が充分にその機能を発揮し得
ないことになる。またピアスパンチを研磨して再
生するときに、ピアスパンチの長さが短いと、小
径孔内端周縁部の彎曲成形のためにピアスパンチ
に設けた首下彎曲部も精密に修正しなければなら
ず、高価なものとなる。
孔径すなわちピアスパンチの外径を大きくした
り、ピアスパンチの長さを極力短く設定すること
も考えられる。しかし、ピアスパンチの外径を大
きくすると、小径孔が充分にその機能を発揮し得
ないことになる。またピアスパンチを研磨して再
生するときに、ピアスパンチの長さが短いと、小
径孔内端周縁部の彎曲成形のためにピアスパンチ
に設けた首下彎曲部も精密に修正しなければなら
ず、高価なものとなる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、挿脱操作を容易とするとともに挿入体をワ
ークに強固に位置決めしてピアスパンチの破損を
防止するようにした、穴を有するワークの壁部へ
の小径孔穿孔方法を提供することを目的とする。
あり、挿脱操作を容易とするとともに挿入体をワ
ークに強固に位置決めしてピアスパンチの破損を
防止するようにした、穴を有するワークの壁部へ
の小径孔穿孔方法を提供することを目的とする。
B 発明の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本発明方法によれば、挿入体の軸方向中間部で
半径方向への移動可能に保持した弾性体を、半径
方向外方に突出させて穴の内面に弾発的に当接さ
せることによりワークを位置決めするようにし
た。
半径方向への移動可能に保持した弾性体を、半径
方向外方に突出させて穴の内面に弾発的に当接さ
せることによりワークを位置決めするようにし
た。
(2) 作用
本発明方法では、挿入体の軸方向中間部に保持
した弾性体を穴の内面に当接させた状態でワーク
の開口端面でワークが受けられるので、挿入体が
ワークに実質的に一体化され、したがつて挿入体
の位置決めが強固にかつ確実になされるとともに
挿入体の外径を比較的小さくして挿脱操作を容易
とすることができる。
した弾性体を穴の内面に当接させた状態でワーク
の開口端面でワークが受けられるので、挿入体が
ワークに実質的に一体化され、したがつて挿入体
の位置決めが強固にかつ確実になされるとともに
挿入体の外径を比較的小さくして挿脱操作を容易
とすることができる。
(3) 実施例
以下、図面により、本発明の実施例について説
明すると、先ず、本発明を適用する車両用ブレー
キ装置のタンデム型マスタシリンダを示す第1図
において、シリンダボデイ1の有底円筒状シリン
ダ部2には第1および第2ピストン3,4が摺合
されており、それらのピストン3,4は相互に連
動して進退作動する。
明すると、先ず、本発明を適用する車両用ブレー
キ装置のタンデム型マスタシリンダを示す第1図
において、シリンダボデイ1の有底円筒状シリン
ダ部2には第1および第2ピストン3,4が摺合
されており、それらのピストン3,4は相互に連
動して進退作動する。
シリンダ部2には穴としての有底穴5が穿設さ
れており、この有底穴5の閉塞端面5aとの間に
第1戻しばね6を介在させた第1ピストン3がそ
の前後端にピストンカツプ7,8をそれぞれ付設
して有底穴5に摺合される。また第2ピストン4
は第1ピストン3との間に第2戻しばね9および
ピストン間隔規制手段10を介在させるとともに
その前端にピストンカツプ11を付設して有底穴
5に摺合される。有底穴5の閉塞端面5aと第1
ピストン3との間には第1油圧室12が画成さ
れ、第1および第2ピストン3,4間には第2油
圧室13が画成される。また各ピストン3,4の
中間部は有底穴5の内面との間に第1および第2
補助油室14,15を画成すべく小径に形成され
る。しかも各油圧室12,13にそれぞれ連なる
出力ポート16,17には図示しない油圧ブレー
キ回路がそれぞれ接続される。
れており、この有底穴5の閉塞端面5aとの間に
第1戻しばね6を介在させた第1ピストン3がそ
の前後端にピストンカツプ7,8をそれぞれ付設
して有底穴5に摺合される。また第2ピストン4
は第1ピストン3との間に第2戻しばね9および
ピストン間隔規制手段10を介在させるとともに
その前端にピストンカツプ11を付設して有底穴
5に摺合される。有底穴5の閉塞端面5aと第1
ピストン3との間には第1油圧室12が画成さ
れ、第1および第2ピストン3,4間には第2油
圧室13が画成される。また各ピストン3,4の
中間部は有底穴5の内面との間に第1および第2
補助油室14,15を画成すべく小径に形成され
る。しかも各油圧室12,13にそれぞれ連なる
出力ポート16,17には図示しない油圧ブレー
キ回路がそれぞれ接続される。
シリンダボデイ1の上側部には補助油溜18が
一体に突設されており、この補助油溜18の上端
部には共働してリザーバRを構成する合成樹脂製
油槽19が連接される。補助油溜18はシリンダ
ボデイ1と一体の隔壁20により、第1および第
2油溜室21,22に区画されており、各ピスト
ン3,4が所定の後退限に位置するとき、第1油
溜室21が第1リターンポート23を介して第1
油圧室12に連通するとともに、第1サプライポ
ート24を介して第1補助油室14に連通し、第
2油溜室22が有底穴5と平行な油路25および
第2リターンポート26を介して第2油圧室13
に連通するとともに、油路25に連なる第2サプ
ライポート27を介して第2補助油室15に連通
する。
一体に突設されており、この補助油溜18の上端
部には共働してリザーバRを構成する合成樹脂製
油槽19が連接される。補助油溜18はシリンダ
ボデイ1と一体の隔壁20により、第1および第
2油溜室21,22に区画されており、各ピスト
ン3,4が所定の後退限に位置するとき、第1油
溜室21が第1リターンポート23を介して第1
油圧室12に連通するとともに、第1サプライポ
ート24を介して第1補助油室14に連通し、第
2油溜室22が有底穴5と平行な油路25および
第2リターンポート26を介して第2油圧室13
に連通するとともに、油路25に連なる第2サプ
