JPH0440128B2 - - Google Patents
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- JPH0440128B2 JPH0440128B2 JP60090449A JP9044985A JPH0440128B2 JP H0440128 B2 JPH0440128 B2 JP H0440128B2 JP 60090449 A JP60090449 A JP 60090449A JP 9044985 A JP9044985 A JP 9044985A JP H0440128 B2 JPH0440128 B2 JP H0440128B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/26—Apparatus for moving or positioning electrode relatively to workpiece; Mounting of electrode
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H2500/00—Holding and positioning of tool electrodes
- B23H2500/20—Methods or devices for detecting wire or workpiece position
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- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は放電加工機による加工方法に関する。
[従来の技術及びその問題点]
精密加工法の1つとして放電加工が一般に利用
されている。放電加工は、工具を電極として用い
て被加工物との間の微小間隙においてアーク放電
を生起させ、これにより被加工物表面を微量づつ
除去し被加工物を工具の形状に対応した形状に加
工するものである。 放電加工によれば、機械加工が困難な強靭な材
料や高硬度材料をも正確な形状に加工でき、また
表面も比較的微細にすることができ、更に電極さ
え作製しておけば如何なる形状の面をも加工する
ことができるので、放電加工はたとえばプレス加
工用の金型の製造に利用される。 この様な放電加工のために用いられる放電加工
機の従来例を第10図に示す。 図において、102はX方向スライドテーブル
であり、104は該X方向スライドテーブル10
2上に設けられたY方向スライドテーブルであ
り、該Y方向スライドテーブル104上には加工
液収容タンク106が固定されている。108は
該タンク106中に設けられた作業台であり、該
作業台108上にワーク110が固定されてい
る。尚、加工時にはタンク106中に加工液たと
えば水または油等が収容さされる。112はコラ
ムであり、114は加工ヘツドであり、116は
絶縁板であり、118はチヤツクであり、120
は回転ヘツドであり、122は電極ホルダーであ
り、124は電極即ち工具である。 回転ヘツド120はチヤツク118に対しZ方
向のまわりに回動することができる。即ち、回転
ヘツド120には水平方向を向いた突出部120
aが固設されており、一方チヤツク118には該
突出部120aのZ方向のまわりの回動方向に関
し両方から当接している回動調整ネジ118a,
118bが付設されている。従つて2つの調整ネ
ジ118a,118bを操作することによりチツ
ク118に対し回転ヘツド120を回動すること
ができる。 また、電極ホルダー122にはX方向及びY方
向から電極124に当接せしめられている調整ネ
ジ122a,122bが付設されており、該調整
ネジ122a,122bを操作することにより電
極124のZ方向に対する倒れを修正することが
できる。即ち、調整ネジ122aを操作すること
により電極124をY方向のまわりに適宜の角度
回転させ、一方調整ネジ122bを操作すること
により電極124をX方向のまわりに適宜の角度
回転させるのである。 放電加工時においては、コラム112に対し電
極124をZ方向に沿つて下向きに移動させ、該
電極124とワーク110との間の間隙が微小と
なる位置で放電を開始する。以後、少しづつ電極
124を下向きに移動させながら放電を行ない、
所定の位置で放電を停止し、電極124を上向き
に移動させる。これにより、ワーク110には電
極124の下面及び側面の形状に対応する加工面
が形成される。 しかして、放電加工によりワークに対し高精度
な加工を行なうためには、電極124の形状が正
確であることの外に該電極124が正確な姿勢で
電極ホルダー122に装着されることが必要であ
る。 しかるに、以上の様な従来の放電加工機におい
ては、電極ホルダー122に装着された電極12
4の姿勢は必ずしも正確であるとはいえないの
で、電極124の装着後に該電極を上下移動させ
ながら電極面または該電極の側面に形成された基
準面124a,124bにダイヤルゲージを当接
させて電極の倒れを測定し、その測定結果に基づ
き調整ネジ122a,122bを操作して電極1
24のX方向のまわりの回動及びY方向のまわり
の回動を行い、更に作業台に支持されたダイヤル
ゲージを電極面または基準面に当接させながら作
業台をX方向またはY方向に移動させて電極のZ
方向のまわりの回転を測定し、その測定結果に基
づき調整ネジ118a,118bを操作して電極
124のZ方向のまわりの回動を行ない、これに
より所望の電極姿勢に調整することが行なわれて
いる。 一方、放電加工においてはワークに対し1つの
電極で1つの形状しか加工できない。このため、
複雑な加工を行なう場合には複数の電極が必要と
なり、放電加工機において電極交換が行なわれ
る。また、放電加工においては同一形状を加工す
る場合にも仕上げ精度を良好に保つために先ず荒
加工用の電極で加工した後に仕上げ加工用の電極
で加工することがあり、この場合にも放電加工機
において電極交換が行なわれる。 そして、ワークの種類によつては加工終了まで
に100個以上の電極を使用することもある。 しかして、従来の放電加工おいては放電加工機
への電極の装着のたびに上記の如く手作業で電極
の姿勢を測定し、これに基づき電極の姿勢を所望
の許容範囲内に調整することがなされている。こ
のため、放電加工にしめる段取工程の時間が大き
く、作業能率の向上が望めないという問題点があ
つた。 また、電極自動交換装置を用いて電極を自動的
に交換し、段取工程の時間及び手作業を削減しよ
うという試みもなされているが、現在の電極自動
交換装置では交換誤差があり、そのままの姿勢で
加工を行なつたのでは十分な加工精度を得ること
ができないという問題点がある。 このため、従来、放電加工において高い精度の
加工を自動的に行なうことはできいとされてい
た。 [問題点を解決するための手段] 本発明によれば、以上の如き目的は、 放電加工機に添電極を装着して被加工物の複数
の加工部の加工を自動的に行う加工方法におい
