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JPH0429752B2 - - Google Patents
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JPH0429752B2 - - Google Patents

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JPH0429752B2
JPH0429752B2 JP323685A JP323685A JPH0429752B2 JP H0429752 B2 JPH0429752 B2 JP H0429752B2 JP 323685 A JP323685 A JP 323685A JP 323685 A JP323685 A JP 323685A JP H0429752 B2 JPH0429752 B2 JP H0429752B2
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plated
plated surface
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plating
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Description

【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本発明は鋼板または鋼帯のZn又はZn系合金の
片面電気めつきにおいて、非めつき面に廻りこん
で形成されためつき層、又は非めつき面に予め薄
くめつきされためつき層のみを溶解する片面電気
めつき方法に関する。 〈従来の技術〉 両面めつきおよび片面めつきのいずれも製造可
能な電気めつきラインで鋼板または鋼帯の片面め
つきを行う場合、通常めつき面に対向した電極の
みに通電し、片面めつきを行うが、これでは非め
つき面への電流の廻りこみが大きく、非めつき面
にも多量のめつきが行われるため、鋼板または鋼
帯の両端縁部にエツジマスクを取りつけて電流の
廻りこみを防いでいる。しかし、この方法でも完
全ではなく鋼板または鋼帯の非めつき面両端縁部
には約40〜90mm幅でめつきが行われる。このた
め、片面めつき後に、さらにブラツシング等の機
械研摩、又は電解により廻りこみめつきを除去し
ている。 前者については廻りこみめつき層は研削によつ
ては充分に除去できず、かつ、非めつき面にブラ
ツシング模様が発生し、好ましくない。この点、
電解による廻りこみめつきの溶解は確実で、非め
つき面の冷延面も機械的研摩のように粗くなるこ
とはない。また、非めつき面は片面めつき時には
酸性のめつき液と接触しているため冷延面が化学
エツチングをうけ、その結果スマツトが発生して
その後のリン酸塩処理性を損うという観点から非
めつき面にも同時に薄めつきして冷延面を保護
し、めつき後、非めつき面のめつき層を除去する
という方法もある。 このような片面めつきに対しては非めつき面の
めつき層の除去には電解法が有利である。しかし
ながら、通常の電解法、すなわち、鋼板または鋼
帯の非めつき面を陽極に、鋼板または鋼帯の非め
つき面に対向した電極を陰極とする電解ではめつ
き面にも溶解電流が廻りこみめつき面のめつき層
をも溶解してしまう。このため、めつき面にも積
極的に通電し、めつき面を陰極に、非めつき面を
陽極とする電解法が採用されている(特開昭59−
16391)。この方法で電解液のPHをアルカリ性とす
れば非めつき面の冷延面は不動態化し易く、鉄の
溶解を少なくすることができる。 〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、この方法にも問題点があり、第
1にめつき面に大電流を流すと水の電気分解が著
しくなる結果としてめつき面上のPHが上昇し、め
つき面のめつき層が徐々に溶解するので、めつき
面の電流は小さくし、非めつき面には短時間溶解
を目的に大電流を流さなくてはならない。このた
め、めつき面への溶解電流の廻りこみがさけられ
ない。第2には電解液がアルカリ性とはいえ、非
めつき面の冷延面の溶解を完全に防止することが
できず、非めつき面の外観を若干ながら損う。第
3には、片面Zn−Ni系合金めつきの場合、非め
つき面のめつき層はZnのみが優先溶解し、Niの
溶解が遅れるため、非めつき面はNiが残存して
しまう。 〈問題点を解決するための手段〉 本発明は間接通電法によりめつき面を陰極に非
めつき面を陽極とし、両面同一の高電流を流すこ
とによつて廻りこみめつき層を溶解させる方法で
あるが、この間接通電法そのものは公知(特公昭
38−4461,U.S.pat.3901771)であり、これを非
