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JPH0419839B2 - - Google Patents
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JPH0419839B2 - - Google Patents

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JPH0419839B2
JPH0419839B2 JP59078706A JP7870684A JPH0419839B2 JP H0419839 B2 JPH0419839 B2 JP H0419839B2 JP 59078706 A JP59078706 A JP 59078706A JP 7870684 A JP7870684 A JP 7870684A JP H0419839 B2 JPH0419839 B2 JP H0419839B2
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ampb
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Kunitaka Tachibana
Tetsuo Watanabe
Atsuyuki Sato
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は除草剤として有用である新規な含燐ペ
プチド化合物の製造法に関する。 特公昭51−639号(特許第827768号)公報に記
載のストレプトミセス・ハイグロスコピクス
(Streptomyces hygroscopicus)SF−1293株
(微工研菌寄996号、昭和46年6月以来、微工研に
寄託してあり、また国際寄託に移行してFERM
−BP130号として寄託してあり、また米国ATCC
にもATCC寄託番号21705号として寄託してあり、
これら寄託所から分譲できる状態にある)を培養
することにより次式 で表わされるSF−1293物質が製造できることは
知られており、またSF−1293物質が除草剤とし
て有用であることも知られている(特開昭54−
67026号公報)。 今般、本発明者らは上記のSF−1293株を培養
すると、SF−1293物質と共に一般式()の含
燐ペプチド化合物群が培養液中に生産されている
ことを発見し、これら化合物を夫々に単難するこ
とに成功し、またこれら化合物が新規物質であつ
て除草剤として有効であることを見出した。 従つて、本発明によると、次の一般式() 〔式中、R1およびR2は夫々に水素、メチル基、
エチル基、イソプロピル基、またはハイドロキシ
メチル基を示し、R3は−OHまたは基
【式】を示し、ただし R3が基−OHであるときR1とR2が共にメチル基
の場合は除く〕で表わされる、新規な含燐ペプチ
ド化合物が提供される。 一般式()の含燐ペプチド化合物の塩の例と
しては、この化合物のモノ−、ジ−又はトリ−又
はテトラ−アルカリ金属塩、例えばNa塩、K
塩;アンモニウム塩;アルカリ土類金属塩、金属
塩があり、また各種の塩基、例えばアルキルアミ
ンとの塩、ならびにコリンとの塩がある。 詳しく言えば、本発明によると、スロレプトミ
セス属に属する次の一般式() 〔式中、R1およびR2は夫々に水素、メチル基、
エチル基、イソプロピル基またはハイドロキシメ
チル基を示し、R3は基−OHまたは基
【式】を示し、ただし R3が基−OHであるときR1とR2が共にメチル基
の場合は除く〕で表わされる含燐ペプチド化合物
の生産菌を培養し、この一般式()の化合物を
培養物から採取することを特徴とする、一般式
()の含燐ペプチド化合物の製造法が提供され
る。 本発明の方法に使用される一般式()化合物
生産菌の一例としては、特公昭51−639号公報記
載の、ストレプトミセス・ハイグロスコピクス
