JPH0374166B2 - - Google Patents
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- JPH0374166B2 JPH0374166B2 JP647884A JP647884A JPH0374166B2 JP H0374166 B2 JPH0374166 B2 JP H0374166B2 JP 647884 A JP647884 A JP 647884A JP 647884 A JP647884 A JP 647884A JP H0374166 B2 JPH0374166 B2 JP H0374166B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refractive index
- monomer
- monomers
- polymer
- polymerization
- Prior art date
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- Expired
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、屈折率分布を有する合成樹脂物品の
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
近年、球面レンズの収差補正を光軸方向に屈折
率分布をつけることに依つて行なう事が提案され
ており、たとえば、球面と平面に依つて形成され
た凸レンズに於いては、光軸方向の屈折率分布
が、次に示す式(1)又は(2) n(Z)=no(1−TZ) (1) n(Z)=no√1− (2) (式中、n(Z)は球面の中心から光軸方向にZ
の距離にある点の屈折率、n0は球面の中心の屈折
率、Tは正の定数、Zは球面の中心からの光軸方
向の距離) を満たす様であれば、球面収差が飛躍的に向上す
ることが理論的に示されている。この様な屈折率
分布を形成する為には、素材の組成分布を形成す
れば良く、たとえば無機ガラスを使用する場合に
はイオン交換がCVD、有機ガラスを使用する場
合には2段階共重合の様な方法が知られている。
しかしながら無機ガラスを使用する場合、イオン
交換にしてもCVDにしても、莫大な熱や真空の
設備を必要とし、余り実用的ではない。従つて、
上記のような屈折率分布をもつた球面レンズ素材
を製造するには、有機ガラスが好適である。とこ
ろで、前記の2段階共重合法とは、架橋性重合体
を形成する単量体を半ば重合させてゲル状態にし
ておき、その表面から別の単量体をゲル物体内へ
拡散させて単量体組成分布を形成し、次いで重合
を完結させることに依つて単量体組成分布を固定
するものであり、上記物体を製造することができ
る(特公昭52−5857)がこの方法では屈折率分布
の等分布形状が一様な平面とならず局部的な歪み
を生じやすい。
率分布をつけることに依つて行なう事が提案され
ており、たとえば、球面と平面に依つて形成され
た凸レンズに於いては、光軸方向の屈折率分布
が、次に示す式(1)又は(2) n(Z)=no(1−TZ) (1) n(Z)=no√1− (2) (式中、n(Z)は球面の中心から光軸方向にZ
の距離にある点の屈折率、n0は球面の中心の屈折
率、Tは正の定数、Zは球面の中心からの光軸方
向の距離) を満たす様であれば、球面収差が飛躍的に向上す
ることが理論的に示されている。この様な屈折率
分布を形成する為には、素材の組成分布を形成す
れば良く、たとえば無機ガラスを使用する場合に
はイオン交換がCVD、有機ガラスを使用する場
合には2段階共重合の様な方法が知られている。
しかしながら無機ガラスを使用する場合、イオン
交換にしてもCVDにしても、莫大な熱や真空の
設備を必要とし、余り実用的ではない。従つて、
上記のような屈折率分布をもつた球面レンズ素材
を製造するには、有機ガラスが好適である。とこ
ろで、前記の2段階共重合法とは、架橋性重合体
を形成する単量体を半ば重合させてゲル状態にし
ておき、その表面から別の単量体をゲル物体内へ
拡散させて単量体組成分布を形成し、次いで重合