めつき面のめつき層の溶解に応用すると、前述し
たような問題点を有するため、本発明はこの廻り
こみめつき層の溶解法を大幅に改良するものであ
る。 具体的には、めつき面においては大電流を流す
ことによつてH2発生量が電流に比例して増え、
めつき面のPHが上昇してめつきを溶解するので、
めつき面におけるPH上昇をPH緩衝剤の添加により
防止する。また非めつき面においては、生成した
めつき層が優先的に溶解し、冷延面は不動態化し
て鉄の溶解を抑制しているものの、非めつき面は
酸素ガスが発生する結果として電解面は弱酸性と
なつており、冷延面の不動態化は完全とはいえ
ず、わずかづつ鉄の溶解が起る。これは浴に酸化
剤を加えることによつて解決される。 Zi−Ni合金めつきの場合のNiの残留はアンモ
ニウムイオンを加えてNiの錯化を計ることによ
つてNiの溶解を促進する。 〈発明の構成〉 本発明によれば鋼板または鋼帯にZnまたはZn
系合金を片面に電気めつきする方法であつて、鋼
板または鋼帯の片面のみに、または片面のみなら
ず非めつき面にも5g/m2未満の薄めつきを施し
た後に、浴のPHを6〜11に維持するPH緩衝剤と酸
化剤を含む電解浴中で、非めつき面を陽極とし、
めつき面を陰極とする間接通電を行ない、めつき
面のめつき層を溶解せずに非めつき面の回り込み
めつき層、又は薄いめつき層を溶解し、かつ冷延
面のFeの溶解を抑制することを特徴とする片面
電気めつき法が提供される。 さらに本発明によれば鋼板または鋼帯にZnま
たはZn系合金を片面に電気めつきする方法であ
つて、鋼板または鋼帯の片面のみに、または片面
のみならず非めつき面にも5g/m2未満の薄めつ
きを施した後に、浴のPHを6〜11に維持するPH緩
衝剤と酸化剤とアンモニウム塩を含む浴中で、非
めつき面を陽極とし、めつき面を陰極とする間接
通電を行ない、めつき面のめつき層を溶解せずに
非めつき面の回り込みめつき層、又は薄いめつき
層を溶解し、かつ冷延面のFeの溶解を抑制する
ことを特徴とする片面電気めつき法が提供され
る。 すなわち、めつき層の溶解はPH12以上において
起ることから、PH6〜11の範囲において緩衝作用
を有する緩衝剤、具体的には例えば4ホウ酸ナト
リウムと水酸化ナトリウムの組み合せ、リン酸水
素2ナトリウムと水酸化ナトリウムの組み合せ、
炭酸ナトリウムと炭素水素ナトリウムの組み合
せ、リン酸2水素カリウムと炭酸水素ナトリウム
の組み合せ、リン酸水素2ナトリウムとリン酸2
水素カリウムの組み合せのいずれか1種の緩衝剤
を添加し、これによつてめつき面の電解界面のPH
上昇を抑制する。 本発明の方法においては冷延面の不動態化を達
成するために酸化剤を加える。硝酸塩、過塩素酸
塩又は過マンガン酸塩のいずれかであり、これに
より冷延面の不動態化を完全なものとし、鉄の溶
解は防止される。 また、Zn−Ni系合金片面電気めつきにおいて
は、前述のように非めつき面のめつき中でZnの
溶解は容易なものの、Niの溶解が遅く非めつき
面にはNiが残存し易い。このため、本発明はさ
らに硫酸アンモニウムのようなアンモニウムイオ
ン源を添加し、ニツケルとアンモニウムイオンと
の化学反応(錯化)によりニツケルの溶解を促進
するものである。 なお上記PH緩衝剤や酸化剤のみでは電気伝導性
が不十分である場合には、電導剤を加える。電解
浴の好ましい電導剤は硫酸アルカリ金属である。
これはめつき浴が硫酸塩浴であり、上記硫酸塩の
添加は片面溶解性にほとんど影響を及ぼさない。 これによりめつき面の溶解を最少に抑え非めつ
き面の残留めつきはほとんどなく、ほぼ完全な片
面めつきをえることができる。 さらに、本発明は酸洗やめつき工程で発生した
非めつき面(冷延面)のスマツトをも除去するこ
とができ、その後の化成性を損うことはない。こ
れは、非めつき面の発生ガスにより付着したスマ
ツトが除去されるものであろうと推定される。 ここで、PH緩衝の範囲を6〜11としたのは、6
未満では非めつき面の電解面のPHが低くなりす
ぎ、酸化剤を添加しても冷延面の溶解が抑制でき
ないからで、PHが11を越えると大電流による処理
において、めつき面の電解面のPHが12以上となり
めつき面のめつき溶解が起るからである。また、
酸化剤の添加量を0.1〜0.5モル/としたのは、
0.1モル/未満では酸化剤の効果が小さく、冷
延面の溶解を完全に抑制できず、0.5モル/を
こえると酸化剤の効果は飽和となり、これ以上の
添加は意味がないからである。つぎに、アンモニ
ウム塩の添加量を0.1〜1モル/としたのは、
0.1モル/未満では、アンモニウムイオンによ
るNiの化学溶解を促進することが不十分で、非
めつき面に微量ながらNiが残留してしまい、1
モル/をこえると、アンモニウムイオンによる
Niの化学溶解の促進はほぼ飽和となり、これ以
