JPH0446570B2 - - Google Patents
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- JPH0446570B2 JPH0446570B2 JP2156199A JP15619990A JPH0446570B2 JP H0446570 B2 JPH0446570 B2 JP H0446570B2 JP 2156199 A JP2156199 A JP 2156199A JP 15619990 A JP15619990 A JP 15619990A JP H0446570 B2 JPH0446570 B2 JP H0446570B2
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- movement
- head
- gaze
- eye
- gaze point
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Links
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Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Eye Examination Apparatus (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は眼球運動分析装置に関し、特に、被
験者の眼球運動と頭部運動とを検出し、デイスプ
レイ上に視点を表示可能な眼球運動分析装置に関
する。
験者の眼球運動と頭部運動とを検出し、デイスプ
レイ上に視点を表示可能な眼球運動分析装置に関
する。
[従来の技術]
被験者の眼の動き、すなわち眼球運動を検出
し、デイスプレイ上やフイルム上に注視点を表示
する装置は、アイカメラとして関発され、最も多
く見る機会はおそらくドライバの眼の動きであ
る。この被験者の眼球運動を検出する方法は、角
膜反射光による方法、コンタクトレンズを用いる
方法あるいはEOG法など種々考えられている。
し、デイスプレイ上やフイルム上に注視点を表示
する装置は、アイカメラとして関発され、最も多
く見る機会はおそらくドライバの眼の動きであ
る。この被験者の眼球運動を検出する方法は、角
膜反射光による方法、コンタクトレンズを用いる
方法あるいはEOG法など種々考えられている。
第10図は、角膜表面の白目と黒目の反射率の
違いを利用する強膜反射方式を用いた眼球運動の
検出原理を説明するための図である。第10図を
参照して、左右の眼E1,E2に3個の素子が設
けられたセンサ1,2が配置される。センサ1,
2の中央には発光素子3が配置され、この発光素
子3として比較的指向性の広い±21゜程度の赤外
線投射の発光ダイオードが用いられる。発光素子
3の両側には受光素子4が設けられる。受光素子
4は指向性の鋭い±10゜程度のフオトダイオード
が用いられる。発光素子3から眼球に投射された
光は黒目と白目とで反射率が異なり、この反射率
の違いを増幅し、差をとれば水平(左右)の出力
となり、和をとれば垂直(上下)の出力となる。
違いを利用する強膜反射方式を用いた眼球運動の
検出原理を説明するための図である。第10図を
参照して、左右の眼E1,E2に3個の素子が設
けられたセンサ1,2が配置される。センサ1,
2の中央には発光素子3が配置され、この発光素
子3として比較的指向性の広い±21゜程度の赤外
線投射の発光ダイオードが用いられる。発光素子
3の両側には受光素子4が設けられる。受光素子
4は指向性の鋭い±10゜程度のフオトダイオード
が用いられる。発光素子3から眼球に投射された
光は黒目と白目とで反射率が異なり、この反射率
の違いを増幅し、差をとれば水平(左右)の出力
となり、和をとれば垂直(上下)の出力となる。
また、水平方向と垂直方向とでは、眼球に対家
するセンサ1,2の位置が異なり、水平方向のセ
ンサ1は眼球の上下に対して中央に反射光を検出
し、垂直方向のセンサ2は下方にて反射光を検出
するようにそれぞれ配置される。そして、一方の
眼E1に水平方向のセンサ1が配置され、他方の
眼E2に垂直方向のセンサ2が配置され、これら
を同時に用いれば2次元的な眼球運動を検出し、
デイスプレイ上に視点を表示することができる。
たとえば、このような方法から眼球の移動速度、
移動方向、移動距離、注視時間などの情報を求め
るものとして、特開昭60−126140号公報において
開示されている。