て、 (a) 前記加工部のうちの少なくとも1つは他の加
工部に対し加工されるものであり、この様な関
連する加工部どうしを共通のブロツクとして全
加工部をブロツク化し、 (b) 各電極に対応して、該電極により加工される
被加工物の種類、加工部ブロツクの種類及び該
加工部ブロツク内での加工部の加工順序を示す
コードを付し、 (c) 各加工部についての、その加工のための電極
に交換し、この電極の姿勢制御を行い、次いで
加工を行い、 (d) 但し、前記(c)において電極の姿勢制御が不良
の場合には、当該加工部の加工を取止め、前記
コードの加工部ブロツク種類と同一で且つ加工
順序が後のコードに関する加工をパスするもの
として記憶し、 (e) 以後加工しようとする加工部については、そ
れに用いる電極に付されたコードが前記パスさ
れたものであるか否かを前記記憶に基づき確認
して、パスされたものである場合には電極交
換、電極姿勢制御及び加工を行わず、パスされ
たものでない場合にのみ前記(c)以降を行う、 ことを特徴とする、放電加工機による加工方法、
により達成される。 〔実施例〕 以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施
例を示す。 第1図は本発明加工方法において用いられる放
電加工機の概略構成図である。本図においては第
10図におけると同様の部材には同一の符号が付
されており、これらについては説明を省略する。 図において、42は姿勢制御装置である。44
は絶縁板であり、46は電極取付面板であり、4
8はプルスタツトチヤツクであり、50は電極ホ
ルダーである。また、52はタツチセンサであ
る。 上記姿勢制御装置42は電極124側(即ち下
側)をX方向のまわり、Y方向のまわり、及びZ
方向のまわりにそれぞれ独立に回動せしめること
ができ、この回動は適宜の駆動回路(後述する)
からの指令により行なわれる。 また、第2図は上記第1図に示される放電加工
機の制御系の構成を示すブロツク図である。 図において、X方向スライドテーブル102、
Y方向スライドテーブル104、及び放電加工機
本体の電極Z方向スライド手段54は駆動回路5
6と接続されており、CPU60の指令で該回路
によりそれぞれX方向、Y方向及びZ方向に移動
せしめられる。 ここで、加工ヘツドに取付けた測定球201と
タツチセンサ52の頂点を第7図に示すように接
触させ、この時のX方向スライドテーブル10
2、Y方向スライドテーブル104、Z方向スラ
イド手段54の位置を原点とする座標系を設定す
る。即ちこの原点位置で駆動回路56内のX,
Y,Z軸送りのカウンタをクリアし、この点を基
準として機械の移動量を座標値としてカウントす
る。以下の説明はこの座標系に基づいて行なう。 上記X方向、Y方向及びZ方向に移動せしめ電
極124の形状面にタツチセンサ52が接触した
ときの駆動回路56の位置カウンタの値をX,
Y,Zの座標値としてCPU60内に記憶するこ
とができる。そして、タツチセンサ52を電極1
24の複数の測定点に接触せしめて得られた複数
の電極表面座標が姿勢量演算回路62に入力せし
められ、更に正しい姿勢の際の電極表面の座標と
してCPU60内に記憶されているデータも上記
演算回路62に入力され、該演算回路62におい
てはこれらのデータの比較により姿勢量が算出さ
れ、その結果はCPU内に記憶される。そして、
この姿勢量に基づき姿勢修正駆動回路64により
姿勢制御装置42が駆動せしめられる。これによ
り、姿勢量を正しい姿勢のものに近づける様な姿
勢制御装置の駆動が行なわれる。 尚、CPU60には電極交換装置66も接続さ
れている。 本発明の加工方法に用いる放電加工装置は複数
の加工電極を順次交換しながらワークに所定の形
状の加工を行なうものである。そしてこれら電極
を加工ヘツドに取り付けた際の電極の倒れを自動
的に測定した後姿勢修正を行なう姿勢制御装置を
備えている。この電極の倒れを自動的に測定する
為に準備作業として加工に用いる各電極の測定点
の選定と電極の測定の為の測定開始点の設定作業
を行なう必要がある。以下、第4図をもとに(i)測
定点の選定と(ii)測定開始点の設定について説明す
る。 (i) 測定点の選定 電極は加工時にはワークに対し相対的に平行移
動するので、電極の姿勢を測定するに際しては、
基準となる姿勢からのX方向のまわりの回転角即
ちYタオレ、Y方向のまわりの回転角即ちXタオ
レ、及びZ方向のまわりの回転角即ちZ回転を求
めればよい。 (a) 角電極の場合 第4図aに角電極について示す。Xタオレを求
めるためにはZ−X平面と交叉する電極面の複数
の点の座標を測定する。測定点としては、たとえ
ば電極側面から2個所(x1,x2)または電極下面
から2個所(x3,x4)選択する。同様にして、Y
タオレを求めるためにはY−Z平面と交叉する電
極面の複数の点の座標を測定する。測定点として
は、たとえば電極側面から2個所(y1,y2)また
は電極下面から2個所(y3,y4)選択する。 また、Z回転を求めるためにX−Y平面と交叉
する電極面の複数の点の座標を測定する。測定点
としては、たとえば電極側面の2個所(z1,z2)
または(z3,z4)を選択する。 (b) 丸電極の場合 第4図bに丸電極について示す。丸電極の場合
は、z回転を考慮する必要がないので、Xタオレ
及びYタオレを角型電極の場合と同様にして測定
すればよい。 更に、丸型の電極の場合には、第4図cに示さ
れる様に、X−Z平面と平行な平面及びY−Z平
面と平行な平面上におけるZ座標の異なる2組の
測定点w1〜w4とw5〜w8とを選択することもでき
る。そして、測定点w1〜w4の座標からそれらの
中心点W1の座標を算出し、更に、測定点w5〜w8
の座標からそれらの中心点W2の座標を算出し、
W1,W2を結ぶ線の方向を演算により求め、これ
からXタオレ及びYタオレを求めることができ
る。 (ii) 測定開始点の設定 測定開示点とは(i)で選定した各測定点へタツチ
センサを接触させる為の送りの開始点をいう。各
測定点に対しそれぞれ測定開始点を設定する。 以上の様な電極座標測定はたとば次の様にして
行なうことができる。 (a) 角電極の場合 まず、座標系を原点が工具形状部内部にくる様
に設定する。そして、第4図aにおいて、Xタオ
レを測定する際には測定点x1,x2に対しては該測
定点からX方向に適宜の距離隔てられた位置x1′,
x2′にタツチセンサ52を位置せしめ、これらを
当該測定点の座標測定の開始点とする。また、測
定点x3,x4に対しては該測定点からZ方向に適宜
の距離だけ隔てられた位置x3′,x4′にタツチセン
サ52を位置せしめ、これらを当該測定点の座標
測定の開始点とする。 これらの開始点の設定は電極の種類に応じて予
めテーチングすることにより行なわれる。即ち、
実際の加工のための電極姿勢測定に入る以前に当
該電極に対する上記測定開始点をCPU60のデ
ータとして記憶させるのであり、手動によりX方
向スライドテーブル102、Y方向スライドテー
