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JPH0439968B2 - - Google Patents
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JPH0439968B2 - - Google Patents

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JPH0439968B2
JPH0439968B2 JP4838487A JP4838487A JPH0439968B2 JP H0439968 B2 JPH0439968 B2 JP H0439968B2 JP 4838487 A JP4838487 A JP 4838487A JP 4838487 A JP4838487 A JP 4838487A JP H0439968 B2 JPH0439968 B2 JP H0439968B2
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JP
Japan
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oligosaccharides
oligosaccharide
acid
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degree
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JP4838487A
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JPS63214120A (ja
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Takashi Adachi
Takafumi Ishii
Hidemasa Hidaka
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Meiji Seika Kaisha Ltd
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Meiji Seika Kaisha Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は収穫された農作物の鮮度保持方法に関
し、詳しくは野菜、花卉および果物のうちから選
ばれた農作物に対して生長促進作用を有するオリ
ゴ糖を用いることを特徴とする収穫された農作物
の鮮度保持方法に関するものである。 [従来の技術とその問題点] 野菜や花卉の生産および消費を生活の多様化等
により、品目構成の変化を伴いながら年々増加の
傾向を示している。しかし、野菜や花卉の生産量
は気象条件によつて大きく変動するため、価格変
動が著しく、価格安定を図るための重要な方策と
して、野菜や花卉等の農作物の収穫後の鮮度保持
技術の確立が強く要望されている。 従来の鮮度保持技術は、1)温度や環境ガス組
成などを調節して保存期間の延長を図る方法、
2)放射線照射法、3)プラスチツクフイルム等
を利用する方法などがあるが、植物の安定保存条
件がそれぞれの植物により異なつていたり、安全
性に問題があつたり、また上記の処理そのものが
コストアツプの原因となつていた。さらにまた、
これらの方法が完全でないため、鮮度を維持でき
る期間に限界があつたりすることから、安全で安
価な、しかも従来の方法よりも保存期間の延長を
可能とする植物の鮮度保持技術の開発が求められ
てきた。 一方、近年になつて植物体の細胞壁を構成する
多糖体の分解によつて得られるオリゴ糖が植物自
体の生体防御反応や分化誘導などの調節物質とし
て重要な役割を持つていることが報告されるよう
になつてきた。例えば植物細胞壁から調製された
オリゴガラクツロン酸は、ダイズに作用させる
と、ある種の抗菌物質(フアイトアレキシン)の
合成を促進し、病原菌に対する抵抗性が増強され
る。このようなオリゴ糖の作用は植物のホルモン
とは異なり、その作用は多面的であるというより
はむしろ特異的であるとされている。 [問題点を解決するための手段] そこで本発明者らは、このようなオリゴ糖の特
殊な作用に着目し、鋭意検討を進めた結果、いく