SF−1293株(FERM−P996;FERM−BP130)
がある。このSF−1293株の菌学的性質、培養方
法は、特公昭51−639号公報記載の通りである。
一般式()の化合物はSF−1293株を培養する
場合には特公昭51−639号公報記載のSF−1293物
質(上記一般式()で、R1=CH3、R2=CH3
R3=OHの場合)と共に培養液中に生産されるか
ら、SF−1293物質と共に分離し、これからの単
離を含めた精製が必要となる。通常は、SF−
1293株を培養し、その培養ろ液を使い、陽または
陰イオン交換樹脂、薄層クロマトグラフイー、高
速液体クロマトグラフイー、ダイヤイオンHP−
20等の多孔性樹脂によるクロマトグラフイーを組
み合わせることにより、SF−1293物質から単離
して一般式()の化合物が採取できる。 本発明の方法では本発明化合物生産菌、例えば
SF−1293株を通常の微生物が利用しうる栄養物
を含有する倍地で培養する。栄養源としては、従
来ストレプトミセス属の菌の培養に利用されてい
る公知のものが使用される。例えば炭素源として
グルコース、澱粉、グリセリン、シユクロース、
水あめ、糖密等を使用しうる。また窒素源として
大豆粉、小麦胚芽、肉エキス、ペプトン、乾燥酵
母、コーンステイープリカー、硫酸アンモニウ
ム、硝酸ナトリウム等を使用しうる。その他必要
に応じて炭酸カルシウム、食塩、塩化カリ、燐酸
塩等の無機塩類を添加するほか、菌の発育を助
け、本発明化合物の生産を促進する有機及び無機
物を適当に添加することが出来る。 培養法としては、一般抗生物質生産の方法と同
じく、液体培養法、特に深部培養法が最も適して
いる。SF−1293株を用いる培養は好気的条件下
で行われ、培養に適当な温度は25〜35℃である
が、多くの場合、28℃付近で培養する。かくして
本発明化合物の生産は振盪培養、タンク培養共に
3〜5日で最高に達する。 SF−1293物質及び一般式()の化合物は主
として培養物の液体部分に存在するが後記の理化
学性状で示すように水溶性の両性物質であるの
で、培養液からの抽出にあたつてはアンバーライ
トIR−120、ダウエツクス50W等の陽イオン交換
樹脂もしくはアンバーライトIRA−400、IR−
45、IR−4B等の陰イオン交換樹脂を使用して吸
着させ、これを適当な酸、アルカリもしくは塩溶
液、を用いて溶出することが出来る。 例えば培養炉液を陽イオン交換樹脂ダウエツク
ス50W(H型)の樹脂塔を通過させ、有効成分を
樹脂部に吸着させ、これをアンモニア水で溶出す
る方法は有効な抽出手段である。 このような方法で得られたSF−1293物質と一
般式()の化合物とを含む粗粉末はダウエツク
ス1×2樹脂又はセルロース、シリカゲル、アル
ミナ乃至はセフアデツクスを使用するクロマトグ
ラフイーにかけると、SF−1293物質から一般式
()の化合物を分離できる。 このように分離された一般式()の化合物は
更にダウエツクス1×2樹脂を用いるクロマトグ
ラフイーにより、また非イオン性吸着樹脂による
クロマトグラフイー、セルロース薄層クロマトグ
ラフイー及び高速液体クロマトグラフイーを組合
せて目的物質を単離、精製することができる。 一般式()の化合物の具体例には、下記の物
質がある。
【表】 これらの化合物は、優れた除草活性をもつこと
が認められた。従つて、一般式(の化合物はこ
れを有効成分として含む除草剤として使用でき、
この除草剤には農薬で常用される担体、補助剤を
配合できる。 また、一般式()で示される本発明化合物
は、これを加水分解すると、それから次式 で示されるL−2−アミノ−4−〔(ヒドロキシ)
(メチル)ホスフイノイル〕酪酸(以下、L−
AMPBと略称する)を生成することができ、こ
のL−AMPBは除草剤として有用である(特開
昭48−85538号、特開昭49−31890号及び特開昭54
−92628号公報参照)。 一般式()の本発明化合物の生産菌はSF−
1923物質の生産菌である前記のSF−1293株と同