ブル104及びZ方向スライド手段54を操作し
てタツチセンサ52をそれぞれ上記開始点に位置
せしめ、その時のタツチセンサ52と電極の相対
位置を座標値としてCPU60に記憶させる。 (b) 丸電極の場合 尚、第4図bに示される様な丸型電極の場合に
は、測定点x1〜x4及びy1〜y4の全てに対して手動
テイーチングにより測定開始点を設定する代り
に、たとえば測定x1,x2,x3に対する測定開始点
のみを手動でテイーチングし、他の測定点x4,y1
〜y4に対する測定開始点を電極の軸対称性に基づ
き上記設定された3つの測定開始点座標から自動
的に設定してもたい。この様な自動的設定は予め
CPU60にプログラムを組込んでおくことによ
り容易に行なうことができる。 また、第4図cに示される様な測定の場合に
は、たとえば測定点w1,w2,w5に対する測定開
始点のみを手動でテイーチングし、他の測定点
w3,w4,w6〜w8に対する測定開始点を上記第4
図bの場合と同様にして自動的に設定してもよ
い。 尚、測定開始点の設定にあたつては上記したテ
イーチングを行なうかわりに、直接上記開始点座
標のデータをCPU60に入力して記憶させても
よい。 以上、Xタオレの測定に関し説明したが、Yタ
オレ及びZ回転の測定においても同様である。 以上の様にして測定開始点を設定し電極座標測
定に当つてタツチセンサ52を上記測定開始点に
位置させた後、定められた方向に座標の絶対値が
小さくなる向きに移動させればよい。また、各測
定点間のタツチセンサの移動は、たとえばX,Y
またはZ方向に沿つて電極124に衝突しない様
に行なわれる。 (iii) 加工方法 第3図に本発明の加工方法のフローを示す。同
図にもとずいて加工方法の説明をする。 先ず、放電加工機の電極ホルダー50に対し電
極交換装置66による電極交換が行なわれる(ス
テツプ3−1)。この電極交換は、放電加工機の
電極ホルダー50に以前の加工に用いた電極が装
着されている場合には新たな電極と交換されるこ
とになるし、プルスタツトチヤツクに電極が接着
されていない場合には新たな電極の新規装着のみ
となる。 かくして新たな電極が放電加工機に装着された
後に、該電極の姿勢を正しいものとするための制
御が行なわれる(ステツプ3−2)。この電極姿
勢制御は、装着された電極の姿勢を測定した後に
該姿勢が所望の許容範囲内にあるか否かを判定し
て、所望の範囲内にない場合には電極の姿勢修正
を行ない更に姿勢測定を行ない、これを繰返して
所望の精度内の姿勢をとらしめることにより行な
われる。 かくして、新たに装着された電極が所望の姿勢
とされた後に、放電加工機を作動させることによ
り電極を移動させてワークに近接せしめ、放電加
工が行なわれる(ステツプ3−3)。この放電加
工は一気に最終目標とする形状まで加工すること
はなく、ある程度加工した後に測定手段により加
工部の形状測定を行ない、該測定結果に基づき加
工目標を修正した上で加工を行う。必要に応じ
て、この修正加工を繰返し、所望の加工部を得
る。 以上により、当該電極に関する正確な放電加工
が終了する。続いて、別の電極により正確な放電
加工を行なうには、上記ステツプ3−1〜3−3
を繰返し行なえばよい。 次に、電極姿勢制御工程3−2の詳細について
説明する。 (−1) 電極姿勢制御工程 電極姿勢制御工程は、 ● 電極の姿勢を測定する測定工程、 ● 測定値と正しい姿勢との差からタオレ量を演
算する姿勢量演算工程、 ● 電極の倒れが許容値内かどうかを比較する基
準値との比較工程、 ● 電極の倒れが許容値外であつた場合に正しい
姿勢に電極の姿勢を修正する姿勢修正工程、 からなりこれら各工程はCPUにより順次自動的
に処理される。 以上述べた様な姿勢制御工程のフローシートを
第5図に示す。 即ち、先ずタツチセンサ52を第1の測定開始
点へと移動させた後に第1の測定点の座標測定が
行なわれ、同様にして第2以降の測定点の座標測
定が行なわれてX方向タオレに関する座標測定が
終了し、次に同様にしてY方向タオレ及びZ回転
に関する座標測定が終了する(ステツプ5−1)。 かくして測定された座標に基づき姿勢量演算が
行なわれる(ステツプ5−2)。 次いで、演算により得られた姿勢状態量と基準
とる予めCPU60内に記憶させてある正しい姿
勢状態量との比較が行なわれ(ステツプ5−3)、
その差が許容値内である場合には続いて加工工程
へと移行する。 一方、許容値外である場合には姿勢制御装置4
2が駆動せしめれて電極124がX方向、Y方向
及び/またはZ方向のまわりに適宜の角度回動せ
しめられ(ステツプ5−4)、続いてステツプ5
−1へと戻る。 (−2) 加工工程 次に、本発明修正加工方法に相当する加工工程
3−3の詳細について説明する。 実際の加工に移る前に電極とワークとの位置関
係を割出して、電極の送り寸法が算出される。第
6図a,bは電極送り寸法の算出方法を説明する
ための図である。 上記姿勢制御工程3−2において電極座標測定
の結果が電極送り寸法の算出に利用される。即
ち、電極座標測定後に該測定値をもとに姿勢量演
算を行ない基準値との比較において許容範囲内に
あるとされた場合には、上記測定値が電極の座標
を表わすことになる。そこで、この座標と作業台
108上に固定されたワーク110の位置座標と
から送り寸法を算出することができる。 第6図aにおいて、テーパ状の電極124に関
し送り寸法を算出する場合の具体例を説明する。 先ず、測定点x1,x2のX座標の差及びZ座標の
差から角度θを算出する。そして、該角度θと測
定点x2のX座標及び測定点x3のZ座標とから点P
のX座標を算出する。点PのY座標は測定点x1,
x2,x3のY座標と同一であり、点PのZ座標は測
定点x3のZ座標と同一である。これにより点Pの
座標が求められる。 一方、タツチセンサ52を基準とした座標系に
おいてワーク110の点Qの座標を予め(即ちワ
ーク110を作業台108に固定した時点で)実
測しておく。この実測は、たとえば電極ホルダー
50に測定球を取付けて、該測定球を取付けて、
該測定球をワーク110の点Qに接触させる様
に、X方向スライドテーブル102、Y方向スラ
イドテーブル104及びZ方向スライド手段54
を駆動し、ワーク110の点Qの座標が求められ
る。尚、点Qの座標は、以上の様にして直接測定
球を点Qに接触させて測定してもよいが、第6図
bに示される様に測定球を点q1,q2,q3に接触さ
せてこれらの点の座標を測定し、該座標から演算
により求めることもできる。 また、Rは電極124の点Pに対応してワーク
に形成されるべき最終目標加工面上の点である。
点Qと点Rとの関係は設計上の寸法により設定さ
れる。 従つて、点Pの座標、及びタツチセンサと点Q
との相対的位置関係から点Qの座標が求められ
る。これを基にして点Qと点Rとの相対的位置関
係から点Rの座標が求められる。 以上から、点Pより点Rに至る加工送りのため
のX方向、Y方向及びZ方向の送り寸法が算出さ
れる。この加工のための送り寸法の算出はCPU
