JPH0347279B2 - - Google Patents
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- JPH0347279B2 JPH0347279B2 JP57189467A JP18946782A JPH0347279B2 JP H0347279 B2 JPH0347279 B2 JP H0347279B2 JP 57189467 A JP57189467 A JP 57189467A JP 18946782 A JP18946782 A JP 18946782A JP H0347279 B2 JPH0347279 B2 JP H0347279B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/12—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains three hetero rings
- C07D471/16—Peri-condensed systems
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
- A61P35/02—Antineoplastic agents specific for leukemia
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/20—Bacteria; Culture media therefor
- C12N1/205—Bacterial isolates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P17/00—Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
- C12P17/18—Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms containing at least two hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system, e.g. rifamycin
- C12P17/182—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring heteroatoms in the condensed system
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12R—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
- C12R2001/01—Bacteria or Actinomycetales ; using bacteria or Actinomycetales
- C12R2001/465—Streptomyces
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Description
本発明は式
で示される新規物質AX−2に関する。
新規で有用な抗腫瘍性物質は常に求められてお
り、その目的のため種々検討した結果、ストレプ
トミセス属またはミクロモノスポラ属に属する微
生物を培養し、その培養物中に新規な抗腫瘍性物
質AX−2が生産されることを見出し本発明を完
成するに至つた。 以下に本発明を詳細に説明する。 AX−2の理化学的性質は次の通りである。 融点:75.5〜77.5℃ 元素分析値:C 55.16%,H 5.55%,N
11.74% 比旋光度:〔α〕D=−273゜(c=0.17CHCl3) マススペクトル:m/z M+349 288 98 UVスペクトル:(メタノール) λnax205nm(ε10800)、294nm(ε5200) 1H−NMRスペクトル δ(CDCl3) 1.84(1H,br),1.94(3H,s),2.84(1H,
d),3.14(1H,t),3.17(1H,d),3.33
(1H,dd)3.38(3H,s),3.57(1H,dd),
4.03(3H,s)4.29(1H,dd),4.44(1H,
dd),4.72(2H,br,s) 13C−NMRスペクトル δ(CDCl3) 8.4,40.6,42.9,46.8,49.1,51.0,61.0,
63.1,92.4,126.7,128.4,148.6,156.4,
156.8,181.1,184.6 IRスペクトル(KBr錠剤法)cm-1 3350,1710,1641,1591,1076 薄層クロマトグラフイ−〔シリカゲル
(Ar5715メルク社製)〕におけるRf値
