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JPH0435866B2 - - Google Patents
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JPH0435866B2 - - Google Patents

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JPH0435866B2
JPH0435866B2 JP58140042A JP14004283A JPH0435866B2 JP H0435866 B2 JPH0435866 B2 JP H0435866B2 JP 58140042 A JP58140042 A JP 58140042A JP 14004283 A JP14004283 A JP 14004283A JP H0435866 B2 JPH0435866 B2 JP H0435866B2
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JP
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movable contact
link
contact
plunger
handle
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JP58140042A
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JPS6030029A (ja
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Yoichi Yokoyama
Tatsuo Hiroshima
Shigeru Honoki
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明はリモートコントロール式回路しや断
器に関するものである。
〔背景技術〕
この発明の提案例を第1図ないし第22図に示
す。すなわち、この提案例は、固定接点46に対
向した可動接点47を有する可動接触子48と、
手動操作可能なハンドル111とを、このハンド
ル111の開閉動作に伴つて可動接触子48が非
反転で開閉動作するように、リンク110により
連係するとともに、異常電流を検出する検出手段
44,45に応動して駆動するトリツプリンク1
09に離脱自在に係合するラツチリンク64を有
し、可動接触子48とハンドル111との連係
を、ラツチリンク64の離脱によつて解除可能に
支持した開閉機構部78と、 この開閉機構部78のハンドル111に連係動
作するプランジヤ70を有して、このプランジヤ
70を永久磁石149の磁力により固定側のヨー
ク148,150の一方または他方の接極部に吸
引するとともに、永久磁石149の磁力に対して
コイル147に発生する磁力を相殺または重畳さ
せることにより、プランジヤ70を変移させる双
安定型有極電磁石装置112とで構成している。
この提案例によれば、双安定型有極電磁石装置
112の永久磁石149の磁力により可動接触子
48の開閉位置を保持することができるため、従
来のトグル式保持機構は不要となり、またその保
持機構を外す容量が不要となつたため、電磁石を
双安定型としても全体として小型化を図ることが
でき、さらに操作電力を低減することができる。
また双安定型有極電磁石装置112のプランジヤ
70は安定位置で永久磁石149による吸引力が
大きくなるため、開閉位置が確実に保持されて安
定した開閉を確保できる。
以下、図面に沿つてより詳細に説明する。すな
わち、まず1極分の構造について説明すると、こ
れは30アンペアフレームのもので線路の過電流お
よび短絡電流を検出してトリツプ動作し、またハ
ンドルおよび遠隔制御操作信号により線路をオ
ン、オフ、リセツト操作できるようにしている。
外殻(しや断器本体)Aは、主に第11図のよ
うに本体ケース1、中ケース2、側ケース3、上
カバー4からなり、本体ケース1の横方向および
上方向の開口をほぼ閉塞する天板11aおよび立
板11bをもつた中ケース2が被せられ、中ケー
ス2の外面に側ケース3が被せられて本体ケース
1および側ケース3の3箇所の連結孔5〜7を通
すはとめピン8により一体に組合わされ、中ケー
ス2は挾持される。上カバー4は弾性のあるプラ
スチツク製で本体ケース1と側ケース3の上端部
に段設された取付壁9,10および中ケース2の
天板11aの両端縁部に冠着し、その両端部より
外方に端子カバー12を延出して、その付根部を
薄肉12aに形成することにより上方向に弾性回
動できるヒンジ部13を形成している。このよう
に組合わされて扁平箱形の外殻Aが構成され、外
殻Aの幅方向の両側の肩部はテーパ14に落とさ
れるとともに、外殻Aの両側部は階段状をなす段
部15〜18が本体ケース1および中ケース2に
より形成され、外殻Aの下端部にはしや断器を分
電盤等に取付ける取付溝19が本体ケース1によ
り形成されている。
端子は、主に第7図のように電路用の主端子2
0,21、遠隔制御操作信号用の操作端子22お
よび補助端子23からなり、主端子20,21は
電源側端子装置21および負荷側端子装置20か
らなる。これらの端子装置は主に第11図のよう
に端子板24,25、押え突起付座金26、スプ
リングワツシヤ27、角ナツト28および端子ね
じ29を構成部品とし、それぞれ端子板24,2
5にねじ通孔30を形成し、端子ねじ29にワツ
シヤ27および座金26を通して、端子ねじ29
をねじ通孔30に通し、下面のナツト28にねじ
込んでいる。各端子板24,25はその一側縁部
を下方に折曲して垂下片31,32を形成してあ
り、各端子装置20,21は外殻Aの両側の下側
の段部15,16に取付けられる。そのため、こ
れらの段部15,16はその上面および本体ケー
ス1の横方向に開口するねじ・ナツト遊挿溝33
と垂下片挿通スリツト34,35を形成してい
る。各端子装置20,21を本体ケース1の開口
側から第7図のように段部15,16に挿入し、
垂下片31,32をスリツト34,35に通し、
端子ねじ29およびナツト28を溝33に通して
中ケース2および側ケース3を閉じることにより
挾持される。結線は電線(図示省略)を座金26