一であるから、SF−1923株の培養液は一般式
()の本発明化合物とSF−1293株物質とを含有
する。従つて、一般式()の本発明化合物の生
産菌の培養液からSF−1293物質を分離・精製す
ることなく、その培養液を、公知の加水分解の方
法、例えばアルカリ分解や酸分解、酵素や微生物
培養物を用いた加水分解にかけることによつて、
L−AMPBを高収率で生成することが可能であ
る。このように、一般式()の本発明化合物は
除草剤として有効であるL−AMPBの製造用原
料としても有用である。 実施例 1 AMPB−Gly−Ala物質(Ia)の製造 (イ) ストレプトミセス・ハイグロスコピクスSF
−1293株(FERM−BP 130)を澱粉2.0%、ペ
プトン1.0%、肉エキス0.3%、リン酸2カリ
0.05%、PH7.0の液体培地15に接種し、28℃
で24時間通気撹拌培養し、これを種母とする。 グルコース3.0%、水あめ1.0%、小麦胚芽2.5
%、ソリユーブル・ベジタブル・プロテイン
0.5%、大豆油0.1%、酵母エキス0.1%、硫酸第
一鉄0.001%、塩化ニツケル0.0001%、塩化コ
バルト0.0001%、PH7.0の液体培地200に前記
種母を接種し、28℃で96時間通気撹拌培養し
た。培養液をPH3で過し、液150を得る
(培養力価110mcg/ml)。 液は活性炭を充填した塔(7.5)を通過
させ、引き続き水30で洗滌する。通過液及び
水洗液を合併し(180)、ダウエツクス50W×
2(50−100メツシユ)(H型)9の樹脂塔に
かけ有効成分を吸着させる。樹脂塔は水洗後、
0.05Nアンモニア水で溶離する。活性区分(45
)を減圧濃縮し淡黄褐色の粗粉末50g(力価
200mcg/mg)を得た。 (ロ) 上記粗粉末10gを水50mlに溶解し、ダウエツ
クス1×2(酢酸型)1を充填したカラムに
通過させて目的物質を吸着させ、2の水でカ
ラムを洗浄した。 次いで0.3規定酢酸6で溶出し、100mlずつ
に分画した。セルロースプレートによる薄層ク
ロマトグラフイー(展開剤:n−ブタノール−
酢酸−水(2:1:1))でRf0.60を示し、高
速液体クロマトグラフイー(ウオーターズ6000
型、カラム:東洋曹達LS410、移動相:0.05M
燐酸緩衝液(PH2.5)、検出:210nm)で保持時
間5.9分を示す物質(Ia)を含む分画を集め濃
縮乾固すると、0.85gの粉末が得られた。 この粉末を水5mlに溶解し、非イオン性吸着
樹脂ダイヤイオンHP20の400mlを充填したカ
ラムに通過させ、水で展開し10mlづつに分画し
た。セルロースプレートによる薄層クロマトグ
ラフイー及び高速液体クロマトグラフイーで物
質(Ia)のみを含む分画を集め濃縮乾固して物
質(Ia)の白色粉末150mgを得た。 マススペクトル(SIMS):(M+1)+ m/z
310 1H−NMRスペクトル(D2O、pD3):
δ1.24(d):AMPBのP−CH3、δ1.36(d):アラニ
ンのCH3、δ1.55〜1.75(m)及びδ1.95〜2.15
(m):AMPBの2個のCH2、δ3.96(q):グリ
シンのCH2、δ4.06(t):AMPBのCH、δ4.29
(q):アラニンのCH。 本物質(Ia)は、これを6規定塩酸中100℃、
18時間加水分解すると、加水分解物中にAMPB、
グリシン及びアラニンの三種のアミノ酸を検出し
た(アミノ酸分析、薄層クロマトグラフイー)。
また、高速液体クロマトグラフイーの分析で保持
時間5.9分を示した。本物質(Ia)はアミノ酸分
析(アトーKK アミノ酸分析装置MLC−703型、
溶離液PH2.5)で保持時間39分を示した(このと
きSF−1293物質は保持時間35分を示す)。 呈色反応はニンヒドリン、ライドンスミス、ハ
ーネス反応に陽性である。 元素分析値:C38.71、H6.56、N13.38、O31.13
%。 分子式C10H20N3O6Pとしての理論値:C38.83、
