JPH038034B2 - - Google Patents
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- JPH038034B2 JPH038034B2 JP5336083A JP5336083A JPH038034B2 JP H038034 B2 JPH038034 B2 JP H038034B2 JP 5336083 A JP5336083 A JP 5336083A JP 5336083 A JP5336083 A JP 5336083A JP H038034 B2 JPH038034 B2 JP H038034B2
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/008—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
本発明は磁気テープ装置に係り、例えば、電子
計算機システムにおける12.7mmの磁気テープを情
報媒体として情報交換を行う磁気テープ装置の記
録および再生に係わる方式に関するものである。 〔従来技術〕 従来の磁気テープ装置内に実装されている磁気
テープ上への情報書込み(以下、書込みと略称す
る)方式の一例を第1図に示し説明する。 電子計算機より磁気テープへの書込み情報は、
一般的には磁気テープ制御装置を経由して、磁気
テープ装置に、例えばフオワード、バツクワー
ド、巻戻しなどの制御系命令、読取りおよび書込
命令に伴い与えられる。そして、さらにそれらの
命令と磁気テープ上での表現情報は、磁気テープ
装置の中で適当に処理され、最終的には磁気テー
プ上へデイジタル記録として書込まれる。 さて、第1図において、1はバスアウトを示
し、このバスアウト1は磁気テープ上へ書込む情
報を意味し、一般的には8情報ビツトおよび1パ
リテイビツトから構成され、9トラツク分の情報
に対応する。 そして、書込命令信号線2は磁気テープ上へ情
報を書込むための命令を磁気テープ装置に対して
与える信号線であり、また、書込禁止信号線3は
磁気テープ装置のテープ走行状態がスタートから
一定速度に到着するまでは磁気テープ上への情報
書込みを禁止するための信号線であり、記録の変
調方式、例えば郡符号化方式(GCR)、位相変調
方式(PE)などを指定するためにはモード指定
信号線4によつて行なわれる。 このように構成された装置において、上記書込
命令と書込禁止およびモード指定の各信号線2〜
4からの信号により、書込制御回路5は、磁気テ
ープ上へ書込形式(データブロツク形式)を書込
制御信号線6を通じて、書込ヘツド駆動回路7へ
与え、正確なIBG(インタブロツクギヤツプ:デ
ータブロツク間の磁気的空白区間)を生成する。 一方、書込み情報は上記バスアウト1を介して
書込ヘツド駆動回路7に入力され、9トラツクか
ら構成される書込ヘツド8へそれぞれ独立した情
報として与えられ、これによりテープ上に9トラ
ツク分の情報が記録される。そして、この書込ヘ
ツド8のトラツク番号1およびトラツク番号9は
磁気テープ上に記録されるトラツク番号であり、
12.7mm幅の磁気テープ上ではJISC6282「位相変調
方式による情報交換用磁気テープの情報記録様
式」などに規定されているトラツク番号に対応し
ている。 第2図は従来の読取系の構成の一例を示す説明
図で、テープ上の記録は、9トラツク(トラツク
番号1〜9)から構成される読取ヘツド(磁気再
生ヘツド)9から再生信号として読取られる。 そして、この読取ヘツド9からの信号は一般的
に微弱なので、読取ヘツド9にできるだけ近くに
実装された前段増幅器(プリアンプ)10で信号
増幅され、その出力は主増幅器11へ送られ、こ
の主増幅器11の出力は波形整形器12、微分器
13、零交叉検出器14を経由した後、データ生
成器15に入力し、このデータ生成器15によ
り、矩形波状のデイジタル情報としてバスイン1
6を介してテープ制御装置へ送られ、最終的には
電子計算機へデータが送られる。なお、BUS IN
はバスイン(1〜9トラツクデータ)を示す。 しかしながら、9トラツク磁気テープの情報転
送速度は実用化されている磁気テープ装置におい
ては、最高級装置でも、記録密度は356列/mm
(9042列/インチ)で、テープ走行速度は
5.08m/秒であり、この記録転送速度は1808キロ
列/秒である。この情報転送速度は電子計算機シ
ステムの高速情報処理化に対しては不足気味にな
りつつある。 そして、磁気テープ装置としては、このような
問題を解決するために記録の高密度化、多トラツ
ク化、テープの高速走行化などが考えられてい
る。また、磁気テープはその物理的性質、機械的
強さからみて、テープ走行速度は実用機として
5.08〜6.35m/秒が限界であろうと今のところ考
えられている。 そこで、高密度化と多トラツク化がこのような
問題を解決する案として提案される。そして、高
速化は別に考察するとし、ここでは多トラツク化
について述べると、多トラツク化した場合は従来
の9トラツクの情報の取扱いが問題となる。 そして、少なくとも、従来の9トラツク情報も
読取りができる磁気テープ装置で、多トラツク化
した磁気テープ装置であることが望ましい。 〔発明の目的および構成〕 本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すると共にかかる欠点を除去し、かつ上記要請
を満足すべくなされたもので、その目的は従来よ
り使用されている12.7mm幅の磁気テープに対し
て、18トラツクから構成されるトラツク配置を行
い、その書込み、読取りにより、記録方式が従来
技術であつても9トラツクの2倍のデータ転送速
度をもち、かつ従来の9トラツク記録磁気テープ
の記録読取りも可能とした磁気テープ装置を提供
することにある。 このような目的を達成するため、本発明は12.7
mm幅の磁気テープに対して18トラツクから構成さ
れるトラツク配置を行い、9トラツク情報よりな
る入力情報に対しては18トラツクに分配して書込
み(記録し)、磁気テープ上の18トラツク記録は、
それを読取り、9トラツクとして編集した後に出
力し、従来の9トラツク記録による記録済磁気テ
ープに対しても読取りの後、9トラツク情報とし
て出力し、18トラツク記録の識別標識信号を磁気
テープ上に書込み、および読取ることにより、18
トラツクと9トラツクの識別ができるようにした
ものである。 〔実施例〕 以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説
明する。 まず、実施例を説明する前に、本発明の理解を
容易にするため、本発明による磁気テープ装置に
用いる磁気テープ上のトラツク形式を従来の9ト
ラツク形式と比較して説明すると、第3図aは従
来のトラツク形式(JISC6282より抜粋)を示し
たものであり、第3図bは本発明に用いる18トラ
ツクを示したものである。 この第3図において、17a,17bはテープ
基準縁で、このテープ基準縁17a,17bとは
テープの基板面(磁性面の裏側)にテープ始端反
射マーカ(BOTマーカ)が貼付けられているテ
ープ側端を示している。そして、aに示す従来技
術の9トラツク(トラツク番号1〜9)、bに示
す本発明の18トラツク(トラツク番号1〜18)
の各中心線の寸法表示はいずれもテープそれぞれ
基準縁17a,17bよりの距離で規定されてい
るから、その誤差については明示していない。こ
の寸法表示を第1表に示す。
計算機システムにおける12.7mmの磁気テープを情
報媒体として情報交換を行う磁気テープ装置の記
録および再生に係わる方式に関するものである。 〔従来技術〕 従来の磁気テープ装置内に実装されている磁気
テープ上への情報書込み(以下、書込みと略称す
る)方式の一例を第1図に示し説明する。 電子計算機より磁気テープへの書込み情報は、
一般的には磁気テープ制御装置を経由して、磁気
テープ装置に、例えばフオワード、バツクワー
ド、巻戻しなどの制御系命令、読取りおよび書込
命令に伴い与えられる。そして、さらにそれらの
命令と磁気テープ上での表現情報は、磁気テープ
装置の中で適当に処理され、最終的には磁気テー
プ上へデイジタル記録として書込まれる。 さて、第1図において、1はバスアウトを示
し、このバスアウト1は磁気テープ上へ書込む情
報を意味し、一般的には8情報ビツトおよび1パ
リテイビツトから構成され、9トラツク分の情報
に対応する。 そして、書込命令信号線2は磁気テープ上へ情
