JPH0418888B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0418888B2 JPH0418888B2 JP11543883A JP11543883A JPH0418888B2 JP H0418888 B2 JPH0418888 B2 JP H0418888B2 JP 11543883 A JP11543883 A JP 11543883A JP 11543883 A JP11543883 A JP 11543883A JP H0418888 B2 JPH0418888 B2 JP H0418888B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- under pressure
- dynamic
- aqueous solution
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
本発明は限外過の用途に好適なダイナミツク
膜の製造方法に関するものである。詳しくは、ア
ルミナゾルとコロイド状シリカからなる二層構造
をなすダイナミツク膜の製造方法に関するもので
ある。 従来、アルミナゾルによるダイナミツク膜はよ
く知られており、その限外過の性能は、例えば
JIS4種相当の5%ゼラチン水溶液の過の場合、
圧力20mg/cm2G、膜面に沿つた流速0.6m/sec、
温度60℃の条件下の溶質排除率96〜97%程度であ
つた。また、コロイド状シリカによるダイナミツ
ク膜もよく知られており、その限外過の性能
は、上記と同様の条件下で溶質排除率97〜98%程
度であつた。即ち、アルミナゾルのダイナミツク
膜によれば溶質のうち3〜4%を透過水とともに
損失することになり、コロイド状シリカのダイナ
ミツク膜によれば溶質のうち2〜3%を透過水と
ともに損失することになる。 従つて90数%に達する溶質排除率をさらに1ポ
イント向上させることが出来れば、溶質の損失量
を相当の割合で減少させることが可能となり、溶
質成分が高価な物であればその効果は極めて大き
い。 本発明者等はこれらの実情に鑑み鋭意研究を重
ねた結果、アルミナゾルとコロイド状シリカを組
み合わせることにより、これら個々の材料よりな
るダイナミツク膜より高い溶質排除性能を有する
ことを見出し、本発明に到達した。 以下本発明を詳細に説明する。 本発明で使用する多孔質支持体としては、公知
の各種のものが挙げられる。例えばセラミツク
ス、焼結金属粉末、焼結ガラス粉末、炭素材料な
どの無機質多孔質支持体および酢酸セルロース、
ポリ塩化ビニル、ポリメタクリロニトリル、ポリ
アミド、フツ素樹脂などの各種合成樹脂などの有
機多孔質支持体が挙げられる。 多孔質支持体の表面細孔の孔径は、その材質に
より相違するが、通常0.01〜2μ、好ましくは、
0.05〜0.2μのものが使用される。 多孔質支持体の厚さは、とくに制限されるもの
ではなく、ダイナミツク膜の使用目的に応じ、機
械的強度をもつ程度であればよい。 アルミナゾルとしては、粒子の大きさが50×
50mμ〜400×40mμ、好ましくは100×10mμ〜300
×30mμで羽毛状の形状をもつ粒子からなり、安
定剤として酢酸、塩酸等の有機酸、無機酸を用い
たものを使用する。 アルミナゾルの濃度は、固形分として0.01〜
0.2g/、好ましくは0.02〜0.1g/がよい。 コロイド状シリカとしては、粒径5〜50mμ、
好ましくは10〜20mμの粒状形の粒子が使用され
る。コロイド状シリカの水溶液は酸性あるいはア
ルカリ性のどちらで安定化しているものも使用可
能であるが、酸性で安定化しているものの方が好
ましい。 コロイド状シリカの濃度は、固形分として0.03
〜1.0g/、好ましくは0.1〜0.5g/がよい。
尚、このような濃度の酸性安定型シリカのコロイ
ド溶液は、通常PH4〜6である。 アルミナゾルを含む水溶液と、コロイド状シリ
カを含む水溶液の量は支持体の表面積1m2当り20
〜50程度でよい。 本発明方法に従いダイナミツク膜を製造するに
は、前述した方法によればよい。この方法では、
まず多孔質支持体上に、アルミナゾルの水溶液を
還流させる。還流は、加圧下、通常2〜35Kg/cm2
G、好ましくは5〜25Kg/cm2G、支持体表面に沿
う流速(以下、単に流速と称する)0.1〜10m/
sec、好ましくは0.2〜2m/secで行なうことが必
