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JPH0451135B2 - - Google Patents
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JPH0451135B2 - - Google Patents

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JPH0451135B2
JPH0451135B2 JP29678188A JP29678188A JPH0451135B2 JP H0451135 B2 JPH0451135 B2 JP H0451135B2 JP 29678188 A JP29678188 A JP 29678188A JP 29678188 A JP29678188 A JP 29678188A JP H0451135 B2 JPH0451135 B2 JP H0451135B2
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MISUZU KOKI KK
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Description

【発明の詳細な説明】 ≪産業上の利用分野≫ この発明は、製品、特にパン等の柔らかい食品
や、繊細な製品の脱型排出方法およびそれに使用
する装置、詳細には焼き上がりパンを脱型排出す
る方法およびそれに使用するデパンナー装置に関
する。
≪従来の技術≫ パン等の柔らかい食品の脱型排出をする装置
は、いわゆるデパンナーとして知られている。
食品の脱型排出方法およびデパンナー装置の求
められる一般的な特徴は、柔らかいパン等の食品
を、いかに、その形を崩さずに排出させるかにあ
る。
これらに関する従来の方法、装置としては、(A)
食品を脱型させ排出させる為、空気の吸引力を利
用し、脱型させた後、排出用のコンベア等に送り
込む方法、装置、あるいは(B)食品ケース(食型)
を反転装置に載せ、約180°回転させて、重力によ
り自然落下させ、排出コンベアに載置し排出する
方法、装置が知られている。
このうち(B)の方法、装置関係では、反転装置の
中で食品ケースを反転させる場合、その製品の落
下のさせ方で大きく別けて2種あり、それは、 (イ) 回転軸芯は食品ケースの上面を向けて反転す
る装置、 (ロ) 回転軸芯に食品ケースの底面を向けて反転す
る装置である。
具体的には、例えば以下のような反転型のデパ
ンナーが知られている。
(1) 特開昭63−55877は、「軟らかな弾性膜より形
成された自己復元性のある中空容器の膜の一部
に空気抜き孔を穿設し、前記孔径を所望の大き
さに制限したクツシヨン材を並設したことを特
徴とする反転デパンナーのパン受枠クツシヨン
装置」が開示されており、これはパン受け材に
クツシヨン材を設けたものである。
(2) 特開昭63−87931、および特開昭63−116635
には、「反転装置の中に、コンパクト化したパ
ン受け枠を設け、その受け枠に一度落としたパ
ンを再度反転させ排出コンベアに移し、搬出す
る反転デパンナー装置」が開示されている。
(3) 特開昭60−36087は「焼き上がり後の天板を
搬送する搬入コンベアと、該搬入コンベアによ
り所定の位置に搬入された天板を保持しながら
搬送直交方向へ回動するアーム部材と、該アー
ム部材の回動時に保持された天板の上方を覆い
ながら該アーム部材と同方向に回動するととも
に搬送駆動される反転コンベアと、前記搬送コ
ンベアに並設され、反転コンベアの駆動に従つ
て天板から離型菓子パン等を搬出する搬出コン
ベアとからなるデパンナー装置において、 前記アーム部材には取り付けられ、該アーム
部材が搬入コンベア側及び搬出コンベア側に
夫々回動位置された際、その回動力を衰微する
第1の緩衝部材と、 前記反転コンベアに取り付けられ、該反転コ
ンベアが搬入コンベア側及び搬出コンベア側に
夫々回動位置された際、その回動力を減衰する