と端子板24,25との間に通し、端子ねじ29
をねじつて端子ねじ29を締付けることにより行
う。
また、操作端子22はコ字形端子枠36の上片
に端子ねじ37をねじ込んだもので3線式遠隔制
御を考慮して3個よりなり、しかも前記端子装置
よりも小さい形状をなし、電源側端子装置21の
位置する段部16の中ケース2に形成された上側
段部18の絶縁仕切板38で仕切られた位置に取
付けられる。すなわち、段部18に固定スリツト
39を形成し、3個の端子枠34をスリツト39
に挿入し、端子枠36のばね作用で段部18に挾
持固定される。また、補助端子23は負荷側端子
装置20側の上側段部17に設けられている。こ
の補助端子23は回路しや断器のオン、オフおよ
びトリツプ動作の検出信号を外部の警報用ランプ
やブザーに送信するためのものである。これはZ
字形端子板40の下片にねじ41をねじ込んだも
ので、中ケースの2の段部17の絶縁仕切板42
の間に設置され、上片40aを保持溝17aに差
込んで保持される。前記操作端子22および補助
端子23の上面には丁度前記端子カバー12が位
置し、このしや断器を分電盤等に設置して上面を
フラツシユプレートで被覆した際、フラツシユプ
レートと端子22,23の絶縁が確保できるよう
にしている。なお、これらの端子22,23への
結線は端子カバー12を上方に開いて行う。
主端子20,21間の電路を構成するものとし
て、主に第11図のように接点部43、プランジ
ヤ式電磁石装置44およびバイメタル45があ
り、これらは主端子20,21間のほぼ一直線上
に配列される。接点部43は電路を開閉制御する
もので、固定接点46と可動接点47をもつた可
動接触子48からなる。この接点部43を位置決
めするため、本体ケースの底板49の中央部に本
体ケース1の高さの約1/3程度の高さをもつ仕切
板50を立設して本体ケース1の横方向開口から
みて、左側を消弧室51となし、右側に操作電磁
石収納室52を形成し、仕切板50の表面に沿う
ように固定接点板53を逆U字形に折曲して、本
体ケース1の横方向開口側から仕切板50にガイ
ドさせて押入し、収納室52側の端部に設けた幅
板54の奥端を本体ケース1の横方向開口側から
みた奥面に当接して位置決めされる。そして、固
定接点46は固定接点板53の消弧室51側に固
着される。また、本体ケース1における前記幅板
54と前記端子板25の垂下片32との間で、収
納室52の下部にスリツト55を形成し、スリツ
ト55に銅より線56または導電板を挿入して第
7図のように幅板54と垂下片32とを溶接によ
り接続している。可動接触子48は、第12図の
ように可動接点板57、接点枠58、接点圧付与
ばね59および可動接点47からなり、可動接点
板57と接点枠58が上部でピン60により枢結
され、第7図および第11図のようにピン60の
上位置で接点板57と接点枠58の上端部間に接
点圧付与ばね59が圧縮状態に架設される。この
ばね59により接点枠58の下端部61に接点板
57の中間部が弾接して安定状態となる。可動接
点47は可動接点板57の下端部に固着され、そ
の上位に強制開極用だるま孔62が形成されてい
る。この可動接触子48は接点枠58の下端部で
だるま孔62の上位の支持孔61aにピン63が
通され、このピン63により後述のラツチリング
64に枢結支持され、これにより第7図のように
可動接点47が固定接点46に対向する。
プランジヤ式電磁石装置44は短絡電流を検出
する検出手段で、主に第12図のようにヨーク6
5と、コイル66と、コイル筒67と、固定鉄心
68と、復帰ばね69と、プランジヤ70と、可
動棒71を構成部品としている。まずヨーク65
はコ字形枠72と当板73からなり、当板73は
コ字形枠72の立片72aの反対側で上片74と
下片75との間に突起76と角孔77の嵌着かし
めにより架設固定される。このヨーク65は後述
の機構部78のフレーム79を一体形成してお
り、フレーム79の一側板80を上片74の一側
縁より上方に立ち上げ、また上片74および立片
72aの他側に突起81を形成して、フレーム7
9の対向側板82の角孔83を嵌着し、かしめて
対向側板82を一側板80に対向するように立設
する。また、当板73の下端部よりアーク走行板
84を折曲延出し、コ字形枠72の下片75の下
位に位置してその間に絶縁板85を介在してい
る。そしてこのフレーム79はヨーク65の下片
75が本体ケース1に設けられた支持台1aに載
せられ、支持台1aの下面をアーク走行板84が
位置して支持台1aを挾むように配置され、かつ
後述の機構部78を構成する2個のピン87,8
8が本体ケース1と中ケース2の支持孔89,9
0間に架設されてこれらのピン87,88がフレ
ーム79の孔91,92に通されてフレーム79
が保持され、また中ケース2の側面でフレーム7
9の対向側板82に当接し(第9図)、これらに
よりヨーク65およびフレーム79の姿勢が位置
決めされる。固定鉄心68は貫通孔68aを有
し、コ字形枠72の立片72aに形成した孔93
に内側から嵌着されてかしめにより固定され、可
動棒71は固定鉄心68より長くて貫通孔68a
に摺動自在に貫挿される。コイル筒67は一端部
に小径部94を有し、この小径部94を当板73
に形成した取付孔95に嵌着し、他端部を固定鉄
心68に嵌着して架設している。プランジヤ70
はコイル筒67内にスライド自在に嵌められ、そ
の一端部から突出した強制開極棒96がコイル筒
67の小径部94より外部に突出し、その先端に
つば97が形成され、固定接点46に対向する可
動接点板57のだるま孔62の大径側を貫通して
その小径側に位置している(第7図)。復帰ばね
69は固定鉄心68とプランジヤ70との間に圧
縮架設される。コイル66は線断面積が大きいた
めの剛性を有し、コイル66の穴部をコイル筒6
7に外嵌し、かつその一端部は軸方向に折返えさ
れて負荷側端子装置20の端子板24の垂下片3
1に溶接されている。このような構成により、こ
の電磁石装置44はコイル66に定格電流や過電
流が流れただけでは復帰ばね69のばね力により
プランジヤ70の動作が制限されるが、短絡電流
が流れると、固定鉄心68とプランジヤ70間の
磁束が増大し、復帰ばね69の力に勝つてプラン
ジヤ70が固定鉄心68に吸引され、プランジヤ
70が動作する。これにより、可動棒71がプラ
ンジヤ70に押されてコ字形枠72の立片72a