り、その目的のため種々検討した結果、ストレプ
トミセス属またはミクロモノスポラ属に属する微
生物を培養し、その培養物中に新規な抗腫瘍性物
質AX−2が生産されることを見出し本発明を完
成するに至つた。 以下に本発明を詳細に説明する。 AX−2の理化学的性質は次の通りである。 融点:75.5〜77.5℃ 元素分析値:C 55.16%,H 5.55%,N
11.74% 比旋光度:〔α〕D=−273゜(c=0.17CHCl3) マススペクトル:m/z M+349 288 98 UVスペクトル:(メタノール) λnax205nm(ε10800)、294nm(ε5200) 1H−NMRスペクトル δ(CDCl3) 1.84(1H,br),1.94(3H,s),2.84(1H,
d),3.14(1H,t),3.17(1H,d),3.33
(1H,dd)3.38(3H,s),3.57(1H,dd),
4.03(3H,s)4.29(1H,dd),4.44(1H,
dd),4.72(2H,br,s) 13C−NMRスペクトル δ(CDCl3) 8.4,40.6,42.9,46.8,49.1,51.0,61.0,
63.1,92.4,126.7,128.4,148.6,156.4,
156.8,181.1,184.6 IRスペクトル(KBr錠剤法)cm-1 3350,1710,1641,1591,1076 薄層クロマトグラフイ−〔シリカゲル
(Ar5715メルク社製)〕におけるRf値
【表】
溶解性
酢酸エチル,クロロホルム,アセトン,メタ
ノール,エタノールに可溶,水に難溶,石油
エーテル,n−ヘキサンに不溶 次にAX−2の製造法について説明する。 本発明に使用する微生物としては、ストレプト
ミセス属またはミクロモノスポラ属に属し、AX
−2を生産する能力を有する微生物であれば、い
ずれも用いられる。 具体的な例としてストレプトミセス・ケスピト
ーズスT−17−135(NRRL 12508)(本菌株は、
1981年8月4日付で米国Agricultural Research
Culture Collectionにブタペスト条約のもとで国
際寄託してある。)などがあげられる。 ストレプトミセス・ケスピトーズスの菌学的性
質は特公昭34−7597号公報に記載されている。 本菌株は、ストレプトミセス属またはミクロモ
ノスポラ属に属する既知菌種の場合にみられるよ
うに、その性状が例えば紫外線、X線、薬品等の
人工的変異手段で変異することもあるが、このよ
うな変異株であつてもAX−2の生産能を有する
ものはすべて本発明に適用できる。 本発明において使用する培地としては、炭素
源、窒素源、無機物、必要に応じてその他栄養物
を程よく含有する培地であれば、合成培地または
天然培地のいずれでも使用可能である。 培地に使用される炭素源としては、例えばグル
コース、グリセロール、フラクトース、マルトー
ス、マンニツト、キシロース、ガラクトース、ラ
クトース、リボース、デキストリン、澱粉または
その加水分解液等の種々の炭水化物質が単独また
は組合わせて用いられる。窒素源としては、アン
モニア、塩化アンモニウム、燐酸アンモニウム、
硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸アン
モニウム等の各種の無機および有機アンモニウム
塩類、尿素、ペプトン、NZ−アミン、肉エキス、
乾燥酵母、酵母エキス、コーンスチープリカー、
カゼイン加水分解物、フイツシユミールあるいは
その消化物、大豆粉あるいはその消化物等の含窒
素有機物質、グリシン、グルタミン酸、アラニン
等の各種アミノ酸が使用可能である。無機物質と
しては、各種燐酸塩、食塩、炭酸カルシウム等さ
らには微量の重金属塩が使用されるが、天然物を
含む培地では必ずしも添加を必要としない。また
栄養要求を示す変異株を用いる場合には、当然そ
の栄養要求を満足させる物質を培地に加えなけれ
ばならない。 培養は振盪培養あるいは通気撹拌深部培養等の
好気的な条件で行なわれる。培養温度は通常25〜
35℃である。培養期間は通常3〜4日間で培養液
中にAX−2が生成、蓄積する。培養液からAX
−2の採取は例えば次の様に行なう。 培養終了後、分解防止剤としてプロパノール等
を培養液に加え、さらに過助剤を加えて、過
により菌体を除去し、液を得る。この液を合
成吸着剤であるダイヤイオンHP−20(三菱化成
社製、商品名)等に吸着させた後、メタノール等
の溶出剤で溶出する。溶出液を減圧濃縮し、メタ
ノール等の有機溶媒を除去した後、酢酸エチル等
を加えて溶媒層にAX−2を抽出する。この抽出
液を減圧濃縮した後、石油エーテル等を加えて沈
澱化させ粗粉末を得る。 粗粉末をクロロホルム−メタノール(100:3
容量比)を用いたシリカゲルクロマトグラフイー
に供する。AX−2を含む区分を集め、減圧濃縮
