JPH04507B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04507B2 JPH04507B2 JP61267950A JP26795086A JPH04507B2 JP H04507 B2 JPH04507 B2 JP H04507B2 JP 61267950 A JP61267950 A JP 61267950A JP 26795086 A JP26795086 A JP 26795086A JP H04507 B2 JPH04507 B2 JP H04507B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- acid
- resin
- oil
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は水なし平版印刷において、耐地汚れ性
が良好で、かつ印刷適性の優れた水なし平版用イ
ンキ組成物に関するものである。 (従来技術) 現在の印刷の主流をなす湿し水によるインキ反
撥性を利用した平版印刷法に対して、かかる湿し
水を必要としない平版印刷法を使用する水なし平
版印刷法が提案され、特にシリコーンゴムを非画
線部にもうけた平版印刷版を用いて印刷する方法
が実用化されている。 このような水なし平版印刷において従来の油性
インキを用いて印刷すると、地汚れが発生して好
ましくないということが知られている。 水なし平版印刷における地汚れ発生という現象
は印刷中に印刷機の駆動部やローラの摩擦に起因
して版面の温度が上昇し、インキ自体の凝集力が
低下してしまい、本来インキ反撥性であるべき非
画線部にインキが付着するものである。 このような現象は湿し水を使用する従来の平版
印刷においては、全く考慮する必要はなく、水な
し平版印刷版に発生する特有の問題である。なぜ
なら従来の湿し水を用いる平版印刷の場合はイン
キ反撥機構が異なり、また湿し水の蒸発により版
面温度の上昇はかなり抑制されるので、このよう
な地汚れ現象は考慮する必要がないし、インキの
凝集力はむしろ小さいものが好ましいとされてい
る。 これを改良するためにバインダー樹脂成分を高
分子量化して凝集力を上げ耐地汚れ性を改良する
方法が考えられる。しかしながら、例えば油性イ
ンキ中の樹脂成分を従来の方法で高分子量化して
も、耐地汚れ性が良好で、かつ印刷適性が優れ、
また良好な印刷物を与える水なし平版インキを得
ることは難しい。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、かかる従来技術の諸欠点に鑑み創案
されたもので、その目的は耐地汚れ性に優れ、か
つ印刷適性の優れた水なし平版用インキ組成物を
提供することにある。 (問題点を解決するための手段) かかる本発明の目的は、沸点200℃以上の炭化
水素溶媒と、乾性油ないし半乾性油との混合物中
で加熱撹拌溶解下に、フエノール樹脂、ロジン変
性フエノール樹脂、エポキシ樹脂およびキシレン
樹脂の群から選ばれる少なくとも1種を活性水素
を含有するアミン化合物で分子鎖伸長せしめて得
られた変性樹脂を含有することを特徴とする水な
し平版用インキ組成物により達成される。 本発明に使用される沸点200℃以上の炭化水素
溶媒としては、炭素数12以上の脂肪族、脂環族、
芳香族炭化水素が広く使用出来るが、好ましく
は、通常の油性インキ溶剤として使用されている
沸点200〜350℃の石油系溶剤が使用され、例えば
パラフイン系、イソパラフイン系、α−オレフイ
ン系、ナフテン系、芳香族含有パラフイン系など
の高沸点石油溶剤が挙げられる。 本発明において乾性油としては、ヨウ素価130
以上の動植物油が使用でき、例えばアマニ油、オ
イチシカ油、エノ油、キリ油、脱水ヒマシ油など
およびこれらの重合体が挙げられ、また半乾性油
としてはヨウ素価100〜130の動植物油で、例えば
綿実油、大豆油、ゴマ油、ナタネ油などやこれら
の重合体が挙げられる。 本発明において使用されるビヒクル用樹脂とし
ては、フエノール樹脂、ロジン変性フエノール樹
脂、エポキシ樹脂およびキシレン樹脂の群から選
ばれる少なくとも1種が挙げられ、これらは単独
または2種以上混合して使用することができる。 本発明において分子鎖伸長剤として用いられる
活性水素を含有するアミン化合物としては、エチ
ルアミン、n−プロピルアミン、n−ブチルアミ
ン、ヘキシルアミン、ラウリルアミン、ステアリ
ルアミン、エタノールアミン、アリルアミン等の
モノアミン、エチレンジアミン、トリメチレンジ
アミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等のジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン、ビスヒドロキシジエチレントリアミン等の
ポリアミンやアミンアダクト等が有効に使用でき
る。 また、アミン誘導体としてのアミド化合物とし
ては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、イタコン酸、
カプリル酸、グリコール酸、アクリル酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸等の
モノカルボン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸、マレイン酸、フマール
酸、ダイマー酸などの有機ジカルボン酸、トリメ
リツト酸等の有機トリカルボン酸、3,9−ビス
(2カルボキシアルキル)2,4,8,10−テト
ラオキサスピロウンデカン等の有機カルボン酸と
前記のアミン、ジアミン、ポリアミン等との縮合
物が挙げられる。 本発明に用いられる活性水素を含有するアミン
化合物は上述のような構造組成のものであるが、
取扱い、安全性等を考慮すると、ポリアミド樹脂
が好ましく、樹脂、溶剤との相溶性の点から炭素
数6〜60の酸とポリアミンからなるポリアミド樹
脂が特に好ましく用いられる。 上記ポリアミド樹脂の分子量としては500〜
20000の範囲が好ましく、より好ましくは500〜
10000の範囲である。 本発明の変性樹脂は、沸点200℃以上の炭化水
素溶媒中、乾性油ないし半乾性油中、あるいはこ
れらの混合物中で加熱撹拌溶解下に、ビビクル用
樹脂あるいはこれらの混合物と活性水素を含有す
るアミン化合物を反応させることにより得られる
ものであるが、反応性条件としては通常温度70〜
200℃の範囲が好ましく、より好ましくは100〜
170℃であり、反応体の濃度としては通常5〜80
重量%が望ましく、より好ましくは20〜70重量%
が良い。この反応は印刷インキ用ワニス組成物の
製造工程において行うことができ、まず樹脂成
分、乾性油、溶媒を加えて加熱溶解し、次いで所
定温度で、活性水素を含有するアミン化合物を添
加し、反応せしめるものである。また、これらの
反応系に、インキ用ワニス組成物成分として極性
溶媒などが含まれていてもよく、必要に応じて、
他の成分を含有することもできる。 反応時間は目的とするインキ用ワニス組成物の
要求特性に応じて任意に選ぶことができるが、通
常0.1〜3時間、好ましくは0.3〜2時間である。 本発明による変性樹脂を含有する組成物は、従
来から通常平版印刷用に用いられている公知の他
のインキ成分を加えてインキ化される。 このような成分としては、必要に応じて追加さ
れる樹脂成分、例えばフエノール樹脂、ロジン変
性フエノール樹脂、アルキツド樹脂、ロジンエス
テル、石油樹脂、マレイン酸樹脂等が、また乾性
油、半乾性油等があり、これらを単に添加しただ
けでも良いし、本発明で得られた樹脂組成物とク
ツキングして用いてもよい。また、ゲル化剤とし
て、有機アルミニウム化合物等、公知のものが使
用できる。 また、インキとする場合の着色剤としては、無
機ないし有機系の顔料など従来のインキ組成物に
使用されているものが用いられる。 さらに、例えばワツクス、乾燥剤、グリース、
分散剤、充填剤、その他公知のものを必要に応じ
て使用することができる。 以上のような材料を用いて三本ロールで練肉し
たインキは地汚れ発生温度が高く、印刷適性に優
れ、バランスのとれた水なし平版印刷用インキと
なすことができる。 (実施例) 以下実施例により具体的に説明するが、本発明
はこれに制限されるものではない。 なお、実施例、比較例に用いられる部数は重量
部である。 実施例 1 ロジン変性フエノール樹脂(ポリスチレン基準
重量平均分子量5万)37部、“舶純亜麻”No.4(東
新油脂(株)製乾性油)20部、5号ソルベント(日本
石油(株)製炭化水素溶媒、沸点270〜310℃)40部を
窒素流下に混合、加熱昇温し、200℃で60分加熱
撹拌した後に、ダイマー酸とジエチレントリアミ
ンとの縮合物(モル比1:1)のポリアミド化合
物(分子量:5000)を3部加え、30分間反応させ
た。 このようにして得られたワニス85部に“セイカ
フアースト”イエロー2340(大日精化(株)製インキ
用黄色顔料)15部を加えて、常法により、3本ロ
ールで混練し、インキAを得た。 実施例 2 シクロペンタジエン系石油樹脂(重量平均分子
量2.2万)42部、“舶純亜麻仁油”No.4 16部、5
号ソルベント40部を窒素流下に混合、加熱溶解
後、180℃で加熱撹拌下にジエチレントリアミン
2部を添加し、30分間加熱撹拌した。 このようにして得られたインキ用ワニスから実