要である。 このアルミナゾルの温度は常温でよい。 還流時間は種々の条件により相違するが5〜30
分でよい。 この後、常圧に戻し流路内を水洗する。 次いで、コロイド状シリカの水溶液を還流す
る。還流は加圧下、通常2〜35Kg/cm2G、好まし
くは5〜25Kg/cm2G、流速0.1〜10m/sec、好ま
しくは0.2〜2m/secで行なうことが必要である。
このコロイド状シリカの水溶液の温度は常温でよ
い。 還流時間は種々の条件により相違するが5〜30
分でよい。 この後、加圧下のまま、PH1〜3.5好ましくは
PH1.5〜2.5の酸水溶液を還流させる。具体的に
は、硫酸、硝酸、塩酸等の強酸によつて調製され
た酸水溶液が使用される。還流時間は種々の条件
により相違するが5〜30分でよい。この処理によ
りシリカ粒子相互の凝集が促進され、強固なダイ
ナミツク膜が形成される。 次いで、さらに加圧下のまま、加熱水を還流さ
せるのが好ましい。 加熱水として、通常40〜100℃、好ましくは70
〜100℃のものが使用される。 還流時間は種々の条件により相違するが15〜90
分でよい。これにより、シリカ粒子相互の結合を
一層強めるとともに、アルミナ粒子ともからみ合
い強固で溶質排除率の高いダイナミツク膜を形成
させることができる。 この後、常圧に戻して流路内を水洗し、ダイナ
ミツク膜の形成は完了する。 尚、ダイナミツク膜の製造中に、透過水が排出
される多孔質支持体の片側は、常に常圧に保たれ
ていることは言うまでもない。 かくして得られたダイナミツク膜は、アルミナ
ゾルのダイナミツク膜を形成させることを省略し
たこと以外は、本発明によるダイナミツク膜の製
造方法と同様にして製造したダイナミツク膜と比
較して、高分子物質の排除性能が良好である。 以下、実施例および比較例を挙げて、本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明の要旨を超えな
い限り、以下の例によつて限定されるものではな
い。 実施例 1 0.77m2のセラミツク製多孔質支持体(表面孔
径:約0.1μ)上に、水30中にアルミナゾル(粒
子の大きさ:200×200mμ〜300×30mμ)を固形
分として、2g溶かした水溶液を、圧力20Kg/cm2
G、流速0.6m/sec、温度20℃の条件下、20分間
還流させ膜を形成した。この後、常圧に戻し流路
内を水洗した。次いで、水30中にコロイド状シ
リカ(粒径:10〜20mμ)を固形分として6g溶か
した水溶液を、圧力20Kg/cm2G、流速0.6m/
sec、温度20℃の条件下、20分間還流させ膜を形
成した。圧力20Kg/cm2Gの加圧下のまま、PH2.2、
20℃の硫酸水溶液を20分間還流させ、次いで同圧
力のまま水を還流して硫酸を洗浄除去した。この
後、常圧に戻し、流路内を水洗し、ダイナミツク
膜を形成した。 このようにして製造したダイナミツク膜を用い
て、圧力20Kg/cm2G、流速0.6m/sec、温度60℃
の条件下、JIS4種相当のゼラチン3%水溶液の
過を行なつた。結果を表−1に示した。 実施例 2及び3 実施例1の方法において、酸水溶液の還流処理
後に加圧下(20Kg/cm2G)のまま50℃、80℃の加
熱水を各々20分間還流を行なう他は実施例1と同
様にしてダイナミツク膜の製造、ゼラチン水溶液
の過を行なつた。その結果を表−1に示した。
膜の製造方法に関するものである。詳しくは、ア
ルミナゾルとコロイド状シリカからなる二層構造
をなすダイナミツク膜の製造方法に関するもので
ある。 従来、アルミナゾルによるダイナミツク膜はよ
く知られており、その限外過の性能は、例えば
JIS4種相当の5%ゼラチン水溶液の過の場合、
圧力20mg/cm2G、膜面に沿つた流速0.6m/sec、
温度60℃の条件下の溶質排除率96〜97%程度であ
つた。また、コロイド状シリカによるダイナミツ
ク膜もよく知られており、その限外過の性能
は、上記と同様の条件下で溶質排除率97〜98%程
度であつた。即ち、アルミナゾルのダイナミツク
膜によれば溶質のうち3〜4%を透過水とともに
損失することになり、コロイド状シリカのダイナ
ミツク膜によれば溶質のうち2〜3%を透過水と
ともに損失することになる。 従つて90数%に達する溶質排除率をさらに1ポ
イント向上させることが出来れば、溶質の損失量
を相当の割合で減少させることが可能となり、溶
質成分が高価な物であればその効果は極めて大き
