JPH0419819B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419819B2 JPH0419819B2 JP61236079A JP23607986A JPH0419819B2 JP H0419819 B2 JPH0419819 B2 JP H0419819B2 JP 61236079 A JP61236079 A JP 61236079A JP 23607986 A JP23607986 A JP 23607986A JP H0419819 B2 JPH0419819 B2 JP H0419819B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- milk
- phosphorus
- calcium
- casein
- protein
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23C—DAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; PREPARATION THEREOF
- A23C9/00—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
- A23C9/15—Reconstituted or recombined milk products containing neither non-milk fat nor non-milk proteins
- A23C9/1512—Reconstituted or recombined milk products containing neither non-milk fat nor non-milk proteins containing isolated milk or whey proteins, caseinates or cheese; Enrichment of milk products with milk proteins in isolated or concentrated form, e.g. ultrafiltration retentate
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23C—DAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; PREPARATION THEREOF
- A23C7/00—Other dairy technology
- A23C7/04—Removing unwanted substances other than lactose or milk proteins from milk
- A23C7/043—Removing unwanted substances other than lactose or milk proteins from milk using chemicals in liquid or solid state, e.g. flocculating, adsorbing or extracting agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23C—DAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; PREPARATION THEREOF
- A23C9/00—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
- A23C9/20—Dietetic milk products not covered by groups A23C9/12 - A23C9/18
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dairy Products (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は低リン化牛乳の製造に関する。さらに
詳しくは牛乳の乳清を脱リン処理することよりな
る低リン化乳剤の製造方法に関する。
詳しくは牛乳の乳清を脱リン処理することよりな
る低リン化乳剤の製造方法に関する。
本発明の製造法によつて得られる低リン化牛乳
は高リン血症患者やカルシウム吸収能の低下した
腎疾患者、老人用の食品として好適である。
は高リン血症患者やカルシウム吸収能の低下した
