JPH0443364B2 - - Google Patents
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- JPH0443364B2 JPH0443364B2 JP59268485A JP26848584A JPH0443364B2 JP H0443364 B2 JPH0443364 B2 JP H0443364B2 JP 59268485 A JP59268485 A JP 59268485A JP 26848584 A JP26848584 A JP 26848584A JP H0443364 B2 JPH0443364 B2 JP H0443364B2
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- Japan
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- olefins
- ethylene
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D67/00—Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
- B01D67/0002—Organic membrane manufacture
- B01D67/0009—Organic membrane manufacture by phase separation, sol-gel transition, evaporation or solvent quenching
- B01D67/0011—Casting solutions therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D67/00—Processes specially adapted for manufacturing semi-permeable membranes for separation processes or apparatus
- B01D67/0002—Organic membrane manufacture
- B01D67/0023—Organic membrane manufacture by inducing porosity into non porous precursor membranes
- B01D67/0025—Organic membrane manufacture by inducing porosity into non porous precursor membranes by mechanical treatment, e.g. pore-stretching
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2323/00—Details relating to membrane preparation
- B01D2323/06—Specific viscosities of materials involved
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D2323/00—Details relating to membrane preparation
- B01D2323/12—Specific ratios of components used
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
本発明は電線被覆用エチレン重合体組成物に関
し、詳しくは機械的強度、絶縁性、生産性の良好
な電線被覆用、特に発泡被覆用に好適なエチレン
重合体組成物に関する。 従来、通信ケーブル用電線の絶縁被覆には加工
性の良い低密度ポリエチレン(LDPE)が使用さ
れていた。しかし、LDPEは表面硬度が小さいた
め、撚り線時に被覆層が破れ易いという欠点があ
つた。近年、通信形態の変化により、電線被覆も
発泡被覆が主流となつたが、発泡被覆する場合に
は、更に表面硬度の高い材料が望まれている。表
面硬度が高いものとしては、高密度ポリエチレン
(HDPE)が挙げられるが、このHDPEは高速で
押出被覆すると表面が荒れ、撚り線時に破れ易い
という欠点がある。 そこで、これらの欠点を改良するものとして、
種々提案がされている。たとえばHDPEと高密
度エチレン共重合体のブレンド物(特開昭58−
111205号公報)、HDPEとしLDPEのブレンド
物(特開昭58−223210号公報)、HDPEに低分
子量のLDPEおよび高分子量のHDPEをブレンド
した組成物(特開昭52−11235号公報)などがあ