上の添加は意味がないからである。 〈実施態様〉 以下、実施例に従い説明する。 実施例 0.8t×300wの冷延鋼帯を通常の方法で脱脂、酸
洗した後、めつき面に対向した電極との間で片面
Znめつきおよび片面Zn−Ni合金めつきを行つ
た。めつき面のめつき付着量は35g/m2である。
また、片面Znめつき製品の1部については非め
つき面に2g/m2の薄めつきを行つた。しかる
後、第1表に示す電解条件で非めつき面のめつき
が目視で完全に溶解する時間まで電解した。 これらの各試料についてめつき面のめつき付着
量の分析(本発明処理前後の付着量差からみため
つき面のめつきの溶解量測定)、非めつき面の廻
りこみめつきの残存量および非めつき面冷延面の
鉄の溶解(目視外観による光沢性)を調査した。
結果を第2表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】 つき面のめつき残存量はめつき鋼板を幅方向
に分析し、その平均値として算出した。
第2表から明らかなように、本発明はめつき面
のめつきをほとんど溶解することなく、非めつき
面においては廻りこみめつきをほぼ完全に溶解で
きると共に、冷延面の鉄の溶解を抑制することが
できる。 〈効果〉 このように、本発明によれば、片面Znめつき
又は片面Zn系合金めつきにおいて、従来よりも
優れた片面めつき鋼帯をえることができる。又、
本発明は非めつき面の冷延面に付着しているスマ
ツトをも除去できることから、その後の化成処理
性についても優れていることはいうまでもない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋼板または鋼帯にZnまたはZn系合金を片面
    に電気めつきする方法であつて、鋼板または鋼帯
    の片面のみに、または片面のみならず非めつき面
    にも5g/m2未満の薄めつきを施した後に、浴の
    PHを6〜11に維持するPH緩衝剤と酸化剤を含む電
    解浴中で、非めつき面を陽極とし、めつき面を陰
    極とする間接通電を行ない、めつき面のめつき層
    を溶解せずに非めつき面の回り込みめつき層、又
    は薄いめつき層を溶解し、かつ冷延面のFeの溶
    解を抑制することを特徴とする片面電気めつき
    法。 2 特許請求の範囲第1項に記載の方法であつ
    て、電解浴が4ホウ酸アルカリ金属と水酸化アル
    カリ金属からなるPH緩衝剤、リン酸水素2アルカ
    リ金属と水酸化アルカリ金属からなるPH緩衝剤、
    炭酸アルカリ金属と炭酸水素アルカリ金属からな
    るPH緩衝剤、リン酸2水素アルカリ金属と炭酸水
    素アルカリ金属からなるPH緩衝剤、リン酸水素2
    アルカリ金属とリン酸2水素アルカリ金属からな
    るPH緩衝剤のいずれかと酸化剤としての0.1〜0.5
    モル/の硝酸塩または過マンガン酸塩を含む方
    法。 3 特許請求の範囲第1項に記載の方法であつ
    て、電解浴の電導剤が硫酸アルカリ金属である方
    法。 4 鋼板または鋼帯にZnまたはZn系合金を片面
    に電気めつきする方法であつて、鋼板または鋼帯
    の片面のみに、または片面のみならず非めつき面
    にも5g/m2未満の薄めつきを施した後に、浴の
    PHを6〜11に維持するPH緩衝剤と酸化剤とアンモ
    ニウム塩を含む浴中で、非めつき面を陽極とし、
    めつき面を陰極とする間接通電を行ない、めつき
    面のめつき層を溶解せずに非めつき面の回り込み
    めつき層、又は薄いめつき層を溶解し、かつ冷延
    面のFeの溶解を抑制することを特徴とする片面
    電気めつき法。 5 特許請求の範囲第4項に記載の方法であつ
    て、電解浴が4ホウ酸アルカリ金属と水酸化アル
    カリ金属からなるPH緩衝剤、リン酸水素2アルカ
    リ金属と水酸化アルカリ金属からなるPH緩衝剤、
    炭酸アルカリ金属と炭酸水素アルカリ金属からな
    るPH緩衝剤、リン酸2水素アルカリ金属と炭酸水
    素アルカリ金属からなるPH緩衝剤、リン酸水素2
    アルカリ金属とリン酸2水素アルカリ金属からな
    るPH緩衝剤のいずれかと、酸化剤として0.1〜0.5
    モル/の硝酸塩または過マンガン酸塩と、アン
    モニウム塩を含む方法。 6 特許請求の範囲第5項に記載の方法であつ
    て、電解浴の電導剤が硫酸アルカリ金属である方
    法。
JP323685A 1985-01-14 1985-01-14 片面電気めつき法 Granted JPS61163292A (ja)

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