ライポート27を介して第2補助油室15に連通
する。
第1リターンポート23は、有底穴5の軸線に
直交して該有底穴5の内面に開口する小径孔28
と、該小径孔28に同軸に連なつて第1油溜室2
1に開口する大径孔29とから成り、第2リター
ンポート27は、有底穴5の軸線に直交して該有
底穴5の内面に開口する小径孔30と、該小径孔
30に同軸に連なつて油路25に開口する大径孔
31とから成る。
直交して該有底穴5の内面に開口する小径孔28
と、該小径孔28に同軸に連なつて第1油溜室2
1に開口する大径孔29とから成り、第2リター
ンポート27は、有底穴5の軸線に直交して該有
底穴5の内面に開口する小径孔30と、該小径孔
30に同軸に連なつて油路25に開口する大径孔
31とから成る。
第1および第2リターンポート23,26の加
工時に、各大径孔29,31は下穴としてシリン
ダボデイ1の外側方から穿孔加工されるものであ
り、それらの下穴加工後に各小径孔28,30が
有底穴5の内方側から同軸に連なるべく打ち抜き
加工される。
工時に、各大径孔29,31は下穴としてシリン
ダボデイ1の外側方から穿孔加工されるものであ
り、それらの下穴加工後に各小径孔28,30が
有底穴5の内方側から同軸に連なるべく打ち抜き
加工される。
シリンダボデイ1は第1および第2リターンポ
ート23,26の加工時にはワークとして扱われ
るものであるが、このシリンダボデイ1の開口端
面1a寄りには、図示しない負圧式倍力装置に接
合するためのフランジ部32が一体に設けられて
おり、このフランジ部32には有底穴5と平行な
位置決め穴としての複数の挿通孔33が穿設され
る。該挿通孔33は、シリンダボデイ1の開口端
側から順に大径部34と、小径部35とが同軸に
連なつて成り、大径部34および小径部35間の
段部にはシリンダボデイ1の開口端側に向かうに
つれて大径となるテーパ状の受け面36が設けら
れる。この挿通孔33は、前記負圧式倍力装置と
の接合時にボルト(図示せず)を挿通するもので
あるが、後述のように第1および第2リターンポ
ート23,26の加工時に挿入体37(第2図お
よび第3図参照)の位置決めにも用いられるもの
である。
ート23,26の加工時にはワークとして扱われ
るものであるが、このシリンダボデイ1の開口端
面1a寄りには、図示しない負圧式倍力装置に接
合するためのフランジ部32が一体に設けられて
おり、このフランジ部32には有底穴5と平行な
位置決め穴としての複数の挿通孔33が穿設され
る。該挿通孔33は、シリンダボデイ1の開口端
側から順に大径部34と、小径部35とが同軸に
連なつて成り、大径部34および小径部35間の
段部にはシリンダボデイ1の開口端側に向かうに
つれて大径となるテーパ状の受け面36が設けら
れる。この挿通孔33は、前記負圧式倍力装置と
の接合時にボルト(図示せず)を挿通するもので
あるが、後述のように第1および第2リターンポ
ート23,26の加工時に挿入体37(第2図お
よび第3図参照)の位置決めにも用いられるもの
である。
第2図および第3図において、基台39上に
は、ワークとしてのシリンダボデイ1の有底穴5
に挿入されるべき挿入体37を備えるとともにシ
リンダボデイ1に一対の小径孔28,30を打ち
抜き成形するためのパンチユニツト40と、該パ
ンチユニツト40との間にシリンダボデイ1をク
ランプするためのクランプユニツト41と、小径
孔28,30の穿孔に先だつて大径孔29,31
を穿孔加工するためのドリルユニツト42とが配
設される。
は、ワークとしてのシリンダボデイ1の有底穴5
に挿入されるべき挿入体37を備えるとともにシ
リンダボデイ1に一対の小径孔28,30を打ち
抜き成形するためのパンチユニツト40と、該パ
ンチユニツト40との間にシリンダボデイ1をク
ランプするためのクランプユニツト41と、小径
孔28,30の穿孔に先だつて大径孔29,31
を穿孔加工するためのドリルユニツト42とが配
設される。
パンチユニツト40の挿入体37は基台39上
に固設された支持枠38によりで水平に固定、配
置されており、クランプユニツト41には、シリ
ンダボデイ1の閉塞端外面に設けられたセンタ穴
43(第1図参照)に嵌合するテーパ状押圧部材
44が配設される。しかも該押圧部材44は、水
平な軸線を有する押圧シリンダ45のピストンロ
ツド先端に設けられており、この押圧シリンダ4
5はシリンダ46およびリンク機構47により昇
降駆動される。したがつて、押圧部材44を降下
させた状態で、挿入体37をシリンダボデイ1の
有底穴5に挿入し、次いで押圧部材44を上昇せ
しめた後に押圧部材44を挿入体37側に押圧移
動せしめることによりシリンダボデイ1をクラン
プすることが可能となる。
に固設された支持枠38によりで水平に固定、配
置されており、クランプユニツト41には、シリ
ンダボデイ1の閉塞端外面に設けられたセンタ穴
43(第1図参照)に嵌合するテーパ状押圧部材
44が配設される。しかも該押圧部材44は、水
平な軸線を有する押圧シリンダ45のピストンロ
ツド先端に設けられており、この押圧シリンダ4
5はシリンダ46およびリンク機構47により昇
降駆動される。したがつて、押圧部材44を降下
させた状態で、挿入体37をシリンダボデイ1の
有底穴5に挿入し、次いで押圧部材44を上昇せ
しめた後に押圧部材44を挿入体37側に押圧移
動せしめることによりシリンダボデイ1をクラン
プすることが可能となる。
第4図および第5図において、挿入体37は、
基本的に半割円筒状の挿入体本体50に、カバー
51を着脱自在に結合して円筒状に構成される。
挿入体本体50の基端およびカバー51には、相
互に結合したときにフランジ部55を構成する張
出部がそれぞれ一体に設けられており、フランジ
部55はパンチユニツト40の支持枠38に結合
される。しかも挿入体本体50およびカバー51
の基端には、シリンダボデイ1の開口端面1aに
当接して位置決めするためのリング状当接部材4
9が嵌合、固着される。挿入体37の外径は、シ
リンダボデイ1の有底穴5に挿入し得る程度に定