第2の緩衝部材とを備えてなることを特徴とす
る反転型デパンナー装置」を開示しており、排
出装置が反転してパンに近付き、パンを支えて
デパンニングする装置である。
(4) 実公昭59−17190は、「回転軸により回動自在
に支承された反転器本体の表面に形成した食型
の受け板にエアー噴出孔を数列に亙つて穿設
し、このエアー噴出孔には前記回転軸に設けた
空気通路から分配器及びホース並びエアー誘導
管を通じて所定圧のエアーを供給できるように
し、前記受板のエアー噴出孔は食型の底面に穿
設した離型用のエアー吹き込み孔と対応できる
ように構成してなる反転式デパンナー」を開示
しており、この反転式デパンナーは上述のデパ
ンナーとは異り、回転軸芯より下方で製品を落
下させる型のデパンナーである。
(5) 実開昭60−98381は、「焼き上り後のパンケー
スを搬送するコンベアの近傍に、内部に前記パ
ンケースの保持空間を、かつ上面にパンの脱出
口を有し、前記コンベア上からその後方にかけ
て縦方向に正逆回転する反転体を設けると共
に、上面に前記反転体の上面に近接する受部を
有し、前記反転体の後方への回転時にこれと逆
方向にパワーシリンダーによつて回転し、前記
受部が上方において前記反転体上面に近接した
ときパワーシリンダーの圧力を解放して回転自
在となるように構成した受支持体を設けてなる
ことを特徴とする焼き上がり食パンの脱型装
置」を開示している。
(6) 特開昭58−107130は、「デパンナーによつて
逆向けに反転された食型に食パン搬出コンベア
の載置面を接近させる手段と、この食型内の食
パンが前記載置面上へ乗り移つた後に食パン搬
出コンベアの載置面を食型から離反させる手段
と、載置面上へ乗り移つた食パンを次工程へ搬
送させる手段とから成るデパンナーにおける食
型からの食パンの取り出し方法」を開示してい
る。
≪この発明が解決しようとする課題≫ しかし、接品を脱型して排出する従来の方法、
装置のうち、(A)の空気の吸引力を使つて、製品を
吸い上げる方法、装置は、吸盤を用いて焼き上が
つたパン等の製品を吸引する為、エアーがパンの
内部を通過する為、パンのケービング(パンの温
度が下がると、できる凹み)を起こし易く、パン
等の柔らかい製品を傷物にし易い問題点を有して
いた。また、最近では、需要者の嗜好に応じて、
パンの種類、形状が多様化し、その種類や、形状
によつては、吸盤を使用するこのような装置では
対応できない問題点があつた。
(B)の反転装置を使用するデパンナー装置では、
食品ケースを反転させ、ケースより排出コンベア
等の受け部に落下させるが、その受け部との間に
どうしても反転させる為の距離が必要となり、そ
の距離(高さ)の落下時のシヨツクにより、パン
等の製品が変形し易く商品価値が低下する問題点
があつた。
また、前述の(6)においては、この問題点を解決
する為に、反転させた食型に、排出装置である排
出コンベアを上昇させ、接近させて、食パンを落
下させ、食パンがコンベアに乗り移つた後、食型
より排出コンベアを下降させて、離し搬出させる
方法であるが、この方法は反転した食型から瞬間
にパンが落下の方向にある為、パンを支える必要
があり、パンを傷める要素が増えるとともに、製
造工程のラインをまで含む為、その装置が大掛か
りとなり、現状のラインに備え付けるのが難しく
簡単に取り付けられない問題点があつた。
この発明は、製品の落下距離をほとんど無くす
為、落下速度もなく、製品を傷めないとともに、
構成がコンパクトで既存の工場ラインへの設置が
比較的簡単に行いうる製品の脱型排出方法および
それに使用する装置、特にパン等の多種類の製品
を製造する工程を有する工場において、従来複数
化されていた製造ラインが、より少数のラインに
簡素化し得る製品の脱型排出方法およびそれに使
用する装置を提供することを目的とする。
≪課題を解決するための手段≫ この発明は、上述の問題点を解決する為に、製
品の脱型排出方法を、製品入りケースを、ケース
排出装置上のケースチヤツク装置により保持し、
次にケースチヤツク装置を、製品を排出する製品
排出装置に製品の高さに対応させて近接せしめ、
