JPH0442964B2 - - Google Patents
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- JPH0442964B2 JPH0442964B2 JP14500085A JP14500085A JPH0442964B2 JP H0442964 B2 JPH0442964 B2 JP H0442964B2 JP 14500085 A JP14500085 A JP 14500085A JP 14500085 A JP14500085 A JP 14500085A JP H0442964 B2 JPH0442964 B2 JP H0442964B2
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- Japan
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- wood
- board
- slit
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- strips
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27N—MANUFACTURE BY DRY PROCESSES OF ARTICLES, WITH OR WITHOUT ORGANIC BINDING AGENTS, MADE FROM PARTICLES OR FIBRES CONSISTING OF WOOD OR OTHER LIGNOCELLULOSIC OR LIKE ORGANIC MATERIAL
- B27N3/00—Manufacture of substantially flat articles, e.g. boards, from particles or fibres
- B27N3/08—Moulding or pressing
- B27N3/10—Moulding of mats
- B27N3/14—Distributing or orienting the particles or fibres
- B27N3/143—Orienting the particles or fibres
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
(イ) 産業上の利用分野
本発明は建築物や家具等の構成部材に適したパ
ーテイクルボードや木片セメント板等の木片板状
体、特に、木材細長片を任意の方向に配向してな
る配向部と無配向部とを備えた木片板状体の製造
方法に関するものである。 (ロ) 従来技術とその問題点 従来、木材細長片と結合材とを混合してなる混
合物を、前記木材細長片が一定の方向に向くよう
に散布、配向し、コール板上に堆積させた後、加
圧成形してなる木片板状体の製造方法としては、
例えば、特公昭37−14924号公報記載の製造方法
が知られている。 しかしながら、従来の製造方法は、ずへての木
材細長片を一定の方向に向くように配向させるも
のであるので、配向方向の機械的強度は上がるも
のの、配向方向に直交する方向の機械的強度が小
さい。このため、従来の製造方法による木片板状
体の周辺部に、切削加工や釘打ち作業を行なう
と、木材細長片の配向方向に沿つて割れが生じや
すく、実部等の切削加工等を必要とする床板等の
基材に使用できないという問題点があつた。 この問題点を解決するため、前記木片板状体の
側端部に、切削加工や釘打ち作業に対して割れ等
が生じにくい別部材を取り付けることも考えられ
るが、製造工程が煩雑になつて手間がかかるうえ
に、前記別部材が木片板状体から剥離して脱落す
るおそれがあつた。 また、対向するスリツト板の間隔を調整するこ
とにより、木片板状体の所定の位置における木材
細長片の配向度合を調整することも考えられる
が、スリツト板間を通過する木材細長片の量に差
異が生じ、密度や厚さ精度にバラツキが生じるの
で好ましくない。 (ハ) 問題点を解決するための手段 本発明は、前記問題点を鑑み、木材細長片と結
合材とを混合してなる混合物を、平行に並設して
なる複数のスリツト板の間から落下させ、前記ス
リツト板の直下に位置し、かつ、前記スリツト板
の幅方向に沿つて一定速度で移動するコール板上
に順次堆積させた後、加圧成形してなる配向部を
有する木片板状体の製造方法において、 前記スリツト板相互の対向間隔を木材細長片の
平均長さ寸法以下とするとともに、前記スリツト
板のうち、所望のスリツト板の下端部からコール
板上に堆積して最上面に位置する木材細長片まで
の垂直距離を、前記木材細長片の平均長さ寸法の
半分以下にする一方、残る他のスリツト板の下端
部からコール板上に堆積して最上面に位置する木
材細長片までの垂直距離を前記木材細長片の平均
長さ寸法以上に配し、スリツト板の間から木材細
長片を落下させて前記コール板上に部分的に配
向、堆積させるとともに、前記コール板上の残る
部分に木材細長片を無配向、堆積させることとし
た。 (ニ) 作用 したがつて、本発明にかかる製造方法によれ
ば、対向間隔が木材細長片の平均長さ寸法以下の
スリツト板のうち、所望のスリツト板の下端部か
ら一定速度で移動するコール板上に堆積した最上
面に位置する木材細長片までの垂直距離を木材細
長片の平均長さ寸法の半分以下としてある。この
ため、落下中に所望のスリツト板で配向された木
材細長片だけが、そのままコール板上に堆積する
ので、木片板状体の所望の位置に前記スリツト板
の面方向に沿う配向部を部分的に形成できること
となる。 (ホ) 実施例 以下、本発明にかかる実施例を第1図および第
2図に従つて説明する。 第1実施例は、大略、木材細長片1と結合材2
とを混合してなる混合物3を作る混合工程と、前
記混合物3をコール板4上に堆積させてフオーミ
ングマツト5を形成する堆積工程と、前記フオー
ミングマツト5を圧締して成形する成形工程とか
らなる。 混合工程において使用される木材細長片1は、
木材をデイスクフレーカー、ドラムフレーカー、
リフアイナー又はシエービングマシン等にて切削
して得られるもので、樹種、切削機械、切削速度
等により外形寸法にバラツキを生ずるが、長さ2
mm〜60mm、幅0.5〜10mm、厚さ0.1〜3mmの範囲内
となるように切削したものを使用する。なお、本
発明において、木材細長片の長さと配向度とは密
接な関係を有するので、前述の範囲内において正
規分布するように切削したものが好ましい。 また、結合材2としては、熱硬化性接着材(例
えば、フエノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹
脂、ユリア−メラミン樹脂等)、あるいは水硬性
物質(例えば、ポルトランドセメント、石膏等)
が使用される。 木材細長片1と結合材2とを混合する方法とし
ては、落下する木材細長片1に結合材2をスプレ
ーで吹き付けたり、あるいは、ブレンダーやミキ
サーによつて木材細長片1と結合材2とを攪拌し
て混練する方法であつてもよい。 堆積工程は、前記混合物3を配向機(図示せ
ず)の上方に散布し、第1図に示すように、配向
機内において平行に並設してなる複数のスリツト
板6a,6bの間から落下させ、特に、落下途中
において前記スリツト板6aによつて木材細長片
1を一定の方向に配向し、移動するコール板4上
に順次堆積させてフオーミングし、フオーミング
マツト5を形成する工程である。 スリツト板6a,6bは、コール板4の上方に
垂直に設けられているとともに、コール板4の移
動方向(第1図の矢印d方向)に沿つて平行に複
数枚並設されている。そして、フオーミングマツ
ト5の配向部5aを形成するスリツト板6aは、
その下端部からコール板4上に堆積した木材細長
片までの垂直距離b1を、木材細長片の平均長さ寸
法lの半分以下としてあるが、好ましくは30%な
いし40%が良い。 さらに、フオーミングマツト5の無配向部5b
を形成するスリツト板6bは、その下端部からコ
ール板4上に堆積した木材細長片までの垂直距離
b2を、木材細長片1の平均長さ寸法l以上として
あるが、好しくは平均長さ寸法lの2倍以上が良
い。 したがつて、スリツト板6b間を通過する木材
細長片は、スリツト板6を通過してからコール板
上に堆積するまでの落下途中において、その配向
がランダムになるので、無配向部を形成する。 また、スリツト板6a,6b相互の対向間隔a1
は、配向効率および散布の均一性の見地から、木
ぬ材細長片の平均長さ寸法l以下としてあるが、
好しくは半分以下がよい。 なお、前述の各スリツト板6a,6bは対向す
る他のスリツト板6a,6bに対して板幅方向に
交互に往復移動することにより、木材細長片の目
詰まりを防止するとともに、配向効率を高めてい
る。また、コール板4はエンドレスのコンベヤか
らなるものであつてもよい。 成形工程は、前記堆積工程にて形成されたフオ
ーミングマツト5を加圧成形し、結合材2を硬化
させる工程であり、配向部5aと無配向部5bと
は加圧すると境界部において混在することによ
り、配向部から無配向部への移行部分として形成
される。この後、養生させれば、製造が完了す
る。 なお、本発明にかかるスリツト板の配置は、前
述の実施例のものに限らず、スリツト板の下端部
からコール板上に堆積して最上面に位置する木材
細長片までの垂直距離を、木材細長片の平均長さ
寸法以上から平均寸法長さ寸法の半分以下へ順次
変えることにより、木材細長片の配向度を徐々に
変えることもでき、強度の急変を避けることもで
きる。又、木片板状体を使用する場所に応じ、適
宜、上記垂直距離をかえ、配向部と無配向部とを
設ければよい。 次に、本発明にかかる実験例について説明し、
従来例との比較に及ぶ。 実験例 1 木材細長片としては、ラワン剥ぎ芯丸太をドラ
ムフレーカで切削することにより、長さ2.5〜
30.0mm(平均長さ15mm)、幅0.5〜2.5mm(平均幅
1.5mm)、厚み0.2mm〜1mm(平均厚み0.5mm)のも
のからなり、かつ、平均長さ15mmのものが全体量
の25%(個数)含まれるものを使用した。 そして、結合材にはフエノール樹脂を使用し、
前記木材細長片の全乾木材重量の10%に当たるフ
エノール樹脂を、前記木材細長片に添加し、混練
してなる混合物を得た。 次に、堆積工程では、前記混合物を木片散布機
により配向機上方に散布し、後述するスリツト板
の間から落下させてコール板に順次堆積させ、厚
さ70mm、幅120mmの長尺なフオーミングマツトを
形成した。 配向機内における複数枚のスリツト板はコール
板の上方に垂直に立設され、かつ、その移動方向
に対してすべて平行に並設されている。そして、
中央部に位置する11枚のスリツト板は、その下端
部からコール板上に堆積した最上面の木材細長片
までの距離を6mmとし、木片板状体の配向部を形
成するようになつているとともに、残る他のスリ
ツト板は、その下端部からコール板上に堆積した
最上面の木材細長片までの距離を30mmとし、木片
板状体の無配向部を形成するようになつている。 なお、前記スリツト板相互の間隔はすべて6mm
となつている。 最後に、成形工程では、前記堆積工程において
得られたフオーミングマツトを温度130℃、圧力
20Kg/cm2で4分間、加熱圧締することにより、結
合材を硬化させ、断面が厚さ15mm、幅100mmの長
尺な木片板状体を得た。 したがつて、本実施例によれば、断面の中央部
に幅60mm程度の配向部を有するとともに、この配
向部の両側部にそれぞれ幅30mm程度の無配向部を
有する長尺な木片板状体を得ることができた。 次に、本実験例の強度に関する試験結果につい
て説明する。 試験例1は、前述の実験例1で得た木片板状体
の長辺側端部を10mmずつ切削した後、その一方
に、厚さ7mm、長さ8mmの突条からなる雄実部
を、残る他方に前記雄実部に嵌合可能な雌実部を
切削加工にて形成し、これに各種の試験を行い、
表−1に示す試験結果を得た。 なお、比較のために、試験例1と同様の組成か
らなる混合物を、コール板の移動方向に沿つてす
べて6mmの間隔で対向するように並設され、か
つ、下端部からコール板上に堆積した最上面の木
材細長片までの距離を6mmとなるよう配置したス
リツト板の間から落下させ、コール板上に順次堆
積させた後、試験例1と同一条件にて成形してな
る配向木片板状体を比較例1とし、また、試験例
1と同様の組成を有する市販の無配向パーテイク
ルボードを比較例2とし、試験例1と同様な加工
を加えて得たサンプルに各種試験を行つた。
ーテイクルボードや木片セメント板等の木片板状
体、特に、木材細長片を任意の方向に配向してな
る配向部と無配向部とを備えた木片板状体の製造
方法に関するものである。 (ロ) 従来技術とその問題点 従来、木材細長片と結合材とを混合してなる混
合物を、前記木材細長片が一定の方向に向くよう
に散布、配向し、コール板上に堆積させた後、加
圧成形してなる木片板状体の製造方法としては、
例えば、特公昭37−14924号公報記載の製造方法
が知られている。 しかしながら、従来の製造方法は、ずへての木
材細長片を一定の方向に向くように配向させるも
のであるので、配向方向の機械的強度は上がるも
のの、配向方向に直交する方向の機械的強度が小
さい。このため、従来の製造方法による木片板状
体の周辺部に、切削加工や釘打ち作業を行なう
と、木材細長片の配向方向に沿つて割れが生じや
すく、実部等の切削加工等を必要とする床板等の
基材に使用できないという問題点があつた。 この問題点を解決するため、前記木片板状体の
側端部に、切削加工や釘打ち作業に対して割れ等
が生じにくい別部材を取り付けることも考えられ
るが、製造工程が煩雑になつて手間がかかるうえ
に、前記別部材が木片板状体から剥離して脱落す
るおそれがあつた。 また、対向するスリツト板の間隔を調整するこ
とにより、木片板状体の所定の位置における木材
細長片の配向度合を調整することも考えられる
が、スリツト板間を通過する木材細長片の量に差
異が生じ、密度や厚さ精度にバラツキが生じるの
で好ましくない。 (ハ) 問題点を解決するための手段 本発明は、前記問題点を鑑み、木材細長片と結
合材とを混合してなる混合物を、平行に並設して
なる複数のスリツト板の間から落下させ、前記ス
リツト板の直下に位置し、かつ、前記スリツト板
の幅方向に沿つて一定速度で移動するコール板上
に順次堆積させた後、加圧成形してなる配向部を
有する木片板状体の製造方法において、 前記スリツト板相互の対向間隔を木材細長片の
平均長さ寸法以下とするとともに、前記スリツト
板のうち、所望のスリツト板の下端部からコール
板上に堆積して最上面に位置する木材細長片まで
の垂直距離を、前記木材細長片の平均長さ寸法の
半分以下にする一方、残る他のスリツト板の下端
部からコール板上に堆積して最上面に位置する木
材細長片までの垂直距離を前記木材細長片の平均
長さ寸法以上に配し、スリツト板の間から木材細
長片を落下させて前記コール板上に部分的に配
向、堆積させるとともに、前記コール板上の残る
部分に木材細長片を無配向、堆積させることとし
た。 (ニ) 作用 したがつて、本発明にかかる製造方法によれ
ば、対向間隔が木材細長片の平均長さ寸法以下の
スリツト板のうち、所望のスリツト板の下端部か
ら一定速度で移動するコール板上に堆積した最上
面に位置する木材細長片までの垂直距離を木材細
長片の平均長さ寸法の半分以下としてある。この
ため、落下中に所望のスリツト板で配向された木
材細長片だけが、そのままコール板上に堆積する
ので、木片板状体の所望の位置に前記スリツト板
の面方向に沿う配向部を部分的に形成できること
となる。 (ホ) 実施例 以下、本発明にかかる実施例を第1図および第
2図に従つて説明する。 第1実施例は、大略、木材細長片1と結合材2
とを混合してなる混合物3を作る混合工程と、前
記混合物3をコール板4上に堆積させてフオーミ
ングマツト5を形成する堆積工程と、前記フオー
ミングマツト5を圧締して成形する成形工程とか
らなる。 混合工程において使用される木材細長片1は、
木材をデイスクフレーカー、ドラムフレーカー、
リフアイナー又はシエービングマシン等にて切削
して得られるもので、樹種、切削機械、切削速度
等により外形寸法にバラツキを生ずるが、長さ2
mm〜60mm、幅0.5〜10mm、厚さ0.1〜3mmの範囲内
となるように切削したものを使用する。なお、本
発明において、木材細長片の長さと配向度とは密
接な関係を有するので、前述の範囲内において正
規分布するように切削したものが好ましい。 また、結合材2としては、熱硬化性接着材(例
えば、フエノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹
脂、ユリア−メラミン樹脂等)、あるいは水硬性
物質(例えば、ポルトランドセメント、石膏等)
が使用される。 木材細長片1と結合材2とを混合する方法とし
ては、落下する木材細長片1に結合材2をスプレ
ーで吹き付けたり、あるいは、ブレンダーやミキ
サーによつて木材細長片1と結合材2とを攪拌し
て混練する方法であつてもよい。 堆積工程は、前記混合物3を配向機(図示せ
ず)の上方に散布し、第1図に示すように、配向
機内において平行に並設してなる複数のスリツト
板6a,6bの間から落下させ、特に、落下途中
において前記スリツト板6aによつて木材細長片
1を一定の方向に配向し、移動するコール板4上
に順次堆積させてフオーミングし、フオーミング
マツト5を形成する工程である。 スリツト板6a,6bは、コール板4の上方に
垂直に設けられているとともに、コール板4の移
動方向(第1図の矢印d方向)に沿つて平行に複
数枚並設されている。そして、フオーミングマツ
ト5の配向部5aを形成するスリツト板6aは、
その下端部からコール板4上に堆積した木材細長
片までの垂直距離b1を、木材細長片の平均長さ寸
法lの半分以下としてあるが、好ましくは30%な
いし40%が良い。 さらに、フオーミングマツト5の無配向部5b
を形成するスリツト板6bは、その下端部からコ
ール板4上に堆積した木材細長片までの垂直距離
b2を、木材細長片1の平均長さ寸法l以上として
あるが、好しくは平均長さ寸法lの2倍以上が良
い。 したがつて、スリツト板6b間を通過する木材
細長片は、スリツト板6を通過してからコール板
上に堆積するまでの落下途中において、その配向
がランダムになるので、無配向部を形成する。 また、スリツト板6a,6b相互の対向間隔a1
は、配向効率および散布の均一性の見地から、木
ぬ材細長片の平均長さ寸法l以下としてあるが、
好しくは半分以下がよい。 なお、前述の各スリツト板6a,6bは対向す
る他のスリツト板6a,6bに対して板幅方向に
交互に往復移動することにより、木材細長片の目
詰まりを防止するとともに、配向効率を高めてい
る。また、コール板4はエンドレスのコンベヤか
らなるものであつてもよい。 成形工程は、前記堆積工程にて形成されたフオ
ーミングマツト5を加圧成形し、結合材2を硬化
させる工程であり、配向部5aと無配向部5bと
は加圧すると境界部において混在することによ
り、配向部から無配向部への移行部分として形成
される。この後、養生させれば、製造が完了す
る。 なお、本発明にかかるスリツト板の配置は、前
述の実施例のものに限らず、スリツト板の下端部
からコール板上に堆積して最上面に位置する木材
細長片までの垂直距離を、木材細長片の平均長さ
寸法以上から平均寸法長さ寸法の半分以下へ順次
変えることにより、木材細長片の配向度を徐々に
変えることもでき、強度の急変を避けることもで
きる。又、木片板状体を使用する場所に応じ、適
宜、上記垂直距離をかえ、配向部と無配向部とを
設ければよい。 次に、本発明にかかる実験例について説明し、
従来例との比較に及ぶ。 実験例 1 木材細長片としては、ラワン剥ぎ芯丸太をドラ
ムフレーカで切削することにより、長さ2.5〜
30.0mm(平均長さ15mm)、幅0.5〜2.5mm(平均幅
1.5mm)、厚み0.2mm〜1mm(平均厚み0.5mm)のも
のからなり、かつ、平均長さ15mmのものが全体量
の25%(個数)含まれるものを使用した。 そして、結合材にはフエノール樹脂を使用し、
前記木材細長片の全乾木材重量の10%に当たるフ
エノール樹脂を、前記木材細長片に添加し、混練
してなる混合物を得た。 次に、堆積工程では、前記混合物を木片散布機
により配向機上方に散布し、後述するスリツト板
の間から落下させてコール板に順次堆積させ、厚
さ70mm、幅120mmの長尺なフオーミングマツトを
形成した。 配向機内における複数枚のスリツト板はコール
板の上方に垂直に立設され、かつ、その移動方向
に対してすべて平行に並設されている。そして、
中央部に位置する11枚のスリツト板は、その下端
部からコール板上に堆積した最上面の木材細長片
までの距離を6mmとし、木片板状体の配向部を形
成するようになつているとともに、残る他のスリ
ツト板は、その下端部からコール板上に堆積した
最上面の木材細長片までの距離を30mmとし、木片
板状体の無配向部を形成するようになつている。 なお、前記スリツト板相互の間隔はすべて6mm
となつている。 最後に、成形工程では、前記堆積工程において
得られたフオーミングマツトを温度130℃、圧力
20Kg/cm2で4分間、加熱圧締することにより、結
合材を硬化させ、断面が厚さ15mm、幅100mmの長
尺な木片板状体を得た。 したがつて、本実施例によれば、断面の中央部
に幅60mm程度の配向部を有するとともに、この配
向部の両側部にそれぞれ幅30mm程度の無配向部を
有する長尺な木片板状体を得ることができた。 次に、本実験例の強度に関する試験結果につい
て説明する。 試験例1は、前述の実験例1で得た木片板状体
の長辺側端部を10mmずつ切削した後、その一方
に、厚さ7mm、長さ8mmの突条からなる雄実部
を、残る他方に前記雄実部に嵌合可能な雌実部を
切削加工にて形成し、これに各種の試験を行い、
表−1に示す試験結果を得た。 なお、比較のために、試験例1と同様の組成か
らなる混合物を、コール板の移動方向に沿つてす
べて6mmの間隔で対向するように並設され、か
つ、下端部からコール板上に堆積した最上面の木
材細長片までの距離を6mmとなるよう配置したス
リツト板の間から落下させ、コール板上に順次堆
積させた後、試験例1と同一条件にて成形してな
る配向木片板状体を比較例1とし、また、試験例
1と同様の組成を有する市販の無配向パーテイク
ルボードを比較例2とし、試験例1と同様な加工
を加えて得たサンプルに各種試験を行つた。
【表】
表−1に示す試験結果から明らかなように、試
験例1の配向方法の曲げ破壊応力は比較例1のそ
れよりも若干低いが、試験例1の雄実部強度およ
び釘側面抵抗力は比較例1のそれらよりほぼ2倍
の機械的強度を有し、比較例2のそれらとほぼ同
様の機械的強度を有する。 したがつて、試験例1は、その両側端部におい
て無配向のパーテイクルボードと同じ強さを有す
るとともに、その配向方向に対しては配向木片板
状体とほぼ同じ曲げ強さを有していることから、
比較例1および比較例2の長所を兼ね備えている
ことが判明した。 (ヘ) 発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、スリツト板の下端部からコール板上に堆積し
た最上面の木材細長片までの距離を適宜選択する
ことにより、配向部と無配向部とを有する木片板
状体を1回の堆積工程でフオーミングできるの
で、手間がかからず、生産性が向上する。 さらに、無配向部を木片板状体の長辺両側端部
等に適宜設ければ、木材細長片の界面強度の向上
により、切削加工や釘打ち作業が可能になるの
で、床板等の基材に使用できる木片板状体を得る
ことができる。 しかも、木片板状体は密度や厚さ精度にバラツ
キが生じず、実用的であるという効果がある。 なお、本願方法によれば、スリツト板の下端と
コール板との距離を順次変えることが出来るの
で、配向部と無配向部との移行をゆるやかにする
ことが出来、強度の位置による急変を避けること
ができる。
験例1の配向方法の曲げ破壊応力は比較例1のそ
れよりも若干低いが、試験例1の雄実部強度およ
び釘側面抵抗力は比較例1のそれらよりほぼ2倍
の機械的強度を有し、比較例2のそれらとほぼ同
様の機械的強度を有する。 したがつて、試験例1は、その両側端部におい
て無配向のパーテイクルボードと同じ強さを有す
るとともに、その配向方向に対しては配向木片板
状体とほぼ同じ曲げ強さを有していることから、
比較例1および比較例2の長所を兼ね備えている
ことが判明した。 (ヘ) 発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、スリツト板の下端部からコール板上に堆積し
た最上面の木材細長片までの距離を適宜選択する
ことにより、配向部と無配向部とを有する木片板
状体を1回の堆積工程でフオーミングできるの
で、手間がかからず、生産性が向上する。 さらに、無配向部を木片板状体の長辺両側端部
等に適宜設ければ、木材細長片の界面強度の向上
により、切削加工や釘打ち作業が可能になるの
で、床板等の基材に使用できる木片板状体を得る
ことができる。 しかも、木片板状体は密度や厚さ精度にバラツ
キが生じず、実用的であるという効果がある。 なお、本願方法によれば、スリツト板の下端と
コール板との距離を順次変えることが出来るの
で、配向部と無配向部との移行をゆるやかにする
ことが出来、強度の位置による急変を避けること
ができる。
第1図および第2図は本発明にかかる第1実施
例を示し、第1図は堆積工程を示す概略説明図、
第2図は木片板状体の部分斜視図である。 1……木材細長片、2……結合材、3……混合
物、6,7……スリツト板。
例を示し、第1図は堆積工程を示す概略説明図、
第2図は木片板状体の部分斜視図である。 1……木材細長片、2……結合材、3……混合
物、6,7……スリツト板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 木材細長片と結合材とを混合してなる混合物
を、平行に並設してなる複数のスリツト板の間か
ら落下させ、前記スリツト板の直下に位置し、か
つ、前記スリツト板の幅方向に沿つて一定速度で
移動するコール板上に順次堆積させた後、加圧成
形してなる配向部を有する木片板状体の製造方法
において、 前記スリツト板相互の対向間隔を木材細長片の
平均長さ寸法以下とするとともに、前記スリツト
板のうち、所望のスリツト板の下端部からコール
板上に堆積して最上面に位置する木材細長片まで
の垂直距離を、前記木材細長片の平均長さ寸法の
半分以下にする一方、残る他のスリツト板の下端
部からコール板上に堆積して最上面に位置する木
材細長片までの垂直距離を前記木材細長片の平均
長さ寸法以上に配し、スリツト板の間から木材細
長片を落下させて前記コール板上に部分的に配
向、堆積させるとともに、前記コール板上の残る
部分に木材細長片を無配向、堆積させることを特
徴とする木片板状体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14500085A JPS625808A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 木片板状体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14500085A JPS625808A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 木片板状体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS625808A JPS625808A (ja) | 1987-01-12 |
| JPH0442964B2 true JPH0442964B2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=15375133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14500085A Granted JPS625808A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 木片板状体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS625808A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01225776A (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-08 | Mitsubishi Metal Corp | 銀被覆球状フエノール樹脂粉末 |
-
1985
- 1985-07-01 JP JP14500085A patent/JPS625808A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS625808A (ja) | 1987-01-12 |
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