報を書込むための命令を磁気テープ装置に対して
与える信号線であり、また、書込禁止信号線3は
磁気テープ装置のテープ走行状態がスタートから
一定速度に到着するまでは磁気テープ上への情報
書込みを禁止するための信号線であり、記録の変
調方式、例えば郡符号化方式(GCR)、位相変調
方式(PE)などを指定するためにはモード指定
信号線4によつて行なわれる。 このように構成された装置において、上記書込
命令と書込禁止およびモード指定の各信号線2〜
4からの信号により、書込制御回路5は、磁気テ
ープ上へ書込形式(データブロツク形式)を書込
制御信号線6を通じて、書込ヘツド駆動回路7へ
与え、正確なIBG(インタブロツクギヤツプ:デ
ータブロツク間の磁気的空白区間)を生成する。 一方、書込み情報は上記バスアウト1を介して
書込ヘツド駆動回路7に入力され、9トラツクか
ら構成される書込ヘツド8へそれぞれ独立した情
報として与えられ、これによりテープ上に9トラ
ツク分の情報が記録される。そして、この書込ヘ
ツド8のトラツク番号1およびトラツク番号9は
磁気テープ上に記録されるトラツク番号であり、
12.7mm幅の磁気テープ上ではJISC6282「位相変調
方式による情報交換用磁気テープの情報記録様
式」などに規定されているトラツク番号に対応し
ている。 第2図は従来の読取系の構成の一例を示す説明
図で、テープ上の記録は、9トラツク(トラツク
番号1〜9)から構成される読取ヘツド(磁気再
生ヘツド)9から再生信号として読取られる。 そして、この読取ヘツド9からの信号は一般的
に微弱なので、読取ヘツド9にできるだけ近くに
実装された前段増幅器(プリアンプ)10で信号
増幅され、その出力は主増幅器11へ送られ、こ
の主増幅器11の出力は波形整形器12、微分器
13、零交叉検出器14を経由した後、データ生
成器15に入力し、このデータ生成器15によ
り、矩形波状のデイジタル情報としてバスイン1
6を介してテープ制御装置へ送られ、最終的には
電子計算機へデータが送られる。なお、BUS IN
はバスイン(1〜9トラツクデータ)を示す。 しかしながら、9トラツク磁気テープの情報転
送速度は実用化されている磁気テープ装置におい
ては、最高級装置でも、記録密度は356列/mm
(9042列/インチ)で、テープ走行速度は
5.08m/秒であり、この記録転送速度は1808キロ
列/秒である。この情報転送速度は電子計算機シ
ステムの高速情報処理化に対しては不足気味にな
りつつある。 そして、磁気テープ装置としては、このような
問題を解決するために記録の高密度化、多トラツ
ク化、テープの高速走行化などが考えられてい
る。また、磁気テープはその物理的性質、機械的
強さからみて、テープ走行速度は実用機として
5.08〜6.35m/秒が限界であろうと今のところ考
えられている。 そこで、高密度化と多トラツク化がこのような
問題を解決する案として提案される。そして、高
速化は別に考察するとし、ここでは多トラツク化
について述べると、多トラツク化した場合は従来
の9トラツクの情報の取扱いが問題となる。 そして、少なくとも、従来の9トラツク情報も
読取りができる磁気テープ装置で、多トラツク化
した磁気テープ装置であることが望ましい。 〔発明の目的および構成〕 本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解
決すると共にかかる欠点を除去し、かつ上記要請
を満足すべくなされたもので、その目的は従来よ
り使用されている12.7mm幅の磁気テープに対し
て、18トラツクから構成されるトラツク配置を行
い、その書込み、読取りにより、記録方式が従来
技術であつても9トラツクの2倍のデータ転送速
度をもち、かつ従来の9トラツク記録磁気テープ
の記録読取りも可能とした磁気テープ装置を提供
することにある。 このような目的を達成するため、本発明は12.7
mm幅の磁気テープに対して18トラツクから構成さ
れるトラツク配置を行い、9トラツク情報よりな
る入力情報に対しては18トラツクに分配して書込
み(記録し)、磁気テープ上の18トラツク記録は、
それを読取り、9トラツクとして編集した後に出
力し、従来の9トラツク記録による記録済磁気テ
ープに対しても読取りの後、9トラツク情報とし
て出力し、18トラツク記録の識別標識信号を磁気
テープ上に書込み、および読取ることにより、18
トラツクと9トラツクの識別ができるようにした
ものである。 〔実施例〕 以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説
明する。 まず、実施例を説明する前に、本発明の理解を
容易にするため、本発明による磁気テープ装置に
用いる磁気テープ上のトラツク形式を従来の9ト
ラツク形式と比較して説明すると、第3図aは従
来のトラツク形式(JISC6282より抜粋)を示し
たものであり、第3図bは本発明に用いる18トラ
ツクを示したものである。 この第3図において、17a,17bはテープ
基準縁で、このテープ基準縁17a,17bとは
テープの基板面(磁性面の裏側)にテープ始端反
射マーカ(BOTマーカ)が貼付けられているテ
ープ側端を示している。そして、aに示す従来技
術の9トラツク(トラツク番号1〜9)、bに示
す本発明の18トラツク(トラツク番号1〜18)
の各中心線の寸法表示はいずれもテープそれぞれ
基準縁17a,17bよりの距離で規定されてい
るから、その誤差については明示していない。こ
の寸法表示を第1表に示す。
【表】
【表】
第3図において、1,2,3,…9および1,
2,3…18はそれぞれトラツク番号で、このトラ
ツク番号の付記方法は第3図aに示す従来技術の
1,2,…9で示す9トラツクも、第3図bに示
す本発明の1,2,…18の18トラツクもそれぞれ
テープ基準縁17a,17bからの順番号として
いる。 ここで、基本的な考え方としては、第3図aに
示す9トラツク記録のトラツク番号1に対しては
第3図bに示す18トラツク記録のトラツク番号1
とトラツク番号2を対応させ、また、第3図aに
示す9トラツク記録のトラツク番号2に対しては
第3図bに示す18トラツク記録のトラツク番号3
とトラツク番号4を対応させるトラツク形式とし
ている。以下の第2表に18トラツクと9トラツク
のトラツク対応を示す。
2,3…18はそれぞれトラツク番号で、このトラ
ツク番号の付記方法は第3図aに示す従来技術の
1,2,…9で示す9トラツクも、第3図bに示
す本発明の1,2,…18の18トラツクもそれぞれ
テープ基準縁17a,17bからの順番号として
いる。 ここで、基本的な考え方としては、第3図aに
示す9トラツク記録のトラツク番号1に対しては
第3図bに示す18トラツク記録のトラツク番号1
とトラツク番号2を対応させ、また、第3図aに
示す9トラツク記録のトラツク番号2に対しては
第3図bに示す18トラツク記録のトラツク番号3
とトラツク番号4を対応させるトラツク形式とし
ている。以下の第2表に18トラツクと9トラツク
のトラツク対応を示す。
【表】
【表】
この第2表に示すトラツク対応の意味はテープ
基準縁17a,17bからそれぞれ見た9トラツ
クと18トラツクの場合のトラツク配列位置関係を
示すものであり、9トラツク記録の1トラツクに
対しては、18トラツク記録が2トラツクで機能的
に対応するものではない。そして、18トラツクの
各トラツクは、9トラツクの各トラツクと同様に
全く独立してその機能を発揮する。 本発明による磁気テープ装置においては、18ト
ラツク記録の場合はその記録の磁気テープ上への
書込みと、磁気テープからの読取りはそれぞれ独
立的に行うが、既に記録済の9トラツク記録の読
取りに際しては前述の18トラツクのうち、トラツ
ク番号1,3,5,7,9,11,13,15,17(奇
数番号トラツク)の9トラツクで読取ることとす
る。 そして、勿論、9トラツク記録の読取りを18ト
ラツクのトラツク番号2,4,6,8,10,12,
14,16,18(偶数番号トラツク)で行つてもよい
が、トラツク番号18の位置はトラツク番号17の位
置より、テープ基準縁17bから離れているの
で、磁気テープ走行に関して、磁気テープ製造上
のテープ幅不足(ただし、許容公差内)やテープ
の縁損傷(テープをごく普通にカートンに入れて
水平に置くとトラツク番号18側、9トラツクの場
合はトラツク番号9側が下になる)の影響を受け
やすいので、本発明においては前述のようにし
た。 なお、この第3図において、18a,18bは
それぞれテープ上のデータを示し、また、aの
W1はトラツク幅(1.09mm以上)、bのW2はトラ
ツク幅(0.457mm)、W3はトラツク間間隔A(0.203
mm)、W4はトラツク間間隔B(0.280mm)を示す。
そして、矢印〓はテープ走行方向を示す。 第4図は本発明による磁気テープ装置における
18トラツクで記録されていることを示す識別標識
信号の位置とその区間を示す説明図である。この
第4図において第3図と同一符号のものは相当部
分を示し、L31は0mm以上、L32は43.2mm以上、
L35は12.7mm以上をそれぞれ示す。そして、L33は
5.994mm、L34は6.655mmで、これらはそれぞれテー
プの基準縁17bから識別標識信号Cおよび識別
標識信号Dの中心線までの寸法表示を示す。 このトラツク番号1,2,…18の18トラツクを
従来(第3図a参照)の9トラツク記録と識別す
るには図示のように、識別標識信号Cあるいは識
別標識信号Dによる。ここで、両信号C,Dとも
従来(第3図a参照)の9トラツク記録において
は、トラツク番号5に対応する。 そして、従来の磁気テープ装置を容易に18トラ
ツクに改造することができるように、識別信号の
テープ始端反射マーカ19に対する区間規定は
JISC6282−1980と同一に規定している。また、
識別標識信号C,Dともにトラツク幅は18トラツ
クの場合のトラツク9,10と同一の0.457mmであ
る。 第5図は本発明による磁気テープ装置における
書込系に係る部分を抽出して示した実施例のブロ
ツク図である。この第5図において第1図と同一
部分には同一符号を付して説明を省略する。 バスアウト1は電子計算機システムから図示し
ない磁気テープ制御装置を経由してテープ装置へ
転送される8ビツトおよび1パリテイビツトから
構成される9トラツクデータであり、第3図bに
おけるテープ基準縁17bからみると垂直方向へ
1列記録(GCR以外、PEおよび9トラツク
NRZIでは1バイトに相当する)毎に連続的に磁
気テープ装置へ入力されることを意味する。 そして、第1図と異なる点は18トラツク書込命
令信号線20が新設され、これにより書込制御回
路5はテープ上に18トラツクの記録を書込む信号
を18トラツク信号線21により出力し、記録分配
器(データ分配器)22へその指示を与えるよう
に構成し、また、トラツク番号1〜9の書込駆動
回路7Aへデータバス線23を介してトラツク番
号1〜9書込データを与えるように構成し、ま
た、トラツク番号10〜18の書込駆動回路7Bへデ
ータバス線24を介してトラツク番号10〜18書込
データを与えるように構成したことにある。 つぎにこの第5図に示す実施例の動作を説明す
る。 まず、記録分配器22はバスアウト1を経由し
て到来の9トラツクの記録を図示しないバツフア
メモリおよび分配回路により9トラツク記録の1
列目はトラツク番号1〜9へ分配し、2列目はト
ラツク番号10〜18へ、3列目はトラツク番号1〜
9へ、4列目はトラツク番号10〜18へそれぞれ分
配するような分配手順とする。 つぎに、記録分配器22よりのデータバス線2
3はトラツク番号1〜9の書込みデータをトラツ
ク番号1〜9の書込駆動回路7Aへ送り、データ
バス線24はトラツク番号10〜18の書込みデータ
をトラツク番号10〜18の書込駆動回路7Bへ送る。
ここで、この書込駆動回路7A,7Bは基本的には
同一の機能をもつ。 そして、書込駆動回路7A,7Bは、図示のよう
に、2個(合計18回路)用意され、それぞれ独立
したデータを各トラツク毎に磁気テープ上に記録
する。 一方、書込制御回路5からの書込制御信号線6
は、データ書込みのタイミングやGCR,PE,
NRZIなどの各記録モードに関する書込みのため
の制御信号をそれぞれ書込駆動回路7A,7Bへ送
り、正しい記録やデータブロツク様式が磁気テー
プ上に形成されるための信号線である。なお、こ
の書込制御信号線6は図面においては省略してあ
るが、図示のように単一信号線ではない。 このようにして、18トラツクデータは磁気テー
プ上に記録される。 第6図は本発明による磁気テープ装置における
読取系に係る部分を抽出して示した実施例のブロ
ツク図で、第2図と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略する。 9はトラツク番号1,2,3,…18の各トラツ
クをもつ読取ヘツドで、その出力端はそれぞれ図
示するように前段増幅器10a,10bの入力端
に接続されている。ここで、主増幅器11a,1
1b、波形整形器12a,12b、微分器13
a,13b、零交叉検出器14a,14bおよび
データ生成器15a,15bはそれぞれ第2図に
示す主増幅器11、波形整形器12、微分器1
3、零交叉検出器14およびデータ生成器15に
対応し、それぞれ同一機能を有している。 25は18トラツク読取りを命令する必要がある
場合に外部より入力される18トラツク読取命令信
号線、27はデータ生成器15aからの識別標識
信号Cの信号線26aを介した信号とデータ生成
器15bからの識別標識信号Dの信号線26bを
介した信号とを入力とし記録モードを検出する記
録モード検出器、28は記録モード検出器27の
出力および18トラツク読取命令信号線25からの
信号によつて制御される出力データ編集指示器、
30はデータ生成器15a,15bからの矩形波
状のデイジタル信号と出力データ編集指示器28
から出力信号線29を介して送られてくるデータ
信号を入力とし18トラツクデータを9トラツクデ
ータとして編集し、バスイン31に出力する出力
データ編集器である。 つぎにこの第6図に示す実施例の動作を記録分
配器と出力データ編集器に係る動作説明図である
第7図を参照して説明する。 第7図aは磁気テープへ書込む9トラツク情報
を18トラツク記録にするための記録分配の態様
(4列記録の例)を示し、9/18変換則の説明図
を示したものであり、第7図bは磁気テープから
読取つた18トラツク記録を9トラツク情報として
出力する際の変換、編集の態様(4列記録の例)
を示し、18/9変換則の説明図、第7図cは磁気
テープから18トラツクの奇数番号トラツク(1,
3,5…17)で読取つた9トラツク記録を9トラ
ツク情報として出力する際の変換、編集の態様
(2列記録の列)を示し、18/9変換則の説明図
を示したものである。 まず、磁気テープ上の18トラツク記録はトラツ
ク番号1〜18の18トラツクで構成される読取ヘツ
ド9により再生される。そして、この再生信号
(アナログ信号)は前記増幅器(プリアンプ)1
0a,10bへそれぞれ送られ、その出力はそれ
ぞれ主増幅器11a,11bに入力し、信号伝送
としてS/N比が十分に確保できるまでに増幅さ
れる。 この際、理解を容易にするため、トラツク番号
1,3,5,7,9,11,13,15,17の読取り信
号は第6図の上側に示すデータの流とし、トラツ
ク番号2,4,6,8,10,12,14,16,18の読
取り信号は第6図の下側に示すデータの流れとす
る。 まず、上側のトラツク番号1,3,5…17のデ
ータの流れについて説明すると、主増幅器11a
へは前段増幅器10aから必要な電圧レベルにな
つた信号が送られてくる。ここで、トラツク幅が
従来の9トラツクに比して1/2以下なので、前
段増幅器10aの信号増幅率はその分を十分に考
慮した増幅率とすることが必要である。 そして、この前段増幅器10aからの信号は主
増幅器11aでさらに、波形整形器(フイルター
の一種)12aに対して十分な電圧となつた信号
として増幅され、その出力は波形整形器12aへ
送られて波形整形され、その出力は微分器13a
を介して零交叉検出器14aへ送られる。さら
に、この零交叉検出器14aの出力信号はデータ
生成器15aへ送られ、そこでアナログ信号は矩
形波状のデイジタル信号として出力データ編集器
30に送られ、9トラツク情報としてバスイン3
1より出力される。 ここで、上記前段増幅器10aからデータ生成
器15aまでの信号処理方式は基本的には従来技
術で、一般によく知られているので、その詳細な
説明は省略する。 そして、記録モード検出器27は、18トラツク
の場合の識別標識信号C、すなわち、トラツク番
号9(第4図参照)の信号が識別標識信号Cのバ
ス信号線(識別標識信号)26aを介して送られ
てきた場合には、その磁気テープが18トラツク記
録されていることを検知し、出力データ編集指示
器28へその指示をする。この出力データ編集指
示器28はその読取り中の磁気テープが18トラツ
クの場合にはその出力信号線29を介して出力デ