腎疾患者、老人用の食品として好適である。
牛乳は殆んどすべての栄養素を含み、消化吸収
もよい優れた食品であり、時に病人食に適してい
る。しかしながら牛乳中のリン対カルシウムの重
量比(0.9:1)はカルシウム吸収の観点から望
ましくない。カルシウム吸収の点からは食品中の
リン対カルシウムの重量比は人乳におけるように
1:2程度が望ましく、リンの含量がこれより多
くなるとリン酸カルシウムが生成し、カルシウム
が不溶化し、カルシウム吸収の阻げとなる。健康
人にとつてはこの程度のリン過剰は問題とならな
いが、カルシウム吸収能の衰えた腎患者や高齢者
あるいはカルシウム代謝異常者や高リン血症患者
が摂食する場合には牛乳中のリン成分を低減化
し、リン対カルシウム比を1:2程度にすること
が望まれる。そのためには牛乳中にはリンがタン
パク100gに対して約3g含まれているのでこれ
を1.0〜2.0gに低減する必要がある。
もよい優れた食品であり、時に病人食に適してい
る。しかしながら牛乳中のリン対カルシウムの重
量比(0.9:1)はカルシウム吸収の観点から望
ましくない。カルシウム吸収の点からは食品中の
リン対カルシウムの重量比は人乳におけるように
1:2程度が望ましく、リンの含量がこれより多
くなるとリン酸カルシウムが生成し、カルシウム
が不溶化し、カルシウム吸収の阻げとなる。健康
人にとつてはこの程度のリン過剰は問題とならな
いが、カルシウム吸収能の衰えた腎患者や高齢者
あるいはカルシウム代謝異常者や高リン血症患者
が摂食する場合には牛乳中のリン成分を低減化
し、リン対カルシウム比を1:2程度にすること
が望まれる。そのためには牛乳中にはリンがタン
パク100gに対して約3g含まれているのでこれ
を1.0〜2.0gに低減する必要がある。
従来、牛乳中のリン成分の低減化法として牛乳
より分離したカゼインのアルカリ溶液を60〜150
℃で2秒〜60分間加熱処理し、この処理カゼイン
溶液をイオン交換処理する方法(特公昭46−
25697号公報)および脱脂乳を5.2〜6.0のPHに酸
性化し、この酸性化脱脂乳をアニオン交換体に通
す方法(特開昭60−256342号公報)が知られてい
る。
より分離したカゼインのアルカリ溶液を60〜150
℃で2秒〜60分間加熱処理し、この処理カゼイン
溶液をイオン交換処理する方法(特公昭46−
25697号公報)および脱脂乳を5.2〜6.0のPHに酸
性化し、この酸性化脱脂乳をアニオン交換体に通
す方法(特開昭60−256342号公報)が知られてい
る。
上述した従来の方法によれば、牛乳中のリン成
分を低減することができるが、イオン交換体で処
理するため、リン以外の他の有用な酸やミネラル
成分も同時に除去されてしまう欠点がある。イオ
ン交換体の代りに膜透析を行う方法も知られてい
るが、この場合も、リンと同程度の分子量の栄養
分が同時に除去される欠点がある。
分を低減することができるが、イオン交換体で処
理するため、リン以外の他の有用な酸やミネラル
成分も同時に除去されてしまう欠点がある。イオ
ン交換体の代りに膜透析を行う方法も知られてい
るが、この場合も、リンと同程度の分子量の栄養
分が同時に除去される欠点がある。
従つて、本発明の目的は、牛乳中に含まれるリ
ンのみを人乳程度の含量の選択的に除去した低リ
ン化牛乳の製造法を提供することを目的とする。
ンのみを人乳程度の含量の選択的に除去した低リ
ン化牛乳の製造法を提供することを目的とする。
本発明は低リン化牛乳の製造法に関し、牛乳に
酸及び/またはレンネツトを加えて凝集するカゼ
インを分取し、残りの乳清中にカルシウム塩を加
え、前記乳清中に含まれる遊離のリン酸を溶解度
の低いリン酸カルシウムとして沈澱させこれを除
去した後、再び上記カゼインを加え、リンの含量
をタンパク質100gに対して1.0g乃至2.0gの割
合とし、次いで乳化させることを特徴とする。
酸及び/またはレンネツトを加えて凝集するカゼ
インを分取し、残りの乳清中にカルシウム塩を加
え、前記乳清中に含まれる遊離のリン酸を溶解度
の低いリン酸カルシウムとして沈澱させこれを除
去した後、再び上記カゼインを加え、リンの含量
をタンパク質100gに対して1.0g乃至2.0gの割
合とし、次いで乳化させることを特徴とする。
本発明において出発原料として使用される「牛
乳」とは生乳、普通牛乳、加工乳、遠心分離によ
つてクリームを除いた脱脂乳のいずれでもよい。
このような液状乳は通常、タンパク質2.9〜3.6%
であるのに対し、リンは0.09〜0.10%含まれてい