より外方へ突出し、また強制開極端96のつば9
7がだるま孔62の小径側に係止して可動接点板
57を引寄せる動作をする。
バイメタル45は過電流を検出する検出手段
で、本体は熱膨張率の異なる2枚の薄板を一体に
重合してなり、第7図および第11図のように、
水平片98と斜片99とによりなる略L字形に折
曲し、斜片99の上端部にギヤツプ調整ねじ10
0を螺通し、水平片98にかしめ孔(図示省略)
を形成してフレーム79の側板82の下端部にか
しめ付けしている(溶接でもよい)。このバイメ
タル45は前記コイル66の他端部とバイメタル
45の上端部が可とうな銅より線101により溶
接接続される。そして、フレーム79の側板82
と可動接点板57の上端部とが可とう銅より線1
02により溶接結線され、銅より線101とコイ
ル66間に電流が流れると自己のジユール熱によ
り加熱され、高膨張側が端子装置20側に位置す
るので斜片99が端子装置20から離れる方向に
わん曲する。そのわん曲動作は定格電流の数倍程
度の過電流により動作するように設定される。
以上の構成から電路は、電源側端子装置21か
ら順次、接続用銅より線56、固定接点板53、
固定接点46、可動接点47、可動接点板57、
銅より線102、フレーム79の側板82、バイ
メタル45、銅より線101、コイル68を経て
負荷側端子装置20に連絡される。そして接点部
43によつて開閉制御される。また消弧室51は
短絡しや断時に接点部43に発生するアークを接
点46,47間から速やかに離間させて消滅させ
るもので、消弧室51を構成する本体ケース1の
側壁の負荷側端子装置20の下部に排気口103
を形成し、固定接点板53の固定接点46の下位
よりアーク走行板104を連続延出して消弧室5
1の仕切板50および底板49に沿つて敷設し、
これを上側アーク走行板84に対向し、排気口1
03の内側でアーク走行板84,104の間にデ
アイオングリツド105を配置し、デアイオング
リツド105の背面に多数の孔を形成した排気板
106を立て、またデアイオングリツド105と
固定接点板53の間の両側に本体ケース1および
中ケース2をアークから保護するとともにアーク
ガスの還流路を形成する消弧側板107を設けて
いる。また、アーク走行板104の中央線上には
固定接点46からデアイオングリツド105にか
けて突リブ108を設け、アーク走行をしやすく
してこう着を避けるようにしている。このように
した消弧装置の動作は、短絡時の接点46,47
の開極により接点46,47間にアークが発生す
ると、アークを含む電流経路が固定接点板53、
固定接点46、アーク、可動接点47、可動接点
板57によつてU字形をなすため、アークをグリ
ツド105側に駆動する電磁駆動力が発生する。
これによつてアークは接点46,47から離れて
アーク走行板84,104を走行し、デアイオン
グリツド105に接近すると吸引されてデアイオ
ングリツド105内に侵入し、デアイオングリツ
ド105により分断・冷却されて消弧に至り、そ
のガスが排気板106を通して排気口103より
排気される。こうして短絡しや断の高速化が図ら
れている。
前記可動接触子43をオン、オフ、トリツプお
よびリセツトする機構部78は、第11図および
第12図のようにトリツプリンク109、ラツチ
リンク64、操作リンク110、ハンドル111
および操作用電磁石装置112で構成されてい
る。トリツプリンク109は第12図のように立
片113と立片113の中間部で一体連接された
側片114よりなり、立片113の側片114と
反対側に耳片115を形成して側片114と耳片
115とに軸孔116を形成し、ピン87により
フレーム79の側片80,82のバイメタル45
側端部の孔91に通し、かつ両端部を本体ケース
1および中ケース2に形成した支持孔89に枢支
させている。立片113の下端部は第7図のよう
に前記プランジヤ式電磁石装置44の可動棒71
の前方に位置し、上端部はバイメタル45のギヤ
ツプ調整ねじ100の前方に位置する。また側片
114は斜上方に立上り、その上端部の斜上縁側
に下向き引掛部119を形成し、上端縁を円弧面
120に形成している。このトリツプリンク10
9のピン87に復帰用のねじりコイルばね121
が嵌挿支持され、その一端部121aは側片11
4の斜下縁に係止し、他端部121bはヨーク6
5の上片74に当接係止してトリツプリンク10
9を第7図で反時計針方向に回動付勢し、立片1
13の下端部が可動棒71に当接して固定鉄心6
8の突出面に係止しうるようにしている。ラツチ
リンク64は一対の細長側片122,123を対
向し、上端部の左側縁(第12図)をラツチ用橋
絡片124で連接してなり、側片122,123
の中間部の孔125にピン88を通し、そのピン
88をフレーム79の側片80,82の可動接触
子48側の孔92に通してさらに両端部を本体ケ
ース1および中ケース2の支持孔90に枢架して
いる。ピン88には復帰用ねじりコイルばね12
7が支持され、その一端部127aがヨーク65
の上片74に係止し、他端部127bが側片12
2,123の下側縁に係止しており、そのばね作
用によりラツチリンク64を第7図で時計針方向
に回動付勢し、下端部が当板73の上縁に係止し
うるようにしている。このラツチリンク64の上
端部と前記トリツプリンク109の上端部とは交
差しており、橋絡片124の下端のラツチ部12
8がトリツプリンク109の引掛部119の回動
方向の上方に位置している。そのため、ラツチリ
ンク64をねじりコイルばね127のばね力に抗
して左方に回動すると、ラツチ部128がトリツ
プリンク109の円弧面120をスライドしてト
リツプリンク109をそのばね作用に抗して右方
に回動させ、ラツチ部128が引掛部119に係
止する。これによりトリツプリンク109とラツ
チリンク64とはリセツト状態となり、トリツプ
リンク109のその姿勢が立片113によるバイ
メタル調整ねじ100および可動棒71の検知位
置となる。そして、トリツプリンク109が動作
するとラツチリンク64が離脱釈放され、トリツ
プ状態となる。また、前記可動接触子43を支持
するピン63はラツチリンク64の下端部の孔1
29に軸支される。なお、前記ヨーク65の下片
75のかしめ突起76bに対向して接点板53の
上位に対向板126が本体ケース1と一体に形成
され、両者間に接点板57が垂下していて、その