を完結させることに依つて単量体組成分布を固定
するものであり、上記物体を製造することができ
る(特公昭52−5857)がこの方法では屈折率分布
の等分布形状が一様な平面とならず局部的な歪み
を生じやすい。
すなわち、ゲル状態の物体表面は比較的大きい
凹凸を有しているため、このゲル体面から単量体
を拡散させると拡散単量体の等濃度面、言い換え
れば等屈折率分布面は上記のゲル体表面凹凸に従
つた歪みのある分布面となり、さらに単量体拡散
に伴なつて上記ゲル体が膨潤して等屈折率分布面
の歪みは一層拡大されるという問題がある。
凹凸を有しているため、このゲル体面から単量体
を拡散させると拡散単量体の等濃度面、言い換え
れば等屈折率分布面は上記のゲル体表面凹凸に従
つた歪みのある分布面となり、さらに単量体拡散
に伴なつて上記ゲル体が膨潤して等屈折率分布面
の歪みは一層拡大されるという問題がある。
本発明の目的はこの様な屈折率一様な通常のプ
ラスチツクレンズの欠点を大幅に改善し得る屈折
率分布を有した合成樹脂物品を高精度で製造する
ことのできる方法を提供することである。
ラスチツクレンズの欠点を大幅に改善し得る屈折
率分布を有した合成樹脂物品を高精度で製造する
ことのできる方法を提供することである。
上記の目的を達成する本発明方法は、
(a) 重合体になつた時の屈折率及び単量体反応性
比が異なる、少くとも2種の単量体を含む単量
体混合物を容器中に保持する工程、および、 (b) その容器中の単量体混合物の各部分に加わる
エネルギーが重力及び慣性力に依るもの以外は
実質的に均一である様な条件に静置する等によ
り重合反応を進行させて、析出する重合体を重
力および/または慣性力を用いて沈降させ、単
量体混合物の全体をゲル状態とする工程、およ
び、 (c) ゲル状態となつた単量体混合物を最終的に加
熱して重合を完結させる工程 を含む屈折率分布を有する合成樹脂物品の製造方
法を要旨としている。
比が異なる、少くとも2種の単量体を含む単量
体混合物を容器中に保持する工程、および、 (b) その容器中の単量体混合物の各部分に加わる
エネルギーが重力及び慣性力に依るもの以外は
実質的に均一である様な条件に静置する等によ
り重合反応を進行させて、析出する重合体を重
力および/または慣性力を用いて沈降させ、単
量体混合物の全体をゲル状態とする工程、およ
び、 (c) ゲル状態となつた単量体混合物を最終的に加
熱して重合を完結させる工程 を含む屈折率分布を有する合成樹脂物品の製造方
法を要旨としている。
また、本発明方法によれば、当初の析出重合体
層は容器壁面上に形成され、後はこの重合体層上
に順次屈折率の異なる重合体層が析出積層してい
くので、上記容器壁を充分に平滑な面にしておけ
ばこの容器壁面に沿つた局部歪みのない均一な等
屈折率分布面を得ることができ、このように容器
壁面を高度の平滑面とすることは前述した二段階
共重合法のようにゲル体表面を平滑化する場合に
比べて極めて容易である。
層は容器壁面上に形成され、後はこの重合体層上
に順次屈折率の異なる重合体層が析出積層してい
くので、上記容器壁を充分に平滑な面にしておけ
ばこの容器壁面に沿つた局部歪みのない均一な等
屈折率分布面を得ることができ、このように容器
壁面を高度の平滑面とすることは前述した二段階
共重合法のようにゲル体表面を平滑化する場合に
比べて極めて容易である。
本発明に使用される単量体混合物に含まれる単
量体は複数であれば何種類でも良いが、その中で
少くとも2種類は次の様な条件を満たしていなく
てはならない。
量体は複数であれば何種類でも良いが、その中で
少くとも2種類は次の様な条件を満たしていなく
てはならない。
(1) 単量体反応性比が異なる。
(2) それぞれの単量体から得られるホモポリマー
の屈折率が異なる。
の屈折率が異なる。
以下、本発明に関して詳細に説明する。本発明
は基本的には重合体になつた時の屈折率及び単量
体反応性比が異なる2種以上の単量体の重合反応
に於ける知見を基礎に完成されたものである。す
なわち、下記条件を満足するようなX種類(Xは
すくなくとも2)の単量体M1,M2,M3……Mx
の混合物を重合する。一般に多元共重合反応では