て、リンのタンパク質に対する割合は約3%であ
る。また牛乳として、市販の脱脂粉乳を水に再溶
解したものを使用していてもよい。この場合もリ
ンの含有量は、牛乳とほぼ同じである。
乳」とは生乳、普通牛乳、加工乳、遠心分離によ
つてクリームを除いた脱脂乳のいずれでもよい。
このような液状乳は通常、タンパク質2.9〜3.6%
であるのに対し、リンは0.09〜0.10%含まれてい
て、リンのタンパク質に対する割合は約3%であ
る。また牛乳として、市販の脱脂粉乳を水に再溶
解したものを使用していてもよい。この場合もリ
ンの含有量は、牛乳とほぼ同じである。
「カゼイン」とは、乳タンパク質の主体をなす
リンタンパク質であり、乳に酸を加えてPH4.6に
すると等電点沈澱する性質を有するこのである。
リンタンパク質であり、乳に酸を加えてPH4.6に
すると等電点沈澱する性質を有するこのである。
「乳清」とは、牛乳または脱脂乳に酸またはレ
ンネツトを加えることによつて生ずるカゼインを
除いた残りの透明な黄縁色の溶液をいう。乳清中
に含まれるタンパク質は約0.3〜0.7%であり、リ
ンは0.063〜0.071%である。
ンネツトを加えることによつて生ずるカゼインを
除いた残りの透明な黄縁色の溶液をいう。乳清中
に含まれるタンパク質は約0.3〜0.7%であり、リ
ンは0.063〜0.071%である。
本発明による方法において、最初に原料の牛乳
または脱脂乳に酸を添加または必要に応じてレン
ネツトを作用させてカゼインを沈澱させる。酸
は、特に限定されないが、塩酸、乳酸、酢酸、硫
酸等が好適に用いられる。添加量は一定でなく、
溶液のPHが4〜5の範囲、好ましくはPH4.6付近
となるまで加える。その際の温度は室温でよい。
「レンネツト」は、牛乳を凝固させるのに用いら
れる酵素製品の名称であつて、一種のプロテアー
ゼである。レンネツトの添加は、酸の添加に加え
てまたは酸を加えた上に行なうことができる。レ
ンネツトを加える場合は、原料の牛乳に対して
0.002〜0.004重量%を撹拌しながら均一に混合す
る。この際牛乳に塩化カルシウムを0.02重量%加
えておき、PH4.8付近、温度30℃〜40℃に調整し
ておくと、カゼインが凝固しやすくなる。
または脱脂乳に酸を添加または必要に応じてレン
ネツトを作用させてカゼインを沈澱させる。酸
は、特に限定されないが、塩酸、乳酸、酢酸、硫
酸等が好適に用いられる。添加量は一定でなく、
溶液のPHが4〜5の範囲、好ましくはPH4.6付近
となるまで加える。その際の温度は室温でよい。
「レンネツト」は、牛乳を凝固させるのに用いら
れる酵素製品の名称であつて、一種のプロテアー
ゼである。レンネツトの添加は、酸の添加に加え
てまたは酸を加えた上に行なうことができる。レ
ンネツトを加える場合は、原料の牛乳に対して
0.002〜0.004重量%を撹拌しながら均一に混合す
る。この際牛乳に塩化カルシウムを0.02重量%加
えておき、PH4.8付近、温度30℃〜40℃に調整し
ておくと、カゼインが凝固しやすくなる。
このように、酸の添加またはレンネツトの作用
によりカゼインが析出するが、それを遠心分離法
(回転数約1000rpmで約5分間)または過法に
より分取する。残りの上澄液即ち乳清からカルシ
ウム沈澱法によつてリンを除去する。
によりカゼインが析出するが、それを遠心分離法
(回転数約1000rpmで約5分間)または過法に
より分取する。残りの上澄液即ち乳清からカルシ
ウム沈澱法によつてリンを除去する。
カルシウム沈澱法とは、乳清中に含まれる遊離
のリン酸を溶解度の低いリン酸カルシウムとして
不溶化析出する方法である。
のリン酸を溶解度の低いリン酸カルシウムとして
不溶化析出する方法である。
得られた乳清中に、カルシウム塩好ましくは塩
化カルシウムを約0.1重量%乃至2.0重量%加える
が、この時乳清中のリン酸2モルあたりカルシウ
ム塩3モル相当量以上の量となることが必要であ
る。生成したリン酸カルシムは、水酸化ナトリウ
ム等を加えることによりPHを6.5〜7.0に調整して
沈澱させる。このリン酸カルシウムの白色沈澱物
を遠心分離法(回転数約1500rpm、5分間)によ
りまたは過法により除去する。上記のPH域で沈
澱するのはリン酸カルシウムのみであり、乳酸カ
ルシウム等は沈澱しないので、牛乳中のリン以外
の有用な栄養分が失なわれることはない。
化カルシウムを約0.1重量%乃至2.0重量%加える
が、この時乳清中のリン酸2モルあたりカルシウ
ム塩3モル相当量以上の量となることが必要であ