つかのオリゴ糖が植物の生長、特に根の生長を促
進することを見出し、このようなオリゴ糖を施用
して栽培された植物が、オリゴ糖無添加の条件で
栽培された植物に比較して鮮度保持期間が長いこ
とや、通常の状態で栽培された植物の根や茎を植
物生長促進作用を有するオリゴ糖の水溶液中に浸
漬してオリゴ糖を植物体内に吸収させると、鮮度
保持期間が延長されることを知見し、本発明を完
成するに至つたのである。 すなわち本発明は、植物生長促進作用を有する
オリゴ糖を用いることを特徴とする野菜、花卉お
よび果物のうちから選ばれた農作物の収穫後の鮮
度を保持する方法に関するものである。 本発明に適する農作物としては、カイワレ大
根、小松菜、サニーレタス、ほうれん草、大根等
の野菜の他、花卉類、果樹などがあげられる。 本発明に係る植物生長促進作用を有するオリゴ
糖とは、アルギン酸オリゴ糖、グルコマンナンオ
リゴ糖、ポリガラクチユロン酸オリゴ糖、キシロ
オリゴ糖、アガロオリゴ糖、セロオリゴ糖、イヌ
ロオリゴ糖、植物の細胞壁多糖体を分解すること
によつて得られるオリゴ糖、ペクチンオリゴ糖、
マンナンオリゴ糖、フコイジンオリゴ糖、アラビ
アガムオリゴ糖、ポリエチレングリコールアルギ
ン酸オリゴ糖、カラギナンオリゴ糖などであり、
それぞれのオリゴ糖の植物生長促進作用について
は特開昭63−101302号公報に詳細に説明されてい
る。 本発明に係る植物生長促進作用を有するオリゴ
糖とはそれぞれ以下のように定義される。 アルギン酸オリゴ糖とは以下のように定義され
る。アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギ
ン酸の誘導体およびアルギン酸を含有する昆布な
どの藻類、微生物起源の他糖体などをアルギン酸
リアーゼなどの酵素で分解するか、または塩酸な
どの酸で加水分解して得られる分解物、またはそ
の主成分であるオリゴ糖組成物で、オリゴ糖の構
成糖成分はグルロン酸およびマンヌロン酸が主成
分である。その重合度が2〜20までのグルロン酸
のみ、マンヌロン酸のみ、またはグルロン酸とマ
ンヌロン酸の組合せで構成されるオリゴ糖類およ
びグルロン酸、マンヌロン酸から成る組成物、さ
らにまたこの組成物をPH1〜4,100〜120℃の条
件下で15分〜180分加熱して得られる組成物をい
う。 グルコマンナンオリゴ糖とは以下のように定義
される。グルコマンナンまたはグルコマンナンを
含有するコンニヤクイモなどをEndo−1,4,−
β−D−mannanase等のグルコマンナンを基質
とすることのできる酵素で加水分解するか、また
は塩酸などの酸で加水分解することによつて得ら
れる分解物またはその主成分であるオリゴ糖で、
オリゴ糖の構成糖成分はマンノースおよびグルコ
ースであり、その重合度が2〜10までのオリゴ糖
およびその組成物をいう。 このような組成物は例えば以下のごとくして調
製される。原料としてはグルコマンナンまたはグ
ルコマンナンを含有するコンニヤクイモなどが利
用できる。グルコマンナンを分解する手段として
は塩酸、硫酸などの酸で加水分解する方法と、マ
ンナナーゼなどの酵素で分解する方法が応用でき
る。例えばグルコマンナン2部に100部の水を加
えて水溶液とした後、3部の濃塩酸を添加して90
〜100℃で1〜4時間加水分解を行つた後に過
し、液を苛性ソーダで中和し、濃縮することに
よつてグルコマンナンオリゴ糖を調製することが
できる。また、マンナナーゼで分解する場合は、
グルコマンナン2部ら100部の水を加え溶解した
後、PHを酵素の至適作用PHに調製し、酵素の作用
至適温度で10〜48時間反応させることによつても
調製できる。マンナナーゼとしてはリゾプス・ニ
ベウス(Rhizopus niveus)の生産する酵素や
アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger
の生産する酵素、さらにはマンナナーゼ活性を有
する市販のセルラーゼ製剤などが用いられる。ま
た、上記のごとくして得られた反応液を活性炭な
どを用いて脱色したり、イオン交換樹脂を用いて
脱塩した後、本発明に供することもできる。 ポリガラクチユロン酸オリゴ糖とは以下のよう
に定義される。ポリガラクチユロン酸を酸または
酵素で分解することによつて得られる分解物また
はその主成分であるオリゴ糖で、その構成糖成分
はガラクチユロン酸であり、その重合度が2〜10
