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JPH0364610B2 - - Google Patents
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JPH0364610B2 - - Google Patents

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JPH0364610B2
JPH0364610B2 JP57177709A JP17770982A JPH0364610B2 JP H0364610 B2 JPH0364610 B2 JP H0364610B2 JP 57177709 A JP57177709 A JP 57177709A JP 17770982 A JP17770982 A JP 17770982A JP H0364610 B2 JPH0364610 B2 JP H0364610B2
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friction
friction ring
hub
ring
false twisting
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JP57177709A
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Daman Peetaa
Roorentsu Herumuuto
Maiaa Rooranto
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Oerlikon Barmag AG
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Barmag Barmer Maschinenfabrik AG
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、糸の走行方向に対して垂直な運動成
分を有する2つの摩擦部材面間に糸を締付けるこ
とによつて糸を加熱しつつテクスチヤード機械で
合成繊維糸に仮撚りを施すための摩擦仮撚り機に
関するものである。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2958522号明
細書に開示されている摩擦仮撚り機では、少なく
とも一方の摩擦部材面はフレキシブルな回転円板
の端面によつて形成され、該回転円板は、その背
面に作用する圧着装置によつて、糸と他方の運動
する摩擦部材例えば剛性円板、フレキシブル円板
又はローラの面とに押圧される。
ドイツ連邦共和国特許第1192779号明細書に基
づいて公知になつてる摩擦仮撚り機は、前記の構
成手段によつて改良されて、一方の摩擦部材面の
真円運動の不精度によつて摩擦面と糸との間の摩
擦力にもはや脈動又は変動が生じることはない。
前記ドイツ連邦共和国特許第1192779号に基づ
く摩擦仮撚り機を同じ目的で改良するドイツ連邦
共和国特許出願公開第3123671号明細書に記載の
先行技術では、一方の回転円板がその軸に対して
ガルダン式(自在運動可能に)弾性支承されてお
りかつ圧着装置によつて前記軸もしくは回転軸線
に対して垂直な平面から傾斜されて、糸が部材面
と回転円板の摩擦面との間に締込まれるようにな
つている。
本発明の課題は、公知の摩擦仮撚り機を更に改
良して、リング状の摩擦作用範囲において糸と摩
擦面との間に線接触を生ぜしめ、これによつて摩
擦力を増大させる一方、摩耗を減少させることで
ある。
前記課題を解決する本発明の構成手段は、回転
円板がばね弾性質の金属薄板製であり、かつハブ
を形成するリング状の内側区域と、摩擦リングを
形成するリング状の外側区域と、前記ハブと摩擦
リングとの間に位置した中間区域とから成り、該
中間区域が、ハブの区域と摩擦リングの区域との
間に、複数のウエブから成る可撓結合区分を生ぜ
しめるよな切欠き又は切込みを有し、しかも前記
ウエブの剛性、本数及び長さが、軸平行の力によ
り前記摩擦リングを前記ハブに対して相対的に偏
向できるように構成されている点にある。回転円
板をこのように構成する場合、それ相応の切込み
又は切欠きをもつた1つの部材片から、例えば押
抜きによつて該回転円板を一体成形することが可
能である。従つて、回転円板は高強度のばね弾性