る。生成したリン酸カルシムは、水酸化ナトリウ
ム等を加えることによりPHを6.5〜7.0に調整して
沈澱させる。このリン酸カルシウムの白色沈澱物
を遠心分離法(回転数約1500rpm、5分間)によ
りまたは過法により除去する。上記のPH域で沈
澱するのはリン酸カルシウムのみであり、乳酸カ
ルシウム等は沈澱しないので、牛乳中のリン以外
の有用な栄養分が失なわれることはない。
この脱リン処理により得られた溶液を予め分取
しておいたカゼインと混合し、水酸化ナトリウム
等を使用することによつてPH6.5〜6.7に調整しつ
つ均一化する。
しておいたカゼインと混合し、水酸化ナトリウム
等を使用することによつてPH6.5〜6.7に調整しつ
つ均一化する。
次いで、原料として脱脂乳を用いた場合には乳
脂(クリーム)を加え、さらに乳化剤などを適宜
加える。その後温度50℃〜60℃に加熱し、加圧条
件下例えば100Kg/cm2〜500Kg/cm2好ましくは200
Kg/cm2で、ホモジナイザーを用いて充分撹拌乳化
する。さらに温度60℃〜65℃に加温して安定化を
はかる。これにより得られる乳濁液は、リン含量
が出発原料の牛乳に比べて約20〜50%であり、脱
リン効率は約50%〜80%である。この乳濁液は、
所望により紙パツク、アルミパツク、缶等へ充填
殺菌し、低リン化牛乳としての利用に供すること
ができる。また、上記乳濁液を噴霧乾燥処理する
ことによつて粉体化された粉乳製品とすることも
できる。
脂(クリーム)を加え、さらに乳化剤などを適宜
加える。その後温度50℃〜60℃に加熱し、加圧条
件下例えば100Kg/cm2〜500Kg/cm2好ましくは200
Kg/cm2で、ホモジナイザーを用いて充分撹拌乳化
する。さらに温度60℃〜65℃に加温して安定化を
はかる。これにより得られる乳濁液は、リン含量
が出発原料の牛乳に比べて約20〜50%であり、脱
リン効率は約50%〜80%である。この乳濁液は、
所望により紙パツク、アルミパツク、缶等へ充填
殺菌し、低リン化牛乳としての利用に供すること
ができる。また、上記乳濁液を噴霧乾燥処理する
ことによつて粉体化された粉乳製品とすることも
できる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明
する。
する。
実施例 1
市販牛乳(成分無調整)1200mlを遠心分離機に
かけ(回転数3000rpm、20分間)、クリーム層を
分離して脱脂乳約1000mlを調製した。この脱脂乳
中に含まれるタンパク質重量は、2.67g/100ml、
リン重量は93.1mg/100ml(タンパク質100gに対
するリン重量は3.49g)であつた。次にこの脱脂
粉乳を2Nの塩酸を用いてPH4.6に調整したところ
カゼインが沈澱した。
かけ(回転数3000rpm、20分間)、クリーム層を
分離して脱脂乳約1000mlを調製した。この脱脂乳
中に含まれるタンパク質重量は、2.67g/100ml、
リン重量は93.1mg/100ml(タンパク質100gに対
するリン重量は3.49g)であつた。次にこの脱脂
粉乳を2Nの塩酸を用いてPH4.6に調整したところ
カゼインが沈澱した。
遠心分離機にかけ(回転数3000rpm、10分間)、
沈澱物に水を加えてカゼイン画分100mlを採取し
た。
沈澱物に水を加えてカゼイン画分100mlを採取し
た。
一方、上清液950mlを採取し、その中に含まれ
るタンパク質とリンの重量を測定したところ、タ
ンパク質は650mg/100ml、リンは70.5mg/100ml
であつた。残りの上清液900mlに対して約1%の
濃度となるように塩化カルシウムを添加溶解し、
2Nの水酸化ナトリウムを用いてPH6.5〜7に調整
し生成された白色沈澱物を去した。液中に含
まれるタンパク質とリンの重量を測定したとこ
ろ、それぞれ530mg/100ml、8.6mg/100mlであつ
た。この液800mlを予め分取したカゼイン画分
95mlと混合して、水酸化ナトリウムを用いてPH
6.6付近に調整した。この混合液に対して乳化剤
(商品名:エキセル300)を約0.06%の量で加えて
乳化した。
るタンパク質とリンの重量を測定したところ、タ
ンパク質は650mg/100ml、リンは70.5mg/100ml
であつた。残りの上清液900mlに対して約1%の
濃度となるように塩化カルシウムを添加溶解し、
2Nの水酸化ナトリウムを用いてPH6.5〜7に調整
し生成された白色沈澱物を去した。液中に含
まれるタンパク質とリンの重量を測定したとこ
