JPH0341395B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0341395B2 JPH0341395B2 JP58501445A JP50144583A JPH0341395B2 JP H0341395 B2 JPH0341395 B2 JP H0341395B2 JP 58501445 A JP58501445 A JP 58501445A JP 50144583 A JP50144583 A JP 50144583A JP H0341395 B2 JPH0341395 B2 JP H0341395B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sprocket
- planetary
- chain
- variable
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/08—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving eccentrically- mounted or elliptically-shaped driving or driven wheel; with expansible driving or driven wheel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、特に自転車に有用な改良された可変
スプロケツトを有する漸進可変変速装置に関する
ものである。
スプロケツトを有する漸進可変変速装置に関する
ものである。
従来技術、および発明が解決しようとする課題
現在、十速自転車変速装置は前側の二段スプロ
ケツトと5つのスプロケツトを含む後側クラスタ
とに亘つて巻き掛けられたチエーンと、前側チエ
ーン掛替装置と、後側チエーン掛替装置から成つ
ており、該前、後のチエーン掛替装置は、これら
のチエーン掛替装置に連結された2つの制御レバ
ーの、乗員による変位操作に応答して、一方のス
プロケツトから別のスプロケツトにチエーンを掛
け替える作用をする。チエーン掛替装置は、ひん
ぱんに保守を施すことが必要であり、かつ損傷し
易い多数の精巧な部品から成つている。また、チ
エーン掛替装置は、操作し難く、チエーンの整列
不良のために、或る歯車において連続騒音を発生
するとともに効率が低下し、又乗員が頻繁に目視
検査を行なつて、その時点における歯車比を目視
確認することが必要であり、乗員の注意が道路か
らそれてしまう。これらの理由から、異なるシス
テムを導入する試みが過去になされてきたが、こ
れらのシステムのうちの或るものは、可変スプロ
ケツトに依拠している。このような努力の例が、
米国特許第3850044号および第3850045号明細書に
記載されている。このようなシステムが商業用と
して大幅に不成功であつた理由のうちのあるもの
は、構造が複雑で制作費が高く、重量が増大し、
かつ保守上の問題があることであつた。別の試み
の例が、英国特許第453712号明細書に記載されて
いる。この場合には、2つのフランジが積み重ね
られており、扇形遊星ギアが側部サドルで片持梁
位置に支えられている。このような機構は、作動
荷重を受けたときに高い応力を生ずる。穴あけさ
れたフランジは、その構造的な完全さの大半が失
われているため、作動荷重を受けている間に、該
高い応力が可変スプロケツトの大きな変形を惹起
する。これらの変形は、扇形遊星スプロケツトと
チエーンとの同期作用に支障を与える。
ケツトと5つのスプロケツトを含む後側クラスタ
とに亘つて巻き掛けられたチエーンと、前側チエ
ーン掛替装置と、後側チエーン掛替装置から成つ
ており、該前、後のチエーン掛替装置は、これら
のチエーン掛替装置に連結された2つの制御レバ
ーの、乗員による変位操作に応答して、一方のス
プロケツトから別のスプロケツトにチエーンを掛
け替える作用をする。チエーン掛替装置は、ひん
ぱんに保守を施すことが必要であり、かつ損傷し
易い多数の精巧な部品から成つている。また、チ
エーン掛替装置は、操作し難く、チエーンの整列
不良のために、或る歯車において連続騒音を発生
するとともに効率が低下し、又乗員が頻繁に目視
検査を行なつて、その時点における歯車比を目視
確認することが必要であり、乗員の注意が道路か
らそれてしまう。これらの理由から、異なるシス
テムを導入する試みが過去になされてきたが、こ
れらのシステムのうちの或るものは、可変スプロ
ケツトに依拠している。このような努力の例が、
米国特許第3850044号および第3850045号明細書に
記載されている。このようなシステムが商業用と
して大幅に不成功であつた理由のうちのあるもの
は、構造が複雑で制作費が高く、重量が増大し、
かつ保守上の問題があることであつた。別の試み
の例が、英国特許第453712号明細書に記載されて
いる。この場合には、2つのフランジが積み重ね
られており、扇形遊星ギアが側部サドルで片持梁
位置に支えられている。このような機構は、作動
荷重を受けたときに高い応力を生ずる。穴あけさ
れたフランジは、その構造的な完全さの大半が失
われているため、作動荷重を受けている間に、該
高い応力が可変スプロケツトの大きな変形を惹起
する。これらの変形は、扇形遊星スプロケツトと
チエーンとの同期作用に支障を与える。
本発明の目的は、これらの問題およびその他の
問題を解決し、金属または成形プラスチツクを用
いて経済的に大量生産し得る簡単な耐久力のある
変速装置を提供することである。
問題を解決し、金属または成形プラスチツクを用
いて経済的に大量生産し得る簡単な耐久力のある
変速装置を提供することである。
課題を解決するための手段
この目的は、次の可変スプロケツトを提供する
ことによつて達成される。
ことによつて達成される。
駆動フランジと、二つの扇形遊星スプロケツト
と、少なくとも二つの遊び遊星体とを具備する可
変スプロケツトであつて、扇形遊星スプロケツト
が、駆動フランジに連結されるとともに、駆動フ
ランジ上で半径方向で摺動するようになされ、可
変スプロケツトが、更に、該可変スプロケツトの
有効直径を増減するために、扇形遊星スプロケツ
トおよび遊び遊星体を半径方向外方または内方に
動かす装置を備えるとともに、該可変スプロケツ
トの円周のほぼ半分に巻き掛けられたチエーンと
係合するようになされ、該チエーンが、複数のリ
ンクから成るとともに、チエーンの長さをリンク
の数で割つた値に等しいピツチを有しており、扇
形遊星スプロケツトおよび遊び遊星体は、可変ス
プロケツトが作動するとともに、二つの扇形遊星
スプロケツトがチエーンと係合しているときに、
該二つの扇形遊星スプロケツト間で捕捉されたチ
エーンの長さが、チエーンの緊張はないが、事実
上たるみを生じることのないようになされるとと
もに、該チエーンの長さが、チエーンと扇形遊星