質の厚さ0.1〜0.5mmの鋼薄板から製作されるのが
有利であり、この場合、可撓結合区分は切込み、
切欠き又は切出しによつて製作されている。
ウエブは例えばハブに対して割線方向又は接線
方向に延びているか、あるいは二重鉤形に構成さ
れていてもよい。二重鉤形に構成する場合各ウエ
ブは、一側では摩擦リングと他側ではハブと結合
された実質的に半径方向の2つの端部と、ハブに
対して実質的に同心的な1つの中間部分とから成
つている。これらの実施態様の達成しようとする
ところは、ハブから摩擦リングへのトルク伝達に
関しては剛性的に、またハブから摩擦リングへの
曲げモーメントの伝達に関しては柔軟に可撓結合
区分を構成することである。また本発明の実施態
様の組合せによつて可撓結合区分を摩擦リングの
心定めにだけ役立てフレキシブルなフオイルをト
ルク伝達に役立てるように構成することも可能で
ある。
有利な実施態様ではウエブは並行ばねとして構
成されている。これによつて摩擦リングがそれ自
体に並行に偏向することが保証される。
可撓結合区分の別の実施態様は、特許請求の範
囲第4項に記載したように、一体の材料片例えば
鋼薄板から製作された回転円板の、ハブに、同心
的な1つの円上に等長の切込みが設けられている
点にある。これらの切込みは、隣り合つた端部間
に夫々1つのウエブを残存させる。これによつて
回転円板のハブ範囲と摩擦リングとの間の曲げ剛
さが弱められる。
このような切込みは、ハブに同心的な、直径の
異なる2又はそれ以上の円上の設けられてもよ
く、この場合切込みの隣接部間のウエブは円相互
間でずらされている。
例えば、各切込みが一端側のウエブを含めて中
心角180°にわたつて延びるように切込みを構成す
る場合には、隣り合つた円上のウエブは互に90°
だけずらされている。摩擦リングがそれ自体に対
して並行に偏向されるという利点は本発明の実施
態様によれば、回転円板を2枚の可撓性のばね弾
性質の円板から構成し、両円板を内周と外周で並
行ばねの形式で互に固定的に結合することによつ
て得られ、この場合摩擦ライニングは回転円板の
摩擦作用側端面のリング状外周範囲に装着されて
いるか又は、前記の両円板はハブと摩擦リングと
の間の可撓結合区分を形成している。
回転円板が一体の材料片例えば1枚の鋼薄板か
ら製作されている場合には、可撓結合区分を形成
するために複数の切込みが回転円板内に設けら
れ、しかも該切込みはハブと摩擦リングとの間
に、実質的に周方向に延びる舌状片が生じるよう
に形成され、該舌状片は一端でウエブによつてハ
ブの外周と、また他端ではウエブによつて摩擦リ
ングの内周と結合されている。これによつてトル
ク伝達が改善され、その場合ハブと摩擦リングと
の間の曲げ剛さが増大させるようなことはない。
すべての実施態様において、摩擦リング自体を
もばね弾性に構成するのが有利であり、これによ
つて1枚の柔軟な円板に対比して静かな安定した
回転が改善される一方、摩擦リングは充分に変形
可能であるので、それ自体に対しかつ糸走行経路
に対して実質的に平行に偏向することができ、あ
るいは糸走行経路及び逆回転する対向摩擦面に適
合することができる。
これらすべての手段は、軸に緊定されたフレキ
シブルな円板の場合にハブの範囲とリング状の摩
擦範囲を互に機械的に減結合して、軽度の圧着力
によつても摩擦リングを容易にかつ線状に糸に接
触させるようにハブと摩擦リングとの間の曲げ剛
さを減少させる一方、ハブと摩擦リングとの間の
トルク伝達を保証しようとする高度の目的のため
に役立つ。
この点を出発点とする本発明の別の課題は、摩
擦リングがハブに対比して摩擦リングの標準回転
平面から偏向する(振れる)場合に必然的に受け
る変形を著しく妨げることのないように摩擦リン
グを構成することである。
この課題を解決するために本発明では摩擦リン
グは、ばね鋼薄板のようなばね弾性質の材料から
成りかつ複数の切込みによつて複数のセグメント
に分割されており、これらのセグメント相互はウ
エブによつて互に結合されている。これによつて
複数セグメントは周方向では固定的な1つのユニ
ツトを形成しているが、このユニツトは大体にお
いて中心線(トーシヨンライン)を中心として容
易に捩れ可能である。この円形トーシヨンライン
は、摩擦リングの最大直径と最小直径との間の直
径を有している。
このような容易に捩れ可能な摩擦リングが圧着
力を受けてハブに対比して標準回転平面から振れ
る場合、摩擦リングは先ず糸と点状に接触する。
しかしながら摩擦リングはその捩れに対して僅か