次にその状態でケースチヤツク装置と製品排出装
置の表裏を逆にするように反転させて停止し、ケ
ース内の製品を製品排出装置上に移した後、ケー
スチヤツク装置を製品排出装置から遠ざけ、製品
排出装置より製品を排出させ、ケース排出装置よ
り空のケースを排出させるとともに、次の製品入
りケースを、ケース排出装置上のケースチヤツク
装置に送り込み保持させ、同様にして、順次、こ
の作動を繰り返し、製品をケースから脱型排出す
る構成とする。
また、製品の脱型排出に使用する装置は、ケー
スを保持する装置と、製品を排出する装置と、ケ
ースを保持する装置を製品を排出する装置に適宜
製品の高さに対応して近接および離間せしめる装
置と、これらの装置を反転させる反転装置と、ケ
ースを排出する装置とから構成する。
≪作用≫ パン等の製品の脱型排出方法は、前工程から製
品入りケースを、コンベア等の装置で運び込み、
ケース排出装置上のケースチヤツク装置により保
持する。次に製品入りケースを保持したケースチ
ヤツク装置を、製品を排出する製品排出装置にリ
フト装置で近接せしめる。この近接はパン等の製
品の大きさ、形状により異なるが、予めその製品
の種類の高さに対応して、制御信号によりリフト
装置の移動距離を決めておき、製品が製品排出装
置の表面に接する程度に近接させ得る。次にその
状態でケースチヤツク装置と製品排出装置の表裏
を逆にするように反転させて停止する。するとケ
ース内の製品は自重により製品排出装置上に移
る。この落下距離は、ほとんど無い。次にリフト
装置を逆に作動させ、ケースチヤツク装置を製品
排出装置から遠ざける。ケースチヤツク装置が、
製品排出装置から離れた時点で、製品排出装置を
作動させ製品を排出させ、ケース排出装置を作動
させ空のケースを排出させるとともに、次の製品
入りケースを、ケース排出装置上のケースチヤツ
ク装置に送り込み保持させる。
以下同様にして、順次この作動を繰り返し、パ
ン等の製品を脱型排出する。
≪実施例≫ この発明の実施例を示す図面、即ちデパンナー
装置の製品進行方向左側面を示す第1図、同じく
平面を示す第2図、同じく正面を示す第3図、デ
パンナー装置の反転装置、リフト装置、パン排出
装置の要部拡大左側面説明図である第4図、同じ
く平面説明図である第5図、デパンナー装置のケ
ースチヤツク装置の平面説明図である第6図、同
じく左側面説明図である第7図、同じく正面説明
図である第8図、第6図のX−X線断面図を示す
第9図、この発明の脱型排出方法の実施例を示す
もので、デパンナー装置の作動状態をあらわす説
明図である第10図乃至第20図に基づいて説明
する。
1は、デパンナー装置の反転装置、2は同じく
リフト装置、3a,3bは同じくパン(製品)排
出装置、4は同じくパン排出コンベア、5a,5
bは同じくケースチヤツク装置、6は同じくケー
ス排出装置、7は同じくケース供給装置、8は同
じくケース排出コンベア、9は同じく本体枠、1
00はパン、101はパンケース、102はパン
りパンケースである。
まず、このデパンナー装置による製品の脱型排
出方法を第10図乃至第20図に基づいて説明す
ると、パン入りケース102は、パンケース10
1と、その中で焼き上がつたパン100とから成
り、ケース供給装置7の供給コンベア上に乗り
(第10図)、そのままケース排出装置6上にある
ケースチヤツク装置5a上に移る(第11図)。
パンりパンケース102は、ケースチヤツク装置
5a上に載置されると、ケースチヤツク装置によ
りチヤツク(保持)される。次に、リフト装置2
のダブルX状の4節機構を閉縮させ、パン入りパ
ンケース102をチヤツクしたケースチヤツク装
置5aを適宜距離上昇させ、パンケース内のパン
100の先端がパン排出装置3aに押圧しない
で、触れるか触れない程度に近接させる(第12
図)。このとき、リフト装置2の移動(上昇)距
離は、電気的信号により制御され、予めそのパン
100の種類の高さに応じて移動距離を記憶させ
制御する。この実施例で操作盤(図示せず)より
製品の高さを入力するとリフト用動力装置(エア