60において行なわれる。 かくして、加工送り寸法の算出が終了した後に
電極移動が行なわれて放電加工が実行される。 本実施例においては、同一電極に関し姿勢量演
算工程において得られた姿勢量が許容値外である
ケースがn回以上あつた場合には、当該電極につ
いてはそれ以上姿勢修正を行なわずに、電極交換
工程へと移行する。 これにより、何らかの原因により姿勢制御が良
好に行なえなくなつた電極について長時間の姿勢
制御を試みることなく、次の電極による加工へと
移行することができる。 更に本実施例いおいては姿勢修正不良により電
極交換工程へと移行する際に、関連電極パス指令
が行なわれる。 以下、関連電極パスにつき説明する。 第9図は作業台108上に固定された複数のワ
ーク110,111を示す図である。ワーク11
0は加工部A,B,C,D,Eを有し、ワーク1
11は加工部E,Fを有する。これら加工部A〜
Fはそれぞれ電極124a〜124fによつて加
工される。電極124bによる加工部Bの加工は
電極124aによる加工部Aの加工の後に行なわ
れ、更に電極124cによる加工部Cの加工は電
極124bによる加工部Bの加工の後に行なわれ
る。 従つて、仮に電極124aの姿勢修正不良によ
り加工部Aの加工が行なわれなかつたときには、
その後に加工部B,Cの加工を行なうことはでき
ない。この様な場合に加工部B,Cを加工すべき
電極124b,124cをも放電加工機に装着し
ないことが望ましい。 そこで、この様な同一ブロツクに属する関連す
る加工部に関する電極のパスが行なわれたときに
は、以降同一ブロツクに属する加工部に関する電
極もパスするのである。この様な関連電極のパス
は各電極にコードを付しておくことによりCPU
60のソフトウエアにて行なうことができる。上
記第9図の様なワーク110,111の加工を行
なう際には、各電極にたとえば次の様なコードを
付しておき、このコードにより加工システムを制
御する。 電極 コード 124a 110−A−1 124b 110−A−2 124c 110−A−3 124d 110−D−1 124e 110−E1 124e 111−E−1 124f 111−F−1 ここで、コードのうち最初の数字は当該電極に
より加工されるべきワークの種類を示し、次の符
号は加工部ブロツクの種類を示し、最後の数字は
加工部ブロツク内における加工部の加工順序を示
す。上記電極124eには2つのコードが付され
ている様に、同一電極で2個所以上の加工を行な
う場合には電極は2以上のコードを有していても
よい。 そこで、姿勢修正不良によりたとえば電極12
4aがパスされたときには同一加工部ブロツク種
類の符号Aを有する電極124b,124cは以
後パスする様な指令が発せられ、記憶される。そ
して、電極交換工程3−1において、電極交換を
実行する前に新たに装着しようとする電極がパス
指令されたものであるか否かを確認し、パス指令
されたものである場合には直ちに次の加工順序の
電極へと移行する。 以上説明した様な実施例の全体的構成の詳細フ
ローシートを第8図に示す。 以上の実施例においては電極座標測定手段とし
てタツチセンサによるものが用いられているが、
その代りに電気導通を利用したものや排接触の手
段を用いることもできる。 [発明の効果] 以上の如き本発明によれば、工具交換後に工具
の姿勢修正がなされ、正確な姿勢で工具が加工機
に装着されるので、被加工物を正確な形状に加工
することができる。 また、本発明によれば、工具交換を自動的に行
なつて複数の種類の加工を無人で連続的且つ高精
度に行なうことができる。 更に、本発明においては、姿勢制御のために測
定した工具座標を用いて加工時における該工具の
送り寸法を算出できるので段取りを効率的に行な
うことができ、短時間で加工を完了することがで
きる。 更に、本発明によれば、工具のワークとの接触
面を直接測定して姿勢修正を行なうため、工具の
加工機への装着精度はラフでよく、従つて加工機
の工具ホルダー及び工具の加工機装着部の精度は
それほど必要ないので、コスト低減をはかること
ができる。 加えて、本発明によれば、各電極に対応して、
該電極により加工される被加工物の種類、加工部
ブロツクの種類及び該加工部ブロツク内での加工
部の加工順序を示すコードを付すことにより、姿
勢制御不良が発生した場合には、そのコードに基
づき直ちに当該加工部ブロツクの以後の加工をパ
スすることができ、従つて姿勢制御不良発生の際
に以後パスすべき電極の回避プログラムを設けて
おく必要がない。
されている。放電加工は、工具を電極として用い
て被加工物との間の微小間隙においてアーク放電
を生起させ、これにより被加工物表面を微量づつ
除去し被加工物を工具の形状に対応した形状に加
工するものである。 放電加工によれば、機械加工が困難な強靭な材
料や高硬度材料をも正確な形状に加工でき、また
表面も比較的微細にすることができ、更に電極さ
え作製しておけば如何なる形状の面をも加工する
ことができるので、放電加工はたとえばプレス加
工用の金型の製造に利用される。 この様な放電加工のために用いられる放電加工
機の従来例を第10図に示す。 図において、102はX方向スライドテーブル
であり、104は該X方向スライドテーブル10
2上に設けられたY方向スライドテーブルであ
り、該Y方向スライドテーブル104上には加工
液収容タンク106が固定されている。108は
該タンク106中に設けられた作業台であり、該
作業台108上にワーク110が固定されてい
る。尚、加工時にはタンク106中に加工液たと
えば水または油等が収容さされる。112はコラ
ムであり、114は加工ヘツドであり、116は
絶縁板であり、118はチヤツクであり、120
は回転ヘツドであり、122は電極ホルダーであ
り、124は電極即ち工具である。 回転ヘツド120はチヤツク118に対しZ方
向のまわりに回動することができる。即ち、回転
ヘツド120には水平方向を向いた突出部120
aが固設されており、一方チヤツク118には該
突出部120aのZ方向のまわりの回動方向に関
し両方から当接している回動調整ネジ118a,
118bが付設されている。従つて2つの調整ネ
ジ118a,118bを操作することによりチツ
ク118に対し回転ヘツド120を回動すること
ができる。 また、電極ホルダー122にはX方向及びY方
向から電極124に当接せしめられている調整ネ
ジ122a,122bが付設されており、該調整
ネジ122a,122bを操作することにより電
極124のZ方向に対する倒れを修正することが
できる。即ち、調整ネジ122aを操作すること
により電極124をY方向のまわりに適宜の角度
回転させ、一方調整ネジ122bを操作すること
により電極124をX方向のまわりに適宜の角度
回転させるのである。 放電加工時においては、コラム112に対し電
極124をZ方向に沿つて下向きに移動させ、該
電極124とワーク110との間の間隙が微小と
なる位置で放電を開始する。以後、少しづつ電極
124を下向きに移動させながら放電を行ない、