な対向モーメントしか示されないので、摩擦リン
グを糸と線接触させるためには僅かな圧着力しか
必要でない。
前記セグメントは摩擦リングの外周を起点とす
る複数の内向き半径方向切込みによつて形成さ
れ、この場合は、摩擦リングの内周に、周方向で
閉じた円環状部分を残存させるようにする。また
前記セグメントは、摩擦リングの外周に周方向で
閉じた円環状部分を残すように摩擦リングの内周
を起点とする複数の外向き半径方向切込みによつ
て形成されてもよい。また摩擦リングの内周を起
点とする複数の外向き半径方向切込みと摩擦リン
グの外周を起点とする複数の内向き半径方向切込
みとを設け摩擦リングのほぼ中央範囲に、要する
に摩擦リングとトーシヨンラインの範囲に、周方
向で閉じた円環状部分を残存させるようにするこ
とも可能である。前記の外向き半径方向切込みと
内向き半径方向切込みとは相互に(殊に有利には
均等に)ずらされている。これらの半径方向切込
みによつて、周方向で閉じた円環状部分に固着し
た複数の半径方向舌状片が生じ、該半径方向舌状
片は前記の閉じた円環状部分に対比して僅かな曲
げ剛さしか有していない。このことは全体的に見
れば、該摩擦リングがトーシヨンラインを中心と
して容易に捩れ可能であることを意味している。
また捩れを容易にするために摩擦リングを複数
の同心的な切込みによつて複数の個別リングに分
割し、これらの個別リング相互を、周方向で互に
ずらされた複数のウエブによつて結合しておくこ
とも可能である。これによつて摩擦リングは1つ
のばね弾性的な面形成体の強度特性を失ない、ひ
いては特に捩れ剛さが低下する。個別リングは幅
1〜2mmであるのに対して、切込みは1/10mm程度
の大きさである。
摩擦リングは糸接触側に、所望の摩擦特性及び
摩耗特性をもつた例えばゴム、ポリウレタン又は
その他の材料から成る摩擦ライニングを備えてい
る。ゴム又はその他の網状結合可能な材料から成
る摩擦ライニングに加硫を施して、摩擦リングの
切込みを全体的又は部分的に埋めるのが有利であ
る。この処理は特に振動減衰のために効果があ
る。
摩擦リングの変形可能性及び糸との線接触を助
成するために摩擦リングは、凸面状の外周壁を有
する回転体部分例えば僧帽(カロツタ)状の球面
部分又はパラボラ面部分として構成されているの
が有利である。この場合凸面の曲率半径は線接触
を保証すするように選ばれる。
本発明により回転円板を1枚のばね弾性質の金
属薄板例えばばね弾性質の高強度の鋼薄板から製
作し、これに切込みをつけ、かつ(又は)鋼薄板
から一部押抜くことが可能になる。
公知の摩擦仮撚り機の場合のように圧着力は殊
にプランジヤ又はローラなどによつて加えられ、
前記プランジヤは摩擦リングの背面に弾性的に接
触する。この場合摩擦リングとプランジヤと間の
良好な摩擦状態が配慮されねばならない。この良
好な摩擦状態を得るためにプランジヤの表面を好
ましい摩擦特性をもつた材料例えばグラフアイト
から製造するか、又は、プランジヤと摩擦リング
との間に空気潤滑又は液体潤滑を施すか、又は、
プランジヤをローラで摩擦リングに接触させるよ
うにすることができる。殊に有利な実施態様では
回転円板の背面には少なくとも摩擦リングの範囲
で、プランジヤに対比して好適な摩擦特性特に良
好な滑り特性を有する別の薄い可撓円板が配置さ
れる。このようにすれば潤滑作用が利かなくなつ
た場合にもスカーフイングその他の摩損が生じる
ことはない。
安定した静かな回転を高めるために、このよう
なフレキシブルな摩擦円板その背面側から次のよ
うに圧着するのが有利と判つた。すなわち圧着力
は、摩擦リングの回転方向で見て糸の走行経路ラ
インの手前で作用するようにする。特許請求の範
囲第9項乃至第14項に記載の摩擦リングの実施
態様の場合にはプランジヤの力作用点は、両摩擦
円板間の対称線上に、また糸の走行経路ラインは
前記対称線の後方に位置しているのが有利であ
る。さもなければ糸の走行経路ラインは前記対称
線上を導かれかつプランジヤの力作用点は前記対
称線の手前に位置していかなければならない。
回転円板特にその摩擦リングの安定した静かな
回転を高めるために、プランジヤの圧着する摩擦
リングの背面側で、実質的に剛性のデイスクが配
置され、該デイスクの外径は摩擦リングの内径を
上回つているが、プランジヤの接触する外周範囲
にまでは及んでいない。この剛性のデイスクは、
摩擦リングがその標準平面から偏向することによ
つて、圧着装置に対して180°ずらされた側で反対
方向の運動を行なつて前記標準平面から振れるの