められており、この挿入体37には有底穴5内に
挿入したときに、小径孔28,30を穿孔すべき
位置に対応して一対のピアスパンチ56,57が
挿入体37の半径方向に沿つて移動可能に保持さ
れる。
基本的に半割円筒状の挿入体本体50に、カバー
51を着脱自在に結合して円筒状に構成される。
挿入体本体50の基端およびカバー51には、相
互に結合したときにフランジ部55を構成する張
出部がそれぞれ一体に設けられており、フランジ
部55はパンチユニツト40の支持枠38に結合
される。しかも挿入体本体50およびカバー51
の基端には、シリンダボデイ1の開口端面1aに
当接して位置決めするためのリング状当接部材4
9が嵌合、固着される。挿入体37の外径は、シ
リンダボデイ1の有底穴5に挿入し得る程度に定
められており、この挿入体37には有底穴5内に
挿入したときに、小径孔28,30を穿孔すべき
位置に対応して一対のピアスパンチ56,57が
挿入体37の半径方向に沿つて移動可能に保持さ
れる。
第6図および第7図において、挿入体本体50
には、カバー51でそれぞれ閉鎖されて矩形の案
内孔58,59を形成する溝が、軸方向に間隔を
あけた位置で半径方向に延びて設けられており、
両案内孔58,59には、角柱状の支持駒60,
61がそれぞれ摺合される。各支持駒60,61
には、ピアスパンチ56,57がそれぞれ固定さ
れる。
には、カバー51でそれぞれ閉鎖されて矩形の案
内孔58,59を形成する溝が、軸方向に間隔を
あけた位置で半径方向に延びて設けられており、
両案内孔58,59には、角柱状の支持駒60,
61がそれぞれ摺合される。各支持駒60,61
には、ピアスパンチ56,57がそれぞれ固定さ
れる。
すなわち、各支持駒60,61には案内孔5
8,59に沿つて延びる取付孔62,63とねじ
孔64,65とが同軸に穿設されており、取付孔
62,63にはピアスパンチ56,57が挿入さ
れる。またねじ孔64,65にはピアスパンチ5
6,57の後端に当接してピアスパンチ56,5
7の先端の挿入体37の外側面からの突出量を調
整するためのねじ部材66,67が進退自在に螺
合される。また、支持駒60,61には各ピアス
パンチ56,57の外側面の一部に螺合する固定
用ねじ部材68,69が螺合されており、これら
のねじ部材68,69により各ピアスパンチ5
6,57の位置が固定される。
8,59に沿つて延びる取付孔62,63とねじ
孔64,65とが同軸に穿設されており、取付孔
62,63にはピアスパンチ56,57が挿入さ
れる。またねじ孔64,65にはピアスパンチ5
6,57の後端に当接してピアスパンチ56,5
7の先端の挿入体37の外側面からの突出量を調
整するためのねじ部材66,67が進退自在に螺
合される。また、支持駒60,61には各ピアス
パンチ56,57の外側面の一部に螺合する固定
用ねじ部材68,69が螺合されており、これら
のねじ部材68,69により各ピアスパンチ5
6,57の位置が固定される。
各ピアスパンチ56,57の先端には、小径孔
28,30の内径に対応した外径を有する小径円
柱状の穿孔部70が、彎曲段部71を介して同軸
にそれぞれ設けられる。この彎曲段部71は、小
径孔28,30の内端縁部を彎曲成形するもので
あり、内方側に凹むとともに後端側に向かうにつ
れて大径となるように形成される。
28,30の内径に対応した外径を有する小径円
柱状の穿孔部70が、彎曲段部71を介して同軸
にそれぞれ設けられる。この彎曲段部71は、小
径孔28,30の内端縁部を彎曲成形するもので
あり、内方側に凹むとともに後端側に向かうにつ
れて大径となるように形成される。
挿入体本体50と、カバー51との間には、軸
方向に沿つて延びる矩形の摺動孔72が形成さ
れ、この摺動孔72には、パンチユニツト40の
支持枠38内に配設された図示しない駆動源に連
結されたカムスライダ73が往復摺動可能にして
摺合される。該カムスライダ73には、前記各支
持駒60,61に対応する位置にカム穴74,7
5が設けられており、各支持駒60,61はカム
スライダ73の移動に応じて移動すべくカム穴7
4,75に係合される。すなわち、各カム穴7
4,75はカムスライダ73の先端側に向かうに
つれて各ピアスパンチ56,57の後端側に傾斜
するように形成されており、支持駒60,61に
突設されたピン76,77がカム穴74,75に
係合する。したがつて、カムスライダ73が移動
するのに応じて各支持駒60,61すなわち各ピ
アスパンチ56,57が挿入体37の半径方向に
沿つて移動し、特にカムスライダ73がその先端
側に移動するのに応じて各ピアスパンチ56,5
7はその先端の穿孔部70を挿入体37の外側面
から突出する方向に移動する。
方向に沿つて延びる矩形の摺動孔72が形成さ
れ、この摺動孔72には、パンチユニツト40の
支持枠38内に配設された図示しない駆動源に連
結されたカムスライダ73が往復摺動可能にして
摺合される。該カムスライダ73には、前記各支
持駒60,61に対応する位置にカム穴74,7
5が設けられており、各支持駒60,61はカム
スライダ73の移動に応じて移動すべくカム穴7
4,75に係合される。すなわち、各カム穴7
4,75はカムスライダ73の先端側に向かうに
つれて各ピアスパンチ56,57の後端側に傾斜
するように形成されており、支持駒60,61に
突設されたピン76,77がカム穴74,75に
係合する。したがつて、カムスライダ73が移動
するのに応じて各支持駒60,61すなわち各ピ
アスパンチ56,57が挿入体37の半径方向に
沿つて移動し、特にカムスライダ73がその先端
側に移動するのに応じて各ピアスパンチ56,5
7はその先端の穿孔部70を挿入体37の外側面
から突出する方向に移動する。
第8図を併せて参照して、挿入体本体50には
カバー51でそれぞれ閉鎖されて矩形の案内孔7
9を形成する溝が、軸方向に間隔をあけた複数箇
所たとえば3箇所で半径方向に延びて設けられて
おり、各案内孔79には移動駒80がそれぞれ摺
合される。各移動駒80には、案内孔79と平行
