JPH0418393B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0418393B2 JPH0418393B2 JP2673885A JP2673885A JPH0418393B2 JP H0418393 B2 JPH0418393 B2 JP H0418393B2 JP 2673885 A JP2673885 A JP 2673885A JP 2673885 A JP2673885 A JP 2673885A JP H0418393 B2 JPH0418393 B2 JP H0418393B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- nonwoven fabric
- weight
- liner
- long
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 72
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 30
- 238000004049 embossing Methods 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 9
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 claims description 7
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 7
- 239000002964 rayon Substances 0.000 claims description 7
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 6
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 6
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims description 5
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 6
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 6
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 4
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 4
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 3
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 3
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 description 1
- BXKDSDJJOVIHMX-UHFFFAOYSA-N edrophonium chloride Chemical compound [Cl-].CC[N+](C)(C)C1=CC=CC(O)=C1 BXKDSDJJOVIHMX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000002203 pretreatment Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、コンピユーターなどに用いられる記
録媒体であるフロツピーデイスクの磁気記録用デ
イスクを収納するジヤケツトの内張りとして用い
るためのライナーに関する。 (従来の技術) 従来、この種の好ましいライナーの一つとし
て、熱可塑性繊維を含む二種以上の繊維からな
り、かつ該繊維どうしを交絡および/または接着
することによつて形態が保持された開孔不織布を
エンボス加工したものが、特開昭59−60776号公
報に開示されている。 この公知技術のライナーによれば、フロツピー
デイスクジヤケツト用のそれとして要求される
種々の特性、すなわち、デイスクの表面から脱落
する磁気鉄粉を払拭する(クリーニング性)、デ
イスク表面を損傷しない(ソフトタツチ性)、デ
イスク回転による摩擦でライナー表面の毛羽立ち
がない(耐毛羽性)、デイスクとの摩擦による静
電気発生が少なく、かつ静電気帯電性がない(低
帯電性)、デイスク回転に必要なトルク量を少な
くする(低摩擦抵抗)、デイスク回転の摩擦によ
るライナーのよじれ、たるみの発生がない(強
度)、ライナーから樹脂などの汚染物質が発生し、
デイスクを再汚染または損傷しない(耐汚染性)、
といつた特性が、充分ではないにしてもえられる
と認められる。 (発明が解決しようとする問題点) 前記公知技術においては、不織布ライナーの構
成繊維として、短繊維が用いられているが、マシ
ン方向(MD)、クロス方向(CD)の強度化のバ
ランスをとるため、さらに詳しくは、CD方向の
初期引張強度、たとえば、3%伸張時の引張強度
の絶対値をうるため、MD/CD強度化をほぼ1
に近い短繊維ウエブを用いる必要がある。かかる
繊維ウエブを形成するためには、一般にクロスラ
ツパーやエアーランダマイザーが用いられるが、