を防止する。
摩擦リングのために使用される摩擦ライニング
は、良好な滑り特性をもつた弾性的な柔軟材料例
えば精選されたゴム混合物から成る。しかし又、
クツシヨン状材料を良好な摩擦特性及び滑り特性
をもつたシートで被覆することも可能である。弾
性的な柔軟な母材に例えばセラミツク粒子やダイ
ヤモンド粒子のような硬質粒子を回転連行子とし
て埋込むことも可能である。
本発明は、回転円板の端面のリング状範囲(摩
擦リング)での糸の摩擦によつて糸を加撚しつつ
テクスチヤード機械で合成繊維糸に仮撚りを施す
ためのフレキシブルなばね弾性質の材料から成る
円形状の摩擦円板にも係り、その特徴とするとこ
ろは、特許請求の範囲第1項乃至第18項の何れ
か1項に記載の構成要素から成つている点にあ
る。
次に図面につき本発明の実施例を詳説する。
第1図及び第2図では摩擦仮撚り機の2つの摩
擦円板1,2が示されており、両摩擦円板は締付
け範囲6において糸5を摩擦ライニング3と4の
間に締込む。摩擦円板1は、回転駆動される軸8
に対して弾性的に偏向可能である。摩擦円板2
は、回転駆動される軸9に不動に装着されてい
る。第1図及び第2図では軸8の固定的な軸受ケ
ーシング10が示されているにすぎない。軸8及
び9の駆動装置の図示は省いた。摩擦円板1と2
は本実施例では、上方の締付け範囲6で摩擦ライ
ニング3と4の間に糸5を締込むように相対的に
傾斜されている。下方のオーバーラツプ範囲7で
は摩擦ライニング3と4は糸5に接触しない。こ
の無接触状態は圧着装置17によつて惹起され、
該圧着装置のプランジヤ18が締付け範囲6にお
いてばね19を介して、弾性的に偏向可能な摩擦
円板1の背面を押圧する。この押圧によつて該摩
擦円板1は締付け範囲6で軸8に対して垂直な平
面から振れるので、糸5に対して垂直方向の力が
加えられる。第3図及び第4図に示した変化態様
では圧着装置17のプランジヤ18は、摩擦ライ
ニング3を有する摩擦リングの範囲内で、弾性ば
ね状の摩擦円板1乃至摩擦ライニング3の回転方
向で見て糸5の走行ラインの手前で軟質の摩擦円
板1の背面に当接している。これについては、第
3図から判るように、糸5が両摩擦円板1と2と
の対称線41上に位置しかつ前記プランジヤ18
は前記対称線41の手前に位置していてもよく、
あるいは第4図から判るように、プランジヤ18
が前記対称線41上に位置しかつ糸5はこの対称
線の後方に位置していてもよい。
本発明による偏向可能な摩擦円板1の諸実施例
を以下に説明する。
第2図によれば、実質的に不動の摩擦ライニン
グ3を有する偏向可能な摩擦円板1は、ゴム状の
エラスチツクなハブ21で以て軸8に支承されて
おり、これによつて軸8に対してカルダン式に装
架されている。従つて、締付け範囲6に及ばされ
る軸平行の作用力に基づいて摩擦円板1の摩擦ラ
イニング3は軸8に対して垂直な平面から偏向す
ることができる。その他の点では第2図の実施例
は第1図の実施例に相応している。
第3図以降に実施例として示した摩擦円板1
は、軸に対して特に良好に軸方向で可動であるに
も拘らず周方向ではハブから摩擦ライニング3へ
のトルク伝達を保証するものである。このために
本発明では摩擦円板1はハブ20と摩擦ライニン
グ3を備えた摩擦リングとから成り、前記のハブ
と摩擦リングは可撓結合区分22によつて互に結
合されている。これは第3図及び第4図並びに特
に第9図及び第10図に示されている。これによ
つてハブと摩擦リングとの間で機械的な減結合が
行なわれ、該機械的減結合によつて、所要トルク
がハブから摩擦リングに伝達される一方、摩擦リ
ングが、ハブとの可撓結合に基づいて、糸に線状
に接するまで適度の圧着力を加えつつ変形せしめ
られるようになつている。
第5図乃至第8図に示した摩擦円板1の実施例
は第一に前記可撓結合区分22の構成の点で異な
つている。
要するにこの構成手段は、摩擦リングを糸に線
状に接触させるために摩擦リングに及ぼす所要の
軸方向力を僅かにするのに役立つ。
第5図に示した実施例では、偏向可能な摩擦円
板1のハブ20と摩擦リング(摩擦ライニング
3)との間の可撓結合区分22は、次のようにし
て製作される。すなわち1枚の弾性ばね質の金属
薄板から成る円板に2つの異なつた直径の円に沿
つて夫々1対の切込み23及び25が設けられ、
各切込みはほぼ180°にわたつており、同一円上の
各切込み対23,25間には夫々1対のウエブ2
4,26が残存している。両ウエブ対24と26