次のようになる。生長反応Mi※+Mj→Mj※の
速度定数をKijとすれば反応性比Rijは Rij=Kii/Kij と定義され、X元共重合にはX(X−1)個の反
応性比がある。
は基本的には重合体になつた時の屈折率及び単量
体反応性比が異なる2種以上の単量体の重合反応
に於ける知見を基礎に完成されたものである。す
なわち、下記条件を満足するようなX種類(Xは
すくなくとも2)の単量体M1,M2,M3……Mx
の混合物を重合する。一般に多元共重合反応では
次のようになる。生長反応Mi※+Mj→Mj※の
速度定数をKijとすれば反応性比Rijは Rij=Kii/Kij と定義され、X元共重合にはX(X−1)個の反
応性比がある。
本発明の単量体の組合せが満足すべき条件を示
す。いま、二つの整数i、jは1≦iおよびj≦
X、i<jなる関係があるとき (1) 反応性比に関して (Rij(Mi/Mj)n+1 /{(Mi/Mj)n+Rji}>1.1 ここで(Mi/Mj)nは単量体Miと単量体Mj
の混合モル比である。
す。いま、二つの整数i、jは1≦iおよびj≦
X、i<jなる関係があるとき (1) 反応性比に関して (Rij(Mi/Mj)n+1 /{(Mi/Mj)n+Rji}>1.1 ここで(Mi/Mj)nは単量体Miと単量体Mj
の混合モル比である。
(2) 屈折率に関して
(2a)Ni(Miホモポリマーの屈折率)<Nj(Mjホ
モポリマーの屈折率)又は、 (2b)Ni(………)>Nj(………) である必要がある。
モポリマーの屈折率)又は、 (2b)Ni(………)>Nj(………) である必要がある。
X=3の場合について具体的に説明する。三元
共重合では次の9種類の生長反応が競合しておこ
る。
共重合では次の9種類の生長反応が競合しておこ
る。
M1※+M1→M1※(速度定数K11)
M1※+M2→M2※( 〃 K12)
M1※+M3→M3※( 〃 K13)
M2※+M1→M1※(速度定数K21)
M2※+M2→M2※( 〃 K22)
M2※+M3→M3※( 〃 K23)
M3※+M1→M1※( 〃 K31)
M3※+M2→M2※( 〃 K32)
M3※+M3→M3※( 〃 K33)
単量体反応性比は(3)式によつて定義される。
R12=K11/K12
R21=K22/K21
R13=K11/K13
R31=K33/K31
R23=K22/K23
R32=K33/K32 (3)
本発明の単量体M1,M2,M3の組合せが満た
すべき条件は (1) 反応性比に関して (R12(M1/M2)n+1)/{(M1/M2)n+R21}>1.1(
4) (R13(M1/M3)n+1)/{(M1/M3)n+R31}>1.1(
5) (R23(M2/M3)n+1)/{(M2/M3)n+R32}>1.1(
6) ここで(Mi/Mj)nは単量体Miと単量体Mjの
混合モル比である。
すべき条件は (1) 反応性比に関して (R12(M1/M2)n+1)/{(M1/M2)n+R21}>1.1(
4) (R13(M1/M3)n+1)/{(M1/M3)n+R31}>1.1(
5) (R23(M2/M3)n+1)/{(M2/M3)n+R32}>1.1(
6) ここで(Mi/Mj)nは単量体Miと単量体Mjの
混合モル比である。
(2) 屈折率に関して
(2a)n1(M1ホモポリマーの屈折率)<n2(M2ホ
モポリマーの屈折率)<n3(M3ホモポリマー
の屈折率)又は、 (2b)n1>n2>n3 となる。ここで|n3−n2|および|n2−n1|はと
もにすくなくとも0.005であることが好ましい。
モポリマーの屈折率)<n3(M3ホモポリマー
の屈折率)又は、 (2b)n1>n2>n3 となる。ここで|n3−n2|および|n2−n1|はと
もにすくなくとも0.005であることが好ましい。
条件(1)は三元共重合の進行とともに最初単量体
M1が急速に重合し、次いで単量体M2が重合し、
単量体M3が最も遅れて重合することを示してい
る。言い換えれば重合初期に生成する共重合体は
単量体M1を多量に含んでいるが、重合の進行に
つれてM1の含有量は急速に低下し、かわつて単
量体M2の含有量が増加する。更に重合が進行す