に延びる取付孔81と、ねじ孔82とが前記各ピ
アスパンチ56,57の突出方向とは逆の方向か
ら順にかつ同軸に穿設されており、各取付孔81
には有底穴5の内面に当接可能なたとえばゴムか
らなる弾性体83が嵌入される。また、各ねじ孔
82には弾性体83の移動駒80からの突出量を
調整するためのねじ部材84が進退自在に螺合さ
れる。
カバー51でそれぞれ閉鎖されて矩形の案内孔7
9を形成する溝が、軸方向に間隔をあけた複数箇
所たとえば3箇所で半径方向に延びて設けられて
おり、各案内孔79には移動駒80がそれぞれ摺
合される。各移動駒80には、案内孔79と平行
に延びる取付孔81と、ねじ孔82とが前記各ピ
アスパンチ56,57の突出方向とは逆の方向か
ら順にかつ同軸に穿設されており、各取付孔81
には有底穴5の内面に当接可能なたとえばゴムか
らなる弾性体83が嵌入される。また、各ねじ孔
82には弾性体83の移動駒80からの突出量を
調整するためのねじ部材84が進退自在に螺合さ
れる。
カムスライダ73には各移動駒80に対応した
位置にカム穴85がそれぞれ設けられており、各
移動駒80に突設したピン86がカム穴85にそ
れぞれ係合される。したがつて、各移動駒80す
なわち弾性体83はカムスライダ73の移動に応
じて移動するが、各カム穴85はカムスライダ7
3がわずかに前進する間に弾性体83を外方に突
出せしめ、それ以後のカムスライダ73の前進時
には弾性体83を突出させたままとするような形
状を有して形成される。
位置にカム穴85がそれぞれ設けられており、各
移動駒80に突設したピン86がカム穴85にそ
れぞれ係合される。したがつて、各移動駒80す
なわち弾性体83はカムスライダ73の移動に応
じて移動するが、各カム穴85はカムスライダ7
3がわずかに前進する間に弾性体83を外方に突
出せしめ、それ以後のカムスライダ73の前進時
には弾性体83を突出させたままとするような形
状を有して形成される。
第9図において、挿入体37のフランジ部55
には、シリンダボデイ1における挿通孔33に対
応して複数のガイドピン90が浮動支持される。
シリンダボデイ1のフランジ部32に対向する側
で前記フランジ部55には、支持部材91がボル
ト92より固着されており、この支持部材91に
は挿通孔33側に開口する支持穴93が挿入体3
7の軸線と平行に延びて穿設される。ガイドピン
90は、支持穴93に摺合される軸部94の先端
に、前方に向かうにつれて小径となるテーパ状の
先端部95が一体に設けられて成り、先端部95
の角度は、前記挿通孔33における受け面36の
角度よりも小さく設定される。
には、シリンダボデイ1における挿通孔33に対
応して複数のガイドピン90が浮動支持される。
シリンダボデイ1のフランジ部32に対向する側
で前記フランジ部55には、支持部材91がボル
ト92より固着されており、この支持部材91に
は挿通孔33側に開口する支持穴93が挿入体3
7の軸線と平行に延びて穿設される。ガイドピン
90は、支持穴93に摺合される軸部94の先端
に、前方に向かうにつれて小径となるテーパ状の
先端部95が一体に設けられて成り、先端部95
の角度は、前記挿通孔33における受け面36の
角度よりも小さく設定される。
軸部94の中間部外面には、支持部材91に螺
合した係合部材96がガイドピン90の軸方向移
動を制限すべく係合する。また、ガイドピン90
の先端部95に係合する係合板97と、フランジ
部55との間には支持部材91を囲むコイル状の
ばね98が介装されており、このばね98のばね
力によりガイドピン90は先端側に向けて弾発付
勢される。
合した係合部材96がガイドピン90の軸方向移
動を制限すべく係合する。また、ガイドピン90
の先端部95に係合する係合板97と、フランジ
部55との間には支持部材91を囲むコイル状の
ばね98が介装されており、このばね98のばね
力によりガイドピン90は先端側に向けて弾発付
勢される。
再び第2図および第3図において、ドリルユニ
ツト42は、シリンダボデイ1に一対の大径孔2
9,31を穿孔するための一対のドリル101,
102を備えるものであり、これらのドリル10
1,102は、パンチユニツト40およびクラン
プユニツト41間で水平にクランプされたシリン
ダボデイ1に直交した水平な方向に移動しながら
回転駆動される。
ツト42は、シリンダボデイ1に一対の大径孔2
9,31を穿孔するための一対のドリル101,
102を備えるものであり、これらのドリル10
1,102は、パンチユニツト40およびクラン
プユニツト41間で水平にクランプされたシリン
ダボデイ1に直交した水平な方向に移動しながら
回転駆動される。
基台39上には挿入体37と直交して水平な一
対のガイドレール103,104が敷設されてお
り、これらのガイドレール103,104には移
動台105が移動可能に嵌合される。この移動台
105の前端すなわち挿入体37側端部には、支
持板106が立設され、該支持板106の上部に
は挿入体37側に向けて水平に延びる一対のガイ
ド筒107,108が固着される。これらのガイ
ド筒107,108は、シリンダボデイ1の大径
孔29,31に対応するものであり、大径孔2
9,31に対応する間隔をあけて支持板106に
固着さる。また、移動台105の後端には支柱1
09が立設される。さらに、移動台の後端にはガ
イドレール103,104と平行な軸線を有する
シリンダ110のピストンロツド111が連結さ
れる。これにより、移動台105はシリンダ11
0の伸縮作動に応じて水平方向に移動する。
対のガイドレール103,104が敷設されてお
り、これらのガイドレール103,104には移
動台105が移動可能に嵌合される。この移動台
105の前端すなわち挿入体37側端部には、支
持板106が立設され、該支持板106の上部に
は挿入体37側に向けて水平に延びる一対のガイ
ド筒107,108が固着される。これらのガイ
ド筒107,108は、シリンダボデイ1の大径
孔29,31に対応するものであり、大径孔2
9,31に対応する間隔をあけて支持板106に
固着さる。また、移動台105の後端には支柱1