は互に90°ずらされているのが有利である。これ
によつて摩擦リングはハブに対して相対的なカル
ダン運動可能を得る。
第6図に示した実施例では可撓結合区分22と
して、複数の部分円状の舌状片27が設けられて
おり、これらの舌状片は鉤形の切込み28によつ
て形成され、一端ではウエブ29によつてハブ2
0に、また他端ではウエブ30によつて摩擦リン
グに結合されている。これによつて矢張りハブに
対する摩擦リングの相対的なカルダン運動可能性
が得られる。この場合も1枚の弾性ばね質の金属
薄板から円板を製作して、該円板に所定の切込み
28を設けるのが有利である。
第7図では可撓結合区分22は、ハブ20と摩
擦リングとの間に延びるウエブによつて形成さ
れ、該ウエブの長さは幅よりも大であるのが有利
である。これらのウエブは放射(半径)方向ウエ
ブ34であつても(セクタ区分−)、接線方
向又は正割線方向ウエブ35であつてもよく(セ
クタ区分−)あるいは又、鉤形にウエブ36
として形成されていてもよい(セクタ区分−
)。鉤形に形成する場合各ウエブ36は2つの
ほぼ半径方向の端部29′と30′及び両端部間に
介在して実質的にハブに同心的な部分27′から
成り、前記の一方の端部29′はハブ20に、他
方の端部30′は摩擦リングに結合されている。
このような鉤形の結合ウエブはきわめて撓み易い
が、高い捩れ剛さを有しトルクを確実に伝達す
る。
第8図の実施例では可撓結合区分22はやはり
半径方向のウエブ34によつて形成される。所期
の可撓性を得るために、長さと幅の比が5:1の
4つの細いウエブ34が設けられているにすぎな
い。
また、弾性ばね質の金属薄板製の摩擦リング
を、可撓性のフオイル又はダイヤフラムなどによ
つて、かつ付加的にウエブによつてハブと結合す
ることによつて可撓結合区分を構成することもで
きる。この場合、主に有利には接着又は加硫の施
されたフオイル又はダイヤフラムはトルクの伝達
のため及び可撓結合のために役立つのに対して、
ウエブはハブに対して摩擦リングを心定めする役
目を掌る。
また念のために付記しておくが、本発明では摩
擦円板を金属薄板材料からではなしに、非金属材
料特に弾性ばね質のプラスチツクから製作するこ
とも可能である。
第11図乃至第13図に示した実施例では、2
枚の並行なリング円板状金属薄板(第11図並び
に第13図)又は並行なウエブ状金属薄板(第1
2図)によつて軸乃至ハブを、摩擦ライニング3
を有する摩擦リングと結合したことによつて摩擦
リングはそれ自体に対して並行に偏向することが
保証される。これらのリング円板状又はウエブ状
の金属薄板42,43は、両端で互に固定されて
1つの並行ばね40を形成している。第13図の
実施例では摩擦ライニング3は、このようにして
形成された皿形の板ばねの外縁範囲に直接装着さ
れている。第11図乃至第12図では前記並行ば
ね40は、摩擦円板1のハブ20と摩擦リング3
との間の可撓結合区分22を成している。
軸8に垂直な平面乃至ハブに対して摩擦リング
が軸方向で偏向する(振れる)ことによつて摩擦
リングの形状は変形することになるが、この変形
は一般に前記偏向妨げ、特に、締付け範囲6での
糸に対する摩擦リングの線接触を妨げる。
この理由から本発明の別の課題は、偏向のため
に克服されねばならない変形力をできるだけ小さ
くし、圧着装置17(第2図乃至第4図)によつ
て加えられる圧着力が小さくても前記変形力を克
服できるようにし、就中、糸を考慮して圧着力を
制限することである。
第7図及び第8図に示した実施例のように摩擦
円板1、特に摩擦リング3を構成し、つまり、該
摩擦リングを、ただフレキシブルに互に結合した
にすぎない複数のエレメントに分けることによつ
て前記変形力は著しく減少することができる。第
7図の実施例では摩擦リングは複数の変形方向切
込み38,39によつて複数の半径方向セクタに
分けられる。切込みの密度が摩擦リングの剛性度
を決定するのは勿論である。これらの切込みは摩
擦リングの外周側から内向き変形方向に向つて、
かつ(又は)内周側から外向き半径方向に向つて
設けることができる。これらの内向き半径方向切
込み38と外向き半径方向切込み39は周方向で
互にずらされている。いずれにしても、個々のセ
クタを周方向で互に結合しかつ摩擦リングの剛性
を周方向で保証する閉じた円環状部分37が残さ
れている。切込み38,39によつて摩擦リング
を多数のセクタに分けたことによつて、各個のセ
クタはその固着している円環状部分37に対して
容易に撓むことができる。従つて摩擦リングは全