ればM2の含有量も低下し、単量体M3の含有量が
増加することとなる。ここで条件(2a)が満足
されておれば、重合の進行とともに生成する共重
合体の屈折率が増すが、単量体の種類、単量体の
仕込比を調節することにより、共重合体の屈折率
を重合転化率とともに広い転化率の範囲にわたつ
てなだらかに増加させることができる。条件
(2b)が満足されていれば共重合体の屈折率は重
合転化率とともに低下する。
M1が急速に重合し、次いで単量体M2が重合し、
単量体M3が最も遅れて重合することを示してい
る。言い換えれば重合初期に生成する共重合体は
単量体M1を多量に含んでいるが、重合の進行に
つれてM1の含有量は急速に低下し、かわつて単
量体M2の含有量が増加する。更に重合が進行す
ればM2の含有量も低下し、単量体M3の含有量が
増加することとなる。ここで条件(2a)が満足
されておれば、重合の進行とともに生成する共重
合体の屈折率が増すが、単量体の種類、単量体の
仕込比を調節することにより、共重合体の屈折率
を重合転化率とともに広い転化率の範囲にわたつ
てなだらかに増加させることができる。条件
(2b)が満足されていれば共重合体の屈折率は重
合転化率とともに低下する。
2種類の単量体M1,M2を組合せの場合には反
応性に関して(4)式が成立すればよい(ただしこの
場合γ12、γ21はそれぞれγ1、γ2と表わすのが普通
である)。
応性に関して(4)式が成立すればよい(ただしこの
場合γ12、γ21はそれぞれγ1、γ2と表わすのが普通
である)。
本発明においては、生成した共重合体と残存単
量体との親和性が乏しいような単量体系を選ぶの
が望ましい。重合反応は系内の全域にわたつて等
しい速度で進行するから、重合熱の発生は系内の
あらゆる場所で等しく、温度の不均一を生ずるこ
とはなく、したがつて対流は起り得ない。
量体との親和性が乏しいような単量体系を選ぶの
が望ましい。重合反応は系内の全域にわたつて等
しい速度で進行するから、重合熱の発生は系内の
あらゆる場所で等しく、温度の不均一を生ずるこ
とはなく、したがつて対流は起り得ない。
析出共重合体が対流によつて移動させられるこ
とはない。析出共重合体は重力および/または慣
性力の作用によつて沈降するので重合反応の進行
とともに重合体層(単量体が含まれている)が形
成され、組成分布、ひいては屈折率分布が形成さ
れる。屈折率に関して(2a)の条件が満足され
る単量体系では最初に析出沈降した部分の屈折率
が低く、最後に析出した部分が高くなる。
とはない。析出共重合体は重力および/または慣
性力の作用によつて沈降するので重合反応の進行
とともに重合体層(単量体が含まれている)が形
成され、組成分布、ひいては屈折率分布が形成さ
れる。屈折率に関して(2a)の条件が満足され
る単量体系では最初に析出沈降した部分の屈折率
が低く、最後に析出した部分が高くなる。
条件(2b)の場合にはこの逆となる。
本発明に使用することができる単量体として
は、透明な重合体を形成する単量体であることが
好ましいが、単一重合体が例えば高度の結晶性の
為に不透明になり易くても、共重合した場合に透
明になる様であれば、用いることができる。この
様な単量体としては、ビニル基、アクリル基、メ
タクリル基、アリル基などの重合性二重結合を1
種又は2種以上有した化合物が好適であり、例を
挙げれば、塩化ビニル、酢酸ビニル、スチレン、
フエニル酢酸ビニル、安息香酸ビニル、弗化ビニ
ル、ビニルナフタレン、弗化ビニリデン、塩化ビ
ニリデン、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸2,2,2−トリフロロエチル、
アクリル酸ベンジル、アクリル酸フエニル、アク
リル酸ナフチル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、アクリロニトリル、メタクリル酸
2,2,2−トリフロロエチル、メタクリル酸フ
エニル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸ナ
フチル、メタクリル酸1,1,3−トリヒドロパ
ーフロロプロピル、安息香酸アリル、フエニルア
リルエーテル、メタクリロニトリル、α−メチル
スチレン、パラクロロスチレン、ブタジエン、
1,5−ヘキサジエン、アクリル酸ビニル、メタ
クリル酸ビニル、フタル酸ジビニル、イソフタル
酸ジビニル、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタ
レン、エチレングリコールジビニルエーテル、α
−ナフトエ酸ビニル、β−ナフトエ酸ビニル、フ
タル酸ジアリル、イソフタル酸ジアリル、アクリ
ル酸アリル、メタクリル酸アリル、メタクリル酸
β−メタリル、無水メタクリル酸、ジエチレング
リコールビスアリルエーテル、ジエチレングリコ
ールビスアリルカーボネート、テトラエチレング
リコールジメタクリレート、ビスフエノールAジ
メタクリレート、トリメリト酸トリアリル、リン
酸トリアリル、亜リン酸トリアリル、ジフエニル
ジアリルシラン、ジフエニルジビニルシランなど
である。
は、透明な重合体を形成する単量体であることが
好ましいが、単一重合体が例えば高度の結晶性の
為に不透明になり易くても、共重合した場合に透
明になる様であれば、用いることができる。この
様な単量体としては、ビニル基、アクリル基、メ
タクリル基、アリル基などの重合性二重結合を1
種又は2種以上有した化合物が好適であり、例を
挙げれば、塩化ビニル、酢酸ビニル、スチレン、
フエニル酢酸ビニル、安息香酸ビニル、弗化ビニ
ル、ビニルナフタレン、弗化ビニリデン、塩化ビ
ニリデン、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸2,2,2−トリフロロエチル、
アクリル酸ベンジル、アクリル酸フエニル、アク
リル酸ナフチル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、アクリロニトリル、メタクリル酸
2,2,2−トリフロロエチル、メタクリル酸フ
エニル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸ナ
フチル、メタクリル酸1,1,3−トリヒドロパ
ーフロロプロピル、安息香酸アリル、フエニルア
リルエーテル、メタクリロニトリル、α−メチル
スチレン、パラクロロスチレン、ブタジエン、
1,5−ヘキサジエン、アクリル酸ビニル、メタ
クリル酸ビニル、フタル酸ジビニル、イソフタル
酸ジビニル、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタ
レン、エチレングリコールジビニルエーテル、α
−ナフトエ酸ビニル、β−ナフトエ酸ビニル、フ
タル酸ジアリル、イソフタル酸ジアリル、アクリ
ル酸アリル、メタクリル酸アリル、メタクリル酸
β−メタリル、無水メタクリル酸、ジエチレング
リコールビスアリルエーテル、ジエチレングリコ
ールビスアリルカーボネート、テトラエチレング
リコールジメタクリレート、ビスフエノールAジ
メタクリレート、トリメリト酸トリアリル、リン
酸トリアリル、亜リン酸トリアリル、ジフエニル
ジアリルシラン、ジフエニルジビニルシランなど
である。
この様な単量体の中から反応性比ならびに屈折
率の条件を満たす単量体を選び、その混合物に、
過酸化物やアゾ化合物などの熱ラジカル開始剤を
加えても良い。たとえば過酸化ベンゾイル、アゾ
ビスt−ブタン、アゾビスイソブチロニトリルな
どである。
率の条件を満たす単量体を選び、その混合物に、
過酸化物やアゾ化合物などの熱ラジカル開始剤を
加えても良い。たとえば過酸化ベンゾイル、アゾ
ビスt−ブタン、アゾビスイソブチロニトリルな
どである。
単量体混合物は成形型に入れられ、所定の形状
に保持される。例えば第1図に示すように金属、
ガラス等からなるレンズ成形型2内に液状の単量
体混合物1を充填し、そのレンズ中心軸3を垂直
にして静置する。第2図は平板状のレンズ素材を
成形する例を示す。単量体混合物を充填した成形
型は、その各部分に加わるエネルギーが重力及び
慣性力を除いて実質的に均一である様な条件下に
静置される。すなわち、一方向から光が照射され
たり、近傍に発熱体のない様な条件である。熱を
加える場合には周囲から均一に加わる様にし、昇
温速度も、容器の中心部と周辺部の熱媒に接触し
ている部分で温度勾配を生じない様な緩やかなも
のでなくてはならない。この様な条件下では、容
器内部の各部分に於いて重合反応が実質的に均一
に進行することになり、或る時点をとつてみれば
この容器内のどこを見ても同一組成の共重合体が
形成中であることになる。
に保持される。例えば第1図に示すように金属、
ガラス等からなるレンズ成形型2内に液状の単量
体混合物1を充填し、そのレンズ中心軸3を垂直
にして静置する。第2図は平板状のレンズ素材を
成形する例を示す。単量体混合物を充填した成形
型は、その各部分に加わるエネルギーが重力及び
慣性力を除いて実質的に均一である様な条件下に
静置される。すなわち、一方向から光が照射され
たり、近傍に発熱体のない様な条件である。熱を
加える場合には周囲から均一に加わる様にし、昇
温速度も、容器の中心部と周辺部の熱媒に接触し
ている部分で温度勾配を生じない様な緩やかなも
のでなくてはならない。この様な条件下では、容
器内部の各部分に於いて重合反応が実質的に均一
に進行することになり、或る時点をとつてみれば
この容器内のどこを見ても同一組成の共重合体が
形成中であることになる。
この様な条件に置かれた重合系に於いては、実
質的に方向性のある力としては重力のみが働いて
おり、系内で形成された重合体は重力に依つて下
の方へと沈み、底に析出して行く。この際、遠心
分離機などにかけると、勿論慣性力の働く方向に
析出する。従つて、遠心分離機内での重合系の方
向を変えると一方向のみでなく、容器内の各部分
で分布の方向が異なる物品を作ることもできる。
質的に方向性のある力としては重力のみが働いて
おり、系内で形成された重合体は重力に依つて下
の方へと沈み、底に析出して行く。この際、遠心
分離機などにかけると、勿論慣性力の働く方向に
析出する。従つて、遠心分離機内での重合系の方
向を変えると一方向のみでなく、容器内の各部分
で分布の方向が異なる物品を作ることもできる。
重合系内に於ける単量体混合物中での重合体の
析出が完了した後、重合を完結させるために加熱
する。重合体の析出は単に単量体のみでなく単量
体を含んだ形で起こるからである。
析出が完了した後、重合を完結させるために加熱
する。重合体の析出は単に単量体のみでなく単量
体を含んだ形で起こるからである。
以上、屈折率分布を有する合成樹脂物品の製造
方法に就いて詳しく説明したが、以下に実施例を
用いて具体的に本発明を解読する。尚、本発明は
以下の実施例のみに限定されるものではない。
方法に就いて詳しく説明したが、以下に実施例を
用いて具体的に本発明を解読する。尚、本発明は
以下の実施例のみに限定されるものではない。
実施例中、屈折率分布の測定は干渉顕微鏡を用
いて行なつた。
いて行なつた。
実施例 1
エチレングリコールジメタクリレート
(EDMA)と2,2,2−トリフロロエチルメタ
クリレート(3FMA)を等量混合し、それに過酸
化ベンゾイル2%を添加した。これを直方体のガ
ラスセル内に注入して光が入らない様にアルミホ
イールで包み20℃で31日間放置した。次に40℃で
3日置き、65℃で1日経過させたあと、セルより
とり出した。その結果、底面より5mmの厚さにわ
たつて屈折率差0.01が形成された。
(EDMA)と2,2,2−トリフロロエチルメタ
クリレート(3FMA)を等量混合し、それに過酸
化ベンゾイル2%を添加した。これを直方体のガ
ラスセル内に注入して光が入らない様にアルミホ
イールで包み20℃で31日間放置した。次に40℃で
3日置き、65℃で1日経過させたあと、セルより
とり出した。その結果、底面より5mmの厚さにわ
たつて屈折率差0.01が形成された。
実施例 2
メタクリル酸メチル(MMA)、アクリル酸ベ
ンジル(BZA)、及びフエニル酢酸ビニル
(VPAC)を3:1:1の比率で混合し、過酸化
ベンゾイルを0.8%添加した。これをガラスセル
に入れてアルミホイルで包み、20℃で64日間放置
した。その後、40℃×3日−65℃×1日−25℃×
12日−65℃×2日の熱処理を行なつた。
ンジル(BZA)、及びフエニル酢酸ビニル