い。 本発明者等はこれらの実情に鑑み鋭意研究を重
ねた結果、アルミナゾルとコロイド状シリカを組
み合わせることにより、これら個々の材料よりな
るダイナミツク膜より高い溶質排除性能を有する
ことを見出し、本発明に到達した。 以下本発明を詳細に説明する。 本発明で使用する多孔質支持体としては、公知
の各種のものが挙げられる。例えばセラミツク
ス、焼結金属粉末、焼結ガラス粉末、炭素材料な
どの無機質多孔質支持体および酢酸セルロース、
ポリ塩化ビニル、ポリメタクリロニトリル、ポリ
アミド、フツ素樹脂などの各種合成樹脂などの有
機多孔質支持体が挙げられる。 多孔質支持体の表面細孔の孔径は、その材質に
より相違するが、通常0.01〜2μ、好ましくは、
0.05〜0.2μのものが使用される。 多孔質支持体の厚さは、とくに制限されるもの
ではなく、ダイナミツク膜の使用目的に応じ、機
械的強度をもつ程度であればよい。 アルミナゾルとしては、粒子の大きさが50×
50mμ〜400×40mμ、好ましくは100×10mμ〜300
×30mμで羽毛状の形状をもつ粒子からなり、安
定剤として酢酸、塩酸等の有機酸、無機酸を用い
たものを使用する。 アルミナゾルの濃度は、固形分として0.01〜
0.2g/、好ましくは0.02〜0.1g/がよい。 コロイド状シリカとしては、粒径5〜50mμ、
好ましくは10〜20mμの粒状形の粒子が使用され
る。コロイド状シリカの水溶液は酸性あるいはア
ルカリ性のどちらで安定化しているものも使用可
能であるが、酸性で安定化しているものの方が好
ましい。 コロイド状シリカの濃度は、固形分として0.03
〜1.0g/、好ましくは0.1〜0.5g/がよい。
尚、このような濃度の酸性安定型シリカのコロイ
ド溶液は、通常PH4〜6である。 アルミナゾルを含む水溶液と、コロイド状シリ
カを含む水溶液の量は支持体の表面積1m2当り20
〜50程度でよい。 本発明方法に従いダイナミツク膜を製造するに
は、前述した方法によればよい。この方法では、
まず多孔質支持体上に、アルミナゾルの水溶液を
還流させる。還流は、加圧下、通常2〜35Kg/cm2
G、好ましくは5〜25Kg/cm2G、支持体表面に沿
う流速(以下、単に流速と称する)0.1〜10m/
sec、好ましくは0.2〜2m/secで行なうことが必
要である。 このアルミナゾルの温度は常温でよい。 還流時間は種々の条件により相違するが5〜30
分でよい。 この後、常圧に戻し流路内を水洗する。 次いで、コロイド状シリカの水溶液を還流す
る。還流は加圧下、通常2〜35Kg/cm2G、好まし
くは5〜25Kg/cm2G、流速0.1〜10m/sec、好ま
しくは0.2〜2m/secで行なうことが必要である。
このコロイド状シリカの水溶液の温度は常温でよ
い。 還流時間は種々の条件により相違するが5〜30
分でよい。 この後、加圧下のまま、PH1〜3.5好ましくは
PH1.5〜2.5の酸水溶液を還流させる。具体的に
は、硫酸、硝酸、塩酸等の強酸によつて調製され
た酸水溶液が使用される。還流時間は種々の条件
により相違するが5〜30分でよい。この処理によ
りシリカ粒子相互の凝集が促進され、強固なダイ
ナミツク膜が形成される。 次いで、さらに加圧下のまま、加熱水を還流さ
せるのが好ましい。 加熱水として、通常40〜100℃、好ましくは70
〜100℃のものが使用される。 還流時間は種々の条件により相違するが15〜90
分でよい。これにより、シリカ粒子相互の結合を
一層強めるとともに、アルミナ粒子ともからみ合
い強固で溶質排除率の高いダイナミツク膜を形成
させることができる。 この後、常圧に戻して流路内を水洗し、ダイナ
ミツク膜の形成は完了する。 尚、ダイナミツク膜の製造中に、透過水が排出
される多孔質支持体の片側は、常に常圧に保たれ
ていることは言うまでもない。 かくして得られたダイナミツク膜は、アルミナ
ゾルのダイナミツク膜を形成させることを省略し
たこと以外は、本発明によるダイナミツク膜の製
造方法と同様にして製造したダイナミツク膜と比
較して、高分子物質の排除性能が良好である。 以下、実施例および比較例を挙げて、本発明を
さらに詳細に説明するが、本発明の要旨を超えな
い限り、以下の例によつて限定されるものではな
い。 実施例 1 0.77m2のセラミツク製多孔質支持体(表面孔
径:約0.1μ)上に、水30中にアルミナゾル(粒
子の大きさ:200×200mμ〜300×30mμ)を固形