ーシリンダー)20の製品高さ用スイツチ204
により、ピストンロツド201の動く距離を制御
している。また、製品高さ用スイツチ204は、
ケース供給装置7上の入り口に設けられた製品高
さ検出装置(図示せず)と電気的に連動してお
り、予め操作盤より入力していた製品の高さより
高いものが入り込もうとすると警報を出し、装置
は停止する。
リフト装置2は縦に2つのX状4節機構からな
つており、上下180°反対側に夫々ケースチヤツク
装置5bおよびパン排出装置3bを設けているの
で、下側がこの作動をすると逆側(上側)のケー
スチヤツク装置5bは下降する。次に反転装置1
を作動させ、ケースチヤツク装置5a,5bおよ
びパン排出装置3a,3bの双方を反転装置1の
軸芯10を中心に180°回転(半回転)させ、上下
のケースチヤツク装置5a,5bおよびパン排出
装置3a,3bを逆にする(第13図)。すると、
ケースチヤツク装置5a、およびパンケース10
1は、表裏は逆になるので、パンケース101内
のパン100は、パン排出装置3a上に重力によ
り自然落下により移る。この落下距離は、パンを
パン排出装置3aに非常に近傍させていたので、
ほとんどゼロに近い。次に、リフト装置2のX状
4節機構を開伸させ、ケースチヤツク装置5aを
パン排出装置3aから離す(第14図)。このと
き上側においては、パン100はパン排出装置3
a上に残り、下側においては、ケースチヤツク装
置5bは空である。次に上側においては、パン排
出装置3aが作動し、パン100をパン排出コン
ベア4へ排出し、このとき同時に下側において
は、ケースチヤツク装置5b上に、次のパン入り
パンケース102が送られチヤツクされる(第1
5図、第16図)。次に再びリフト装置2のX状
4節機構を閉縮させ、下側のパン入りパンケース
102内のパンの先端が下側のパン排出装置3b
に、触れる位に近接させる(第17図)。そして
再び反転装置1をその軸芯10を中心に180°回転
させ、ケースチヤツク装置5b,5aおよびパン
排出装置3a,3bの上下を逆にする(第18
図)。上側になつたケースチヤツク装置5bは、
表裏が逆になる為、パンケース101内のパン1
00は、ゼロに近い高さを自重により落下して移
り、パン排出装置3bの表面側に載る。次に、リ
フト装置2のX状4節機構を開伸させ、ケースチ
ヤツク装置5bをパン排出装置3bから離す(第
19図)。このとき上側においては、パン100
はパン排出装置3b上に残り、ケースチヤツク装
置5bは空のパンケース101をチヤツクしたま
まである。
次に上側では、パン排出装置3bが作動し、パ
ン100をパン排出コンベア4に移し、次工程の
ラインに送る。このとき下側では、ケースチヤツ
ク装置5aのチヤツクを外し、ケース排出装置6
を作動させ、空のパンケース101をケース排出
コンベア8へ移し、その次工程のラインに送ると
ともに、ケース供給装置7より、パンりパンケー
ス102を、ケースチヤツク装置5a上に搬送す
る(第20図)。この動作を順次繰り返して、パ
ン等の製品を脱型排出する。
デパンナー装置の反転装置1は、本体枠9の軸
受に軸芯10の両端10a,10bを回転自在に
軸支する。この軸芯10の一方の端、この実施例
ではケース供給側の端を太軸10aに形成し、他
方のケース排出側の端を細軸10bに形成する。
太軸10aは、回転ギアからなる回転伝達装置1
1a,11bを介して反転用原動部(サーボモー
タ)12に伝達する。反転用原動部12は制御機
構により、軸芯10の回転を半回転で停め、一定
の静止の後再び半回転する作動を繰り返すように
プログラムされている。
リフト装置2は、反転装置1に対応して反転す
る縦横の反転枠13に固定する両側に設けたダブ
ルX状の4節機構として構成される。
20はリフト用動力装置であり、この実施例で
はエアーシリンダーから成る。エアーシリンダー
20は、シリンダー本体側を反転装置1の軸芯1
0に固定し、反転装置1の反転に従い、反転する
反転枠13の、左右側面フレーム131に架設さ
れた支持フレーム132にピン202、金具20
3を介して連結する。エアーシリンダー20は、