するセンサ1,2の位置が異なり、水平方向のセ
ンサ1は眼球の上下に対して中央に反射光を検出
し、垂直方向のセンサ2は下方にて反射光を検出
するようにそれぞれ配置される。そして、一方の
眼E1に水平方向のセンサ1が配置され、他方の
眼E2に垂直方向のセンサ2が配置され、これら
を同時に用いれば2次元的な眼球運動を検出し、
デイスプレイ上に視点を表示することができる。
たとえば、このような方法から眼球の移動速度、
移動方向、移動距離、注視時間などの情報を求め
るものとして、特開昭60−126140号公報において
開示されている。
このような装置を用いて、眼球運動の分析を行
なう場合、顎台を用いて被験者の頭部を固定し、
眼球運動だけを記録する。あるいは眼球運動検出
センサを取付けたゴーグルもしくは眼鏡フレーム
に小型カメラを搭載し、被験者の視野に対応した
画像を撮影することにより、頭部の自由な運動を
実現しつつ眼球運動を検出するという方式が用い
られている。また、従来の眼球運動分析装置で
は、測定値はここで述べたように頭部を固定して
いるか、あるいは固定していないときでも頭部運
動の検出を行なつていないか、もしくは行なつて
いても独立に検出して視線への変換を行なつてい
ない。
なう場合、顎台を用いて被験者の頭部を固定し、
眼球運動だけを記録する。あるいは眼球運動検出
センサを取付けたゴーグルもしくは眼鏡フレーム
に小型カメラを搭載し、被験者の視野に対応した
画像を撮影することにより、頭部の自由な運動を
実現しつつ眼球運動を検出するという方式が用い
られている。また、従来の眼球運動分析装置で
は、測定値はここで述べたように頭部を固定して
いるか、あるいは固定していないときでも頭部運
動の検出を行なつていないか、もしくは行なつて
いても独立に検出して視線への変換を行なつてい
ない。
[発明が解決しようとする課題]
上述のごとく、従来の眼球運動分析装置では、
頭部運動を考慮していないために、頭部運動を顎
台で固定して測定する方式では、眼球運動の分析
は容易となるが、実際には頭部運動を併用して注
視を行なつている人間の自然な観測行動を実現で
きないという問題点があつた。
頭部運動を考慮していないために、頭部運動を顎
台で固定して測定する方式では、眼球運動の分析
は容易となるが、実際には頭部運動を併用して注
視を行なつている人間の自然な観測行動を実現で
きないという問題点があつた。
頭部運動を自由にした方式でも、頭部運動によ
つて実現される視線の動きを考慮していないため
に、車を運転中など激しく頭部を動かし視線を変
化させた場合、眼球運動は生じていないために、
注視点として表示される不都合や、離れた相手
へ、その顔を注視しながら歩くときのように、姿
勢制御系の作用のために、頭部運動と全く逆に眼
球運動が生じ、実際には相手の顔を注視している
のに、眼球運動として記録されたり表示されたり
する不都合があつた。
つて実現される視線の動きを考慮していないため
に、車を運転中など激しく頭部を動かし視線を変
化させた場合、眼球運動は生じていないために、
注視点として表示される不都合や、離れた相手
へ、その顔を注視しながら歩くときのように、姿
勢制御系の作用のために、頭部運動と全く逆に眼
球運動が生じ、実際には相手の顔を注視している
のに、眼球運動として記録されたり表示されたり
する不都合があつた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、頭部運
動を検出し、これを視線の動きに変換することに
より、頭部運動によつて実現される視線の動きと
眼球運動による視線の動きを同時に分析すること
のできるような眼球運動分析装置を提供すること
である。
動を検出し、これを視線の動きに変換することに
より、頭部運動によつて実現される視線の動きと
眼球運動による視線の動きを同時に分析すること
のできるような眼球運動分析装置を提供すること
である。
[課題を解決するための手段]
この発明は観察者の眼球運動の分析する眼球運
動分析装置であつて、眼球の動きを検出する眼球
運動検出手段と、頭部の動きを検出する頭部運動
検出手段と、検出された眼球の動きと頭部の動き
とに応じて観察者の視線の動きを演算し、注視点
を定義することによつて視線の動きから注視点を
分離する注視点処理手段と、注視点と注視点との
間を移動する視線の動きからなる視線情報を画像
上に表示するための画像処理手段と、視線情報を
観察者のビデオ画像上に重ね合わせるスーパーイ
ンポーズ手段とを備えて構成される。
動分析装置であつて、眼球の動きを検出する眼球
