JPH0440779B2 - - Google Patents
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- JPH0440779B2 JPH0440779B2 JP57061271A JP6127182A JPH0440779B2 JP H0440779 B2 JPH0440779 B2 JP H0440779B2 JP 57061271 A JP57061271 A JP 57061271A JP 6127182 A JP6127182 A JP 6127182A JP H0440779 B2 JPH0440779 B2 JP H0440779B2
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- Japan
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- weight
- copolymer
- magnetic
- acrylate
- meth
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/702—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent
- G11B5/7023—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent containing polyesters, polyethers, silicones, polyvinyl resins, polyacrylresins or epoxy resins
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
本発明は磁性粉の分散性に優れた磁気記録体用
結着剤に関する。 磁気録面テープや磁気デイスク等に用いられる
磁気記録体は、通常、磁性粉末及びこの粉末をポ
リエステル等の基体に結着する結着剤を含む磁性
塗料を基体上に塗布、乾燥して得られ、優れた電
気的特性及び耐久性が要求される。従つて磁気記
録体用結着剤には、磁性塗料における磁性粉末の
分散性に優れその結果磁気記録体に高い角形比を
付与し得る特性が特に強く要請され、更に耐摩耗
性及び耐熱性に優れた磁性層を形成し得ること等
が要請される。 これらの特性が比較的良好なものとして従来塩
化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール系ポリ
マー等が用いられ、磁性層の耐摩耗性を特に改善
する必要のある場合は前記ポリマーとイソシアネ
ート化合物とを含有する磁気記録体用結着剤が用
いられていたが更に一層の改善が要望されてい
た。 本発明は上記磁気記録体用結着剤の現状に鑑
み、磁性塗料にした際の磁性粉末の分散性に優
れ、又必要によりイソシアネート化合物を加える
ことにより耐摩耗性及び耐熱性に優れた磁性層を
形成し得る磁気記録体用結着剤を提供することを
目的とするものである。 しかして本発明の要旨は塩化ビニル、水酸基含
有ビニル単量体、アクリル系第3アミン及び前二
者と異なるアクリル系エステルもしくは酢酸ビニ
ルを構成単位とする共重合体、及び必要に応じて
イソシアネート化合物を含有することを特徴とす
る磁気記録体用結着剤に存する。 本発明における共重合体の大半を占める塩化ビ
ニルは他の構成単位と共に磁性層に適度の硬さと
可撓性を付与するもので、その使用量は60〜95重
量%であることが必要である。 本発明における水酸基含有ビニル単量体として
は、アクリル酸又はメタクリル酸と多価アルコー
ルとの反応物としての構造式を有するものやアク
リル酸系もしくはメタクリル酸系アミド等が挙げ
られ、前者の具体例としては2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート(これは2−ヒドロキシ
エチルアクリレートと2−ヒドロキシエチルメタ
クリレートの両方を表わす。以下同じ)、2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ク
ロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、次式で表わされるポリエチレングリコール
モノ(メタ)アクリレートCH2=CR−COO(―
CH2CH2O)―oH(nは2乃旨9の整数、Rは水素
又はメチル基)、次式で表わされるポリプロピレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート
結着剤に関する。 磁気録面テープや磁気デイスク等に用いられる
