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JPH0341317B2 - - Google Patents
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JPH0341317B2 - - Google Patents

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JPH0341317B2
JPH0341317B2 JP57182469A JP18246982A JPH0341317B2 JP H0341317 B2 JPH0341317 B2 JP H0341317B2 JP 57182469 A JP57182469 A JP 57182469A JP 18246982 A JP18246982 A JP 18246982A JP H0341317 B2 JPH0341317 B2 JP H0341317B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (1) 産業上の利用分野 この発明は、ワークを位置決め把持すると共
に、ワークを把持した後、そのままフインガが積
極移動するロボツト用把持装置に関する。
(2) 従来の技術 今日、産業用ロボツトは溶接作業、組立作業、
移裁作業、プレス作業等に幅広く使用され活躍し
ている。この産業用ロボツトは駆動部にモータが
取付けられ、このモータは制御装置からの指令に
よりその指令内容に応じた値だけ動作し、その動
作量はモータの回転軸に接続されたエンコーダを
介して制御装置にフイードバツクされて指令通り
繰返し動作するようになつている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 このようなロボツトにおいて、例えばワークを
穴に挿入して、ある組立作業を行なう場合、ワー
クまたは穴に加工屑(俗に言う「ばり」)が付着
していると、強い力でワークを穴に挿入しなけれ
ばならない。従つて、ロボツトの駆動部には所定
の動作を阻止しようとする逆向きの力が作用する
ため、制御装置からの指令通りの動きができなく
なり、サーボエラーの状態となつてロボツトが非
常停止してしまう。
このようなサーボエラーの原因となる「ばり」
は人間による組立作業ではほとんど問題にならな
い程度のものであるが、ロボツトがサーボエラー
にならないようにばり取りを行なうことは非常に
手間と高い精度を必要とする。
この発明は、従来のロボツトが前述のような不
都合を有する点に鑑み、フインガに所定値以上の
力を必要とする作業を行なわなければならない状
態が生じても、ロボツトがサーボエラーとなるこ
となく、作業を円滑に継続できるロボツト用把持
装置を提案することを目的とするものである。
[発明の構成] (1) 問題点を解決するための手段 本発明は前記問題点を解決する手段として、最
大ストロークが相違する2個のピストンを背中合
わせに備えると共に夫々のピストンに連結するピ
ストンロツドが相互に逆向きで突出するシリンダ
装置と、このシリンダ装置から突出するピストン
ロツドの夫々に取り付けられて相互に対向し、且
つ、対向部分でワークを把持するためのフインガ
と、一対のピストンを圧縮流体で同期的に相互に
反対方向に付勢してストローク基端まで移動し、
前記一対のフインガをワークの非把持端に位置決
めする第1給排気手段と、前記一対のピストンを
第1給排気手段による移動方向とは逆向きに圧縮
流体で同期的に付勢し、ストローク終端に向けて
移動させると共に、ピストンに供給する圧縮流体
の圧力を、最大ストロークが相対的に小さなピス
トンの方を相対的に高くして、該最大ストローク
が相対的に小さなピストンをストローク終端に位
置決めした状態でフインガにワークを把持させる
第2給排気手段と、前記フインガでワークを把持
した状態において、相対的にストロークの小さな
前記ピストンへの給気を断ち、他方のピストンが
圧縮流体で付勢されてストローク終端に向けて移
動するのに連動させて、一対のフインガと共に、
該フインガが把持するワークを平行移動させる第
3給排気手段と、 を備えた構成を採用し、所期の目的を達成したも
のである。
(2) 作用 ロボツトアームに取り付けられた把持装置でワ
ークを把持するに際して、先ず、第1給排気手段
で一対のフインガをワークの非把持端に位置決め
し、次いで第2給排気手段で双方のピストンをス
トローク基端から相互に逆方向に同期的に移動さ
せてフインガでワークを把持する。このとき、ピ
ストンに供給される圧縮流体圧力は最大ストロー
クが相対的に小さなピストンの方が高くされてい
るため、相対的にストロークの小さなピストンが
ストローク終端に位置決めされた状態で一対のフ
インガがワークを把持すると共に、最大ストロー
クが相対的に大きい方のピストンはストローク終
端手前の位置に拘束された状態を採る。フインガ
でワークを把持した後、ロボツトアームを起動し
てワークを所定位置まで移動させることによつて
ワークを穴などに嵌入させるとき、第3給排気手
段により、最大ストロークが相対的に小さい方の
ピストンへの圧縮流体の供給を断つと、未だ圧縮
流体の供給を受けている他方のピストンの力が勝
つて同ピストンはストローク終端に向けて更に移
動し、これに追従してワークは、ロボツトアーム
の動作とは独立に平行移動し、サーボエラーを惹
起する過負荷をロボツトアームに与えることなく
所謂ばりの付いた穴などにワークを挿入させる。
(3) 実施例 以下、この発明の実施例を、図面を参照して説
明する。
第1図に示す実施例の把持装置は、マイクロメ
ータのフレームを把持するためのもので、後述す
る2個のピストンを背中合わせに備えたシリンダ
装置Cを有している。このシリンダ装置Cは、軸
心を一致させた2個のシリンダ18,22を備
え、両シリンダの相対向する開口端は中央部に設
けた仕切1によつて閉鎖されている。この仕切1
は両側部第1図において上下部に柱状の結合部
2,3を有し、各結合部2,3には外周面部で開
口するエアー入出穴4,5が設けられている。
また、前記仕切1と対向するシリンダ18,2
2の両側は、ロツドガイド6,7で閉鎖されてい
る。このロツドガイド6,7は内側にシリンダ1
8,22への柱状の結合部8,9を有し、各結合
部8,9の外周側面にはシリンダ18,22の内
部と連通するエアー入出穴10,11を有してい
る。
さらに、ロツドガイド6,7の軸心部には、シ
リンダ18,22に装着したピストン12,13
に一体に連結されたピストンロツド14,15が
摺動自在に挿通支持されている。なお、ピストン
12はピストン13に比べて軸方向長さが長く形
成されており、ピストン13のストロークの方が
ピストン12によりも大きくなるように構成され
ている。また、ロツドガイド6,7のピストンロ
ツド14,15との接触部には、Oリング16,
17を設けて、外気がシリンダ内部に侵入するの
を防止している。
前述の如き構成によつて、シリンダ18,22
の内部にはピストン12,13の正面部にシリン
ダ室C1,C2が形成されている。なお結合部
2,8とシリンダ18との間にはガスケツト1
9,20が設けられ、ピストン12の外周面部に
はシリンダ18の内周面との摺動面をシールする
ピストンリング21が設けられている。
同様に仕切1の反対例の結合部3,9とシリン
ダ22との間にもガスケツト23,24が設けら
れ、ピストン13にも同様にピストンリング25
が設けられている。
このようにしてシリンダ室C1,C2を構成す
る仕切1、ロツドガイド6,7はねじ28,29
等によつてロツド26,27に固定され、所定の
位置関係を維持している。
さらに、ピストンロツド14,15の先端部に
は、前記ガイドロツド27上を摺動するフインガ
30,31がボルト32,33で固定されてい
る。なお、ガイドロツド27とフインガ30,3
1との間には、ドライブツシユ34,35を介在
せて、フインが30,31の動きをスムーズにし
ている。また、フインガ30,31の自由端部に
は、ワーク(例えばフレーム)36を確実に保持
するための爪37,38が背中合せに突設されて
いる。
次に、この把持装置のエアー回路を第2図に基
いて説明する。
空圧源39には圧力調整装置40が接続されて
いる。この圧力調整装置40はフイルタレギユレ
ータ41、圧力ゲージ42、ミストセパレータ4
3により構成されている。この圧力調整装置40
には圧力スイツチ44およびレギユレータ45が
接続されている。このレギユレータ45には別の
圧力ゲージ46を備え、ソレノイドバルブ47と
レギユレータ48とが接続されている。
ソレノイドバルブ47はシリンダ装置Cのエア
ー入出穴4に接続され、ソレノイドバルブ47
が、エアー入出穴4と空圧源39とを連通したと
きはシリンダ室C2内にエアーを供給し、該ソレ
ノイドバルブ47が動作した時にはエアーの供給
を絶つて、シリンダ室C2内のエアーを排出する
ようになつている。
レギユレータ48には圧力ゲージ49を介して
ソレノイドバルブ50はシリンダ装置Cのエアー
入出穴10,11に接続されると共に、スピード
コントローラ51を介してエアー入出穴5にも接
続され、通常は、スピードコントローラ51を介
してエアー入出穴5にエアーを供給し、ソレノイ
ドバルブ50の動作時には、エアー入出穴10,
11にエアーを供給し、エアー入出穴5から排気
するようになつている。
なお、ソレノイドバルブ47を介してシリンダ
室C2に供給されるエアーの圧力は、スピードコ
ントローラ51を介してシリンダ室C3に供給さ
れるエアーの圧力より高く設定されている。
次に、この実施例の作用を説明する。
第1図において、ワーク36を把持するフイン
ガ30,31を、把持の準備のために当該フイン
ガ間の間隔を狭める場合には、ソレノイドバルブ
47,50を同時に作動させる。このとき、ソレ
ノイドバルブ47はシリンダ室C2の排気回路を
開き、ソレノイドバルブ50は、一方では圧力調
整装置40、レギユレータ45、レギユレータ4
8によつて構成された加圧エアーの供給回路を開
き、他方ではシリンダ室C3の排気回路を開くの
で、ソレノイドバルブ50を介してシリンダ装置
Cのシリンダ室C1とC4に与えられる空圧源3
9のエアーはピストン12,13を作動させて、
ピストン12,13は互いに接近する方向に移動
し、ピストンロツド14,15を介してフインガ
30,31を共に、シリンダ装置Cの中央部に設
けた仕切1の方向に引き寄せる。従つて、フイン
ガ先端部の爪37,38の距離は短縮される。そ
の間、シリンダ室C2のエアーはソレノイドバル
ブ47を介して排気され、シリンダ室C3のエア
ーは、スピードコントローラ51、ソレノイドバ
ルブを介して排気される。このような状態におい
て、ピストン12,13は結合部2,3の端面に
当接してストローク基端に位置決めされ、フイン
ガ37,38はワークを把持する体勢になる。
次に、このワークを把持する場合には、ソレノ
イドバルブ47,50をオフにして第2図の状態
に復帰させる。この操作によつて、一方ではソレ
ノイドバルブ47を介してシリンダ室C2にエア
ーが供給されてピストン12が第2図において下
降し、他方では、ソレノイドバルブ50、スピー
ドコントローラ51を介してシリンダ室C3にエ
アーが供給され、また、シリンジ室C1,C4の
エアーは、ソレノイドバルブ50を介して排気さ
れるので、ピストン13は同図において上昇し、
フインガ30,31は第1図に示すようにワーク
36を内側から保持する。この場合、シリンダ室
C2に与えられるエアーはレギユレータ48とス
ピードコントローラ51を経由してシリンダ室C
3に与えられるエアーの圧力より高く、しかも最
大ストロークはピストン12の方が相対的に小さ
いから、そのピストン12の方が速く移動し先に
結合部8の端面に当接してストローク終端に到達
し、且つピストン12は相対的に高圧のエアーで
押圧されている関係上その位置に位置決めされ
る。一対のフインガ30,31でワークを36を
把持したとき、ピストン12に対するエアー圧力
が勝つているため、反対側のピストン13はスト
ローク終端手前の位置に拘束され、ワークの把持
位置が固定される。
このようにしてワーク36を把持した状態で、
つづいてソレノイドバルブ47を作動させると、
シリンダ室C2のエアーがソレノイドバルブ47
を介して排気されるため、シリンダ室C1,C2
にはエアー圧がなくなり、フインガ30は自由状
態になるので、その後も引きつづきシリンダ室C
3に供給されるエアーの圧力によつてピストン1
3は緩速で上昇する。このため、フインガ31が
緩速で上昇し、爪38,即ちフインガ31に伴な
われてワーク36は上昇する。従つて、ピストン
12と共に自由状態の前記フインガ30もワーク
36を介して押し上げられ、ワーク36はフイン
ガ30,31に保持されたまま上方へ緩速で移動
する。このため、上方に挿入物があれば、ワーク
36は被挿入物となつて挿入物が押し込まれ、ワ
ーク36が挿入物であれば上方に位置する被挿入
物に押し込まれ、この動作にはロボツトアームの
駆動を必要としない。
ワーク36を離す場合には、ソレノイドバルブ
50を再び作動させ、ピストン12,13を相対
的に接近移動させて、フインガ30,31の爪3
7,38をワーク36から離す。
以上説明したように、この実施例によれば、ワ
ーク36を把持した後、そのままの状態でフイン
ガ30,31を同期的に上方へ移動させることが
できるので、ロボツトによつてワークを被挿入物
に押し込んだりする作業においては、ロボツトア
ームを作動させて押し込み位置までワークを移動
させ、位置決めした後、この把持装置のフインガ
30,31で例えばワークを押し込むことができ
るようになる。従つて、ワーク36などに「ば
り」があるために、不要な強い力で押し込まなけ
ればならないような事態になつたとき、ロボツト
アームがすでに位置決めされて駆動部はブレーキ
がかかつた状態にあつても、把持装置でロボツト
アームの動きから切り離してワーク36を押し込
むことができるようになりロボツトアームの駆動
部はサーボエラーになることがない。このため、
ワーク36に少し位の「ばり」があつても、ロボ
ツトがサーボエラーを感知することなく作業を円
滑に継続できるようになり、画一的に動くロボツ
トアームに間接的に融通性が持たされ、ロボツト
の作業能力を一段と向上させることができる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、独立した2個のシリンダを背中合わせ
に配置したものでもよい。また、ピストン12,
13にストローク差を持たせるために、ピストン
12,13の軸方向長、即ち厚さを変えたが、ピ
ストンの厚さを同じにしたシリンダ18,22の
長さを変えてもよい。さらに前記実施例ではフイ
ンガ30,31の外側に爪37,38を設けて、
フインガ30,31が開いたときに、ワーク36
を把持するようにしたが、フインガ30,31の
内側に爪を設けてフインガ30,31が閉じたと
きにワーク36を把持するようにしてもよい。こ
の場合には、2個のシリンダ18,22は独立さ
せて形成し、ピストンロツド14,15の向きが
相対的に向き合うように設置することもできる。
さらに、前記実施例では空気圧で作動するものを
示したが、油圧で作動させてもよく、その他、こ
の発明の要旨を変更しない範囲で種々変形は可能
である。
[発明の効果] この発明によれば、一対のピストンには最大ス
トローク差を設定してあると共に、ワークを把持
するときは最大ストロークが相対的に対さなピス
トンへの供給圧縮流体圧を高くするから、把持装
置に対するワークの把持位置は、前記最大ストロ
ークが相対的に小さい方のピストンのストローク
終端位置によつて当初常に一定にされ、把持装置
に対してワークを簡単に位置決め把持することが
できる。この状態で最大ストロークが相対的に大
きなピストンはそのストローク終端に至る手前で
拘束され、その後、ロボツトで、所定値以上の力
を必要とする作業を行わなければならない事態が
生じても、前記最大ストロークの小さな方のピス
トンへの圧縮流体の供給を断つことにより、反対
側のピストンでさらにワークを平行移動すること
ができるので、ロボツトアームを停止させた状態
でワークを単独移動させることが可能になり、ロ
ボツトがそのロボツトアームの過負荷によりサー
ボエラーになることを防止して、円滑且つ安全な
作業を遂行する事ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示した図で、第1
図は把持装置の構造を示す断面図、第2図は駆動
装置のエアー回路図である。 C……シリンダ装置、1……仕切カバー、4,
5……エアー入出穴、6,7……ロツドガイド、
10,11……エアー入出穴、12,13……ピ
ストン、14,15……ピストンロツド、17,
22……シリンダ、30,31……フインガ、3
7,38……爪、39……空圧源、40……圧力
調整装置、45……レギユレータ、47……ソレ
ノイドバルブ、48……レギユレータ、50……
ソレノイドバルブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 最大ストロークが相違する2個のピストンを
    背中合わせに備えると共に夫々のピストンに連結
    するピストンロツドが相互に逆向きで突出するシ
    リンダ装置と、 このシリンダ装置から突出するピストンロツド
    の夫々に取り付けられて相互に対向し、且つ、対
    向部分でワークを把持するためのフインガと、 一対のピストンを圧縮流体で同期的に相互に反
    対方向に付勢してストローク基端まで移動し、前
    記一対のフインガをワークの非把持端に位置決め
    する第1給排気手段と、 前記一対のピストンを第1給排気手段による移
    動方向とは逆向きに圧縮流体で同期的に付勢し、
    ストローク終端に向けて移動させると共に、ピス
    トンに供給する圧縮流体の圧力を、最大ストロー
    クが相対的に小さなピストンの方を相対的に高く
    して、該最大ストロークが相対的に小さなピスト
    ンをストローク終端に位置決めした状態でフイン
    ガにワークを把持させる第2給排気手段と、 前記フインガでワークを把持した状態におい
    て、相対的にストロークの小さな前記ピストンへ
    の給気を断ち、他方のピストンが圧縮流体で付勢
    されてストローク終端に向けて移動するのに連動
    させて、一対のフインガと共に、該フインガが把
    持するワークを平行移動させる第3給排気手段
    と、 を備えるロボツト用把持装置。
JP18246982A 1982-10-18 1982-10-18 ロボット用把持装置 Granted JPS5973290A (ja)

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