所定の位置で放電を停止し、電極124を上向き
に移動させる。これにより、ワーク110には電
極124の下面及び側面の形状に対応する加工面
が形成される。 しかして、放電加工によりワークに対し高精度
な加工を行なうためには、電極124の形状が正
確であることの外に該電極124が正確な姿勢で
電極ホルダー122に装着されることが必要であ
る。 しかるに、以上の様な従来の放電加工機におい
ては、電極ホルダー122に装着された電極12
4の姿勢は必ずしも正確であるとはいえないの
で、電極124の装着後に該電極を上下移動させ
ながら電極面または該電極の側面に形成された基
準面124a,124bにダイヤルゲージを当接
させて電極の倒れを測定し、その測定結果に基づ
き調整ネジ122a,122bを操作して電極1
24のX方向のまわりの回動及びY方向のまわり
の回動を行い、更に作業台に支持されたダイヤル
ゲージを電極面または基準面に当接させながら作
業台をX方向またはY方向に移動させて電極のZ
方向のまわりの回転を測定し、その測定結果に基
づき調整ネジ118a,118bを操作して電極
124のZ方向のまわりの回動を行ない、これに
より所望の電極姿勢に調整することが行なわれて
いる。 一方、放電加工においてはワークに対し1つの
電極で1つの形状しか加工できない。このため、
複雑な加工を行なう場合には複数の電極が必要と
なり、放電加工機において電極交換が行なわれ
る。また、放電加工においては同一形状を加工す
る場合にも仕上げ精度を良好に保つために先ず荒
加工用の電極で加工した後に仕上げ加工用の電極
で加工することがあり、この場合にも放電加工機
において電極交換が行なわれる。 そして、ワークの種類によつては加工終了まで
に100個以上の電極を使用することもある。 しかして、従来の放電加工おいては放電加工機
への電極の装着のたびに上記の如く手作業で電極
の姿勢を測定し、これに基づき電極の姿勢を所望
の許容範囲内に調整することがなされている。こ
のため、放電加工にしめる段取工程の時間が大き
く、作業能率の向上が望めないという問題点があ
つた。 また、電極自動交換装置を用いて電極を自動的
に交換し、段取工程の時間及び手作業を削減しよ
うという試みもなされているが、現在の電極自動
交換装置では交換誤差があり、そのままの姿勢で
加工を行なつたのでは十分な加工精度を得ること
ができないという問題点がある。 このため、従来、放電加工において高い精度の
加工を自動的に行なうことはできいとされてい
た。 [問題点を解決するための手段] 本発明によれば、以上の如き目的は、 放電加工機に添電極を装着して被加工物の複数
の加工部の加工を自動的に行う加工方法におい
て、 (a) 前記加工部のうちの少なくとも1つは他の加
工部に対し加工されるものであり、この様な関
連する加工部どうしを共通のブロツクとして全
加工部をブロツク化し、 (b) 各電極に対応して、該電極により加工される
被加工物の種類、加工部ブロツクの種類及び該
加工部ブロツク内での加工部の加工順序を示す
コードを付し、 (c) 各加工部についての、その加工のための電極
に交換し、この電極の姿勢制御を行い、次いで
加工を行い、 (d) 但し、前記(c)において電極の姿勢制御が不良
の場合には、当該加工部の加工を取止め、前記
コードの加工部ブロツク種類と同一で且つ加工
順序が後のコードに関する加工をパスするもの
として記憶し、 (e) 以後加工しようとする加工部については、そ
れに用いる電極に付されたコードが前記パスさ
れたものであるか否かを前記記憶に基づき確認
して、パスされたものである場合には電極交
換、電極姿勢制御及び加工を行わず、パスされ
たものでない場合にのみ前記(c)以降を行う、 ことを特徴とする、放電加工機による加工方法、
により達成される。 〔実施例〕 以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施
例を示す。 第1図は本発明加工方法において用いられる放
電加工機の概略構成図である。本図においては第
10図におけると同様の部材には同一の符号が付
されており、これらについては説明を省略する。 図において、42は姿勢制御装置である。44
は絶縁板であり、46は電極取付面板であり、4
8はプルスタツトチヤツクであり、50は電極ホ
ルダーである。また、52はタツチセンサであ
る。 上記姿勢制御装置42は電極124側(即ち下
側)をX方向のまわり、Y方向のまわり、及びZ
方向のまわりにそれぞれ独立に回動せしめること
ができ、この回動は適宜の駆動回路(後述する)
からの指令により行なわれる。 また、第2図は上記第1図に示される放電加工
機の制御系の構成を示すブロツク図である。 図において、X方向スライドテーブル102、
Y方向スライドテーブル104、及び放電加工機
本体の電極Z方向スライド手段54は駆動回路5
6と接続されており、CPU60の指令で該回路
によりそれぞれX方向、Y方向及びZ方向に移動
せしめられる。 ここで、加工ヘツドに取付けた測定球201と
タツチセンサ52の頂点を第7図に示すように接
触させ、この時のX方向スライドテーブル10
2、Y方向スライドテーブル104、Z方向スラ
イド手段54の位置を原点とする座標系を設定す
る。即ちこの原点位置で駆動回路56内のX,
Y,Z軸送りのカウンタをクリアし、この点を基
準として機械の移動量を座標値としてカウントす
る。以下の説明はこの座標系に基づいて行なう。 上記X方向、Y方向及びZ方向に移動せしめ電
極124の形状面にタツチセンサ52が接触した
ときの駆動回路56の位置カウンタの値をX,
Y,Zの座標値としてCPU60内に記憶するこ
とができる。そして、タツチセンサ52を電極1
24の複数の測定点に接触せしめて得られた複数
の電極表面座標が姿勢量演算回路62に入力せし
められ、更に正しい姿勢の際の電極表面の座標と
してCPU60内に記憶されているデータも上記
演算回路62に入力され、該演算回路62におい
てはこれらのデータの比較により姿勢量が算出さ
れ、その結果はCPU内に記憶される。そして、
この姿勢量に基づき姿勢修正駆動回路64により
姿勢制御装置42が駆動せしめられる。これによ
り、姿勢量を正しい姿勢のものに近づける様な姿
勢制御装置の駆動が行なわれる。 尚、CPU60には電極交換装置66も接続さ
れている。 本発明の加工方法に用いる放電加工装置は複数
の加工電極を順次交換しながらワークに所定の形
状の加工を行なうものである。そしてこれら電極
を加工ヘツドに取り付けた際の電極の倒れを自動
的に測定した後姿勢修正を行なう姿勢制御装置を
備えている。この電極の倒れを自動的に測定する
為に準備作業として加工に用いる各電極の測定点
の選定と電極の測定の為の測定開始点の設定作業
を行なう必要がある。以下、第4図をもとに(i)測
定点の選定と(ii)測定開始点の設定について説明す
る。 (i) 測定点の選定 電極は加工時にはワークに対し相対的に平行移
動するので、電極の姿勢を測定するに際しては、