のオリゴ糖をいう。 このようなオリゴ糖は以下のようにして調製さ
れる。ポリガラクチユロン酸を2%の水溶液とし
た後、塩酸を2%濃度に添加し、90〜100℃で3
時間加水分解を行なつた後、中和し、分解残渣を
過して得た液を濃縮してポリガラクチユロン
酸オリゴ糖を含有する水溶液を得る。酵素で分解
する場合は、ポリガラクチユロン酸の2%水溶液
のPHを5.0とした後、ペクチナーゼを基質1g当
り10mg添加し、50℃で6時間分解することによつ
て調製することができる。このようにして得られ
たオリゴ糖含有液は、必要であれば活性炭で脱色
したり、ゲル過法、イオン交換樹脂法で精製し
て目的に供することもできる。 キシロオリゴ糖とは以下のように定義される。
β−1,3−キシラン,β−1,4−キシランま
たはこれ等を含有するトウモロコシ芯、イナワ
ラ、陸上植物のヘミセルロース成分およびダル
ス、スリコギヅタなどの紅藻類や緑藻類に属する
藻類などを塩酸などの酸またはキシラナーゼなど
の酵素により分解することによつて生成する分解
物またはその主成分であるオリゴ糖で、その構成
糖はキシロースであり、その重合度が2〜10まで
のオリゴ糖およびその組成物をいう。 このようなオリゴ糖は例えば以下のごとくして
調製される。すなわち市販のキシランを2.5%
(w/v)の水溶液となしPH5.0とした後、キシラ
ナーゼを含有する酵素としてメイセラーゼ(明治
製菓(株)製)をキシラン1g当り10mgの割合で添加
し、40℃で48時間反応させると、反応液中には重
合度2〜7のオリゴ糖が66%、重合度8以上のオ
リゴ糖が34%生成する。それぞれのオリゴ糖の分
画はゲル過法によつて実施することができ、例
えばバイオゲルP−2を充填したカラムクロマト
グラフイーで分画を実施することにより重合度2
〜7のオリゴ糖を単離することも可能である。 アガロオリゴ糖とは以下のごとく定義される。
寒天、アガロース、アガロペクチンまたはそれら
を含有するテングサなどの紅藻類に属する藻類を
塩酸などの酸またはアガラーゼなどの酵素で分解
することによつて生成する分解物、またはその主
成分であるオリゴ糖で、その構成糖成分はガラク
トース,3,6−アンヒドロガラクトース、6−
O−メチルガラクトース、キシロース、グルクロ
ン酸であり、その重合度は2〜20のオリゴ糖およ
びその組成物をいう。 このようなオリゴ糖は例えば以下の如くして調
製される。市販アガロースを1%(w/v)の水
溶液となし、PH6.0に調製後、アガラーゼをアガ
ロース1g当り40単位添加し、40℃で72時間反応
させた後、活性炭を添加して脱色する。その後、
イオン交換樹脂を用いて脱塩しアガロオリゴ糖を
得る。 セロオリゴ糖とは以下のように定義される。セ
ルロースまたはセルロースを含有する植物の骨格
物質、微生物の細胞膜、ホヤ、ボウシユウホラな
どの外套膜、さらにはカルボキシメチルセルロー
スなどのセルロースの誘導体をセルラーゼまたは
塩酸や硫酸などの酸で加水分解することによつて
得られる分解物またはその主成分であるオリゴ糖
で、その構成糖成分はグルコースまたはその誘導
体であり、その重合体が2〜10までのオリゴ糖お
よびその組成物をいう。 このような組成物は、例えば以下のごとくして
調製される。原料としては粉末セルロース(商品
名:アビセル)を用い、粉末セルロース1部に対
し、2部の塩酸と2部の硫酸を添加し、セルロー
スを溶解した後、さらに12部の塩酸を添加し、20
〜25℃で5時間反応させる。反応終了後、反応液
を中和し、ゲル過法や電気透析法などの通常で
脱塩し、濃縮し、必要であれば乾燥してセロオリ
ゴ糖を得ることができる。 イヌロオリゴ糖とは以下のように定義される。
イヌリンまたはイヌリンを含有すキクイモ等をイ
ヌリナーゼまたは塩酸、蓚酸等の酸で加水分解す
ることによつて得られる分解物またはその主成分
であるオリゴ糖で、その構成糖はフラクトースと
グルコースであり、その重合度が2〜10までオリ
ゴ糖およびその組成物をいう。 このようなオリゴ糖は例えば以下のごとくして
調製される。キクイモの根茎1部に4部の水を加
え磨砕後、終濃度が0.1Nになるように蓚酸を加
え、60℃で1時間加水分解し、その後炭酸カルシ
ウムで中和し、残渣を過後、その液を濃縮
し、必要であれば乾燥してイヌロオリゴ糖を得る
ことができる。 植物の細胞壁多糖体を分解して得られるオリゴ
糖とは以下のように定義される。植物の細胞壁多
糖体とは植物の細胞壁そのもの、またはそれぞれ
の細胞間に存在する多糖体であつて、例えばセル
ロース、キシログルカン、キシラン、β−グルカ
ン、アラビナン、アラビノガラクタン、ラムノガ
ラクチユロナン、ペクチン、アラビノキシラン、
ポリガラクチユロン酸、ガラクタン等の多糖体の
混合物であり、このような細胞壁多糖体を酸また
は酵素によつて分解することによつて得られる分
解物またはその主成分であるオリゴ糖で、その構
成糖はグルコース、キシロース、アラビノース、
ラムノース、ガラクトース、ガラクトウロン酸、
ガラクトウロン酸の誘導体、マンノース等であ
り、その重合度が2〜10のオリゴ糖混合物をい
う。 このようなオリゴ糖は以下のごとくして調製さ
れる。細胞壁多糖体の原料としては植物体そのも
の、植物体からカルスを誘導して得られたカル
ス、カルスを培養して得られた培養液等があげら
れる。さらにまた、植物体を磨砕等の前処理を行
つた後、その磨砕物中から水、アルカリ、中性塩
溶液等を用いて多糖体を抽出した抽出液およびそ
の抽出液からアルコール等の有機溶剤などを用い
て分離し、精製された多糖体を用いることができ
る。このようにして得られた多糖体を1〜5%の
水溶液とした後、1〜5%濃度の塩酸等の酸を添
加し、80〜150℃で1〜4時間加水分解すること
によつてオリゴ糖を分解液中に生成させることが
できる。植物体やカルスを原料とする場合は、植
物体やカルスを磨砕後、磨砕液中に塩酸等を1〜
5%添加し、80〜100℃で1〜6時間加水分解を
行い、中和後、過等により分解残渣を除去し、
オリゴ糖含有液を調製することができる。また、
酵素で分解する場合には、上記のごとくして得ら
れた細胞多糖体の1〜5%水溶液または植物体や
カルスの磨砕物のPHを、使用する酵素の至適作用
PHに調製し、酵素の至適作用温度条件下で4〜48
時間分解することによつてオリゴ糖を得ることが
できる。用いる酵素としては、細胞壁多糖体が多
種多様な多糖体を含有するために、多種類の基質
に対し分解活性を有する酵素剤を使用することが
望ましく、この目的に合致する酵素剤としてはセ
ルラーゼ製剤が特に望ましい。酵素剤を例示すれ
ば、メイセラーゼ(明治製菓(株)製)、セルラーゼ
オノズカR−10(近畿ヤクルト製造(株)製)、セルラ
ーゼAp(天野製薬(株)製)、マセロチーム((株)ヤク
ルト製)などがある。酵素剤の添加量は基質とな
る多糖体1g当り1〜50mgが好ましい。 ペクチンオリゴ糖とは以下のように定義され
る。ペクチンを酸または酵素で分解して得られる
分解物、またはその主成分であるオリゴ糖であつ
て、その構成糖はガラクチユロン酸およびそのガ
ラクチユロン酸メチルエステルであり、その重合
度が2〜10の糖をいう。ペクチンオリゴ糖は、ポ
リガラクチユロン酸オリゴ糖と同様にして調製す
ることができる。 マンナンオリゴ糖とは以下のように定義され
る。マンナン(β−1,4−マンナン,β−1,
3−マンナン、α−1,6−マンナンなど)また
はマンナンを含有するゾウゲヤシの種子、ミル
(緑藻類)、酵母や糸状菌の代謝生産物などを酸ま
たはマンナナーゼ等の酵素で分解することによつ
て得られる分解物、またはその主成分であるオリ
ゴ糖で、その構成糖はマンノースであり、その重
合度が2〜10のオリゴ糖およびその組成物をい
う。 このようなオリゴ糖は例えば以下のごとくして
調製される。酵母のマンナン4部を100部の熱水
に溶解した後、1NのHCl溶液を100部添加し、90
〜100℃で2時間加水分解を実施する。反応終了
後、反応液を中和し分解物を得る。もしくは必要
により、バイオゲルP−2などを充填したカラム
クロマトグラフイー法によつて重合度2〜10のオ
リゴ糖を分画し、オリゴ糖のみとすることもでき
る。 フコイジンオリゴ糖とは以下のように定義され
る。フコイジンまたはフカン硫酸を酸または酵素
で分解して得られる分解物、またはその主成分で
あるオリゴ糖で、その構成糖成分はフコースであ
り、その重合度が2〜10のオリゴ糖およびその組
成物をいう。 このようなオリゴ糖は例えば以下のごとくして
調製される。褐藻類由来のフコイジン4部を100
部の熱水に溶解した後、1NのHCl溶液を100部添
加し、90〜100℃で2〜4時間加水分解を行う。
反応終了後、反応液を中和して分解物を得る。ま
た必要により、バイオゲルP−2などを充填した