ほぼ水平に設けられ、ピストンロツド201の先
端は水平移動バー21に固定するとともに、シリ
ンダー本体側の筒外部の適宜位置に製品高さ用ス
イツチ204を設ける。この製品高さ用スイツチ
204は、適宜前後方向に移動可能である。製品
高さ用スイツチ204の位置までピストンロツド
201のヘツド(図示せず)が進むと、スイツチ
が働き、エアー回路を電気的に作動させ、かつシ
リンダーのブレーキ部が働きピストンロツド20
1を停止させる。この製品高さ用スイツチ204
の位置を変えることによりピストンロツド201
のストロークを変え、ケースチヤツク装置5の移
動距離を変える。
リフト動力装置2は、この実施例ではエアーシ
リンダーで構成したが、油圧シリンダーでもよ
く、あるいはシリンダー部分をサーボモータ等に
して、リニアに制御する方法、装置でもよい。
水平移動バー21は、デパンナー装置の幅方向
にほぼ水平に設けられ、その左右両端は、反転枠
13の左右側面フレーム131に軸受によつて回
動自在に軸支し、かつ側面フレーム131より突
出するとともに、側面フレーム131に当たる位
置に回転自在な移動コロ210を設ける。移動コ
ロ210は、左右側面フレーム131に設けた横
長の水平孔133の内側上下に、水平孔133に
沿つて設けたレール134に回転自在に嵌合す
る。
22は、トルクチユーブ軸であり、反転枠13
の左右側面フレーム131に、ほぼ水平に回転自
在に架設される。トルクチユーブ軸22の架設位
置は、エアーシリンダー20の下方で、水平移動
バー21より中央よりである。トルクチユーブ軸
22の左右適宜位置に、中間で屈折自在のリンク
23を設ける。左右のリンク23は、夫々水平移
動バー21に他端を固定し、水平移動バー21の
ピストンロツド201による移動時の姿勢(ピス
トンロツドに対して直角の状態)を保つ。
デパンナー装置の排出側で、水平移動バー21
と同じ高さに、支点軸24を左右側面フレーム1
31間に架設して設ける。支点軸24は、左右側
面フレーム131に軸受によつて回転自在に軸支
するとともに、その両端を突出させ、夫々の側に
X状4節機構の2本のアームバー25a,25b
を夫々回動自在に設ける。同様に水平移動バー2
1の左右の突出端にも、夫々に2本のアームバー
25c,25dを夫々回動自在に設ける。この装
置片側4本、両側で8本のアームバー25は、左
右上下の各2本、即ち25aと25c,25bと
25dの中間部分でX状に交叉させ回動自在に連
結するとともに、他端をケースチヤツク装置5の
主フレーム50に回転自在に連結する。一端が水
平移動バー21に連結しているアームバー25
c,25dの他端は、反転装置1の静止時におい
て、支点軸24の上下の位置で主フレーム50と
連結する。また、一端が支点軸24に連結してい
るアームバー25a,25bの他端は、水平移動
バー21に対応する上下の主フレーム50の位置
にある各々の水平孔501に水平に移動自在に連
結している。このように側面視で縦にダブルX状
になる4節機構は左右側面の、左右側面フレーム
131の外側に設ける。
ケースチヤツク装置5は、反転装置1の軸芯1
0を中心として上下同距離に各1つあり、リフト
装置2によつて、適宜上下する。
一つのケースチヤツク装置5は、左右側部に平
行して設ける主フレーム50,50と左右の主フ
レーム50,50の前後適宜位置に左右の主フレ
ーム50,50間に架設する支持フレーム51,
51と、支持フレーム51内で左右に伸縮するス
ライド金具52,52と、スライド金具52,5
2を伸縮させるチヤツク動力部であるエアーシリ
ンダー53,53と、主フレーム50に平行で前
後のスライド金具52,52に架設されパンケー
ス101,102をチヤツク自在なチヤツクアク
チユエーター54,54とから成る。
主フレーム50は、リフト装置2のアームバー
25に連結し、アームバー25の動作により反転
装置1の軸芯よりの距離を変える。左右の主フレ
ーム間を連結する支持フレーム51は、平面視は
直線状であるが前後方向から視た形状は、凹形状
であり、少なくとも主直線部分は上面を開口した
中空に形成したフレームである。
1つのスライド金具52は、左右の2部分から
構成され、中央に支持フレーム51に回転自在に
挿嵌するピニオンギア520を設け、2つの各部
分は、ピニオンギア520の上下に、左右に噛合
しながら移動自在なラツクギア521を形成し、
かつ左右に長いスライド孔522と、夫々端部か
ら上方へ伸びた支持連結部524を有する。各々
のスライド孔522は、支持フレーム51に回転
自在に設けた2個の受コロ523に移動自在に嵌
合する。
チヤツク動力部であるエアーシリンダー53
は、シリンダー本体側の取付け金具531、ピス
トンロツド530側の取付け金具532によりス
ライド金具52の支持連結部524に固定する。
チヤツクアクチユエーター54,54は、前後
のスライド金具52の支持連結部524に、主フ
レーム50と平行の配置で、夫々遊合して結合
し、スライド金具52の動きにより、相互に距離
幅を変え、パンケース101,102を挟離す
る。
パン排出装置3a,3bは、夫々エンドレスの
ベルトコンベアからなり、反転装置1の軸芯10
を中心に上下に、軸芯10より固定した距離に
各々設けられる。その為、180°反転しても同じ相
互に同じ位置になる。ベルトコンベア3a,3b
は、供給側のドライブローラー30と、排出側の
テールプーリ31の間に掛け渡されたエンドレス
ベルト32から成る。
パン排出コンベア4は、ベルトコンベアから成
り、位置した場合、その排出側端部に、接続する
ような位置を始点として設ける。
ケース排出装置6は、反転装置1の軸芯10の
下側に固定して設けられるローラーコンベア60
から成り、排出側に適宜数の可動性ローラー60
1を設ける。ケース排出装置6の供給側は、ケー
ス供給装置7であるチエーンコンベア70に接続
するように設け、その排出側は、ローラーコンベ
アから成るケース排出コンベア8に接続するよう
に設ける。ケース供給装置7は、ベルトコンベア
で構成してもよい。
次に、この発明の実施例であるデパンナー装置
の作用について説明する。
ケース供給装置7によつて運ばれ、デパンナー
装置のケース排出装置6上に載置されたパンりパ
ンケース102は、ケースチヤツク装置5のチヤ
ツクアクチユエーター54によつてチヤツクされ
る。ケースチヤツク装置5のチヤツクアクチユエ
ーター54は、パン入りパンケース102が運び
込まれる前は、チヤツク動力部のエアーシリンダ
ー53のピストンロツドを延伸さえ、左右のチヤ
ツクアクチユエーター54間の距離を広くして置
く。このとき、左右のチヤツクアクチユエーター
54は、スライド金具52の2部分に分かれてい
る支持連絡部に固定されている。スライド金具5
2の2部分は、夫々ラツクギアを有しており、支
持フレーム51の中央位置に回転自在に嵌合して
いるピニオンギアに噛合している。スライド金具
52の2部分は、エアーシリンダー53のピスト
ンロツドが伸縮すると、ピニオンギアを中心に左
右に等距離を伸縮する為、チヤツクアクチユエー
ター54はデパンナー装置の中心から偏ることは
なく開閉する。パン入りパンケース102が、チ
ヤツクアクチユエーター54間に入ると、エアー
シリンダー53を収縮させ、左右のチヤツクアク
チユエーター54によつて内側に圧して保持す
る。
パン入りパンケース102は、ケースチヤツク
装置5のチヤツクアクチユエーター54に左右か
らチヤツクされると、次にリフト装置2のエアー
シリンダー20のピストンロツド201を延伸さ
せ、水平移動バー21を排出端側へ移動させ、支
点軸24間の距離を適宜広げて、X状4節機構の
高さを縮め、アームバー25に連結しているケー
スチヤツク装置5a,5bを軸芯10側に寄せ
る。このため、下側のケースチヤツク装置5a
は、パン排出装置3aに接触する如くに非常に近
接する。このエアーシリンダー20のピストンロ
ツド201の移動距離は、焼き上がつたパンの種
類、形状、即ちこの高さによつて変えることがで
き、ケースチヤツク装置5aの上昇、下降距離を
変え、パン排出装置3のエンドレスベルトコンベ
ア32の表面との近接距離を調節する。この実施
