JPH0340273B2 - - Google Patents
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- JPH0340273B2 JPH0340273B2 JP29014787A JP29014787A JPH0340273B2 JP H0340273 B2 JPH0340273 B2 JP H0340273B2 JP 29014787 A JP29014787 A JP 29014787A JP 29014787 A JP29014787 A JP 29014787A JP H0340273 B2 JPH0340273 B2 JP H0340273B2
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、生コンクリートの打設や排水用、
吸引用等の使用に好適な硬質のゴム層を有するゴ
ムホースに関するものであり、特に、現場操業時
における、ホース先端部の変形による流体の圧
送、吸引等に支障を招来することのないホースと
して、または、口金接着ホースとして、必要に応
じて、口金具を簡便に、迅速に、強接着力にて取
り付けることのできる、上記ホース形体の提供を
目指すものである。 〔従来の技術〕 従来の主なホース形体を大別すると、 (a) 内管ゴム+補強材(織布、撚り糸)+外被ゴ
ムから直管状に構成される布巻きホース、ブレ
ードホース、 (b) 補強材に織布とワイヤを使用したワイヤ入り
ホース(1重線入り、2重線入り)、 (c) 未加硫状態にホースに口金具を装着し、加硫
によつて一体的に一次結合を行なつて固着する
バンドレスホース等がある。 上記、従来のホースは、補強材以外の内管ゴ
ム、間ゴム、外被ゴム、トツピングゴム等すべて
軟質ゴムから構成されて可撓性ホースを形成して
いるものであり、(a)の直管状のホースの場合は、
全長にわたり同一組成であり、(b)のワイヤ入りホ
ースは、すべてホース端部の、口金具挿入のた
め、ワイヤのない柔軟な口部を形成しているもの
である。 上述のとおり、可撓性ホースの先端部は、すべ
て容易に変形しうる構造体であり、口金具の取付
けは、バンドレス以外は、通常、ホース先端部の
開口部の軟質ゴム部に口金具を挿入し、外被ゴム
上をバンド締めにて固定する方式が一般に採用さ
れているものである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来、生コンクリート打設ホースの場合、狭い
打設場所で、移動しながら使用するホースは、先
端部から直接コンクリート流体が噴出するもので
あるが、そのとき、その噴出場所にある突起物等
の障害物や地はだ等にホース先端部が接触して変
形することがある。また、排水用ホース等でも同
様変形しやすく、また、踏みつぶされ変形するな
ど、流体の圧送、吸引や取り扱いに支障をきたす
ことがある。因つて、このような分野において
は、ホース先端部の変形を防止する構成が必要で
ある。また、すべてのホースは、大なり小なり、
口金具を使用するものであり、口金具類を簡便に
取り付けることは、ホース使用者達の従来の念願
であるが、従来の口金具取付けには、製造時に直
接口金具と未加硫成形ホースとを加硫接着する方
法と、加硫成形ホースの口部に、フランジ管の管
部を圧入し、外被部をバンド締め固定あるいは接
着剤等によつて取り付ける後加工取付け法の2つ
がある。 この場合、加硫接着による取付け方法は、その
締結力が大きく、主に、漏洩による危険を伴うホ
ースや高圧流体圧送用等に使用されるが、この取
付けは、加硫という工程を経る関係上、その製造
工程中で行なわれなければならず、使用現場での
取付けはできない。また、加硫接着工程は、一般
に複雑で高コストのものとなる。 一方後加工取付け法の場合は、現地で接合でき
る利点はあるが、その接着力が小さいため、一般
には低圧流体用にしか使用できない。 因つて、後加工取付け法で、口金具類を簡便
に、強力な接着力で、迅速に取り付けることので
きる、ホース先端部の構成の開発が必要である。 〔問題点を解決するための手段〕 発明者らは、上記の従来ホースの問題点を探究
し、従来の口金具類の後加工取付け法での最大の