間隔を接点板57が回動できる最大限の間隔と
し、もつてアークの上方移動を防止している。
ハンドル111は絶縁材料で形成され、第11
図のように中ケース2の天板11aの中央部のや
や右寄りに形成されたハンドル溝130aおよび
上カバー4のハンドル穴130bに挿入され、ハ
ンドル穴130bの下部で軸131により本体ケ
ース1および中ケース2の孔131a間に回動自
在に支持されている。このハンドル111は上カ
バー4から突出した部分の回動方向の両側に操作
用凹凸111aを形成し、上カバー4の下側の両
側に円弧板状のオン表示板111b(表面に
「ON」を表示)およびオフ表示板111c(表面
に「OFF」を表示)を張出し、前記軸131を
間にしたハンドル111の下端部に連接孔133
(第13図)を形成し、さらに第7図のように軸
131の位置より右方略水平方向に腕134を出
し、腕134にプランジヤ連接孔135(第13
図)を形成している。こうして、ハンドル111
が第14図のようにオンの位置ではハンドル穴1
30bからはオン表示板111bの「ON」とい
う文字が読取れ、またハンドル111が第15図
のようにオフの位置ではハンドル穴130bから
はオフ表示板111cの「OFF」という文字が
読取れ、オン、オフが確認できることとなる。操
作リンク110はH形平板の両側を同方向に折曲
したもので、両側片136と橋絡片137よりな
り、両側片136の一端部が枢支ピン138によ
り連接孔133に連結され、他端部が前記可動接
点板57と接点枠58とを支持する枢支ピン60
に連結される。第14図のハンドル111の姿勢
(右倒状態)はオン状態であつて、このように右
倒動作することにより操作リンク110を押して
可動接触子48を押し、ラツチリンク64がトリ
ツプリンク109にラツチされているので可動接
触子48はピン63を支点に回動し、可動接点4
7が固定接点46に接触する。さらにハンドル1
11を定位置まで押すと、可動接点47は固定接
点46に接触しているため今度は可動接点板57
がピン60を支点に回動し、これにより接点圧付
与ばね59が圧縮されるので接点圧が付与され
る。こうして接点部43が閉成されるオン状態と
なるが、その状態の保持は後述の操作電磁石装置
112により行われる。また、第15図はハンド
ル111のオフ状態(左倒)であるが、これも可
動接触子48はラツチリンク64の枢支ピン63
を支点に回動するもので、ハンドル111の左倒
により操作リンク110が引かれ操作リンク11
0により可動接触子48の上端部を引くので可動
接点47が固定接点46から離れ、開成する。ま
たこのオフ動作はトリツプ動作後の場合において
ラツチリンク64をリセツト操作する。すなわ
ち、トリツプフリーの状態はラツチリンク64が
トリツプリンク109から釈放され、ばね127
によりピン126を支点に回動するため、ラツチ
リンク64は第16図および第17図の状態にな
るが、ハンドル111を定位置まで左倒するとき
操作リンク110を引くため可動接触子48がハ
ンドル111側に全体として引上げられ、そのた
めラツチリンク64がピン126を支点にばね1
27のばね力に抗して左方に回動し、ラツチ部1
28がトリツプリンク109の円弧面120をス
ライドして引掛部119に係止するに至るのであ
る。
トリツプ表示装置139は、異常電流によりト
リツプ動作が行われたときのトリツプ表示を行う
もので、第13図のように表示リンク139aお
よび連動リンク139bからなる。表示リンク1
39aは下端部がハンドル軸131に軸支され、
上端部に円弧板状のトリツプ表示板139c(表
面に「TRIP」を表示している)を設けている。
連動リンク139bは両端が同方向に折曲されて
軸をなし、表示リンク139aとラツチリンク6
4の上端部に連接されている。このトリツプ表示
装置139はラツチリンク64が第14図および
第15図のように、リセツト状態のときハンドル
111のオフ位置から後退した位置にあるが、第
16図および第17図のようにラツチリンク64
がトリツプ状態になるとラツチリンク64が時計
方向に回動することにより、連動リンク139b
を押して表示リンク139aを回動し、トリツプ
表示板139cをハンドル111のオン表示板1
11bの上面に被さるように位置する(トリツプ
動作のときハンドル111は常にオンの位置にあ
る)。この結果、ハンドル穴130bからみると
トリツプ表示板139の「TRIP」という文字が
読取れ、「ON」という表示は隠ペいされる。
操作用電磁石装置112は、第11図ないし第
14図のようにプランジヤ140を突出した側を
上部にして本体ケース1の底板49に対して立位
状態に収納部52に挿通され、そのプランジヤ1
40の上端部がコ字形ピン141を介してハンド
ル111のプランジヤ連接孔135に連結され
る。この電磁石装置112は双安定型有極電磁石
装置であつて、第13図のように、コイル枠14
3に角孔144を貫通し、上下フランジ145,
146間にコイル147を巻装し、コイル枠14
3の左右両側部に一対の内側ヨーク148を接極
部となる上片148aと下片148bで嵌着し、
ヨーク148の両側縁をフランジ145,146
間に係着し、内側ヨーク148の外面に板厚方向
に着磁した一対の永久磁石149を吸着させ(磁
極をN、Sで表示)、さらに永久磁石149の外
側に一対の外側ヨーク150をそれぞれ吸着させ
る。コイル枠143の角孔144には前記プラン
ジヤ140がスライド自在に貫通し、その上下端
部で内側ヨーク148および外側ヨーク149の
間につば151,152を設け、つば151の上
面に連結部153が突出し、連結部153の上端
部にコ字形ピン147を軸受する係合孔153a
を形成している。外側ヨーク150の下端部の間
には緩衝板154が介在されてプランジヤ140
の移動時の緩衝を行つている。永久磁石149の
磁極N、Sは第14図のように同極同志が向い合
つているため、内側ヨーク148の上下両端部1
48a,148bには磁極Sが表われ、外側ヨー
ク150の接極部となる上下端部には磁極Nが表
われて相対峙している。したがいプランジヤ14
0の両つば151,152は第14図および第1
5図のいずれの位置にあつても吸着状態となりラ
ツチされる。また、コイル枠143とハンドル1
11の腕134との間に復帰コイルばね155を
圧縮し、そのばね力はプランジヤ140の吸着力