ータ編集器30へ18トラツクデータを9トラツク
データに編集することを指示する信号を送る。 一方、トラツク番号2,4,6,8,10,12,
14,16,18の読取信号は下側に示した前段増幅器
10bから順次データとして送られ、、データ生
成器15bの出力は出力データ編集器30へ送ら
れる。そして、下側のデータ生成器15bからは
識別標識信号D、すなわち、トラツク番号10より
の18トラツク識別の信号が識別標識信号線(バス
信号線)26bを介して記録モード検出器27へ
送られ、前述のバス信号線26aを経由した場合
と同様に18トラツク記録であることが識別され
る。 さらに、外部より、特別な目的により、18トラ
ツク読取りを命令する必要がある場合には、18ト
ラツク読取命令信号線25を介して到来した信号
により、出力データ編集指示器28が作動し、そ
の指示で出力データ編集器30が動作する。 ここで、出力データ編集器30への18トラツク
記録である旨の信号は、識別標識信号Cあるいは
識別標識信号Dからの何れかの信号でもよく、両
方共使用する必要はなく、何れか一方に統一して
おけばよい。 つぎに、出力データ編集器30の機能である
が、これは次のようにして18トラツクデータを9
トラツクデータとして編集し、バスイン31に出
力する。 すなわち、まず、トラツク番号1,3,5,
7,9,11,13,15,17より送られてきた最初の
読取りデータ列を最初の出力データとして出力側
の一番先頭に配置し、2番目の出力データはトラ
ツク番号2,4,6,8,10,12,14,16,18よ
り送られてきたデータを配置する。そして、3番
目にはトラツク番号1,3,5,7,9,11,
13,15,17より送られてきた記録の2番目の記録
を出力データとして配置し、出力データの4番目
にはトラツク番号2,4,6,8,10,12,14,
16,18より送られてきた記録を出力データとして
配置する。 このような規則性により、18トラツクのデータ
は9トラツクデータとして、従来技術による図示
しない磁気テープ制御装置へバスイン31を介し
てデータ転送される。 上記説明の書込み、読取りの場合の9トラツク
情報とテープ上の18トラツク記録に対する変換規
則は第7図bに示し、また、9トラツク情報を18
トラツク記録する場合の規則性を第7図aに、さ
らに、18トラツクで9トラツク情報を読取り、9
トラツクデータとして出力する規則性を第7図c
にそれぞれ示した。 まず、第7図aは外部より本発明による磁気テ
ープ装置に対して、9トラツクの情報入力があつ
た場合に、その9トラツク情報を18トラツクに分
配する手順を示す説明図である。 この第7図aにおいて、1,2,3,…9は9
トラツクのトラツク番号を示し、1,2,3,…
18は18トラツクのトラツク番号を示す。そして、
32はバスアウト(BUS OUT)、33は入力
(書込み)データの列順序、34は記録分配器、
35は書込記録列順序を示す。 そして、この第7図aではその一例として、4
列分の9トラツク情報が入力(書込み)データの
列順序33に示すような順序で入力された場合を
示していて、記録分配器34はその入力データの
順序にしたがつて図示のように18トラツク記録の
ために記録分配とトラツク配置を行う。 つぎに、第7図bは本発明による磁気テープ装
置により、記録されたテープから、読取つた(再
生した)18トラツクを本発明の磁気テープ装置よ
りバスインを経由して9トラツクデータとして出
力するまでの変換、および出力データの編集の手
順が、4列記録を読取つた場合を例にして図示し
た説明図である。すなわち、18/9変換則であ
る。 この第7図bにおいて第6図および第7図aと
同一符号のものは相当部分を示し、36は読取記
録列順序、37は第6図に示す前段増幅器10
a,10bからデータ生成器15a,15bまで
の機能を示し、38a,38bはデータバス、3
9はデータ列順序、40は出力データ列順序、4
1は出力データのならべ換えを示す。そして、破
線で囲んだ部分42は出力データ編集器30(第
6図参照)の機能を示すものである。 まず、磁気テープ上の18トラツクに分配され、
記録されたデータは、18トラツクのヘツドで読取
られ、前述のようにデイジタル信号化される。 そして、18トラツクのトラツク番号1,3,
5,7,9,11,13,15,17(以下、奇数番号ト
ラツクと呼称する)のデータは奇数番号トラツク
用の前述の第6図に示す回路を通して出力データ
編集器30へ入力される。一方、18トラツクのト
ラツク番号2,4,6,8,10,12,14,16,18
(以下、偶数番号トラツクと呼称する)のデータ
は偶数番号トラツク用の前述の第6図に示す回路
を通して出力データ編集器30へ入力される。 つぎに、出力データ編集器30(第6図参照)
は、入力された18トラツクデータを図示の読取記
録列順序36に示すように配置する。この際の読
取記録列順序36の番号は9トラツクデータとし
て再配置され、仮想的にはあたかもテープ上に存
在した記録状態と同一にデータ配置される。 つぎに、上記配列された9トラツクデータを出
力データ列順序40に示すような順序で編集(出
力データのならべ換え(41参照)し、磁気テープ
装置に入力された順序でバスイン31を経由して
上位機能装置、例えば、磁気テープ制御装置へ記
録転送する。 第7図cは既に従来方式の9トラツクで記録さ
れたテープを本発明の磁気テープ装置(18トラツ
ク)で読取り、9トラツクデータとして出力する
までの変換および編集の手順を示す説明図で、第
7図bと同一部分には同一符号を付して説明を省
略する。43は記録列順序を示す。 まず、9トラツクデータは、本発明による磁気
テープ装置の18トラツクではすべてのトラツクで
9トラツクデータを読取つていて、データ生成器
15a,15b(第6図参照)までは18トラツク
分の回路にデータが通過していることになる。す
なわち、9トラツクのトラツク番号1のデータは
18トラツクのトラツク番号1とトラツク番号2
に、9トラツクのトラツク番号2のデータは18ト
ラツクのトラツク番号3とトラツク番号4にそれ
ぞれ読取られて、データ生成器15a,15bま
でそのデータが来ることを意味し、他のトラツク
のデータも同様である。 しかし、本発明によれば、9トラツクのデータ
は18トラツクの少くとも奇数番号トラツクで読取
り、9トラツクデータとして出力すればよい。こ
の際は、第6図に示す出力データ編集器30の機
能(破線で囲んだ部分44)は、18トラツクの奇
数番号トラツクのデータを出力する機能が作動す
ればよい。 このようにして、図示のように、9トラツクデ
ータを本発明の磁気テープ装置で読取り出力する
ことができる。 ここで、現在実用化されている12.7mm幅の磁気
テープに対しては、識別標識信号をもつ符号化方
式は、群符号化(GCR:GROUP CODED
RECOR DING)方式と、位相変調(PE;
PHASE ENCODED)方式があり、前者のGCR
方式は9トラツクのうちトラツク番号6に、後者
のPE方式はトラツク番号4にそれぞれ識別標識
信号を規定する。なお、これらGCR方式はANSI
X3.54を参照し、PE方式はJISC6282を参照する。 そして、これら識別標識信号は識別標識信号線
(バス信号線)26aを介して記録モード検出器
27へ送られ、そこで、非18トラツク記録の情報
であることが識別され、その指示が出力データ編
集指示器28へ送られ、そこで、現在読取中の記
録は非18トラツクと判断され、その旨の信号を出
力データ編集器30へ送る。 ここで、出力データ編集器30は奇数番号トラ
ツクのトラツク番号1,3,5,7,9,11,
13,15,17のデータのみを、バスイン31を介し
て図示しない上位機能装置、例えば磁気テープ制
御装置へ送る。 第8図は本発明による磁気テープ装置における
磁気ヘツドのトラツク配置の一実施例を示す説明
図である。 この第8図において、45は書込ヘツドで、こ
の書込ヘツド45は18トラツク分、テープの幅方
向に配置されていて、そのトラツク番号付けはテ
ープ基準縁17から順次1,2,3,…18となつ
ていて、その図示されない空隙はテープ基準縁1
7より垂直になつている。なお、1,2,3,…
18はトラツク番号を示す。 この書込ヘツド45の幅は約0.457mmで、また、
間隔aは従来の9トラツク記録幅に対してはほゞ
中央に配置し、その幅は約0.203mm(以下、これ
をトラツク内間隔と呼称する)である。また、間
隔bは従来の9トラツク記録においてはトラツク
間隔のほぼ中央に配置し、その幅は約0.280mm
(以下、これをトラツク間間隔と呼称する)であ
る。 そして、この書込ヘツドWHのトラツクの番号
1の図示しない中心線とテープ基準縁17との距
離は第3図bにおいて約0.406mm(L11)に設定さ
れているが、磁気ヘツドはその表面を磁気テープ
が接触走行しているので耐摩耗処理していても多
少は摩耗し、それによりテープ両縁を傷めるので
それを防ぐため、断面的に見ると、表面から少し
下げた溝状の加工が一般的にしてあり、その基準
縁側テープ縁損傷防止溝47およびトラツク18側
テープ縁損傷防止溝48の幅はテープ幅方向に両
端から少しずつ図示のようにくいこんでいる。す
なわち、磁気テープの幅12.7mmは、磁気ヘツドに
配置された溝間隔約12.548mmより広くなつてい
る。 そして、この第8図の書込ヘツドWH上の書込
みトラツク番号1の図示しない中心線は、磁気ヘ
ツドのテープ基準縁17側のテープ側の端より約
0.356mmとなつており、第3図bのトラツク番号
1の図示しない中心線がテープ基準縁17からの
距離約0.406mm(L11)より約0.05mmだけ短くなつ
ている。換言するならば、テープ基準縁17は磁
気ヘツドより約0.05mmだけ磁気ヘツドの表面から
離れて空中を走行していることになる。 そこで、磁気ヘツドのテープ基準縁17側の溝
の、テープ側の端を基準にすると、書込みヘツド
45の各トラツクピツチの累積は磁気テープの幅
を12.7mmになるなら、磁気ヘツドのテープとの接
触幅は12.548mmで、その幅は約0.152mmだけ狭く、
これはテープの製造上の誤差を配慮したものであ
る。 さらに、一般的に、磁気テープ装置は、磁気ヘ
ツド上にテープ走行させる場合、幅方向の微調整
(トラツキング調整)が可能なので、磁気ヘツド
上のトラツク番号1をテープ上のトラツク番号1
に正確に位置決めすることが可能である。 そして、書込みヘツドWHのトラツク内間隔a
を中心に、トラツク番号1とトラツク番号2の各
幅を加えた全幅は約1.118mmであり、これは第3
図aに示す従来の9トラツクの1つのトラツク幅
の呼称寸法「W1=1.09以上」より少し広い。 一方、読取ヘツドRH側の読取ヘツド46は、
各トラツクの中心は書込ヘツドWHの各トラツク
の図示しない中心線と一致していて、トラツク番
号1の図示しない中心線とテープ基準縁17まで
の距離およびテープ基準縁17側の磁気ヘツドの
溝からの距離の考え方は前述の書込ヘツドWHの
場合と同じである。 そして、読取トラツクの番号付けも書込トラツ
クの場合と同様にテープ基準縁17側から1から
順に18まで番号付けし、図示されない空隙はテー
プ基準縁17に対して垂直になつている。 ここで、この読取ヘツドRHの読取ヘツドの幅
W6は約0.356mm、書込ヘツドWH側の書込ヘツド
の幅W7は約0.457mmである。 ここで、読取ヘツド46の幅W6は前述したよ
うに約0.356mmで、トラツク番号1とトラツク番
号2の間の間隔(読取トラツク間間隔Aと呼称す
る)は約0.305mmであり、トラツク番号2とトラ
ツク番号3の間の間隔(読取トラツク間間隔Bと
呼称する)は約0.381mmである。 なお、この第8図において、49は基準縁側の
溝縁を示し、50はヘツドのトラツク18側の溝
縁を示す。そして、矢印は磁気テープ走行方向
を示す。また、W5はテープ基準縁17と溝縁4
9との幅を示す。 第9図は9トラツク記録を18トラツクで読取る
場合の説明図で、従来の9トラツクで記録された
データを18トラツクの読取ヘツド番号1,3,
5,7,9,11,13,15,17で読取る場合のテー
プ上の読取ヘツドのテープ幅方向の位置関係を詳
細に示すものである。 なお、この第9図において、簡略化のために、
9トラツク記録はトラツク番号1とトラツク番号
2の記録幅を図示し、また、18トラツクの場合に
は読取トラツク番号1,2,3、および読取トラ
ツク番号4が図示してある。 そして、9トラツクにより記録されているデー
タは、トラツク番号1のデータ51およびトラツ
ク番号2のデータ52として図示してある。一
方、これらのデータを読む18トラツクの読取ヘツ
ドのトラツク番号およびテープ基準縁17からの
各トラツクの位置関係が図示してある。いずれの
場合も、矢印で示すテープの走行方向に図示さ
れるべきデータブロツクの長さは、本発明の説明
とは直接関係がないのでその寸法表示はしていな
い。 なお、この第9図において、53,54は18ト
ラツクのトラツク番号1の読取り幅およびトラツ
ク番号3の読取り幅を示し、55は9トラツクの
トラツク番号を示す。 また、各寸法表示を下記第3表に示す。なお、
この各寸法は概略寸法である。
基準縁17a,17bからそれぞれ見た9トラツ
クと18トラツクの場合のトラツク配列位置関係を
示すものであり、9トラツク記録の1トラツクに
対しては、18トラツク記録が2トラツクで機能的
に対応するものではない。そして、18トラツクの
各トラツクは、9トラツクの各トラツクと同様に
全く独立してその機能を発揮する。 本発明による磁気テープ装置においては、18ト
ラツク記録の場合はその記録の磁気テープ上への
書込みと、磁気テープからの読取りはそれぞれ独
立的に行うが、既に記録済の9トラツク記録の読
取りに際しては前述の18トラツクのうち、トラツ
ク番号1,3,5,7,9,11,13,15,17(奇
数番号トラツク)の9トラツクで読取ることとす
る。 そして、勿論、9トラツク記録の読取りを18ト
ラツクのトラツク番号2,4,6,8,10,12,
14,16,18(偶数番号トラツク)で行つてもよい
が、トラツク番号18の位置はトラツク番号17の位
置より、テープ基準縁17bから離れているの
で、磁気テープ走行に関して、磁気テープ製造上
のテープ幅不足(ただし、許容公差内)やテープ
の縁損傷(テープをごく普通にカートンに入れて
水平に置くとトラツク番号18側、9トラツクの場
合はトラツク番号9側が下になる)の影響を受け
やすいので、本発明においては前述のようにし
た。 なお、この第3図において、18a,18bは
それぞれテープ上のデータを示し、また、aの
W1はトラツク幅(1.09mm以上)、bのW2はトラ
ツク幅(0.457mm)、W3はトラツク間間隔A(0.203
mm)、W4はトラツク間間隔B(0.280mm)を示す。
そして、矢印〓はテープ走行方向を示す。 第4図は本発明による磁気テープ装置における
18トラツクで記録されていることを示す識別標識
信号の位置とその区間を示す説明図である。この
第4図において第3図と同一符号のものは相当部
分を示し、L31は0mm以上、L32は43.2mm以上、
L35は12.7mm以上をそれぞれ示す。そして、L33は
5.994mm、L34は6.655mmで、これらはそれぞれテー
プの基準縁17bから識別標識信号Cおよび識別
標識信号Dの中心線までの寸法表示を示す。 このトラツク番号1,2,…18の18トラツクを
従来(第3図a参照)の9トラツク記録と識別す
るには図示のように、識別標識信号Cあるいは識
別標識信号Dによる。ここで、両信号C,Dとも
従来(第3図a参照)の9トラツク記録において
は、トラツク番号5に対応する。 そして、従来の磁気テープ装置を容易に18トラ
ツクに改造することができるように、識別信号の
テープ始端反射マーカ19に対する区間規定は
JISC6282−1980と同一に規定している。また、
識別標識信号C,Dともにトラツク幅は18トラツ
クの場合のトラツク9,10と同一の0.457mmであ
る。 第5図は本発明による磁気テープ装置における
書込系に係る部分を抽出して示した実施例のブロ
ツク図である。この第5図において第1図と同一
部分には同一符号を付して説明を省略する。 バスアウト1は電子計算機システムから図示し
ない磁気テープ制御装置を経由してテープ装置へ
転送される8ビツトおよび1パリテイビツトから
構成される9トラツクデータであり、第3図bに
おけるテープ基準縁17bからみると垂直方向へ
1列記録(GCR以外、PEおよび9トラツク
NRZIでは1バイトに相当する)毎に連続的に磁
気テープ装置へ入力されることを意味する。 そして、第1図と異なる点は18トラツク書込命
令信号線20が新設され、これにより書込制御回
路5はテープ上に18トラツクの記録を書込む信号
を18トラツク信号線21により出力し、記録分配
器(データ分配器)22へその指示を与えるよう
に構成し、また、トラツク番号1〜9の書込駆動
回路7Aへデータバス線23を介してトラツク番
号1〜9書込データを与えるように構成し、ま
た、トラツク番号10〜18の書込駆動回路7Bへデ
ータバス線24を介してトラツク番号10〜18書込
データを与えるように構成したことにある。 つぎにこの第5図に示す実施例の動作を説明す
る。 まず、記録分配器22はバスアウト1を経由し
て到来の9トラツクの記録を図示しないバツフア
メモリおよび分配回路により9トラツク記録の1
列目はトラツク番号1〜9へ分配し、2列目はト
ラツク番号10〜18へ、3列目はトラツク番号1〜
9へ、4列目はトラツク番号10〜18へそれぞれ分
配するような分配手順とする。 つぎに、記録分配器22よりのデータバス線2
3はトラツク番号1〜9の書込みデータをトラツ
ク番号1〜9の書込駆動回路7Aへ送り、データ
バス線24はトラツク番号10〜18の書込みデータ
をトラツク番号10〜18の書込駆動回路7Bへ送る。
ここで、この書込駆動回路7A,7Bは基本的には
同一の機能をもつ。 そして、書込駆動回路7A,7Bは、図示のよう
に、2個(合計18回路)用意され、それぞれ独立
したデータを各トラツク毎に磁気テープ上に記録
する。 一方、書込制御回路5からの書込制御信号線6
は、データ書込みのタイミングやGCR,PE,
NRZIなどの各記録モードに関する書込みのため
の制御信号をそれぞれ書込駆動回路7A,7Bへ送
り、正しい記録やデータブロツク様式が磁気テー
プ上に形成されるための信号線である。なお、こ
の書込制御信号線6は図面においては省略してあ
るが、図示のように単一信号線ではない。 このようにして、18トラツクデータは磁気テー
プ上に記録される。 第6図は本発明による磁気テープ装置における
読取系に係る部分を抽出して示した実施例のブロ
ツク図で、第2図と同一部分には同一符号を付し
て説明を省略する。 9はトラツク番号1,2,3,…18の各トラツ
クをもつ読取ヘツドで、その出力端はそれぞれ図
示するように前段増幅器10a,10bの入力端
に接続されている。ここで、主増幅器11a,1
1b、波形整形器12a,12b、微分器13
a,13b、零交叉検出器14a,14bおよび
データ生成器15a,15bはそれぞれ第2図に
示す主増幅器11、波形整形器12、微分器1
3、零交叉検出器14およびデータ生成器15に
対応し、それぞれ同一機能を有している。 25は18トラツク読取りを命令する必要がある
場合に外部より入力される18トラツク読取命令信
号線、27はデータ生成器15aからの識別標識
信号Cの信号線26aを介した信号とデータ生成
器15bからの識別標識信号Dの信号線26bを
介した信号とを入力とし記録モードを検出する記
録モード検出器、28は記録モード検出器27の
出力および18トラツク読取命令信号線25からの
信号によつて制御される出力データ編集指示器、
30はデータ生成器15a,15bからの矩形波
状のデイジタル信号と出力データ編集指示器28
から出力信号線29を介して送られてくるデータ
信号を入力とし18トラツクデータを9トラツクデ
ータとして編集し、バスイン31に出力する出力
データ編集器である。 つぎにこの第6図に示す実施例の動作を記録分
配器と出力データ編集器に係る動作説明図である
第7図を参照して説明する。 第7図aは磁気テープへ書込む9トラツク情報
を18トラツク記録にするための記録分配の態様
(4列記録の例)を示し、9/18変換則の説明図
を示したものであり、第7図bは磁気テープから
読取つた18トラツク記録を9トラツク情報として
出力する際の変換、編集の態様(4列記録の例)
を示し、18/9変換則の説明図、第7図cは磁気
テープから18トラツクの奇数番号トラツク(1,
3,5…17)で読取つた9トラツク記録を9トラ
ツク情報として出力する際の変換、編集の態様
(2列記録の列)を示し、18/9変換則の説明図
を示したものである。 まず、磁気テープ上の18トラツク記録はトラツ
ク番号1〜18の18トラツクで構成される読取ヘツ
ド9により再生される。そして、この再生信号
(アナログ信号)は前記増幅器(プリアンプ)1
0a,10bへそれぞれ送られ、その出力はそれ
ぞれ主増幅器11a,11bに入力し、信号伝送
としてS/N比が十分に確保できるまでに増幅さ
れる。 この際、理解を容易にするため、トラツク番号
1,3,5,7,9,11,13,15,17の読取り信
号は第6図の上側に示すデータの流とし、トラツ
ク番号2,4,6,8,10,12,14,16,18の読
取り信号は第6図の下側に示すデータの流れとす
る。 まず、上側のトラツク番号1,3,5…17のデ
ータの流れについて説明すると、主増幅器11a
へは前段増幅器10aから必要な電圧レベルにな
つた信号が送られてくる。ここで、トラツク幅が
従来の9トラツクに比して1/2以下なので、前
段増幅器10aの信号増幅率はその分を十分に考
慮した増幅率とすることが必要である。 そして、この前段増幅器10aからの信号は主
増幅器11aでさらに、波形整形器(フイルター
の一種)12aに対して十分な電圧となつた信号
として増幅され、その出力は波形整形器12aへ
送られて波形整形され、その出力は微分器13a
を介して零交叉検出器14aへ送られる。さら
に、この零交叉検出器14aの出力信号はデータ
生成器15aへ送られ、そこでアナログ信号は矩
形波状のデイジタル信号として出力データ編集器
30に送られ、9トラツク情報としてバスイン3
1より出力される。 ここで、上記前段増幅器10aからデータ生成
器15aまでの信号処理方式は基本的には従来技
術で、一般によく知られているので、その詳細な
説明は省略する。 そして、記録モード検出器27は、18トラツク
の場合の識別標識信号C、すなわち、トラツク番
号9(第4図参照)の信号が識別標識信号Cのバ
ス信号線(識別標識信号)26aを介して送られ
てきた場合には、その磁気テープが18トラツク記
録されていることを検知し、出力データ編集指示
器28へその指示をする。この出力データ編集指
示器28はその読取り中の磁気テープが18トラツ
クの場合にはその出力信号線29を介して出力デ
ータ編集器30へ18トラツクデータを9トラツク
データに編集することを指示する信号を送る。 一方、トラツク番号2,4,6,8,10,12,
14,16,18の読取信号は下側に示した前段増幅器
10bから順次データとして送られ、、データ生
成器15bの出力は出力データ編集器30へ送ら
れる。そして、下側のデータ生成器15bからは
識別標識信号D、すなわち、トラツク番号10より
の18トラツク識別の信号が識別標識信号線(バス
信号線)26bを介して記録モード検出器27へ
送られ、前述のバス信号線26aを経由した場合
と同様に18トラツク記録であることが識別され
る。 さらに、外部より、特別な目的により、18トラ
ツク読取りを命令する必要がある場合には、18ト
ラツク読取命令信号線25を介して到来した信号
により、出力データ編集指示器28が作動し、そ
の指示で出力データ編集器30が動作する。 ここで、出力データ編集器30への18トラツク
記録である旨の信号は、識別標識信号Cあるいは
識別標識信号Dからの何れかの信号でもよく、両
方共使用する必要はなく、何れか一方に統一して
おけばよい。 つぎに、出力データ編集器30の機能である
が、これは次のようにして18トラツクデータを9
トラツクデータとして編集し、バスイン31に出
力する。 すなわち、まず、トラツク番号1,3,5,
7,9,11,13,15,17より送られてきた最初の
読取りデータ列を最初の出力データとして出力側
の一番先頭に配置し、2番目の出力データはトラ
ツク番号2,4,6,8,10,12,14,16,18よ
り送られてきたデータを配置する。そして、3番
目にはトラツク番号1,3,5,7,9,11,
13,15,17より送られてきた記録の2番目の記録
を出力データとして配置し、出力データの4番目
にはトラツク番号2,4,6,8,10,12,14,
16,18より送られてきた記録を出力データとして
配置する。 このような規則性により、18トラツクのデータ
は9トラツクデータとして、従来技術による図示
しない磁気テープ制御装置へバスイン31を介し
てデータ転送される。 上記説明の書込み、読取りの場合の9トラツク
情報とテープ上の18トラツク記録に対する変換規
則は第7図bに示し、また、9トラツク情報を18
トラツク記録する場合の規則性を第7図aに、さ
らに、18トラツクで9トラツク情報を読取り、9
トラツクデータとして出力する規則性を第7図c
にそれぞれ示した。 まず、第7図aは外部より本発明による磁気テ
ープ装置に対して、9トラツクの情報入力があつ
た場合に、その9トラツク情報を18トラツクに分
配する手順を示す説明図である。 この第7図aにおいて、1,2,3,…9は9
トラツクのトラツク番号を示し、1,2,3,…
18は18トラツクのトラツク番号を示す。そして、
32はバスアウト(BUS OUT)、33は入力
(書込み)データの列順序、34は記録分配器、
35は書込記録列順序を示す。 そして、この第7図aではその一例として、4
列分の9トラツク情報が入力(書込み)データの
列順序33に示すような順序で入力された場合を
示していて、記録分配器34はその入力データの
順序にしたがつて図示のように18トラツク記録の
ために記録分配とトラツク配置を行う。 つぎに、第7図bは本発明による磁気テープ装
置により、記録されたテープから、読取つた(再
生した)18トラツクを本発明の磁気テープ装置よ
りバスインを経由して9トラツクデータとして出
力するまでの変換、および出力データの編集の手
順が、4列記録を読取つた場合を例にして図示し
た説明図である。すなわち、18/9変換則であ
る。 この第7図bにおいて第6図および第7図aと
同一符号のものは相当部分を示し、36は読取記
録列順序、37は第6図に示す前段増幅器10
a,10bからデータ生成器15a,15bまで
の機能を示し、38a,38bはデータバス、3
9はデータ列順序、40は出力データ列順序、4
1は出力データのならべ換えを示す。そして、破
線で囲んだ部分42は出力データ編集器30(第
6図参照)の機能を示すものである。 まず、磁気テープ上の18トラツクに分配され、
記録されたデータは、18トラツクのヘツドで読取
られ、前述のようにデイジタル信号化される。 そして、18トラツクのトラツク番号1,3,
5,7,9,11,13,15,17(以下、奇数番号ト
ラツクと呼称する)のデータは奇数番号トラツク
用の前述の第6図に示す回路を通して出力データ
編集器30へ入力される。一方、18トラツクのト
ラツク番号2,4,6,8,10,12,14,16,18
(以下、偶数番号トラツクと呼称する)のデータ
は偶数番号トラツク用の前述の第6図に示す回路
を通して出力データ編集器30へ入力される。 つぎに、出力データ編集器30(第6図参照)
は、入力された18トラツクデータを図示の読取記
録列順序36に示すように配置する。この際の読
取記録列順序36の番号は9トラツクデータとし
て再配置され、仮想的にはあたかもテープ上に存
在した記録状態と同一にデータ配置される。 つぎに、上記配列された9トラツクデータを出
力データ列順序40に示すような順序で編集(出
力データのならべ換え(41参照)し、磁気テープ
装置に入力された順序でバスイン31を経由して
上位機能装置、例えば、磁気テープ制御装置へ記
録転送する。 第7図cは既に従来方式の9トラツクで記録さ
れたテープを本発明の磁気テープ装置(18トラツ
ク)で読取り、9トラツクデータとして出力する
までの変換および編集の手順を示す説明図で、第
7図bと同一部分には同一符号を付して説明を省
略する。43は記録列順序を示す。 まず、9トラツクデータは、本発明による磁気
テープ装置の18トラツクではすべてのトラツクで
9トラツクデータを読取つていて、データ生成器
15a,15b(第6図参照)までは18トラツク
分の回路にデータが通過していることになる。す
なわち、9トラツクのトラツク番号1のデータは
18トラツクのトラツク番号1とトラツク番号2
に、9トラツクのトラツク番号2のデータは18ト
ラツクのトラツク番号3とトラツク番号4にそれ
ぞれ読取られて、データ生成器15a,15bま
でそのデータが来ることを意味し、他のトラツク
のデータも同様である。 しかし、本発明によれば、9トラツクのデータ
は18トラツクの少くとも奇数番号トラツクで読取
り、9トラツクデータとして出力すればよい。こ
の際は、第6図に示す出力データ編集器30の機
能(破線で囲んだ部分44)は、18トラツクの奇
数番号トラツクのデータを出力する機能が作動す
ればよい。 このようにして、図示のように、9トラツクデ
ータを本発明の磁気テープ装置で読取り出力する
ことができる。 ここで、現在実用化されている12.7mm幅の磁気
テープに対しては、識別標識信号をもつ符号化方
式は、群符号化(GCR:GROUP CODED
RECOR DING)方式と、位相変調(PE;
PHASE ENCODED)方式があり、前者のGCR
方式は9トラツクのうちトラツク番号6に、後者
のPE方式はトラツク番号4にそれぞれ識別標識
信号を規定する。なお、これらGCR方式はANSI
X3.54を参照し、PE方式はJISC6282を参照する。 そして、これら識別標識信号は識別標識信号線
(バス信号線)26aを介して記録モード検出器
27へ送られ、そこで、非18トラツク記録の情報
であることが識別され、その指示が出力データ編
集指示器28へ送られ、そこで、現在読取中の記
録は非18トラツクと判断され、その旨の信号を出
力データ編集器30へ送る。 ここで、出力データ編集器30は奇数番号トラ
ツクのトラツク番号1,3,5,7,9,11,
13,15,17のデータのみを、バスイン31を介し
て図示しない上位機能装置、例えば磁気テープ制
御装置へ送る。 第8図は本発明による磁気テープ装置における
磁気ヘツドのトラツク配置の一実施例を示す説明
図である。 この第8図において、45は書込ヘツドで、こ
の書込ヘツド45は18トラツク分、テープの幅方
向に配置されていて、そのトラツク番号付けはテ
ープ基準縁17から順次1,2,3,…18となつ
ていて、その図示されない空隙はテープ基準縁1
7より垂直になつている。なお、1,2,3,…
18はトラツク番号を示す。 この書込ヘツド45の幅は約0.457mmで、また、
間隔aは従来の9トラツク記録幅に対してはほゞ
中央に配置し、その幅は約0.203mm(以下、これ
をトラツク内間隔と呼称する)である。また、間
隔bは従来の9トラツク記録においてはトラツク
間隔のほぼ中央に配置し、その幅は約0.280mm
(以下、これをトラツク間間隔と呼称する)であ
る。 そして、この書込ヘツドWHのトラツクの番号
1の図示しない中心線とテープ基準縁17との距
離は第3図bにおいて約0.406mm(L11)に設定さ
れているが、磁気ヘツドはその表面を磁気テープ
が接触走行しているので耐摩耗処理していても多
少は摩耗し、それによりテープ両縁を傷めるので
それを防ぐため、断面的に見ると、表面から少し
下げた溝状の加工が一般的にしてあり、その基準
縁側テープ縁損傷防止溝47およびトラツク18側
テープ縁損傷防止溝48の幅はテープ幅方向に両
端から少しずつ図示のようにくいこんでいる。す
なわち、磁気テープの幅12.7mmは、磁気ヘツドに
配置された溝間隔約12.548mmより広くなつてい
る。 そして、この第8図の書込ヘツドWH上の書込
みトラツク番号1の図示しない中心線は、磁気ヘ
ツドのテープ基準縁17側のテープ側の端より約
0.356mmとなつており、第3図bのトラツク番号
1の図示しない中心線がテープ基準縁17からの
距離約0.406mm(L11)より約0.05mmだけ短くなつ
ている。換言するならば、テープ基準縁17は磁
気ヘツドより約0.05mmだけ磁気ヘツドの表面から
離れて空中を走行していることになる。 そこで、磁気ヘツドのテープ基準縁17側の溝
の、テープ側の端を基準にすると、書込みヘツド
45の各トラツクピツチの累積は磁気テープの幅
を12.7mmになるなら、磁気ヘツドのテープとの接
触幅は12.548mmで、その幅は約0.152mmだけ狭く、
これはテープの製造上の誤差を配慮したものであ
る。 さらに、一般的に、磁気テープ装置は、磁気ヘ
ツド上にテープ走行させる場合、幅方向の微調整
(トラツキング調整)が可能なので、磁気ヘツド
上のトラツク番号1をテープ上のトラツク番号1
に正確に位置決めすることが可能である。 そして、書込みヘツドWHのトラツク内間隔a
を中心に、トラツク番号1とトラツク番号2の各
幅を加えた全幅は約1.118mmであり、これは第3
図aに示す従来の9トラツクの1つのトラツク幅
の呼称寸法「W1=1.09以上」より少し広い。 一方、読取ヘツドRH側の読取ヘツド46は、
各トラツクの中心は書込ヘツドWHの各トラツク
の図示しない中心線と一致していて、トラツク番
号1の図示しない中心線とテープ基準縁17まで
の距離およびテープ基準縁17側の磁気ヘツドの
溝からの距離の考え方は前述の書込ヘツドWHの
場合と同じである。 そして、読取トラツクの番号付けも書込トラツ
クの場合と同様にテープ基準縁17側から1から
順に18まで番号付けし、図示されない空隙はテー
プ基準縁17に対して垂直になつている。 ここで、この読取ヘツドRHの読取ヘツドの幅
W6は約0.356mm、書込ヘツドWH側の書込ヘツド
の幅W7は約0.457mmである。 ここで、読取ヘツド46の幅W6は前述したよ
うに約0.356mmで、トラツク番号1とトラツク番
号2の間の間隔(読取トラツク間間隔Aと呼称す
る)は約0.305mmであり、トラツク番号2とトラ
ツク番号3の間の間隔(読取トラツク間間隔Bと
呼称する)は約0.381mmである。 なお、この第8図において、49は基準縁側の
溝縁を示し、50はヘツドのトラツク18側の溝
縁を示す。そして、矢印は磁気テープ走行方向
を示す。また、W5はテープ基準縁17と溝縁4
9との幅を示す。 第9図は9トラツク記録を18トラツクで読取る
場合の説明図で、従来の9トラツクで記録された
データを18トラツクの読取ヘツド番号1,3,
5,7,9,11,13,15,17で読取る場合のテー
プ上の読取ヘツドのテープ幅方向の位置関係を詳
細に示すものである。 なお、この第9図において、簡略化のために、
9トラツク記録はトラツク番号1とトラツク番号
2の記録幅を図示し、また、18トラツクの場合に
は読取トラツク番号1,2,3、および読取トラ
ツク番号4が図示してある。 そして、9トラツクにより記録されているデー
タは、トラツク番号1のデータ51およびトラツ
ク番号2のデータ52として図示してある。一
方、これらのデータを読む18トラツクの読取ヘツ
ドのトラツク番号およびテープ基準縁17からの
各トラツクの位置関係が図示してある。いずれの
場合も、矢印で示すテープの走行方向に図示さ
れるべきデータブロツクの長さは、本発明の説明
とは直接関係がないのでその寸法表示はしていな
い。 なお、この第9図において、53,54は18ト
ラツクのトラツク番号1の読取り幅およびトラツ
ク番号3の読取り幅を示し、55は9トラツクの
トラツク番号を示す。 また、各寸法表示を下記第3表に示す。なお、
この各寸法は概略寸法である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、従来より使用されている12.7mm(1/2イン
チ)幅の磁気テープに対して、18トラツクから構
成されるトラツク配置を行い、その書込み、読取
りにより、記録方式が従来方式であつても9トラ
ツクの2倍の転送速度をもち、かつ従来の9トラ
ツク記録磁気テープの記録読取りもできるので、
実用上の効果は極めて大である。
ば、従来より使用されている12.7mm(1/2イン
チ)幅の磁気テープに対して、18トラツクから構
成されるトラツク配置を行い、その書込み、読取
りにより、記録方式が従来方式であつても9トラ
ツクの2倍の転送速度をもち、かつ従来の9トラ
ツク記録磁気テープの記録読取りもできるので、
実用上の効果は極めて大である。
第1図および第2図は従来の書込み方式および
読取り方式の説明図、第3図は本発明による磁気
テープ装置のトラツク形式の説明図、第4図は本
発明における18トラツク識別標識信号の配置を示
す説明図、第5図および第6図は本発明に用いる
書込み方式および読取り方式の実施例を示すブロ
ツク図、第7図は第6図に示す実施例の動作説明
に供する説明図、第8図は本発明に用いる磁気ヘ
ツドのトラツク配置例を示す説明図、第9図は本
発明における9トラツク記録を18トラツクで読取
る態様を示す説明図である。 5…書込制御回路、7A,7B…書込駆動回
路、9…読取ヘツド、15a,15b…データ生
成器、22…記録分配器、27…記録モード検出
器、28…出力データ編集指示器、30…出力デ
ータ編集器。
読取り方式の説明図、第3図は本発明による磁気
テープ装置のトラツク形式の説明図、第4図は本
発明における18トラツク識別標識信号の配置を示
す説明図、第5図および第6図は本発明に用いる
書込み方式および読取り方式の実施例を示すブロ
ツク図、第7図は第6図に示す実施例の動作説明
に供する説明図、第8図は本発明に用いる磁気ヘ
ツドのトラツク配置例を示す説明図、第9図は本
発明における9トラツク記録を18トラツクで読取
る態様を示す説明図である。 5…書込制御回路、7A,7B…書込駆動回
路、9…読取ヘツド、15a,15b…データ生
成器、22…記録分配器、27…記録モード検出
器、28…出力データ編集指示器、30…出力デ
ータ編集器。
Claims (1)
- 1 12.7mm幅の磁気テープを用いる磁気テープ装
置において、前記12.7mm幅の磁気テープ上に18ト
ラツクから構成されるトラツクを配置し、書込命
令、書込禁止、書込モード指定および18トラツク
書込命令の各信号を入力としテープ上に18トラツ
クの記録を書込む信号を出力する書込制御回路と
この書込制御回路からの18トラツクの記録を書込
む信号と9トラツクの記録信号とを入力とし所定
の分配を行う記録分配器とこの記録分配器からの
書込データを入力とし前記書込制御回路からの書
込制御信号によつて制御される第1および第2の
書込駆動回路とを設け9トラツク情報よりなる入
力情報に対しては18トラツクに分配して書込む記
録するようになし、かつ前記テープ上の18トラツ
ク記録を再生する読取ヘツドとこの読取ヘツドか
らの再生アナログ信号を矩形波状のデイジタル信
号とするデータ生成器よりの出力を入力とし18ト
ラツクデータを9トラツクデータとして編集し出
力する出力データ編集器と前記データ生成器から
の識別標識信号を入力とし記録モードを検出する
記録モード検出器とこの記録モード検出器の出力
を入力とし前記出力データ編集器へ指示する出力
データ編集指示器とを備え、前記磁気テープ上の
18トラツク記録を読取り、9トラツク情報として
編集した後出力すると共に9トラツク記録による
記録済み磁気テープに対しても読取りの後9トラ
ツク情報として出力するようになし、前記18トラ
ツク記録の識別標識信号を前記磁気テープ上に書
込みおよび読取ることにより、18トラツクと9ト
ラツクの識別を行い得るようにしたことを特徴と
する磁気テープ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5336083A JPS59178604A (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 磁気テ−プ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5336083A JPS59178604A (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 磁気テ−プ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59178604A JPS59178604A (ja) | 1984-10-09 |
| JPH038034B2 true JPH038034B2 (ja) | 1991-02-05 |
Family
ID=12940633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5336083A Granted JPS59178604A (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 磁気テ−プ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59178604A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01282779A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-11-14 | Sony Corp | 符号化ディジタル信号の記録方式 |
-
1983
- 1983-03-29 JP JP5336083A patent/JPS59178604A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59178604A (ja) | 1984-10-09 |
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