JPH0364980B2 - - Google Patents
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- JPH0364980B2 JPH0364980B2 JP56181707A JP18170781A JPH0364980B2 JP H0364980 B2 JPH0364980 B2 JP H0364980B2 JP 56181707 A JP56181707 A JP 56181707A JP 18170781 A JP18170781 A JP 18170781A JP H0364980 B2 JPH0364980 B2 JP H0364980B2
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- raster
- deflection
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/72—Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
- H01J29/76—Deflecting by magnetic fields only
- H01J29/762—Deflecting by magnetic fields only using saddle coils or printed windings
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、投写形テレビジヨン装置に適した投
写管の偏向ヨークに関する。
写管の偏向ヨークに関する。
テレビジヨン受像機の画像再生面を大形化して
小形の画面では得られない迫力に富んだ画像を得
たいという要求が強まるにつれ、陰極線管の蛍光
面に再生された画像をレンズ、反射鏡などの投写
光学系によりスクリーン上に投写して大型のテレ
ビジヨン画像を得るようにした、いわゆる投写形
テレビジヨン装置(以下、PTVという)が広く
用いられるようになつてきた。
小形の画面では得られない迫力に富んだ画像を得
たいという要求が強まるにつれ、陰極線管の蛍光
面に再生された画像をレンズ、反射鏡などの投写
光学系によりスクリーン上に投写して大型のテレ
ビジヨン画像を得るようにした、いわゆる投写形
テレビジヨン装置(以下、PTVという)が広く
用いられるようになつてきた。
このようなPTVとしては、第1図に示すよう
に、赤色光像を映出する陰極線管(以下、投写管
という)1R、緑色光像を映出する投写管1G、
青色光像を映出する投写管1B、レンズ2R,2
G,2Bおよびスクリーン4からなり、投写管1
R,1G,1Bで映出した各色光像を夫々レンズ
2R,2G,2Bにより拡大し、スクリーン4上
に重ねて投写して拡大されたカラー画像を映出す
るものがある。
に、赤色光像を映出する陰極線管(以下、投写管
という)1R、緑色光像を映出する投写管1G、
青色光像を映出する投写管1B、レンズ2R,2
G,2Bおよびスクリーン4からなり、投写管1
R,1G,1Bで映出した各色光像を夫々レンズ
2R,2G,2Bにより拡大し、スクリーン4上
に重ねて投写して拡大されたカラー画像を映出す
るものがある。
このようなPTVは、スクリーン4に対して垂
直な中心線(以下、垂直中心線という)3G上に
1つの投写管、例えば、投写管1Gを設け、他の
2つの投写管1R,1Bを垂直中心線3Gに関し
て水平方向に等角θの中心線3R,3B上に設け
ている。
直な中心線(以下、垂直中心線という)3G上に
1つの投写管、例えば、投写管1Gを設け、他の
2つの投写管1R,1Bを垂直中心線3Gに関し
て水平方向に等角θの中心線3R,3B上に設け
ている。
ところで、各等写管1R,1G,1B上に形成
されるラスターが正確に規定比率の長方形である
とすると、垂直中心線3G上にある等写管1Gに
よるスクリーン4上に映出したラスターは正確に
規定比率の長方形となるが、投写管1R,1Bに
よるスクリーン4上のラスターは、夫々の投写管
上のラスターがスクリーン4に斜めに投写される
ことになるから、長方形とはならずに歪んでしま
う。
されるラスターが正確に規定比率の長方形である
とすると、垂直中心線3G上にある等写管1Gに
よるスクリーン4上に映出したラスターは正確に
規定比率の長方形となるが、投写管1R,1Bに
よるスクリーン4上のラスターは、夫々の投写管
上のラスターがスクリーン4に斜めに投写される
ことになるから、長方形とはならずに歪んでしま
う。
すなわち、第2図に示すように、スクリーン4
上に投写される投写管1Gによるラスター5G
は、X軸、Y軸に対称な長方形となるが、投写管
1Rによるラスター5Rは、Y軸の右側では圧縮
し、左側では伸長した対称な台形となり、また、
投写管1Bによるラスター5Bは、逆に、Y軸の
右側で伸長し、左側で圧縮したX軸に対称な台形
となる。
上に投写される投写管1Gによるラスター5G
は、X軸、Y軸に対称な長方形となるが、投写管
1Rによるラスター5Rは、Y軸の右側では圧縮
し、左側では伸長した対称な台形となり、また、
投写管1Bによるラスター5Bは、逆に、Y軸の
右側で伸長し、左側で圧縮したX軸に対称な台形
となる。
このような投写ラスター5R,5Gの水平方向
の伸縮の変化(以下、水平直線性の変化という)
と台形状の歪み(以下、水平台形歪みという)と
は、投写管1R,1B上のラスターを垂直中心線
3Gに関して角度θだけ斜めからスクリーン4に
投写することにより、投写管のラスターの各点と
それらが投写されるスクリーン上の各点との間の
距離の違いによつて生ずるのである。
の伸縮の変化(以下、水平直線性の変化という)
と台形状の歪み(以下、水平台形歪みという)と
は、投写管1R,1B上のラスターを垂直中心線
3Gに関して角度θだけ斜めからスクリーン4に