体としては、閉じた円環状部分7内に延びる1本
の円形ラインを中心として容易に捩れることがで
きる。
第8図に示した実施例では、摩擦リング3を複
数(本例では4つ)の細い個別リングに分け、こ
れらの個別リング相互を半径方向ウエブによつて
結合したことによつて変形力が小さくされる。前
記半径方向ウエブは、図面から判るように、互に
ずらされており、個別リングの幅は約2mm、個別
リング間のギヤツプ幅は1/10mmにすぎない。
摩擦リングのこれらの個別リングも相対的に軸
並行に容易に移動・偏向可能である。このことは
摩擦リング全体としては、摩擦リングの外径と内
径との間にある1本の円形ラインを中心として捩
れ可能であることを意味している。
第4図によれば、ばね弾性を有する摩擦円板1
はカロツタ(僧帽)状に構成された摩擦リング3
を有し、該摩擦リングは凸面側で以て糸5を剛性
の摩擦円板2延至その摩擦ライニングに押圧す
る。摩擦リング3の曲率変形は、事実上線接触が
生じるように大きさに設計されている。カロツタ
状の構成によつて一層容易な変形可能性が得られ
る。摩擦円板は球形断面状に又はパラボラ断面状
に構成されていてもよい。第14図ではばね弾性
を有する摩擦円板全体がカロツタ状に構成されて
いる。なお念のために付記しておくが、この場合
摩擦リングの摩擦ライニング3は、摩擦円板1の
軸方向断面図で見て直線状に構成されていてもよ
く、これによつて、糸に対する線接触が保証され
る。第4図に示した実施例では、摩擦円板1と2
の軸線を、第1図に示したように互に平行になる
ように支承することも、あるいは第4図に示した
ように僅かに互に交叉するように支承することも
可能である。
第1図、第2図、第9図及び第10図に示した
ように摩擦リング3はすべての実施例において、
糸に対して(大抵は高い)適当な摩擦係数を有す
る摩擦材料で被覆されている。第7図又は第8図
に示した摩擦リングの実施例では前記摩擦材料に
加硫処理が施されて、摩擦リングのセクタ間又は
個別リング間の切込みを少なくとも部分的に埋
め、こうして摩擦リングの背面にも、押圧用プラ
ンジヤ18のための実質的に平滑な当接面が生じ
るようにするのが有利である。
前記プランジヤ18と摩擦リングの背面との間
の摩擦作用は適当な手段によつて、例えば静的又
は動的な空気潤滑によつて低下されるようになつ
ているが、それにも拘らず摩擦円板1の背面に滑
り円板33を配置しておくのが有利である(第9
図及び第10図)。この滑り円板33はプランジ
ヤ18に対する良好な摩擦特性特に非常事態に対
処する特性を有していなければならない。
摩擦リングは、例えば鋼薄板のようなフレキシ
ブルな、ばね弾性質の材料から製作されている場
合には特に、偏向範囲に対して180°ずれた側で第
9図の矢印31の方向での対向運動を行なうこと
なしには、軸に対して垂直な平面から偏向されな
いことがある。この対向運動は第10図の実施例
ではデイスク状のプレート32によつて避けら
れ、該プレートはフレキシブルな摩擦円板1の背
面側に配置されておりかつ対向運動を吸収するの
に充分な剛性を有している。このデイスク状プレ
ート32の直径は摩擦リングの内径を上回つてい
る。これによつてフレキシブルな摩擦円板特に摩
擦リングは対向運動範囲において剛性のデイスク
状プレート32に接触する。従つて前記の垂直な
標準平面からの振れは、糸5の締付け範囲6、つ
まり圧着装置17の作用範囲に制限される。この
手段は、摩擦円板1の安定した静かな回転を助成
するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は軸に対してカルダン式に装
架された摩擦円板を有する仮撚り機を夫々一部断
面して示した概略図、第3図及び第4図は糸走行
経路ラインの手前に圧着装置を有する仮撚り機を
夫々示す概略図、第5図、第6図、第7図及び第
8図はカルダン式に偏向可能な摩擦円板を夫々示
す図(なお第7図及び第8図は陰画図)、第9図
及び第10図は摩擦円板を軸に取付ける形式を示
す図、第11図、第12図、第13図は並行ばね
状構成部分を有する摩擦円板を夫々示す図、第1
4図はカロツタ(僧帽)状摩擦円板を備えた仮撚
り機の部分図、第15図及び第16図は摩擦ライ
ニングの構成を夫々示す図である。 1……偏向可能な摩擦円板、2……摩擦円板、
3,4……摩擦ライニング、5……糸、6……締
付け範囲、7……下方のオーバーラツプ範囲、
8,9……軸、10……軸受ケーシング、11…