分として、2g溶かした水溶液を、圧力20Kg/cm2
G、流速0.6m/sec、温度20℃の条件下、20分間
還流させ膜を形成した。この後、常圧に戻し流路
内を水洗した。次いで、水30中にコロイド状シ
リカ(粒径:10〜20mμ)を固形分として6g溶か
した水溶液を、圧力20Kg/cm2G、流速0.6m/
sec、温度20℃の条件下、20分間還流させ膜を形
成した。圧力20Kg/cm2Gの加圧下のまま、PH2.2、
20℃の硫酸水溶液を20分間還流させ、次いで同圧
力のまま水を還流して硫酸を洗浄除去した。この
後、常圧に戻し、流路内を水洗し、ダイナミツク
膜を形成した。 このようにして製造したダイナミツク膜を用い
て、圧力20Kg/cm2G、流速0.6m/sec、温度60℃
の条件下、JIS4種相当のゼラチン3%水溶液の
過を行なつた。結果を表−1に示した。 実施例 2及び3 実施例1の方法において、酸水溶液の還流処理
後に加圧下(20Kg/cm2G)のまま50℃、80℃の加
熱水を各々20分間還流を行なう他は実施例1と同
様にしてダイナミツク膜の製造、ゼラチン水溶液
の過を行なつた。その結果を表−1に示した。
【表】
比較例 1
アルミナゾルのダイナミツク膜を形成させるこ
とを省略した以外は実施例1に記載したのと同様
にしてダイナミツク膜を製造した。 さらに、実施例1に記載したのと同様にしてゼ
ラチン水溶液の過を行なつたところ、溶質排除
率は95.7%であつた。
とを省略した以外は実施例1に記載したのと同様
にしてダイナミツク膜を製造した。 さらに、実施例1に記載したのと同様にしてゼ
ラチン水溶液の過を行なつたところ、溶質排除
率は95.7%であつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多孔質支持体上にアルミナゾルを加圧下還流
させて膜を形成し、該膜の上に、さらにコロイド
状シリカを加圧下還流させ膜を形成し、次いで加
圧下のままPH値が3.5以下の酸水溶液を還流させ
ることを特徴とするダイナミツク膜の製造方法。 2 酸水溶液を加圧下還流させた後、さらに加圧
下のまま加熱水を還流させることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11543883A JPS607906A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | ダイナミツク膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11543883A JPS607906A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | ダイナミツク膜の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS607906A JPS607906A (ja) | 1985-01-16 |
| JPH0418888B2 true JPH0418888B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=14662557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11543883A Granted JPS607906A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | ダイナミツク膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607906A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0611106B2 (ja) * | 1987-09-11 | 1994-02-09 | 沖電気工業株式会社 | 電子機器のスイッチ回路 |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP11543883A patent/JPS607906A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS607906A (ja) | 1985-01-16 |
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