基準となる姿勢からのX方向のまわりの回転角即
ちYタオレ、Y方向のまわりの回転角即ちXタオ
レ、及びZ方向のまわりの回転角即ちZ回転を求
めればよい。 (a) 角電極の場合 第4図aに角電極について示す。Xタオレを求
めるためにはZ−X平面と交叉する電極面の複数
の点の座標を測定する。測定点としては、たとえ
ば電極側面から2個所(x1,x2)または電極下面
から2個所(x3,x4)選択する。同様にして、Y
タオレを求めるためにはY−Z平面と交叉する電
極面の複数の点の座標を測定する。測定点として
は、たとえば電極側面から2個所(y1,y2)また
は電極下面から2個所(y3,y4)選択する。 また、Z回転を求めるためにX−Y平面と交叉
する電極面の複数の点の座標を測定する。測定点
としては、たとえば電極側面の2個所(z1,z2)
または(z3,z4)を選択する。 (b) 丸電極の場合 第4図bに丸電極について示す。丸電極の場合
は、z回転を考慮する必要がないので、Xタオレ
及びYタオレを角型電極の場合と同様にして測定
すればよい。 更に、丸型の電極の場合には、第4図cに示さ
れる様に、X−Z平面と平行な平面及びY−Z平
面と平行な平面上におけるZ座標の異なる2組の
測定点w1〜w4とw5〜w8とを選択することもでき
る。そして、測定点w1〜w4の座標からそれらの
中心点W1の座標を算出し、更に、測定点w5〜w8
の座標からそれらの中心点W2の座標を算出し、
W1,W2を結ぶ線の方向を演算により求め、これ
からXタオレ及びYタオレを求めることができ
る。 (ii) 測定開始点の設定 測定開示点とは(i)で選定した各測定点へタツチ
センサを接触させる為の送りの開始点をいう。各
測定点に対しそれぞれ測定開始点を設定する。 以上の様な電極座標測定はたとば次の様にして
行なうことができる。 (a) 角電極の場合 まず、座標系を原点が工具形状部内部にくる様
に設定する。そして、第4図aにおいて、Xタオ
レを測定する際には測定点x1,x2に対しては該測
定点からX方向に適宜の距離隔てられた位置x1′,
x2′にタツチセンサ52を位置せしめ、これらを
当該測定点の座標測定の開始点とする。また、測
定点x3,x4に対しては該測定点からZ方向に適宜
の距離だけ隔てられた位置x3′,x4′にタツチセン
サ52を位置せしめ、これらを当該測定点の座標
測定の開始点とする。 これらの開始点の設定は電極の種類に応じて予
めテーチングすることにより行なわれる。即ち、
実際の加工のための電極姿勢測定に入る以前に当
該電極に対する上記測定開始点をCPU60のデ
ータとして記憶させるのであり、手動によりX方
向スライドテーブル102、Y方向スライドテー
ブル104及びZ方向スライド手段54を操作し
てタツチセンサ52をそれぞれ上記開始点に位置
せしめ、その時のタツチセンサ52と電極の相対
位置を座標値としてCPU60に記憶させる。 (b) 丸電極の場合 尚、第4図bに示される様な丸型電極の場合に
は、測定点x1〜x4及びy1〜y4の全てに対して手動
テイーチングにより測定開始点を設定する代り
に、たとえば測定x1,x2,x3に対する測定開始点
のみを手動でテイーチングし、他の測定点x4,y1
〜y4に対する測定開始点を電極の軸対称性に基づ
き上記設定された3つの測定開始点座標から自動
的に設定してもたい。この様な自動的設定は予め
CPU60にプログラムを組込んでおくことによ
り容易に行なうことができる。 また、第4図cに示される様な測定の場合に
は、たとえば測定点w1,w2,w5に対する測定開
始点のみを手動でテイーチングし、他の測定点
w3,w4,w6〜w8に対する測定開始点を上記第4
図bの場合と同様にして自動的に設定してもよ
い。 尚、測定開始点の設定にあたつては上記したテ
イーチングを行なうかわりに、直接上記開始点座
標のデータをCPU60に入力して記憶させても
よい。 以上、Xタオレの測定に関し説明したが、Yタ
オレ及びZ回転の測定においても同様である。 以上の様にして測定開始点を設定し電極座標測
定に当つてタツチセンサ52を上記測定開始点に
位置させた後、定められた方向に座標の絶対値が
小さくなる向きに移動させればよい。また、各測
定点間のタツチセンサの移動は、たとえばX,Y
またはZ方向に沿つて電極124に衝突しない様
に行なわれる。 (iii) 加工方法 第3図に本発明の加工方法のフローを示す。同
図にもとずいて加工方法の説明をする。 先ず、放電加工機の電極ホルダー50に対し電
極交換装置66による電極交換が行なわれる(ス
テツプ3−1)。この電極交換は、放電加工機の
電極ホルダー50に以前の加工に用いた電極が装
着されている場合には新たな電極と交換されるこ
とになるし、プルスタツトチヤツクに電極が接着
されていない場合には新たな電極の新規装着のみ
となる。 かくして新たな電極が放電加工機に装着された
後に、該電極の姿勢を正しいものとするための制
御が行なわれる(ステツプ3−2)。この電極姿
勢制御は、装着された電極の姿勢を測定した後に
該姿勢が所望の許容範囲内にあるか否かを判定し
て、所望の範囲内にない場合には電極の姿勢修正
を行ない更に姿勢測定を行ない、これを繰返して
所望の精度内の姿勢をとらしめることにより行な
われる。 かくして、新たに装着された電極が所望の姿勢
とされた後に、放電加工機を作動させることによ
り電極を移動させてワークに近接せしめ、放電加
工が行なわれる(ステツプ3−3)。この放電加
工は一気に最終目標とする形状まで加工すること
はなく、ある程度加工した後に測定手段により加
工部の形状測定を行ない、該測定結果に基づき加
工目標を修正した上で加工を行う。必要に応じ
て、この修正加工を繰返し、所望の加工部を得
る。 以上により、当該電極に関する正確な放電加工
が終了する。続いて、別の電極により正確な放電
加工を行なうには、上記ステツプ3−1〜3−3
を繰返し行なえばよい。 次に、電極姿勢制御工程3−2の詳細について
説明する。 (−1) 電極姿勢制御工程 電極姿勢制御工程は、 ● 電極の姿勢を測定する測定工程、 ● 測定値と正しい姿勢との差からタオレ量を演
算する姿勢量演算工程、 ● 電極の倒れが許容値内かどうかを比較する基
準値との比較工程、 ● 電極の倒れが許容値外であつた場合に正しい
姿勢に電極の姿勢を修正する姿勢修正工程、 からなりこれら各工程はCPUにより順次自動的
に処理される。 以上述べた様な姿勢制御工程のフローシートを
第5図に示す。 即ち、先ずタツチセンサ52を第1の測定開始
点へと移動させた後に第1の測定点の座標測定が
行なわれ、同様にして第2以降の測定点の座標測
定が行なわれてX方向タオレに関する座標測定が
終了し、次に同様にしてY方向タオレ及びZ回転
に関する座標測定が終了する(ステツプ5−1)。 かくして測定された座標に基づき姿勢量演算が
行なわれる(ステツプ5−2)。 次いで、演算により得られた姿勢状態量と基準
とる予めCPU60内に記憶させてある正しい姿
勢状態量との比較が行なわれ(ステツプ5−3)、