スプロケツトをそれらの係合箇所において同期さ
せるべく前記ピツチの整数倍になつている可変ス
プロケツト。
と、少なくとも二つの遊び遊星体とを具備する可
変スプロケツトであつて、扇形遊星スプロケツト
が、駆動フランジに連結されるとともに、駆動フ
ランジ上で半径方向で摺動するようになされ、可
変スプロケツトが、更に、該可変スプロケツトの
有効直径を増減するために、扇形遊星スプロケツ
トおよび遊び遊星体を半径方向外方または内方に
動かす装置を備えるとともに、該可変スプロケツ
トの円周のほぼ半分に巻き掛けられたチエーンと
係合するようになされ、該チエーンが、複数のリ
ンクから成るとともに、チエーンの長さをリンク
の数で割つた値に等しいピツチを有しており、扇
形遊星スプロケツトおよび遊び遊星体は、可変ス
プロケツトが作動するとともに、二つの扇形遊星
スプロケツトがチエーンと係合しているときに、
該二つの扇形遊星スプロケツト間で捕捉されたチ
エーンの長さが、チエーンの緊張はないが、事実
上たるみを生じることのないようになされるとと
もに、該チエーンの長さが、チエーンと扇形遊星
スプロケツトをそれらの係合箇所において同期さ
せるべく前記ピツチの整数倍になつている可変ス
プロケツト。
この漸進可変変速装置により、特に自転車に好
適な複数の異なる歯車比が得られる。この変速装
置は、駆動フランジと、軸に装着された割出しフ
ランジとを備えた可変スプロケツトに基づいてお
り、前記割出しフランジは一対の扇形遊星スプロ
ケツトと、前記駆動フランジおよび割出しフラン
ジの間に挿置されかつこれらのフランジに摺動し
うるように連結されて比較的に剛性の構体を形成
する少くとも二つの遊び遊星体とを備えている。
扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星体は、駆動
フランジおよび割出しフランジの相対回転に応答
して変位し、それによつて可変スプロケツトの有
効直径(この明細書では、有効直径は1回転あた
りスプロケツト上を移動するチエーンの長さを
3.14で割つた値を意味している)が増減するよう
になつている。さらに、本発明では、チエーンを
確実に係合させるとともに扇形遊星スプロケツト
の相対位置に関連した付加的な精密さを与えるた
めに変型歯形を使用している。
適な複数の異なる歯車比が得られる。この変速装
置は、駆動フランジと、軸に装着された割出しフ
ランジとを備えた可変スプロケツトに基づいてお
り、前記割出しフランジは一対の扇形遊星スプロ
ケツトと、前記駆動フランジおよび割出しフラン
ジの間に挿置されかつこれらのフランジに摺動し
うるように連結されて比較的に剛性の構体を形成
する少くとも二つの遊び遊星体とを備えている。
扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星体は、駆動
フランジおよび割出しフランジの相対回転に応答
して変位し、それによつて可変スプロケツトの有
効直径(この明細書では、有効直径は1回転あた
りスプロケツト上を移動するチエーンの長さを
3.14で割つた値を意味している)が増減するよう
になつている。さらに、本発明では、チエーンを
確実に係合させるとともに扇形遊星スプロケツト
の相対位置に関連した付加的な精密さを与えるた
めに変型歯形を使用している。
実施例
添付図面は、座席支柱部材55と、複数のピン
14(第2図)によつて軸13に固定されたペダ
ル12,12′とを備えた車体フレーム50を有
する自転車(第1図参照)を示している。軸13
は、玉軸受15を介してフレーム50中に回転可
能に装着されている。後輪16、前輪16′もま
た、慣用の態様でフレーム50に回転可能に装着
されている。この自転車は、慣用のチエーン32
をもつてスプロケツト17に連結された可変スプ
ロケツト20を含み、スプロケツト17は、慣用
の方法で一方向クラツチ18を介して後輪16に
連結された漸進可変変速装置を備えている。
14(第2図)によつて軸13に固定されたペダ
ル12,12′とを備えた車体フレーム50を有
する自転車(第1図参照)を示している。軸13
は、玉軸受15を介してフレーム50中に回転可
能に装着されている。後輪16、前輪16′もま
た、慣用の態様でフレーム50に回転可能に装着
されている。この自転車は、慣用のチエーン32
をもつてスプロケツト17に連結された可変スプ
ロケツト20を含み、スプロケツト17は、慣用
の方法で一方向クラツチ18を介して後輪16に
連結された漸進可変変速装置を備えている。
可変スプロケツト20(第2図、第3図、第4
図および第11図)は、軸13に装着されてお
り、軸13に取りつけられるとともにボルト58
によりペダル12に固定された、開口27を有す
る駆動フランジ21と、該駆動フランジと対向し
て回転可能に軸13に取りつけられるとともに複
数の波形カム26および円形穴28を有する割出
しフランジ25と、二つの扇形遊星スプロケツト
29(それと同等の要素または同等の部分は同一
符号で示されている)と、駆動フランジ21と割
出しフランジ25との間に挿置された四つの遊び
遊星体31,31′(遊星体31′は遊星セグメン
ト31の鏡面対称体である)と、「キー34,3
4′、前記扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星
体を前記駆動フランジ21に接線方向で連結する
ための半径方向キー溝24,24′、螺旋状の各
波形カム26と係合するとともにカム26に従動
するために遊星スプロケツトおよび遊び遊星体2
9,31,31′の各々に取りつけられたカム従
動子37」から成る連結装置とを有する。螺旋状
波形カム26には、交互に形成された一連の谷部
35および山部36(第3図および第4図)が形
成されている。カム従動子37は、一つの谷部3
5から次の谷部35に移動する際、必ず山部36
を越えて移動する。カム従動子37は、一つの谷
部35から次の谷部35へ移動する際、山部36
において、該一方の谷部35に位置するときより
も、軸13(およびスプロケツト20の中心)に
対して半径方向外方へ動く。扇形遊星スプロケツ
トおよび遊び遊星体が螺旋状波形カム26に沿つ
て一つの谷部35から次の谷部35まで摺動する
際、可変スプロケツト20の有効直径が、フラン
ジ21と25の間の相対回転に対応して増減す
る。カム従動子37の端部に形成された係止装置
47は、割出しフランジ25の外面に沿つて摺動
しかつ該外面と係合する。割出しフランジ25に
僅かな変形をもたらす作動荷重の下では、係止装
置47が割出しフランジ25の外面に係合して、
2種類の遊星体(すなわち、扇形遊星スプロケツ
トと遊び遊星体)が割出しフランジ25から離脱
することを防ぐ。(係止装置47は、該係止装置
を割出しフランジ25に取りつけるために、穴2
6′中に挿入可能な形状になされている)扇形遊