より弱いがハンドル111を手動または磁石装置
112によつてオフ動作するときはこのばね作用
が働き、接点46,47間を勢いよく開極させて
いる。この電磁石装置112は、無通電の状態で
はハンドル111をオンまたはオフに手動操作す
るとその力によつてプランジヤ140が上下動作
し、かつ前記したように永久磁石149の磁石に
よつてプランジヤ140の上位置および下位置が
それぞれ保持されるので、ハンドル111のオン
およびオフ状態がそれぞれ保持され、これによつ
て可動接触子48は第14図のように固定接点4
6に接点圧をもつて接触する状態に保持され、ま
た第15図の開極状態に保持される。一方、コイ
ル147の端部と操作端子22との間には第21
図のように一対の整流用ダイオード156,15
7と切換接点部158が介在されて結線され、こ
の電磁石装置112を交流駆動できるようにして
いる。すなわち、これらの部品は中ケース2と側
ケース3の間で中ケース2側に形成された凹部1
59に配設される。まずコ字形固定接点板160
が固定突部161に嵌着され、一対の切換接点板
162,163が固定突部161に対向する支持
突部164のスリツト165a,165bに挾持
状態に支持され、固定接点板160の上面および
下面に接触している。さらに固定突部161と支
持突部164との間に円弧孔166が形成され、
ハンドル111の腕134の側面に一体形成され
た切換接点駆動バー167が円弧孔166を貫通
して切換接点板162,163間に位置し、ハン
ドル111のオン位置(第8図、第14図)によ
り下側切換接点板163を固定接点板160から
開成し、ハンドル111のオフ位置(第15図)
により上側切換接点板162を開成させている。
そして結線は第21図のように固定接点板160
と1個の操作端子22にコイル147の端部を接
続し、一対の可動接点板162,163に互いに
逆極性となるようにダイオード156,157を
接続し、各ダイオード156,157を残りの操
作端子22に接続している。第21図において、
167は交流電源、168は外部切換スイツチで
ある。このようにして、たとえば外部切換スイツ
チ168をオンにするとダイオード156を通し
てコイル147に一方向の電流が流れ、プランジ
ヤ140は第15図の上側位置から第14図の下
側位置へ移動し保持される。このとき駆動レバー
167が下方へ回動して可動接点板162が固定
接点板160に接触し、可動接点板163が固定
接点板160から離間して第21図bの状態にな
る。したがつてオフにする場合は外部切換スイツ
チ168をオフ側に切換えればコイル147には
逆向きに通電されてプランジヤ140を上方向に
駆動させ、ハンドル111をオフ位置へ駆動し、
レバー167により可動接点板162,163を
切換える。さらに前記したトリツプ状態では第1
6図および第17図のようにラツチリンク64が
トリツプリンク109から釈放されてそのばね1
27により回動するため、ピン63の回動により
ハンドル111のピン138を支点に操作リンク
110を介して可動接触子48が回動し、ハンド
ル111および電磁石装置112のプランジヤ1
53が動作することなく可動接点47が固定接点
46から開極するトリツプフリーが行われる。
前記は3線式の場合であるが、2線式の場合は
第22図のようにダイオード156,157を接
続する操作端子22を共通にし、かつ外部切換ス
イツチ168にも一対のダイオード169,17
0を設ければよく、動作原理は3線式と同様であ
る。さらに直流電圧を印加することにより電磁石
装置112を駆動できることは勿論である。
トリツプテスト釦171は機構部78のトリツ
プ動作を任意にテストするためのものである。す
なわち、第7図および第11図のように中ケース
2および上カバー4のハンドル111の位置の左
隣りに釦穴172および取付溝173を形成し、
これにテスト釦171を中ケース2の横開口から
挿入し、軸部174で回動自在に支持する。この
テスト釦171は取付溝173内で回動方向に固
定腕173aが延出し、この固定腕173aを取
付溝173の横溝175に位置し、横溝175の
奥部に設けた突起176で固定腕173aの先端
の突部177を弾性係止することにより固定状態
とし、テスト釦171を第7図で左方向に一定以
上の力で回動するとき突部177が突起175を
乗り越える。テスト釦171の下端部171aは
トリツプリンク109の上端縁の前側に臨んでい
る。したがつてテスト釦171を回動するとその
下端部でトリツプリンク109の側片114を押
すためトリツプリンク109が右方回動し、これ
によつてラツチリンク64との係合が釈放され、
トリツプ動作が行われる。
オプシヨンスイツチ178は外部警報等に使用
されるもので、中ケース2と側ケース3の間の中
ケース2側に形成された凹部179に第8図のよ
うに設置される。この凹部179ならびにダイオ
ード156,157などのある前記凹部159は
電磁石装置112の占有する幅スペースと機構部
78およびハンドル111が占有する幅スペース
の差により形成されるものである。このオプシヨ
ンスイツチ178は前記補助端子23に接続さ
れ、機構部78のラツチリンク64のトリツプ動
作を部材178aにより検出してスイツチ動作す
る。
以上の構成のリモートコントロール式回路しや
断器は、外殻A内に前記したように各部品を納め
るが、機構部78は瞬時引外し動作する電磁石装
置44、バイメタル45、可動接触子48、アー
ク走行板84、ハンドル111およびリモートコ
ントロール用電磁石装置112、トリツプ表示装
置139とともに1ブロツク本体ケース1に納め
られる。また、このしや断器は垂直取付面に本体
ケース1の底板49が取付けられて使用される。
このとき操作用電磁石装置112のプランジヤ1
40は地面に対して水平姿勢となり、水平方向に
動作することとなる。さらにこのリモートコント
ロール式回路しや断器は1極分の構造について示
したものであり、複数極の場合には同構造のもの
を側面に並設して連結孔5〜7にかしめピンを通
すことにより一体に連結される。3極の場合第1
9図のように、前記上カバー4の代わりに3極用
上カバー180を3個のしや断器にわたつて被
せ、分電盤等で単に単極のしや断器を3個並べた
ものと区別し、またハンドル穴181およびトリ
ツプテスト釦穴182もそれぞれ1個のみ開口
し、他極のハンドルはそのつまみとなる突出部を