H6.52、N13.59、O31.04%。 実施例 2 AMPB−Ala−Gly物質(Ib)の製造 実施例1(ロ)におけるダウエツクス1×2カラム
の0.3規定酢酸溶出分画のうち、(Ia)物質を含む
分画の前に、高速液体クロマトグラフイーで保持
時間4.5分を示す成分として物質(Ib)の存在が
認められた。物質(Ib)を含む分画を集め濃縮乾
固すると淡褐色粉末3.8gが得られた。 この粉末を水10mlに溶解し、ダイヤイオンHP
−20の1を充填し0.02規定塩酸で平衡化したカ
ラムに通過させ更に0.02規定塩酸で展開溶出し
た。 高速液体クロマトグラフイーにより検出し、物
質(Ib)を含む分画を濃縮して約5mlとしたのち
セルロース粉末(フナコシ薬品(株)、アビセル)5
gを加え、濃縮乾固した。 別にアビセル粉末をn−ブタノール−酢酸−水
−酢酸−nブチル(4:1:1:1)で膨潤させ
たもの1を充填したカラムを作製し、これに前
述の物質(Ib)を含むアビセル粉末をのせ、同じ
溶媒で展開溶出した。高速液体クロマトグラフイ
ーでほぼ物質(Ib)のみを含む分画を集め濃縮乾
固すると170mgの白色粉末が得られた。 この粉末を水5mlに溶解し、ダイヤイオンHP
−20の400mlを充填したカラムにかけ水で展開溶
出した。 高速液体クロマトグラフイーで物質(Ib)のみ
を含む分画を集め濃縮乾固し物質(Ib)の白色粉
末45mgを得た。 マススペクトル(SIMS):(M+1)+ m/z
310 1H−NMRスペクトル(D2O、pD1):
δ1.43(d):アラニンのCH3、δ1.52(d):AMPBの
P−CH3、δ1.8〜2.0(m)及びδ2.05〜2.25
(m):AMPBの2個のCH2、δ4.0(q):グリシ
ンのCH2、δ4.10(t):AMPBのCH、δ4.42
(q):アラニンのCH。 本物質(Ib)は6規定塩酸中100℃、18時間加
水分解すると、加水分解物中にAMPB、グリシ
ン及びアラニンの三種のアミノ酸を検出した(ア
ミノ酸分析、薄層クロマトグラフイー)。また、
高速液体クロマトグラフイーの分析で保持時間
4.5分を示した。本物質(Ib)はアミノ酸分析で
保持時間40分を示した。 呈色反応はニンヒドリン、ライドンスミス、ハ
ーネス反応に陽性である。 元素分析値:C38.67、H6.48、N13.27、O30.96
%。 分子式C10H20N3O6Pとしての理論値:C38.83、
H6.52、N13.59、O31.04%。 実施例 3 AMPB−Ala−ABA物質(Ic)の製造 実施例1(イ)で得た粗粉末10gに水50mlを加えて
溶解し、ダイヤイオンHP−20 1のカラムに
通過させ水で展開溶出した。SF−1293物質、物
質(Ia)、物質(Ib)等が溶出され終つた後、更
に水て展開溶出すると、薄層クロマトグラフイー
でSF−1293物質(Rf0.65)よりRf値の大きい成
分として物質(Ic)(Rf=0.77)が溶出されて来
る。 物質(Ic)を含む分画を濃縮後、セフアデツク
スG−15の500mlの充填したカラムにかけ水で展
開した。薄層クロマトグラフイーで物質(Ic)の
みを含む分画を集め濃縮乾固して73mgの白色粉末
として物質(Ic)を得た。 マススペクトル(SIMS):(M+1)+ m/z
338 1H−NMRスペクトル(D2O、pD3):
δ0.94(t):α−アミノ酪酸のCH3、δ1.28(d):
AMPBのP−CH3、δ1.39(d):アラニンのCH3
δ1.6〜1.9(m)及びδ2.0〜2.2(m):AMPBの2
個のCH2及びα−アミノ酪酸のCH2、δ4.05
(t):AMPBのCH、δ4.22(dd):α−アミノ
酪酸のCH、δ4.37(q):アラニンのCH。 本物質(Ic)は、6規定塩酸中100℃、18時間
加水分解すると、AMPB、アラニン及びα−ア
ミノ酪酸の三種のアミノ酸を検出した(アミノ酸
分析、薄層クロマトグラフイー)。また高速液体
クロマトグラフイーの分析で保持時間11.3分を示
した。本物質(Ic)はアミノ酸分析で保持時間41
分を示した。 呈色反応はニンヒドリン、ライドンスミス、ハ
ーネス反応に陽性であつた。 元素分析値:C42.45、H7.03、N12.10、O28.39
% 分子式C12H24N3O6Pとしての理論値:C42.73、
H7.17、N12.46、O28.46%。 実施例 4 AMPB−Ala−Val物質(Id)の製造 実施例3で用いたダイヤイオンHP−20のカラ
ムで物質(Ic)の溶出され終つた後、20%メタノ
ールで溶出すると物質(Ic)より更に薄層クロマ
トグラフイーのRf値の大きい成分として物質
(Id)(Rf=0.78)が溶出されてくる。 物質(Id)を含む分画を集めて濃縮後セフアデ
ツクスG−15 500mlのカラムにかけ水で展開し
た。薄層クロマトグラフイーで物質(Id)のみを
含む分画を集めて濃縮乾固すると87mgの白色粉末
として物質(Id)が得られた。 マススペクトル(SIMS)(M+1)+ m/z
352 1H−NMRスペクトル(D2O、pD3):
δ0.93(d2組):パリンの2個のCH3、δ1.26(d):
AMPBのP−CH3、δ1.39(d):アラニンのCH3
δ1.55〜1.75(m)及びδ2.0〜2.2(m):AMPBの
2個のCH2及びバリンのβ−CH、δ4.05(t):
AMPBのCH、δ4.17(d):バリンのα−CH、
δ4.41:(q)アラニンのCH。 本物質(Id)は6規定塩酸中100℃、18時間加
水分解すると、AMPB、アラニン及びバリンの
三種のアミノ酸を検出した(アミノ酸分析、薄層
クロマトグラフイー)。 また高速液体クロマトグラフイーの分析で保持
時間25.0分を示した。本物質(Id)はアミノ酸分
析で保持時間44分を示した。 呈色反応はニンヒドリン、ライドンスミス、ハ
ーネス反応に陽性であつた。 元素分析値:C44.12、H7.38、N11.55、O27.20
%。 分子式C13H26N3O6Pとしての理論値:C44.44、
H7.46、N11.96、O27.32%。 実施例 5 AMPB−Ala−Ser物質(Ie)の製造 実施例1(ロ)のダウエツクス1×2のカラムクロ
マトグラフイーで0.3規定酢酸溶出分画のうち、
物質(Ia)の溶出された後の分画に高速液体クロ
マトグラフイーで保持時間4.3分を示す成分とし
て物質(Ie)が溶出された。 物質(Ie)を含む分画を集め濃縮した後、ダイ
ヤイオンHP−20 400mlのカラムにかけ水で展開
溶出した。高速液体クロマトグラフイーで物質
(Ie)を主として含む分画を集めて濃縮乾固する
と白色粉末220mgが得られた。 この粉末を水10mlに溶解しセフアデツクスG−
15 1のカラムにかけ水で展開し物質(Ie)の
みを含む分画を集めて濃縮乾固すると物質(Ie)
の白色粉末70mgが得られた。 マススペクトル(SIMS):(M+1)+ m/z
340 1H−NMRスペクトル(D2O、pD6):
δ1.26(d):AMPBのP−CH3、δ1.44(d):アラニ
ンのCH3、δ1.6〜1.8(m)及びδ2.0〜2.2(m):
AMPBの2個のCH2、δ3.84(d):セリンのCH2
δ4.08(t):AMPBのCH、δ4.28(t):セリン
のCH、δ4.44(q):アラニンのCH。 本物質(Ie)は6規定塩酸中100℃、18時間加
水分解すると、AMPB、アラニン及びセリンの
三種のアミノ酸を検出した(アミノ酸分析、薄層
クロマトグラフイー)。また高速液体クロマトグ
ラフイーの分析で保持時間4.3分を示した。 本物質(Ie)はアミノ酸分析で保持時間28分を
示した。 呈色反応はニンヒドリン、ライドンスミス、ハ
ーネス反応に陽性であつた。 元素分析値:C38.66、H6.51、N12.07、O32.95
% 分子式C11H22N3O7Pとしての理論値:C38.94、
H6.54、N12.38、O33.01%。 実施例 6 AMPB−Ala−Ala−AMPB物質(If)の製造 実施例1(ロ)のダウエツクス1×2のカラムにお