投写することにより、投写管のラスターの各点と
それらが投写されるスクリーン上の各点との間の
距離の違いによつて生ずるのである。
これら水平直線性の変化、水平台形歪みによる
スクリーン4上のラスター歪みは、各投写管1
R,1G,1Bによる各色光像を重ねてカラー画
像を映出するとき、当然色ずれ、すなわち、ミス
コンバーゼンスが生ずる。このために、このミス
コンバーゼンスを補正するための手段が必要とな
る。
スクリーン4上のラスター歪みは、各投写管1
R,1G,1Bによる各色光像を重ねてカラー画
像を映出するとき、当然色ずれ、すなわち、ミス
コンバーゼンスが生ずる。このために、このミス
コンバーゼンスを補正するための手段が必要とな
る。
ミスコンバーゼンスを補正するためには、い
ま、投写管1Rを例にとると、スクリーン4上の
ラスター5Rは、第2図に示すように、上記の2
つの歪みをもつから、投写管1R上に、第3図に
示すようなラスター5Rとは逆歪みをもつたラス
ター6を生じさせればよい。
ま、投写管1Rを例にとると、スクリーン4上の
ラスター5Rは、第2図に示すように、上記の2
つの歪みをもつから、投写管1R上に、第3図に
示すようなラスター5Rとは逆歪みをもつたラス
ター6を生じさせればよい。
すなわち、第3図において、直線6a,6c,
6b,6dで囲まれるラスター6を台形状に歪ま
せて、第2図に示すラスター5Rの水平台形歪み
を相殺し、また、ラスター6のY軸の右側部分を
水平方向に伸長し、左側部分を水平方向に圧縮し
て夫々の水平方向の長さをl1,l2と異ならせるこ
とにより第2図に示すラスター5Rの水平直線性
の変化を相殺するようにする。
6b,6dで囲まれるラスター6を台形状に歪ま
せて、第2図に示すラスター5Rの水平台形歪み
を相殺し、また、ラスター6のY軸の右側部分を
水平方向に伸長し、左側部分を水平方向に圧縮し
て夫々の水平方向の長さをl1,l2と異ならせるこ
とにより第2図に示すラスター5Rの水平直線性
の変化を相殺するようにする。
このための方法としては、従来、第4図aに示
すように、同図b,cに夫々示す水平、垂直偏向
コイル12,13を備えた偏向ヨーク8を有する
投写管1に、さらに、補助偏向ヨーク9を設け、
偏向ヨーク8により通常のように水平垂直偏向さ
れる電子銃10からの電子ビーム11を、さらに
補助偏向ヨーク9により所定の方向に偏向し、第
3図に示すような歪みをもつラスターを得るよう
にするものがある。
すように、同図b,cに夫々示す水平、垂直偏向
コイル12,13を備えた偏向ヨーク8を有する
投写管1に、さらに、補助偏向ヨーク9を設け、
偏向ヨーク8により通常のように水平垂直偏向さ
れる電子銃10からの電子ビーム11を、さらに
補助偏向ヨーク9により所定の方向に偏向し、第
3図に示すような歪みをもつラスターを得るよう
にするものがある。
しかし、この従来方法によると、補助偏向ヨー
クとそのための電気回路を必要とし、構成が複雑
になつてコストアツプするばかりでなく、補正用
の電流を流すことによる消費電力の増大や電気的
な変動による動作の不安定さからのミスコンバー
ゼンスの悪化をまねき、従つて、これまでは、画
質が良好で消費電力も少ない投写形テレビジヨン
装置を安価に得ることができなかつた。
クとそのための電気回路を必要とし、構成が複雑
になつてコストアツプするばかりでなく、補正用
の電流を流すことによる消費電力の増大や電気的
な変動による動作の不安定さからのミスコンバー
ゼンスの悪化をまねき、従つて、これまでは、画
質が良好で消費電力も少ない投写形テレビジヨン
装置を安価に得ることができなかつた。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
簡単な構成でラスターに所望な歪みを生じさせる
ことができ、消費電力を低減し、かつ、動作が安
定な投写管偏向ヨークを提供するにある。
簡単な構成でラスターに所望な歪みを生じさせる
ことができ、消費電力を低減し、かつ、動作が安
定な投写管偏向ヨークを提供するにある。
この目的を達成するために、本発明は、偏向コ
イルをくら形に巻回し、該偏向コイルによつて電
子ビームの偏向磁界分布を投写管の管軸を含む垂
直方向の面に関して非対称にしたことを特徴とす
る。
イルをくら形に巻回し、該偏向コイルによつて電
子ビームの偏向磁界分布を投写管の管軸を含む垂
直方向の面に関して非対称にしたことを特徴とす
る。
以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。
る。
第5図は本発明による投写管の偏向ヨークの一
実施例を示す斜視図であつて、8は偏向ヨーク、
12は水平偏向コイル、13は垂直偏向コイル、
14はコア、151,152は垂直偏向コイルのフ
リンジ部、16は偏向ヨークの中心軸、すなわ
ち、投写管の管軸である。
実施例を示す斜視図であつて、8は偏向ヨーク、
12は水平偏向コイル、13は垂直偏向コイル、
14はコア、151,152は垂直偏向コイルのフ
リンジ部、16は偏向ヨークの中心軸、すなわ
ち、投写管の管軸である。
第6図はその垂直偏向コイルの一実施例を投写
管の蛍光面側から管軸16に沿つてみた構成図で
ある。
管の蛍光面側から管軸16に沿つてみた構成図で
ある。
第5図および第6図において、垂直偏向コイル
13はくら形に巻回した2つのコイル131,1
32を対とし、管軸16を含む垂直な面18を対
向面として設けられている。各コイル131,1
32はコイル巻線数が等しいが、蛍光面側のフリ
ンジ部151,152の半径を夫々R1,R2とする
と、R1<R2であつて、正規の縦横比のラスター
(以下、正規のラスターという)を生ずるための
フリンジ部の半径よりもR1を小さくし、R2を大
きくすることにより、フリンジ部151,152の
半径を異ならせる。なお、13a,13bは夫々