施例1と同様にしてインキ化を行い、インキBを
得た。 実施例 3 実施例1の組成において、ダイマー酸とジエチ
レントリアミンとの縮合物の代りに、リノール酸
とヘキサメチレンジアミンとの縮合物(分子量:
3000)を使用して、同様にワニス化、インキ化を
行ない、インキCを得た。 比較実施例 1 実施例1において、ロジン変性フエノール樹脂
を40部としてポリアミド化合物を使用しないで、
同様にワニス化、インキ化を行ない、インキDを
得た。 比較実施例 2 実施例2において、石油樹脂を44部として、ジ
エチレントリアミンを使用しないで、同様にワニ
ス化、インキ化を行ない、インキEを得た。 上述の実施例および比較実施例で得られたイン
キA〜Eについて、それぞれの方法でインキ特性
および印刷特性を評価し、結果を表1に示した。 (インキ特性および評価方法) 版胴に温水を通じて版面を昇温できるように改
良した印刷機に、シリコーンゴムよりなる非粘着
性層を有する水なし平版を取り付け、湿し水を供
給することなしに、版面を昇温しながら印刷し、
一定のベタ濃度において印刷物に地汚れが発生し
た際の表面温度を地汚れ発生温度とした。地汚れ
発生温度の高いインキほど実用印刷においても地
汚れが発生しにくい。 次に30℃においてこれらのインキの流動性(フ
ロー値)をスプレツドメーターで測定し、インコ
メーターでタツク値を測定した。また、インキの
それぞれについて、水なし平版を用いて印刷を行
ない、マクベス反射濃度計で印刷物のベタ濃度
0.95のところの光沢値を60度鏡面反射光沢計で測
定した。 この結果から、本発明に基づくインキA、Cは
ブランクインキDに比較して、また、インキB
は、ブランクインキEに比較して、地汚れ発生温
度が高く、タツク値が低い等の点で優れているこ
とがわかる。 実用印刷テストにおいても、インキA,Cをイ
ンキDと、またインキBをインキEと比較したと
ころ、インキA、B、Cはいずれも、紙面の汚れ
の発生もなく、パイリング、紙むけなどの印刷ト
が良好で、かつ印刷適性の優れた水なし平版用イ
ンキ組成物に関するものである。 (従来技術) 現在の印刷の主流をなす湿し水によるインキ反
撥性を利用した平版印刷法に対して、かかる湿し
水を必要としない平版印刷法を使用する水なし平
版印刷法が提案され、特にシリコーンゴムを非画
線部にもうけた平版印刷版を用いて印刷する方法
が実用化されている。 このような水なし平版印刷において従来の油性
インキを用いて印刷すると、地汚れが発生して好
ましくないということが知られている。 水なし平版印刷における地汚れ発生という現象
は印刷中に印刷機の駆動部やローラの摩擦に起因
して版面の温度が上昇し、インキ自体の凝集力が
低下してしまい、本来インキ反撥性であるべき非
画線部にインキが付着するものである。 このような現象は湿し水を使用する従来の平版
印刷においては、全く考慮する必要はなく、水な
し平版印刷版に発生する特有の問題である。なぜ
なら従来の湿し水を用いる平版印刷の場合はイン
キ反撥機構が異なり、また湿し水の蒸発により版
面温度の上昇はかなり抑制されるので、このよう
な地汚れ現象は考慮する必要がないし、インキの
凝集力はむしろ小さいものが好ましいとされてい
る。 これを改良するためにバインダー樹脂成分を高
分子量化して凝集力を上げ耐地汚れ性を改良する
方法が考えられる。しかしながら、例えば油性イ
ンキ中の樹脂成分を従来の方法で高分子量化して
も、耐地汚れ性が良好で、かつ印刷適性が優れ、
また良好な印刷物を与える水なし平版インキを得
ることは難しい。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、かかる従来技術の諸欠点に鑑み創案
されたもので、その目的は耐地汚れ性に優れ、か
つ印刷適性の優れた水なし平版用インキ組成物を
提供することにある。 (問題点を解決するための手段) かかる本発明の目的は、沸点200℃以上の炭化
水素溶媒と、乾性油ないし半乾性油との混合物中
で加熱撹拌溶解下に、フエノール樹脂、ロジン変
性フエノール樹脂、エポキシ樹脂およびキシレン
樹脂の群から選ばれる少なくとも1種を活性水素
を含有するアミン化合物で分子鎖伸長せしめて得
られた変性樹脂を含有することを特徴とする水な
し平版用インキ組成物により達成される。 本発明に使用される沸点200℃以上の炭化水素
溶媒としては、炭素数12以上の脂肪族、脂環族、
芳香族炭化水素が広く使用出来るが、好ましく
は、通常の油性インキ溶剤として使用されている
沸点200〜350℃の石油系溶剤が使用され、例えば
パラフイン系、イソパラフイン系、α−オレフイ
ン系、ナフテン系、芳香族含有パラフイン系など
の高沸点石油溶剤が挙げられる。 本発明において乾性油としては、ヨウ素価130
以上の動植物油が使用でき、例えばアマニ油、オ
イチシカ油、エノ油、キリ油、脱水ヒマシ油など
およびこれらの重合体が挙げられ、また半乾性油
としてはヨウ素価100〜130の動植物油で、例えば
綿実油、大豆油、ゴマ油、ナタネ油などやこれら
の重合体が挙げられる。 本発明において使用されるビヒクル用樹脂とし
ては、フエノール樹脂、ロジン変性フエノール樹
脂、エポキシ樹脂およびキシレン樹脂の群から選
ばれる少なくとも1種が挙げられ、これらは単独
または2種以上混合して使用することができる。 本発明において分子鎖伸長剤として用いられる
活性水素を含有するアミン化合物としては、エチ
ルアミン、n−プロピルアミン、n−ブチルアミ
ン、ヘキシルアミン、ラウリルアミン、ステアリ
ルアミン、エタノールアミン、アリルアミン等の
モノアミン、エチレンジアミン、トリメチレンジ
アミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等のジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
ミン、ビスヒドロキシジエチレントリアミン等の
ポリアミンやアミンアダクト等が有効に使用でき
る。 また、アミン誘導体としてのアミド化合物とし
ては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、イタコン酸、
カプリル酸、グリコール酸、アクリル酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸等の
モノカルボン酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸、マレイン酸、フマール
酸、ダイマー酸などの有機ジカルボン酸、トリメ
リツト酸等の有機トリカルボン酸、3,9−ビス
(2カルボキシアルキル)2,4,8,10−テト
ラオキサスピロウンデカン等の有機カルボン酸と
前記のアミン、ジアミン、ポリアミン等との縮合
物が挙げられる。 本発明に用いられる活性水素を含有するアミン
化合物は上述のような構造組成のものであるが、
取扱い、安全性等を考慮すると、ポリアミド樹脂
が好ましく、樹脂、溶剤との相溶性の点から炭素
数6〜60の酸とポリアミンからなるポリアミド樹
脂が特に好ましく用いられる。 上記ポリアミド樹脂の分子量としては500〜
20000の範囲が好ましく、より好ましくは500〜
10000の範囲である。 本発明の変性樹脂は、沸点200℃以上の炭化水
素溶媒中、乾性油ないし半乾性油中、あるいはこ
れらの混合物中で加熱撹拌溶解下に、ビビクル用
樹脂あるいはこれらの混合物と活性水素を含有す
るアミン化合物を反応させることにより得られる
ものであるが、反応性条件としては通常温度70〜
200℃の範囲が好ましく、より好ましくは100〜
170℃であり、反応体の濃度としては通常5〜80
重量%が望ましく、より好ましくは20〜70重量%
が良い。この反応は印刷インキ用ワニス組成物の
製造工程において行うことができ、まず樹脂成
分、乾性油、溶媒を加えて加熱溶解し、次いで所
定温度で、活性水素を含有するアミン化合物を添
加し、反応せしめるものである。また、これらの
反応系に、インキ用ワニス組成物成分として極性
溶媒などが含まれていてもよく、必要に応じて、
他の成分を含有することもできる。 反応時間は目的とするインキ用ワニス組成物の
要求特性に応じて任意に選ぶことができるが、通
常0.1〜3時間、好ましくは0.3〜2時間である。 本発明による変性樹脂を含有する組成物は、従
来から通常平版印刷用に用いられている公知の他
のインキ成分を加えてインキ化される。 このような成分としては、必要に応じて追加さ
れる樹脂成分、例えばフエノール樹脂、ロジン変
性フエノール樹脂、アルキツド樹脂、ロジンエス
テル、石油樹脂、マレイン酸樹脂等が、また乾性
油、半乾性油等があり、これらを単に添加しただ
けでも良いし、本発明で得られた樹脂組成物とク
ツキングして用いてもよい。また、ゲル化剤とし
て、有機アルミニウム化合物等、公知のものが使
用できる。 また、インキとする場合の着色剤としては、無
機ないし有機系の顔料など従来のインキ組成物に
使用されているものが用いられる。 さらに、例えばワツクス、乾燥剤、グリース、
分散剤、充填剤、その他公知のものを必要に応じ
て使用することができる。 以上のような材料を用いて三本ロールで練肉し
たインキは地汚れ発生温度が高く、印刷適性に優
れ、バランスのとれた水なし平版印刷用インキと
なすことができる。 (実施例) 以下実施例により具体的に説明するが、本発明
はこれに制限されるものではない。 なお、実施例、比較例に用いられる部数は重量
部である。 実施例 1 ロジン変性フエノール樹脂(ポリスチレン基準
重量平均分子量5万)37部、“舶純亜麻”No.4(東
新油脂(株)製乾性油)20部、5号ソルベント(日本
石油(株)製炭化水素溶媒、沸点270〜310℃)40部を
窒素流下に混合、加熱昇温し、200℃で60分加熱
撹拌した後に、ダイマー酸とジエチレントリアミ
ンとの縮合物(モル比1:1)のポリアミド化合
物(分子量:5000)を3部加え、30分間反応させ
た。 このようにして得られたワニス85部に“セイカ
フアースト”イエロー2340(大日精化(株)製インキ
用黄色顔料)15部を加えて、常法により、3本ロ
ールで混練し、インキAを得た。 実施例 2 シクロペンタジエン系石油樹脂(重量平均分子
量2.2万)42部、“舶純亜麻仁油”No.4 16部、5
号ソルベント40部を窒素流下に混合、加熱溶解
後、180℃で加熱撹拌下にジエチレントリアミン
2部を添加し、30分間加熱撹拌した。 このようにして得られたインキ用ワニスから実
施例1と同様にしてインキ化を行い、インキBを
得た。 実施例 3 実施例1の組成において、ダイマー酸とジエチ
レントリアミンとの縮合物の代りに、リノール酸
とヘキサメチレンジアミンとの縮合物(分子量:
3000)を使用して、同様にワニス化、インキ化を
行ない、インキCを得た。 比較実施例 1 実施例1において、ロジン変性フエノール樹脂
を40部としてポリアミド化合物を使用しないで、
同様にワニス化、インキ化を行ない、インキDを
得た。 比較実施例 2 実施例2において、石油樹脂を44部として、ジ
エチレントリアミンを使用しないで、同様にワニ
ス化、インキ化を行ない、インキEを得た。 上述の実施例および比較実施例で得られたイン
キA〜Eについて、それぞれの方法でインキ特性
および印刷特性を評価し、結果を表1に示した。 (インキ特性および評価方法) 版胴に温水を通じて版面を昇温できるように改
良した印刷機に、シリコーンゴムよりなる非粘着
性層を有する水なし平版を取り付け、湿し水を供
給することなしに、版面を昇温しながら印刷し、
一定のベタ濃度において印刷物に地汚れが発生し
た際の表面温度を地汚れ発生温度とした。地汚れ
発生温度の高いインキほど実用印刷においても地
汚れが発生しにくい。 次に30℃においてこれらのインキの流動性(フ
ロー値)をスプレツドメーターで測定し、インコ
メーターでタツク値を測定した。また、インキの
それぞれについて、水なし平版を用いて印刷を行
ない、マクベス反射濃度計で印刷物のベタ濃度
0.95のところの光沢値を60度鏡面反射光沢計で測
定した。 この結果から、本発明に基づくインキA、Cは
ブランクインキDに比較して、また、インキB
は、ブランクインキEに比較して、地汚れ発生温
度が高く、タツク値が低い等の点で優れているこ
とがわかる。 実用印刷テストにおいても、インキA,Cをイ
ンキDと、またインキBをインキEと比較したと
ころ、インキA、B、Cはいずれも、紙面の汚れ
の発生もなく、パイリング、紙むけなどの印刷ト
【表】
ラブルが抑制されたものとなつていた。また印刷
物の光沢を測定したところ、インキA、B、C、
は耐地汚れ性が高いにもかかわらず、ブランクイ
ンキと同等で光沢のある印刷物が得られた。 (発明の効果) 本発明による分子鎖伸長樹脂をバインダー樹脂
成分として含有する水なし平版用インキ組成物
は、耐地汚れ性が良好で、かつ印刷適性の優れた
ものとなる。
物の光沢を測定したところ、インキA、B、C、
は耐地汚れ性が高いにもかかわらず、ブランクイ
ンキと同等で光沢のある印刷物が得られた。 (発明の効果) 本発明による分子鎖伸長樹脂をバインダー樹脂
成分として含有する水なし平版用インキ組成物
は、耐地汚れ性が良好で、かつ印刷適性の優れた
ものとなる。
Claims (1)
- 1 沸点200℃以上の炭化水素溶媒と、乾性油な
いし半乾性油との混合物中で加熱撹拌溶解下に、
フエノール樹脂、ロジン変性フエノール樹脂、エ
ポキシ樹脂およびキシレン樹脂の群から選ばれる
少なくとも1種を活性水素を含有するアミン化合
物で分子鎖伸長せしめて得られた変性樹脂を含有
することを特徴とする水なし平版用インキ組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61267950A JPS63120779A (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 水なし平版用インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61267950A JPS63120779A (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 水なし平版用インキ組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63120779A JPS63120779A (ja) | 1988-05-25 |
| JPH04507B2 true JPH04507B2 (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=17451850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61267950A Granted JPS63120779A (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 水なし平版用インキ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63120779A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2230691A2 (en) | 2009-03-19 | 2010-09-22 | Sony Corporation | Semiconductor device and method of manufacturing the same, and electronic apparatus |
| EP2317558A2 (en) | 2009-10-29 | 2011-05-04 | Sony Corporation | Semiconductor device, manufacturing method thereof, and electronic apparatus |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2223771A4 (en) * | 2007-11-27 | 2012-09-26 | Harima Chemicals Inc | SOFT BRAZING FLOW AND BRAZING PULP COMPOSITION |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT324092B (de) * | 1973-05-03 | 1975-08-11 | Evg Enthwicklungs U Verwertung | Verfahren und vorrichtung zum herstellen von bauelementen, die aus einem paar von parallelen längsstäben und sprossenartig zwischengeschweissten querstegen bestehen |
| JPS575273A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-12 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Metal-halogen battery |
| JPS5837069A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-04 | Ricoh Co Ltd | 湿し水不要な平版印刷用インキ |
| JPS59196374A (ja) * | 1983-04-21 | 1984-11-07 | Toray Ind Inc | 乾式平版用インキ組成物 |
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-
1986
- 1986-11-11 JP JP61267950A patent/JPS63120779A/ja active Granted
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP2317558A2 (en) | 2009-10-29 | 2011-05-04 | Sony Corporation | Semiconductor device, manufacturing method thereof, and electronic apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63120779A (ja) | 1988-05-25 |
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