欠点である接合力の弱さの要因は、化学接着と異
なり、分子間の二次接着(機械接着)による結合
にある。もち論、接着剤の凝集力の大小によつて
左右されるものであるが、最も大きな要因は、ホ
ースの端部すなわち口金具取付け部が軟質のゴム
を主体に構成されていることである。すなわち剛
体と軟質体との接合に起因するものである。 また、従来のような挿入バンド締め方式では、
口金具の挿入が非常に困難であり、現場での操作
で、正確な位置にセツトすることは容易ではな
い。因つて、寸法的に容易に挿入できるようにし
て接着剤等を用いて結合するとしても、容易に変
形移動する軟質ゴム層と剛体である口金具とは、
その特性が相反し、接着剤等を用いても、軟質ゴ
ム側は容易に移動し、加圧により接合部の剥離性
は促進され、両者間の短期の離反は避けられない
ものである。また、口金挿入バンド締め方式で、
ホース端部の軟質のゴム層に、口金取付け時に無
理な挿入をするか、または、バンドの締付け圧力
をあまり大きくするとゴム部が破断するので、大
きな締付け力を加えることができない。以上の理
由により高圧流体のシール圧力を保持できないも
のである。 因つて、この発明の硬質のゴム層を有するゴム
ホースは、従来のホース先端部の内径部に、口金
具を挿入する方式を廃止し、挿入の容易なホース
外側に口金具を挿入接着剤にて固定する方式をと
るものである。この硬質のゴム層の形成は、未加
硫ゴムと補強繊維材または補強線材と補強繊維材
等の補強材との積層構造の各種形体のゴムホース
のホース先端部に硬質のゴム層を形成して、生コ
ンクリートの打設や排水用、吸引用等の用途に使
用されるものである。 すなわち、この各種形体のゴムホースの先端部
に、その所要長の端部の外方周部に、各種形体の
本体の構造、強度と口金具挿入部との強度のバラ
ンスをも考慮して、適宜に補強材を含めた未加硫
の所要長の硬質のゴム層を設け、その外径は、当
該ゴムホースの外径とほぼ同径に形成し、通常の
締布巻方式にて成形し、所定の加硫条件にて加硫
接着し、硬質のゴム層を有するゴムホースを構成
するものである。 この硬質のゴム層は、内側は各種形体のゴムホ
ースの構造によつて、軟質ゴム、軟質ゴム引き織
布等との加硫接着によつて強力に接着されること
ができ、また、補強線材は硬質のゴム層中に螺旋
状に埋設されるため、強力に一体的に結合され
る。 従つて、ホース先端部の所要長は剛直状態とな
り、容易に変形することなく円形状態を保持す
る。因つて、該ホースの端部は、流体の圧送、吸
引操作において、障害物に接触したり、圧接され
たり、踏み付けられたりしても口径を変形するこ
とがないので、操作に支障をきたすことなく、良
好な吸排操作が保証される。また、狭い溝中の流
体を吸引したり、あるいは、溝中に放出すると
き、ホースの先端部だけが剛直状態になつている
ので、溝壁に接触することなく、スムーズにホー
スの出し入れが行なわれ且つ先端の円形が保持さ
れているので良好な吸排が実施される。 また、上記のホースの先端部の外方周部に、硬
質のゴム層を加硫接着したホースは、必要に応じ
て、口金具類を簡便に、迅速に強接着力にて取り
付けることができ、極めて容易に口金具付きホー
スが得られる。すなわち、硬質のゴム層の外側
に、パイプ状金具、または、パイプ状金具にフラ
ンジ金具を設けたフランジ管等の口金具をエポキ
シ樹脂等の高硬度の接着剤を用いて接合すること
によつて、口金具を接合した硬質のゴム層を有す
るゴムホースが得られる。 この場合は、ホースと口金具との接合は、ホー
スの外方周部の硬質のゴム層と口金具とは相互に
硬質材間の接合のため、ごくわずかに大きな内径
を有するパイプ状金具であれば容易に挿入するこ
とが出来、軟質ゴムのように圧力によつて容易に
変形移動することがないため、高硬度の接着剤に
て強力に接着することができる。従つて、現場に
て、簡便に、迅速に、強接着力にて取り付けるこ
とができるものである。 なお、接着試験の一例を示すと、硬質のゴムと
軟質ゴムとの加硫接着による接着試験の結果は、
180°剥離試験方式で、35Kg/2.5cmであり、硬質
のゴムと口金具とのエポキシ樹脂接着剤による接
着力は、剪断強さで150Kg/cm2の強度が得られる
ものである。 〔作用〕 上記のとおり、この発明のホースは、先端部に
所要長の硬質のゴム層を有するため、口金具の取
付けを行なわずに使用しても、通常の場合、その
ホースの先端部は変形することなく均一な円筒状
を保持する。 また、硬質のゴム層を有するホースは、口金具
に挿入に対する摩擦抵抗が低くスムーズに挿入さ
れ、口金具の取付けが極めて容易であり且つ硬質
材相互の接着のため、高硬度の接着剤にて結合す
ることができ、また、硬質のゴム層と口金具と
は、非常に強固な接着力を保持することができ、
パイプ状金具を接合すると、さらに、強力な外力
によつても変形することなく円筒状が保持され
る。また、フランジを設けたフランジ管金具を設
定すると現場において、強力に結合され、ホース
の連結が容易に行なわれる。 また、硬質のゴム層と下層との接合は、加硫接
着によつてゴム相互間は一次接着され、極めて強
力な接合力が得られるため、結果として、口金具
はゴムホースと強固に接合されるホースが得られ
る作用機能を発揮するものである。 〔実施例〕 次に、この発明の硬質のゴム層を有するゴムホ
ースの実施の一例を示す図面に基づいて具体的に
述べる。 図面は、口金具を接合した硬質のゴム層を有す
るゴムホースの端部の1/2断面図で、ホースの先
端部にフランジ管の一例を接合した例を示したも
のである。 図において、Hは硬質のゴム層を有するゴムホ
ース、1はホースの内面ゴム層(軟質ゴム層)、
2は補強繊維材(本例はゴム引きナイロン織布)、
3は補強線材(本例は3mm、20mmピツチのスチー
ルワイヤー)、4は中間ゴム層(軟質ゴム層)、5
は補強繊維材(本例はゴム引きナイロン織布)、
6は外被ゴム層(軟質ゴム層)、7は硬質のゴム
層で、本例は、補強繊維材2上に、補強線材3を
埋入状態にて、外被ゴム層6と同様外径になるよ
うに設定され、長さは用途に対応して適宜に選定
されるが、通常100mm程度である。8は高硬度の
接着剤、FPはフランジ管で、パイプ金具9の端
部にフランジ金具10を連結したものであり、パ
イプ金具9の内径は、硬質のゴム層が挿入され、
高硬度の接着剤8にて結合されるように、わずか
なゆとりが設けられる。フランジ金具10相互の
連結は、別の締付け金具を使用するか、ボルト穴
を設けて連結する。なお、硬質のゴム層に隣接す
る付近の外被ゴム層上の端部には補強布等にて補
強するか、パイプ金具を少し延長するか等によつ
て、硬質のゴム層と軟質ゴム層との硬度差の急変
を防止する処置をとることが好ましい。 このホースHの構成は、図示のように未加硫の
ホース構造体を、鉄芯上に形成し、締布巻方式に
よつて成形し、加硫罐中にて、オープンキユーア
によつて、加硫を行なうものである。 なお、使用される軟質ゴム層の硬度は、JISス
プリング式硬さ試験機A形で、通常60°程度が使
用され、一般に70°以下であり、硬質のゴム層の
硬度は、90°程度またはそれ以上のものが適宜に
使用される。 なお、口金具の接合は、上記加硫ホースに口金
具を挿入するに当り、挿入部のパイプ金具9の内
面と硬質のゴム層の外面を清掃後、エポキシ樹脂
接着剤(2液型、エポキシ樹脂100、硬化剤10)
を両面に塗布し嵌合接着を行なつた(接着剤は、
コニシボンド5分間硬化タイプ等適宜市販品を使
用することができる)。 次に、この発明の口金具付きの硬質のゴム層を
有するゴムホースと従来のゴムホースとの耐圧比
較試験結果を次表に示す。
吸引用等の使用に好適な硬質のゴム層を有するゴ
ムホースに関するものであり、特に、現場操業時
における、ホース先端部の変形による流体の圧
送、吸引等に支障を招来することのないホースと
して、または、口金接着ホースとして、必要に応
じて、口金具を簡便に、迅速に、強接着力にて取
り付けることのできる、上記ホース形体の提供を
目指すものである。 〔従来の技術〕 従来の主なホース形体を大別すると、 (a) 内管ゴム+補強材(織布、撚り糸)+外被ゴ
ムから直管状に構成される布巻きホース、ブレ
ードホース、 (b) 補強材に織布とワイヤを使用したワイヤ入り
ホース(1重線入り、2重線入り)、 (c) 未加硫状態にホースに口金具を装着し、加硫
によつて一体的に一次結合を行なつて固着する
バンドレスホース等がある。 上記、従来のホースは、補強材以外の内管ゴ