ろ、それぞれ530mg/100ml、8.6mg/100mlであつ
た。この液800mlを予め分取したカゼイン画分
95mlと混合して、水酸化ナトリウムを用いてPH
6.6付近に調整した。この混合液に対して乳化剤
(商品名:エキセル300)を約0.06%の量で加えて
乳化した。
このようにして得られた乳化液900mlは、タン
パク質を2.51g/100ml、リンを29.5mg/100mlの
量で含有し(タンパク質100gに対するリンの重
量は1.17g)、低リン化牛乳として好適に食用に
供することができるものであつた。
パク質を2.51g/100ml、リンを29.5mg/100mlの
量で含有し(タンパク質100gに対するリンの重
量は1.17g)、低リン化牛乳として好適に食用に
供することができるものであつた。
なおリンの重量を2.0gとしたい場合には、加
える前記塩化カリシウムを約0.5%の濃度となる
ようにしたらよい。
える前記塩化カリシウムを約0.5%の濃度となる
ようにしたらよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、リン成分のみが選択的に低減
化された低リン化牛乳の製造法が提供される。
化された低リン化牛乳の製造法が提供される。
本発明の製造法によつて得られる低リン化牛乳
は牛乳中のリンがタンパク質100gに対して1.0g
乃至2.0gの割合になるように低減化されており、
リン対カルシウムの重量比が人乳とほぼ同じの
1:2となつている。この比率はカルシウムの吸
収に最も適しておりカルシウム吸収能が低下した
腎疾患者や高齢者および高リン血症患者用の食品
に適している。さらに本発明の低リン化牛乳は、
リンのみが選択的に除去され、他の成分は失なわ
れていないので、完全食品としての牛乳の価値は
保持されている。
は牛乳中のリンがタンパク質100gに対して1.0g
乃至2.0gの割合になるように低減化されており、
リン対カルシウムの重量比が人乳とほぼ同じの
1:2となつている。この比率はカルシウムの吸
収に最も適しておりカルシウム吸収能が低下した
腎疾患者や高齢者および高リン血症患者用の食品
に適している。さらに本発明の低リン化牛乳は、
リンのみが選択的に除去され、他の成分は失なわ
れていないので、完全食品としての牛乳の価値は
保持されている。
本発明の製造法は牛乳に酸及び/またはレンネ
ツトを加え、凝集するカゼインを分取し、残りの
乳清中に含まれる遊離のリン酸をカルシウム沈澱
法により除去した後、再び上記カゼインを加え、
次いで乳化させることにより上記低リン化牛乳を
得ることからなり、牛乳中のリン成分のみを低減
化し、それ以外の他の栄養分を除去しないという
優れた効果を有する。
ツトを加え、凝集するカゼインを分取し、残りの
乳清中に含まれる遊離のリン酸をカルシウム沈澱
法により除去した後、再び上記カゼインを加え、
次いで乳化させることにより上記低リン化牛乳を
得ることからなり、牛乳中のリン成分のみを低減
化し、それ以外の他の栄養分を除去しないという
優れた効果を有する。
本発明の製造法はさらにカゼイン中のリンを除
去しないので、牛乳中のリンがタンパク質100g
に対して1.0g乃至2.0gの割合になるように低減
化される。この牛乳中のリンの含量は上述したよ
うに、カルシウム吸収の観点から最も望ましいも
のである。
去しないので、牛乳中のリンがタンパク質100g
に対して1.0g乃至2.0gの割合になるように低減
化される。この牛乳中のリンの含量は上述したよ
うに、カルシウム吸収の観点から最も望ましいも
のである。
さらに本発明の製造法はイオン交換体を使用す
る従来方法に比べて操作が極めて簡単であり、し
かも塩化カルシウムのような安価な試薬を使用し
て実施されるのでコストが低くてすみ工業的に非
常に有利である。
る従来方法に比べて操作が極めて簡単であり、し
かも塩化カルシウムのような安価な試薬を使用し
て実施されるのでコストが低くてすみ工業的に非
常に有利である。
Claims (1)
- 1 牛乳に酸及び/またはレンネツトを加え、凝
集するカゼインを分取し、残りの乳清中にカルシ
ウム塩を加え、前記乳清中に含まれる遊離のリン
酸を溶解度の低いリン酸カルシウムとして沈澱殿
せこれを除去した後、再び上記カゼインを加え、
リン含量をタンパク質100gに対して1.0g乃至
2.0gの割合とし、次いで乳化させることを特徴