磁気記録体は、通常、磁性粉末及びこの粉末をポ
リエステル等の基体に結着する結着剤を含む磁性
塗料を基体上に塗布、乾燥して得られ、優れた電
気的特性及び耐久性が要求される。従つて磁気記
録体用結着剤には、磁性塗料における磁性粉末の
分散性に優れその結果磁気記録体に高い角形比を
付与し得る特性が特に強く要請され、更に耐摩耗
性及び耐熱性に優れた磁性層を形成し得ること等
が要請される。 これらの特性が比較的良好なものとして従来塩
化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール系ポリ
マー等が用いられ、磁性層の耐摩耗性を特に改善
する必要のある場合は前記ポリマーとイソシアネ
ート化合物とを含有する磁気記録体用結着剤が用
いられていたが更に一層の改善が要望されてい
た。 本発明は上記磁気記録体用結着剤の現状に鑑
み、磁性塗料にした際の磁性粉末の分散性に優
れ、又必要によりイソシアネート化合物を加える
ことにより耐摩耗性及び耐熱性に優れた磁性層を
形成し得る磁気記録体用結着剤を提供することを
目的とするものである。 しかして本発明の要旨は塩化ビニル、水酸基含
有ビニル単量体、アクリル系第3アミン及び前二
者と異なるアクリル系エステルもしくは酢酸ビニ
ルを構成単位とする共重合体、及び必要に応じて
イソシアネート化合物を含有することを特徴とす
る磁気記録体用結着剤に存する。 本発明における共重合体の大半を占める塩化ビ
ニルは他の構成単位と共に磁性層に適度の硬さと
可撓性を付与するもので、その使用量は60〜95重
量%であることが必要である。 本発明における水酸基含有ビニル単量体として
は、アクリル酸又はメタクリル酸と多価アルコー
ルとの反応物としての構造式を有するものやアク
リル酸系もしくはメタクリル酸系アミド等が挙げ
られ、前者の具体例としては2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート(これは2−ヒドロキシ
エチルアクリレートと2−ヒドロキシエチルメタ
クリレートの両方を表わす。以下同じ)、2−ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ク
ロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、次式で表わされるポリエチレングリコール
モノ(メタ)アクリレートCH2=CR−COO(―
CH2CH2O)―oH(nは2乃旨9の整数、Rは水素
又はメチル基)、次式で表わされるポリプロピレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート
【式】(nは2乃至
6の整数、Rは水素又はメチル基)、2−ヒドロ
キシエチル−2′−アクリロイルオキシフタレート 等の(メタ)アクリル酸エステルを挙げることが
出来、後者の具体例としてはN−メチロール(メ
タ)アクリルアミドを挙げることが出来る。これ
らは単独でもしくは適宜組合せて共重合体の構成
単位として用いられ、特に上式のnが7〜9のポ
リエチレングリコールモノメタクリレート、上式
のnが5もしくは6のポリプロピレングリコール
モノメタクリレート及び2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート等が好適に用いられる。 これら水酸基を含むビニル単量体の使用量は、
多過ぎると上記共重合体の溶剤に対する溶解性が
低下し、少な過ぎると、磁性粉末の分散性が低下
する傾向にあり、又必要により含有されるイソシ
アネート化合物との反応によるウレタン結合が充
分に形成されず加熱硬化しにくくなるので、共重
合体の0.1〜30重量%であることが必要であり、
好ましくは0.5〜10重量%である。 本発明におけるアクリル系第3アミンとは、ア
クリロイル基もしくはメタクロイル基を含む第3
アミンを指し、具体的にはジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エ
ステルや、ジメチルアクリルアミド等が好適な例
として挙げられ、磁性粉末の分散性の点で特にジ
メチルアミノエチルアクリレートが好ましい。第
3アミンは磁性粉末の分散性向上に大きく寄与す
るものであるが、この量は、多過ぎると共重合体
の耐水性が悪くなり、少な過ぎると磁性粉末の分
散性が悪くなり、又必要により含有されるイソシ
アネート化合物と上記共重合体との架橋反応を促
進せしめる効果も生じにくくなるので、共重合体
の0.05〜15重量%であることが必要であり、好ま
しくは0.1〜5重量%である。 本発明におけるアクリル系エステルとは(メ
タ)アクリル酸と脂肪族アルコールとのエステル
及び(メタ)アクリル酸と脂環式アルコールとの