その差が許容値内である場合には続いて加工工程
へと移行する。 一方、許容値外である場合には姿勢制御装置4
2が駆動せしめれて電極124がX方向、Y方向
及び/またはZ方向のまわりに適宜の角度回動せ
しめられ(ステツプ5−4)、続いてステツプ5
−1へと戻る。 (−2) 加工工程 次に、本発明修正加工方法に相当する加工工程
3−3の詳細について説明する。 実際の加工に移る前に電極とワークとの位置関
係を割出して、電極の送り寸法が算出される。第
6図a,bは電極送り寸法の算出方法を説明する
ための図である。 上記姿勢制御工程3−2において電極座標測定
の結果が電極送り寸法の算出に利用される。即
ち、電極座標測定後に該測定値をもとに姿勢量演
算を行ない基準値との比較において許容範囲内に
あるとされた場合には、上記測定値が電極の座標
を表わすことになる。そこで、この座標と作業台
108上に固定されたワーク110の位置座標と
から送り寸法を算出することができる。 第6図aにおいて、テーパ状の電極124に関
し送り寸法を算出する場合の具体例を説明する。 先ず、測定点x1,x2のX座標の差及びZ座標の
差から角度θを算出する。そして、該角度θと測
定点x2のX座標及び測定点x3のZ座標とから点P
のX座標を算出する。点PのY座標は測定点x1,
x2,x3のY座標と同一であり、点PのZ座標は測
定点x3のZ座標と同一である。これにより点Pの
座標が求められる。 一方、タツチセンサ52を基準とした座標系に
おいてワーク110の点Qの座標を予め(即ちワ
ーク110を作業台108に固定した時点で)実
測しておく。この実測は、たとえば電極ホルダー
50に測定球を取付けて、該測定球を取付けて、
該測定球をワーク110の点Qに接触させる様
に、X方向スライドテーブル102、Y方向スラ
イドテーブル104及びZ方向スライド手段54
を駆動し、ワーク110の点Qの座標が求められ
る。尚、点Qの座標は、以上の様にして直接測定
球を点Qに接触させて測定してもよいが、第6図
bに示される様に測定球を点q1,q2,q3に接触さ
せてこれらの点の座標を測定し、該座標から演算
により求めることもできる。 また、Rは電極124の点Pに対応してワーク
に形成されるべき最終目標加工面上の点である。
点Qと点Rとの関係は設計上の寸法により設定さ
れる。 従つて、点Pの座標、及びタツチセンサと点Q
との相対的位置関係から点Qの座標が求められ
る。これを基にして点Qと点Rとの相対的位置関
係から点Rの座標が求められる。 以上から、点Pより点Rに至る加工送りのため
のX方向、Y方向及びZ方向の送り寸法が算出さ
れる。この加工のための送り寸法の算出はCPU
60において行なわれる。 かくして、加工送り寸法の算出が終了した後に
電極移動が行なわれて放電加工が実行される。 本実施例においては、同一電極に関し姿勢量演
算工程において得られた姿勢量が許容値外である
ケースがn回以上あつた場合には、当該電極につ
いてはそれ以上姿勢修正を行なわずに、電極交換
工程へと移行する。 これにより、何らかの原因により姿勢制御が良
好に行なえなくなつた電極について長時間の姿勢
制御を試みることなく、次の電極による加工へと
移行することができる。 更に本実施例いおいては姿勢修正不良により電
極交換工程へと移行する際に、関連電極パス指令
が行なわれる。 以下、関連電極パスにつき説明する。 第9図は作業台108上に固定された複数のワ
ーク110,111を示す図である。ワーク11
0は加工部A,B,C,D,Eを有し、ワーク1
11は加工部E,Fを有する。これら加工部A〜
Fはそれぞれ電極124a〜124fによつて加
工される。電極124bによる加工部Bの加工は
電極124aによる加工部Aの加工の後に行なわ
れ、更に電極124cによる加工部Cの加工は電
極124bによる加工部Bの加工の後に行なわれ
る。 従つて、仮に電極124aの姿勢修正不良によ
り加工部Aの加工が行なわれなかつたときには、
その後に加工部B,Cの加工を行なうことはでき
ない。この様な場合に加工部B,Cを加工すべき
電極124b,124cをも放電加工機に装着し
ないことが望ましい。 そこで、この様な同一ブロツクに属する関連す
る加工部に関する電極のパスが行なわれたときに
は、以降同一ブロツクに属する加工部に関する電
極もパスするのである。この様な関連電極のパス
は各電極にコードを付しておくことによりCPU
60のソフトウエアにて行なうことができる。上
記第9図の様なワーク110,111の加工を行
なう際には、各電極にたとえば次の様なコードを
付しておき、このコードにより加工システムを制
御する。 電極 コード 124a 110−A−1 124b 110−A−2 124c 110−A−3 124d 110−D−1 124e 110−E1 124e 111−E−1 124f 111−F−1 ここで、コードのうち最初の数字は当該電極に
より加工されるべきワークの種類を示し、次の符
号は加工部ブロツクの種類を示し、最後の数字は
加工部ブロツク内における加工部の加工順序を示
す。上記電極124eには2つのコードが付され
ている様に、同一電極で2個所以上の加工を行な
う場合には電極は2以上のコードを有していても
よい。 そこで、姿勢修正不良によりたとえば電極12
4aがパスされたときには同一加工部ブロツク種
類の符号Aを有する電極124b,124cは以
後パスする様な指令が発せられ、記憶される。そ
して、電極交換工程3−1において、電極交換を
実行する前に新たに装着しようとする電極がパス
指令されたものであるか否かを確認し、パス指令
されたものである場合には直ちに次の加工順序の
電極へと移行する。 以上説明した様な実施例の全体的構成の詳細フ
ローシートを第8図に示す。 以上の実施例においては電極座標測定手段とし
てタツチセンサによるものが用いられているが、
その代りに電気導通を利用したものや排接触の手
段を用いることもできる。 [発明の効果] 以上の如き本発明によれば、工具交換後に工具
の姿勢修正がなされ、正確な姿勢で工具が加工機
に装着されるので、被加工物を正確な形状に加工
することができる。 また、本発明によれば、工具交換を自動的に行
なつて複数の種類の加工を無人で連続的且つ高精
度に行なうことができる。 更に、本発明においては、姿勢制御のために測
定した工具座標を用いて加工時における該工具の
送り寸法を算出できるので段取りを効率的に行な
うことができ、短時間で加工を完了することがで
きる。 更に、本発明によれば、工具のワークとの接触
面を直接測定して姿勢修正を行なうため、工具の
加工機への装着精度はラフでよく、従つて加工機
の工具ホルダー及び工具の加工機装着部の精度は
それほど必要ないので、コスト低減をはかること
ができる。 加えて、本発明によれば、各電極に対応して、
該電極により加工される被加工物の種類、加工部
ブロツクの種類及び該加工部ブロツク内での加工
部の加工順序を示すコードを付すことにより、姿
勢制御不良が発生した場合には、そのコードに基
づき直ちに当該加工部ブロツクの以後の加工をパ