コイル131,132の管軸16に沿うコイル部分
(以下、コンダクト群という)、17は偏向コイル
13の電子銃側の面である。
13はくら形に巻回した2つのコイル131,1
32を対とし、管軸16を含む垂直な面18を対
向面として設けられている。各コイル131,1
32はコイル巻線数が等しいが、蛍光面側のフリ
ンジ部151,152の半径を夫々R1,R2とする
と、R1<R2であつて、正規の縦横比のラスター
(以下、正規のラスターという)を生ずるための
フリンジ部の半径よりもR1を小さくし、R2を大
きくすることにより、フリンジ部151,152の
半径を異ならせる。なお、13a,13bは夫々
コイル131,132の管軸16に沿うコイル部分
(以下、コンダクト群という)、17は偏向コイル
13の電子銃側の面である。
このように構成したコイル131,132に偏向
電流を流すと、夫々のフリンジ部151,152に
よる磁界により、電子ビームは所定の方向に偏向
されて蛍光面に台形状のラスターを生ずる。
電流を流すと、夫々のフリンジ部151,152に
よる磁界により、電子ビームは所定の方向に偏向
されて蛍光面に台形状のラスターを生ずる。
次に、垂直偏向コイル13の作用を第7図、第
8図でもつて詳述する。
8図でもつて詳述する。
第7図は第6図の垂直偏向コイルの作用を説明
する説明図であつて、第6図に対応する部分には
同一符号を付けている。
する説明図であつて、第6図に対応する部分には
同一符号を付けている。
いま、各コイル131,132に偏向電流を流し
たとすると、 電子銃(図示せず)から管軸16
に沿つて紙面に垂直で裏から表の方へ進行してき
た電子ビームは、各コイル131,132の各コン
ダクト群13a,13bによつて生ずる磁界によ
り矢印A方向に偏向されて蛍光面上を垂直走査す
る。同時に、この電子ビームは、水平偏向コイル
12(第5図のコンダクト群によつて生ずる磁界
により矢印B方向に偏向されて蛍光面上を水平走
査する。このために、第8図の点a1,a2,a3,a4
を頂点とする点線で示す長方形の正規のラスター
が得られることになる。
たとすると、 電子銃(図示せず)から管軸16
に沿つて紙面に垂直で裏から表の方へ進行してき
た電子ビームは、各コイル131,132の各コン
ダクト群13a,13bによつて生ずる磁界によ
り矢印A方向に偏向されて蛍光面上を垂直走査す
る。同時に、この電子ビームは、水平偏向コイル
12(第5図のコンダクト群によつて生ずる磁界
により矢印B方向に偏向されて蛍光面上を水平走
査する。このために、第8図の点a1,a2,a3,a4
を頂点とする点線で示す長方形の正規のラスター
が得られることになる。
ところで、コイル131,132のフリンジ部1
51,152に流れる電流により、管軸16に垂直
なフリンジ部151,152を含む平面(以下、フ
リンジ部面という)近傍にフリンジ部面に垂直な
方向に、従つて、管軸16な平行に磁界が生じる
が、フリンジ部151とフリンジ部152とによる
磁界は互い方向が逆で強さも異なり、管軸16に
関して非対称である。
51,152に流れる電流により、管軸16に垂直
なフリンジ部151,152を含む平面(以下、フ
リンジ部面という)近傍にフリンジ部面に垂直な
方向に、従つて、管軸16な平行に磁界が生じる
が、フリンジ部151とフリンジ部152とによる
磁界は互い方向が逆で強さも異なり、管軸16に
関して非対称である。
そこで、電子ビームがラスターの上半分を走査
している場合を考えると、各コイル131,132
に流れる偏向電流の方向は矢印20の方向であつ
て、フリンジ部151による磁界の方向は紙面の
裏から表に向う方向でらり、フリンジ部152に
よる磁界の方向は逆方向である。
している場合を考えると、各コイル131,132
に流れる偏向電流の方向は矢印20の方向であつ
て、フリンジ部151による磁界の方向は紙面の
裏から表に向う方向でらり、フリンジ部152に
よる磁界の方向は逆方向である。
そして、各コイル131,132のコンダクト群
13a,13bで生じた磁界によつて電子ビーム
が偏向され(但し、水平偏向も同時に行なわれて
いる)、フリンジ部面の点Pに達したときに、フ
リンジ部151による磁界B1によりローレンツカ
F1を受ける。この点Pに達した電子ビームが、
螢光面上のスラターの右上隅(第8図点a1)に達
するものであるとすると、コイル131のフリン
ジ部151の半径R1が正規のラスターを生ずるよ
うな半径であるならば、上記鉄Pを通つた電子ビ
ームは磁界B1によるローレンツカF1を受けつつ
ラスターの点a1(第8図)に達するが、フリンジ
部151の半径R1を正規のルスターを生ずるため
の半径よりも小さく設定していから、フリンジ部
151により磁界B1の強さは大きくなつて点Pに
おける電子ビームに作用するローレンツカF1は
増大する。従つて、点Pにおける電子ビームの速
度ベクトルv1は、正規のラスターを生ずる場合よ
りも大きな回転角で紙面に垂直な軸に関して(以
下、同じ)反時計方向に回転し、螢光面上の点a1
に達するべき電子ビームが、これよりも左上方の
点b1に達することとになる。
13a,13bで生じた磁界によつて電子ビーム
が偏向され(但し、水平偏向も同時に行なわれて
いる)、フリンジ部面の点Pに達したときに、フ
リンジ部151による磁界B1によりローレンツカ
F1を受ける。この点Pに達した電子ビームが、
螢光面上のスラターの右上隅(第8図点a1)に達
するものであるとすると、コイル131のフリン
ジ部151の半径R1が正規のラスターを生ずるよ
うな半径であるならば、上記鉄Pを通つた電子ビ
ームは磁界B1によるローレンツカF1を受けつつ
ラスターの点a1(第8図)に達するが、フリンジ
部151の半径R1を正規のルスターを生ずるため
の半径よりも小さく設定していから、フリンジ部