(VPAC)を3:1:1の比率で混合し、過酸化
ベンゾイルを0.8%添加した。これをガラスセル
に入れてアルミホイルで包み、20℃で64日間放置
した。その後、40℃×3日−65℃×1日−25℃×
12日−65℃×2日の熱処理を行なつた。
その結果第3図に示した様な屈折率分布が得ら
れた。
れた。
実施例 3
ジエチレングリコールビス(アリルカーボネー
ト)(CR−39)とメタクリル酸2,2,2−トリ
フロロエチルを1:2の比率で混合し、過酸化ベ
ンゾイルを0.5%添加した。これをガラスセル中
に入れてアルミホイルで包み、室内に31日間放置
した。その後、40℃×3日−65℃×1日の熱処理
を行なつた。
ト)(CR−39)とメタクリル酸2,2,2−トリ
フロロエチルを1:2の比率で混合し、過酸化ベ
ンゾイルを0.5%添加した。これをガラスセル中
に入れてアルミホイルで包み、室内に31日間放置
した。その後、40℃×3日−65℃×1日の熱処理
を行なつた。
その結果第4図に示した様な屈折率分布が形成
されていた。
されていた。
第1図は本発明でレンズ成形型内に単量体混合
物を充填した状態を示す断面図、第2図は他の成
形型を使用した例を示す断面図、第3図および第
4図は本発明の実施例2および3において成形さ
れた重合体の屈折率分布を示すグラフであり、た
て軸は屈折率差△nをあらわす。 1……単量体混合物、2……成形型、3……レ
ンズ中心軸。
物を充填した状態を示す断面図、第2図は他の成
形型を使用した例を示す断面図、第3図および第
4図は本発明の実施例2および3において成形さ
れた重合体の屈折率分布を示すグラフであり、た
て軸は屈折率差△nをあらわす。 1……単量体混合物、2……成形型、3……レ
ンズ中心軸。
Claims (1)
- 1 重合体になつた時の屈折率及び単量体反応性
比が異なる少くとも2種の単量体を含む単量体混
合物を容器中に保持する工程、および、前記混合
物中で重合反応を進行させて析出する重合体を重
力および/または慣性力を用いて沈降させ、前記
容器の底壁上に順次積層し、前記混合物全体をゲ
ル状態とする工程、および、ゲル状態となつた単
量体混合物を最終的に加熱して重合を完結させる
工程、を含む屈折率を有する合成樹脂物品の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP647884A JPS60149414A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 屈折率分布を有する合成樹脂物品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP647884A JPS60149414A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 屈折率分布を有する合成樹脂物品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60149414A JPS60149414A (ja) | 1985-08-06 |
| JPH0374166B2 true JPH0374166B2 (ja) | 1991-11-26 |
Family
ID=11639579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP647884A Granted JPS60149414A (ja) | 1984-01-18 | 1984-01-18 | 屈折率分布を有する合成樹脂物品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60149414A (ja) |
-
1984
- 1984-01-18 JP JP647884A patent/JPS60149414A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60149414A (ja) | 1985-08-06 |
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