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JPH0369901B2 - - Google Patents
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JPH0369901B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0369901B2
JPH0369901B2 JP17225782A JP17225782A JPH0369901B2 JP H0369901 B2 JPH0369901 B2 JP H0369901B2 JP 17225782 A JP17225782 A JP 17225782A JP 17225782 A JP17225782 A JP 17225782A JP H0369901 B2 JPH0369901 B2 JP H0369901B2
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JP
Japan
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dibenzyl
cis
carboxylic acid
acid
reaction
Prior art date
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JP17225782A
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JPS5959668A (ja
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Tadashi Katsura
Masayoshi Minamii
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 本発明は、シス−1,3−ジベンジル−2−オ
キソイミダゾリジン−4−アルコキシカルボニル
−5−カルボン酸の製造方法に関する。
ジカルボン酸類のエステル化方法としては従来
より硫酸、塩酸等の触媒の存在下にアルコールと
反応させる方法が知られているが、この方法によ
る場合には主としてジエステル体が得られたり、
モノエステル体が得られるとしても収率が低く、
これは本願の原料であるシス−1,3−ジベンジ
ル−2−オキソイミダゾリジン−4,5−ジカル
ボン酸(以下、単にジカルボン酸と称する。)の
エステル化においても全く同様であつて、目的と
するシス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミ
ダゾリジン−4−アルコキシカルボニル−5−カ
ルボン酸(以下単にハーフエステルと称する。)
を高収率で得ることはできず、該ハーフエステル
を得るためにはジカルボン酸をジエステル化した
のちこれを部分加水分解するか、或いはジカルボ
ン酸を酸無水物としたのちこれをエステル化する
などの工業的に不利な方法がとられるなど、原料
ジカルボン酸から直接的にその部分エステル化物
であるハーフエステルを工業的有利に、高収率で
得る方法については全く知られていなかつた。
このようなことから、本発明者らはハーフエス
テルの工業的有利な製造法について種々検討の結
果、ジカルボン酸とアルコールとを触媒等を使用
することなく単に加熱するのみで、特異的にハー
フエステルが高収率で得られるという従来の知見
からは全く予期し得ない事実を見出し、本発明に
至つた。
すなわち本発明は、ジカルボン酸とアルコール
を50〜200℃で反応させることにより、高収率で
工業的有利にジカルボン酸から直接的にハーフエ
ステルを製造する方法を提供するものである。
本発明の原料として用いられるジカルボン酸
は、たとえば下式に示されるようにフマール酸を
原料として容易に製造することができる。
(上式中、Rはベンジル基を示す) また、もう一方の原料であるアルコールとして
は、たとえばメタノール、エタノール、n−プロ
パノール、iso−プロパノール、n−ブタノール、
イソーブタノール、n−ペンタノール、n−ヘキ
サノール、アリルアルコール、ω−ブチニルアル
コール、2−ペンテニルアルコール、3−ヘキセ
ニルアルコール、シクロペンタノール、シクロヘ
キサノール、シクロヘプタノールなどの通常の低
級アルコールが例示される。かかるアルコールの
使用量は少なくとも原料ジカルボン酸に対し1当
量以上必要であるが、好ましくは2当量以上であ
る。
この反応は溶媒の存在下、または非存在下に実
施されるが、溶媒を使用する場合、該溶媒として
は反応に不活性であれば特に制限なく用いること
ができ、たとえばトルエン、ベンゼン、クロルベ
ンゼン、テトラヒドロフラン、メチルエチルケト
ン等の通常の溶媒があげられる。
あるいは、上記アルコールを溶媒として用いる
こともできる。
かかる溶媒の使用量については特に制限はな
い。
反応温度は50〜200℃、好ましくは70〜180℃の
範囲である。反応温度が溶媒の沸点以上の時には
オートクレーブを用いて反応することができる。
本反応を実施するにあたつて触媒の存在は必要
でなく、上記のようにジカルボン酸とアルコール
を50〜200℃で加熱処理することのみによつて、
容易に高収率で目的とするハーフエステルを得る
ことができるが、反応速度を向上させ、反応時間
をより短縮化する目的で、たとえばギ酸、酢酸、
プロピオン酸、吉草酸等の有機カルボン酸、カリ
ウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、
銅、マンガン、コバルト等のリン酸塩、硫酸塩、
亜硫酸塩、有機カルボン酸塩及び有機スルホン酸
塩、テトラブチルアンモニウムブロミド、ベンジ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、トリカプリ
ルメチルアンモニウムクロリド、ドデシルトリメ
チルアンモニウムクロリド、カプリルベンジルジ
メチルアンモニウムクロリド等の有機第4級アン
モニウム塩、高級脂肪酸塩、ポリオキシエチレン
アルキルフエノールエーテル、高級脂肪族アルコ
ール等の界面活性剤等を促進剤として使用するこ
ともできる。
もちろん、かかる促進剤の使用は前記したとお
り何ら本発明に必須の反応条件でなく、その使用
は全く任意であり、従つてその使用量も何ら制限
されるものではないが、使用する場合、その使用
量は通常ジカルボン酸に対して1/200〜同重量の
範囲である。
このような反応により、ハーフエステルが容易
にかつ好収率で得られ、これらは通常の分離手
段、たとえば、濃縮、結晶化等により容易に単離
することができる。
かくして得られるハーフエステルとしては以下
のものが例示される。
シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミダ
ゾリジン−4−メトキシカルボニル−5−カルボ
ン酸、シス−1,3−ジベンジル−2−オキソ−
イミダゾリジン−4−エトキシカルボニル−5−
カルボン酸、シス−1,3−ジベンジル−2−オ
キソ−イミダゾリジン−4−n−プロポキシカル
ボニル−5−カルボン酸、シス−1,3−ジベン
ジル−2−オキソ−イミダゾリジン−4−iso−
プロポキシカルボニル−5−カルボン酸、シス−
1,3−ジベンジル−2−オキソ−イミダゾリジ
ン−4−n−ブトキシカルボニル−5−カルボン
酸、シス−1,3−ジベンジル−2−オキソ−イ
ミダゾリジン−4−iso−ブトキシカルボニル−
5−カルボン酸、シス−1,3−ジベンジル−2
−オキソ−イミダゾリジン−4−n−ペンチルオ
キシカルボニル−5−カルボン酸、シス−1,3
−ジベンジル−2−オキソ−イミダゾリジン−4
−n−ヘキシルオキシカルボニル−5−カルボン
酸、シス−1,3−ジベンジル−2−オキソ−イ
ミダゾリジン−4−シクロヘキシルオキシカルボ
ニル−5−カルボン酸、シス−1,3−ジベンジ
ル−2−オキソ−イミダゾリジン−4−シクロペ
ンチルオキシカルボニル−5−カルボン酸、シス
−1,3−ジベンジル−2−オキソ−イミダゾリ
ジン−4−シクロヘプチルオキシカルボニル−5
−カルボン酸、シス−1,3−ジベンジル−2−
オキソ−イミダゾリジン−4−アリルオキシカル
ボニル−5−カルボン酸、シス−1,3−ジベン
ジル−2−オキソイミダゾリジン−4−ω−ブテ
ニルオキシカルボニル−5−カルボン酸、シス−
1,3−ジベンジル−2−オキソ−イミダゾリジ
ン−4−2−ペンテニルオキシカルボニル−5−
カルボン酸、シス−1,3−ジベンジル−2−オ
キソ−イミダゾリジン−4−3−ヘキセニルオキ
シカルボニル−5−カルボン酸、 かくして、本発明によればジカルボン酸から直
接的に好収率で、工業的有利にハーフエステルを
得ることができる。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例 1 撹拌装置、温度計を装着した四ツ口フラスコ
に、シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミ
ダゾリジン−4,5−ジカルボン酸17.7g、エタ
ノール5gおよびトルエン150mlを仕込み、8時
間加熱還流する。反応終了後、反応液は減圧下に
反応液量約80mlにまで濃縮する。これにヘキサン
30mlを加えて結晶化させ、これをろ別してシス−
1,3−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン
−4−エトキシカルボニル−5−カルボン酸の結
晶18.5g(収率96.8%)を得た。
融点94〜95℃ 尚、上記実施例において、反応系に酢酸0.2g
を更に加え、加熱還流時間を5時間とする以外は
全く同様に行つて、シス−1,3−ジベンジル−
2−オキシイミダゾリジン−4−エトキシカルボ
ニル−5−カルボン酸の結晶18.3g(収率95.8
%)を得た。
実施例 2 実施例1で用いたと同様のフラスコに、シス−
1,3−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン
−4,5−ジカルボン酸17.7g、メタノール4g
およびトルエン150mlを仕込み、4時間加熱還流
する。その後メタノール4gを追加し、さらに4
時間加熱還流する。反応終了後、実施例1と同様
に後処理してシス−1,3−ジベンジル−2−オ
キソイミダゾリジン−4−メトキシカルボニル−
5−カルボン酸の結晶17.9g(収率9.5%)を得
た。
融点130〜131℃ 尚、上記実施例において、反応系にテトラブチ
ルアンモニウムブロミド0.3gを更に加え、4時
間加熱還流したのち実施例1と同様に後処理して
シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミダゾ
リジン−4−メトキシカルボニル−5−カルボン
酸の結晶17.8g(収率96.7%)を得た。
実施例 3 アルコール原料としてイソプロピルアルコール
5gを用い、加熱還流時間を7時間とする以外は
実施例1と同様に反応させ、後処理を行つて、シ