ム、間ゴム、外被ゴム、トツピングゴム等すべて
軟質ゴムから構成されて可撓性ホースを形成して
いるものであり、(a)の直管状のホースの場合は、
全長にわたり同一組成であり、(b)のワイヤ入りホ
ースは、すべてホース端部の、口金具挿入のた
め、ワイヤのない柔軟な口部を形成しているもの
である。 上述のとおり、可撓性ホースの先端部は、すべ
て容易に変形しうる構造体であり、口金具の取付
けは、バンドレス以外は、通常、ホース先端部の
開口部の軟質ゴム部に口金具を挿入し、外被ゴム
上をバンド締めにて固定する方式が一般に採用さ
れているものである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 従来、生コンクリート打設ホースの場合、狭い
打設場所で、移動しながら使用するホースは、先
端部から直接コンクリート流体が噴出するもので
あるが、そのとき、その噴出場所にある突起物等
の障害物や地はだ等にホース先端部が接触して変
形することがある。また、排水用ホース等でも同
様変形しやすく、また、踏みつぶされ変形するな
ど、流体の圧送、吸引や取り扱いに支障をきたす
ことがある。因つて、このような分野において
は、ホース先端部の変形を防止する構成が必要で
ある。また、すべてのホースは、大なり小なり、
口金具を使用するものであり、口金具類を簡便に
取り付けることは、ホース使用者達の従来の念願
であるが、従来の口金具取付けには、製造時に直
接口金具と未加硫成形ホースとを加硫接着する方
法と、加硫成形ホースの口部に、フランジ管の管
部を圧入し、外被部をバンド締め固定あるいは接
着剤等によつて取り付ける後加工取付け法の2つ
がある。 この場合、加硫接着による取付け方法は、その
締結力が大きく、主に、漏洩による危険を伴うホ
ースや高圧流体圧送用等に使用されるが、この取
付けは、加硫という工程を経る関係上、その製造
工程中で行なわれなければならず、使用現場での
取付けはできない。また、加硫接着工程は、一般
に複雑で高コストのものとなる。 一方後加工取付け法の場合は、現地で接合でき
る利点はあるが、その接着力が小さいため、一般
には低圧流体用にしか使用できない。 因つて、後加工取付け法で、口金具類を簡便
に、強力な接着力で、迅速に取り付けることので
きる、ホース先端部の構成の開発が必要である。 〔問題点を解決するための手段〕 発明者らは、上記の従来ホースの問題点を探究
し、従来の口金具類の後加工取付け法での最大の
欠点である接合力の弱さの要因は、化学接着と異
なり、分子間の二次接着(機械接着)による結合
にある。もち論、接着剤の凝集力の大小によつて
左右されるものであるが、最も大きな要因は、ホ
ースの端部すなわち口金具取付け部が軟質のゴム
を主体に構成されていることである。すなわち剛
体と軟質体との接合に起因するものである。 また、従来のような挿入バンド締め方式では、
口金具の挿入が非常に困難であり、現場での操作
で、正確な位置にセツトすることは容易ではな
い。因つて、寸法的に容易に挿入できるようにし
て接着剤等を用いて結合するとしても、容易に変
形移動する軟質ゴム層と剛体である口金具とは、
その特性が相反し、接着剤等を用いても、軟質ゴ
ム側は容易に移動し、加圧により接合部の剥離性
は促進され、両者間の短期の離反は避けられない
ものである。また、口金挿入バンド締め方式で、
ホース端部の軟質のゴム層に、口金取付け時に無
理な挿入をするか、または、バンドの締付け圧力
をあまり大きくするとゴム部が破断するので、大
きな締付け力を加えることができない。以上の理
由により高圧流体のシール圧力を保持できないも
のである。 因つて、この発明の硬質のゴム層を有するゴム
ホースは、従来のホース先端部の内径部に、口金
具を挿入する方式を廃止し、挿入の容易なホース
外側に口金具を挿入接着剤にて固定する方式をと
るものである。この硬質のゴム層の形成は、未加
硫ゴムと補強繊維材または補強線材と補強繊維材
等の補強材との積層構造の各種形体のゴムホース
のホース先端部に硬質のゴム層を形成して、生コ
ンクリートの打設や排水用、吸引用等の用途に使
用されるものである。 すなわち、この各種形体のゴムホースの先端部
に、その所要長の端部の外方周部に、各種形体の
本体の構造、強度と口金具挿入部との強度のバラ
ンスをも考慮して、適宜に補強材を含めた未加硫
の所要長の硬質のゴム層を設け、その外径は、当
該ゴムホースの外径とほぼ同径に形成し、通常の
締布巻方式にて成形し、所定の加硫条件にて加硫
接着し、硬質のゴム層を有するゴムホースを構成
するものである。 この硬質のゴム層は、内側は各種形体のゴムホ
ースの構造によつて、軟質ゴム、軟質ゴム引き織
布等との加硫接着によつて強力に接着されること
ができ、また、補強線材は硬質のゴム層中に螺旋
状に埋設されるため、強力に一体的に結合され
る。 従つて、ホース先端部の所要長は剛直状態とな
り、容易に変形することなく円形状態を保持す
る。因つて、該ホースの端部は、流体の圧送、吸
引操作において、障害物に接触したり、圧接され
たり、踏み付けられたりしても口径を変形するこ
とがないので、操作に支障をきたすことなく、良
好な吸排操作が保証される。また、狭い溝中の流
体を吸引したり、あるいは、溝中に放出すると
き、ホースの先端部だけが剛直状態になつている
ので、溝壁に接触することなく、スムーズにホー
スの出し入れが行なわれ且つ先端の円形が保持さ
れているので良好な吸排が実施される。 また、上記のホースの先端部の外方周部に、硬
質のゴム層を加硫接着したホースは、必要に応じ
て、口金具類を簡便に、迅速に強接着力にて取り
付けることができ、極めて容易に口金具付きホー
スが得られる。すなわち、硬質のゴム層の外側
に、パイプ状金具、または、パイプ状金具にフラ
ンジ金具を設けたフランジ管等の口金具をエポキ
シ樹脂等の高硬度の接着剤を用いて接合すること
によつて、口金具を接合した硬質のゴム層を有す
るゴムホースが得られる。 この場合は、ホースと口金具との接合は、ホー
スの外方周部の硬質のゴム層と口金具とは相互に
硬質材間の接合のため、ごくわずかに大きな内径
を有するパイプ状金具であれば容易に挿入するこ
とが出来、軟質ゴムのように圧力によつて容易に
変形移動することがないため、高硬度の接着剤に
て強力に接着することができる。従つて、現場に
て、簡便に、迅速に、強接着力にて取り付けるこ
とができるものである。 なお、接着試験の一例を示すと、硬質のゴムと
軟質ゴムとの加硫接着による接着試験の結果は、
180°剥離試験方式で、35Kg/2.5cmであり、硬質
のゴムと口金具とのエポキシ樹脂接着剤による接
着力は、剪断強さで150Kg/cm2の強度が得られる
ものである。 〔作用〕 上記のとおり、この発明のホースは、先端部に
所要長の硬質のゴム層を有するため、口金具の取
付けを行なわずに使用しても、通常の場合、その
ホースの先端部は変形することなく均一な円筒状
を保持する。 また、硬質のゴム層を有するホースは、口金具
に挿入に対する摩擦抵抗が低くスムーズに挿入さ
れ、口金具の取付けが極めて容易であり且つ硬質
材相互の接着のため、高硬度の接着剤にて結合す
ることができ、また、硬質のゴム層と口金具と
は、非常に強固な接着力を保持することができ、
パイプ状金具を接合すると、さらに、強力な外力
によつても変形することなく円筒状が保持され
る。また、フランジを設けたフランジ管金具を設
定すると現場において、強力に結合され、ホース
の連結が容易に行なわれる。 また、硬質のゴム層と下層との接合は、加硫接
着によつてゴム相互間は一次接着され、極めて強
力な接合力が得られるため、結果として、口金具
はゴムホースと強固に接合されるホースが得られ
る作用機能を発揮するものである。 〔実施例〕 次に、この発明の硬質のゴム層を有するゴムホ
ースの実施の一例を示す図面に基づいて具体的に
述べる。 図面は、口金具を接合した硬質のゴム層を有す
るゴムホースの端部の1/2断面図で、ホースの先
端部にフランジ管の一例を接合した例を示したも
のである。 図において、Hは硬質のゴム層を有するゴムホ
ース、1はホースの内面ゴム層(軟質ゴム層)、
2は補強繊維材(本例はゴム引きナイロン織布)、
3は補強線材(本例は3mm、20mmピツチのスチー
ルワイヤー)、4は中間ゴム層(軟質ゴム層)、5
は補強繊維材(本例はゴム引きナイロン織布)、
6は外被ゴム層(軟質ゴム層)、7は硬質のゴム
層で、本例は、補強繊維材2上に、補強線材3を
埋入状態にて、外被ゴム層6と同様外径になるよ
うに設定され、長さは用途に対応して適宜に選定
されるが、通常100mm程度である。8は高硬度の
接着剤、FPはフランジ管で、パイプ金具9の端
部にフランジ金具10を連結したものであり、パ
イプ金具9の内径は、硬質のゴム層が挿入され、
高硬度の接着剤8にて結合されるように、わずか
なゆとりが設けられる。フランジ金具10相互の
連結は、別の締付け金具を使用するか、ボルト穴
を設けて連結する。なお、硬質のゴム層に隣接す
る付近の外被ゴム層上の端部には補強布等にて補
強するか、パイプ金具を少し延長するか等によつ
て、硬質のゴム層と軟質ゴム層との硬度差の急変
を防止する処置をとることが好ましい。 このホースHの構成は、図示のように未加硫の
ホース構造体を、鉄芯上に形成し、締布巻方式に
よつて成形し、加硫罐中にて、オープンキユーア
によつて、加硫を行なうものである。 なお、使用される軟質ゴム層の硬度は、JISス
プリング式硬さ試験機A形で、通常60°程度が使
用され、一般に70°以下であり、硬質のゴム層の
硬度は、90°程度またはそれ以上のものが適宜に
使用される。 なお、口金具の接合は、上記加硫ホースに口金
具を挿入するに当り、挿入部のパイプ金具9の内
面と硬質のゴム層の外面を清掃後、エポキシ樹脂
接着剤(2液型、エポキシ樹脂100、硬化剤10)
を両面に塗布し嵌合接着を行なつた(接着剤は、
コニシボンド5分間硬化タイプ等適宜市販品を使
用することができる)。 次に、この発明の口金具付きの硬質のゴム層を
有するゴムホースと従来のゴムホースとの耐圧比
較試験結果を次表に示す。
この発明のホースは、前記作用の項にて言及し
たように、ホースの先端部に硬質のゴム層を設け
ているので、幅の狭い溝中の液体を吸引したり、
放出するとき、ホースの先端部が剛直状態に形成
され、好適な吸排が行なわれると共に、先端部が
溝壁に接触することなく、ホースの出し入れ操作
が容易に行なわれる。また、現場の状況によつ
て、どのような使い方をしても、先端部の口径が
変形されることがなく、良好な排出ができる。ま
た、どのような使用現場においても、設備を使用
することなく、強力な接着力にて口金具を随時取
り付けることができ、上記のような使用の後、必
要に応じて口金具を取付け、所要の長さに随時連
結して耐圧性ホースとして使用することができ
る。特に、この発明のホースは、製造が簡易で、
現場での口金具の接合が容易であるばかりでな
く、接合力は、通常のバンドレスホースの加硫接
着口金具方式と同等の強力な力で接合できるの
で、極めて広範囲な圧力下で使用でき、産業上非
常に有効な効果を発揮するものである。
たように、ホースの先端部に硬質のゴム層を設け
ているので、幅の狭い溝中の液体を吸引したり、
放出するとき、ホースの先端部が剛直状態に形成
され、好適な吸排が行なわれると共に、先端部が
溝壁に接触することなく、ホースの出し入れ操作
が容易に行なわれる。また、現場の状況によつ
て、どのような使い方をしても、先端部の口径が
変形されることがなく、良好な排出ができる。ま
た、どのような使用現場においても、設備を使用
することなく、強力な接着力にて口金具を随時取
り付けることができ、上記のような使用の後、必
要に応じて口金具を取付け、所要の長さに随時連
結して耐圧性ホースとして使用することができ
る。特に、この発明のホースは、製造が簡易で、
現場での口金具の接合が容易であるばかりでな
く、接合力は、通常のバンドレスホースの加硫接
着口金具方式と同等の強力な力で接合できるの
で、極めて広範囲な圧力下で使用でき、産業上非
常に有効な効果を発揮するものである。
図面は、この発明の一例を示す口金具を接合し
た硬質のゴム層を有するゴムホースの1/2断面図
である。 H……硬質のゴム層を有するゴムホース、2,
5……補強繊維材、3……補強線材、7……硬質
のゴム層、8……高硬度の接着剤、9……パイプ
状金具、10……フランジ金具、FP……フラン
ジ管。
た硬質のゴム層を有するゴムホースの1/2断面図
である。 H……硬質のゴム層を有するゴムホース、2,
5……補強繊維材、3……補強線材、7……硬質
のゴム層、8……高硬度の接着剤、9……パイプ
状金具、10……フランジ金具、FP……フラン
ジ管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 未加硫ゴムと、補強繊維材または補強線材と
補強繊維材等の補強材との積層構造の各種形体の
ゴムホースにおいて、そのホース先端部の外方周
部に、所要長の硬質のゴム層を、軟質ゴム層およ
び/また補強材とを一体に加硫接着したことを特
徴とする硬質のゴム層を有するゴムホース。 2 未加硫ゴムと、補強繊維材または補強線材と
補強繊維材等の補強材との積層構造の各種形体の
ゴムホースにおいて、そのホース先端部の外方周
部に、硬質のゴム層を、軟質ゴム層および/また
は補強材とを一体に加硫接着した所要長の硬質の
ゴム層の外側に挿入するパイプ状金具またはパイ
プ状金具にフランジ金具を設けたフランジ管等の
口金具を、硬質のゴム層の外側に、エポキシ樹脂
等の高硬度の接着剤を用いて接合した硬質のゴム
層を有するゴムホース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29014787A JPH01135991A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 硬質のゴム層を有するゴムホース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29014787A JPH01135991A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 硬質のゴム層を有するゴムホース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01135991A JPH01135991A (ja) | 1989-05-29 |
| JPH0340273B2 true JPH0340273B2 (ja) | 1991-06-18 |
Family
ID=17752387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29014787A Granted JPH01135991A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 硬質のゴム層を有するゴムホース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01135991A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| HU224141B1 (hu) * | 2001-06-13 | 2005-05-30 | Phoenix Rubber Gumiipari Kft. | Utólag szerelhető ragasztott tömlőcsatlakozóval ellátott nagynyomású tömlő |
| DE102014102199B4 (de) | 2014-02-20 | 2021-08-19 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Verfahren zur Verbindung eines Flechtschlauchs mit einem Bauelement eines Fahrzeugs |
| JP7687945B2 (ja) * | 2021-12-28 | 2025-06-03 | ニッタ化工品株式会社 | 口金具付きゴムホース及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP29014787A patent/JPH01135991A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01135991A (ja) | 1989-05-29 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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