…旋回軸線、17……圧着装置、18……プラン
ジヤ、19……ばね、20,21……ハブ、22
……可撓結合区分、23……切込み対、24……
ウエブ対、25……切込み対、26……ウエブ
対、27……舌状片、28……切込み、29,3
0……ウエブ、29′,30′……ウエブ端部、3
1……対向運動方向、32……プレート、33…
…滑り円板、34……半径方向ウエブ、35……
接線方向ウエブ、36……鉤形ウエブ、37……
閉じた円環状部分、38……内向き半径方向切込
み、39……外向き半径方向切込み、40……並
行ばね、41……対称線、42,43……並行な
金属薄板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 運動する部材面と回転円板1の端面との間に
    糸を締付けることによつて糸を加撚しつつテクス
    チヤード機械で合成繊維糸に仮撚りを施すための
    摩擦仮撚り機であつて、糸を締付けるための圧着
    装置17によつて前記回転円板が、糸の走行経路
    15に対して、運動する部材面の方に向かつて傾
    斜されるようになつており、前記回転円板1が、
    ハブ20と該ハブに同心的な、摩擦ライニングを
    有する摩擦リング3とから成り、かつ該摩擦リン
    グ3の内周と前記ハブ20の外周との間に可撓結
    合区分22が設けられている形式の摩擦仮撚り機
    において、回転円板1がばね弾性質の金属薄板製
    であり、かつハブ20を形成するリング状の内側
    区域と、摩擦リング3を形成するリング状の外側
    区域と、前記ハブ20と摩擦リング3との間に位
    置した中間区域とから成り、該中間区域が、ハブ
    20の区域と摩擦リング3の区域との間に、複数
    のウエブから成る可撓結合区分22を生ぜしめる
    よな切欠き又は切込みを有し、しかも前記ウエブ
    の剛性、本数及び長さが、軸平行の力により前記
    摩擦リング3を前記ハブ20に対して相対的に偏
    向できるように構成されていることを特徴とす
    る、摩擦仮撚り機。 2 ウエブ34,36がハブ20に対して割線方
    向又は接続方向にスポーク状に延びている、特許
    請求の範囲第1項記載の摩擦仮撚り機。 3 ウエブ36が、ハブ20に対して実質的に同
    心的な部分27′と半径方向部分29′,30′を
    もつた二重鉤の形状に屈曲されている、特許請求
    の範囲第1項記載の摩擦仮撚り機。 4 可撓結合区分22が、ハブ20に同心的な等
    径・等長の切込み23,25によつて形成され、
    これらの切込みの隣接端部間に夫々1つの半径方
    向のウエブ24,26が残存している、特許請求
    の範囲第1項記載の摩擦仮撚り機。 5 ハブ20に同心的な、直径の異なる2つの同
    上に等長の切込み対23,25が夫々設けられて
    おり、各切込み対の隣接端部間に夫々半径方向の
    ウエブ24,26が残存し、一方の円上に設けら
    れた切込み対23の端部間に残存するウエブ24
    が、他方の円上に設けられた切込み対25の端部
    間に残存するウエブ26に対して周方向でずらさ
    れている、特許請求の範囲第4項記載の摩擦仮撚
    り機。 6 各切込みが一端側のウエブを含めて中心角
    180°にわたつて延びておりかつ隣り合つた円上の
    ウエブが互いに90°だけずらされている、特許請
    求の範囲第4項又は第5項記載の摩擦仮撚り機。 7 可撓結合区分22が、実質的に周方向にのび
    る複数の舌状片27によつて形成され、各舌状片
    が一端でウエブ30によつて摩擦リング3の内周
    と、また他端ではウエブ29によつてハブ20の
    外周と結合されている、特許請求の範囲第1項記
    載の摩擦仮撚り機。 8 摩擦リング3が、ばね鋼薄板のようなばね弾
    性質の材料から成りかつ複数の切込みによつて複
    数のセクタ区分,,に分割されており、こ
    れらのセクタ区分が半径方向のウエブによつて互
    いに結合されている、特許請求の範囲第1項から
    第7項までのいずれか1項記載の摩擦仮撚り機。 9 セクタ区分が摩擦リング3の外周を起点とす
    る複数の内向き半径方向切込み38よつて形成さ
    れ、しかも前記摩擦リング3の内周には、周方向
    で閉じた円環状部分37が残存している、特許請
