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JPH0341070B2 - - Google Patents
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JPH0341070B2 - - Google Patents

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JPH0341070B2
JPH0341070B2 JP58138703A JP13870383A JPH0341070B2 JP H0341070 B2 JPH0341070 B2 JP H0341070B2 JP 58138703 A JP58138703 A JP 58138703A JP 13870383 A JP13870383 A JP 13870383A JP H0341070 B2 JPH0341070 B2 JP H0341070B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は印刷回路用銅張積層板やアデイテイブ
法による回路用積層板等のような高度で均一な表
面特性を必要とする積層板の製造方法に関するも
のである。
その目的とするところは、積層板用樹脂を積層
板用基材に含浸乾燥して得たプリプレグを1枚、
若しくは複数枚積み重ねた積層体を加熱加圧成形
して積層板となすとき、積層体の周側面や最上面
及び最下面から溢流する樹脂(バリ)が、前記積
層体表面の周縁部分に当接又は粘着されたテープ
により、金属鏡面板に付着するのを完全に防止
し、従つて、成形された積層板の表面にバリが全
く付着しない高度で均一な表面特性を有する積層
板の製造方法を提供することにある。
積層板は第1図に示すように積層板用樹脂を積
層板用基材に含浸乾燥したプリプレグ1を所要枚
数積層した積層体aを金属鏡面板2の間に挾み加
熱加圧成形して作られるが、積層体aの端面周囲
4は開放されたままであるためプリプレグ1から
溶融流出する樹脂(バリ)3が金属鏡面板の周縁
部分や側面に付着硬化してしまい、成形後積層板
と金属鏡面板を分離するとき、このバリ3が破壊
され金属鏡面板の周縁部分や側面に微粉末のバリ
をも含むバリが残つてしまう。
一方、金属鏡面板は工業的には繰返し使用され
る為、周縁部分や側面に付着硬化したバリが破壊
され微粉末状で残留している金属鏡面板を次回の
成形にそのまま使用すると、これら金属鏡面板の
間にプリプレグ積層体を仕込む際、金属鏡面板の
周縁部分や側面の一部に残留する微粉末バリがプ
リプレグ積層体の最上面あるいは最下面と金属鏡
面板の間に挾み込まれ成形されてしまう。積層板
が銅張積層板の場合にはこのようなバリにより銅
箔面に凹みが発生してしまい正常な回路が作成で
きなくなる。また、アデイテイブ法による回路用
積層板等のように積層板の表面に回路加工をする
場合にも積層板に埋め込まれたバリにより同様に
正常な回路が作成できなくなつてしまう。
従来上に述べたような問題点を解決する為バリ
の溢流そのものを防止しようとして、積層板用樹
脂の流動性不足による白化が生じない範囲で、で
きるだけプリプレグの加熱流動性が最小限度にな
るように調節する方法が採用されているが、周側
面からのバリの溢流を完全に防止することは困難
であるという欠点があつた。また同様の目的でス
ペーサーを用いて積層材料を加熱加圧成形する方
法があるが、積層板の厚さの精度を向上させるに
は効果があるが、周側面からのバリの溢流は完全
には防止できない。更に、同様の目的でプリプレ
グの一部乃至全部の周辺部を中央部より加熱流動
性の低下せしめられた状態にした後加熱加圧成形
する方法があるが、これも積層板の厚さの精度を
向上させるには効果があるが、周側面からのバリ
の溢流は完全には防止できない。
又バリの溢流を防止するのではなく金属鏡面板
に付着しているバリを取除く方法としては、工業
的には研摩機で研摩したり金属片でこすり取る等
により強制的に取り除く方法があるが、特に鏡面
板の側面に付着したバリを完全に取り除くことは
困難であり、逆に繰返し使用している間に鏡面板
の周縁部分を研削してしまつたり、鏡面板の側面
にキズを入れてしまうなどの欠点があつた。
本発明の積層板の製造方法は種々の積層板用樹
脂と種々の積層板用基材とのいかなる組合せのプ
リプレグにおいても、積層加熱加圧成形の際に起
る上記の如き従来の欠点を完全に解決するもので
ある。
本発明者等はプリプレグを所要枚数積層した積
層体の最上面と最下面の各々の周縁部分に予めテ
ープを当接又は貼着しておいてから、該積層体を
金属鏡面板に挾んで加熱加圧成形することによ
り、プリプレグ積層体の周側面から溢流するバ
リ、特に積層体最上面と最下面から流出するバリ
の多少に関係なく、これらバリが金属鏡面板に付
着することを完全に防止できるとの知見を得、更
にこの知見に基づき、種々の研究を進めて本発明
を完成するに至つたものである。
本発明は第2図に示すように積層板を加熱加圧
成形する際に、中央部付近に連続した穴6のあい
ている1本のテープ5(第3図参照)をプリプレ
グ積層体aの最上面と最下面の周縁部分に予め当
接又は貼着しておいてから加熱加圧成形すること
を特徴とするものである。
本発明に使用する積層板用樹脂はフエノール樹
脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂、
ジアリルフタレート樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、ポリイミド樹脂、ポリブタジエン樹脂等の熱
硬化性樹脂全般である。積層板用基材は繊維素
紙、木綿布、木綿不織布、合成繊維布、合成繊維
不織布、アスベスト布、アスベスト紙、ガラス
布、ガラス繊維不織布などである。プリプレグ積
層体の最上面と最下面の周縁部分に当接又は貼着
するテープは紙テープ又は、木綿、ポリアミド、
ポリエステル、ポリビニルアルコール、ガラス、
アスベスト等の織布又は不織布のテープ又はポリ
アミド、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリビ
ニルアルコール等の合成樹脂テープ又は、銅、ア
ルミニウム等の金属箔テープなどである。
本発明の方法に使用する穴あきテープは、前述
のような、プリプレグ積層体の最上面及び最下面
の各々の周辺部分に当接又は貼着した2枚のテー
プにおいて、両方のテープの他端を張り合わせる
か、縫い合わせた場合に相当する。ただし、2枚
のテープを外部と全く遮断するように全面的に接
合したときは、成形時プリプレグ周側面から流出
する樹脂がテープを不規則に破つて流れ出し、鏡
面板に付着し、本発明の所期の目的が達成できな
い恐れがある。
本発明で使用する穴あきテープの場合は、プリ
プレグ周側面からの樹脂はこの穴より流出する。
この穴は鏡面板から離れており、樹脂は空気によ
り冷却され、鏡面板に付着する恐れはない。
また、このテープの穴は成形時に発生するガス
を外へ逃がす働きもある。
本発明の方法はプリプレグ積層体の最上面や最
下面に通常のテープを当接又は貼着する場合に比
較してプリプレグ積層体へのテープの貼り合わせ
作業ならびにプリプレグ積層体の金属鏡面板の間
への仕込み作業をより簡便にすることができる。
プリプレグ積層体の最上面と最下面の周縁部分
への前記穴あきテープの当接又は貼着方法は、テ
ープに接着剤や貼着剤を予め塗布するか、逆にプ
リプレグに接着剤や貼着剤を予め塗布して貼る方
法、プリプレグにテープを重ね合わせた後テープ
の上から高周波加熱、電気鏝等で加熱してプリプ
レグの積層板用樹脂を熔融する方法、又糸で縫い
合わせる方法等任意である。
プリプレグ積層体の最上面と最下面のテープの
貼る位置は周縁と、その内側3.0〜30mmとの間の
部分がプリプレグ積層体の最上面及び最下面から
のバリの溢流を防止するのに好ましい。
テープの幅は7.0〜150mmが好ましい。テープの
厚さは特に規定するものでないが0.01〜0.20mmの
ものが好ましい。
テープの穴の大きさは特に規定するものでない
が、径1〜10mmが好ましい。
プリプレグ周側面から流出する樹脂の量が多い
場合、この穴あきテープを積層体の最上面と最下
面の周縁部分に貼り合わせるとき積層体側面と穴
あきテープの間に空隙を保つことがより好まし
い。
その空隙は側面から溢流する樹脂(バリ)をそ
の空隙内に保てるような大きさが好ましく、側面
からテープ折り返し部(中央部)までの長さは2
〜50mmが好ましい。
プリプレグ積層体よりのバリの溢流を減少させ
るには一部乃至全部のプリプレグの周辺部を中央
部より加熱流動性を低下せしめた状態にした後加
熱加圧成形するのが好ましいことから、上記の如
き状態のプリプレグ積層体にテープを貼り加熱加
圧成形することがより好ましい。この場合テープ
の貼り合わせ順序は周辺部の加熱流動性を低下せ
しめる処置の前であつてもよいし、後であつても
よい。
プリプレグの周辺部の加熱流動性を低下せしめ
る方法は特公昭52−11340号に詳細記載されてい
る。プリプレグ積層体の最上面と最下面に貼り合
わせる穴あきテープでプリプレグに接する面に
各々の積層板用樹脂に合つた硬化促進剤を塗布し
ておくのがより好ましい。更にこのテープのプリ
プレグに接する面と反対の面に離形剤を塗布して
おくことも好ましい。
プリプレグ積層体の最上面と最下面の周縁部分
に貼り合わされたテープ5は第2図の如くその一
部が金属鏡面板2と重なつて加熱加圧成形される
ことが最も好ましい。また、本発明の方法は片面
金属貼り積層板にも使用できる。
本発明の方法により、あらゆる種類の熱硬化性
樹脂積層板の加熱加圧成形時に発生するプリプレ
グ積層体周側面や積層体の最上面および最下面の
プリプレグからのバリを金属鏡面板に簡単にしか
も完全に付着しないようにできるので、高密度、
高精度回路基板用積層板の工業的生産にとり非常
に価値の高いものである。
以下、実施例により本発明を例示する。
実施例 1 レゾール型桐油変性フエノール樹脂の50%トル
エン溶液としたワニスを秤量140g/m2、巾1000
mmのクラフト紙に塗布して130℃で乾燥し、樹脂
含量52%、揮発分6%のプリプレグを得た。この
プリプレグを1000mm×1000mmの寸法に裁断したの
ち4周辺の周辺10mm部を約200℃の熱風で3分間
加熱処理して周辺部の加熱流動性を失なわせし
め、この処理プリプレグを9枚積層して、このプ
リプレグ積層体の最上面と最下面の周縁部分にテ
ープ巾が50mmでテープの中央部に連続した直径
3.0mmの穴あきテープを最上面、最下面共に周縁
より内側に向けて15mmの部分まで貼り合わせた。
なお、このテープのプリプレグに接する面と反
対の面には離形剤が塗布してあり、プリプレグに
接する面には粘着剤と4,4′−ジアミノジフエ
ニルメタンが塗布されている。このテープ貼りプ
リプレグ積層体をプリプレグ寸法よりやや小さい
990mm×990mm寸法の2.0mm厚さの金属鏡面板に挾
み、温度170℃、圧力100Kg/cm2で55分間加熱加圧
し、1.6mmの厚さの積層板を得た。この場合金属
鏡面板周縁部へのバリの付着は全くなかつた。比
較の為、上記と同じ周辺部の加熱流動性を失なわ
せしめたプリプレグを9枚積層して、そのまま
990mm×990mm寸法の金属鏡面板に挾み同様の条件
で加熱加圧して1.6mmの積層板を得た。この場合、
積層板の周側面からの溢流はほとんどないが、プ
リプレグ最上面と最下面よりの僅かなバリの溢流
により金属鏡面板周縁部にはバリが付着してい
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の方法による場合の断面図、第2
図は本発明の方法により積層板を成形する場合の
断面図、第3図は中央部に穴のあいているテープ
の平面図である。 1:プリプレグ、2:金属鏡面板、3:プリプ
レグより熔融溢流する樹脂(バリ)、5:テープ
中央部に連続した穴のあいているテープ、6:
穴、a:プリプレグ積層体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 積層板用樹脂を積層板用基材に含浸乾燥して
    得たプリプレグを1枚若しくは複数枚積み重ねた
    積層体を加熱加圧成形してなる積層板の製造に於
    いて、中央部付近に連続した穴のあいている1本
    のテープを該積層体の最上面と最下面の周縁部分
    に予め当接又は粘着しておいてから加熱加圧成形
    することを特徴とする積層板の製造方法。 2 プリプレグの積層体側面と穴あきテープの間
    に空隙を保つように穴あきテープを貼り合わされ
    てから、加熱加圧成形することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の積層板の製造方法。 3 前記積層体を構成するプリプレグはその周辺
    部の一部乃至全部が中央部より加熱流動性の低下
    しているものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載の積層板の製造方法。 4 前記テープは前記積層体に接する面に前記積
    層板用樹脂の硬化促進剤が塗布されているもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第
    2項又は第3項記載の積層板の製造方法。 5 前記テープは前記積層体と接する面と反対の
    面に離形剤が塗布されているものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項
    又は第4項記載の積層板の製造方法。 6 積層板用樹脂を積層板用基材に含浸乾燥して
    得たプリプレグを1枚若しくは複数枚積み重ねた
    積層体を加熱加圧成形してなる積層板の製造にお
    いて、中央部付近に連続した穴のあいている1本
    のテープを該積層体の最上面と最下面の周縁部分
    に予め当接又は貼着しておいてから、テープの該
    積層体に当接又は貼着されている部分の少なくと
    も一部分が金属鏡面板に重なり合わされた状態で
    加熱加圧成形することを特徴とする積層板の製造
    方法。
JP58138703A 1983-07-30 1983-07-30 積層板の製造方法 Granted JPS6031962A (ja)

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JPH0473144A (ja) * 1990-07-14 1992-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 金属箔張り積層板の製法

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