し、石油エーテル等を加え沈澱化させることによ
りAX−2の黄褐色の粉末を得ることができる。 次にAX−2の急性毒性試験および抗腫瘍活性
について説明する。 AX−2の急性毒性(LD50)試験 体重20±2gのddY雄性マウス1群5匹を用い
て、薬剤を1回腹腔内または静脈内に投与し、投
与後14日間マウスの生死を観察し、各投与群の死
亡率を求め、ベーレンス・ケレバー法よりLD50
を算出した。 この結果、静脈内投与で27mg/Kg、腹腔内投与
では7.8mg/Kgであつた。 AX−2の抗腫瘍活性 (1) ザルコーマ180固型腫瘍に対する効果5×106
個のザルコーマ180細胞をddY雄性マウスの腹
腔内に移植した後、7日目の腹水から細胞を採
取し、この細胞を減菌生理食塩水で1回洗浄し
た後、滅菌生理食塩水で5×107個/mlの細胞
浮遊液を作成した。この0.1mlを体重20±2g
のddY雄性マウスの右腋窩部皮下に移植した。
薬物は腫瘍移植後24時間目に1群5匹のマウス
に尾静脈より投与した。抗腫瘍活性の測定は移
植後7日目に腫瘍の長径aと短径bを測定し、
腫瘍体積に相当するa×b2/2の値を求め、対
照群(C)に対する薬物投与群(T)の体積比
(T/C)によつて、その効果をあらわした。 第1表にザルコーマ180に対するAX−2の静
脈内投与での効果を示す。
ノール,エタノールに可溶,水に難溶,石油
エーテル,n−ヘキサンに不溶 次にAX−2の製造法について説明する。 本発明に使用する微生物としては、ストレプト
ミセス属またはミクロモノスポラ属に属し、AX
−2を生産する能力を有する微生物であれば、い
ずれも用いられる。 具体的な例としてストレプトミセス・ケスピト
ーズスT−17−135(NRRL 12508)(本菌株は、
1981年8月4日付で米国Agricultural Research
Culture Collectionにブタペスト条約のもとで国
際寄託してある。)などがあげられる。 ストレプトミセス・ケスピトーズスの菌学的性
質は特公昭34−7597号公報に記載されている。 本菌株は、ストレプトミセス属またはミクロモ
ノスポラ属に属する既知菌種の場合にみられるよ
うに、その性状が例えば紫外線、X線、薬品等の
人工的変異手段で変異することもあるが、このよ
うな変異株であつてもAX−2の生産能を有する
ものはすべて本発明に適用できる。 本発明において使用する培地としては、炭素
源、窒素源、無機物、必要に応じてその他栄養物
を程よく含有する培地であれば、合成培地または
天然培地のいずれでも使用可能である。 培地に使用される炭素源としては、例えばグル
コース、グリセロール、フラクトース、マルトー
ス、マンニツト、キシロース、ガラクトース、ラ
クトース、リボース、デキストリン、澱粉または
その加水分解液等の種々の炭水化物質が単独また
は組合わせて用いられる。窒素源としては、アン
モニア、塩化アンモニウム、燐酸アンモニウム、
硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸アン
モニウム等の各種の無機および有機アンモニウム
塩類、尿素、ペプトン、NZ−アミン、肉エキス、
乾燥酵母、酵母エキス、コーンスチープリカー、
カゼイン加水分解物、フイツシユミールあるいは
その消化物、大豆粉あるいはその消化物等の含窒
素有機物質、グリシン、グルタミン酸、アラニン
等の各種アミノ酸が使用可能である。無機物質と
しては、各種燐酸塩、食塩、炭酸カルシウム等さ
らには微量の重金属塩が使用されるが、天然物を
含む培地では必ずしも添加を必要としない。また
栄養要求を示す変異株を用いる場合には、当然そ
の栄養要求を満足させる物質を培地に加えなけれ
ばならない。 培養は振盪培養あるいは通気撹拌深部培養等の
好気的な条件で行なわれる。培養温度は通常25〜
35℃である。培養期間は通常3〜4日間で培養液
中にAX−2が生成、蓄積する。培養液からAX
−2の採取は例えば次の様に行なう。 培養終了後、分解防止剤としてプロパノール等
を培養液に加え、さらに過助剤を加えて、過
により菌体を除去し、液を得る。この液を合
成吸着剤であるダイヤイオンHP−20(三菱化成
社製、商品名)等に吸着させた後、メタノール等
の溶出剤で溶出する。溶出液を減圧濃縮し、メタ
ノール等の有機溶媒を除去した後、酢酸エチル等
を加えて溶媒層にAX−2を抽出する。この抽出
液を減圧濃縮した後、石油エーテル等を加えて沈
澱化させ粗粉末を得る。 粗粉末をクロロホルム−メタノール(100:3
容量比)を用いたシリカゲルクロマトグラフイー
に供する。AX−2を含む区分を集め、減圧濃縮
し、石油エーテル等を加え沈澱化させることによ
りAX−2の黄褐色の粉末を得ることができる。 次にAX−2の急性毒性試験および抗腫瘍活性