スすることができ、従つて姿勢制御不良発生の際
に以後パスすべき電極の回避プログラムを設けて
おく必要がない。
第1図は放電加工機の構成図である。第2図は
放電加工機の制御系のブロツク図である。第3図
は本発明加工方法のフローシートである。第4図
a,b,cは電極の部分斜視図である。第5図は
姿勢制御工程のフローシートである。第6図a,
bは加工送り寸法算出を説明するための図であ
る。第7図は座標系設定時の状態を示す図であ
る。第8図は本発明加工方法のフローシートであ
る。第9図はワークの加工部を示す図である。第
10図は従来の放電加工機の概略図である。 42……姿勢制御装置、50……電極ホルダ
ー、52……タツチセンサー、102……X方向
スライドテーブル、104……Y方向スライドテ
ーブル、108……作業台、110,111……
ワーク、124……電極。
放電加工機の制御系のブロツク図である。第3図
は本発明加工方法のフローシートである。第4図
a,b,cは電極の部分斜視図である。第5図は
姿勢制御工程のフローシートである。第6図a,
bは加工送り寸法算出を説明するための図であ
る。第7図は座標系設定時の状態を示す図であ
る。第8図は本発明加工方法のフローシートであ
る。第9図はワークの加工部を示す図である。第
10図は従来の放電加工機の概略図である。 42……姿勢制御装置、50……電極ホルダ
ー、52……タツチセンサー、102……X方向
スライドテーブル、104……Y方向スライドテ
ーブル、108……作業台、110,111……
ワーク、124……電極。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 放電加工機に電極を装着して被加工物の複数
の加工部の加工を自動的に行う加工方法におい
て、 (a) 前記加工部のうちの少なくとも1つは他の加
工部に対し加工されるものであり、この様な関
連する加工部どうしを共通のブロツクとして全
加工部をブロツク化し、 (b) 各電極に対応して、該電極により加工される
被加工物の種類、加工部ブロツクの種類及び該
加工部ブロツク内での加工部の加工順序を示す
コードを付し、 (c) 各加工部について、その加工のための電極に
交換し、この電極の姿勢制御を行い、次いで加
工を行い、 (d) 但し、前記(c)において電極の姿勢制御が不良
の場合には、当該加工部の加工を取止め、前記
コードの加工部ブロツク種類と同一で且つ加工
順序が後のコードに関する加工をパスするもの
として記憶し、 (e) 以後加工しようとする加工部については、そ
れに用いる電極に付されたコードが前記パスさ
れたものであるか否かを前記記憶に基づき確認
して、パスされたものである場合には電極交
換、電極姿勢制御及び加工を行わず、パスされ
たものでない場合にのみ前記(c)以降を行う、 ことを特徴とする、放電加工機による加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9044985A JPS61249222A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 放電加工機による加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9044985A JPS61249222A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 放電加工機による加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61249222A JPS61249222A (ja) | 1986-11-06 |
| JPH0440128B2 true JPH0440128B2 (ja) | 1992-07-01 |
Family
ID=13998926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9044985A Granted JPS61249222A (ja) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | 放電加工機による加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61249222A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0671687B2 (ja) * | 1987-07-09 | 1994-09-14 | 三菱電機株式会社 | 放電加工装置 |
| JP2767671B2 (ja) * | 1992-09-29 | 1998-06-18 | 三菱電機株式会社 | 放電加工機の制御装置 |
| KR102426136B1 (ko) * | 2022-03-14 | 2022-07-27 | (주)코마테크놀로지 | 방전가공용 전극을 이용한 곡면과 가변하는 두께를 갖는 에칭용 상부전극 가공방법 |
| KR102426127B1 (ko) * | 2022-03-14 | 2022-07-27 | (주)코마테크놀로지 | 방전가공용 전극을 이용한 곡면과 가변하는 두께를 갖는 에칭용 재생 상부전극 가공방법 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5689433A (en) * | 1979-12-18 | 1981-07-20 | Inoue Japax Res Inc | Method of correcting tilt of electrode for electric machining and device for the same |
| JPS5695540A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-03 | Mitsubishi Electric Corp | Wire cut type electrospark machining method |
| JPS58211825A (ja) * | 1982-05-11 | 1983-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工装置 |
| JPS59156624A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-05 | Mitsubishi Electric Corp | 放電加工装置 |
-
1985
- 1985-04-26 JP JP9044985A patent/JPS61249222A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61249222A (ja) | 1986-11-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |