JPH0453071B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0453071B2 JPH0453071B2 JP28386485A JP28386485A JPH0453071B2 JP H0453071 B2 JPH0453071 B2 JP H0453071B2 JP 28386485 A JP28386485 A JP 28386485A JP 28386485 A JP28386485 A JP 28386485A JP H0453071 B2 JPH0453071 B2 JP H0453071B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filament
- tungsten wire
- mandrel
- wire
- mandrels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、自動車の前照灯等に使用される偏
平柱状フイラメントの製造方法に関するものであ
る。
平柱状フイラメントの製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術)
偏平柱状フイラメントを製造するには、従来第
3図に示すように、まずタングステンワイヤaに
モリブデンワイヤbを巻き付け、これをモリブデ
ンの角形マンドレルcで偏平らせん状に巻き付
け、このままの状態でタングステン板dに挟み込
み、水素炉中でセツテイングを行ない、前記モリ
ブデンワイヤbと角形マンドレルcを溶解し、最
後に、両端部に足eを形成してでき上るようにな
つている。
3図に示すように、まずタングステンワイヤaに
モリブデンワイヤbを巻き付け、これをモリブデ
ンの角形マンドレルcで偏平らせん状に巻き付
け、このままの状態でタングステン板dに挟み込
み、水素炉中でセツテイングを行ない、前記モリ
ブデンワイヤbと角形マンドレルcを溶解し、最
後に、両端部に足eを形成してでき上るようにな
つている。
(発明が解決しようとする問題点)
前記した従来の製造方法によると、工程が複雑
で自動化しにくいこと、モリブデンワイヤ及びモ
リブデンマンドレルを使用し、しかもこれらを後
で溶解する工程が必要であること、角形マンドレ
ルによるコイリング時にタングステンワイヤのバ
ツクテンシヨンが一定でないため食い込みや巻き
乱れが生じること、現状での水素炉の温度は1700
℃位が限度であり、セツテイングが完全でないこ
と、セツテイング後の足成形は折れやすいこと等
種々の問題点があつた。
で自動化しにくいこと、モリブデンワイヤ及びモ
リブデンマンドレルを使用し、しかもこれらを後
で溶解する工程が必要であること、角形マンドレ
ルによるコイリング時にタングステンワイヤのバ
ツクテンシヨンが一定でないため食い込みや巻き
乱れが生じること、現状での水素炉の温度は1700
℃位が限度であり、セツテイングが完全でないこ
と、セツテイング後の足成形は折れやすいこと等
種々の問題点があつた。
この発明は、かかる問題点を技術的に解決する
ためになされ、工程の自動化、簡略化が可能で、
セツテイングが完全にでき、かつコイリング状態
も良好で品質のすぐれた偏平柱状フイラメントを
製造できる方法を提供しようとするものである。
ためになされ、工程の自動化、簡略化が可能で、
セツテイングが完全にでき、かつコイリング状態
も良好で品質のすぐれた偏平柱状フイラメントを
製造できる方法を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
このような問題点の解決手段として、この発明
は、二本の平行ピン形マンドレルを、これらマン
ドレルの中心が回転軸となるように回転させなが
ら、タングステンワイヤを偏平らせん状に巻き付
けて両端に足を有するフイラメントを形成し、こ
のフイラメントに不活性ガス雰囲気中で電流を流
しセツテイングした後、前記一方のマンドレルを
移動させ前記フイラメントを抜き取る製造方法を
要旨とするものである。
は、二本の平行ピン形マンドレルを、これらマン
ドレルの中心が回転軸となるように回転させなが
ら、タングステンワイヤを偏平らせん状に巻き付
けて両端に足を有するフイラメントを形成し、こ
のフイラメントに不活性ガス雰囲気中で電流を流
しセツテイングした後、前記一方のマンドレルを
移動させ前記フイラメントを抜き取る製造方法を
要旨とするものである。
また、二本の平行ピン形マンドレルでタングス
テンワイヤを偏平らせん状に巻き付ける際に、タ
ングステンワイヤの張力を調整するものである。