かかるウエブ形成方法は一般に生産速度が低く経
済的に不利である。また目付むらが生じ易く、そ
のむらが不織布強度に直接影響する。ちなみに、
一般のカードで形成される繊維ウエブは、繊維配
向性が大きく、不織布としてのCD強度がきわめ
て低く、前記ライナーとしては用いることができ
ない。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、主として、CD強度が向上し、目付
むらがないといつた優れた物性を有する前記ライ
ナーを、生産性を低下させることなく安定してう
ることを目的とする。 前記目的を達成するための本発明を説明する
と、以下のとおりである。 本発明ライナーは、ポリエステル、ポリプロピ
レンなどの熱可塑性の連続フイラメントである長
繊維30〜65重量%と、短繊維35〜70重量%とから
なり、かつ該短繊維は、レーヨン繊維70〜97重量
%と、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン/ポリエチレン複合、低融点ポリエステル
などの融点90〜180℃の溶融繊維3〜30重量%と
からなる。そして、前記長繊維が部分的に融着す
るとともにこれと前記短繊維とが交絡することに
より目付25〜35g/m2の不織布形態を維持し、該
不織布は加熱下にエンボスを賦与されている。 前記長繊維が30重量%以下であると、所要の
MD、CD強度、とくにCD強度がえられず、前記
レーヨン繊維が前記70重量%以下であると、ライ
ナーの帯電防止性、ソフトタツチ性が低下し、前
記溶融繊維が前記3重量%以下であると、エンボ
スの賦形性、表面の耐毛羽性が低下する。また目
付が前記25g/m2以下であると、ライナーが薄く
なりすぎクリーニング性が低下し、前記35g/m2
以上であると、デイスクの回転トルクが増大し、
経済的に不利益でもある。 前記長繊維における部分的融着形態は、一つの
大きさが3mm2以下の多数の点状である場合と、一
つの大きさが3mm2以下で幅1mm以下の多数の不連
続線状である場合とがあり、しかもそれらは前記
長繊維における面積比率が10%以下であること
が、後述する高速水流の噴射による前記長繊維に
対する前記短繊維の交絡を全体的に均一になし、
毛羽発生を抑制するうえで必要である。 前記エンボスは、ライナーの表面全体に凹凸模
様が実質的に均一に分布するように賦与されてい
る。このエンボスによる凹部においては前記溶融
繊維を介して前記長繊維と前記レーヨン繊維との
繊維間固定がなされている。このエンボス賦与に
より耐毛羽性、厚さの均一性がはかれることは、
既述の公知技術が教示するところである。 かかる本発明ライナーを製造するには、前記長
繊維、すなわち、前記熱可塑性連続紡糸フイラメ
ントをランダムに積層し熱溶融により部分的に繊
維間を接合した目付8〜25g/m2のスパンボンド
不織布に、カードにより形成した目付8〜30g/
m2の前記短繊維のウエブを重ね合せ、これを高速
水流で噴射処理して前記長繊維に前記短繊維を交
絡させることにより、目付25〜35g/m2の複合不
織布を形成し、しかるのち、前記溶融繊維の融点
付近に加熱したエンボスロールで処理することに
よりエンボスを賦与する。 前記繊維交絡には、本出願人の特開昭57−
39268号、同59−125954号の各公報などに開示さ
れている不織布の製法ないしその装置を用いるこ
とができる。この場合の高速水流の圧力は15Kg/
cm2以上であればよく、それ以下であると、前記短
繊維を前記長繊維不織布内に打ち込むことができ
ない。水圧は高いほど有効であるが、通常、30〜
60Kg/cm2の範囲であれば充分に繊維交絡し、目的
とするライナーをうることができる。 (実施例) 多数点在する溶融部の一つが0.9mm2であつてそ
れらの合計面積が全体の面積の5%を占めるポリ
エステル100%の連続フイラメントからなる15
g/m2の長繊維不織布に、1.5d×44mmのレーヨン
繊維85重量%と、1.5d×51mmのポリプロピレン/
ポリエチレン複合繊維15重量%とからなり、強度
比MD/CD=4/1である17g/m2の短繊維ウ
エブを重ね合せ、これをメツシユコンベア上で圧
力15Kg/cm2で噴射される柱状流で予備処理を施し
たのち、さらに所定間隔をおいて配置された直径
150mmの四つのロール支持体上に導いて本格処理
を施した。該各ロール支持体での噴射水圧は前記
被処理材料の移送方向における上流から下流へ順
に20Kg/cm2、30Kg/cm2、40Kg/cm2とした。 かくして、前記長繊維不織布に前記短繊維を交
絡させて形成した複合不織布を熱風乾燥機により
140℃で乾燥し、これをサンプルNo.1とし、それ
を直径0.5〜1.0mm、深さ0.3mmの凹部が多数設けら
れたスチールエンボスロールとウールンロールの
組み合せからなるエンボス加工機で該スチールロ
ールの表面が150℃、ニツプ圧30Kg/cm2(ゲージ
圧)、加工速度5m/minでエンボス処理を施し、
これをサンプルNo.2とした。一方、前記短繊維ウ
エブのみを用いて、前記繊維交絡処理と同条件で
繊維交絡処理を施して32g/m2の不織布を形成
し、これを比較サンプルNo.1とし、これをさらに
前記エンボス処理と同条件でエンボス処理を施
し、これを比較サンプルNo.2とした。 なお、前記繊維交絡処理は、前記特開昭59−
125954号公報記載の方法により実施した。 前記各サンプルの物性は下表に示すとおりであ