エステルを言い、従つて上記の水酸基含有ビニル
単量体及びアクリル系第3アミンとは異なる単量
体で、具体的には例えば、メチル(メタ)アクリ
レート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、アミル(メタ)アクリレ
ート、ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘ
キシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)
アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニ
ル(メクアクリレート、デシル(メタ)アクリレ
ート、ドデシル(メタ)アクリレート、テトラド
デシル(メタ)アクリレート、グリシジル(メ
タ)アクリレート等が挙げられ、これらは単独で
又は組合せて用いられ、上記共重合体中に1〜20
重量%含有されて、溶剤に対する溶解性及び磁性
粉末の分散性向上や磁性層への可撓性付与に寄与
する。 本発明においては上記共重合体の構成単位とし
て前記アクリル系エステルの代りに酢酸ビニルが
用いられてもよく、無論併用されてもよいもので
あり、該酢酸ビニルの共重合体中の含有量は1〜
20重量%とされて、溶剤に対する溶解性及び磁性
粉末の分散性の向上や磁性層への可撓性付与に寄
与する。 上記各単量体を構成単位とする共重合体には、
更に必要に応じてエチレン、スチレン等の他の重
合性ビニル単量体が構成単位として加えられてい
てもよく、重合度の好適な範囲は200〜600とさ
れ、該共重合体は、例えば溶液重合法、乳化重合
法及び懸濁重合法等の公知の重合方法によつて得
られる。 磁性層の耐摩耗性や耐熱性を特に高める場合に
上記共重合体と共に磁性粉末と混練されるイソシ
アネート化合物としては、トリレンジイソシアネ
ート、ジフエニルメタンジイソシアネート、ジア
ニシジチジイソシアネート、トリデンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、メタ
キシリレンジイソシシアネート、及びトリメチロ
ールプロパン1モルとトリレンジイソシアネート
3モルとの反応物等が挙げられ、該反応物は、例
えば日本ポリウレタン工業(株)から商品名「コロネ
ートL」として市販されている。 イソシアネート化合物の使用量は、多過ぎると
最終的に得られる塗膜が脆くなるので、上記共重
合体100重量部に対し30重量部以下が適当であり、
通常は0.3重量部以上とされる。 本発明結着剤により磁性塗料を作成するには、
例えば溶液重合により重合され、トルエン等の溶
剤に溶解された、上記共重合体にγ−酢化鉄のよ
うな磁性粉末材料を添加、混練して分散させ、磁
性層の耐摩耗性を特に高に高る場合等必要に応じ
てイソシアネート化合物を混入し、更に通常は必
要ないが場合によつてはトリエチルアミン等の触
媒を加えて磁性塗料を得るのである。 但し本発明における上記共重合体イソシアネー
ト化合物及び磁性材料粉末の添加順序、分散手段
等は何ら限定されない。尚、上記共重合体を溶解
して本発明結着剤とする際に用いる溶剤として
は、トルエン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、イソプロピルアルコール、シクロ
ヘキサノン等の一種又は二種以上の混合物が一般
に用いられる。上記共重合体は、磁性材料粉末
100重量部について通常、25〜100重量部用いら
れ、また、磁性塗料は、通常、10〜30重量%の上
記共重合体を有するように調製される。 本発明磁気記録媒体用結着剤は上述の通りの構
成になされており、特に共重合体が、塩化ビニル
60〜95重量%、水酸基含有ビニル単量体0.1〜30
重量%、アクリル系第3アミン0.05〜15重量%及
び前二者と異なるアクリル系エステルもしくは酢
酸ビニル1〜20重量%から構成されているので得
られる磁性塗料は磁性粉末の分散性に優れ従つて
角形比の高い磁性層が形成され、又、共重合体中
には塩化ビニルが含有されているので、他の成分
と相俟つて、適度の硬さと可撓性を有する磁性層
が形成されるのである。 更に本発明結着剤がイソシアネート化合物を含
有するものである場合は、共重合体中に導入され
た水酸基が共重合体とイソシアネート化合物との
架橋反応に寄与して耐摩耗性及び耐熱性に優れた
磁性層を形成し、又アクリル系第3アミンによつ
てアクリル系共重合体中に導入された活性窒素が
前記架橋反応を促進するので、磁性塗料を基体上
に塗布した後低温でも充分硬化して磁性層を形成
することができ、この際従来の如く低分子量触媒
を添加する必要がないので該触媒がブリードして
磁気特性を劣化させたりすることがなく、又、得
られた磁性塗料のポツトライフが短くなることも
ない。 以下に実施例を挙げて本発明を説明する。尚、
以下において「部」及び「%」はそれぞれ重量部
及び重量%を示す。 実施例 1 撹拌棒、モノマー導入管、窒素吹込管、真空ラ
イン、温度計を備えたオートクレーブに懸濁安定
剤であるポリビニルアルコール0.32部を溶解した
水80部を入れ、次に過酸化ベンゾイル0.06部を溶
解した酢酸ビニル単量体13部、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート単量体2部及びジメチルアミ
ノエチルアクリレート単量体2重量部の混合物を
入れ、窒素置換後真空ラインにて脱気し反応系内
の酸素を取り除いたのち塩化ビニル83重量部を導
入し、撹拌しながら80℃にて18時間重合して共重
合体を得た。 得られた共重合体を遠心分離器にて遠心分離
し、水洗後よく脱水して50℃にて24時間風乾し、
白色の粉末重合物を得た。この粉末共重合体をト
ルエン−メチルイソブチルケトン(重量比1:
1)混合液に溶解して15%の共重合体溶液を調製
した。次にこの溶液に、共重合体固形分20部に対
してγ−酸化鉄が47部となる量のγ酸化鉄を加
え、ボールミルにて10時間混合分散させて磁性塗
料を得た。 また、磁性塗料を25μ厚のポリエステルフイル
ム上に乾燥厚が6μとなる様に塗布し、室温にて
48時間放置、乾燥して磁気記録体を作製し、角形
比を測定した。 その結果は第1表に示す通り0.8を越える優れ
たものであつた。 実施例 2、3 実施例1と同様にして第1表に示す種々の組成
の共重合体を調整し、磁性塗料を調整し、磁気記
録体を得、その角形比を測定した。その結果は第
1表に示す通りであつた。 比較例 1 実施例1と同様にして、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−ビニルアルコール系ポリマー(重量比、この
順に91:3:6)を用いて磁性塗料を作成し得ら
れた磁気記録媒体の角形比を測定した。その結果
は第1表の通りであつた。
キシエチル−2′−アクリロイルオキシフタレート 等の(メタ)アクリル酸エステルを挙げることが
出来、後者の具体例としてはN−メチロール(メ
タ)アクリルアミドを挙げることが出来る。これ
らは単独でもしくは適宜組合せて共重合体の構成
単位として用いられ、特に上式のnが7〜9のポ
リエチレングリコールモノメタクリレート、上式
のnが5もしくは6のポリプロピレングリコール
モノメタクリレート及び2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート等が好適に用いられる。 これら水酸基を含むビニル単量体の使用量は、
多過ぎると上記共重合体の溶剤に対する溶解性が
低下し、少な過ぎると、磁性粉末の分散性が低下
する傾向にあり、又必要により含有されるイソシ
アネート化合物との反応によるウレタン結合が充
分に形成されず加熱硬化しにくくなるので、共重
合体の0.1〜30重量%であることが必要であり、
好ましくは0.5〜10重量%である。 本発明におけるアクリル系第3アミンとは、ア
クリロイル基もしくはメタクロイル基を含む第3
アミンを指し、具体的にはジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エ
ステルや、ジメチルアクリルアミド等が好適な例
として挙げられ、磁性粉末の分散性の点で特にジ
メチルアミノエチルアクリレートが好ましい。第
3アミンは磁性粉末の分散性向上に大きく寄与す
るものであるが、この量は、多過ぎると共重合体
の耐水性が悪くなり、少な過ぎると磁性粉末の分
散性が悪くなり、又必要により含有されるイソシ
アネート化合物と上記共重合体との架橋反応を促
進せしめる効果も生じにくくなるので、共重合体
の0.05〜15重量%であることが必要であり、好ま
しくは0.1〜5重量%である。 本発明におけるアクリル系エステルとは(メ
タ)アクリル酸と脂肪族アルコールとのエステル
及び(メタ)アクリル酸と脂環式アルコールとの
エステルを言い、従つて上記の水酸基含有ビニル
単量体及びアクリル系第3アミンとは異なる単量
体で、具体的には例えば、メチル(メタ)アクリ
レート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル
(メタ)アクリレート、アミル(メタ)アクリレ
ート、ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘ
キシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)
アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ノニ
ル(メクアクリレート、デシル(メタ)アクリレ
ート、ドデシル(メタ)アクリレート、テトラド
デシル(メタ)アクリレート、グリシジル(メ
タ)アクリレート等が挙げられ、これらは単独で
又は組合せて用いられ、上記共重合体中に1〜20
重量%含有されて、溶剤に対する溶解性及び磁性
粉末の分散性向上や磁性層への可撓性付与に寄与
する。 本発明においては上記共重合体の構成単位とし
て前記アクリル系エステルの代りに酢酸ビニルが
用いられてもよく、無論併用されてもよいもので
あり、該酢酸ビニルの共重合体中の含有量は1〜
20重量%とされて、溶剤に対する溶解性及び磁性
粉末の分散性の向上や磁性層への可撓性付与に寄
与する。 上記各単量体を構成単位とする共重合体には、
更に必要に応じてエチレン、スチレン等の他の重
合性ビニル単量体が構成単位として加えられてい
てもよく、重合度の好適な範囲は200〜600とさ
れ、該共重合体は、例えば溶液重合法、乳化重合
法及び懸濁重合法等の公知の重合方法によつて得
られる。 磁性層の耐摩耗性や耐熱性を特に高める場合に
上記共重合体と共に磁性粉末と混練されるイソシ
アネート化合物としては、トリレンジイソシアネ
ート、ジフエニルメタンジイソシアネート、ジア
ニシジチジイソシアネート、トリデンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、メタ
キシリレンジイソシシアネート、及びトリメチロ
ールプロパン1モルとトリレンジイソシアネート
3モルとの反応物等が挙げられ、該反応物は、例
えば日本ポリウレタン工業(株)から商品名「コロネ
ートL」として市販されている。 イソシアネート化合物の使用量は、多過ぎると
最終的に得られる塗膜が脆くなるので、上記共重
合体100重量部に対し30重量部以下が適当であり、
通常は0.3重量部以上とされる。 本発明結着剤により磁性塗料を作成するには、
例えば溶液重合により重合され、トルエン等の溶
剤に溶解された、上記共重合体にγ−酢化鉄のよ
うな磁性粉末材料を添加、混練して分散させ、磁
性層の耐摩耗性を特に高に高る場合等必要に応じ
てイソシアネート化合物を混入し、更に通常は必
要ないが場合によつてはトリエチルアミン等の触
媒を加えて磁性塗料を得るのである。 但し本発明における上記共重合体イソシアネー
ト化合物及び磁性材料粉末の添加順序、分散手段
等は何ら限定されない。尚、上記共重合体を溶解
して本発明結着剤とする際に用いる溶剤として
は、トルエン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、イソプロピルアルコール、シクロ
ヘキサノン等の一種又は二種以上の混合物が一般
に用いられる。上記共重合体は、磁性材料粉末
100重量部について通常、25〜100重量部用いら
れ、また、磁性塗料は、通常、10〜30重量%の上
記共重合体を有するように調製される。 本発明磁気記録媒体用結着剤は上述の通りの構
成になされており、特に共重合体が、塩化ビニル
60〜95重量%、水酸基含有ビニル単量体0.1〜30
重量%、アクリル系第3アミン0.05〜15重量%及
び前二者と異なるアクリル系エステルもしくは酢
酸ビニル1〜20重量%から構成されているので得
られる磁性塗料は磁性粉末の分散性に優れ従つて
角形比の高い磁性層が形成され、又、共重合体中
には塩化ビニルが含有されているので、他の成分
と相俟つて、適度の硬さと可撓性を有する磁性層
が形成されるのである。 更に本発明結着剤がイソシアネート化合物を含
有するものである場合は、共重合体中に導入され
た水酸基が共重合体とイソシアネート化合物との
架橋反応に寄与して耐摩耗性及び耐熱性に優れた
磁性層を形成し、又アクリル系第3アミンによつ
てアクリル系共重合体中に導入された活性窒素が
前記架橋反応を促進するので、磁性塗料を基体上
に塗布した後低温でも充分硬化して磁性層を形成
することができ、この際従来の如く低分子量触媒
を添加する必要がないので該触媒がブリードして
磁気特性を劣化させたりすることがなく、又、得
られた磁性塗料のポツトライフが短くなることも
ない。 以下に実施例を挙げて本発明を説明する。尚、
以下において「部」及び「%」はそれぞれ重量部
及び重量%を示す。 実施例 1 撹拌棒、モノマー導入管、窒素吹込管、真空ラ
イン、温度計を備えたオートクレーブに懸濁安定
剤であるポリビニルアルコール0.32部を溶解した
水80部を入れ、次に過酸化ベンゾイル0.06部を溶
解した酢酸ビニル単量体13部、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート単量体2部及びジメチルアミ
ノエチルアクリレート単量体2重量部の混合物を
入れ、窒素置換後真空ラインにて脱気し反応系内
の酸素を取り除いたのち塩化ビニル83重量部を導
入し、撹拌しながら80℃にて18時間重合して共重
合体を得た。 得られた共重合体を遠心分離器にて遠心分離
し、水洗後よく脱水して50℃にて24時間風乾し、
白色の粉末重合物を得た。この粉末共重合体をト
ルエン−メチルイソブチルケトン(重量比1:
1)混合液に溶解して15%の共重合体溶液を調製
した。次にこの溶液に、共重合体固形分20部に対
してγ−酸化鉄が47部となる量のγ酸化鉄を加
え、ボールミルにて10時間混合分散させて磁性塗
料を得た。 また、磁性塗料を25μ厚のポリエステルフイル
ム上に乾燥厚が6μとなる様に塗布し、室温にて
48時間放置、乾燥して磁気記録体を作製し、角形
比を測定した。 その結果は第1表に示す通り0.8を越える優れ
たものであつた。 実施例 2、3 実施例1と同様にして第1表に示す種々の組成
の共重合体を調整し、磁性塗料を調整し、磁気記
録体を得、その角形比を測定した。その結果は第
1表に示す通りであつた。 比較例 1 実施例1と同様にして、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−ビニルアルコール系ポリマー(重量比、この
順に91:3:6)を用いて磁性塗料を作成し得ら
れた磁気記録媒体の角形比を測定した。その結果
は第1表の通りであつた。
【表】
【表】
比較例 2
実施例1と同様にして、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−アクリル酸エステル−ビニルアルコール系ポ
リマーを用いて磁性塗料を作成し、得られた磁気
記録体の角形比を測定した。角形比は0.77であつ
た。 実施例 4 原料の種類、量、操作方法等、実施例1と全く
同様にして白色の粉末共重合体を得た。この共重
合体をトルエン−メチルイソブチルケトン(重量
比1:1)に溶解し15%の共重合体溶液を調整
し、この溶液全量に、共重合体固形分20部に対し
てγ−酸化鉄が47部となる量のγ−酸化鉄を加え
ボールミルにて10時間混合分散させたのち、イソ
シアネート化合物(日本ポリウレタン工業社製、
コロネートL)を0.65部加えて撹拌して磁性塗料
を得た。 この磁性塗料を調整して24時間及び48時間後の
粘度をB型粘度計にて測定し、ポツトライフの安
定性をみた。 また、磁性塗料を25μ厚のポリエチレンテレフ
タレートフイルム上に乾燥厚が6μとなるように
塗布し、室温にて48時間放置して乾燥、硬化さ
せ、磁気記録体を作製し、角形比、加熱密着性及
びゲル分率を調べた。これらの結果を第2表に示
す。加熱密着性とは、形成された磁性層を120℃
の温度で15分間加熱し、磁性層を相互に重ねたと
きに接着するか否かをみたものであり、表におい
て〇は接着しない(ブロツキングが起こらない)
ことを、また、×は接着することを示す。 ゲル分率とは磁性粉を混合しない共重合樹脂製
フイルムをトルエン−メチルイソブチルケトン
(重量比1:1)混合溶媒に一昼夜浸漬した後の
フイルムの重量を浸漬前のフイルムの重量で除し
た値であり、共重合体とイソシアネート化合物と
の架橋反応の反応効率等を判断する目安となるも
のである。 実施例 5〜6 実施例4と同様にして、第2表に示すように
種々の組成の共重合体を調製して結着剤を得、磁
性塗料の粘度上昇率、磁性層の角形比、加熱密着
性及びゲル分率を調べた。その結果は第2表の通
りであつた。 比較例 3 実施例4と同様にして、第2表に示すように
種々の組成の共重合体を調製して結着剤を得、磁
性塗料及び磁性層の評価を行なつた。結果を第2
表に示す。 比較例 4 比較例1で得られた共重合体100部に対し触媒
としてトリエチルアミンを0.82部加える以外は、
実施例4と同様にして結着剤を得て磁性塗料及び
磁性層を評価した。その結果を第2表に示す。 比較例 5 第2表に示す塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニル
アルコール系ポリマーのトルエン−メチルイソブ
チルケトン(重量比1:1)15%溶液を調製し、
実施例4と同様にして結着剤を得、磁性塗料を調
製した。 これらの評価結果を第2表に示す。 比較例 6 比較例5に示された共重合体100部に対し触媒
としてトリエチルアミン0.41部を加える以外は比
較例5と同様にして結着剤を得磁性塗料を作成し
た。 これらの評価結果を第2表に示す。
ル−アクリル酸エステル−ビニルアルコール系ポ
リマーを用いて磁性塗料を作成し、得られた磁気
記録体の角形比を測定した。角形比は0.77であつ
た。 実施例 4 原料の種類、量、操作方法等、実施例1と全く
同様にして白色の粉末共重合体を得た。この共重
合体をトルエン−メチルイソブチルケトン(重量
比1:1)に溶解し15%の共重合体溶液を調整
し、この溶液全量に、共重合体固形分20部に対し
てγ−酸化鉄が47部となる量のγ−酸化鉄を加え
ボールミルにて10時間混合分散させたのち、イソ
シアネート化合物(日本ポリウレタン工業社製、
コロネートL)を0.65部加えて撹拌して磁性塗料
を得た。 この磁性塗料を調整して24時間及び48時間後の
粘度をB型粘度計にて測定し、ポツトライフの安
定性をみた。 また、磁性塗料を25μ厚のポリエチレンテレフ
タレートフイルム上に乾燥厚が6μとなるように
塗布し、室温にて48時間放置して乾燥、硬化さ
せ、磁気記録体を作製し、角形比、加熱密着性及
びゲル分率を調べた。これらの結果を第2表に示
す。加熱密着性とは、形成された磁性層を120℃
の温度で15分間加熱し、磁性層を相互に重ねたと
きに接着するか否かをみたものであり、表におい
て〇は接着しない(ブロツキングが起こらない)
ことを、また、×は接着することを示す。 ゲル分率とは磁性粉を混合しない共重合樹脂製
フイルムをトルエン−メチルイソブチルケトン
(重量比1:1)混合溶媒に一昼夜浸漬した後の
フイルムの重量を浸漬前のフイルムの重量で除し
た値であり、共重合体とイソシアネート化合物と
の架橋反応の反応効率等を判断する目安となるも
のである。 実施例 5〜6 実施例4と同様にして、第2表に示すように
種々の組成の共重合体を調製して結着剤を得、磁
性塗料の粘度上昇率、磁性層の角形比、加熱密着
性及びゲル分率を調べた。その結果は第2表の通
りであつた。 比較例 3 実施例4と同様にして、第2表に示すように
種々の組成の共重合体を調製して結着剤を得、磁
性塗料及び磁性層の評価を行なつた。結果を第2
表に示す。 比較例 4 比較例1で得られた共重合体100部に対し触媒
としてトリエチルアミンを0.82部加える以外は、
実施例4と同様にして結着剤を得て磁性塗料及び
磁性層を評価した。その結果を第2表に示す。 比較例 5 第2表に示す塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニル
アルコール系ポリマーのトルエン−メチルイソブ
チルケトン(重量比1:1)15%溶液を調製し、
実施例4と同様にして結着剤を得、磁性塗料を調
製した。 これらの評価結果を第2表に示す。 比較例 6 比較例5に示された共重合体100部に対し触媒
としてトリエチルアミン0.41部を加える以外は比
較例5と同様にして結着剤を得磁性塗料を作成し
た。 これらの評価結果を第2表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニル60〜95重量%、水酸基含有ビニル
単量体0.1〜30重量%、アクリル系第3アミン
0.05〜15重量%及び前二者と異なるアクリル系エ
ステルもしくは酢酸ビニル1〜20重量%を構成単
位とする共重合体、及び必要に応じてイソシアネ
ート化合物を含有することを特徴とする磁気記録
媒体用結着剤。 2 水酸基含有ビニル単量体がポリエチレングリ
コールモノメタクリレートである第1項記載の結
着剤。 3 水酸基含有ビニル単量体が2−ヒドロキシプ
ロピルメタクリレートである第1項記載の結着
剤。 4 アクリル系第3アミンがジメチルアミノエチ
ルアクリレートである第1項〜第3項何れか1項
に記載の結着剤。 5 イソシアネート化合物の含有量が共重合体
100重量部に対して0.3〜30重量部である第1項〜
第4項何れか1項に記載の結着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6127182A JPS58177524A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 磁気記録体用結着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6127182A JPS58177524A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 磁気記録体用結着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58177524A JPS58177524A (ja) | 1983-10-18 |
| JPH0440779B2 true JPH0440779B2 (ja) | 1992-07-06 |
Family
ID=13166381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6127182A Granted JPS58177524A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | 磁気記録体用結着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58177524A (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60181172A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 帯電防止用透明塗料 |
| JPS60181171A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 帯電防止用塗料 |
| JPS60245675A (ja) * | 1984-05-21 | 1985-12-05 | Sekisui Chem Co Ltd | 帯電防止用塗料 |
| JPS619464A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-17 | Sekisui Chem Co Ltd | 帯電防止用塗料 |
| JPH0658737B2 (ja) * | 1985-02-28 | 1994-08-03 | 日信化学工業株式会社 | 磁気記録媒体 |
| JPH0721849B2 (ja) * | 1985-04-19 | 1995-03-08 | 積水化学工業株式会社 | 磁気記録体用結着剤 |
| JPH0740344B2 (ja) * | 1985-09-19 | 1995-05-01 | ティーディーケイ株式会社 | 磁気記録媒体 |
| JPS6273416A (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-04 | Sekisui Chem Co Ltd | 磁気記録体用結着剤 |
| JPH0687295B2 (ja) * | 1985-12-06 | 1994-11-02 | ティーディーケイ株式会社 | 磁気記録媒体 |
| JPS62169867A (ja) * | 1986-01-22 | 1987-07-27 | Denki Kagaku Kogyo Kk | エナメル塗料用樹脂の製造法 |
| US4783370A (en) * | 1986-05-28 | 1988-11-08 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Recording media containing alkyl acrylate copolymers |
| JPS63172710A (ja) * | 1987-01-09 | 1988-07-16 | Nisshin Kagaku Kogyo Kk | 磁気記録媒体の製造方法 |
| JPS63276708A (ja) * | 1987-05-08 | 1988-11-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| JPH0191315A (ja) * | 1987-10-01 | 1989-04-11 | Sony Corp | 磁気記録媒体 |
| JP2817877B2 (ja) * | 1987-10-14 | 1998-10-30 | ソニー株式会社 | 磁気記録媒体 |
| JPH01158619A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 磁気記録体用結着剤 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5139083B2 (ja) * | 1972-08-01 | 1976-10-26 | ||
| JPS5234443B2 (ja) * | 1973-01-20 | 1977-09-03 | ||
| JPS5816246B2 (ja) * | 1975-12-17 | 1983-03-30 | 日立マクセル株式会社 | ジキキロクタイ |
| JPS56122802A (en) * | 1980-03-03 | 1981-09-26 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | Radiation-curable resin composition |
-
1982
- 1982-04-12 JP JP6127182A patent/JPS58177524A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58177524A (ja) | 1983-10-18 |
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