カラムクロマトグラフイー法によつて重合度2〜
10のオリゴ糖を分画し、オリゴ糖のみとすること
もできる。 アラビアガムオリゴ糖とは以下のように定義さ
れる。アラビアガムを酸または酵素で分解するこ
とによつて得られる分解物、またはその分解物の
主成分であるオリゴ糖で、その構成糖成分はガラ
クトース、アラビノース、ラムノース、グルクロ
ン酸であつて、その重合度が2〜10のオリゴ糖お
よびその組成物をいう。 このようなオリゴ糖は例えば以下のごとくして
調製される。アラビアガム4部を100部の熱水に
溶解した後、1NのHCl溶液を100部添加し、90〜
100℃で2時間加水分解を実施する。反応終了後、
反応液を中和し分解物を得る。また必要により、
バイオゲルP−2などを充填したカラムクロマト
グラフイー法によつて重合度2〜10のオリゴ糖を
分画し、オリゴ糖のみとすることもできる。 ポリエチレングリコールアルギン酸オリゴ糖と
は以下のよう定義される。ポリエチレングリコー
ルアルギン酸を酸または酵素で分解することによ
つて得られる分解物、またはその分解物の主成分
であるオリゴ糖で、その構成糖成分はポリエチレ
ングリコールグルロン酸、ポリエチレングリコー
ルマンヌロン酸であり、その重合度が2〜10のオ
リゴ糖およびその組成物をいう。 このようなオリゴ糖は例えば以下のごとくして
調製される。ポリエチレングリコールアルギン酸
4部を100部の熱水に溶解した後、1NのHCl溶液
を100部添加し、90〜100℃で2時間加水分解を実
施する。反応終了後、反応液を中和して分解物を
得る。また必要により、バイオゲルP−2などを
充填したカラムクロマトグラフイー法によつて重
合度2〜10のオリゴ糖を分画し、オリゴ糖のみと
することもできる。 カラギナンオリゴ糖とは以下のように定義され
る。カラギナンまたはそれを含有するツノマタ
属、スギノリ属、イバラノリ属などに属する紅藻
類を酸または酵素で分解することによつて得られ
る分解物、またはその主成分であるオリゴ糖で、
その構成糖成分はカラビオースの重合体であり、
その重合度が2〜10のオリゴ糖およびその組成物
をいう。 このようなオリゴ糖は例えば以下のごとくして
調製される。カラギナン4部を100部の熱水に溶
解した後、1NのHCl溶液を100部添加し、90〜
100℃で2時間加水分解を行う。反応終了後、反
応液を中和して分解物を得る。また必要により、
バイオゲルP−2などを充填したカラムクロマト
グラフイー法によつて重合度2〜10のオリゴ糖を
分画し、オリゴ糖のみとすることもできる。 このようにして得られた植物生長促進作用を有
するオリゴ糖は、種子1粒当り5〜100γの割合
で種子などに塗布したり、0.25〜0.00025%の水
溶液として土壌中に添加したり、葉面散布を行つ
たり、さらにまた養液栽培用液体肥料中に1γ/
ml〜250γ/mlの割合で添加、混合するなどして
植物に施用すると、植物の根の生長を促進し、植
物体を健丈に育成することができることや、水分
の蒸散が抑制されるなどの理由により通常の流通
条件下でもその鮮度がより長期間保持される。ま
た、通常の栽培条件下で栽培された植物の根や茎
部を植物生長促進作用を有するオリゴ糖の0.25〜
0.00025%の水溶液中に16〜48時間浸漬すること
によつても同様の鮮度保持効果が認められる。 [実施例] 次に本発明を実施例により詳しく説明する。 実施例 1 カイワレ大根の種子180粒を合成樹脂製ウール
マツトを設置した容器中に播種し、アルギン酸オ
リゴ糖を1γ/ml,10γ/ml,50γ/ml,100γ/ml,
250γ/mlの割合で添加した水道水を200mlをそれ
ぞれ添加して、23℃で4日間は暗所で、続く2日
間は5000ルツクスの照射条件下で6日間栽培し
た。対照としてアルギン酸オリゴ糖無添加の条件
で上記と同一栽培条件下で栽培した。栽培終了
後、得られたカイワレ大根をビニール袋に収納
し、一部は開放の状態で5℃で保存し、水分の蒸
散量およびいたみ方を観察した。結果を第1表に
示す。
【表】 第1表より明らかなように、アルギン酸オリゴ
糖を1γ/ml〜250γ/ml、好ましくは100γ/ml〜
250γ/ml添加して栽培されたカイワレ大根は水
分の蒸散量も少なく、鮮度保持状態も良好であつ
た。 実施例 2 サニーレタスの種子1粒を4cm角の合成樹脂製
ウールマツトに播種し、大塚ハウス肥料1号0.15