つた。下表中の各物性は次の方法によつて測定し
た。 (1) 目 付 50cm×50cmのサンプル10枚を各々重量秤量し、
その平均値を示した。 (2) 厚 さ 厚み計により、10枚のサンプルから合計200点
を測定し、その平均値を示した。 (3) 引張強度 幅50mm、長さ150mmのサンプルをチヤツチ間隔
100mm、引張りスピード100mmで、テンシロン型抗
張力測定機にてS−Sカーブを描き、3%伸張時
の応力、破断時の応力を読み取り、各サンプル10
点の平均値を示した。 (4) 帯電性 45mm×45mmのサンプルを採取し、スタテイツ
ク・オネストメーターを用い、ターンテーブルに
サンプルを取り付けて回転させ、印加電圧
10000Vを印加し、30秒後に止めてサンプルの帯
電性が半減するまでの時間を測定し、5枚のサン
プルの平均値とした。 (5) 静摩擦係数 35mm×110mmのサンプルを静摩擦試験機を用い
て静摩擦係数を測定し、サンプル5枚の平均値と
した。
録媒体であるフロツピーデイスクの磁気記録用デ
イスクを収納するジヤケツトの内張りとして用い
るためのライナーに関する。 (従来の技術) 従来、この種の好ましいライナーの一つとし
て、熱可塑性繊維を含む二種以上の繊維からな
り、かつ該繊維どうしを交絡および/または接着
することによつて形態が保持された開孔不織布を
エンボス加工したものが、特開昭59−60776号公
報に開示されている。 この公知技術のライナーによれば、フロツピー
デイスクジヤケツト用のそれとして要求される
種々の特性、すなわち、デイスクの表面から脱落
する磁気鉄粉を払拭する(クリーニング性)、デ
イスク表面を損傷しない(ソフトタツチ性)、デ
イスク回転による摩擦でライナー表面の毛羽立ち
がない(耐毛羽性)、デイスクとの摩擦による静
電気発生が少なく、かつ静電気帯電性がない(低
帯電性)、デイスク回転に必要なトルク量を少な
くする(低摩擦抵抗)、デイスク回転の摩擦によ
るライナーのよじれ、たるみの発生がない(強
度)、ライナーから樹脂などの汚染物質が発生し、
デイスクを再汚染または損傷しない(耐汚染性)、
といつた特性が、充分ではないにしてもえられる
と認められる。 (発明が解決しようとする問題点) 前記公知技術においては、不織布ライナーの構
成繊維として、短繊維が用いられているが、マシ
ン方向(MD)、クロス方向(CD)の強度化のバ
ランスをとるため、さらに詳しくは、CD方向の
初期引張強度、たとえば、3%伸張時の引張強度
の絶対値をうるため、MD/CD強度化をほぼ1
に近い短繊維ウエブを用いる必要がある。かかる
繊維ウエブを形成するためには、一般にクロスラ
ツパーやエアーランダマイザーが用いられるが、
かかるウエブ形成方法は一般に生産速度が低く経
済的に不利である。また目付むらが生じ易く、そ
のむらが不織布強度に直接影響する。ちなみに、
一般のカードで形成される繊維ウエブは、繊維配
向性が大きく、不織布としてのCD強度がきわめ
て低く、前記ライナーとしては用いることができ
ない。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、主として、CD強度が向上し、目付
むらがないといつた優れた物性を有する前記ライ
ナーを、生産性を低下させることなく安定してう
ることを目的とする。 前記目的を達成するための本発明を説明する
と、以下のとおりである。 本発明ライナーは、ポリエステル、ポリプロピ
レンなどの熱可塑性の連続フイラメントである長
繊維30〜65重量%と、短繊維35〜70重量%とから
なり、かつ該短繊維は、レーヨン繊維70〜97重量
%と、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン/ポリエチレン複合、低融点ポリエステル
などの融点90〜180℃の溶融繊維3〜30重量%と
からなる。そして、前記長繊維が部分的に融着す
るとともにこれと前記短繊維とが交絡することに
より目付25〜35g/m2の不織布形態を維持し、該
不織布は加熱下にエンボスを賦与されている。 前記長繊維が30重量%以下であると、所要の
MD、CD強度、とくにCD強度がえられず、前記
レーヨン繊維が前記70重量%以下であると、ライ
ナーの帯電防止性、ソフトタツチ性が低下し、前
記溶融繊維が前記3重量%以下であると、エンボ
スの賦形性、表面の耐毛羽性が低下する。また目
付が前記25g/m2以下であると、ライナーが薄く
なりすぎクリーニング性が低下し、前記35g/m2
以上であると、デイスクの回転トルクが増大し、
経済的に不利益でもある。 前記長繊維における部分的融着形態は、一つの
大きさが3mm2以下の多数の点状である場合と、一
つの大きさが3mm2以下で幅1mm以下の多数の不連
続線状である場合とがあり、しかもそれらは前記
長繊維における面積比率が10%以下であること
が、後述する高速水流の噴射による前記長繊維に
対する前記短繊維の交絡を全体的に均一になし、
毛羽発生を抑制するうえで必要である。 前記エンボスは、ライナーの表面全体に凹凸模
様が実質的に均一に分布するように賦与されてい
る。このエンボスによる凹部においては前記溶融
繊維を介して前記長繊維と前記レーヨン繊維との
繊維間固定がなされている。このエンボス賦与に
より耐毛羽性、厚さの均一性がはかれることは、
既述の公知技術が教示するところである。 かかる本発明ライナーを製造するには、前記長
繊維、すなわち、前記熱可塑性連続紡糸フイラメ
ントをランダムに積層し熱溶融により部分的に繊
維間を接合した目付8〜25g/m2のスパンボンド
不織布に、カードにより形成した目付8〜30g/
m2の前記短繊維のウエブを重ね合せ、これを高速
水流で噴射処理して前記長繊維に前記短繊維を交
絡させることにより、目付25〜35g/m2の複合不
織布を形成し、しかるのち、前記溶融繊維の融点
付近に加熱したエンボスロールで処理することに
よりエンボスを賦与する。 前記繊維交絡には、本出願人の特開昭57−
39268号、同59−125954号の各公報などに開示さ
れている不織布の製法ないしその装置を用いるこ
とができる。この場合の高速水流の圧力は15Kg/
cm2以上であればよく、それ以下であると、前記短
繊維を前記長繊維不織布内に打ち込むことができ
ない。水圧は高いほど有効であるが、通常、30〜
60Kg/cm2の範囲であれば充分に繊維交絡し、目的
とするライナーをうることができる。 (実施例) 多数点在する溶融部の一つが0.9mm2であつてそ
れらの合計面積が全体の面積の5%を占めるポリ
エステル100%の連続フイラメントからなる15
g/m2の長繊維不織布に、1.5d×44mmのレーヨン
繊維85重量%と、1.5d×51mmのポリプロピレン/
ポリエチレン複合繊維15重量%とからなり、強度
比MD/CD=4/1である17g/m2の短繊維ウ
エブを重ね合せ、これをメツシユコンベア上で圧
力15Kg/cm2で噴射される柱状流で予備処理を施し
たのち、さらに所定間隔をおいて配置された直径
150mmの四つのロール支持体上に導いて本格処理
を施した。該各ロール支持体での噴射水圧は前記
被処理材料の移送方向における上流から下流へ順
に20Kg/cm2、30Kg/cm2、40Kg/cm2とした。 かくして、前記長繊維不織布に前記短繊維を交
絡させて形成した複合不織布を熱風乾燥機により
140℃で乾燥し、これをサンプルNo.1とし、それ
を直径0.5〜1.0mm、深さ0.3mmの凹部が多数設けら
れたスチールエンボスロールとウールンロールの
組み合せからなるエンボス加工機で該スチールロ
ールの表面が150℃、ニツプ圧30Kg/cm2(ゲージ
圧)、加工速度5m/minでエンボス処理を施し、
これをサンプルNo.2とした。一方、前記短繊維ウ
エブのみを用いて、前記繊維交絡処理と同条件で
繊維交絡処理を施して32g/m2の不織布を形成
し、これを比較サンプルNo.1とし、これをさらに
前記エンボス処理と同条件でエンボス処理を施
し、これを比較サンプルNo.2とした。 なお、前記繊維交絡処理は、前記特開昭59−
125954号公報記載の方法により実施した。 前記各サンプルの物性は下表に示すとおりであ
つた。下表中の各物性は次の方法によつて測定し
た。 (1) 目 付 50cm×50cmのサンプル10枚を各々重量秤量し、
その平均値を示した。 (2) 厚 さ 厚み計により、10枚のサンプルから合計200点
を測定し、その平均値を示した。 (3) 引張強度 幅50mm、長さ150mmのサンプルをチヤツチ間隔
100mm、引張りスピード100mmで、テンシロン型抗
張力測定機にてS−Sカーブを描き、3%伸張時
の応力、破断時の応力を読み取り、各サンプル10
点の平均値を示した。 (4) 帯電性 45mm×45mmのサンプルを採取し、スタテイツ
ク・オネストメーターを用い、ターンテーブルに
サンプルを取り付けて回転させ、印加電圧
10000Vを印加し、30秒後に止めてサンプルの帯
電性が半減するまでの時間を測定し、5枚のサン
プルの平均値とした。 (5) 静摩擦係数 35mm×110mmのサンプルを静摩擦試験機を用い
て静摩擦係数を測定し、サンプル5枚の平均値と
した。
【表】
【表】
(発明の効果)
本発明によれば、目的とするライナーが以上の
ような構成であり、かつ製法によりえられるもの
であるから、既述の公知技術の欠点を改良するこ
とができるとともに、とくに次の効果を有する。 (1) 部分的に融着した長繊維不織布はCD強度に
優れるが、これを用いることにより生産性に優
れた短繊維パラレルウエブを用いることができ
る。したがつて、CD強度に優れる不織布ライ
ナーをその生産速度を低下させることなく安定
的にうることができる。この不織布ライナーは
MD強度はもちろんのこと、CD強度において
ランダムウエブやクロスウエブからえられたそ
れに優るとも劣ることはない。 (2) 短繊維ウエブの目付むらによつて生ずる強度
むらを長繊維不織布を用いることによりなくし
て均一な不織布ライナーをうることができる。
ちなみに、これは長繊維不織布と併用する繊維
がパラレル、ランダム、クロスなどのいずれの
ウエブにも同様に適用することができるもので
ある。 (3) 製造工程において生ずる引張りによる短繊維
ウエブのMDへの繊維配向をこれに長繊維不織
布を併用することにより防止することができ
る。すなわち、該配向によるCD強度の低下を
防止することができる。
ような構成であり、かつ製法によりえられるもの
であるから、既述の公知技術の欠点を改良するこ
とができるとともに、とくに次の効果を有する。 (1) 部分的に融着した長繊維不織布はCD強度に
優れるが、これを用いることにより生産性に優
れた短繊維パラレルウエブを用いることができ
る。したがつて、CD強度に優れる不織布ライ