ス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミダゾリ
ジン−4−イソプロポキシカルボニル−5−カル
ボン酸の結晶19.2g(収率97.1%)を得た。
融点109〜111℃ 尚、上記実施例において、イソプロピルアルコ
ールを7.5g使用し、反応系に更に亜硫酸水素カ
リウム0.25gを加え、加熱還流時間を4時間と
し、反応終了後、反応液から不溶物を別する以
外は全く同様に行つて、シス−1,3−ジベンジ
ル−2−オキソイミダゾリジン−4−イソプロポ
キシカルボニル−5−カルボン酸の結晶19.3g
(収率97.5%)を得た。
実施例 4 温度計、撹拌装置を装着したオートクレーブ
に、シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミ
ダゾリジン−4,5−ジカルボン酸17.7g、メタ
ノール6gおよびベンゼン150mlを加え、110〜
120℃にて6時間反応させる。反応終了後、反応
液は減圧下にベンゼンおよびメタノールを留去
し、濃縮する。残渣にトルエン100mlヘキサン20
mlから結晶化させ、これをろ別してシス−1,3
−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン−4−
メトキシカルボニル−5−カルボン酸の結晶18.0
g(収率98.2%)を得た。
融点129〜130℃ 尚、上記実施例において、反応系に酢酸銅0.5
gを更に加え、120℃で3時間反応させる以外は
全く同様に反応を行い、反応終了後、反応液を水
50mlで洗浄する以外は全く同様に行つて、シス−
1,3−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン
−4−メトキシカルボニル−5−カルボン酸の結
晶17.6g(収率95.7%)を得た。
実施例 5 実施例1で用いたと同様のフラスコに、シス−
1,3−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジン
−4,5−ジカルボン酸17.7g、シクロペンタノ
ール10gおよびトルエン150mlを加え、8時間加
熱還流する。反応終了後、反応液を減圧下に80ml
にまで濃縮する。これにヘキサン40mlを加えて結
晶化させ、これをろ別してシス−1,3−ジベン
ジル−2−オキソイミダゾリジン−4−シクロペ
ンチルオキシカルボニル−5−カルボン酸の結晶
20.2g(収率95.8%)を得た。
融点135〜137℃ 尚、上記実施例において、反応系にジメチルシ
クロプロパンカルボン酸0.2gを更に加え、加熱
還流時間を5時間とする以外は全く同様に行つ
て、シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミ
ダゾリジン−4−シクロペンチルオキシカルボニ
ル−5−カルボン酸の結晶20.5g(収率97.2%)
を得た。
比較例 1 撹拌装置、温度計を装着した四ツ口フラスコ
に、シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミ
ダゾリジン−4,5−ジカルボン酸17.7g、エタ
ノール5g、硫酸0.2gおよびトルエン150mlを仕
込み、6時間加熱還流する。反応終了後、反応液
を水30mlで2回洗浄後、減圧下に濃縮し、固体
19.3gを得た。該反応混合物を液体クロマトグラ
フイーにて分析した結果、シス−1,3−ジベン
ジル−2−オキソイミダゾリジン−4−エトキシ
カルボニル−5−カルボン酸が85%、シス−1,
3−ジベンジル−4,5−ジエトキシカルボニル
−2−オキソイミダゾリジンが15%含まれてい
た。(全収率95%) 比較例 2 撹拌装置、温度計を装着した四ツ口フラスコ
に、シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミ
ダゾリジン−4,5−ジカルボン酸17.7g、硫酸
0.5gおよびメタノール150mlを仕込み、4時間加
熱還流する。反応終了後、反応液は減圧下にメタ
ノールを留去したのち、トルエン80mlおよびヘキ
サン20mlから再結晶し、これをろ別してシス−
1,3−ジベンジル−4,5−ジメトキシカルボ
ニル−2−オキソイミダゾリジンの結晶18.6g
(収率97.4%)を得た。
融点111〜112℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シス−1,3−ジベンジル−2−オキソイミ
    ダゾリシン−4,5−ジカルボン酸とアルコール
    を50〜200℃で反応させることを特徴とするシス
    −1,3−ジベンジル−2−オキソイミダゾリジ
    ン−4−アルコキシカルボニル−5−カルボン酸
    の製造方法。 2 反応を促進剤の存在下に行う特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 3 促進剤が有機カルボン酸またはその金属塩、
    有機スルホン酸金属塩、無機酸(リン酸、硫酸ま
    たは亜硫酸)の金属塩、有機第4級アンモニウム
    塩および界面活性剤から選ばれる少くとも1種で
    ある特許請求の範囲第2項に記載の方法。
JP17225782A 1982-09-29 1982-09-29 ハ−フエステルの製造方法 Granted JPS5959668A (ja)

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