%、同2号0.1%を含む液肥中に浸漬した後、23
℃、5000ルツクスの条件下で10日間栽培して発
芽、育苗し、その後水耕栽培装置中に定植し、
8000ルツクス、23〜24℃の条件下で1ケ月栽培し
た。実験区は以下の通りである。 対照区:アルギン酸オリゴ糖無添加の液肥で育苗
した後、引続いて無添加液肥で栽培する。 アルギン酸オリゴ糖添加区: アルギン酸オリゴ糖0.025%を添加した液肥で
育苗した後、引続いてアルギン酸オリゴ糖
0.025%を含む液肥で栽培。 栽培終了後、得られたサニーレタスをビニール
袋に収納し、一部を開放の状態で5℃で保存し、
水分蒸散量(%)といたみ方を調べた。結果を第
2表に示す。
【表】 第2表より明らかなように、アルギン酸オリゴ
糖を添加して栽培されたサニーレタスの鮮度保持
状態は対照に比較して良好であつた。なお、いた
み度および水分蒸散量は実施例1と同様に表示し
た。 実施例 3 黒土9Kgを17cm×60cm×15cmのポツトに添加
し、小松菜(品種名:みすぎ小松菜)の種子40粒
を播種し、35日間自然条件下で栽培した。実験区
は以下の通りである。 対照区:アルギン酸オリゴ糖無添加 添加区:アルギン酸オリゴ糖22gまたは2.2gを
3.6の水溶液とし、これを黒土に全量添
加して黒土に対し、アルギン酸オリゴ糖
0.25%または0.025%を添加した土壌とな
し栽培を行つた。 このようにして得られた小松菜をビニール袋に
収納し、一部を開放して5℃で保存試験を実施し
た。結果を第3表に示す。なお、いたみ度は実施
例1と同様に表示した。
【表】 第3表から明らかなように、アルギン酸オリゴ
糖を添加して栽培された小松菜の鮮度保持状態は
対照に比較して良好であつた。 実施例 4 黒土9Kgを17cm×60cm×15cmのポツトに添加
し、ほうれん草の種子60粒を播種し、常法による
施肥量、栽培方法で自然条件下において栽培し
た。40日間栽培後、ほうれん草を収穫し、得られ
たほうれん草50株のうち25株は根をカツトしてビ
ニール袋に入れ、一部は開放の状態で5℃で保存
試験を実施した。残りの25株は250γ/mlのアル
ギン酸オリゴ糖を含有する水溶液中に根部を16時
間浸漬した後、根をカツトしてビニール袋に入
れ、一部は開放の状態で5℃で保存試験を実施し
た。結果を第4表に示す。なお、いたみ度、水分
蒸散量は実施例1と同様に表示した。
【表】 第4表から明らかなように、アルギン酸オリゴ
糖処理したほんれん草の鮮度保持状態は対照に比
較して良好であつた。 実施例 5 カイワレ大根の種子180粒を合成樹脂製ウール
マツトを設置した容器中に播種し、種々の植物生
長促進作用を有するオリゴ糖を250γ/mlの割合
で添加した水道水200mlをそれぞれ添加して、23
℃で4日間は暗所で、続く2日間は5000ルツクス
の照射条件下で栽培した。対照としてオリゴ糖無
添加の条件下でも栽培を実施した。栽培終了後、
得られたカイワレ大根をビニール袋に収納し、一
部は開放の状態で5℃で保存し、保存4日後のい
たみ度を調べた。結果を第5表に示す。なお、い
たみ度は実施例1と同様に表示した。
【表】 [発明の効果] 本発明の方法によれば、収穫された農作物によ
つて保存条件を変えることなく安全で安価に長期
間にわたつて収穫された農作物の鮮度を保持する
ことができる。従つて、本発明の方法を用いれ
ば、自然条件に左右されることなく野菜や花卉等
の農作物の価格安定を図ることも可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 植物生長促進作用を有するオリゴ糖を用いる
    ことを特徴とする野菜、花卉および果物のうちか
    ら選ばれた農作物の収穫後の鮮度を保持する方
    法。 2 植物生長促進作用を有するオリゴ糖を用いて
    野菜、花卉および果樹のうちから選ばれた植物を
    栽培することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 3 植物生長促進作用を有するオリゴ糖を含有す
    る水溶液中に野菜、花卉の根または茎部を浸漬
    し、当該水溶液を野菜、花卉中に吸収させること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
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