削除し、テスト釦171については除去するよう
にしている。また多極の場合、ハンドル連動およ
びトリツプ連動のためそれぞれオンオフ連動棒1
83およびトリツプ連動棒184が適用される。
第20図に示すトリツプ連動棒184は第7図の
ようにトリツプリンク109およびラツチリンク
64の交差部の内側でフレーム79に形成した貫
通孔185を通して各極に貫通し、各極のトリツ
プリンク109およびラツチリンク64に対向す
るラツチリンク感知突起186とトリツプリンク
引外し突起187とを張出し、両端部を外殻の側
板に回転自在に支持させている。たとえば1極の
電路に異常電流が流れてトリツプ動作すると、ラ
ツチリンク64の上端部がばね127により上方
に回動するためラツチリンク感知突起186が押
されて第7図で左回転し、これにより各極におけ
る引外し突起187が回動してトリツプリンク1
09を引外し方向に押す。その結果、他極も同時
にトリツプ動作する。一方、オンオフ連動棒18
3は各ハンドル111の表示板位置に孔183a
を形成してこれらに連動させ、1極のハンドルを
手または電磁石装置112によりオンまたはオフ
に操作すると、他極のハンドルも同時にオンまた
はオフに動作するようにしている。さらに操作用
電磁石装置112の各極のコイル147を相互に
直列に接続し、操作端子22は1極分のみとし、
操作端子22に操作信号を送ることにより、電磁
石装置112が同時に働いて同じ動作を行わすこ
とができる。
つぎに、このリモートコントロール式回路しや
断器の動作について要約説明する。すなわち、オ
ン状態は第18図aおよび第14図に示してい
る。この場合、ラツチリンク64はトリツプリン
ク109にラツチされ、ハンドル111は右倒
し、したがい可動接触子48は固定接点46に接
触し、また操作用電磁石装置112のプランジヤ
140は下位に移動して永久磁石149により保
持される。前記したようにこの保持のため、ハン
ドル111および可動接触子48がオン姿勢に保
持される。なお、このオン操作はハンドル111
を直接操作する場合と、操作端子22に信号を送
つてプランジヤ140を下方に駆動する場合とが
ある。
オフ状態は第18図bおよび第15図に示して
いる。前記と同様、ラツチリンク64はラツチさ
れハンドル111は左倒、したがい可動接触子4
8は開極状態である。また、操作用電磁石装置1
12のプランジヤ140は上位に移動して保持さ
れている。その作用関係および操作態様は前記オ
ン状態と同様である。
トリツプ状態のうち過電流トリツプは第18図
cおよび第16図に示している。すなわち、第1
4図のオン状態にあつて電路に過電流が流れる
と、バイメタル45の自己発熱により漸時にトリ
ツプリンク109が押されてラツチリンク64が
釈放され、ラツチリンク64が回動する。このた
め可動接触子枢支ピン63が下方に移動し、ハン
ドル111はプランジヤ140に保持されたまま
のため可動接点47が固定接点46から離れ、電
路がしや断される。トリツプ後のリセツトは前記
したように第16図の状態からハンドル111を
オフ位置に回動した場合であり、したがい操作用
操作リンク110によつて可動接触子48が引上
げられるためラツチリンク64が右方に回動し、
ラツチ部128がトリツプリンク109の引掛部
119にラツチされる。もちろん操作端子15,
16に信号を投入し、電磁石装置112を働かせ
てハンドル111をオフ位置に作動してもよい。
短絡トリツプは第18図dおよび第17図に示
している。すなわちオン状態において、電路に短
絡電流が流れると電磁石装置44のプランジヤ9
6が固定鉄心68に吸引される。これにより可動
棒71が押出されてトリツプリンク109の下端
部を押し、トリツプリンク109が回動するため
ラツチリンク64が釈放され、前記したように可
動接触子48が開極動作する。しかし、可動接触
子48はこのようなリンク連動によつて開極する
前に、すなわちプランジヤ70の動作と全く同時
に強制開極棒96のつば97が接点板57に係止
してこれを引き寄せて可動接点47を固定接点4
6から離間させる。すなわち、ラツチリンク64
がトリツプされる寸前においてピン60を支点に
接点板57が接点圧付与ばね59を圧縮する方向
に回動して開極動作する。リセツト操作は前記と
同様である。
これらのトリツプ動作において、ラツチリンク
64が回動すると表示リンク139aが回動し、
トリツプ表示板139cがオン表示板111bの
上面に位置してトリツプ表示が行われる。
以上のような提案例において、つぎのような欠
点があつた。すなわち、この提案例は、ハンドル
111と可動接触子48とをリンク連係しこのリ
ンク連係に双安定型有極電磁石装置112のプラ
ンジヤ70を連係させている。そのため、可動接
触子48の開閉位置を双安定型有極電磁石装置1
12が保持するとき、ハンドル111が介在して
いるため、ハンドル111の位置が若干でもずれ
れば、その力は双安定型有極電磁石装置112の
保持力あるいは動作力に影響を及ぼす。すなわ
ち、ハンドル111はがたつきが許されない状態
となつている。このため、たとえば複数個並設し
て操作ハンドル111を連結する多極型のリモー
トコントロール式回路しや断器にした場合に、双
方のハンドル111の開閉位置にずれがあると、
ハンドル111に力が加わり、双安定型有極電磁
石内112の保持力あるいは動作力に影響を与え
て遠隔信号による感動が変わつてしまうおそれ
や、可動接触子に対して接点圧力の変化を生ずる
おそれがあつた。
〔発明の目的〕
したがつて、この発明の目的は、操作ハンドル
に若干の遊びを設けることが可能なリモートコン
トロール式回路しや断器を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明は、コイルの励磁により駆動可能なプ
ランジヤとその動作方向の両端位置で自己保持す
るとともに所定の力で解除可能な操作用電磁石装
置と、 異常電流を検出する検出手段に応動する引外し
部材に係合するラツチ部材を有し、このラツチ部
材に支持されて、前記プランジヤに応動して前記
可動接触子が開閉動作するように、前記プランジ
ヤと、固定接点に対向した可動接点を有する可動
接触子とをリンク連係して、前記引外し部材の動
作による前記ラツチ部材の係合解除によつて前記
可動接触子が開極可能な開閉機構部と、 前記プランジヤに連動可能に、前記プランジヤ
と前記可動接触子とのリンク連係中に係合させた
操作ハンドルとを備えたものである。
この発明の構成によれば、可動接触子と操作用
電磁石装置のプランジヤとをリンク連係し、可動
接触子の開閉位置を操作用電磁石装置により保持
したため、小形化を図れ、かつ操作電力を低減す
ることができる。また操作用電磁石装置のプラン
ジヤと可動接触子とのリンク連係中にプランジヤ
に連動可能に操作ハンドルを係合させているの
で、若干の遊びを設けることが可能になり、例え
ば多極型とした場合にハンドルの若干の位置ずれ
があつても、性能のばらつきを少なくできる。
この発明の一実施例を第23図ないし第28図
に示す。すなわち、このリモートコントロール式
回路しや断器は大別すると、器体201、端子2
02a,202b、開閉機構部203、双安定型
電磁石204および検出用バイメタル205から
なつている。器体201は側部に開口を有して部
品を横嵌め式とした本体206と、その開口を開
成するカバー207からなり、4本のかしめ鋲2
08により一体に固定される。201aは取付溝
である。端子202a,202bは端子板20
9、端子ねじ210、端子ナツト211および当
金212で構成された電源端子212aおよび負
荷端子212bからなり、それぞれ器体201の
両端に設置される。
開閉機構部203はメカフレーム213がかし
め部214のかしめによつて略コ字形(上方から
みて)に形成され、その両側の上縁よりハンドル
支持片215が延出しており、このメカフレーム
213が後述の軸によつて器体201内に固定さ
れる。開閉部を構成する固定接触子216は負荷
端子202bの端子板209に一体形成されて器
体201の内壁面に支持され、その先端部に固定
接点217が固着されている。一方の可動接触子
218は下端部に接触子軸219を設け、その下
端部をメカフレーム213に縦に通しメカフレー
ム213の両側下端部に形成した軸受切欠220
に接触子軸219を嵌合し、また上端部に可動接
点221を設けて固定接点217に対峙してい
る。そして接触子ばね222が可動接触子218
とメカフレーム213の端壁との間に圧縮介在さ
れ、それぞれには接触子ばね222が外れないよ
うにだぼ223,,224を形成している。この
接触子ばね222により可動接触子218を開極
付勢している。可動接触子218の可動接点22
1とばね支持部224との間の位置に第1の軸2
25を設け、これに接触子リンク226の一端部
が軸支され、接触子リンク226の他端部に第2
の軸227を設け、これにU字形連結リンク22
8の一端孔229が通され、連結リンク228の
他端孔230に第3の軸231を設ける。また連
結リンク228の第2の軸227の隣下部の中間
孔232に、軸棒をコ字形に折曲してなるラツチ
リンク233の上片234を連接し、ラツチリン
ク233の下片235をメカフレーム213に形
成した縦スリツト(可動接触子218の回動方向
に直角)236に通している。トリツプリンク2
37は上部に係止部238を有し側部に感動片2
39を有して中間部にトリツプリンク軸240を
通し、これをメカフレーム213の縦スリツト2
36の下部の軸孔241に支持させ、さらにねじ
りコイルばねで形成したトリツプリンクばね24
2のコイル部をトリツプリンク軸240に通して
両端をメカフレーム213とトリツプリンク23
7に引掛け、これにより係止部238が縦スリツ
ト236に交又する位置に適宜の手段により位置
決めし、また係止部238の上縁にガイド用曲部
243を形成してラツチリンク233の下片23
5が縦スリツト236の下端部へ移動したとき係
止部238を押し開いて下片235がラツチされ
るようにしている。ハンドル244は中間部にハ
ンドル軸245を設け、これをメカフレーム21
3のハンドル支持片215の孔246に通して、
可動接触子218と同方向に回動するようにして
いる。ハンドル244の先端部は切欠凹部247
を有してこれを前記連結リンク228の端片22
8aに係合し、また先端部と反対側の操作部24
8を器体201のハンドル穴249より突出して
いる。そしてこのメカフレーム213の固定は軸
240,245の両端突出部を器体201の穴
(図示せず)に位置決めして行う。
双安定型電磁石204は、コイル枠250にコ
イル251が巻かれ、コイル枠250の両側に一
対のU字形マグネツト小ヨーク252a,252
bが嵌合し、各小ヨーク252a,252bの外
表面に永久磁石253a,253bの同極側(た
とえばN極)が吸着され、永久磁石253a,2
53bにその磁力で吸着されるように一対のU字
形大ヨーク254a,254bがコイル枠250
の突出片255a,255bに嵌着し、一方コイ
ル枠250の空洞にプランジヤ256が摺動自在
に通され、プランジヤ256の小ヨーク252
a,252bと大ヨーク254a,254bの間
の位置に接極子257a,257bが設けられ、
プランジヤ256の一端が外方に突出した構成で
ある。この電磁石204はこのように組合わされ
た状態で器体201の隔壁258に収納すること
により全体として固定される。コイル251の両
端に一対の操作端子259の端子板260が接続
されて、その端子板260が器体201の電源端
子202aの上位に設置され、端子板260には
端子ねじ261が設けられる。またプランジヤ2
56は器体201に収納された状態で可動接触子
218の回動方向と略平行に往復動作する関係に
配置され、プランジヤ256の突出端部の軸孔2
56aが前記第3の軸231に連結されている。
この双安定型電磁石204の動作は、プランジヤ
256の接極子257a,257bが第24図お
よび第27図の状態にヨーク252a,252
b,254a,254bに接触するとき永久磁石
253a,253bにより安定状態となる。すな
わち、プランジヤ256は突出側安定状態(第2
4図)と後退後安定状態の2安定を有し、コイル
251に一方向または反対方向に通電することに
より前記安定状態の一方から他方へ反転動作す
る。
バイメタル205は基端部が電源端子202a
の端子板209に溶接(かしめ固定でもよい。)
されて保持され、動作端部に調整ねじ262が設
けられ、その先端がラツチリンク237の感動片
239に対向している。また動作端部と可動接触
子218の軸支側端部との間に銅より線などの可
とう電線263が溶接され、これによつて電源端