星スプロケツト29は、付加的な係止装置として
フツク44を備えている。フツク44は駆動フラ
ンジ21の外面45に沿つて摺動しかつ該外面と
係合して、扇形遊星スプロケツト29が(第4図
において円形矢印61で示した方向に)回転しか
つチエーンの負荷により歯30上に生ずる接線方
向の力により(第11図における円形矢印60の
方向に)ねじれる傾向に対して、該フツク44は
キー34と共に抵抗する。
図および第11図)は、軸13に装着されてお
り、軸13に取りつけられるとともにボルト58
によりペダル12に固定された、開口27を有す
る駆動フランジ21と、該駆動フランジと対向し
て回転可能に軸13に取りつけられるとともに複
数の波形カム26および円形穴28を有する割出
しフランジ25と、二つの扇形遊星スプロケツト
29(それと同等の要素または同等の部分は同一
符号で示されている)と、駆動フランジ21と割
出しフランジ25との間に挿置された四つの遊び
遊星体31,31′(遊星体31′は遊星セグメン
ト31の鏡面対称体である)と、「キー34,3
4′、前記扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星
体を前記駆動フランジ21に接線方向で連結する
ための半径方向キー溝24,24′、螺旋状の各
波形カム26と係合するとともにカム26に従動
するために遊星スプロケツトおよび遊び遊星体2
9,31,31′の各々に取りつけられたカム従
動子37」から成る連結装置とを有する。螺旋状
波形カム26には、交互に形成された一連の谷部
35および山部36(第3図および第4図)が形
成されている。カム従動子37は、一つの谷部3
5から次の谷部35に移動する際、必ず山部36
を越えて移動する。カム従動子37は、一つの谷
部35から次の谷部35へ移動する際、山部36
において、該一方の谷部35に位置するときより
も、軸13(およびスプロケツト20の中心)に
対して半径方向外方へ動く。扇形遊星スプロケツ
トおよび遊び遊星体が螺旋状波形カム26に沿つ
て一つの谷部35から次の谷部35まで摺動する
際、可変スプロケツト20の有効直径が、フラン
ジ21と25の間の相対回転に対応して増減す
る。カム従動子37の端部に形成された係止装置
47は、割出しフランジ25の外面に沿つて摺動
しかつ該外面と係合する。割出しフランジ25に
僅かな変形をもたらす作動荷重の下では、係止装
置47が割出しフランジ25の外面に係合して、
2種類の遊星体(すなわち、扇形遊星スプロケツ
トと遊び遊星体)が割出しフランジ25から離脱
することを防ぐ。(係止装置47は、該係止装置
を割出しフランジ25に取りつけるために、穴2
6′中に挿入可能な形状になされている)扇形遊
星スプロケツト29は、付加的な係止装置として
フツク44を備えている。フツク44は駆動フラ
ンジ21の外面45に沿つて摺動しかつ該外面と
係合して、扇形遊星スプロケツト29が(第4図
において円形矢印61で示した方向に)回転しか
つチエーンの負荷により歯30上に生ずる接線方
向の力により(第11図における円形矢印60の
方向に)ねじれる傾向に対して、該フツク44は
キー34と共に抵抗する。
2種類の遊星体29,31,31′の各々は、
小さい片持梁式(カンチレバー)ばね22(第3
図、第5図および第8図)を有している。片持梁
式ばね22は、キー34とキー溝24との間に予
荷重を発生し、2種類の遊星体がチエーン32と
係合していないときに、2種類の遊星体が騒音を
発生することを防ぐためにキー34の一部として
形成されている。
小さい片持梁式(カンチレバー)ばね22(第3
図、第5図および第8図)を有している。片持梁
式ばね22は、キー34とキー溝24との間に予
荷重を発生し、2種類の遊星体がチエーン32と
係合していないときに、2種類の遊星体が騒音を
発生することを防ぐためにキー34の一部として
形成されている。
チエーン32(第4図)は、可変スプロケツト
20の約半周にわつたて巻き掛けられ、かつ扇形
遊星スプロケツト29の丸い部分に配置された歯
30と係合する。先頭側の歯30′の部分は、変
速装置が高速ギヤ比になされている際にチエーン
32との干渉を避けるために除去されている。チ
エーン32は、複数のリンクで構成されており、
チエーンに含まれているリンクの数で割り算され
たチエーン長さに等しい長さのピツチを有する。
自転車用の慣用ローラチエーンが好ましいが、チ
エーンという用語が、チエーン掛替装置を共同構
成するために使用し得るその他のチエーンおよび
歯付ベルトをも包含することを、理解すべきであ
る。
20の約半周にわつたて巻き掛けられ、かつ扇形
遊星スプロケツト29の丸い部分に配置された歯
30と係合する。先頭側の歯30′の部分は、変
速装置が高速ギヤ比になされている際にチエーン
32との干渉を避けるために除去されている。チ
エーン32は、複数のリンクで構成されており、
チエーンに含まれているリンクの数で割り算され
たチエーン長さに等しい長さのピツチを有する。
自転車用の慣用ローラチエーンが好ましいが、チ
エーンという用語が、チエーン掛替装置を共同構
成するために使用し得るその他のチエーンおよび
歯付ベルトをも包含することを、理解すべきであ
る。
自転車のペダルを踏むと、チエーン32に荷重
が作用し、その荷重のために2種類の遊星体に接
線方向荷重と半径方向荷重が作用する。接線方向
荷重は、扇形遊星スプロケツト29に支持され、
キー34,34′に伝達される。キー34,3
4′は、扇形遊星スプロケツト29の各々の側面
に形成され、半径方向のキー溝24,24′とそ
れぞれ係合するとともに該溝の中で摺動するよう
になつており、駆動フランジ21に前記荷重を伝
達する。チエーン32が巻き掛けられた2種類の
遊星体29,31,31′に発生する半径方向の
荷重は遊星体29,31,31′の片側に形成さ
れたカム従動子37を介して螺旋状波形カム26
に伝達される。半径方向の荷重は、遊星体29,
31,31′を谷部35内に固定して適正に位置
決めする。
が作用し、その荷重のために2種類の遊星体に接
線方向荷重と半径方向荷重が作用する。接線方向
荷重は、扇形遊星スプロケツト29に支持され、
キー34,34′に伝達される。キー34,3
4′は、扇形遊星スプロケツト29の各々の側面
に形成され、半径方向のキー溝24,24′とそ
れぞれ係合するとともに該溝の中で摺動するよう
になつており、駆動フランジ21に前記荷重を伝
達する。チエーン32が巻き掛けられた2種類の
遊星体29,31,31′に発生する半径方向の
荷重は遊星体29,31,31′の片側に形成さ
れたカム従動子37を介して螺旋状波形カム26
に伝達される。半径方向の荷重は、遊星体29,
31,31′を谷部35内に固定して適正に位置
決めする。
可変スプロケツト20の円周の小部分のみがチ
エーン32と係合する歯を担持しているので、こ