例では、エアーシリンダー20のストロークを変
えて行う。エアーシリンダー20のストローク
は、シリンダー本体の外周側に設けた製品高さ用
スイツチ204の位置による。製品高さ用スイツ
チ204は、操作盤(図示せず)より、パンの高
さを入力すると、ケース供給装置7上の入り口に
設けられた製品高さ検出装置(図示せず)と電気
的に連動し、デパンナー装置に入ろうとするパン
100の高さが高さぎるとエアーシリンダー20
の動きを停止させる。例えば操作盤(図示せず)
によりパンの高さを125mmにセツトすると、製品
高さ用スイツチ204は、エアーシリダー20の
シリンダー本体側の予め設定してある125mmに相
当する位置に配置される。また、製品高さ検出装
置(図示せず)は、125mm以上のパンが入り込も
うとすると警報を発し、装置を停止する。エアー
シリンダー20のピストンヘツド(図示せず)
は、製品高さ用スイツチ204の位置まで進む
と、スイツチが働きエアー回路が電気的に作動
し、かつエアーシリンダー20のブレーキ部が働
き、ピストンロツド201を固定する。この時、
ケースチヤツク装置は5は、パン等の製品の高さ
に合つた位置で停止する。次に、反転装置1の反
転用動力部12を作動させ、軸芯10を180°半回
転させる。このケースチヤツク装置5a,5bの
上下逆転、各々のケースチヤツク装置5の表裏逆
転によりパンケース101内のパン100は、ベ
ルトコンベア3の表面に落下する。
次に、リフト装置2のエアーシリンダー20の
ピストンロツド201を短縮させ、水平移動バー
21を供給端側に移動させ、支点軸24との間の
距離を適宜挟めて、X状4節機構を高く伸ばし、
アームバー25に連結しているケースチヤツク装
置5a,5bを軸芯10から離す。
次に、ケースチヤツク装置5a,5bのケース
排出装置6側のケースチヤツク装置5のみのエア
ーシリンダー53を延伸させ、左右のチヤツクア
クチユエーター54間を離し、パンケース101
を離し、ケース排出装置6の可動性ローラーコン
ベア601を回転させ、ローラーコンベア60上
に自然載置されたパンケース101を、ケース排
出コンベア8へ排出する。それと同時に、ケース
供給装置7から新しいパン入りパンケース102
が、ケース排出装置6上に運び込まれる。
このときの上側のパン排出装置3bのベルトコ
ンベア30を作動させ、ベルトコンベア30上の
パン100を、パン排出コンベア4へ排出する。
デパンナー装置は、この作動を順次繰り返し、
焼き上がつたパンケースより脱型させ排出する。
≪発明の効果≫ 従つて、この発明によればパン等の製品を傷め
ずに、脱型排出できるとともに、排出するコンベ
アは固定されたままであるので、製造ラインとの
関係で装置の故障が少なくなるという効果があ
る。
また、製品ケースから脱型する為に製品排出装
置に製品ケースを近付けるが、この距離をパン等
の製品の種類に応じて、簡単に変更できる為、従
来それぞれのパン等の製品の種類に応じて脱型排
出する複数のデパンナー等の装置を含む複数の製
造ラインが必要であつたが、1つの脱型排出装置
で対応できるため製造ラインが簡易になり、保
守、修整等の作業が非常に楽になり、製造効率が
向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の実施例を示す図面であり、第
1図はデパンナー装置の製品進行方向の左側図
面、第2図は同じくデパンナー装置の平面図、第
3図は同じく正面図、第4図、第5図は反転装
置、リフト装置、パン排出装置の要部拡大説明図
であり、第4図は左側面説明図、第5図は平面説
明図、第6図はケースチヤツク装置の平面説明
図、第7図は同じく左側面説明図、第8図は同じ
く正面説明図、第9図は第6図のX−X線断面説
明図、第10図乃至第20図は、この発明の脱型
排出方法の実施例を示すもので、デパンナー装置
の作動状態をあらわす左側面側から見た説明図で
ある。 1……反転装置、10,10a,10b……軸
芯、11a,11b……回転伝達装置(回転ギ
ア)、12……反転用原動部(サーボモータ)、1
3……反転枠、131……左右側面フレーム、1
32……支持フレーム、2……リフト装置、20
……リフト用動力装置(エアーシリンダー)、2
01……ピストンロツド、202……ピン、20
3……金具、204……製品高さ用スイツチ、2
1……水平移動バー、210……移動コロ、22
……トルクチユーブ軸、23……リンク、24…
…支点軸、25,25a,25b,25c,25
d……アームバー、3,3a,3b……パン(製
品)排出装置、30……ドライブローラー、31
……テールプリー、32……エンドレスベルトコ
ンベア、4……パン排出コンベア、5,5a,5
b……ケースチヤツク装置、50……主フレー
ム、501……水平孔、51……支持フレーム、
52……スライド金具、520……ピニオンギ
ア、521……ラツクギア、522……スライド
孔、523……受コロ、524……支持連結部、
53……チヤツク動力部(エアーシリンダー)、
530……ピストンロツド、531…取付け金
具、532……取付け金具、54……チヤツクア
クチユエーター、6……ケース排出装置、60…
…ローラーコンベア、601……可動性ローラー
コンベア、7……ケース供給装置、70……チエ
ーンコンベア、8……ケース排出コンベア、9…
…本体枠、100……パン(製品)、101……
パンケース、102……パン入りパンケース。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 製品入りケースを、ケース排出装置上のケー
    スチヤツク装置により保持し、次にケースチヤツ
    ク装置を、製品を排出する製品排出装置に製品の
    高さに対応させて近接せしめ、次にその状態でケ
    ースチヤツク装置と製品排出装置の表裏を逆にす
    るように反転させて停止し、ケース内の製品を製
    品排出装置上に移した後、ケースチヤツク装置を
    製品排出装置から遠ざけ、製品排出装置より製品
    を排出させ、ケース排出装置より空のケースを排
    出させるとともに、次の製品入りケースを、ケー
    ス排出装置上のケースチヤツク装置に送り込み保
    持させ、同様にして、順次、この作動を繰り返
    し、製品をケースから脱型排出する製品の脱型排
    出方法。 2 パンを脱型排出するデパンナー装置におい
    て、パン入りケースを、ケース排出装置上のケー
    スチヤツク装置により保持し、次にケースチヤツ
    ク装置を、パンを排出するパン排出装置に、その
    パンの種類の高さに対応して接する程度に近接せ
    しめ、次にその状態でケースチヤツク装置とパン
    排出装置の表裏を逆にするように反転させて停止
    し、ケース内のパンをパン排出装置上に移した
    後、ケースチヤツク装置をパン排出装置から遠ざ
    け、パン排出装置よりパンを排出させ、ケース排
    出装置より空のケースを排出させるとともに、次
    のパン入りケースを、ケース排出装置上のケース
    チヤツク装置に送り込み保持させ、同様にして、
    順次、デパンナー装置はこの作動を繰り返し、パ
    ン製品をケースから脱型排出する製品の脱型排出
    方法。 3 ケースを保持する装置と、製品を排出する装
    置と、ケースを保持する装置を製品を排出する装
    置に、適宜製品の高さに対応して近接、離間せし
    める装置と、前記これらの装置を反転させる反転
    装置とを有する製品の脱型排出に使用する装置。 4 パンケースを保持する装置と、パンを排出す
    る装置と、パンケースを保持する装置をパンを排
    出する装置に、電気的信号によりシリンダーロツ
    ドの動きを調整して、パンの種類の高さに対応し
    て近接、離間せしめるリフト装置と、前記これら
    の装置を反転させる反転装置と、空のパンケース
    を排出する装置とを有するパンの脱型排出に使用
    するデパンナー装置。
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