09が立設される。さらに、移動台の後端にはガ
イドレール103,104と平行な軸線を有する
シリンダ110のピストンロツド111が連結さ
れる。これにより、移動台105はシリンダ11
0の伸縮作動に応じて水平方向に移動する。
支柱109の上部には、フレーム112が移動
台105との相対移動を可能として支承されてお
り、このフレーム112は図示しない駆動手段に
より駆動される。フレーム112の前端に設けら
れたヘツド113には一対のスピンドル114,
115が配設されており、これらのスピンドル1
14,115にドリル101,102が装着され
る。また、フレーム112の後端にはスピンドル
114,115を回転駆動するためのモータ11
8が固定、支持される。
台105との相対移動を可能として支承されてお
り、このフレーム112は図示しない駆動手段に
より駆動される。フレーム112の前端に設けら
れたヘツド113には一対のスピンドル114,
115が配設されており、これらのスピンドル1
14,115にドリル101,102が装着され
る。また、フレーム112の後端にはスピンドル
114,115を回転駆動するためのモータ11
8が固定、支持される。
前記ガイド筒107,108はドリル101,
102を挿通して案内すべく設けられたものであ
り、各大径孔29,31に対応する部分でシリン
ダボデイ1の外側面に同時に当接すべくそれらの
長さが設定される。
102を挿通して案内すべく設けられたものであ
り、各大径孔29,31に対応する部分でシリン
ダボデイ1の外側面に同時に当接すべくそれらの
長さが設定される。
第10図において、各ドリル101,102
は、案内軸部116の先端に小径の螺旋刃部11
7が設けられて成るものであり、螺旋刃部117
の先端角度αは90〜120度の範囲に設定されるも
のである。しかも両大径孔29,31の長さは異
なるものであり、両ドリル101,102におけ
る螺旋刃部117の長さLは、対応する大径孔2
9,31に対応して個別に定められる。
は、案内軸部116の先端に小径の螺旋刃部11
7が設けられて成るものであり、螺旋刃部117
の先端角度αは90〜120度の範囲に設定されるも
のである。しかも両大径孔29,31の長さは異
なるものであり、両ドリル101,102におけ
る螺旋刃部117の長さLは、対応する大径孔2
9,31に対応して個別に定められる。
次にこの実施例の作用について説明すると、シ
リンダボデイ1に第1および第2リターンポート
23,26を穿孔するにあたつては、有底穴5と
第1および第2油溜室21,22に対応する凹部
とを形成しているシリンダボデイ1を、パンチユ
ニツト40およびクランプユニツト41間で水平
にクランプする。この際、パンチユニツト40の
挿入体37は有底穴5内に挿入され、シリンダボ
デイ1は挿入体37と実質的に一体化される。す
なわち、クランプユニツト41は、シリンダボデ
イ1のセンタ穴43に嵌合した押圧部材44で、
シリンダボデイ1をパンチユニツト40の支持枠
38側に押圧し、シリンダボデイ1の開口端面1
aが当接部材49に当接する。この状態でカムス
ライダ73をわずかに前進せしめることにより、
各弾性体83が挿入体37の半径方向外方に突出
して有底穴5の内面に弾発的に当接し、第1およ
び第2リターンポート23,26を穿孔すべき側
で有底穴5の内面と挿入体37の外面とが密接
し、シリンダボデイ1と挿入体37とが実質的に
一体化されることになる。一方、挿入体37のフ
ランジ部55で浮動支持されたガイドピン90の
先端部95は、シリンダボデイ1のフランジ部3
2に設けた挿通孔33の受け面36にテーパ嵌合
する。したがつて、シリンダボデイ1の挿入体3
7に対する周方向相対位置が定まる。しかも、ガ
イドピン90はばね98により弾発付勢されてい
るので、仕上げ加工を行なつていないフランジ部
32の寸法に多少のばらつきがあつたとしても、
受け面36に先端部95が確実に当接し、周方向
位置が確実に位置決めされる。
リンダボデイ1に第1および第2リターンポート
23,26を穿孔するにあたつては、有底穴5と
第1および第2油溜室21,22に対応する凹部
とを形成しているシリンダボデイ1を、パンチユ
ニツト40およびクランプユニツト41間で水平
にクランプする。この際、パンチユニツト40の
挿入体37は有底穴5内に挿入され、シリンダボ
デイ1は挿入体37と実質的に一体化される。す
なわち、クランプユニツト41は、シリンダボデ
イ1のセンタ穴43に嵌合した押圧部材44で、
シリンダボデイ1をパンチユニツト40の支持枠
38側に押圧し、シリンダボデイ1の開口端面1
aが当接部材49に当接する。この状態でカムス
ライダ73をわずかに前進せしめることにより、
各弾性体83が挿入体37の半径方向外方に突出
して有底穴5の内面に弾発的に当接し、第1およ
び第2リターンポート23,26を穿孔すべき側
で有底穴5の内面と挿入体37の外面とが密接
し、シリンダボデイ1と挿入体37とが実質的に
一体化されることになる。一方、挿入体37のフ
ランジ部55で浮動支持されたガイドピン90の
先端部95は、シリンダボデイ1のフランジ部3
2に設けた挿通孔33の受け面36にテーパ嵌合
する。したがつて、シリンダボデイ1の挿入体3
7に対する周方向相対位置が定まる。しかも、ガ
イドピン90はばね98により弾発付勢されてい
るので、仕上げ加工を行なつていないフランジ部
32の寸法に多少のばらつきがあつたとしても、
受け面36に先端部95が確実に当接し、周方向
位置が確実に位置決めされる。
かかる状態でシリンダボデイ1は、第1および
第2リターンポート23,26を形成すべき壁部
をドリルユニツト42側に配置してパンチユニツ
ト40およびクランプユニツト41間で水平に支
持されており、ドリルユニツト42の移動台10
5をシリンダボデイ1側に近接移動せしめるとと
もに、各スピンドル114,115を回転駆動す
ることによりシリンダボデイ1の壁部に一対の大
径孔29,31が穿孔される。このとき、ガイド
筒107,108もシリンダボデイ1の壁部外面