れらの歯30のうちのいくつかがチエーン32の
ローラ32′と確実に係合して、殊に自転車の運
転に伴なつて生ずる動的荷重を受けたときにチエ
ーン32が歯30から逃げて離脱しないように、
歯30を設計することが好ましい。米国規格協会
により制定されそして産業界により承認された商
業用ローラ・チエーン・スプロケツトの標準歯形
の設計は、チエーン32をローラ32′と確実に
係合させるために、鎖線51と実線52との間に
形成された部分50を付加することによつて修正
されている(第12図参照)。鎖線51は商業用
歯形であり、実線52は変形歯形である。鎖線5
1′、実線52′は、商業用歯形および変形歯形の
それぞれの場合に、ローラ32′が歯30から離
脱するために登らなければならない仮想斜面を示
している。斜面52′は、チエーン32に作用す
る荷重によつてローラ32′が歯30を乗り越え
て引つ張られることを阻止する程度に急勾配にな
つているが、修正されていない商業用歯形の場合
には、経験的にローラ32′は歯30上を時折登
ることができる。
エーン32と係合する歯を担持しているので、こ
れらの歯30のうちのいくつかがチエーン32の
ローラ32′と確実に係合して、殊に自転車の運
転に伴なつて生ずる動的荷重を受けたときにチエ
ーン32が歯30から逃げて離脱しないように、
歯30を設計することが好ましい。米国規格協会
により制定されそして産業界により承認された商
業用ローラ・チエーン・スプロケツトの標準歯形
の設計は、チエーン32をローラ32′と確実に
係合させるために、鎖線51と実線52との間に
形成された部分50を付加することによつて修正
されている(第12図参照)。鎖線51は商業用
歯形であり、実線52は変形歯形である。鎖線5
1′、実線52′は、商業用歯形および変形歯形の
それぞれの場合に、ローラ32′が歯30から離
脱するために登らなければならない仮想斜面を示
している。斜面52′は、チエーン32に作用す
る荷重によつてローラ32′が歯30を乗り越え
て引つ張られることを阻止する程度に急勾配にな
つているが、修正されていない商業用歯形の場合
には、経験的にローラ32′は歯30上を時折登
ることができる。
しかしながら、本発明の場合には、チエーン3
2に作用する荷重によつてチエーン32と歯30
とが確実に係合するので、チエーン32から正に
離脱しようとする扇形遊星スプロケツト29から
荷重を除去することが好ましい。また、(可変ス
プロケツト20の頂部において起る)一方の扇形
遊星スプロケツト29の係合が、(可変スプロケ
ツト20の底部において起る)他方の扇形遊星ス
プロケツト29が離脱する直前に起るため、(ス
プロケツト20の半分を歪ませ、かつ両方の扇形
遊星スプロケツト29と係合せしめられ、それら
の間に捕捉されたチエーン部分(以下、「捕捉さ
れたチエーン」と呼ぶ)のたるみが全くない状態
に相当する理論的な位置に対して)谷部35を軸
13に向かつて1mmの数分の1半径方向に変位す
ることにより、捕捉されたチエーン32を実質的
にたるみのない状態に維持し、しかも同時に捕捉
されたチエーン32を緊張していない状態に保つ
ことを保証し、もつてチエーン32の荷重を、そ
れまで係合していた扇形遊星スプロケツト29か
ら新しく係合した扇形遊星スプロケツト29に移
して、それまで係合していた扇形遊星スプロケツ
ト29をチエーン32から離脱させて自由な状態
にすることを保証することができる。円滑な離脱
を保証するために必要な谷部35の僅かな半径方
向での変位は、可変スプロケツト20の作動に支
障を与えず、また捕捉されたチエーン32の長さ
は、スプロケツト20が任意の歯車比で作動して
いるときは何時でも、ピツチの実質的に整数(自
然数)倍に保たれ、故に、チエーン32と歯30
との間に同時噛合い(すなわち、適正な噛合い)
が維持される。たるみが過大であるか、または不
十分である場合には、係合点における扇形遊星ス
プロケツト29とのチエーン32の適正な同時噛
合いが阻止され、歯30とローラ32′との衝突
を惹起する。さらに、たるみが不十分であると、
係合する扇形遊星スプロケツト29がチエーン3
2の荷重を受けることが阻止されるだけでなく、
またその代りに付加的な荷重が捕捉されたチエー
ンおよびチエーン32と両方の扇形遊星スプロケ
ツトとの間に作用、もつて可変スプロケツト20
からチエーン32の離脱が困難になる。実際の離
脱性は、そのときのローラ32′と歯30との間
の摩擦係数の如何により変化する。しかしなが
ら、高い摩擦係数のために、離脱する扇形遊星ス
プロケツト29からチエーン32の荷重を除去し
ない限り、離脱が突発的に起こる場合には、低い
摩擦係数での係合を保証することが必要である。
2に作用する荷重によつてチエーン32と歯30
とが確実に係合するので、チエーン32から正に
離脱しようとする扇形遊星スプロケツト29から
荷重を除去することが好ましい。また、(可変ス
プロケツト20の頂部において起る)一方の扇形
遊星スプロケツト29の係合が、(可変スプロケ
ツト20の底部において起る)他方の扇形遊星ス
プロケツト29が離脱する直前に起るため、(ス
プロケツト20の半分を歪ませ、かつ両方の扇形
遊星スプロケツト29と係合せしめられ、それら
の間に捕捉されたチエーン部分(以下、「捕捉さ
れたチエーン」と呼ぶ)のたるみが全くない状態
に相当する理論的な位置に対して)谷部35を軸
13に向かつて1mmの数分の1半径方向に変位す
ることにより、捕捉されたチエーン32を実質的
にたるみのない状態に維持し、しかも同時に捕捉
されたチエーン32を緊張していない状態に保つ
ことを保証し、もつてチエーン32の荷重を、そ
れまで係合していた扇形遊星スプロケツト29か
ら新しく係合した扇形遊星スプロケツト29に移
して、それまで係合していた扇形遊星スプロケツ
ト29をチエーン32から離脱させて自由な状態
にすることを保証することができる。円滑な離脱
を保証するために必要な谷部35の僅かな半径方
向での変位は、可変スプロケツト20の作動に支
障を与えず、また捕捉されたチエーン32の長さ
は、スプロケツト20が任意の歯車比で作動して
いるときは何時でも、ピツチの実質的に整数(自
然数)倍に保たれ、故に、チエーン32と歯30
との間に同時噛合い(すなわち、適正な噛合い)
が維持される。たるみが過大であるか、または不
十分である場合には、係合点における扇形遊星ス
プロケツト29とのチエーン32の適正な同時噛
合いが阻止され、歯30とローラ32′との衝突
を惹起する。さらに、たるみが不十分であると、
係合する扇形遊星スプロケツト29がチエーン3
2の荷重を受けることが阻止されるだけでなく、
またその代りに付加的な荷重が捕捉されたチエー
ンおよびチエーン32と両方の扇形遊星スプロケ
ツトとの間に作用、もつて可変スプロケツト20
からチエーン32の離脱が困難になる。実際の離
脱性は、そのときのローラ32′と歯30との間
の摩擦係数の如何により変化する。しかしなが
ら、高い摩擦係数のために、離脱する扇形遊星ス
プロケツト29からチエーン32の荷重を除去し
ない限り、離脱が突発的に起こる場合には、低い
摩擦係数での係合を保証することが必要である。
ブレーキ組立体38(第2図および第3図)
は、アーム39を有する。アーム39は、座席支
柱部材55に固定された植設ボルト40に枢支さ
れている。アーム39は、丸く形成された爪46
を有する。爪46は、ケーブル41の外側ジヤケ
ツト41′により押されることに応答して割出し
フランジ25の周囲に形成された凹部46′と係
合して制動するようになつている。ケーブル41
は、ブラケツト42に締めつけられた金環54に
よつて固定されている。ケーブル41およびその
ジヤケツト41′の外方端部は、慣用のハンドレ
バー組立体43に連結されている。乗員は、ケー
ブル41をジヤケツト41′に対して移動させて
ブレーキ38を係合させるべく、ハンドレバー組
立体43を押し下げることができる。割出しフラ
ンジ25が制動され、かつ駆動フランジ21がペ
ダル12,12′を介して前進方向および逆転方
向に回転せしめられるときに、キー溝24と螺旋
状波形カム26の交差部分が扇形遊星スプロケツ
ト29と共に外方または内方に変位して変速装置
を高速ギヤ比および低速ギヤ比にそれぞれ切り替
わるようになつている。
は、アーム39を有する。アーム39は、座席支
柱部材55に固定された植設ボルト40に枢支さ
れている。アーム39は、丸く形成された爪46
を有する。爪46は、ケーブル41の外側ジヤケ
ツト41′により押されることに応答して割出し
フランジ25の周囲に形成された凹部46′と係
合して制動するようになつている。ケーブル41
は、ブラケツト42に締めつけられた金環54に
よつて固定されている。ケーブル41およびその
ジヤケツト41′の外方端部は、慣用のハンドレ
バー組立体43に連結されている。乗員は、ケー
ブル41をジヤケツト41′に対して移動させて
ブレーキ38を係合させるべく、ハンドレバー組
立体43を押し下げることができる。割出しフラ
ンジ25が制動され、かつ駆動フランジ21がペ
ダル12,12′を介して前進方向および逆転方
向に回転せしめられるときに、キー溝24と螺旋
状波形カム26の交差部分が扇形遊星スプロケツ
ト29と共に外方または内方に変位して変速装置
を高速ギヤ比および低速ギヤ比にそれぞれ切り替
わるようになつている。
螺旋状波形カム26は、扇形遊星スプロケツト
29が、軸13に対して実質的に対称位置に保持
され、もつて扇形遊星スプロケツト29を通つて
引いた線が軸13を通るように配置されている。
それにより、少くとも一つの扇形遊星スプロケツ
ト29が、常にチエーン32と係合せしめられて
スプロケツト17と可変スプロケツト20との間
に動力伝達状態を維持する。しかも、大半の時間
を通じて単一の扇形遊星スプロケツト29のみが
チエーン32と係合され、変速装置を高速ギヤ比
に切り替えることが可能になる(もしも、扇形遊
星スプロケツト29が一緒にまとめられているな
ら、可変スプロケツト20が回転する間における
或る時点で、いずれのスプロケツト29も、可変
スプロケツト20のほぼ半周に巻き掛けられたチ
エーン32と係合しないだろう)。従つて、可変
スプロケツト20が回転するときに、チエーン3
2が一方の扇形遊星スプロケツト29または他方
の扇形遊星スプロケツト29と交互に係合せしめ
られ、その間、両方の扇形遊星スプロケツト29
が短時間の移行時間帯でのみ同時にチエーンに係
合する。両扇形遊星スプロケツト29の間の移行
をできる限り円滑にするために、最小の動力がチ
エーン32に伝達する間に該移行が行われること
が好ましい。動力の伝達は、両扇形遊星スプロケ
ツト29が頂部および底部位置にあるときに起
り、また通常ペダルが頂部および底部位置にある
ときに、乗員はペダルをより軽く踏むため、ペダ
ル12と両扇形遊星スプロケツト29を同一仮想
線に沿つて配置することにより、これらの両方が
合致して同期する。
29が、軸13に対して実質的に対称位置に保持
され、もつて扇形遊星スプロケツト29を通つて
引いた線が軸13を通るように配置されている。
それにより、少くとも一つの扇形遊星スプロケツ
ト29が、常にチエーン32と係合せしめられて
スプロケツト17と可変スプロケツト20との間
に動力伝達状態を維持する。しかも、大半の時間
を通じて単一の扇形遊星スプロケツト29のみが
チエーン32と係合され、変速装置を高速ギヤ比
に切り替えることが可能になる(もしも、扇形遊
星スプロケツト29が一緒にまとめられているな
ら、可変スプロケツト20が回転する間における
或る時点で、いずれのスプロケツト29も、可変
スプロケツト20のほぼ半周に巻き掛けられたチ
エーン32と係合しないだろう)。従つて、可変
スプロケツト20が回転するときに、チエーン3
2が一方の扇形遊星スプロケツト29または他方
の扇形遊星スプロケツト29と交互に係合せしめ
られ、その間、両方の扇形遊星スプロケツト29
が短時間の移行時間帯でのみ同時にチエーンに係
合する。両扇形遊星スプロケツト29の間の移行
をできる限り円滑にするために、最小の動力がチ
エーン32に伝達する間に該移行が行われること
が好ましい。動力の伝達は、両扇形遊星スプロケ
ツト29が頂部および底部位置にあるときに起
り、また通常ペダルが頂部および底部位置にある
ときに、乗員はペダルをより軽く踏むため、ペダ
ル12と両扇形遊星スプロケツト29を同一仮想
線に沿つて配置することにより、これらの両方が
合致して同期する。
2種類の遊星体29,31,31′の各々は、
それ自体の各キー溝と係合せしめられ、かつ各遊
星体の半径方向位置を制御する個々の螺旋状波形
カム26と係合せしめられる。故に、全ての遊星
体29,30,31′を軸13から等距離に保持
するか、または遊星体29,31,31′を通つ
て仮想楕円を描くことができるように、対向した
一組、例えば扇形遊星スプロケツト29を軸13
から更に離れるように移動させることは設計者に
より自由に選択可能である。このような遊星体の
構造が、或る生体工学理論にしたがつてペダル1
2,12′に対して採用される場合に、乗員の能
力がより良好に利用されるであろう。さらに、乗
員が力の強い方の脚、通常は右足でペダル12ま
たは12′を下方に蹴る際、僅かに高い歯車比を
得るために扇形遊星スプロケツト29の一方をそ
の他方よりも軸13から僅かに離れるように変位
させることができる。この場合にも、扇形遊星ス
プロケツト29は依然として軸13に対して実質
的に対称の位置に維持される。しかしながら、こ
のような凝つた工夫はおそらくは、競争のために
自転車に乗る人々にとつてのみ役立つことになる
だろう。
それ自体の各キー溝と係合せしめられ、かつ各遊