テンワイヤを偏平らせん状に巻き付ける際に、タ
ングステンワイヤの張力を調整するものである。
(実施例)
つぎに、この発明の実施例を図面によりさらに
詳しく説明する。第2図において、1はモータ2
により駆動される回転部であり、マンドレル移動
用レバー3とワイヤーチヤツク用レバー4とが、
外周部に対向するようにして設けられている。マ
ンドレル移動用レバー3の先端部には、ピン形マ
ンドレル5が取付けられ、前記回転部1の先端突
出部1aに固定されたピン形マンドレル6に対
し、回転部1の回転軸Xを挟んで対称的に平行配
置され、バネ3aに抗してレバー3を若干押し下
げると、マンドレル5がマンドレル6に接近して
両者の間隙が狭まるようにしてある。前記ワイヤ
ーチヤツク用レバー4は、先端に押え片4aを備
え、タングステンワイヤ7の先端部を前記突出部
1aの切欠部1bに押え付けて固定できるように
してあり、バネ8に抗してレバー4を押し戻せ
ば、タングステンワイヤ7を外せるようになつて
いる。9はマンドレルガイドであり、前記平行の
ピン形マンドレル5,6と嵌合する孔9a,9b
を有し、モータ10により前記回転軸Xに沿つて
スライドできるようになつている。11はタング
ステンワイヤ供給装置であり、横送り(水平送
り)用のモータ12と、足成形用のモータ13を
備え、タングステンワイヤ7はスプール14及び
ノズル15を介して繰り出されるようにしてあ
る。16はスプール14に関連して設けられた張
力調整用の電磁式マグネツトである。
詳しく説明する。第2図において、1はモータ2
により駆動される回転部であり、マンドレル移動
用レバー3とワイヤーチヤツク用レバー4とが、
外周部に対向するようにして設けられている。マ
ンドレル移動用レバー3の先端部には、ピン形マ
ンドレル5が取付けられ、前記回転部1の先端突
出部1aに固定されたピン形マンドレル6に対
し、回転部1の回転軸Xを挟んで対称的に平行配
置され、バネ3aに抗してレバー3を若干押し下
げると、マンドレル5がマンドレル6に接近して
両者の間隙が狭まるようにしてある。前記ワイヤ
ーチヤツク用レバー4は、先端に押え片4aを備
え、タングステンワイヤ7の先端部を前記突出部
1aの切欠部1bに押え付けて固定できるように
してあり、バネ8に抗してレバー4を押し戻せ
ば、タングステンワイヤ7を外せるようになつて
いる。9はマンドレルガイドであり、前記平行の
ピン形マンドレル5,6と嵌合する孔9a,9b
を有し、モータ10により前記回転軸Xに沿つて
スライドできるようになつている。11はタング
ステンワイヤ供給装置であり、横送り(水平送
り)用のモータ12と、足成形用のモータ13を
備え、タングステンワイヤ7はスプール14及び
ノズル15を介して繰り出されるようにしてあ
る。16はスプール14に関連して設けられた張
力調整用の電磁式マグネツトである。
このような装置を用いて目的とするフイラメン
トを製造するには、まず横送り用モータ12を駆
動させて供給装置11を移動し、タングステンワ
イヤ7の先端部を、前記チヤツク用レバー4によ
り回転部1に固定させる(第1図イ)。つぎに足
成形用モータ13を駆動して供給装置11を図に
示すA方向に動かし、巻き始め側の足を成形す
る。この後、モータ10を駆動させてマンドレル
ガイド9を前進し、孔9a,9bにマンドレル
5,6をそれぞれ嵌合する。
トを製造するには、まず横送り用モータ12を駆
動させて供給装置11を移動し、タングステンワ
イヤ7の先端部を、前記チヤツク用レバー4によ
り回転部1に固定させる(第1図イ)。つぎに足
成形用モータ13を駆動して供給装置11を図に
示すA方向に動かし、巻き始め側の足を成形す
る。この後、モータ10を駆動させてマンドレル
ガイド9を前進し、孔9a,9bにマンドレル
5,6をそれぞれ嵌合する。
そして、前記モータ2を駆動させて回転部1を
回転し、同時に横送り用モータ12で供給装置1
1を移動させながらタングステンワイヤ7を一定
の速度で送り出し、モータ10でマンドレルガイ
ド9もタングステンワイヤに合わせて移動させな
がら、前記マンドレル5,6によりタングステン
ワイヤ7をらせん状に巻き付ける(第1図ロ)。
このコイリング工程において、タングステンワイ
ヤ7の巻き始めの段階では、速度をゆつくり変化
させると共に前記マグネツト16の作用によりタ
ングステンワイヤ7の張力を弱め、中間の段階で
は速度及び張力を一定に保ち、巻き終りの段階で
は、速度をゆるめかつ張力は強く作用させる。こ
れは、タングステンワイヤ7のバツクテンシヨン
を一定に保持し、タングステンワイヤに無理な張
力が掛かつたり、ゆるみが生じたりするのを防止
して、巻き乱れを未然に防ぐためである。また、
タングステンワイヤ7の弾性(スプリングバツ
ク)により、実際に巻き込んだターン数よりも減
少するので、この巻き戻り量を見込んで余分に巻
き込む。巻き戻り量は品種、コイリングの条件、
ワイヤの材質等により異なるが、例えば65Wの自
動車前照灯用では20ターンのもので約1.5ターン
ぐらい巻き戻る。
回転し、同時に横送り用モータ12で供給装置1
1を移動させながらタングステンワイヤ7を一定
の速度で送り出し、モータ10でマンドレルガイ
ド9もタングステンワイヤに合わせて移動させな
がら、前記マンドレル5,6によりタングステン
ワイヤ7をらせん状に巻き付ける(第1図ロ)。
このコイリング工程において、タングステンワイ
ヤ7の巻き始めの段階では、速度をゆつくり変化
させると共に前記マグネツト16の作用によりタ
ングステンワイヤ7の張力を弱め、中間の段階で
は速度及び張力を一定に保ち、巻き終りの段階で
は、速度をゆるめかつ張力は強く作用させる。こ
れは、タングステンワイヤ7のバツクテンシヨン
を一定に保持し、タングステンワイヤに無理な張
力が掛かつたり、ゆるみが生じたりするのを防止
して、巻き乱れを未然に防ぐためである。また、
タングステンワイヤ7の弾性(スプリングバツ
ク)により、実際に巻き込んだターン数よりも減
少するので、この巻き戻り量を見込んで余分に巻
き込む。巻き戻り量は品種、コイリングの条件、
ワイヤの材質等により異なるが、例えば65Wの自
動車前照灯用では20ターンのもので約1.5ターン
ぐらい巻き戻る。
このコイリングの後、前記モータ13により供
給装置11を図に示すB方向に動かし、巻き終り
側の足を成形する(第1図ハ)。フイラメントは、
コイリング時のスプリングバツクのみならず、コ
イリング後実際の使用時までに、コイリングの内
部歪により変形が生じるので、最終的にフイラメ
ントの足が寸法通りとなるように、予めこれらの
変形量を見込んでコイリング及び足成形を行なう
ようにする。この変形量は、コイリングの条件、
ワイヤの材質等により異なるので、適正な調整が
必要である。
給装置11を図に示すB方向に動かし、巻き終り
側の足を成形する(第1図ハ)。フイラメントは、
コイリング時のスプリングバツクのみならず、コ
イリング後実際の使用時までに、コイリングの内
部歪により変形が生じるので、最終的にフイラメ
ントの足が寸法通りとなるように、予めこれらの
変形量を見込んでコイリング及び足成形を行なう
ようにする。この変形量は、コイリングの条件、
ワイヤの材質等により異なるので、適正な調整が
必要である。
コイリング終了後、偏平フイラメントのよじれ
を防止するために、セツテイング工程が行われる
が、この発明の場合には、巻き終り側の足成形後
タングステンワイヤ7を所定の箇所で切断し、不
活性ガス雰囲気P中で偏平フイラメントにパルス
電源Qから電流を流すことによりセツテイングが
なされる(第1図ニ)。
を防止するために、セツテイング工程が行われる
が、この発明の場合には、巻き終り側の足成形後
タングステンワイヤ7を所定の箇所で切断し、不
活性ガス雰囲気P中で偏平フイラメントにパルス
電源Qから電流を流すことによりセツテイングが
なされる(第1図ニ)。
このセツテイング後に、マンドレルガイド9を
戻してマンドレル5,6から外すと共に、前記マ
ンドレル移動用レバー3を作用させ、第1図ホに
示すようにマンドレル5をマンドレル6側に動か
し、かつワイヤーチヤツク用レバー4をバネ8に
抗して開くことにより、偏平フイラメントを抜き
取ることができる。
戻してマンドレル5,6から外すと共に、前記マ
ンドレル移動用レバー3を作用させ、第1図ホに
示すようにマンドレル5をマンドレル6側に動か
し、かつワイヤーチヤツク用レバー4をバネ8に
抗して開くことにより、偏平フイラメントを抜き
取ることができる。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明によれば、二本
の平行ピン形マンドレルを使用し、らせん状に巻
き付けた後、一方のマンドレルを動かせば、フイ
ラメントを抜き取れるようにしたので、従来のよ
うにモリブデンマンドレルの溶解及びモリブデン
の1次巻きが不要となり、製造工程の簡略化及び
コストダウンが可能となる。
の平行ピン形マンドレルを使用し、らせん状に巻
き付けた後、一方のマンドレルを動かせば、フイ
ラメントを抜き取れるようにしたので、従来のよ
うにモリブデンマンドレルの溶解及びモリブデン
の1次巻きが不要となり、製造工程の簡略化及び
コストダウンが可能となる。
また、製造工程の自動化が可能であり、コイリ
ング時のバツクテンシヨンが一定となるように制
御するようにし、セツテイングもタングステンワ
イヤに合つた温度で完全にできるので、寸法精度
の高いしかも変形の少ない品質のすぐれた偏平フ
イラメントを製造することができる。
ング時のバツクテンシヨンが一定となるように制
御するようにし、セツテイングもタングステンワ
イヤに合つた温度で完全にできるので、寸法精度
の高いしかも変形の少ない品質のすぐれた偏平フ
イラメントを製造することができる。
第1図は、この発明方法の一実施例を工程順に
示す説明図、第2図は、装置要部の概略斜視図、
第3図は、従来方法を工程順に示す説明図であ
る。 1……回転部、2……モータ、3……マンドレ
ル移動用レバー、4……ワイヤーチヤツク用レバ
ー、5,6……ピン形マンドレル、7……タング
ステンワイヤ、8……バネ、9……マンドレルガ
イド、10……モータ、11……タングステンワ
イヤ供給装置、12……横送り用モータ、13…
…足成形用モータ、14……スプール、15……
ノズル、16……張力調整用マグネツト。
示す説明図、第2図は、装置要部の概略斜視図、
第3図は、従来方法を工程順に示す説明図であ
る。 1……回転部、2……モータ、3……マンドレ
ル移動用レバー、4……ワイヤーチヤツク用レバ
ー、5,6……ピン形マンドレル、7……タング
ステンワイヤ、8……バネ、9……マンドレルガ
イド、10……モータ、11……タングステンワ
イヤ供給装置、12……横送り用モータ、13…
…足成形用モータ、14……スプール、15……
ノズル、16……張力調整用マグネツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 二本の平行ピン形マンドレルを、これらマン
ドレルの中心が回転軸となるようにして回転させ
ながら、タングステンワイヤを偏平らせん状に巻
き付けて両端に足を有するフイラメントを形成
し、このフイラメントに不活性ガス雰囲気中で電
流を流しセツテイングした後、前記一方のマンド
レルを移動させ前記フイラメントを抜き取ること
を特徴とする偏平柱状フイラメントの製造方法。 2 前記二本の平行ピン形マンドレルでタングス
テンワイヤを偏平らせん状に巻き付ける際に、タ
ングステンワイヤの張力を調整することを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の偏平柱状フイラ
メントの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28386485A JPS62143362A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 偏平柱状フイラメントの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28386485A JPS62143362A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 偏平柱状フイラメントの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62143362A JPS62143362A (ja) | 1987-06-26 |
| JPH0453071B2 true JPH0453071B2 (ja) | 1992-08-25 |
Family
ID=17671161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28386485A Granted JPS62143362A (ja) | 1985-12-17 | 1985-12-17 | 偏平柱状フイラメントの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62143362A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016134270A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | 株式会社ウイザップ偕揚社 | コイルフィラメント及び白熱電球 |
-
1985
- 1985-12-17 JP JP28386485A patent/JPS62143362A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62143362A (ja) | 1987-06-26 |
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