る。しかし、のものは発泡被覆に供した場合、
発泡セルが不均一となり、機械的強度が小さく、
およびのものは高速成形性が不十分で表面荒
れが生じ易いという欠点がある。このように、未
だ十分に満足し得る電線被覆用の素材が提案され
ていない。 そこで、本発明者らは表面硬度が大きく、高速
押出被覆成形性、耐クラツチ性に優れ、また発泡
した場合の発泡セルが微細均一となる機械的強度
の高い電線被覆用ポリエチレン組成物を開発すべ
く鋭意研究した。その結果、特定の物性を有する
エチレン系単独重合体あるいは共重合体を特定の
割合で配合することにより、上記目的を達成しう
る組成物が得られることを見い出し、この知見に
基づいて本発明を完成した。 すなわち本発明は、下記の(A)、(B)および(C)成分
からなると共に、(A)成分の含有量が1〜23重量%
であり、かつ(B)成分:(C)成分=1:0.5〜1.5(重
量比)であり、組成物の極限粘度〔η〕が1.5〜
2.5dl/g、密度が0.940〜0.965g/cm3である電線被
覆用エチレン重合体組成物を提供するものであ
る。 (A)成分:エチレン単独重合体もしくはエチレン
と他のα−オレフインとの共重合体
(他のα−オレフイン含有量15重量
%以下)であり、極限粘度〔η〕が
4〜10dl/gであつて、密度が0.900
〜0.950g/cm3であるもの (B)成分:エチレン単独重合体もしくはエチレン
と他のα−オレフインとの共重合体
(他のα−オレフイン含有量5重量
%以下)であり、極限粘度〔η〕が
0.3〜1.4dl/gであつて、密度が
0.970〜0・980g/cm3であるもの (C)成分:エチレンと他のα−オレフインとの共
重合体(他のα−オレフイン含有量
3〜20重量%)であり、極限粘度
〔η〕が2.0〜3.8dl/gであつて、密
度が0.915〜0.940g/cm3であるもの 本発明の組成物は上記(A)、(B)および(C)成分の三
成分からなるものである。ここで(A)成分は上述し
た如く、エチレン単独重合体またはエチレンと他
のα−オレフインとの共重合体(他のα−オレフ
イン含有量が15重量%以下)であり、極限粘度
〔η〕が4〜10dl/gのものである。 共重合体の場合、他のα−オレフイン(即ち、
エチレン以外のα−オレフイン)の含有量が10重
量%以下のものが好ましく、また極限粘度〔η〕
が4〜8dl/gのエチレン単独重合体もしくは共
重合体が好ましい。また、(A)成分の密度は0.900
〜0.950g/cm3である。この(A)成分において、共重
合体中の他のα−オレフインの含有量が15重量%
を超えると、耐環境応力亀裂性(ESCR)が低下
するという問題がある。また、極限粘度〔η〕が
4dl/g未満では、溶融張力が低下して発泡セル
径が不均一で粗大となり、引張強度が低下する。
一方10dl/gを超えると、表面荒れが生じて好ま
しくない。 次に、エチレン重合体組成物の(B)成分は上述し
たように、エチレン単独重合体もしくはエチレン
と他のα−オレフインとの共重合体(他のα−オ
レフインの含有量が5重量%以下)であり、極限
粘度〔η〕が0.3〜1.4dl/gのものである。共重
合体の場合、他のα−オレフインの含有量が3重
量%以下のものが好ましく、また極限粘度〔η〕
が0.4〜1.0dl/gのエチレン単独重合体もしくは
共重合体が好ましい。また、(B)成分の密度は
0.970〜0.980g/cm3である。この(B)成分において、
共重合体中の他のα−オレフインの含有量が5重
量%を超えると、ESCRが低下する。また、極限
粘度〔η〕が0.3dl/g未満では、表面にブツや荒
れが発生し、1.4dl/gを超えると、流動性が低下
してメルトフラクチヤーが発生し、表面外観が悪
化して好ましくない。 さらに、本発明のエチレン重合体組成物の(C)成
分は、上述したように、エチレンと他のα−オレ
フインとの共重合体(他のα−オレフインの含有
量が3〜20重量%)であり、極限粘度〔η〕が
2.0〜3.8dl/gであつて、密度が0.915〜0・940
g/cm3のものであるが、さらに好ましくは、他の
α−オレフインの含有量が3〜15重量%のもので
ある。この(C)成分において、他のα−オレフイン
の含有量が3重量%未満であると、ESCRが低下
し、また20重量%を超えると、耐摩耗性が低下す
るという問題がある。また、極限粘度〔η〕が
2.0dl/g未満では、溶融張力が低下し、発泡被覆
した場合に発泡セル径が不均一で粗大となる。一
方、極限粘度〔η〕が4.0dl/gを超えると、流動
性が低下してメルトフラクチヤーが発生し、表面
外観が悪化し、好ましくない。 本発明のエチレン重合体組成物は、上述の(A)、
(B)および(C)の三成分よりなるものであり、同時に
(A)成分の含有量が組成物全体の1〜23重量%、好
ましくは2〜20重量%であり、また(B)成分と(C)成
分の重量比が1:0.5〜1.5、好ましくは1:0.6〜
1.0である。しかも、組成物全体の極限粘度〔η〕
は1.5〜2.5dl/g、好ましくは1.6〜2.3dl/gであ
り、密度は0.940〜0.965g/cm3、好ましくは0.945
〜0.960g/cm3である。ここで、組成物全体におけ
る(A)成分の含有量が1重量%未満では、溶融張力
が低下し、発泡セル径が不均一で、粗大となり、
23重量%を超えると、ブツが発生する。また、(B)
成分と、(C)成分の重量比において、(C)成分が1.5
を超えると、流動性が低下し、メルトフラクチヤ
ーが発生して外観不良となる。また、0.5未満で
は、相溶性が低下し、ゲル、フイシユアイが発生
し、外観不良となる。さらに、組成物の極限粘度
〔η〕が1.5dl/g未満であると、溶融張力が低下
し、発泡セルが不均一で粗大となり、2.5dl/gを
超えると、流動性が低下し、外観不良となる。組
成物の密度が0.940g/cm3未満では、引張抗張力が
低下し、また0.965g/cm3を超えると、ESCRが低
下する。 なお、(A)、(B)、(C)成分中の他のα−オレフイ
ン、つまりエチレン以外のオレフインとしては
様々のものがあるが、通常は炭素数3〜12、好ま
しくは4〜8のα−オレフイン、具体的にはプロ
ピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−
1などが挙げられる。 本発明の組成物は原則的には上記三成分よりな
るが、必要により亜リン酸エステル系、リン酸エ
ステル系などの酸化防止剤;ベンゾトリアゾール
系、ベンゾフエノン系などの紫外線吸収剤;帯電
防止剤;高級脂肪酸金属塩、ハイドロタルサイト
などの滑剤;着色剤等を添加することができる。 本発明の組成物は以上のような構成よりなるも
のであり、高速押出被覆成形性、ESCR等に優
れ、表面外観が良好で、電線被覆用として極めて
好適である。 このような組成物の製造方法としては、各成分
をあらかじめ製造し、その所定量を配合して加熱
混練する方法のほか多段重合法、これらの併用法
等種々の方法が適用できる。特に好適な方法は特
開昭54−161691号公報、特開昭55−40724号公報、
特開昭55−149307号公報等に記載されたチーグラ
ー型触媒を用いた3段重合法であり、この場合の
重合方式としては懸濁重合、溶液重合、気相重合
など種々の方法が選択でき、また連続式、回分式
等いずれでもよい。 このようにして得られる本発明の組成物は機械
的強度、絶縁性が良好で、電線被覆用として極め
て好適である。電線の被覆方法としては組成物を
シート状に成形して電線に巻き付ける方法なども
あるが、本発明の組成物は発泡被覆に特に好適で
あり、高速押出被覆成形性に優れ、生産性が高
い。また、表面外観が良好であるため、撚り線時
に破れることがない。 発泡被覆は通常行なわれている方法によれば良
く、ガス発泡、化学発泡など特に制限なく適用で
きる。ガス発泡を適用する場合の発泡剤としては
窒素ガス、二酸化炭素などが用いられ、化学発泡
の場合の発泡剤としてはアゾジカルボンアミドな
どが用いられる。また、発泡核剤としてはクレ
イ、炭酸カルシウム、タルクなどが使用できる。 本発明の組成物を発泡した場合、発泡セルが微
細均一であり、機械的強度や絶縁性に優れてい
る。 したがつて本発明の組成物は通信ケーブル等の
電線の被覆素材として極めて有用である。 次に本発明を実施例により、詳しく説明する。 実施例1〜7および比較例1〜11 第1表に示す(A)、(B)、(C)成分よりなる組成物と
アゾジカルボンアミド2.0重量%、ペンタエリス
リチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオネー
ト〕(商品名:イルガノツクス1010)0.2重量%、
ステアリン酸カルシウム0.2重量%を配合した後、
押出被覆成形機で押出温度200℃で線速1500m/
分の押出条件で直径0.4mmの銅線上に0.15mmの厚
みで発泡被覆した。この被覆電線についての物性
測定結果を第1表に示す。
し、詳しくは機械的強度、絶縁性、生産性の良好
な電線被覆用、特に発泡被覆用に好適なエチレン
重合体組成物に関する。 従来、通信ケーブル用電線の絶縁被覆には加工
性の良い低密度ポリエチレン(LDPE)が使用さ
れていた。しかし、LDPEは表面硬度が小さいた
め、撚り線時に被覆層が破れ易いという欠点があ
つた。近年、通信形態の変化により、電線被覆も
発泡被覆が主流となつたが、発泡被覆する場合に
は、更に表面硬度の高い材料が望まれている。表
面硬度が高いものとしては、高密度ポリエチレン
(HDPE)が挙げられるが、このHDPEは高速で
押出被覆すると表面が荒れ、撚り線時に破れ易い
という欠点がある。 そこで、これらの欠点を改良するものとして、
種々提案がされている。たとえばHDPEと高密
度エチレン共重合体のブレンド物(特開昭58−
111205号公報)、HDPEとしLDPEのブレンド
物(特開昭58−223210号公報)、HDPEに低分
子量のLDPEおよび高分子量のHDPEをブレンド
した組成物(特開昭52−11235号公報)などがあ
る。しかし、のものは発泡被覆に供した場合、
発泡セルが不均一となり、機械的強度が小さく、
およびのものは高速成形性が不十分で表面荒
れが生じ易いという欠点がある。このように、未
だ十分に満足し得る電線被覆用の素材が提案され
ていない。 そこで、本発明者らは表面硬度が大きく、高速
押出被覆成形性、耐クラツチ性に優れ、また発泡
した場合の発泡セルが微細均一となる機械的強度
の高い電線被覆用ポリエチレン組成物を開発すべ
く鋭意研究した。その結果、特定の物性を有する
エチレン系単独重合体あるいは共重合体を特定の
割合で配合することにより、上記目的を達成しう
る組成物が得られることを見い出し、この知見に
基づいて本発明を完成した。 すなわち本発明は、下記の(A)、(B)および(C)成分
からなると共に、(A)成分の含有量が1〜23重量%
であり、かつ(B)成分:(C)成分=1:0.5〜1.5(重
量比)であり、組成物の極限粘度〔η〕が1.5〜
2.5dl/g、密度が0.940〜0.965g/cm3である電線被
覆用エチレン重合体組成物を提供するものであ
る。 (A)成分:エチレン単独重合体もしくはエチレン
と他のα−オレフインとの共重合体
(他のα−オレフイン含有量15重量
%以下)であり、極限粘度〔η〕が
4〜10dl/gであつて、密度が0.900
〜0.950g/cm3であるもの (B)成分:エチレン単独重合体もしくはエチレン
と他のα−オレフインとの共重合体
(他のα−オレフイン含有量5重量
%以下)であり、極限粘度〔η〕が
0.3〜1.4dl/gであつて、密度が
0.970〜0・980g/cm3であるもの (C)成分:エチレンと他のα−オレフインとの共
重合体(他のα−オレフイン含有量
3〜20重量%)であり、極限粘度
〔η〕が2.0〜3.8dl/gであつて、密
度が0.915〜0.940g/cm3であるもの 本発明の組成物は上記(A)、(B)および(C)成分の三
成分からなるものである。ここで(A)成分は上述し
た如く、エチレン単独重合体またはエチレンと他
のα−オレフインとの共重合体(他のα−オレフ
イン含有量が15重量%以下)であり、極限粘度
〔η〕が4〜10dl/gのものである。 共重合体の場合、他のα−オレフイン(即ち、
エチレン以外のα−オレフイン)の含有量が10重
量%以下のものが好ましく、また極限粘度〔η〕
が4〜8dl/gのエチレン単独重合体もしくは共
重合体が好ましい。また、(A)成分の密度は0.900
〜0.950g/cm3である。この(A)成分において、共重
合体中の他のα−オレフインの含有量が15重量%
を超えると、耐環境応力亀裂性(ESCR)が低下
するという問題がある。また、極限粘度〔η〕が
4dl/g未満では、溶融張力が低下して発泡セル
径が不均一で粗大となり、引張強度が低下する。
一方10dl/gを超えると、表面荒れが生じて好ま
しくない。 次に、エチレン重合体組成物の(B)成分は上述し
たように、エチレン単独重合体もしくはエチレン
と他のα−オレフインとの共重合体(他のα−オ
レフインの含有量が5重量%以下)であり、極限
粘度〔η〕が0.3〜1.4dl/gのものである。共重
合体の場合、他のα−オレフインの含有量が3重
量%以下のものが好ましく、また極限粘度〔η〕
が0.4〜1.0dl/gのエチレン単独重合体もしくは
共重合体が好ましい。また、(B)成分の密度は
0.970〜0.980g/cm3である。この(B)成分において、
共重合体中の他のα−オレフインの含有量が5重
量%を超えると、ESCRが低下する。また、極限
粘度〔η〕が0.3dl/g未満では、表面にブツや荒
れが発生し、1.4dl/gを超えると、流動性が低下
してメルトフラクチヤーが発生し、表面外観が悪
化して好ましくない。 さらに、本発明のエチレン重合体組成物の(C)成
分は、上述したように、エチレンと他のα−オレ
フインとの共重合体(他のα−オレフインの含有
量が3〜20重量%)であり、極限粘度〔η〕が
2.0〜3.8dl/gであつて、密度が0.915〜0・940
g/cm3のものであるが、さらに好ましくは、他の
α−オレフインの含有量が3〜15重量%のもので
ある。この(C)成分において、他のα−オレフイン
の含有量が3重量%未満であると、ESCRが低下
し、また20重量%を超えると、耐摩耗性が低下す
るという問題がある。また、極限粘度〔η〕が
2.0dl/g未満では、溶融張力が低下し、発泡被覆
した場合に発泡セル径が不均一で粗大となる。一
方、極限粘度〔η〕が4.0dl/gを超えると、流動
性が低下してメルトフラクチヤーが発生し、表面
外観が悪化し、好ましくない。 本発明のエチレン重合体組成物は、上述の(A)、
(B)および(C)の三成分よりなるものであり、同時に
(A)成分の含有量が組成物全体の1〜23重量%、好
ましくは2〜20重量%であり、また(B)成分と(C)成
分の重量比が1:0.5〜1.5、好ましくは1:0.6〜
1.0である。しかも、組成物全体の極限粘度〔η〕
は1.5〜2.5dl/g、好ましくは1.6〜2.3dl/gであ
り、密度は0.940〜0.965g/cm3、好ましくは0.945
〜0.960g/cm3である。ここで、組成物全体におけ
る(A)成分の含有量が1重量%未満では、溶融張力
が低下し、発泡セル径が不均一で、粗大となり、
23重量%を超えると、ブツが発生する。また、(B)
成分と、(C)成分の重量比において、(C)成分が1.5
を超えると、流動性が低下し、メルトフラクチヤ
ーが発生して外観不良となる。また、0.5未満で
は、相溶性が低下し、ゲル、フイシユアイが発生
し、外観不良となる。さらに、組成物の極限粘度
〔η〕が1.5dl/g未満であると、溶融張力が低下
し、発泡セルが不均一で粗大となり、2.5dl/gを
超えると、流動性が低下し、外観不良となる。組
成物の密度が0.940g/cm3未満では、引張抗張力が
低下し、また0.965g/cm3を超えると、ESCRが低
下する。 なお、(A)、(B)、(C)成分中の他のα−オレフイ
ン、つまりエチレン以外のオレフインとしては
様々のものがあるが、通常は炭素数3〜12、好ま
しくは4〜8のα−オレフイン、具体的にはプロ
ピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−
1などが挙げられる。 本発明の組成物は原則的には上記三成分よりな
るが、必要により亜リン酸エステル系、リン酸エ
ステル系などの酸化防止剤;ベンゾトリアゾール
系、ベンゾフエノン系などの紫外線吸収剤;帯電
防止剤;高級脂肪酸金属塩、ハイドロタルサイト
などの滑剤;着色剤等を添加することができる。 本発明の組成物は以上のような構成よりなるも
のであり、高速押出被覆成形性、ESCR等に優
れ、表面外観が良好で、電線被覆用として極めて
好適である。 このような組成物の製造方法としては、各成分
をあらかじめ製造し、その所定量を配合して加熱
混練する方法のほか多段重合法、これらの併用法
等種々の方法が適用できる。特に好適な方法は特
開昭54−161691号公報、特開昭55−40724号公報、
特開昭55−149307号公報等に記載されたチーグラ
ー型触媒を用いた3段重合法であり、この場合の
重合方式としては懸濁重合、溶液重合、気相重合
など種々の方法が選択でき、また連続式、回分式
等いずれでもよい。 このようにして得られる本発明の組成物は機械
的強度、絶縁性が良好で、電線被覆用として極め
て好適である。電線の被覆方法としては組成物を
シート状に成形して電線に巻き付ける方法なども
あるが、本発明の組成物は発泡被覆に特に好適で
あり、高速押出被覆成形性に優れ、生産性が高
い。また、表面外観が良好であるため、撚り線時
に破れることがない。 発泡被覆は通常行なわれている方法によれば良
く、ガス発泡、化学発泡など特に制限なく適用で
きる。ガス発泡を適用する場合の発泡剤としては
窒素ガス、二酸化炭素などが用いられ、化学発泡
の場合の発泡剤としてはアゾジカルボンアミドな
どが用いられる。また、発泡核剤としてはクレ
イ、炭酸カルシウム、タルクなどが使用できる。 本発明の組成物を発泡した場合、発泡セルが微
細均一であり、機械的強度や絶縁性に優れてい
る。 したがつて本発明の組成物は通信ケーブル等の
電線の被覆素材として極めて有用である。 次に本発明を実施例により、詳しく説明する。 実施例1〜7および比較例1〜11 第1表に示す(A)、(B)、(C)成分よりなる組成物と
アゾジカルボンアミド2.0重量%、ペンタエリス
リチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオネー
ト〕(商品名:イルガノツクス1010)0.2重量%、
ステアリン酸カルシウム0.2重量%を配合した後、
押出被覆成形機で押出温度200℃で線速1500m/
分の押出条件で直径0.4mmの銅線上に0.15mmの厚
みで発泡被覆した。この被覆電線についての物性
測定結果を第1表に示す。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の(A)、(B)および(C)成分からなると共に、
(A)成分の含有量が1〜23重量%であり、かつ(B)成
分:(C)成分=1:0.5〜1.5(重量比)であり、組
成物の極限粘度〔η〕が1.5〜2.5dl/g、密度が
0.940〜0.965g/cm3である電線被覆用エチレン重
合体組成物。 (A)成分:エチレン単独重合体もしくはエチレン
と他のα−オレフインとの共重合体
(他のα−オレフイン含有量15重量
%以下)であり、極限粘度〔η〕が
4〜10dl/gであつて、密度が0.900
〜0.950g/cm3であるもの (B)成分:エチレン単独重合体もしくはエチレン
と他のα−オレフインとの共重合体
(他のα−オレフイン含有量5重量
%以下)であり、極限粘度〔η〕
が、0.3〜1.4dl/gであつて、密度
が0.970〜0.980g/cm3であるもの (C)成分:エチレンと他のα−オレフインとの共
重合体(他のα−オレフイン含有量
3〜20重量%)であり、極限粘度
〔η〕が2.0〜3.8dl/gであつて、密
度が0.915〜0.940g/cm3であるもの。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59268485A JPS61148703A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 電線被覆用エチレン重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59268485A JPS61148703A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 電線被覆用エチレン重合体組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61148703A JPS61148703A (ja) | 1986-07-07 |
| JPH0443364B2 true JPH0443364B2 (ja) | 1992-07-16 |
Family
ID=17459147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59268485A Granted JPS61148703A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 電線被覆用エチレン重合体組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61148703A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2535898B2 (ja) * | 1987-04-07 | 1996-09-18 | 日立電線株式会社 | 発泡ふつ素樹脂絶縁電線の製造方法 |
| JPH01173512A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-10 | Hitachi Cable Ltd | 高発泡エチレン系樹脂絶縁被覆の形成方法 |
| JPH0637585B2 (ja) * | 1988-12-17 | 1994-05-18 | 日産丸善ポリエチレン株式会社 | 電線被覆用エチレン共重合体組成物 |
| JP2792234B2 (ja) * | 1990-12-25 | 1998-09-03 | 大日本インキ化学工業株式会社 | ポリエチレン系樹脂組成物および押出被覆用材料 |
| EP2551858B1 (en) * | 2010-03-25 | 2018-08-15 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Foamed electrical wire and production method for same |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58111205A (ja) * | 1981-12-25 | 1983-07-02 | 三井化学株式会社 | 電線被覆用エチレン共重合体組成物 |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP59268485A patent/JPS61148703A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61148703A (ja) | 1986-07-07 |
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