いて0.3規定酢酸により物質(Ia)〜(Ie)が溶
出され終つた後、2規定の酢酸で溶出すると高速
液体クロマトグラフイーで保持時間6.4分を示す
成分として物質(If)が溶出されてくる。 物質(If)を含む分画を集めて濃縮し、そのま
まダイヤイオンHP−20の400mlのカラムにかけ
水で展開溶出した。 物質(If)を含む分画を集め濃縮乾固すると
120mgの白色粉末が得られた。更にこの粉末を水
5mlに溶解しセフアデツクスG−15の500mlのカ
ラムにかけ水で展開し、高速液体クロマトグラフ
イーで(If)のみを含む分画を集め濃縮乾固する
と物質(If)の白色粉末55mgが得られた。 マススペクトル(SIMS):(M+1)+ m/z
487 1H−NMRスペクトル(D2O、pD6):
δ1.17(d)及びδ1.21(d):2個のAMPBのP−CH3
(2個分)、δ1.36(2組のd):2個のアラニン
のCH3(2個分)、δ1.4〜1.7(m)及びδ1.7〜2.1
(m):2個のAMPBのCH2(4個分)、δ4.0(t)
及びδ4.10(t):2個のAMPBのCH(2個分)、
δ4.28(q)及びδ4.31(q):2個のアラニンの
CH(2個分)。 本物質(If)は6規定塩酸中100℃、18時間加
水分解すると、AMPBとアラニンの二種のアミ
ノ酸のみを検出した(アミノ酸分析、薄層クロマ
トグラフイー)。また、高速液体クロマトグラフ
イーの分析で保持時間6.4分を示した。 本物質(If)はアミノ酸分析で保持時間14分を
示した。 呈色反応はニンヒドリン、ライドンスミス、ハ
ーネス反応に陽性であつた。 元素分析値:C39.38、H6.55、N11.09、O29.41
% 分子式C16H32N4O9P2としての理論値:C39.51、
H6.63、N11.52、O29.60%。 試験例 1 メヒシバ等の除草試験 畑土壌をつめた直径6cmのプラスチツクポツト
に、メヒシバ、シロザ、またはカヤツリグサの種
子を播き、草高20cmの時に、水溶液として
AMPB−Gly−Ala物質(Ia)またはSF−1293物
質の所定量(第1表に表示)を茎葉全体に散布処
理して施用した。水溶液散布量は10/アールと
し、展着剤としてポリオキシエチレンアルキルア
リールエーテルを0.1%になるように水溶液中に
添加した。 殺草効果は、処理後6日および14日に観察によ
り調査し、対照(無処理)との%で算定した。 試験結果を第1表に示す。
【表】 試験例 2 ノビエ除草試験 畑土壌をつめた直径6cmのプラスチツクポツト
に、ノビエの種子を播き、草高25cmの時に、水溶
液としたAMPB−Gly−Ala物質(Ia)または
AMPB−Ala−Ala−AMPB物質(If)または、
SF−1293物質の、所定量(第2表に表示)を茎
葉全体に散布処理して施用した。水溶液散布量は
10/アールとし、展着剤として、ポリオキシエ
チレンアルキルアリールエーテルを0.1%になる
ように水溶液中に添加した。試験は4連制で行な
つた。 殺草効果は処理後14日に観察により調査し、対
照(無処理)との%で算定した。 試験結果を第2表に示す。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ストレプトミセス属に属する次の一般式
    () 〔式中、R1およびR2は夫々に水素、メチル基、
    エチル基、イソプロピル基またはハイドロキシメ
    チル基を示し、R3は基−OHまたは基
    【式】を示し、ただし R3が基−OHであるときR1とR2が共にメチル基
    の場合は除く〕で表わされる物質の生産菌を培養
    し、一般式()の物質を培養物から採取するこ
    とを特徴とする、一般式()の含燐ペプチド化
    合物の製造法。
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