について説明する。 AX−2の急性毒性(LD50)試験 体重20±2gのddY雄性マウス1群5匹を用い
て、薬剤を1回腹腔内または静脈内に投与し、投
与後14日間マウスの生死を観察し、各投与群の死
亡率を求め、ベーレンス・ケレバー法よりLD50
を算出した。 この結果、静脈内投与で27mg/Kg、腹腔内投与
では7.8mg/Kgであつた。 AX−2の抗腫瘍活性 (1) ザルコーマ180固型腫瘍に対する効果5×106
個のザルコーマ180細胞をddY雄性マウスの腹
腔内に移植した後、7日目の腹水から細胞を採
取し、この細胞を減菌生理食塩水で1回洗浄し
た後、滅菌生理食塩水で5×107個/mlの細胞
浮遊液を作成した。この0.1mlを体重20±2g
のddY雄性マウスの右腋窩部皮下に移植した。
薬物は腫瘍移植後24時間目に1群5匹のマウス
に尾静脈より投与した。抗腫瘍活性の測定は移
植後7日目に腫瘍の長径aと短径bを測定し、
腫瘍体積に相当するa×b2/2の値を求め、対
照群(C)に対する薬物投与群(T)の体積比
(T/C)によつて、その効果をあらわした。 第1表にザルコーマ180に対するAX−2の静
脈内投与での効果を示す。
【表】
7.5−15mg/Kgの投与量で投与量に相関して抗
腫瘍効果が得られ、15mg/Kg投与群でのT/Cは
0.25であつた。 なおED50値はザルコーマ180固型腫瘍の体積を
対照群の50%に低下させる投与量とした。即ち、
縦軸にT/C、横軸に対数目盛で投与量を表わし
たグラフに、投与量とT/Cの関係をプロツト
し、投与量と抗腫瘍活性を最小二乗法で直線とし
て求め、T/Cが0.5を示す投与量をED50値とし
て算出した。 また末梢白血球数(WBC)の測定はザルコー
マ180を皮下移植後、4日目に眼底より採取し、
20μの血液を9.98mlのセルキツトセブン液中で
分散させサポニン液を1滴加え、赤血球を溶解さ
せた後、ミクロセルカウンターで行なつた。 (2) メラノーマB16に対する効果 C57BL/6雄性マウスの腹腔内に継代されてい
るメラノーマB16腫瘍塊より、腫瘍細胞を調整
し、滅菌生理食塩水で2.5×107個の細胞浮遊液を
作成した。この0.2mlを体重20±2gのBDF1雄性
マウスに腹腔内移植した。薬物は腫瘍移植後24時
間目に1回腹腔内投与した。薬物非投与群の平均
生存日数(C)に対する薬物投与群の平均生存日
数(T)のパーセント、T/C%で抗腫瘍活性を
表わした。第2表にメラノーマB16に対するAX
−2の腹腔内投与における効果を示す。
腫瘍効果が得られ、15mg/Kg投与群でのT/Cは
0.25であつた。 なおED50値はザルコーマ180固型腫瘍の体積を
対照群の50%に低下させる投与量とした。即ち、
縦軸にT/C、横軸に対数目盛で投与量を表わし
たグラフに、投与量とT/Cの関係をプロツト
し、投与量と抗腫瘍活性を最小二乗法で直線とし
て求め、T/Cが0.5を示す投与量をED50値とし
て算出した。 また末梢白血球数(WBC)の測定はザルコー
マ180を皮下移植後、4日目に眼底より採取し、
20μの血液を9.98mlのセルキツトセブン液中で
分散させサポニン液を1滴加え、赤血球を溶解さ
せた後、ミクロセルカウンターで行なつた。 (2) メラノーマB16に対する効果 C57BL/6雄性マウスの腹腔内に継代されてい
るメラノーマB16腫瘍塊より、腫瘍細胞を調整
し、滅菌生理食塩水で2.5×107個の細胞浮遊液を
作成した。この0.2mlを体重20±2gのBDF1雄性
マウスに腹腔内移植した。薬物は腫瘍移植後24時
間目に1回腹腔内投与した。薬物非投与群の平均
生存日数(C)に対する薬物投与群の平均生存日
数(T)のパーセント、T/C%で抗腫瘍活性を
表わした。第2表にメラノーマB16に対するAX
−2の腹腔内投与における効果を示す。
【表】
【表】
第2表から判る様に6mg/Kgで277%以上の
T/Cを示し、1/5のマウスが生存した。 又、治療比(最大効果を示す投与量/130%の
T/Cを示す投与量)は193であつた。AX−2
は各種の投与形態で用いることができる。 AX−2を注射剤として用いるに際しては、例
えばAX−2を少量のエタノールに溶解後、さら
に、生理食塩水、ブドウ糖、フラクトース、マン
ニツト等の注射用液に溶解して、その液を静脈内
に投与すれば良い。また注射剤作成の方法として
は日本薬局法に基づいて、凍結乾燥して製造して
も良いし、又、塩化ナトリウムを加えた粉末注射
剤としても良い。経口投与に際しては、適当な賦
形剤とともに、錠剤、粉剤、粒剤として投与でき
る。さらに動脈内投与、腹腔内投与、胸腔内投与
が可能である。 投与量は年齢や症状により適宜増減できるが、
1−50mg/成人の範囲が好ましい。 以下に実施例によつて本発明の具体例を示す。 実施例 1 種菌としてストレプトミセス・ケスピトーズス
T−17−135(NRRL 12508)を用い、グルコー
ス1g/dl、酵母1g/dl、デンプン0.5g/dl、
食塩0.5g/dl、炭酸カルシウム0.3g/dl、PH7.2
の培地300mlを2容三角フラスコで28℃、3日
間第一種培を行なう。得られた第一種培養液1.5
を第一種培地成分と同一の第二種培地100に
加え、通気撹拌を行ない28℃で3日間培養する。
このようにして得られた第二種培養液をフラクト
ース2g/dl、大豆粉4g/dl、デンプン1g/
dl、食塩0.5g/dl、炭酸カルシウム0.5g/dl、
PH7.2の醗酵培地1Klに加え、通気撹拌を行ない
30℃2日間培養する。 得られた培養液1Klにn−プロパノール80お
よびラジオライト#500(昭和化学工業社製商品
名)60Kgを加えた後、フイルタープレスにて菌体
を別し、液を得る。液をダイヤイオンHP
−20 50に通塔し、吸着させるダイヤイオン
HP−20を水洗後、150の40%メタノール水溶
液で不純物を除去し、さらに150の80%メタノ
ール水溶液で溶出すると、AX−2を含む画分が
得られる。この画分を減圧濃縮した後、溶液のPH
を希硫酸で4.5に調整し、酢酸エチルを加えて、
酢酸エチル層にAX−2を抽出する。酢酸エチル
層を分別し、無水硫酸ナトリウムを添加し十分に
撹拌後、無水硫酸ナトリウムを分離除去し、液
を減圧濃縮する。100mlまでに濃縮した濃縮液を
酢酸エチルで充填したシリカゲル(関東化学社製
100〜200メツシユ)3のカラムに通塔し、酢酸
エチル−アセトン(100:5容量比)の溶出剤で
溶出し、クロマト分離を行なう。AX−2画分を
集め、減圧濃縮した後、濃縮液を石油エーテル中
に加えて沈澱化させる。沈澱を分離し室温で真空
乾燥を行ない、AX−2を258mg得る。 実施例2 製剤例 AX−2の無菌粉末10mgを10ml用無菌褐色バイ
アルに分注し無菌粉末製剤とする。これを用時滅
菌50%エタノール水5mlを加え充分振とう撹拌し
て溶解し、注射液を調製する。
T/Cを示し、1/5のマウスが生存した。 又、治療比(最大効果を示す投与量/130%の
T/Cを示す投与量)は193であつた。AX−2
は各種の投与形態で用いることができる。 AX−2を注射剤として用いるに際しては、例
えばAX−2を少量のエタノールに溶解後、さら
に、生理食塩水、ブドウ糖、フラクトース、マン
ニツト等の注射用液に溶解して、その液を静脈内
に投与すれば良い。また注射剤作成の方法として
は日本薬局法に基づいて、凍結乾燥して製造して
も良いし、又、塩化ナトリウムを加えた粉末注射
剤としても良い。経口投与に際しては、適当な賦
形剤とともに、錠剤、粉剤、粒剤として投与でき
る。さらに動脈内投与、腹腔内投与、胸腔内投与
が可能である。 投与量は年齢や症状により適宜増減できるが、
1−50mg/成人の範囲が好ましい。 以下に実施例によつて本発明の具体例を示す。 実施例 1 種菌としてストレプトミセス・ケスピトーズス
T−17−135(NRRL 12508)を用い、グルコー
ス1g/dl、酵母1g/dl、デンプン0.5g/dl、
食塩0.5g/dl、炭酸カルシウム0.3g/dl、PH7.2
の培地300mlを2容三角フラスコで28℃、3日
間第一種培を行なう。得られた第一種培養液1.5
を第一種培地成分と同一の第二種培地100に
加え、通気撹拌を行ない28℃で3日間培養する。
このようにして得られた第二種培養液をフラクト
ース2g/dl、大豆粉4g/dl、デンプン1g/
dl、食塩0.5g/dl、炭酸カルシウム0.5g/dl、
PH7.2の醗酵培地1Klに加え、通気撹拌を行ない
30℃2日間培養する。 得られた培養液1Klにn−プロパノール80お
よびラジオライト#500(昭和化学工業社製商品
名)60Kgを加えた後、フイルタープレスにて菌体
を別し、液を得る。液をダイヤイオンHP
−20 50に通塔し、吸着させるダイヤイオン
HP−20を水洗後、150の40%メタノール水溶
液で不純物を除去し、さらに150の80%メタノ
ール水溶液で溶出すると、AX−2を含む画分が
得られる。この画分を減圧濃縮した後、溶液のPH
を希硫酸で4.5に調整し、酢酸エチルを加えて、
酢酸エチル層にAX−2を抽出する。酢酸エチル
層を分別し、無水硫酸ナトリウムを添加し十分に
撹拌後、無水硫酸ナトリウムを分離除去し、液
を減圧濃縮する。100mlまでに濃縮した濃縮液を
酢酸エチルで充填したシリカゲル(関東化学社製
100〜200メツシユ)3のカラムに通塔し、酢酸
エチル−アセトン(100:5容量比)の溶出剤で
溶出し、クロマト分離を行なう。AX−2画分を
集め、減圧濃縮した後、濃縮液を石油エーテル中
に加えて沈澱化させる。沈澱を分離し室温で真空
乾燥を行ない、AX−2を258mg得る。 実施例2 製剤例 AX−2の無菌粉末10mgを10ml用無菌褐色バイ
アルに分注し無菌粉末製剤とする。これを用時滅
菌50%エタノール水5mlを加え充分振とう撹拌し
て溶解し、注射液を調製する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 で示される新規物質AX−2。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57189467A JPS5978190A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 新規物質ax―2 |
| US06/546,142 US4563462A (en) | 1982-10-28 | 1983-10-27 | Substance AX-2, a process for producing the same and an antitumor composition containing the same |
| DE8383306551T DE3381470D1 (de) | 1982-10-28 | 1983-10-27 | Anti-tumor-verbindung aus streptomyces. |
| EP83306551A EP0110563B1 (en) | 1982-10-28 | 1983-10-27 | Antitumour substance from streptomyces |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57189467A JPS5978190A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 新規物質ax―2 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5978190A JPS5978190A (ja) | 1984-05-04 |
| JPH0347279B2 true JPH0347279B2 (ja) | 1991-07-18 |
Family
ID=16241755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57189467A Granted JPS5978190A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | 新規物質ax―2 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4563462A (ja) |
| EP (1) | EP0110563B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5978190A (ja) |
| DE (1) | DE3381470D1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0676409B2 (ja) * | 1990-11-22 | 1994-09-28 | 協和醗酵工業株式会社 | ピラゾロアクリドン誘導体 |
-
1982
- 1982-10-28 JP JP57189467A patent/JPS5978190A/ja active Granted
-
1983
- 1983-10-27 EP EP83306551A patent/EP0110563B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-10-27 US US06/546,142 patent/US4563462A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-10-27 DE DE8383306551T patent/DE3381470D1/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5978190A (ja) | 1984-05-04 |
| EP0110563A3 (en) | 1986-06-25 |
| US4563462A (en) | 1986-01-07 |
| DE3381470D1 (de) | 1990-05-23 |
| EP0110563A2 (en) | 1984-06-13 |
| EP0110563B1 (en) | 1990-04-18 |
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