子202aと負荷端子202bとがバイメタル2
05、可とう電線263、可動接触子218、可
動接点221、固定接点217により接続され、
内部電路が構成される。
動作について説明する。まずオン状態は第24
図に示すように、ラツチリンク233の下片23
5がラツチリンク237にラツチされ、また電磁
石204のプランジヤ256は突出側安定位置に
ある場合である。トリツプリンク237のラツチ
により、連結リンク228がラツチリンク233
に引かれて第2の軸227が第1の軸225と第
3の軸231を含む平面に接近する位置となり、
軸225,231の相互間距離が最も離され、そ
の寸法関係により可動接触子218が押されて可
動接点221が固定接点217に接触する。そし
てこの場合、可動接点221が固定接点217に
接触した位置よりもさらに所定量接触子リンク2
26が可動接触子218を押す関係にすることに
より、可動接触子218を可動接点221を基点
に回動させて接触子ばね222を圧縮し、その結
果接点217,221に接点圧を付与している。
この時接触子軸219は切欠220内を第24図
の程度に切欠220の内端部から浮いた状態に移
動している。さらにこのオン状態でハンドル24
4が傾いた位置がハンドル244のオン状態であ
る。このオン状態の保持は電磁石204の永久磁
石253a,253bによる。そしてオン操作は
コイル251に電流を通してプランジヤ256を
図の位置に移動させるか、ハンドル244を操作
することにより行う。
オフ状態は第27図のように、ラツチリンク2
33がラツチされた状態でプランジヤ256が後
退側安定位置に保持された状態である。プランジ
ヤ256の後退により可動接触子218が開極す
る。その操作はオン状態から電磁石204に通電
してプランジヤ256を反転動作するか、ハンド
ル244を反転動作する。
トリツプ状態は、第28図のように電路に所定
値以上の過電流が流れるとバイメタル205の自
己加熱によりその低膨張側にわん曲し、所定量の
わん曲で調整ねじ262がトリツプリンク237
の感動片239を押して係止部238がラツチリ
ンク233の下片335から外れる引外し動作が
行われる。その結果、接触子ばね222の作用に
より第2の軸227が第1および第3の軸22
5,231を含む平面から離れ、可動接触子21
8が開極動作する。このとき連結リンク228は
プランジヤ256が固定されたままのため、第3
の軸231を中心に回動し、ハンドル244は丁
度垂直姿勢となり、トリツプ表示をすることとな
る。
なお、リセツトはバイメタル205が復帰した
状態、したがつてトリツプリンク237がばね2
42によつて復帰した状態で、コイル251に通
電してプランジヤ256を後退側安定位置へ移動
させ、ハンドル244をオフ側へ倒せばよい。ま
た提案例のラツチリンク64のように、開閉機構
部においてラツチリンク233を可動接触子21
8に枢支する構成でもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明のリモートコントロー
ル式回路しや断器によれば、可動接触子と操作用
電磁石装置のプランジヤとをリンク連係し、可動
接触子の開閉位置を操作用電磁石装置により保持
したため、小形化を図れ、かつ操作電力を低減す
ることができる。また操作用電磁石装置のプラン
ジヤと可動接触子とのリンク連係中にプランジヤ
に連動可能に操作ハンドルを係合させているの
で、若干の遊びを設けることが可能になり、例え
ば多極型とした場合にハンドルの若干の位置ずれ
があつても、性能のばらつきを少なくできるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の提案例の平面図、第2図は
その側面図、第3図は正面図、第4図は背面図、
第5図は本体ケースの側面図、第6図は中ケース
の内側からみた側面図、第7図は中ケースを外し
た状態の側面図、第8図は側ケースを外した状態
の断面図、第9図は一部切欠平面図、第10図は
第7図X−X線断面図、第11図は分解斜視図、
第12図は可動接触子、電磁石装置、機構部の分
解斜視図、第13図は操作用電磁装置およびハン
ドルの分解斜視図、第14図はオン状態の断面
図、第15図はオフ状態の断面図、第16図はバ
イメタルによるトリツプ状態の断面図、第17図
は電磁石装置によるトリツプ状態の断面図、第1
8図は動作線図、第19図は3極型回路しや断器
の平面図、第20図はトリツプ連動棒の斜視図、
第21図は操作用電磁早装置の3線式駆動回路
図、第22図は2線式駆動回路図、第23図はこ
の発明の一実施例の斜視図、第24図はそのオン
状態の断面図、第25図は器体を除去した状態の
斜視図、第26図はその分解斜視図、第27図は
オフ状態の断面図、第28図はトリツプ状態の断
面図である。 203…開閉機構部、204…双安定型有極石
装置、205…検出手段であるバイメタル、21
7…固定接点、218…可動接触子、221…可
動接点、233…ラツチ部材であるラツチリン
ク、237…引外し部材であるトリツプリンク、
244…ハンドル、256…プランジヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コイルの励磁により駆動可能なプランジヤを
    その動作方向の両端位置で自己保持するとともに
    所定の力で解除可能な操作用電磁石装置と、 異常電流を検出する検出手段に応動する引外し
    部材に係合するラツチ部材を有し、このラツチ部
    材に支持されて、前記プランジヤに応動して前記
    可動接触子が開閉動作するように、前記プランジ
    ヤと、固定接点に対向した可動接点を有する可動
    接触子とをリンク連係して、前記引外し部材の動
    作による前記ラツチ部材の係合解除によつて前記
    可動接触子が開極可能な開閉機構部と、 前記プランジヤに連動可能に、前記プランジヤ
    と前記可動接触子とのリンク連係中に係合させた
    操作ハンドルとを備えたリモートコントロール式
    回路しや断器。
JP14004283A 1983-07-28 1983-07-28 リモ−トコントロ−ル式回路しゃ断器 Granted JPS6030029A (ja)

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