    求の範囲第8項記載の摩擦仮撚り機。 10 セクタ区分が摩擦リング3の内周を起点と
    する複数の外向き半径方向切込み39によつて形
    成され、しかも前記摩擦リング3の外周には、周
    方向で閉じた円環状部分が残存している、特許請
    求の範囲第8項記載の摩擦仮撚り機。 11 摩擦リング3の内周を起点とする複数の外
    向き半径方向切込み39と該摩擦リング3の外周
    を起点とする複数の内向き半径方向切込み38と
    によつてセクタ区分が形成され、しかも前記摩擦
    リング3のほぼ中央範囲には、周方向で閉じた円
    環状部分37が残存している、特許請求の範囲第
    8項記載の摩擦仮撚り機。 12 複数の外向き半径方向切込み39が複数の
    内向き半径方向切込み38に対して周方向で均等
    にずらされている、特許請求の範囲第11項記載
    の摩擦仮撚り機。 13 摩擦リング3が複数の同心的な切込みによ
    つて複数の別個リングに分割されており、これら
    の個別リング相互が、周方向で互いにずらされた
    複数のウエブによつて結合されている、特許請求
    の範囲第8項記載の摩擦仮撚り機。 14 摩擦リング3が糸接触側でポリウレタンや
    ゴムのような摩擦ライニングで被覆されている、
    特許請求の範囲第1項から第13項までのいずれ
    か1項記載の摩擦仮撚り機。 15 摩擦リング3の切込み及び該摩擦リングと
    ハブ20との間の切込み又はそのいずれかの切込
    みを少なくとも部分的に埋めるように前記摩擦ラ
    イニング3に加硫が施されている、特許請求の範
    囲第14項記載の摩擦仮撚り機。 16 回転円板1が、厚さ0.1〜0.5mmの鋼薄板の
    ようなばね弾性質の金属薄板によつて製作されて
    いる、特許請求の範囲第1項から第15項までの
    いずれか1項記載の摩擦仮撚り機。 17 摩擦円板1が摩擦リング3の範囲で球面部
    分、パラボラ面部分又は類似の回転体部分として
    成形されて、凸面側で糸を締込むようにし、かつ
    糸接触範囲の曲率半径が、糸に線接触を保証する
    大きさを有している、特許請求の範囲第1項から
    第16項までのいずれか1項記載の摩擦仮撚り
    機。
JP57177709A 1981-06-26 1982-10-12 摩擦仮撚り機 Granted JPS5876535A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8119754A GB2079795B (en) 1980-06-26 1981-06-26 Yarn friction false twister
DE3140261.5 1981-10-10
DE3140261 1981-10-10
DE3140856.7 1981-10-14
DE3147966.9 1981-12-04

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Publication Number Publication Date
JPS5876535A JPS5876535A (ja) 1983-05-09
JPH0364610B2 true JPH0364610B2 (ja) 1991-10-07

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JP57177709A Granted JPS5876535A (ja) 1981-06-26 1982-10-12 摩擦仮撚り機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5390451A (en) * 1977-01-21 1978-08-09 Toshiba Machine Co Ltd Apparatus for falseetwisting
DE2928522A1 (de) * 1979-07-14 1981-01-29 Barmag Barmer Maschf Vorrichtung zum zwirnen oder texturieren von textilfaeden

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JPS5876535A (ja) 1983-05-09

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