151により磁界B1の強さは大きくなつて点Pに
おける電子ビームに作用するローレンツカF1は
増大する。従つて、点Pにおける電子ビームの速
度ベクトルv1は、正規のラスターを生ずる場合よ
りも大きな回転角で紙面に垂直な軸に関して(以
下、同じ)反時計方向に回転し、螢光面上の点a1
に達するべき電子ビームが、これよりも左上方の
点b1に達することとになる。
このようにして、ラスターの右上半分の領域を
電子ビームが走査しているときには、フリンジ部
151によつて生ずる磁界により電子ビームはロ
ーレンツカを受け、電子ビームの速度ベクトルが
反時計方向に回転するわけであるが、電子ビーム
が螢光面を走査するために、水平、垂直偏向コイ
ルに流れる偏向電流の大きさを変えるものである
から、当然、電子ビームのフリンジ部面を横切る
ときの位置に応じてフリンジ部151による磁界
の強さや電子ビームの速度ベクトルが異なり、こ
のために電子ビームの速度ベクトルの反時計方向
の回転角が異なる。
電子ビームが走査しているときには、フリンジ部
151によつて生ずる磁界により電子ビームはロ
ーレンツカを受け、電子ビームの速度ベクトルが
反時計方向に回転するわけであるが、電子ビーム
が螢光面を走査するために、水平、垂直偏向コイ
ルに流れる偏向電流の大きさを変えるものである
から、当然、電子ビームのフリンジ部面を横切る
ときの位置に応じてフリンジ部151による磁界
の強さや電子ビームの速度ベクトルが異なり、こ
のために電子ビームの速度ベクトルの反時計方向
の回転角が異なる。
つまり、第8図において、X軸上では垂直偏向
電流が零であるから、フリンジ部151の磁界に
よる電子ビームの速度ベクトルの回転は生じな
い。また、Y軸上では水平偏向電流は零であるか
ら、電子ビームの速度ベクトルはX軸方向の成分
を有しておらず、フリンズ部151の磁界による
速度ベクトルの回転により、電子ビームは螢光面
のY軸上に達せずにそれより左下方に達すること
になる。
電流が零であるから、フリンジ部151の磁界に
よる電子ビームの速度ベクトルの回転は生じな
い。また、Y軸上では水平偏向電流は零であるか
ら、電子ビームの速度ベクトルはX軸方向の成分
を有しておらず、フリンズ部151の磁界による
速度ベクトルの回転により、電子ビームは螢光面
のY軸上に達せずにそれより左下方に達すること
になる。
次に、電子ビームが螢光面の左上半分を走査す
る際のコイル132のフリンジ部152の作用につ
いて説明する。
る際のコイル132のフリンジ部152の作用につ
いて説明する。
フリンジ部152の半径R2は、正規のラスター
を生ずる際のフリンジ部の半径よりも大きくして
おり、このために、フリンジ部152による磁界
の強さは正規のラスターを生ずる場合のフリンジ
部による磁界の強さよりも小さいことになる。
を生ずる際のフリンジ部の半径よりも大きくして
おり、このために、フリンジ部152による磁界
の強さは正規のラスターを生ずる場合のフリンジ
部による磁界の強さよりも小さいことになる。
電子ビームが螢光面の左上半分を走査している
ときには、コイル132の偏向電流は矢印20の
方向であり、フリンジ部152により生ずる磁界
の方向は紙面の表から裏に向う方向である。
ときには、コイル132の偏向電流は矢印20の
方向であり、フリンジ部152により生ずる磁界
の方向は紙面の表から裏に向う方向である。
フリンジ部152の磁界中を通る電子ビームの
速度ベクトルv2は、131,132のコンダクト群
13a,13bの磁界の作用により、紙面に対し
て左斜め上方に向うものであるが、フリンジ部1
52の磁界B2の作用により反時計方向に回転す
る。
速度ベクトルv2は、131,132のコンダクト群
13a,13bの磁界の作用により、紙面に対し
て左斜め上方に向うものであるが、フリンジ部1
52の磁界B2の作用により反時計方向に回転す
る。
そこで、フリンジ部面の点Qに達した電子ビー
ムを考え、もし、フリンジ部152の半径R2が正
規のラスターを生ずるように設定されているなら
ば、点Qに達した電子ビームの速度ベクトルv2が
フリンジ部152による磁界B2により反時計方向
に回転し、正規のラスターの左上隅の点のa2(第
8図)に達するものとすると、フリンジ部152
の半径R2を正規のラスターを生ずるための半径
よりも大きくしているために、フリンジ部152
による磁界の強さは小さくなり、点Qに達した電
子ビームの速度ベクトルv2の反時計方向の回転角
が小さくなる。このために、電子ビームが螢光面
に達する位置は、相対的に点a2より左下方の点b2
となる。
ムを考え、もし、フリンジ部152の半径R2が正
規のラスターを生ずるように設定されているなら
ば、点Qに達した電子ビームの速度ベクトルv2が
フリンジ部152による磁界B2により反時計方向
に回転し、正規のラスターの左上隅の点のa2(第
8図)に達するものとすると、フリンジ部152
の半径R2を正規のラスターを生ずるための半径
よりも大きくしているために、フリンジ部152
による磁界の強さは小さくなり、点Qに達した電
子ビームの速度ベクトルv2の反時計方向の回転角
が小さくなる。このために、電子ビームが螢光面
に達する位置は、相対的に点a2より左下方の点b2
となる。
そして、コイル131のフリンジ部151の磁界
により電子ビームへの作用とは逆に、コイル13
2のフリンジ部152の磁界によつて、電子ビーム
の速度ベクトルv2は時計方向に回転するが、その
回転角の大きさが、正規のラスターを生ずる場合
よりも小さく、かつ、X軸、Y軸から離れるにつ
れてその反時計方向の回転角が小さくなるから、
螢光面上左上半分のラスター領域においては、X
軸、Y軸からはなれた位置程、電子ビームが螢光
面に当る位置は正規のラスター走査時に電子ビー
ムが螢光面に当たる位置より大きく左下方向にず
れることになる。
により電子ビームへの作用とは逆に、コイル13
2のフリンジ部152の磁界によつて、電子ビーム
の速度ベクトルv2は時計方向に回転するが、その
回転角の大きさが、正規のラスターを生ずる場合
よりも小さく、かつ、X軸、Y軸から離れるにつ
れてその反時計方向の回転角が小さくなるから、
螢光面上左上半分のラスター領域においては、X
軸、Y軸からはなれた位置程、電子ビームが螢光
面に当る位置は正規のラスター走査時に電子ビー
ムが螢光面に当たる位置より大きく左下方向にず
れることになる。
螢光面の下半分の領域を走査するときには、コ
イル131,132に流れる偏向電流の極性が反転
するから、フリンジ部151,152による磁界の
方向は反転し、これまで説明してきたことから明
らかなように、螢光面の右下半分の領域では、正
規のラスター走査時よりも電子ビームが螢光面に
当る位置が左下方に変位し、螢光面の左下半分の
領域では左上方に変位する。
イル131,132に流れる偏向電流の極性が反転
するから、フリンジ部151,152による磁界の
方向は反転し、これまで説明してきたことから明
らかなように、螢光面の右下半分の領域では、正
規のラスター走査時よりも電子ビームが螢光面に
当る位置が左下方に変位し、螢光面の左下半分の
領域では左上方に変位する。
従つて、コイル131,132の非対称なフリン
ジ部151,152による磁界によつて得られるラ
スターは、第8図の点b1,b2,b3,b4を頂点とす
る実線で囲まれる領域であつて、ラスターの左、
右の境界線6c,6dは右に湾曲状となり、上、
下の境界線6a,6bは左方向に互いに接近する
直線となる台形状ラスターとなる。なお、電子銃
側側のフリンジ部の半径を、上記のように、異な
らせてもよい。
ジ部151,152による磁界によつて得られるラ
スターは、第8図の点b1,b2,b3,b4を頂点とす
る実線で囲まれる領域であつて、ラスターの左、
右の境界線6c,6dは右に湾曲状となり、上、
下の境界線6a,6bは左方向に互いに接近する
直線となる台形状ラスターとなる。なお、電子銃
側側のフリンジ部の半径を、上記のように、異な
らせてもよい。
このようにして、一応台形状と歪みをもつラス
ターが得られるが、境界6c,6dから明らかな
ように、上、下方向に湾曲した歪みが含まれてお
り、この湾曲歪みを補正しなければならない。こ
の補正は、垂直偏向コイルのコンダクト群により
非対称な磁界を生じさせることにより行なう。
ターが得られるが、境界6c,6dから明らかな
ように、上、下方向に湾曲した歪みが含まれてお
り、この湾曲歪みを補正しなければならない。こ
の補正は、垂直偏向コイルのコンダクト群により
非対称な磁界を生じさせることにより行なう。
次に、この補正を第9図ないし第11図につい
て説明する。
て説明する。
第9図において、コイル131,132のコンダ
クト群13a,13bの対面する端部13′a,
13′bを考えると、これら端部13′a,13′
bを含み、かつ管軸16を含む面(以下、コンダ
クト群13a,13bの対向面という)19,1
9′は管軸16で交叉する平面である。すなわち、
コイル131,132のコンダクト群13a,13
bは、それらの対向面19,19′が管軸16を
含む垂直面18に対して、フリンジ部の半径が小
さいコイル131の方に夫々角度βだけづれるよ
うに巻線角度を設定する。
クト群13a,13bの対面する端部13′a,
13′bを考えると、これら端部13′a,13′
bを含み、かつ管軸16を含む面(以下、コンダ
クト群13a,13bの対向面という)19,1
9′は管軸16で交叉する平面である。すなわち、
コイル131,132のコンダクト群13a,13
bは、それらの対向面19,19′が管軸16を
含む垂直面18に対して、フリンジ部の半径が小
さいコイル131の方に夫々角度βだけづれるよ
うに巻線角度を設定する。
コンダクト群13a,13bによる磁力線の方
向は、垂直面18に垂直な方向、すなわち、水平
面22に平行な方向であるが、上記のように、コ
ンダクト群13a,13bの巻線角度を設定する
と、コンダクト群13aによる磁力線が相対的に
密になり、コンダクト群13bによる磁力線が相
対的に疎になる。
向は、垂直面18に垂直な方向、すなわち、水平
面22に平行な方向であるが、上記のように、コ
ンダクト群13a,13bの巻線角度を設定する
と、コンダクト群13aによる磁力線が相対的に
密になり、コンダクト群13bによる磁力線が相
対的に疎になる。
このときの磁力線は第10図に示すうようにな
る。第10図は第9図の管軸16に垂直な面での
コンダクト群13a,13bによる磁力線を示す
ものであつて、電子ビームが螢光面の水平方向の
中心(第8図のX)よりも上部を走査するときに
は、水平面22の上方に実線で示すように、磁力
線21の方向は湾曲状左上りとなり、電子ビーム
が螢光面の水平中心線よりも下部を走査するとき
には、垂直偏向電流の局性が反転するから、水平
面22の下方に点線で示すように、磁力線21′
の方向は湾曲状右上りとなる。そして、湾曲状左
上り、右上りは水平面22に近い程小さくなる。
る。第10図は第9図の管軸16に垂直な面での
コンダクト群13a,13bによる磁力線を示す
ものであつて、電子ビームが螢光面の水平方向の
中心(第8図のX)よりも上部を走査するときに
は、水平面22の上方に実線で示すように、磁力
線21の方向は湾曲状左上りとなり、電子ビーム
が螢光面の水平中心線よりも下部を走査するとき
には、垂直偏向電流の局性が反転するから、水平
面22の下方に点線で示すように、磁力線21′
の方向は湾曲状右上りとなる。そして、湾曲状左
上り、右上りは水平面22に近い程小さくなる。
このような磁界中を電子ビームが通過すると、
電子ビームは電力線に垂直な方向の力を受ける。
このようにして電子ビームは垂直偏向されるので
あるが、上記のように、磁力線21が湾曲状左上
りとすると、電子ビームは垂直な上方向に対して
やや右よりに垂向される。また、磁力線21′が
湾曲状右上りとすると、電子ビームは垂直な下方
向に対してやや右よりに偏向される。
電子ビームは電力線に垂直な方向の力を受ける。
このようにして電子ビームは垂直偏向されるので
あるが、上記のように、磁力線21が湾曲状左上
りとすると、電子ビームは垂直な上方向に対して
やや右よりに垂向される。また、磁力線21′が
湾曲状右上りとすると、電子ビームは垂直な下方
向に対してやや右よりに偏向される。
従つて、コンダクト群13a,13bによる磁
界によつて得られるラスターの輪郭は、第11図
に示すように、上下の境界線6a,6bは左方向
に互いに接近した直線となるが、左右の境界線6
c,6dは左に湾曲した曲線となつて、第8図と
は逆方向に湾曲する。
界によつて得られるラスターの輪郭は、第11図
に示すように、上下の境界線6a,6bは左方向
に互いに接近した直線となるが、左右の境界線6
c,6dは左に湾曲した曲線となつて、第8図と
は逆方向に湾曲する。
そこで、以上のように形成したコンダクト群と
フリンジ部とを有するコイル対でもつて垂直偏向
コイルを形成すると、第8図と第11図における
左右方向の湾曲歪みは互いに相殺し、第12図に
示すように台形歪みをもつラスターが螢光光面に
得られ、第2図に示した投写1Rによるスクリー
ン4(第1図)の投写像の水平台形歪みを補正す
ることができる。
フリンジ部とを有するコイル対でもつて垂直偏向
コイルを形成すると、第8図と第11図における
左右方向の湾曲歪みは互いに相殺し、第12図に
示すように台形歪みをもつラスターが螢光光面に
得られ、第2図に示した投写1Rによるスクリー
ン4(第1図)の投写像の水平台形歪みを補正す
ることができる。
なお、第1受中、投写管1Bに対する水平台形
歪みを補正するためには、垂直偏向コイルの各コ
イルの形状を、上記とは逆になるようにすればよ
いことは明らかである。
歪みを補正するためには、垂直偏向コイルの各コ
イルの形状を、上記とは逆になるようにすればよ
いことは明らかである。
次に、水平直線性の変化の補正について説明す
る。
る。
この補正は、第13図に示す水平偏向コイル1
2により行なう。
2により行なう。
第13図において、水平偏向コイル12は垂直
方向に対向した1対のコイル121,122からな
る、これらコイル121,122は管軸16を含む
水平面22に関して対称であるが、コイル121,
122の水平偏向磁界を形成するコイル部分(以
下、サイドコンダクトという)の巻線巾の角度を
特定することにより、垂直面18に関して非対称
に形成している。
方向に対向した1対のコイル121,122からな
る、これらコイル121,122は管軸16を含む
水平面22に関して対称であるが、コイル121,
122の水平偏向磁界を形成するコイル部分(以
下、サイドコンダクトという)の巻線巾の角度を
特定することにより、垂直面18に関して非対称
に形成している。
つまり、コイル121のサイドコンダクト12a
−1,12a-2の巻線巾の角度α1,α2を異ならせ、
コイル122のサイドコンダクト12b-1,12b-2
の巻線巾の角度α3,α4を異ならせる。但し、角度
α1とα3は等しく、また、α2とα4とは等しくする。
−1,12a-2の巻線巾の角度α1,α2を異ならせ、
コイル122のサイドコンダクト12b-1,12b-2
の巻線巾の角度α3,α4を異ならせる。但し、角度
α1とα3は等しく、また、α2とα4とは等しくする。
このように形成した水平偏向コイルのサイドコ
ンダクトによる磁力線を第14図に示す。
ンダクトによる磁力線を第14図に示す。
同図において、上記のように、コイル対121,
122を形成したことから、管軸16からサイド
コンダクト12a-1,12b-1を見込んだ角度γ1と
サイドコンダクト12a-2,12b-2を見込んだ角
度γ2とは異なる。
122を形成したことから、管軸16からサイド
コンダクト12a-1,12b-1を見込んだ角度γ1と
サイドコンダクト12a-2,12b-2を見込んだ角
度γ2とは異なる。
そこで、サイドコンダクト12a-1,12a-2,
12b-1,12b-2によつて生ずる磁力線21′は、
水平方向左方に湾曲した垂直方向の曲線状とな
る。
12b-1,12b-2によつて生ずる磁力線21′は、
水平方向左方に湾曲した垂直方向の曲線状とな
る。
そして、いま、電子ビームが垂直線18より右
方を走査するものとすると、磁力線21′は実線
で示すようになり、電子ビームは磁力線21′に
垂直方向の力F31を受けて水平偏向を行なうもの
であるが、磁力線21′の方向が湾曲することに
より、電子ビームが螢光面の上方にあるときには
右下方に偏向され、下方にあるときには右上方に
偏向され、また、管軸16を含む水平線22上に
あるときには右方向に偏向される。
方を走査するものとすると、磁力線21′は実線
で示すようになり、電子ビームは磁力線21′に
垂直方向の力F31を受けて水平偏向を行なうもの
であるが、磁力線21′の方向が湾曲することに
より、電子ビームが螢光面の上方にあるときには
右下方に偏向され、下方にあるときには右上方に
偏向され、また、管軸16を含む水平線22上に
あるときには右方向に偏向される。
一方、電子ビームが垂直線18より左方を走査
するものとすると、磁力線21′は点線で示すよ
うになり、電子ビームは磁力線21′に垂直方向
の力F32を受けて水平偏向を行なうが、上記とは
逆に、電子ビームが螢光面の上方にあるときは左
上方向に偏向され、下方にあるときには左下方向
に偏向され、また、水平線22上にあるときには
左方に偏向される。
するものとすると、磁力線21′は点線で示すよ
うになり、電子ビームは磁力線21′に垂直方向
の力F32を受けて水平偏向を行なうが、上記とは
逆に、電子ビームが螢光面の上方にあるときは左
上方向に偏向され、下方にあるときには左下方向
に偏向され、また、水平線22上にあるときには
左方に偏向される。
なお、電子ビームが垂直線18上にあるときに
は、水平偏向電流が零であるから水平偏向されな
い。
は、水平偏向電流が零であるから水平偏向されな
い。
従つて、螢光面上に得られるラスターは、第1
5図に示すように、水平方向に台形状となる。そ
して、水平方向に関してはラスターの右側が伸長
して巾がl1となり、ラスターの左側が圧縮して巾
がl2となる。これらの巾l1,l2は第3図のl1,l2で
あつて、第2図のラスター5Rの水平直線性の変
化を補正する量である。
5図に示すように、水平方向に台形状となる。そ
して、水平方向に関してはラスターの右側が伸長
して巾がl1となり、ラスターの左側が圧縮して巾
がl2となる。これらの巾l1,l2は第3図のl1,l2で
あつて、第2図のラスター5Rの水平直線性の変
化を補正する量である。
以上のように形成した垂直偏向コイル13と水
平偏向コイル12との磁界により、螢光面上に現
われるラスターは、第13図に示す台形状のラス
ターを第15図に示す水平方向に歪みをもたせた
ラスターであつて、第3図に示すラスターとな
る。ここで、第15図に示すラスターは第12図
に示すラスターとは逆向きに台形状歪みが生ずる
が、これらの台形状歪みが合成されて第3図に示
す所望の台形歪みとなるようにする。
平偏向コイル12との磁界により、螢光面上に現
われるラスターは、第13図に示す台形状のラス
ターを第15図に示す水平方向に歪みをもたせた
ラスターであつて、第3図に示すラスターとな
る。ここで、第15図に示すラスターは第12図
に示すラスターとは逆向きに台形状歪みが生ずる
が、これらの台形状歪みが合成されて第3図に示
す所望の台形歪みとなるようにする。
なお、第1図の投写管1Bについては、水平偏
向コイル12を投写管1Rの場合と逆の形状とな
るように形成しなければならないことは明らかで
ある。
向コイル12を投写管1Rの場合と逆の形状とな
るように形成しなければならないことは明らかで
ある。
このようにして、偏向コイルの形状を非対称に
することにより発生する磁界を管軸に関して非対
称にし、簡単な構成で投写管の螢光面に所望形状
のラスターを形成することができる。そして、こ
の場合垂直偏向コイルのコンダクト群とフリンジ
部の形状による非対称磁界が相まつてラスターに
水平台形状の歪みを生じさせ、水平偏向コイルの
サイドコンダクトの形状による非対称磁界により
ラスターを水平方向に歪ませている。
することにより発生する磁界を管軸に関して非対
称にし、簡単な構成で投写管の螢光面に所望形状
のラスターを形成することができる。そして、こ
の場合垂直偏向コイルのコンダクト群とフリンジ
部の形状による非対称磁界が相まつてラスターに
水平台形状の歪みを生じさせ、水平偏向コイルの
サイドコンダクトの形状による非対称磁界により
ラスターを水平方向に歪ませている。
以上説明したように、本発明によれば、水平、
垂直偏向コイルを非対称に形成することにより、
管軸に関して非対称な水平、偏向磁界を発生させ
て所望の歪みをもつラスターを生じさせるもので
あるから、ラスターに歪みを生じさせるための付
加的偏向手段を必要とせず、構成が簡単で消費電
力を増加させることなく、動作も安定であつて、
投写用スクリーン上の投写画像の水平台形歪みや
水平直線性の変化を充分に除くことができ、従来
技術の欠点を除いて優れた機能の投写関の偏向ヨ
ークを低コストで提供することができる。
垂直偏向コイルを非対称に形成することにより、
管軸に関して非対称な水平、偏向磁界を発生させ
て所望の歪みをもつラスターを生じさせるもので
あるから、ラスターに歪みを生じさせるための付
加的偏向手段を必要とせず、構成が簡単で消費電
力を増加させることなく、動作も安定であつて、
投写用スクリーン上の投写画像の水平台形歪みや
水平直線性の変化を充分に除くことができ、従来
技術の欠点を除いて優れた機能の投写関の偏向ヨ
ークを低コストで提供することができる。
第1図は投写形テレビジヨン装置を示す構成
図、第2図はそのスクリーン上の各投写管の投写
ラスターを示す説明図、第3図はその投写ラスタ
ーを補正するための投写管上のラスターの一例を
示す説明図、第4図は第1図の投写用スクリーン
上の画像の歪みを補正するための一従来例を示す
構成図、第5図は本発明による投写管の偏向ヨー
クの一実施例を示す斜視図、第6図はその垂直偏
向コイルの一実施例を示す正面図、第7図は第6
図の垂直偏向コイルの作用を示す説明図、第8図
はその作用による投写管のラスターを示す説明
図、第9図は第5図の偏向ヨークの垂直偏向コイ
ルの他の実施例を示す正面図、第10図は第9図
の垂直偏向コイルによる作用を示す説明図、第1
1図はその作用による投写管のラスターを示す説
明図、第12図は第8図および第11図に示すラ
スターの合成ラスターを示す説明図、第13図は
第5図の偏向ヨークの水平偏向コイルの一実施例
を示す正面図、第14図は第13図による水平偏
向コイルによる作用を示す説明図、第15図はそ
の作用による投写管のラスターを示す説明図であ
る。 12……水平偏向コイル、12a-1,12a-2,
12b-1,12b-2……水平偏向コイルのサイドコ
ンダクト、13……垂直偏向コイル、13a,1
3b……垂直偏向コイルのコンダクト群、151,
152……垂直偏向コイルのフリンジ部、19,
19′……対向面。
図、第2図はそのスクリーン上の各投写管の投写
ラスターを示す説明図、第3図はその投写ラスタ
ーを補正するための投写管上のラスターの一例を
示す説明図、第4図は第1図の投写用スクリーン
上の画像の歪みを補正するための一従来例を示す
構成図、第5図は本発明による投写管の偏向ヨー
クの一実施例を示す斜視図、第6図はその垂直偏
向コイルの一実施例を示す正面図、第7図は第6
図の垂直偏向コイルの作用を示す説明図、第8図
はその作用による投写管のラスターを示す説明
図、第9図は第5図の偏向ヨークの垂直偏向コイ
ルの他の実施例を示す正面図、第10図は第9図
の垂直偏向コイルによる作用を示す説明図、第1
1図はその作用による投写管のラスターを示す説
明図、第12図は第8図および第11図に示すラ
スターの合成ラスターを示す説明図、第13図は
第5図の偏向ヨークの水平偏向コイルの一実施例
を示す正面図、第14図は第13図による水平偏
向コイルによる作用を示す説明図、第15図はそ
の作用による投写管のラスターを示す説明図であ
る。 12……水平偏向コイル、12a-1,12a-2,
12b-1,12b-2……水平偏向コイルのサイドコ
ンダクト、13……垂直偏向コイル、13a,1
3b……垂直偏向コイルのコンダクト群、151,
152……垂直偏向コイルのフリンジ部、19,
19′……対向面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 投写用スクリーンの垂直中心線に対して傾斜
した方向から画像と投写映出する方式の投写形テ
レビジヨン装置に用いられ、くら形に巻回された
コイル対からなる垂直偏向コイルとくら形に巻回
されたコイル対からなる水平偏向コイルとを備え
た投写管の偏向ヨークにおいて、 該垂直偏向コイルの対をなす第1、第2のコイ
ルのフリンジ部の半径を互いに異ならせ、 該垂直偏向コイルによる磁界分布を該投写管の
管軸に関して非対称にして該投写管上のラスター
に歪みを生じさせることにより、該投写用スクリ
ーン上のラスターの歪みを相殺することができる
ように構成したことを特徴とする投写管の偏向ヨ
ーク。 2 特許請求の範囲第1項記載の投写管の偏向ヨ
ークにおいて、 前記第1、第2のコイル夫々の前記管軸に沿う
第1のコンダクト群の端部は互いに平行であつ
て、前記第1、第2のコイル夫々の前記管軸に沿
う第2のコンダクト群の端部も互いに平行であ
り、 かつ、前記第1、第2のコイル夫々の該第1の
コンダクト群の端部間を通り前記管軸を含む第1
の平面と、前記第1、第2のコイル夫々の該第2
のコンダクト群の端部間を通り前記管軸を含む第
2の平面とが互いに非平行である ことを特徴とする投写管の偏向ヨーク。 3 特許請求の範囲第1項または第2項記載の投
写管の偏向ヨークにおいて、 前記水平偏向コイルの対をなす第1、第2のコ
イル夫々における水平偏向磁界を形成する第1の
コンダクト群の第2のコンダクト群とは、前記管
軸を含む水平面を基準として前記管軸からみた巻
線幅の角度が互いに異なり、 該水平面に関して該第1、第2のコイルが互い
に対称に配置され、かつ前記管軸を含む垂直面に
関して該第1、第2のコイルが夫々非対称に配置
されたことを特徴とする投写管の偏向ヨーク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18170781A JPS5885258A (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 投写管の偏向ヨ−ク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18170781A JPS5885258A (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 投写管の偏向ヨ−ク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5885258A JPS5885258A (ja) | 1983-05-21 |
| JPH0364980B2 true JPH0364980B2 (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=16105446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18170781A Granted JPS5885258A (ja) | 1981-11-14 | 1981-11-14 | 投写管の偏向ヨ−ク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5885258A (ja) |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4412401Y1 (ja) * | 1966-03-24 | 1969-05-23 | ||
| NL7213541A (ja) * | 1972-10-06 | 1974-04-09 | ||
| JPS4960615U (ja) * | 1973-06-18 | 1974-05-28 | ||
| JPS5553970Y2 (ja) * | 1974-04-02 | 1980-12-13 | ||
| JPS50146415U (ja) * | 1974-05-21 | 1975-12-04 | ||
| JPS5935143B2 (ja) * | 1976-07-23 | 1984-08-27 | 株式会社日立製作所 | 投射形ブラウン管装置 |
| JPS56109259U (ja) * | 1980-01-23 | 1981-08-24 |
-
1981
- 1981-11-14 JP JP18170781A patent/JPS5885258A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5885258A (ja) | 1983-05-21 |
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