星体の半径方向位置を制御する個々の螺旋状波形
カム26と係合せしめられる。故に、全ての遊星
体29,30,31′を軸13から等距離に保持
するか、または遊星体29,31,31′を通つ
て仮想楕円を描くことができるように、対向した
一組、例えば扇形遊星スプロケツト29を軸13
から更に離れるように移動させることは設計者に
より自由に選択可能である。このような遊星体の
構造が、或る生体工学理論にしたがつてペダル1
2,12′に対して採用される場合に、乗員の能
力がより良好に利用されるであろう。さらに、乗
員が力の強い方の脚、通常は右足でペダル12ま
たは12′を下方に蹴る際、僅かに高い歯車比を
得るために扇形遊星スプロケツト29の一方をそ
の他方よりも軸13から僅かに離れるように変位
させることができる。この場合にも、扇形遊星ス
プロケツト29は依然として軸13に対して実質
的に対称の位置に維持される。しかしながら、こ
のような凝つた工夫はおそらくは、競争のために
自転車に乗る人々にとつてのみ役立つことになる
だろう。
張力調節機構23は、遊星体が内方へ動かされ
る場合に起るチエーン32のたわみを吸収するた
めのものである。
る場合に起るチエーン32のたわみを吸収するた
めのものである。
経済的に製作しかつ軽量とするために、種々の
部分を強化プラスチツクで形成することが好まし
い。例えば、遊星体を強化ナイロンで形成すると
ともにフランジ21,25を強化ポリエステルで
形成することができる。また、別の態様として、
スプロケツト20の剛性を高めるために、特にフ
ランジをダイカスト・アルミニウム合金で形成す
るのは好ましい。
部分を強化プラスチツクで形成することが好まし
い。例えば、遊星体を強化ナイロンで形成すると
ともにフランジ21,25を強化ポリエステルで
形成することができる。また、別の態様として、
スプロケツト20の剛性を高めるために、特にフ
ランジをダイカスト・アルミニウム合金で形成す
るのは好ましい。
この自転車は、慣用の自転車のように乗り、ペ
ダルを踏むことができるようになつているが、ブ
レーキ38を作用させる間にペダルを逆に踏み、
それによつて駆動フランジ21に対して割出しフ
ランジ25の速度を遅くし、かつキー溝24と螺
旋状波形カム26の交差部分を軸13に向かつて
半径方向に動かし、もつて遊星セグメント29,
31,31′を半径方向内方へ動かし、そして可
変スプロケツト20の有効直径を小さくすること
によつて、変速比(可変スプロケツト20の有効
直径を、後側スプロケツト17の有効直径で割つ
た値)の低下が、行われる点で改良されている。
一方向クラツチ18により、自転車が止まつてい
るときですらも、ペダルを逆に踏むことができ
る。高い変速比を得るためのシフトは、ブレーキ
38を割出しフランジ25に作用させ、そしてペ
ダルを前方に踏む間に駆動フランジ21に対して
割出しフランジ25の速度を遅くして遊星体を半
径方向外方へ動かしもつて可変スプロケツト20
の有効直径を大きくすることにより行われる。遊
星体が内方または外方へ動かされるときに、カム
37が一つの谷部35から次の谷部に移動せしめ
られ、そして二つの扇形遊星スプロケツト29の
間で捕捉されたチエーンの長さがピツチの整数
(自然数)倍だけ増減し、その結果捕捉されたチ
エーンの長さがピツチの実質的に整数倍に維持さ
れ、従つて扇形遊星スプロケツト29がチエーン
32に対して係合点において同期した状態に保た
れる。遊星体が、一つの谷部35から山部36を
越えて次の谷部36に変位するときに、可変スプ
ロケツト20が瞬間的にチエーン32との同期作
動状態から外れるが、カム37が谷部35の中に
再び着座すると、直ちに扇形遊星スプロケツト2
9とチエーン32との同期作動状態が再び得ら
れ、これらの適正な噛合いが保証される。もしも
カム37が適正に着座しなければ、チエーン32
の荷重により、カム37が谷部35に押し込まれ
る。チエーンの荷重が最小であるとき、すなわ
ち、チエーン引張装置23によつて、チエーン3
2のみに張力が作用するときに、可変スプロケツ
ト20を特により高い歯車比にシフトすることは
容易である。変速装置をより低い歯車比にシフト
することは自転車が静止している間に行うことが
できる。その理由は、後輪が回転していないとき
ですらも、一方向クラツチ18によりペダルを逆
に踏むことが可能であり、それにより(例えば、
交通信号灯の指示で)高い歯車比で停止している
乗員が、より低い歯車比にギヤをシフトして加速
を容易にすることができる。より高い歯車比への
シフトはペダルを前方に踏む間、そして一つの扇
形遊星スプロケツト29のみがチエーンと係合し
ているときに行われる。その理由は、遷移期間
中、両方の扇形遊星スプロケツト29が、捕捉さ
れたチエーンと係合しているときに、遊星体の外
方への変位が瞬間的に阻止されるからである。
ダルを踏むことができるようになつているが、ブ
レーキ38を作用させる間にペダルを逆に踏み、
それによつて駆動フランジ21に対して割出しフ
ランジ25の速度を遅くし、かつキー溝24と螺
旋状波形カム26の交差部分を軸13に向かつて
半径方向に動かし、もつて遊星セグメント29,
31,31′を半径方向内方へ動かし、そして可
変スプロケツト20の有効直径を小さくすること
によつて、変速比(可変スプロケツト20の有効
直径を、後側スプロケツト17の有効直径で割つ
た値)の低下が、行われる点で改良されている。
一方向クラツチ18により、自転車が止まつてい
るときですらも、ペダルを逆に踏むことができ
る。高い変速比を得るためのシフトは、ブレーキ
38を割出しフランジ25に作用させ、そしてペ
ダルを前方に踏む間に駆動フランジ21に対して
割出しフランジ25の速度を遅くして遊星体を半
径方向外方へ動かしもつて可変スプロケツト20
の有効直径を大きくすることにより行われる。遊
星体が内方または外方へ動かされるときに、カム
37が一つの谷部35から次の谷部に移動せしめ
られ、そして二つの扇形遊星スプロケツト29の
間で捕捉されたチエーンの長さがピツチの整数
(自然数)倍だけ増減し、その結果捕捉されたチ
エーンの長さがピツチの実質的に整数倍に維持さ
れ、従つて扇形遊星スプロケツト29がチエーン
32に対して係合点において同期した状態に保た
れる。遊星体が、一つの谷部35から山部36を
越えて次の谷部36に変位するときに、可変スプ
ロケツト20が瞬間的にチエーン32との同期作
動状態から外れるが、カム37が谷部35の中に
再び着座すると、直ちに扇形遊星スプロケツト2
9とチエーン32との同期作動状態が再び得ら
れ、これらの適正な噛合いが保証される。もしも
カム37が適正に着座しなければ、チエーン32
の荷重により、カム37が谷部35に押し込まれ
る。チエーンの荷重が最小であるとき、すなわ
ち、チエーン引張装置23によつて、チエーン3
2のみに張力が作用するときに、可変スプロケツ
ト20を特により高い歯車比にシフトすることは
容易である。変速装置をより低い歯車比にシフト
することは自転車が静止している間に行うことが
できる。その理由は、後輪が回転していないとき
ですらも、一方向クラツチ18によりペダルを逆
に踏むことが可能であり、それにより(例えば、
交通信号灯の指示で)高い歯車比で停止している
乗員が、より低い歯車比にギヤをシフトして加速
を容易にすることができる。より高い歯車比への
シフトはペダルを前方に踏む間、そして一つの扇
形遊星スプロケツト29のみがチエーンと係合し
ているときに行われる。その理由は、遷移期間
中、両方の扇形遊星スプロケツト29が、捕捉さ
れたチエーンと係合しているときに、遊星体の外
方への変位が瞬間的に阻止されるからである。
第1図は漸進可変変速装置を備えた自転車の側
面図、第2図は第1図を矢印2−2で示した方向
に見た場合の自転車および可変スプロケツトの一
部分を示し、スプロケツト自体を第3図を2′−
2′線に沿つて截断した図、第3図は可変スプロ
ケツトを部分的に破断した正面図、第4図は6個
の固定装置のうちの3個を省略した可変スプロケ
ツトの後面図、第5図、第6図および第7図はそ
れぞれ扇形遊星スプロケツトの正面図、側面図お
よび後面図、第8図、第9図および第10図はそ
れぞれ遊び遊星体の正面図、側面図および後面
図、第11図は第3図を裁断線11−11に沿つ
て見た場合の扇形遊星スプロケツトを含む可変ス
プロケツトの領域の横断面、第12図は楕円形点
線で第5図に示した扇形遊星スプロケツトを拡大
して示している。 20……可変スプロケツト、21……駆動フラ
ンジ、24,24′……キー溝、25……割出し
フランジ、26……螺旋状波形カム、29……扇
形遊星スプロケツト、31,31′……遊び遊星
体、32……チエーン、34,34′……キー。
面図、第2図は第1図を矢印2−2で示した方向
に見た場合の自転車および可変スプロケツトの一
部分を示し、スプロケツト自体を第3図を2′−
2′線に沿つて截断した図、第3図は可変スプロ
ケツトを部分的に破断した正面図、第4図は6個
の固定装置のうちの3個を省略した可変スプロケ
ツトの後面図、第5図、第6図および第7図はそ
れぞれ扇形遊星スプロケツトの正面図、側面図お
よび後面図、第8図、第9図および第10図はそ
れぞれ遊び遊星体の正面図、側面図および後面
図、第11図は第3図を裁断線11−11に沿つ
て見た場合の扇形遊星スプロケツトを含む可変ス
プロケツトの領域の横断面、第12図は楕円形点
線で第5図に示した扇形遊星スプロケツトを拡大
して示している。 20……可変スプロケツト、21……駆動フラ
ンジ、24,24′……キー溝、25……割出し
フランジ、26……螺旋状波形カム、29……扇
形遊星スプロケツト、31,31′……遊び遊星
体、32……チエーン、34,34′……キー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 駆動フランジと、二つの扇形遊星スプロケツ
トと、少なくとも二つの遊び遊星体とを具備する
可変スプロケツトであつて、 扇形遊星スプロケツトが、駆動フランジに連結
されるとともに、駆動フランジ上で半径方向で摺
動するようになされ、 可変スプロケツトが、更に、該可変スプロケツ
トの有効直径を増減するために、扇形遊星スプロ
ケツトおよび遊び遊星体を半径方向外方または内
方に動かす装置を備えるとともに、該可変スプロ
ケツトの円周のほぼ半分に巻き掛けられたチエー
ンと係合するようになされ、 該チエーンが、複数のリンクから成るととも
に、チエーンの長さをリンクの数で割つた値に等
しいピツチを有しており、 扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星体は、可
変スプロケツトが作動するとともに、二つの扇形
遊星スプロケツトがチエーンと係合しているとき
に、該二つの扇形遊星スプロケツト間で捕捉され
たチエーンの長さが、チエーンの緊張はないが、
事実上たるみを生じることのないようになされる
とともに、該チエーンの長さが、チエーンと扇形
遊星スプロケツトをそれらの係合箇所において同
期させるべく前記ピツチの整数倍になつている可
変スプロケツト。 2 請求の範囲第1項に記載の可変スプロケツト
において、扇形遊星スプロケツトがチエーンと係
合する歯を有しており、チエーンの荷重が歯によ
つて担持される間において前記歯のうちの少くと
もいくつかがチエーンと確実に係合して係合状態
に保たれるような形状に形成されている可変スプ
ロケツト。 3 請求の範囲第2項に記載の可変スプロケツト
において、扇形遊星スプロケツトがチエーンと係
合する際に、先に係合していた扇形遊星スプロケ
ツトからチエーンの荷重を引き受けて先に係合し
ていた扇形遊星スプロケツトがチエーンから離れ
るように扇形遊星スプロケツトが位置づけられて
いる可変スプロケツト。 4 請求の範囲第2項に記載の可変スプロケツト
において、扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星
体が半径方向外方に位置しているときに先頭側の
歯のチエーンとの不適正な係合を回避するため
に、先頭側の歯が部分的に除去されている可変ス
プロケツト。 5 請求の範囲第1項に記載の可変スプロケツト
において、駆動フランジが半径方向のキー溝を有
しかつ扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星体が
キー溝中を摺動し且つ接線方向の力を伝達するよ
うになつたキーを有しており、さらに、駆動フラ
ンジに連結された軸と、駆動フランジと対向して
前記軸に回転し得るように装着されかつ螺旋状波
形カムを有する割出しフランジと、螺旋状波形カ
ムと係合しかつ該波形カムに半径方向に追従する
ために扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星体に
取りつけられたカム従動子とを備え、螺旋状波形
カムは、扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星体
が螺旋状波形カムに沿つて摺動するときに扇形遊
星スプロケツトおよび遊び遊星体を前記軸に対し
て接近しかつ離隔するように半径方向に移動する
一連の交互に形成された谷部と山部を備え、扇形
遊星スプロケツトおよび遊び遊星体の位置が螺旋
状波形カムとキー溝の交差部分により決定される
可変スプロケツト。 6 請求の範囲第5項に記載の可変スプロケツト
において、扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星
体が駆動フランジと割出しフランジとの間に挿置
されている可変スプロケツト。 7 請求の範囲第5項に記載の可変スプロケツト
において、螺旋状波形カムが扇形遊星スプロケツ
トを案内してそれにより扇形遊星スプロケツトが
螺旋状波形カムに沿つて摺動するときに扇形遊星
スプロケツトの位置が前記軸に対して実質的に対
称位置に保たれ、それにより少くとも一つの扇形
遊星スプロケツトが常にチエーンと係合せしめら
れかつ扇形遊星スプロケツトの一方のみがチエー
ンと大半の時間係合せしめられる可変スプロケツ
ト。 8 請求の範囲第5項に記載の可変スプロケツト
において、扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星
体が荷重を受けているときに、螺旋状波形カムか
らの扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊星体の離
脱を阻止する係止装置を備えている可変スプロケ
ツト。 9 請求の範囲第5項に記載の可変スプロケツト
において、扇形遊星スプロケツトが駆動フランジ
に対する該扇形遊星スプロケツトの回転およびね
じれを阻止し、かつ荷重を受けているときに駆動
フランジからの該扇形遊星スプロケツトの離脱を
阻止する係止装置を備えている可変スプロケツ
ト。 10 請求の範囲第5項に記載の可変スプロケツ
トにおいて、扇形遊星スプロケツトおよび遊び遊
星体のがたつきを阻止するために、扇形遊星スプ
ロケツトおよび遊び遊星体と前記両フランジとの
間に前記両フランジの少くとも一方に抗して扇形
遊星スプロケツトおよび遊び遊星体に予荷重を与
えるためのばね装置を設けて成る可変スプロケツ
ト。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US456736 | 1983-01-10 | ||
| US06/456,736 US4521207A (en) | 1982-06-11 | 1983-01-10 | Incrementally variable transmission |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60500332A JPS60500332A (ja) | 1985-03-14 |
| JPH0341395B2 true JPH0341395B2 (ja) | 1991-06-21 |
Family
ID=23813940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58501445A Granted JPS60500332A (ja) | 1983-01-10 | 1983-03-24 | 可変スプロケット |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPS60500332A (ja) |
| CA (1) | CA1199200A (ja) |
| DE (1) | DE3377786D1 (ja) |
| IN (1) | IN157454B (ja) |
| IT (1) | IT1170369B (ja) |
| WO (1) | WO1984002690A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12308130B2 (en) | 2017-06-28 | 2025-05-20 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Reactor condition controlled check valve permits coolant to flow from a reservoir to an isolation condenser chamber |
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|---|---|---|---|---|
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| GB2062142A (en) * | 1979-10-29 | 1981-05-20 | Deal M | Variable diameter transmission wheel |
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| JPS56160281A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-09 | Ito Mitsurou | Automatic non-stage transmission for bicycle |
-
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- 1983-03-24 DE DE8383901505T patent/DE3377786D1/de not_active Expired
- 1983-03-24 WO PCT/US1983/000410 patent/WO1984002690A1/en not_active Ceased
- 1983-04-07 CA CA000425412A patent/CA1199200A/en not_active Expired
- 1983-04-13 IT IT4809083A patent/IT1170369B/it active
- 1983-04-13 IN IN431/CAL/83A patent/IN157454B/en unknown
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12308130B2 (en) | 2017-06-28 | 2025-05-20 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Reactor condition controlled check valve permits coolant to flow from a reservoir to an isolation condenser chamber |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IN157454B (ja) | 1986-04-05 |
| IT1170369B (it) | 1987-06-03 |
| WO1984002690A1 (en) | 1984-07-19 |
| JPS60500332A (ja) | 1985-03-14 |
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| EP0130984A1 (en) | 1985-01-16 |
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