ナーをその生産速度を低下させることなく安定
的にうることができる。この不織布ライナーは
MD強度はもちろんのこと、CD強度において
ランダムウエブやクロスウエブからえられたそ
れに優るとも劣ることはない。 (2) 短繊維ウエブの目付むらによつて生ずる強度
むらを長繊維不織布を用いることによりなくし
て均一な不織布ライナーをうることができる。
ちなみに、これは長繊維不織布と併用する繊維
がパラレル、ランダム、クロスなどのいずれの
ウエブにも同様に適用することができるもので
ある。 (3) 製造工程において生ずる引張りによる短繊維
ウエブのMDへの繊維配向をこれに長繊維不織
布を併用することにより防止することができ
る。すなわち、該配向によるCD強度の低下を
防止することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性連続フイラメントである長繊維30〜
65重量%と、短繊維35〜70重量%とからなり、か
つ該短繊維はレーヨン繊維70〜97重量%と、融点
90〜180℃の溶融繊維3〜30重量%とからなり、
少なくとも前記長繊維は部分的に融着するととも
にこれと前記短繊維とは交絡することにより目付
25〜35g/m2の不織布形態を維持し、該不織布は
エンボスを賦与されていることを特徴とするフロ
ツピーデイスクジヤケツト用ライナー。 2 熱可塑性連続フイラメントである長繊維を部
分的に熱融着してなる目付8〜25g/m2の不織布
に、レーヨン繊維70〜97重量%と融点90〜180℃
の溶融繊維3〜30重量%とからなる目付8〜30
g/m2の短繊維ウエブを重ね合せた上から高速水
流を少なくとも15Kg/cm2の圧力で噴射して前記長
繊維に前記短繊維を交絡させることにより目付25
〜35g/m2の複合不織布を形成し、該複合不織布
を脱水乾燥したのちこれに加熱下にエンボスを賦
与することを特徴とするフロツピーデイスクジヤ
ケツト用ライナーの製法。 3 前記長繊維不織布の前記融着形態は、一つの
大きさが3mm2以下である多数の点状であつて、こ
れらの前記長繊維不織布における面積比率が10%
以下である特許請求の範囲第2項記載のフロツピ
ーデイスクジヤケツト用ライナーの製法。 4 前記長繊維不織布の前記融着形態は、一つの
大きさが3mm2以下で幅1mm以下の多数の不連続線
状であつて、これらの前記長繊維不織布における
面積比率が10%以下である特許請求の範囲第2項
記載のフロツピーデイスクジヤケツト用ライナー
の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2673885A JPS61187180A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | フロツピ−デイスクジヤケツト用ライナ−およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2673885A JPS61187180A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | フロツピ−デイスクジヤケツト用ライナ−およびその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61187180A JPS61187180A (ja) | 1986-08-20 |
| JPH0418393B2 true JPH0418393B2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=12201642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2673885A Granted JPS61187180A (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 | フロツピ−デイスクジヤケツト用ライナ−およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61187180A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63184977A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-07-30 | Hitachi Maxell Ltd | デイスクカ−トリツジ |
| JPH0197257A (ja) * | 1987-10-07 | 1989-04-14 | Shinwa Kk | 不織布の製造方法 |
| US4775579A (en) * | 1987-11-05 | 1988-10-04 | James River Corporation Of Virginia | Hydroentangled elastic and nonelastic filaments |
| US4998176A (en) * | 1989-03-08 | 1991-03-05 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Liner for floppy disk and process for producing the same |
| US5060105B1 (en) * | 1990-04-16 | 1996-12-03 | Int Paper Co | Hybrid nonwoven diskette liner |
| JPH04153351A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-26 | Unitika Ltd | 積層不織布及びその製造方法 |
| JP5054887B2 (ja) * | 2004-10-22 | 2012-10-24 | 株式会社神戸製鋼所 | 穿孔用ロール、多微細孔金属材製造装置、多微細孔金属材の製造方法、多微細孔金属材 |
| US20060128247A1 (en) * | 2004-12-14 | 2006-06-15 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Embossed nonwoven fabric |
| CN108342063B (zh) * | 2017-08-11 | 2021-07-20 | 上海彩滨实业发展有限公司 | 一种彩绒板及其制备方法 |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP2673885A patent/JPS61187180A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61187180A (ja) | 1986-08-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7091140B1 (en) | Hydroentanglement of continuous polymer filaments | |
| US4551378A (en) | Nonwoven thermal insulating stretch fabric and method for producing same | |
| US8148279B2 (en) | Staple fiber durable nonwoven fabrics | |
| US4582750A (en) | Process for making a nonwoven fabric of needling, heating, burnishing and cooling | |
| US4170680A (en) | Non-woven fabrics | |
| US5041255A (en) | Softening and bulking stitchbonded fabrics | |
| JPH0418393B2 (ja) | ||
| GB1339952A (en) | Non-woven material | |
| US3368934A (en) | Nonwoven fabric of crimped continuous polyethylene terephthalate fibers | |
| IE55983B1 (en) | Elastic thermal bonded non-woven fabric | |
| US3551271A (en) | Nonwoven fabrics containing heterofilaments | |
| JP3119283B2 (ja) | 不織布ボンディング方法 | |
| EP3887584B1 (en) | Methods for producing through-fluid bonded nonwoven webs | |
| US3574908A (en) | Production of a nonwoven fleece of continuous filaments | |
| CA3152163A1 (en) | Bast fiber, fabrics made therewith, and related method of manufacture | |
| AU2001229480B2 (en) | Hydroentanglement of continuous polymer filaments | |
| JPS6316504B2 (ja) | ||
| JPH08291451A (ja) | 不織布およびその製造方法 | |
| JPS5960776A (ja) | フロツピ−デイスクジヤケツト用ライナ− | |
| KR960002922B1 (ko) | 단섬유와 장섬유로 구성된 복합사와 그의 제조장치 및 그의 제조방법 | |
| EP1765519A2 (en) | Method of making electro-conductive substrates | |
| TW200301792A (en) | Bonded polyester fiberfill battings with a sealed outer surface having improved stretch capabilities | |
| CN115897055A (zh) | 用于制造非织造元件的方法以及非织造元件和卫生用品 | |
| JPS60127580A (ja) | フロツピ−デイスクジヤケツト用ライナ− | |
| KR100215684B1 (ko) | 신규한 섬유 충진물배팅 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |