JPH0445938B2 - - Google Patents
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- JPH0445938B2 JPH0445938B2 JP56186289A JP18628981A JPH0445938B2 JP H0445938 B2 JPH0445938 B2 JP H0445938B2 JP 56186289 A JP56186289 A JP 56186289A JP 18628981 A JP18628981 A JP 18628981A JP H0445938 B2 JPH0445938 B2 JP H0445938B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative electrode
- electrolyte
- zinc
- battery
- active material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M12/00—Hybrid cells; Manufacture thereof
- H01M12/04—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type
- H01M12/06—Hybrid cells; Manufacture thereof composed of a half-cell of the fuel-cell type and of a half-cell of the primary-cell type with one metallic and one gaseous electrode
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Hybrid Cells (AREA)
Description
本発明は、ボタン型空気−亜鉛電池の改良にか
かるもので、その目的とするところは、高容量化
をはかると共に保存特性の向上をはかることにあ
る。 即ち、近年人口の高年齢化に伴つて医療機器の
分野が注目されるようになつてきた。その中で難
聴対策として補聴器の需要も急速に伸びてきつつ
あり、これに付ずいして電源電池への要求も高ま
つてきている。 従来より、補聴器の電源としては水銀電池が比
較的よく使用されている。 水銀電池の場合、その利点として(A)容量当りの
コストが安価であること、(B)電圧が安定している
ことなどがあげられる。ところが一方では○イ、補
聴器用電源としては比較的重量が重く、例えば直
径11.6mm×高さ2.5mmのもので約3.0gであり、○ロ、
電池容量が少いために約2週間で電池の取り換え
が必要であること。○ハ、水銀電池に用いる正極活
物質自身が公害の原因となりうるなどの問題があ
つた。 これらの諸問題に対応して注目されてきた電池
としてボタン型空気−亜鉛電池があげられる。 この電池の特徴は、正極の活物質として空気中
の酸素を用いるために、負極のための容器内容積
を大きくすることが可能で、電池の高容量化がは
かれる。又比較的放電電圧が安定している。低公
害性でありかつ軽量化がはかれるなどの利点があ
る。 しかしながら、水銀電池のような密封型電池で
は、電池内での内容積変化はなく何ら膨れの問題
は生じない。しかし外部から正極活物質である酸
素を取り入れるタイプの電池では、負極の反応形
態から負極側の体積は10〜20%増大する。従つて
放電が進行するにつれて徐々に体積が膨張して電
解液を遊離させ、更には空気極を圧迫し、ついに
は正極の空気取入孔より漏液する。 本発明は、このようなボタン型空気−亜鉛電池
の保存特性を向上させたものである。以下、本発
明の実施例を直径11.6mm×高さ5.4mm公称容量360
mAhのボタン型空気−亜鉛電池を例に説明する。 第1図は本実施例におけるボタン型空気−亜鉛
電池の半断面図を示し、図中1は正極ケース、2
は正極ケースにもうけられた空気取入孔で、直径
0.5mmの孔が2〜4個あけられている。3は空気
室に置かれたセルロース系の多孔性紙で、空気極
より出てきた電解液を吸収させるものである。4
はフツソ樹脂を基材とする撥水膜で漏液を押える
ためのものである。5はニツケル多孔体を集電体
とした空気極、6はセパレータ、7はアルカリ電
解液含液材である。8はナイロン樹脂よりなるガ
スケツトで負極容器9とカツプリングしている。
10は本発明の特徴とする亜鉛負極である。即ち
8のガスケツトとカツプリングされた負極容器内
容積は230μであり、この中に汞化亜鉛粉末と
アルカリ電解液とが充填されたものである。この
時、負極容器内容積に対する亜鉛粉末量と電解液
量との充填率は75〜85%が好ましい。その理由と
して第2図に示すように、負極容器内への充填率
が75%以下の場合、電池電圧に影響は認められな
いが、負極容器内には、25%以上の空隙、すなわ
ち、空気が包含されることとなり、電池組立封口
時、正極ケースの封口加圧により空気極面側と接
するガスケツトの圧縮が生じ、負極容器内容積の
減少があり、空気の多少、電池外に吐出されるも
のの、空隙により電池を構成する要素の密着性が
悪くなり内部抵抗において著しく高くなると共に
その空気の存在位置、状態においてバラツキも極
めて大きく、特に高率放電に影響を受け易い。ま
た内部抵抗値に関しては充填率75%以上ではほと
んど差は認められなかつた。 一方、充填率が95%以上では電池組立時に直後
漏液が発生する。又、充填率が85%以上の電池で
は直後漏液は認められないが、放電を行ないその
放電深さが70%以上になると、正極板より漏液が
認められる。この度合は負極容器内への負極の充
填率が高くなればなる程大きくなることがわかつ
た。従つて、負極容器内への充填率は75〜85%に
規制し、汞化亜鉛粉末とアルカリ電解液のみを一
定量充填後、空気極等が挿入された正極ケースと
負極容器とを嵌合し、負極容器中に25〜15%の空
隙部を設けた状態にて正極ケースを封口する製造
法が電池特性、耐漏液特性において最も優れてい
るものである。 なお、充填率は次のようにして算出した。 充填率=亜鉛粉末の体積+汞化に用いた水銀の体積+ア
ルカリ電解液量/ガスケツトとカツプリングされた封口
前の負極容器内容積×100 ここで、亜鉛粉末の体積、汞化に用いた水銀の
体積は重量/真密度、アルカリ電解液量の体積は 液重量/液比重の計算式で算出した。 一方、電池の高容量化をはかるためには、限ら
れた負極容器内に負極活物質とアルカリ電解液と
を効率よく充填する必要がる。しかも亜鉛の反応
を考えると量的に多くの電解液を必要とし、亜鉛
と電解液量との体積比は電解液量が大となる。そ
こで、負極容器内で負極活物質と電解液量の体積
比を2元配置による実験を行なつて求めた結果、
負極活物質の占める体積1に対して、電解液は
1.3〜1.7のときが最も適していることを見出し
た。 即ち、その比が1.3以下の場合、電池にして放
電すると、特に高率放電時に放電曲線の平坦性が
なくなる。又、放電末期に電解液律速から2段曲
線となる。 逆に電解液の比率を1.7以上にすると、亜鉛の
充填量が低下すると共に、負極容器内に遊離の電
解液が存在し、正極群と負極群との封口カツプリ
ング時に漏液現象が起こる。又、放電の深さと共
に負極の膨潤によつて電解液が押されて漏液の現
象が認められる。 従つて、ここでは負極容器内容積への充填率を
80%、亜鉛量650mg、負極活物質と電解液との体
積比を1対1.5とし、上記一定量を負極容器に充
填後、空気極等が挿入された正極ケースと負極容
器とを嵌合し、負極容器中に20%の空隙部を設け
た状態にて正極ケースを封口してボタン型空気電
池を製造した。なお、用いた電解液は10Mの
KOHに酸化亜鉛を飽和したものを用いた。 次に本発明の効果について述べる。本発明の構
成〔A〕、即ち負極容器内容積への充填率を80%、
負極活物質と電解液との体積比を1対1.5とした
構成を中心に充填率と体積比を変化させて表−1
のB〜Iに示す構成と対比させた。
かるもので、その目的とするところは、高容量化
をはかると共に保存特性の向上をはかることにあ
る。 即ち、近年人口の高年齢化に伴つて医療機器の
分野が注目されるようになつてきた。その中で難
聴対策として補聴器の需要も急速に伸びてきつつ
あり、これに付ずいして電源電池への要求も高ま
つてきている。 従来より、補聴器の電源としては水銀電池が比
較的よく使用されている。 水銀電池の場合、その利点として(A)容量当りの
コストが安価であること、(B)電圧が安定している
ことなどがあげられる。ところが一方では○イ、補
聴器用電源としては比較的重量が重く、例えば直
径11.6mm×高さ2.5mmのもので約3.0gであり、○ロ、
電池容量が少いために約2週間で電池の取り換え
が必要であること。○ハ、水銀電池に用いる正極活
物質自身が公害の原因となりうるなどの問題があ
つた。 これらの諸問題に対応して注目されてきた電池
としてボタン型空気−亜鉛電池があげられる。 この電池の特徴は、正極の活物質として空気中
の酸素を用いるために、負極のための容器内容積
を大きくすることが可能で、電池の高容量化がは
かれる。又比較的放電電圧が安定している。低公
害性でありかつ軽量化がはかれるなどの利点があ
る。 しかしながら、水銀電池のような密封型電池で
は、電池内での内容積変化はなく何ら膨れの問題
は生じない。しかし外部から正極活物質である酸
素を取り入れるタイプの電池では、負極の反応形
態から負極側の体積は10〜20%増大する。従つて
放電が進行するにつれて徐々に体積が膨張して電
解液を遊離させ、更には空気極を圧迫し、ついに
は正極の空気取入孔より漏液する。 本発明は、このようなボタン型空気−亜鉛電池
の保存特性を向上させたものである。以下、本発
明の実施例を直径11.6mm×高さ5.4mm公称容量360
mAhのボタン型空気−亜鉛電池を例に説明する。 第1図は本実施例におけるボタン型空気−亜鉛
電池の半断面図を示し、図中1は正極ケース、2
は正極ケースにもうけられた空気取入孔で、直径
0.5mmの孔が2〜4個あけられている。3は空気
室に置かれたセルロース系の多孔性紙で、空気極
より出てきた電解液を吸収させるものである。4
はフツソ樹脂を基材とする撥水膜で漏液を押える
ためのものである。5はニツケル多孔体を集電体
とした空気極、6はセパレータ、7はアルカリ電
解液含液材である。8はナイロン樹脂よりなるガ
スケツトで負極容器9とカツプリングしている。
10は本発明の特徴とする亜鉛負極である。即ち
8のガスケツトとカツプリングされた負極容器内
容積は230μであり、この中に汞化亜鉛粉末と
アルカリ電解液とが充填されたものである。この
時、負極容器内容積に対する亜鉛粉末量と電解液
量との充填率は75〜85%が好ましい。その理由と
して第2図に示すように、負極容器内への充填率
が75%以下の場合、電池電圧に影響は認められな
いが、負極容器内には、25%以上の空隙、すなわ
ち、空気が包含されることとなり、電池組立封口
時、正極ケースの封口加圧により空気極面側と接
するガスケツトの圧縮が生じ、負極容器内容積の
減少があり、空気の多少、電池外に吐出されるも
のの、空隙により電池を構成する要素の密着性が
悪くなり内部抵抗において著しく高くなると共に
その空気の存在位置、状態においてバラツキも極
めて大きく、特に高率放電に影響を受け易い。ま
た内部抵抗値に関しては充填率75%以上ではほと
んど差は認められなかつた。 一方、充填率が95%以上では電池組立時に直後
漏液が発生する。又、充填率が85%以上の電池で
は直後漏液は認められないが、放電を行ないその
放電深さが70%以上になると、正極板より漏液が
認められる。この度合は負極容器内への負極の充
填率が高くなればなる程大きくなることがわかつ
た。従つて、負極容器内への充填率は75〜85%に
規制し、汞化亜鉛粉末とアルカリ電解液のみを一
定量充填後、空気極等が挿入された正極ケースと
負極容器とを嵌合し、負極容器中に25〜15%の空
隙部を設けた状態にて正極ケースを封口する製造
法が電池特性、耐漏液特性において最も優れてい
るものである。 なお、充填率は次のようにして算出した。 充填率=亜鉛粉末の体積+汞化に用いた水銀の体積+ア
ルカリ電解液量/ガスケツトとカツプリングされた封口
前の負極容器内容積×100 ここで、亜鉛粉末の体積、汞化に用いた水銀の
体積は重量/真密度、アルカリ電解液量の体積は 液重量/液比重の計算式で算出した。 一方、電池の高容量化をはかるためには、限ら
れた負極容器内に負極活物質とアルカリ電解液と
を効率よく充填する必要がる。しかも亜鉛の反応
を考えると量的に多くの電解液を必要とし、亜鉛
と電解液量との体積比は電解液量が大となる。そ
こで、負極容器内で負極活物質と電解液量の体積
比を2元配置による実験を行なつて求めた結果、
負極活物質の占める体積1に対して、電解液は
1.3〜1.7のときが最も適していることを見出し
た。 即ち、その比が1.3以下の場合、電池にして放
電すると、特に高率放電時に放電曲線の平坦性が
なくなる。又、放電末期に電解液律速から2段曲
線となる。 逆に電解液の比率を1.7以上にすると、亜鉛の
充填量が低下すると共に、負極容器内に遊離の電
解液が存在し、正極群と負極群との封口カツプリ
ング時に漏液現象が起こる。又、放電の深さと共
に負極の膨潤によつて電解液が押されて漏液の現
象が認められる。 従つて、ここでは負極容器内容積への充填率を
80%、亜鉛量650mg、負極活物質と電解液との体
積比を1対1.5とし、上記一定量を負極容器に充
填後、空気極等が挿入された正極ケースと負極容
器とを嵌合し、負極容器中に20%の空隙部を設け
た状態にて正極ケースを封口してボタン型空気電
池を製造した。なお、用いた電解液は10Mの
KOHに酸化亜鉛を飽和したものを用いた。 次に本発明の効果について述べる。本発明の構
成〔A〕、即ち負極容器内容積への充填率を80%、
負極活物質と電解液との体積比を1対1.5とした
構成を中心に充填率と体積比を変化させて表−1
のB〜Iに示す構成と対比させた。
【表】
これらA〜Iの各構成により第1図の電池を試
作し、特性評価を行なつた。 表−2には電池組立後、45℃の温度で16時間エ
ージングした後の内部抵抗値を示す。
作し、特性評価を行なつた。 表−2には電池組立後、45℃の温度で16時間エ
ージングした後の内部抵抗値を示す。
【表】
その結果、構成B、C、Dでの70%の充填率で
は内部抵抗が3.3〜5.08Ωとなり、その値が高いば
かりでなく、そのバラツキも極めて大きいと言え
る。 構成E、A、F、G、H、Iの充填率80%以上
になると、その値は低く、かつそのバラツキも小
さく安定している。 この原因としては、電池を構成する要素の密着
性が充填率によつて影響を受けると考えられる。 表−3に620Ω抵抗によつて放電した時のAの
構成を100とした容量指数を示す。なお、終止電
圧は1.1Vとした。
は内部抵抗が3.3〜5.08Ωとなり、その値が高いば
かりでなく、そのバラツキも極めて大きいと言え
る。 構成E、A、F、G、H、Iの充填率80%以上
になると、その値は低く、かつそのバラツキも小
さく安定している。 この原因としては、電池を構成する要素の密着
性が充填率によつて影響を受けると考えられる。 表−3に620Ω抵抗によつて放電した時のAの
構成を100とした容量指数を示す。なお、終止電
圧は1.1Vとした。
【表】
この結果、充填率70%の構成B、C、Dでは内
部抵抗が高いために、構成Aに比べて低い値しか
得られなかつた。これは充填率が低いために、亜
鉛の絶対量が少ない結果である。 充填率80%以上の構成のE、A、F、G、H、
Iでは他の充填率に比べて放電容量指数は高い。
その中で負極活物質体積/電解液体積=1/2の
ものは、充填する絶対亜鉛量が少なく、又1/1
のものは電解液量が少なく、電解液律速反応とな
り平坦電圧が低く、安定した放電曲線が得られな
い。 ところが、充填率90%では他の充填率の様な原
因によるものではなく、他の原因による容量低下
であることが明らかになつた。 即ち、前に述べたように Zo+1/2O2→ZnO の放電反応から、O2が外気から吸収されている
ために放電が進むと共に負極側の体積が膨張する
ために、触媒層が圧迫され、更には触極側の電解
液が押し出され、撥水膜の機能はなく、O2は供
給されないようになる。 その結果、電池は窒息状態になり、負極の電位
によつて正極よりガス発生し、これらによつてつ
いには空気孔より漏液現象をきたすようになる。
この傾向は放電率が高くなる程、大きくなる。 従つて放電容量指数も低くなる。総合的に判断
すると、充填率70%では容量的に問題があり、
又、90%では容量的にも低く、かつ漏液も生じ易
い。 表−4に組立て直後の漏液数(サンプルは各12
個)を示す。
部抵抗が高いために、構成Aに比べて低い値しか
得られなかつた。これは充填率が低いために、亜
鉛の絶対量が少ない結果である。 充填率80%以上の構成のE、A、F、G、H、
Iでは他の充填率に比べて放電容量指数は高い。
その中で負極活物質体積/電解液体積=1/2の
ものは、充填する絶対亜鉛量が少なく、又1/1
のものは電解液量が少なく、電解液律速反応とな
り平坦電圧が低く、安定した放電曲線が得られな
い。 ところが、充填率90%では他の充填率の様な原
因によるものではなく、他の原因による容量低下
であることが明らかになつた。 即ち、前に述べたように Zo+1/2O2→ZnO の放電反応から、O2が外気から吸収されている
ために放電が進むと共に負極側の体積が膨張する
ために、触媒層が圧迫され、更には触極側の電解
液が押し出され、撥水膜の機能はなく、O2は供
給されないようになる。 その結果、電池は窒息状態になり、負極の電位
によつて正極よりガス発生し、これらによつてつ
いには空気孔より漏液現象をきたすようになる。
この傾向は放電率が高くなる程、大きくなる。 従つて放電容量指数も低くなる。総合的に判断
すると、充填率70%では容量的に問題があり、
又、90%では容量的にも低く、かつ漏液も生じ易
い。 表−4に組立て直後の漏液数(サンプルは各12
個)を示す。
【表】
この結果、充填率90%以上では7〜9個の直後
漏液が認められた。しかも、前述したように
180Ω、300Ωの高率放電になると、直後漏液の起
つていない電池も空気孔からの漏液があつた。 ちなみに水銀電池、銀電池では負極容器充填率
が90%になつても直後漏液、放電途中、放電後で
の漏液は全く認められなく、ボタン型空気−亜鉛
電池特有の問題であり、この傾向は負極容器への
汞化亜鉛粉末及びアルカリ電解液の充填率75〜85
%においては認められなかつた。 又、亜鉛と電解液との体積比1/1.3〜1/1.7
においても同様な結果であつた。 即ち、その比率が1/1では充填する亜鉛量に
比べて電解液量が少ないため亜鉛の反応が電解液
律速となつて放電曲線が2段曲線となり、電池電
圧の平坦性もなくなる。又、1/2では充填され
る絶対亜鉛量が少なく、かつ電解液量が多いため
に、放電容量が少ない。 従つて、本発明に示すように充填率75〜85%、
充填する亜鉛の体積/電解液体積が1/1.3〜
1/1.7に規制し、負極容器に充填後、封口する
製造法にしたとき高容量を有し、かつ耐漏液性能
のすぐれたものにできる。
漏液が認められた。しかも、前述したように
180Ω、300Ωの高率放電になると、直後漏液の起
つていない電池も空気孔からの漏液があつた。 ちなみに水銀電池、銀電池では負極容器充填率
が90%になつても直後漏液、放電途中、放電後で
の漏液は全く認められなく、ボタン型空気−亜鉛
電池特有の問題であり、この傾向は負極容器への
汞化亜鉛粉末及びアルカリ電解液の充填率75〜85
%においては認められなかつた。 又、亜鉛と電解液との体積比1/1.3〜1/1.7
においても同様な結果であつた。 即ち、その比率が1/1では充填する亜鉛量に
比べて電解液量が少ないため亜鉛の反応が電解液
律速となつて放電曲線が2段曲線となり、電池電
圧の平坦性もなくなる。又、1/2では充填され
る絶対亜鉛量が少なく、かつ電解液量が多いため
に、放電容量が少ない。 従つて、本発明に示すように充填率75〜85%、
充填する亜鉛の体積/電解液体積が1/1.3〜
1/1.7に規制し、負極容器に充填後、封口する
製造法にしたとき高容量を有し、かつ耐漏液性能
のすぐれたものにできる。
第1図はボタン型空気−亜鉛電池の部分断面
図、第2図は負極の負極容器内への充填率と内部
抵抗との関係を示す図である。 1……正極ケース、2……空気取入孔、3……
多孔性紙、4……撥水膜、5……空気極、6……
セパレータ、7……含液剤、8……ガスケツト、
9……負極容器、10……負極活物質。
図、第2図は負極の負極容器内への充填率と内部
抵抗との関係を示す図である。 1……正極ケース、2……空気取入孔、3……
多孔性紙、4……撥水膜、5……空気極、6……
セパレータ、7……含液剤、8……ガスケツト、
9……負極容器、10……負極活物質。
Claims (1)
- 1 正極活物質に酸素、負極活物質に汞化亜鉛粉
末、電解液にアルカリ水溶液をそれぞれ用い、負
極容器中にゲル化剤を含むことなく活物質である
汞化亜鉛粉末とアルカリ電解液とを充填し、電池
を製造する方法であつて、ガスケツトとカツプリ
ングされた負極容器中における負極活物質と電解
液との充填率を75〜85%に規制し、かつ負極活物
質の体積1に対して、電解液体積を1.3〜1.7の範
囲に規制した汞化亜鉛粉末とアルカリ電解液のみ
を一定量充填後、空気極等が挿入された正極ケー
スと前記負極容器とを嵌合し、負極容器中に25〜
15%の空〓部を設けた状態にて正極ケースを封口
してなることを特徴とするボタン型空気−亜鉛電
池の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56186289A JPS5887781A (ja) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | ボタン型空気−亜鉛電池の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56186289A JPS5887781A (ja) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | ボタン型空気−亜鉛電池の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5887781A JPS5887781A (ja) | 1983-05-25 |
| JPH0445938B2 true JPH0445938B2 (ja) | 1992-07-28 |
Family
ID=16185699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56186289A Granted JPS5887781A (ja) | 1981-11-19 | 1981-11-19 | ボタン型空気−亜鉛電池の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5887781A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6436571B1 (en) | 1998-03-06 | 2002-08-20 | Rayovac Corporation | Bottom seals in air depolarized electrochemical cells |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2535269C3 (de) * | 1975-08-07 | 1979-01-04 | Varta Batterie Ag, 3000 Hannover | Galvanisches Primärelement mit alkalischem Elektrolyten und einer hydrophoben Luftelektrode |
-
1981
- 1981-11-19 JP JP56186289A patent/JPS5887781A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5887781A (ja) | 1983-05-25 |
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