とする低リン化牛乳の製造法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61236079A JPS6391037A (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 低リン化牛乳の製造法 |
| US07/337,611 US4968513A (en) | 1986-10-06 | 1987-10-06 | Process for preparing phosphorus-reduced cow milk |
| PCT/JP1987/000747 WO1988002219A1 (fr) | 1986-10-06 | 1987-10-06 | Lait a faible teneur en phosphore et procede de production |
| AU80742/87A AU608781B2 (en) | 1986-10-06 | 1987-10-06 | Phosphorus-reduced cow's milk and process for preparing same |
| EP87906469A EP0326617B1 (en) | 1986-10-06 | 1987-10-06 | Process for the production of low-phosphorus milk |
| DE87906469T DE3786463T2 (de) | 1986-10-06 | 1987-10-06 | Verfahren zur Herstellung von Milch mit niedrigem Phosphorgehalt. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61236079A JPS6391037A (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 低リン化牛乳の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6391037A JPS6391037A (ja) | 1988-04-21 |
| JPH0419819B2 true JPH0419819B2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=16995409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61236079A Granted JPS6391037A (ja) | 1986-10-06 | 1986-10-06 | 低リン化牛乳の製造法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4968513A (ja) |
| EP (1) | EP0326617B1 (ja) |
| JP (1) | JPS6391037A (ja) |
| AU (1) | AU608781B2 (ja) |
| DE (1) | DE3786463T2 (ja) |
| WO (1) | WO1988002219A1 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4002204A1 (de) * | 1990-01-26 | 1991-08-01 | Westfalen Milchwerke | Diaetetisches nahrungsmittel fuer patienten mit niereninsuffizienz |
| US5365658A (en) * | 1990-06-27 | 1994-11-22 | Digital Equipment Corporation | Method for forming an electrical interconnection |
| US5068118A (en) * | 1990-07-25 | 1991-11-26 | Kraft General Foods, Inc. | Method of making simulated cheese containing casein materials |
| US5213835A (en) * | 1991-12-20 | 1993-05-25 | Abbott Laboratories | Method for removing phosphorus from milk and whey protein |
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