に当接するように移動しており、各ドリル10
1,102はそれらのガイド筒107,108で
案内されながら回転してシリンダボデイ1の壁部
に大径孔29,31を穿孔する。
第2リターンポート23,26を形成すべき壁部
をドリルユニツト42側に配置してパンチユニツ
ト40およびクランプユニツト41間で水平に支
持されており、ドリルユニツト42の移動台10
5をシリンダボデイ1側に近接移動せしめるとと
もに、各スピンドル114,115を回転駆動す
ることによりシリンダボデイ1の壁部に一対の大
径孔29,31が穿孔される。このとき、ガイド
筒107,108もシリンダボデイ1の壁部外面
に当接するように移動しており、各ドリル10
1,102はそれらのガイド筒107,108で
案内されながら回転してシリンダボデイ1の壁部
に大径孔29,31を穿孔する。
ところで、大径孔29,31が正規の位置から
ずれると、各ドリル101,102の先端角度α
により生じた円錐状底部のずれが、その後で行な
われる打ち抜き加工時に偏肉として作用し、ピア
スパンチ56,57に曲げ力として働き、ピアス
パンチ56,57の破損を生じる可能性がある。
しかるに偏芯精度が一定であるときには、前記偏
肉による曲げ力は先端角度αが小さい程大きくな
るものであり、したがつて、ピアスパンチ56,
57の破損防止という観点からは先端角度αが大
きい程有利である。一方、第1および第2リター
ンポート23,26における小径孔28,30は
ピストンカツプ7,11の食われが生じないこと
が要求されるものであり、このためには小径孔2
8,30の剪断面長さを所定量確保することが必
要である。ところが、小径孔28,30はダイを
用いずにピアスパンチ56,57でのみ打ち抜き
加工されるものであり、しかも小径孔28,30
の内端周縁部の彎曲成形も同時に行なうので、小
径孔56,57の孔径精度および剪断面長さを確
保するには、ワークとしてのシリンダボデイ1の
剛性向上が必要であり、この観点からは各ドリル
101,102の先端角度αを小さくした方が良
い。
ずれると、各ドリル101,102の先端角度α
により生じた円錐状底部のずれが、その後で行な
われる打ち抜き加工時に偏肉として作用し、ピア
スパンチ56,57に曲げ力として働き、ピアス
パンチ56,57の破損を生じる可能性がある。
しかるに偏芯精度が一定であるときには、前記偏
肉による曲げ力は先端角度αが小さい程大きくな
るものであり、したがつて、ピアスパンチ56,
57の破損防止という観点からは先端角度αが大
きい程有利である。一方、第1および第2リター
ンポート23,26における小径孔28,30は
ピストンカツプ7,11の食われが生じないこと
が要求されるものであり、このためには小径孔2
8,30の剪断面長さを所定量確保することが必
要である。ところが、小径孔28,30はダイを
用いずにピアスパンチ56,57でのみ打ち抜き
加工されるものであり、しかも小径孔28,30
の内端周縁部の彎曲成形も同時に行なうので、小
径孔56,57の孔径精度および剪断面長さを確
保するには、ワークとしてのシリンダボデイ1の
剛性向上が必要であり、この観点からは各ドリル
101,102の先端角度αを小さくした方が良
い。
このように先端角度αに対しては相互に矛盾す
る要求があり、これらの要求は従来の加工精度の
下では満足し得ないものである。しかるに各ドリ
ル101,102をガイド筒107,108で案
内し、比較的長いドリル101,102による加
工位置の精度を向上した条件下では、先端角度α
を90〜120度に設定することにより、矛盾する前
記2つの要求をバランスさせながら満足すること
が可能になる。
る要求があり、これらの要求は従来の加工精度の
下では満足し得ないものである。しかるに各ドリ
ル101,102をガイド筒107,108で案
内し、比較的長いドリル101,102による加
工位置の精度を向上した条件下では、先端角度α
を90〜120度に設定することにより、矛盾する前
記2つの要求をバランスさせながら満足すること
が可能になる。
第11図において、先端角度αに対するピアス
パンチの寿命を曲線Aで示し、小径孔の内径dに
対する小径孔の剪断面長さlの比l/dの先端角
度αに対する変化を曲線Bで示す。ここで、目標
レベルとしては、ピアスパンチの寿命を1000シヨ
ツト以上とし、l/dを1以上とすると、この条
件を満足するためには第11図で示すように先端
角度αが90〜120度の範囲で有れば良い。このよ
うに先端角度αを定めると、ピアスパンチ56,
57の寿命が満足し得るものとなるだけでなく、
小径孔28,30の精度も満足し得るものとな
る。
パンチの寿命を曲線Aで示し、小径孔の内径dに
対する小径孔の剪断面長さlの比l/dの先端角
度αに対する変化を曲線Bで示す。ここで、目標
レベルとしては、ピアスパンチの寿命を1000シヨ
ツト以上とし、l/dを1以上とすると、この条
件を満足するためには第11図で示すように先端
角度αが90〜120度の範囲で有れば良い。このよ
うに先端角度αを定めると、ピアスパンチ56,
57の寿命が満足し得るものとなるだけでなく、
小径孔28,30の精度も満足し得るものとな
る。
このようにして大径孔29,31を穿孔した後
には、カムスライダ73を先端側に移動せしめる
ことにより、各ピアスパンチ56,57をシリン
ダボデイ1の壁部側に突出させて、小径孔28,
30を打ち抜く。これにより、大径孔29,31
および小径孔28,31が同軸に連なつて第1お
よび第2リターンポート22,26が形成され、
第1および第2リターンポート23,26の内端
周縁部の彎曲成形も同時に行なわれる。
には、カムスライダ73を先端側に移動せしめる
ことにより、各ピアスパンチ56,57をシリン
ダボデイ1の壁部側に突出させて、小径孔28,
30を打ち抜く。これにより、大径孔29,31
および小径孔28,31が同軸に連なつて第1お
よび第2リターンポート22,26が形成され、
第1および第2リターンポート23,26の内端
周縁部の彎曲成形も同時に行なわれる。
この際、シリンダボデイ1はその周方向位置と
軸方向位置とを定めて挿入体37と実質的に一体
化されているので、ピアスパンチ56,57はシ
リンダボデイ1の壁部に対して直交する方向に作
動する。したがつて、ピアスパンチ56,57に
対して曲げ力が作用することを回避することがで
き、ピアスパンチ56,57の破損が生じること
を極力防止してピアスパンチ56,57の寿命を
向上することができる。しかも、それに応じて各
ピアスパンチ56,57における穿孔部70の長
さを比較的長くしても折損を極力防止することが
可能となり、ピアスパンチ56,57の再生研磨
時に先端のみの研磨で済み、湾曲段部71の修正
が不要となる。したがつて、安価に再生研磨する
ことができるようになる。
軸方向位置とを定めて挿入体37と実質的に一体
化されているので、ピアスパンチ56,57はシ
リンダボデイ1の壁部に対して直交する方向に作
動する。したがつて、ピアスパンチ56,57に
対して曲げ力が作用することを回避することがで
き、ピアスパンチ56,57の破損が生じること
を極力防止してピアスパンチ56,57の寿命を
向上することができる。しかも、それに応じて各
ピアスパンチ56,57における穿孔部70の長
さを比較的長くしても折損を極力防止することが
可能となり、ピアスパンチ56,57の再生研磨
時に先端のみの研磨で済み、湾曲段部71の修正
が不要となる。したがつて、安価に再生研磨する
ことができるようになる。
ピアスパンチ56,57の打ち抜き加工終了
後、カムスライダ73は後方側に向けて移動し、
各ピアスパンチ56,57および各弾性体83は
挿入体37内に戻る。そこで挿入体37をシリン
ダボデイ1内から引き抜くようにして、パンチユ
ニツト40とクランプユニツト41とによるシリ
ンダボデイ1のクランプ状態を解除することによ
り、一連の穿孔加工作動が終了する。
後、カムスライダ73は後方側に向けて移動し、
各ピアスパンチ56,57および各弾性体83は
挿入体37内に戻る。そこで挿入体37をシリン
ダボデイ1内から引き抜くようにして、パンチユ
ニツト40とクランプユニツト41とによるシリ
ンダボデイ1のクランプ状態を解除することによ
り、一連の穿孔加工作動が終了する。
このように挿入体37の中間部で弾性体83を
外方に突出させて有底穴5の内面に当接させて位
置決めすることにより、挿入体37の外径を比較
的小さくしても挿入体37とシリンダボデイ1と
の実質的な一体化が可能であり、有底穴5への挿
入体37の挿脱作業を容易とすることができ、挿
脱時に有底穴5の内面に挿入体37によるかじり
疵が付くことも防止することができる。
外方に突出させて有底穴5の内面に当接させて位
置決めすることにより、挿入体37の外径を比較
的小さくしても挿入体37とシリンダボデイ1と
の実質的な一体化が可能であり、有底穴5への挿
入体37の挿脱作業を容易とすることができ、挿
脱時に有底穴5の内面に挿入体37によるかじり
疵が付くことも防止することができる。
第12図は本発明の他の実施例を示すものであ
り、挿入体37の半径方向に移動可能とした一部
の移動駒80′が前述の実施例とは逆方向に移動
するように一部のカム穴85′の形状が定められ、
一部の弾性体83′がピアスパンチ56,57と
同一方向に突出すべく配設される。
り、挿入体37の半径方向に移動可能とした一部
の移動駒80′が前述の実施例とは逆方向に移動
するように一部のカム穴85′の形状が定められ、
一部の弾性体83′がピアスパンチ56,57と
同一方向に突出すべく配設される。
このようにすると、挿入体37が有底穴5内で
同心となつた状態でシリンダボデイ1と挿入体3
7との一体化がなされ、上述と同様の効果を奏す
ることができる。
同心となつた状態でシリンダボデイ1と挿入体3
7との一体化がなされ、上述と同様の効果を奏す
ることができる。
以上の各実施例では穴として有底穴5を備える
ワークを取り上げて説明したが、本発明を先端が
開放した穴を備えるワークに適用し得ることは言
うまでもない。
ワークを取り上げて説明したが、本発明を先端が
開放した穴を備えるワークに適用し得ることは言
うまでもない。
C 発明の効果
以上のように本発明方法によれば、挿入体の軸
方向中間部で半径方向への移動可能に保持した弾
性体を半径方向外方に突出させて穴の内面に弾発
的に当接させることによりワークを位置決めする
ようにしたので、ワークと挿入体との実質的な一
体化が可能となり、かかる状態でピアスパンチは
ワークの壁部に対して常に直交する方向に作動す
ることができ、ピアスパンチに曲げ力が作用する
ことを極力避けてピアスパンチの破損を防止する
ことが可能になるとともに、ピアスパンチの安価
な再生研摩が可能となる。しかも挿入体の外径を
比較的小さくして穴への挿脱を容易とすることが
でき、挿脱時に穴の内面に疵がつくことを防止す
ることができる。
方向中間部で半径方向への移動可能に保持した弾
性体を半径方向外方に突出させて穴の内面に弾発
的に当接させることによりワークを位置決めする
ようにしたので、ワークと挿入体との実質的な一
体化が可能となり、かかる状態でピアスパンチは
ワークの壁部に対して常に直交する方向に作動す
ることができ、ピアスパンチに曲げ力が作用する
ことを極力避けてピアスパンチの破損を防止する
ことが可能になるとともに、ピアスパンチの安価
な再生研摩が可能となる。しかも挿入体の外径を
比較的小さくして穴への挿脱を容易とすることが
でき、挿脱時に穴の内面に疵がつくことを防止す
ることができる。
第1図〜第11図は本発明の一実施例を示すも
のであり、第1図は本発明を適用するタンデム型
マスタシリンダの縦断側面図、第2図は穿孔加工
装置の平面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図は第2図の矢視拡大図、第5図は第
4図の矢視図、第6図は第5図の−線断面
図、第7図は第5図の−線拡大断面図、第8
図は第5図の−線拡大断面図、第9図は第4
図の−線拡大断面図、第10図はドリルの先
端拡大図、第11図は実験結果を示すグラフ、第
12図は本発明の他の実施例の第6図に対応した
断面図である。 1……ワークとしてのシリンダボデイ、5……
穴としての有底穴、28,30……小径孔、33
……位置決め穴としての挿通孔、37……挿入
体、56,57……ピアスパンチ、83,83′
……弾性体、90……ガイドピン。
のであり、第1図は本発明を適用するタンデム型
マスタシリンダの縦断側面図、第2図は穿孔加工
装置の平面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図は第2図の矢視拡大図、第5図は第
4図の矢視図、第6図は第5図の−線断面
図、第7図は第5図の−線拡大断面図、第8
図は第5図の−線拡大断面図、第9図は第4
図の−線拡大断面図、第10図はドリルの先
端拡大図、第11図は実験結果を示すグラフ、第
12図は本発明の他の実施例の第6図に対応した
断面図である。 1……ワークとしてのシリンダボデイ、5……
穴としての有底穴、28,30……小径孔、33
……位置決め穴としての挿通孔、37……挿入
体、56,57……ピアスパンチ、83,83′
……弾性体、90……ガイドピン。
Claims (1)
- 1 ワークの穴に、その開口端面で規制されるま
で挿入体を挿入して軸方向位置を定めるととも
に、ワークの位置決め穴に挿入体のガイドピンを
嵌合して周方向位置を定めた後に、挿入体に保持
したピアスパンチを穴の半径方向外方に向けて駆
動することにより、ワークの壁部に小径孔を穿孔
するとともに小径孔内端周縁部の彎曲成形を行な
うようにした、穴を有するワークの壁部への小径
孔穿孔方法において、挿入体の軸方向中間部で半
径方向への移動可能に保持した弾性体を、半径方
向外方に突出させて穴の内面に弾発的に当接させ
ることによりワークを位置決めするようにしたこ
とを特徴とする穴を有するワークの壁部への小径
孔穿孔方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8758086A JPS62244531A (ja) | 1986-04-16 | 1986-04-16 | 穴を有するワ−クの壁部への小径孔穿孔方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8758086A JPS62244531A (ja) | 1986-04-16 | 1986-04-16 | 穴を有するワ−クの壁部への小径孔穿孔方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62244531A JPS62244531A (ja) | 1987-10-24 |
| JPH0338931B2 true JPH0338931B2 (ja) | 1991-06-12 |
Family
ID=13918938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8758086A Granted JPS62244531A (ja) | 1986-04-16 | 1986-04-16 | 穴を有するワ−クの壁部への小径孔穿孔方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62244531A (ja) |
-
1986
- 1986-04-16 JP JP8758086A patent/JPS62244531A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62244531A (ja) | 1987-10-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6402440B2 (en) | Tool assembly | |
| JPH0692011B2 (ja) | スライドカムを備えた金型 | |
| JPH0338930B2 (ja) | ||
| JPH0338931B2 (ja) | ||
| KR20020020844A (ko) | 공작물을 절삭 및 디버링 가공하는 공구 및 방법 | |
| JPH035385Y2 (ja) | ||
| JPH0338929B2 (ja) | ||
| JPH0350649B2 (ja) | ||
| JP2000042678A (ja) | 冷間鍛造型 | |
| KR920008811B1 (ko) | 유체 급배용(給排用) 접속통을 구비한 실린더와 그 제조방법 및 제조장치 | |
| JP2790485B2 (ja) | オイルシールの組付装置と組付方法 | |
| JP3467187B2 (ja) | 止め輪組付け装置 | |
| JPS6317634Y2 (ja) | ||
| CN219819408U (zh) | 一种端盖加工夹具 | |
| JP4862214B2 (ja) | カム装置の工具取付け面に加工工具を固定するための方法及びカム装置を具備したプレス金型装置の製造方法 | |
| JPS5831618Y2 (ja) | 加工物取付装置 | |
| JPS5893522A (ja) | 絞り加工及び穴あけ加工方法 | |
| JP3742179B2 (ja) | プレス金型におけるパンチ保持装置 | |
| JP2006088296A (ja) | 工作物のチャック方法、チャック装置およびそのチャック爪 | |
| JPH0730248Y2 (ja) | ブローチ盤に於ける加工物の傾倒防止機構 | |
| JP3360272B2 (ja) | 環状工作物用保持具 | |
| JPH0711844Y2 (ja) | スローアウェイドリル | |
| JPH0243531Y2 (ja) | ||
| KR20010108031A (ko) | U 형상 단면을 갖는 윈드스크린 와이퍼 아암 제조 방법및 장치 | |
| SU914040A1 (en) | Method of determining activity of prolinhydrohylase in blood serum |