運動検出手段と、頭部の動きを検出する頭部運動
検出手段と、検出された眼球の動きと頭部の動き
とに応じて観察者の視線の動きを演算し、注視点
を定義することによつて視線の動きから注視点を
分離する注視点処理手段と、注視点と注視点との
間を移動する視線の動きからなる視線情報を画像
上に表示するための画像処理手段と、視線情報を
観察者のビデオ画像上に重ね合わせるスーパーイ
ンポーズ手段とを備えて構成される。
[作 用]
この発明に係る眼球運動分析装置は、眼球の動
きと頭部の動きとを検出し、これら眼球の動きと
頭部の動きとに応じて観察者の視線の動きを演算
して注視点を定義することにより、視線の動きか
ら注視点を分離し、注視点と注視点との間をを移
動する視線の動きからなる視線情報を観察者の見
ているビデオ画像上に重ね合わせて表示する。
きと頭部の動きとを検出し、これら眼球の動きと
頭部の動きとに応じて観察者の視線の動きを演算
して注視点を定義することにより、視線の動きか
ら注視点を分離し、注視点と注視点との間をを移
動する視線の動きからなる視線情報を観察者の見
ているビデオ画像上に重ね合わせて表示する。
[発明の実施例]
以下に図面を参照してこの発明の一実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例の概略ブロツク図
である。第1図を参照して、眼球運動検出部5は
観察者の眼球の動きを検出するものであつて、そ
の検出出力を注視点処理部7に与える。頭部運動
検出部6は観察者の頭部の動きを検出するもので
あつて、その検出出力を注視点処理部7に与え
る。注視点処理部7は眼球運動検出部5で検出さ
れた眼球の動きと頭部運動検出部6で検出された
頭部の動きとに応じて、観察者の視線の動きを演
算し、注視点を定義することによつて、視線の動
きから注視点と注視点との間の移動成分を分離す
る。注視点処理部7によつて分離された視線情報
は画像処理部8に与えられ、画像信号に変換され
る。この画像信号は、スーパーインポーザ9に与
えられ、外部から与えられるビデオ信号にスーパ
ーインポーズされてビデオ出力となり、図示しな
いデイスプレイに表示される。
である。第1図を参照して、眼球運動検出部5は
観察者の眼球の動きを検出するものであつて、そ
の検出出力を注視点処理部7に与える。頭部運動
検出部6は観察者の頭部の動きを検出するもので
あつて、その検出出力を注視点処理部7に与え
る。注視点処理部7は眼球運動検出部5で検出さ
れた眼球の動きと頭部運動検出部6で検出された
頭部の動きとに応じて、観察者の視線の動きを演
算し、注視点を定義することによつて、視線の動
きから注視点と注視点との間の移動成分を分離す
る。注視点処理部7によつて分離された視線情報
は画像処理部8に与えられ、画像信号に変換され
る。この画像信号は、スーパーインポーザ9に与
えられ、外部から与えられるビデオ信号にスーパ
ーインポーズされてビデオ出力となり、図示しな
いデイスプレイに表示される。
第2図は頭部運動による視線の動きを説明する
ための図である。次に、第2図を参照して、頭部
運動による視線の動きについて説明する。一般に
見たい視対象を移動させるには、眼球をその視対
象に回転させる他、眼球は動かさなくても頭部を
移動させることによつても実現できる。通常は両
者の動きを併用して行なつている。頭部運動に
は、足や背骨の向きによる平行移動と、首、背
骨、腰、足などによつて実現される回転運動があ
る。この頭部運動を後述する方式により、眼の回
転角へ換算し、第2図に示した頭部運動補正眼球
回転角αを得る。注視点の移動はこの頭部運動補
正眼球回転角αと眼球自身の回転角θの組合せに
より実行される。ここで、この2つの回転角αと
θの和を総称して視線と定義する。
ための図である。次に、第2図を参照して、頭部
運動による視線の動きについて説明する。一般に
見たい視対象を移動させるには、眼球をその視対
象に回転させる他、眼球は動かさなくても頭部を
移動させることによつても実現できる。通常は両
者の動きを併用して行なつている。頭部運動に
は、足や背骨の向きによる平行移動と、首、背
骨、腰、足などによつて実現される回転運動があ
る。この頭部運動を後述する方式により、眼の回
転角へ換算し、第2図に示した頭部運動補正眼球
回転角αを得る。注視点の移動はこの頭部運動補
正眼球回転角αと眼球自身の回転角θの組合せに
より実行される。ここで、この2つの回転角αと
θの和を総称して視線と定義する。
第3図は前述の視線から注視点を定義する方法
について説明するための図である。眼球運動中に
固視あるいは注視しているときでも固視微動と称
される微小な運動を行なつている。また、姿勢の
揺れによる視線のずれを防ぐための前庭動眼反
射、姿勢そのものの揺れによる前記頭部運動補正
眼球回転角αも固視中に生じている。すなわち、
視線が空間上を完全に静止している瞬間は、ほと
んど存在しない。したがつて、このように絶えず
動いている視線の動きの中から被験者が視対象よ
り情報を受容したいと思つて注視することにより
生じる注視点を分離する必要がある。そのために
は、ある基準を設けて注視点を定義する必要があ
る。この注視点については、すでに眼球運動速度
を基準としたものが報告されている。(特開昭60
−126140:通信学会論文誌「画像における注視点
の定義と画像分析への応用」1986,9,Vol.J69
−D,No.9,1335頁〜1342頁)。
について説明するための図である。眼球運動中に
固視あるいは注視しているときでも固視微動と称
される微小な運動を行なつている。また、姿勢の
揺れによる視線のずれを防ぐための前庭動眼反
射、姿勢そのものの揺れによる前記頭部運動補正
眼球回転角αも固視中に生じている。すなわち、
視線が空間上を完全に静止している瞬間は、ほと
んど存在しない。したがつて、このように絶えず
動いている視線の動きの中から被験者が視対象よ
り情報を受容したいと思つて注視することにより
生じる注視点を分離する必要がある。そのために
は、ある基準を設けて注視点を定義する必要があ
る。この注視点については、すでに眼球運動速度
を基準としたものが報告されている。(特開昭60
−126140:通信学会論文誌「画像における注視点
の定義と画像分析への応用」1986,9,Vol.J69
−D,No.9,1335頁〜1342頁)。
この発明では、眼球運動速度を基準として決め
られた注視点の定義を、頭部運動を含めた視線移
動速度に拡張して注視点を定義したことをその特
徴の1つとする。具体的には、第3図に示すよう
に、現在の注視点からしきい速度Vthと、サンプ
リング周期Tsで決まる注視点の範囲Dthの範囲内
に、次のサンプルが入るときは、現在の注視点と
同じ注視点とし、この範囲を超えたときは新しい
注視点とした。しきい速度Vthの一例として、眼
球運動中の随従運動の性質を基に5゜/秒と定め、
実用に供している。たとえば、サンプリング周期
が10msecのとき、Dth=5゜/sec×0.01sec=0.05
=3′である。
られた注視点の定義を、頭部運動を含めた視線移
動速度に拡張して注視点を定義したことをその特
徴の1つとする。具体的には、第3図に示すよう
に、現在の注視点からしきい速度Vthと、サンプ
リング周期Tsで決まる注視点の範囲Dthの範囲内
に、次のサンプルが入るときは、現在の注視点と
同じ注視点とし、この範囲を超えたときは新しい
注視点とした。しきい速度Vthの一例として、眼
球運動中の随従運動の性質を基に5゜/秒と定め、
実用に供している。たとえば、サンプリング周期
が10msecのとき、Dth=5゜/sec×0.01sec=0.05
=3′である。
第4図は観察者の見ている画像の座標とこの発
明の一実施例によつて実現される座標との対応を
説明するための図である。第4図aに示すよう
に、被験者の位置から距離Dだけ離れた縦Dv、
横Dhの画像を観察する場合、画像座標は(1,
1)…(Px,Py)で表わされる。被験者から見
た提示画像の視角は、第4図bに示すように、 a=180/π・tan-1Dh/(2・D) b=180/π・tan-1Dv/(2・D) 視線移動角(Xv,Yv)とし、これを画面座標
(Xp,Yp)に変換する式は、 Xp=f(Xv)=p+(r−p)・Xv/(a−
Xv) …(1) Yp=g(Yv)=q+(s−q)・Yv/(b−
Yv) …(2) で表わされる。
明の一実施例によつて実現される座標との対応を
説明するための図である。第4図aに示すよう
に、被験者の位置から距離Dだけ離れた縦Dv、
横Dhの画像を観察する場合、画像座標は(1,
1)…(Px,Py)で表わされる。被験者から見
た提示画像の視角は、第4図bに示すように、 a=180/π・tan-1Dh/(2・D) b=180/π・tan-1Dv/(2・D) 視線移動角(Xv,Yv)とし、これを画面座標
(Xp,Yp)に変換する式は、 Xp=f(Xv)=p+(r−p)・Xv/(a−
Xv) …(1) Yp=g(Yv)=q+(s−q)・Yv/(b−
Yv) …(2) で表わされる。
第5図は第1図に示した眼球運動検出部5と頭
部運動検出部6とをゴーグルへ装着した例を示す
図である。眼球運動検出部5は前述の第10図に
示したセンサ1と同様にして中央に発光ダイオー
ドが設けられ、その両側にフオトダイオードが設
けられ、眼球の水平方向および垂直方向の動きが
検出される。頭部運動検出部6としては磁気セン
サが用いられる。
部運動検出部6とをゴーグルへ装着した例を示す
図である。眼球運動検出部5は前述の第10図に
示したセンサ1と同様にして中央に発光ダイオー
ドが設けられ、その両側にフオトダイオードが設
けられ、眼球の水平方向および垂直方向の動きが
検出される。頭部運動検出部6としては磁気セン
サが用いられる。
第6図は第5図に示した頭部運動検出部6に用
いられる磁気センサの原理を説明するための図で
ある。第6図を参照して、頭部運動検出部6はソ
ース61となる直交コイルと、センサ62となる
直交コイルとを含む。コンピユータ64からの指
令に応じて、ドライブ回路65がソース61の直
交コイルを駆動して磁界を発生させる。頭部運動
検出部6を装着した被験者が動くと、センサ62
に電圧が誘起され、この電圧を検出回路63が検
出し、その検出出力をコンピユータ64が演算す
ることにより、頭部の移動に応じたデータが出力
される。
いられる磁気センサの原理を説明するための図で
ある。第6図を参照して、頭部運動検出部6はソ
ース61となる直交コイルと、センサ62となる
直交コイルとを含む。コンピユータ64からの指
令に応じて、ドライブ回路65がソース61の直
交コイルを駆動して磁界を発生させる。頭部運動
検出部6を装着した被験者が動くと、センサ62
に電圧が誘起され、この電圧を検出回路63が検
出し、その検出出力をコンピユータ64が演算す
ることにより、頭部の移動に応じたデータが出力
される。
第7図は被験者を中心とした頭部座標系につい
てその原理を示す図である。次に、第7図を参照
して、頭部運動検出部6によつて検出される頭部
座標系について説明する。頭部座標系は、第7図
aに示すように、被験者の観察対象に対する平行
移動により実現されるXYZ座標系と、第7図b
に示す頭部の回転運動に基づく極座標系の2つが
考えられる。それぞれの座標系の頭部移動量を
(Hx,Hy,Hz),(Hφ,Hθ,Hψ)と定義する。
ここでは、一例として、観察対象に近ずく方向を
Y軸とし、水平移動方向をX軸とし、垂直移動方
向をZ軸とした。HφはX軸の回転点すなわち首
を上下に頷く運動を示し、HθはY軸の回転すな
わち左肩から右肩へと一旦首を傾げる運動を示
す。HψはZ軸の回転であり、首を左右に回転す
る運動である。
てその原理を示す図である。次に、第7図を参照
して、頭部運動検出部6によつて検出される頭部
座標系について説明する。頭部座標系は、第7図
aに示すように、被験者の観察対象に対する平行
移動により実現されるXYZ座標系と、第7図b
に示す頭部の回転運動に基づく極座標系の2つが
考えられる。それぞれの座標系の頭部移動量を
(Hx,Hy,Hz),(Hφ,Hθ,Hψ)と定義する。
ここでは、一例として、観察対象に近ずく方向を
Y軸とし、水平移動方向をX軸とし、垂直移動方
向をZ軸とした。HφはX軸の回転点すなわち首
を上下に頷く運動を示し、HθはY軸の回転すな
わち左肩から右肩へと一旦首を傾げる運動を示
す。HψはZ軸の回転であり、首を左右に回転す
る運動である。
頭部の水平移動(Hx,Hy,Hz)により視線
が変化するが、これを眼球回転角(Ex,Ey)に
換算すると次式が得られる。
が変化するが、これを眼球回転角(Ex,Ey)に
換算すると次式が得られる。
Ex=180/π・tan-1Hx/(D+Hy) …(3)
Ey=180/π・tan-1Hz/(D+Hy) …(4)
首を左肩方向もしくは右肩方向にHθかしげる
と、眼球運動系の座標が回転する。したがつて、
Hθだけ傾いた眼球運動座標系(Xe,Ye)を元
の観察対象に直交した座標系(Xe′,Ye′)に変
換する必要がある。
と、眼球運動系の座標が回転する。したがつて、
Hθだけ傾いた眼球運動座標系(Xe,Ye)を元
の観察対象に直交した座標系(Xe′,Ye′)に変
換する必要がある。
Xe′=Xe・cosHθ+Ye・sinHθ …(5)
Ye′=−Xe・sinHθ+Ye・cosHθ …(6)
頭部運動により実現される視線の動き(Xh,
Yh)は第(3)式、第(4)式より次式で表わされる。
Yh)は第(3)式、第(4)式より次式で表わされる。
Xh=Ex+Hψ …(7)
Yh=Ey+Hφ …(8)
したがつて、頭の動きを考慮した視線の動き
(Xv,Yv)は第(5)式〜第(8)式より、次の第(9)式
および第(10)式で表わされる。
(Xv,Yv)は第(5)式〜第(8)式より、次の第(9)式
および第(10)式で表わされる。
Xv=Xe′+Xh …(9)
Yv=Ye′+Yh …(10)
上述の第(9)式および第(10)式を用いることによ
り、頭部運動と眼球運動とを組合せて行なわれて
いる通常の視線の動きを再現することができる。
り、頭部運動と眼球運動とを組合せて行なわれて
いる通常の視線の動きを再現することができる。
第8図はこの発明の一実施例の全体の動作を説
明するフロー図であり、第9図はこの発明の一実
施例による表示画面の一例を示す図である。
明するフロー図であり、第9図はこの発明の一実
施例による表示画面の一例を示す図である。
次に、第1図ないし第9図を参照して、この発
明の一実施例の具体的な動作について、第8図を
用いて説明する。まず、初期設定では、観察者の
見ている座標と、この発明の一実施例によつて得
られる視線の位置データを正しく、観察者の見て
いる画像上にスーパーインポーズをするための座
標変換係数および数式の設定を行なう。座標の変
換を前述の第4図に示した方法により、第(1)式お
よび第(2)式を用いて視線移動角(Xv,Yv)が画
像座標(Xp,Yp)に変換される。次に、眼球運
動検出部5で検出された眼球の動きと頭部運動検
出部6で検出された頭部の動きとにより、眼球運
動データの較正が行なわれる。すなわち、上述の
第(9)式および第(10)式により眼球運動データと頭部
運動データが視線の動きに変換され、同じく第(1)
式および第(2)式を用いて画面座標に変換される。
これらの変換によつて得られる視線の動きは画面
座標上に変換されるが、その変換は相対的なもの
である。被験者の視線の動きを被験者が実際に見
ている視対象を撮影した画面上に再現するために
は、この画面座標と被験者の視線を絶対的に一致
させる必要がある。眼球運動較正ではこの作業が
実行される。
明の一実施例の具体的な動作について、第8図を
用いて説明する。まず、初期設定では、観察者の
見ている座標と、この発明の一実施例によつて得
られる視線の位置データを正しく、観察者の見て
いる画像上にスーパーインポーズをするための座
標変換係数および数式の設定を行なう。座標の変
換を前述の第4図に示した方法により、第(1)式お
よび第(2)式を用いて視線移動角(Xv,Yv)が画
像座標(Xp,Yp)に変換される。次に、眼球運
動検出部5で検出された眼球の動きと頭部運動検
出部6で検出された頭部の動きとにより、眼球運
動データの較正が行なわれる。すなわち、上述の
第(9)式および第(10)式により眼球運動データと頭部
運動データが視線の動きに変換され、同じく第(1)
式および第(2)式を用いて画面座標に変換される。
これらの変換によつて得られる視線の動きは画面
座標上に変換されるが、その変換は相対的なもの
である。被験者の視線の動きを被験者が実際に見
ている視対象を撮影した画面上に再現するために
は、この画面座標と被験者の視線を絶対的に一致
させる必要がある。眼球運動較正ではこの作業が
実行される。
較正を終了した後、たとえばキーなどによつて
測定の開始が指令され、再びキー入力などによつ
て測定の終了が指示されるまで測定が繰返され
る。画像表示では、第(1)式から第(10)式を用いて眼
球運動データと頭部運動データから真の視線の動
きを求め、被験者の見ている画像上に表示され
る。その際、すでにその一例を開示した注視点の
定義により視線の動きを注視点と注視点との間の
移動成分に分離される。そして、スーパーインポ
ーザ9によつて、観察者の見ている画像上に注視
点と注視点間の移動軌跡とがスーパーインポーズ
される。そのときの表示例を第9図に示す。第9
図に示した例は、被験者が女の子を見ているとき
の視線の動きの例である。注視点は注視時間によ
つて色分けし、注視点間の移動軌跡を速度によつ
て色分けし、画像の対応する位置にスーパーイン
ポーズされる。これらによつて得られた眼球運
動、頭部運動およびサンプル数などのデータは図
示しないデイスクなどに記録される。
測定の開始が指令され、再びキー入力などによつ
て測定の終了が指示されるまで測定が繰返され
る。画像表示では、第(1)式から第(10)式を用いて眼
球運動データと頭部運動データから真の視線の動
きを求め、被験者の見ている画像上に表示され
る。その際、すでにその一例を開示した注視点の
定義により視線の動きを注視点と注視点との間の
移動成分に分離される。そして、スーパーインポ
ーザ9によつて、観察者の見ている画像上に注視
点と注視点間の移動軌跡とがスーパーインポーズ
される。そのときの表示例を第9図に示す。第9
図に示した例は、被験者が女の子を見ているとき
の視線の動きの例である。注視点は注視時間によ
つて色分けし、注視点間の移動軌跡を速度によつ
て色分けし、画像の対応する位置にスーパーイン
ポーズされる。これらによつて得られた眼球運
動、頭部運動およびサンプル数などのデータは図
示しないデイスクなどに記録される。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、眼球の動き
と頭部の動きとを検出し、これらの検出出力に応
じて観察者の視線の動きを演算し、注視点を定義
することによつて視線の動きから注視点を分離
し、視線情報を観察者の見ている移動画像上に重
ね合わせてスーパーインポーズするようにしたの
で、眼球運動による視線の動きと頭部運動による
視線の動きとを同時に分析することができる。
と頭部の動きとを検出し、これらの検出出力に応
じて観察者の視線の動きを演算し、注視点を定義
することによつて視線の動きから注視点を分離
し、視線情報を観察者の見ている移動画像上に重
ね合わせてスーパーインポーズするようにしたの
で、眼球運動による視線の動きと頭部運動による
視線の動きとを同時に分析することができる。
第1図はこの発明の一実施例の概略ブロツク図
である。第2図は頭部運動による視線の動きを説
明するための図である。第3図は注視点の定義を
説明するための図である。第4図は観察者の見て
いる画像の座標とこの発明の一実施例によつて実
現されるシステムの座標との対応を説明するため
の図である。第5図は眼球運動検出センサと頭部
運動検出センサとをゴーグルへ装着した例を示す
図である。第6図は第5図に示した頭部運動検出
部に用いられる磁気センサの原理を説明するため
の図である。第7図は被験者を中心とした頭部座
標系についてその原理を示す図である。第8図は
この発明の一実施例の具体的な動作を説明するた
めのフロー図である。第9図は表示画面の一例を
示す図である。第10図は強膜反射方式を用いた
眼球運動の検出原理を説明するための図である。 図において、5は眼球運動検出部、6は頭部運
動検出部、7は注視点処理部、8は画像処理部、
9はスーパーインポーザ、61はソース、62は
センサ、63は検出回路、64はコンピユータ、
65はドライブ回路を示す。
である。第2図は頭部運動による視線の動きを説
明するための図である。第3図は注視点の定義を
説明するための図である。第4図は観察者の見て
いる画像の座標とこの発明の一実施例によつて実
現されるシステムの座標との対応を説明するため
の図である。第5図は眼球運動検出センサと頭部
運動検出センサとをゴーグルへ装着した例を示す
図である。第6図は第5図に示した頭部運動検出
部に用いられる磁気センサの原理を説明するため
の図である。第7図は被験者を中心とした頭部座
標系についてその原理を示す図である。第8図は
この発明の一実施例の具体的な動作を説明するた
めのフロー図である。第9図は表示画面の一例を
示す図である。第10図は強膜反射方式を用いた
眼球運動の検出原理を説明するための図である。 図において、5は眼球運動検出部、6は頭部運
動検出部、7は注視点処理部、8は画像処理部、
9はスーパーインポーザ、61はソース、62は
センサ、63は検出回路、64はコンピユータ、
65はドライブ回路を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 観察者の眼球運動を分析する眼球運動分析装
置であつて、 眼球の動きを検出する眼球運動検出手段、 頭部の動きを検出する頭部運動検出手段、 前記眼球運動検出手段によつて検出された眼球
の動きと前記頭部運動検出手段によつて検出され
た頭部の動きとに応じて、前記観察者の視線の動
きを演算し、注視点を定義することによつて視線
の動きから注視点を分離する注視点処理手段、 注視点と注視点との間を移動する視線の動きか
らなる視線情報を画像上に表示するための画像処
理手段、および 前記視線情報を前記観察者の見ているビデオ画
像上に重ね合わせるスーパーインポーズ手段を備
えた、眼球運動分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2156199A JPH0449943A (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 眼球運動分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2156199A JPH0449943A (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 眼球運動分析装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0449943A JPH0449943A (ja) | 1992-02-19 |
| JPH0446570B2 true JPH0446570B2 (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=15622535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2156199A Granted JPH0449943A (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 眼球運動分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0449943A (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3395344B2 (ja) * | 1994-04-20 | 2003-04-14 | 日産自動車株式会社 | 画像処理装置およびそれを用いた居眠り警報装置 |
| JPH08179239A (ja) * | 1994-12-21 | 1996-07-12 | Canon Inc | ヘッドマウントディスプレイ装置及びその駆動制御方法 |
| JPH08266576A (ja) * | 1995-03-30 | 1996-10-15 | Takesumi Doi | 眼球運動による意思伝達装置 |
| GB2413718A (en) * | 2004-04-30 | 2005-11-02 | Hewlett Packard Development Co | Automatic view generation from recording photographer's eye movements |
| JP5555073B2 (ja) * | 2009-10-02 | 2014-07-23 | 花王株式会社 | 美容支援装置及び美容カウンセリング方法 |
| US9098069B2 (en) | 2011-11-16 | 2015-08-04 | Google Technology Holdings LLC | Display device, corresponding systems, and methods for orienting output on a display |
| US8988349B2 (en) | 2012-02-28 | 2015-03-24 | Google Technology Holdings LLC | Methods and apparatuses for operating a display in an electronic device |
| US8947382B2 (en) | 2012-02-28 | 2015-02-03 | Motorola Mobility Llc | Wearable display device, corresponding systems, and method for presenting output on the same |
| JP6020576B2 (ja) * | 2012-09-19 | 2016-11-02 | 株式会社ニコン | 視線検出装置較正方法、視線情報検出方法、眼鏡レンズ設計方法、眼鏡レンズ選択方法、および、眼鏡レンズ製造方法 |
| JP6199038B2 (ja) * | 2013-02-04 | 2017-09-20 | 学校法人東海大学 | 視線分析装置 |
| JP7342409B2 (ja) * | 2019-04-16 | 2023-09-12 | 凸版印刷株式会社 | 観察状態表示システム、観察状態表示方法及びプログラム |
-
1990
- 1990-06-14 JP JP2156199A patent/JPH0449943A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0449943A (ja) | 1992-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |