JPH0453210B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0453210B2 JPH0453210B2 JP62060683A JP6068387A JPH0453210B2 JP H0453210 B2 JPH0453210 B2 JP H0453210B2 JP 62060683 A JP62060683 A JP 62060683A JP 6068387 A JP6068387 A JP 6068387A JP H0453210 B2 JPH0453210 B2 JP H0453210B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- synthetic resin
- slope
- resin emulsion
- slope surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、法面安定工法に関するものである。
より詳しくは、本発明は、気温等の気候条件に関
係なく、法面表面及び法面表層における土壌の移
動や流失を防止する効果(以下、「土壌流失防止
効果」という。)が常に安定して得られる法面安
定工法に関するものである。 本発明に係る法面安定工法は、道路の開設等に
よつて形成される裸地法面の安定化のために施工
されるものである。 〔従来の技術〕 従来、この種の法面安定工法として、種子、肥
料、土壌改良材などの植生材料や水とともに、ポ
リ酢酸ビニールエマルジヨンやポリアクリル酸エ
ステルエマルジヨン等の合成樹脂エマルジヨンか
らなる土壌流失防止剤を混練し、この混練物を動
力吹付機を用いて法面に吹き付ける種子吹付工法
が提案され、実施されている。 この従来の種子吹付工法では、吹き付け後の水
の蒸発に伴い、合成樹脂エマルジヨンの合成樹脂
成分が繊維質材或いは法面の表面土壌と一体とな
り、土壌流失防止効果を発揮するものである。 このような土壌流失防止効果を発揮する土壌流
失防止剤としては、機能別に大別して被膜型と浸
透型(例えば、特公昭47−47324号公報に記載の
発明)とがある。また、その他にも、ポリ酢酸エ
マルジヨンに、電解質及び/又は親水性溶剤を乳
化粒子が分離し、沈降しても撹拌により容易に分
散する程度に乳化状態を破壊せしめる範囲で添加
することにより得られた樹脂分散液を用いる中間
型ともいえるもの(特公昭47−39163号公報に記
載の発明)がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 被膜型では、合成樹脂成分の殆どが法面の表面
に止まるから、法面表面の保護には適している
が、合成樹脂成分が土壌中に浸透しないので、法
面表層の侵食に対する土壌流失防止効果は低い。
一方、浸透型では、合成樹脂成分の殆どが法面表
層まで浸透するから、法面表層の保護には適して
いるが、合成樹脂成分が法面表面に残存しにくい
ので、法面表面の侵食に対する土壌流失防止効果
は低い。 このように、被膜型及び浸透型には、何れも一
長一短がある。それぞれの短所を補うために、使
用する合成樹脂成分量を多くすることが考えられ
るが、合成樹脂成分量を単に多くするだけでは、
種子の発芽に障害が生じるという別の問題点が発
生する。 また、特公昭47−39163号公報に記載の発明に
係る土壌流失防止剤は、化学的に不安定であり、
吹き付け作業現場における環境条件によつて影響
を受けるので、安定した土壌流失防止効果を得る
ことができない。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は、上記した従来の種子吹付工法の諸
問題について種々検討を重ねた結果、被膜型及び
浸透型の両性質を兼備した土壌流失防止剤を用い
れば、前記問題点を解決し得るとの知見を得、か
かる知見に基づき本発明を完成するに至つたので
ある。 即ち、本発明に係る法面安定工法は、合成樹脂
エマルジヨンに凝集剤を加えて樹脂固形分を凝集
させた後に上澄液を除去して合成樹脂エマルジヨ
ンの凝集粒子を得、次いで、凝集剤を含まない合
成樹脂エマルジヨンと前記凝集粒子とを混練して
凝集剤を含まない合成樹脂エマルジヨンと前記凝
集粒子との混練物からなる土壌流失防止剤を得、
該土壌流質防止剤を法面安定材基材の有効成分と
して法面に吹き付けることを特徴とするものであ
る。 〔実施例〕と〔作用〕 本発明を、実施例を掲げながら作用とともに説
明する。 本発明に使用する合成樹脂エマルジヨンの凝集
粒子を得るには、酢酸ビニール、アクリル酸エス
テル、メタクリル酸エステル、不飽和カルボン酸
等のモノマーの1種又は2種以上の組み合わせに
よる重合物のエマルジヨン、酢酸ビニールとエチ
レンのコポリマーエマルジヨン、SBRエマルジ
ヨンやNBRエマルジヨン等の固形分50%程度の
合成樹脂エマルジヨンに、硫酸アルミニウム、ポ
リ塩化アルミニウム等の無機凝集剤、或いは、ポ
リアクリルアマイド、ポリエチレンオキサイド等
の有機高分子凝集剤などの凝集剤を添加し、合成
樹脂エマルジヨン中の樹脂固形分を凝集させた
後、上澄液を除去すればよい。 このようにして得た合成樹脂エマルジヨンの凝
集粒子を、凝集剤を含まない合成樹脂エマルジヨ
ンと混練して、凝集剤を含まない合成樹脂エマル
ジヨンと前記凝集粒子との混練物からなる土壌流
失防止剤を得る。凝集剤を含まない合成樹脂エマ
ルジヨンとしては、合成樹脂エマルジヨンの凝集
粒子を得るために使用した合成樹脂エマルジヨン
でもよいし、また、別の合成樹脂エマルジヨンで
もよい。 前記した土壌流失防止剤は、吹き付け作業現場
において、水で希釈することによつて1.0〜15.0
%の樹脂濃度とした後、法面安定基材の有効成分
として、動力吹付機を用いて法面に吹き付けられ
る。 吹き付けられた後、土壌流失防止剤を構成する
合成樹脂エマルジヨンの凝集粒子は、法面表面に
止まり、一方、凝集剤を含まない合成樹脂エマル
ジヨンの大部分は、法面表層に浸透し、法面表面
及び法面表層が一体となつた土壌流失防止構造を
形成する。 次の表−1は、樹脂濃度1.6%を調整した本発
明において使用する土壌流失防止剤3/m2を、
0.5mm〜1.0mmの粒径に調整した砂の上に散布し、
硬化した砂の浸透深さと法面表層の硬度指数を測
定した実験結果を示すものである。比較のため、
土壌流失防止剤として浸透型エマルジヨン及び被
膜型エマルジヨンを用いた実験結果を、表−1に
併せて示した。
より詳しくは、本発明は、気温等の気候条件に関
係なく、法面表面及び法面表層における土壌の移
動や流失を防止する効果(以下、「土壌流失防止
効果」という。)が常に安定して得られる法面安
定工法に関するものである。 本発明に係る法面安定工法は、道路の開設等に
よつて形成される裸地法面の安定化のために施工
されるものである。 〔従来の技術〕 従来、この種の法面安定工法として、種子、肥
料、土壌改良材などの植生材料や水とともに、ポ
リ酢酸ビニールエマルジヨンやポリアクリル酸エ
ステルエマルジヨン等の合成樹脂エマルジヨンか
らなる土壌流失防止剤を混練し、この混練物を動
力吹付機を用いて法面に吹き付ける種子吹付工法
が提案され、実施されている。 この従来の種子吹付工法では、吹き付け後の水
の蒸発に伴い、合成樹脂エマルジヨンの合成樹脂
成分が繊維質材或いは法面の表面土壌と一体とな
り、土壌流失防止効果を発揮するものである。 このような土壌流失防止効果を発揮する土壌流
失防止剤としては、機能別に大別して被膜型と浸
透型(例えば、特公昭47−47324号公報に記載の
発明)とがある。また、その他にも、ポリ酢酸エ
マルジヨンに、電解質及び/又は親水性溶剤を乳
化粒子が分離し、沈降しても撹拌により容易に分
散する程度に乳化状態を破壊せしめる範囲で添加
することにより得られた樹脂分散液を用いる中間
型ともいえるもの(特公昭47−39163号公報に記
載の発明)がある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 被膜型では、合成樹脂成分の殆どが法面の表面
に止まるから、法面表面の保護には適している
が、合成樹脂成分が土壌中に浸透しないので、法
面表層の侵食に対する土壌流失防止効果は低い。
一方、浸透型では、合成樹脂成分の殆どが法面表
層まで浸透するから、法面表層の保護には適して
いるが、合成樹脂成分が法面表面に残存しにくい
ので、法面表面の侵食に対する土壌流失防止効果
は低い。 このように、被膜型及び浸透型には、何れも一
長一短がある。それぞれの短所を補うために、使
用する合成樹脂成分量を多くすることが考えられ
るが、合成樹脂成分量を単に多くするだけでは、
種子の発芽に障害が生じるという別の問題点が発
生する。 また、特公昭47−39163号公報に記載の発明に
係る土壌流失防止剤は、化学的に不安定であり、
吹き付け作業現場における環境条件によつて影響
を受けるので、安定した土壌流失防止効果を得る
ことができない。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者は、上記した従来の種子吹付工法の諸
問題について種々検討を重ねた結果、被膜型及び
浸透型の両性質を兼備した土壌流失防止剤を用い
れば、前記問題点を解決し得るとの知見を得、か
かる知見に基づき本発明を完成するに至つたので
ある。 即ち、本発明に係る法面安定工法は、合成樹脂
エマルジヨンに凝集剤を加えて樹脂固形分を凝集
させた後に上澄液を除去して合成樹脂エマルジヨ
ンの凝集粒子を得、次いで、凝集剤を含まない合
成樹脂エマルジヨンと前記凝集粒子とを混練して
凝集剤を含まない合成樹脂エマルジヨンと前記凝
集粒子との混練物からなる土壌流失防止剤を得、
該土壌流質防止剤を法面安定材基材の有効成分と
して法面に吹き付けることを特徴とするものであ
る。 〔実施例〕と〔作用〕 本発明を、実施例を掲げながら作用とともに説
明する。 本発明に使用する合成樹脂エマルジヨンの凝集
粒子を得るには、酢酸ビニール、アクリル酸エス
テル、メタクリル酸エステル、不飽和カルボン酸
等のモノマーの1種又は2種以上の組み合わせに
よる重合物のエマルジヨン、酢酸ビニールとエチ
レンのコポリマーエマルジヨン、SBRエマルジ
ヨンやNBRエマルジヨン等の固形分50%程度の
合成樹脂エマルジヨンに、硫酸アルミニウム、ポ
リ塩化アルミニウム等の無機凝集剤、或いは、ポ
リアクリルアマイド、ポリエチレンオキサイド等
の有機高分子凝集剤などの凝集剤を添加し、合成
樹脂エマルジヨン中の樹脂固形分を凝集させた
後、上澄液を除去すればよい。 このようにして得た合成樹脂エマルジヨンの凝
集粒子を、凝集剤を含まない合成樹脂エマルジヨ
ンと混練して、凝集剤を含まない合成樹脂エマル
ジヨンと前記凝集粒子との混練物からなる土壌流
失防止剤を得る。凝集剤を含まない合成樹脂エマ
ルジヨンとしては、合成樹脂エマルジヨンの凝集
粒子を得るために使用した合成樹脂エマルジヨン
でもよいし、また、別の合成樹脂エマルジヨンで
もよい。 前記した土壌流失防止剤は、吹き付け作業現場
において、水で希釈することによつて1.0〜15.0
%の樹脂濃度とした後、法面安定基材の有効成分
として、動力吹付機を用いて法面に吹き付けられ
る。 吹き付けられた後、土壌流失防止剤を構成する
合成樹脂エマルジヨンの凝集粒子は、法面表面に
止まり、一方、凝集剤を含まない合成樹脂エマル
ジヨンの大部分は、法面表層に浸透し、法面表面
及び法面表層が一体となつた土壌流失防止構造を
形成する。 次の表−1は、樹脂濃度1.6%を調整した本発
明において使用する土壌流失防止剤3/m2を、
0.5mm〜1.0mmの粒径に調整した砂の上に散布し、
硬化した砂の浸透深さと法面表層の硬度指数を測
定した実験結果を示すものである。比較のため、
土壌流失防止剤として浸透型エマルジヨン及び被
膜型エマルジヨンを用いた実験結果を、表−1に
併せて示した。
【表】
* 硬度指数は、山中式硬度計により求めた
値である。
表−1から、本発明において使用する土壌流失
防止剤は、浸透深さの点において、浸透型エマル
ジヨンと略同等の値を示す一方、硬度指数の点に
おいては、被膜型エマルジヨンの3倍以上、浸透
型エマルジヨンの約2倍の値を示している。 次に、他の実施例を示す。この実施例において
は、土壌流失防止剤に、ポリプロピレン、ビニロ
ン、木質フアイバー等の化学性或いは植物性の繊
維質材を加える。この繊維質材を加える態様とし
ては、次の2方法がある。先混練法−合成樹脂
エマルジヨンの凝集粒子を繊維質材に予め吸着さ
せ、これを凝集粒子を含まない合成樹脂エマルジ
ヨンとともに動力吹付機のタンク中に入れ、水に
希釈分散させる方法。後混練法−繊維質材を土
壌流失防止剤とともに動力吹付機のタンク中に入
れ、水に希釈分散させる方法。 この実施例のように、土壌流失防止剤と繊維質
材とを同時に法面に吹き付けると、繊維質材、合
成樹脂エマルジヨンの凝集粒子、凝集剤を含まな
い合成樹脂エマルジヨンが一体となつた網の目構
造の土壌流出防止構造を形成する。特に、前記先
混練法によるときには、合成樹脂エマルジヨンの
凝集粒子が繊維質材となり一体となつた強固な網
の目構造の土壌流失防止体を形成する。 次の表−2は、樹脂濃度1.6%に調整した土壌
流失防止剤に5mm長のビニロン繊維35gを混練し
た混練物3/m2を、45°に傾斜させた幅20cm、
長さ70cm、厚さ50cmにマサ土を敷きつめたエロー
ジヨン試験装置に散布し、自然乾燥させた後、
1.0mの高さから3/分の水を散水して土壌流
失量を調査した実験結果を示すものである。比較
のため、土壌流失防止剤として浸透型エマルジヨ
ン及び土壌流失防止剤を用いた実験結果を、表−
2に併せて示した。
値である。
表−1から、本発明において使用する土壌流失
防止剤は、浸透深さの点において、浸透型エマル
ジヨンと略同等の値を示す一方、硬度指数の点に
おいては、被膜型エマルジヨンの3倍以上、浸透
型エマルジヨンの約2倍の値を示している。 次に、他の実施例を示す。この実施例において
は、土壌流失防止剤に、ポリプロピレン、ビニロ
ン、木質フアイバー等の化学性或いは植物性の繊
維質材を加える。この繊維質材を加える態様とし
ては、次の2方法がある。先混練法−合成樹脂
エマルジヨンの凝集粒子を繊維質材に予め吸着さ
せ、これを凝集粒子を含まない合成樹脂エマルジ
ヨンとともに動力吹付機のタンク中に入れ、水に
希釈分散させる方法。後混練法−繊維質材を土
壌流失防止剤とともに動力吹付機のタンク中に入
れ、水に希釈分散させる方法。 この実施例のように、土壌流失防止剤と繊維質
材とを同時に法面に吹き付けると、繊維質材、合
成樹脂エマルジヨンの凝集粒子、凝集剤を含まな
い合成樹脂エマルジヨンが一体となつた網の目構
造の土壌流出防止構造を形成する。特に、前記先
混練法によるときには、合成樹脂エマルジヨンの
凝集粒子が繊維質材となり一体となつた強固な網
の目構造の土壌流失防止体を形成する。 次の表−2は、樹脂濃度1.6%に調整した土壌
流失防止剤に5mm長のビニロン繊維35gを混練し
た混練物3/m2を、45°に傾斜させた幅20cm、
長さ70cm、厚さ50cmにマサ土を敷きつめたエロー
ジヨン試験装置に散布し、自然乾燥させた後、
1.0mの高さから3/分の水を散水して土壌流
失量を調査した実験結果を示すものである。比較
のため、土壌流失防止剤として浸透型エマルジヨ
ン及び土壌流失防止剤を用いた実験結果を、表−
2に併せて示した。
【表】
表−2から、本発明において、土壌流失防止剤
を繊維質材と併用すれば、特に顕著な土壌流失防
止効果があることがわかる。 更に、他の実施例を示す。この実施例において
は、土壌流失防止剤に、種子、肥料、土壌改良剤
などの植生基材を加える。この実施例では、土壌
流失防止材が、法面表面及び法面表層の土壌流失
防止作用をするとともに、前記植生基材の流失や
移動を防止することもできるので、吹き付けた箇
所において、植生材料を確実に発芽育成させるこ
とができ、植生による法面保護が達成できる。 次の表−3は、各々の濃度に希釈した本発明で
使用する土壌流失防止剤にケンタツキー31フエス
クの種子を混練して得た混練物3/m2を、シヤ
ーレ内の少し締め固められたマサ土の上に散布
し、乾燥させ、次いで散水して25℃の定温器の中
で発芽させた実験結果を示すものである。比較の
ため、浸透エマルジヨンを用いた実験結果を、表
−3に併せて示した。
を繊維質材と併用すれば、特に顕著な土壌流失防
止効果があることがわかる。 更に、他の実施例を示す。この実施例において
は、土壌流失防止剤に、種子、肥料、土壌改良剤
などの植生基材を加える。この実施例では、土壌
流失防止材が、法面表面及び法面表層の土壌流失
防止作用をするとともに、前記植生基材の流失や
移動を防止することもできるので、吹き付けた箇
所において、植生材料を確実に発芽育成させるこ
とができ、植生による法面保護が達成できる。 次の表−3は、各々の濃度に希釈した本発明で
使用する土壌流失防止剤にケンタツキー31フエス
クの種子を混練して得た混練物3/m2を、シヤ
ーレ内の少し締め固められたマサ土の上に散布
し、乾燥させ、次いで散水して25℃の定温器の中
で発芽させた実験結果を示すものである。比較の
ため、浸透エマルジヨンを用いた実験結果を、表
−3に併せて示した。
本発明に係る法面安定工法は、以上の構成、作
用からなるので、次の効果が奏される。 即ち、本発明に係る法面安定工法は、土壌流失
防止剤として、合成樹脂エマルジヨンの凝集粒子
と凝集剤を含まない合成樹脂エマルジヨンとの混
練物を用いているから、法面表面と法面表層とが
一体構造となつた強固な土壌流失防止構造を形成
することができる。また、土壌流失防止剤が化学
的に安定しているから、吹き付け作業現場におけ
る気温等の環境条件に関係なく、法面表面及び法
面表層における土壌流失防止効果が常に発揮され
る。 さらに、本発明において、土壌流失防止剤と繊
維質材とを同時に法面に吹き付ければ、繊維質
材、合成樹脂エマルジヨンの凝集粒子及び凝集剤
を含まない合成樹脂エマルジヨンが一体となつた
土壌流失防止構造が形成されるので、土壌流失防
止効果がより一層発揮される。 その他、本発明は種子吹付工法にも応用でき、
これにより、法面表面及び法面表層の土壌流失防
止とともに、種子、肥料、土壌改良剤などの植生
材料の流失・移動を防止することができるから、
発芽率を低下させることなく、確実な植生基盤を
形成することが可能となり、植生による法面安定
化を実現することができる。 本発明は、以上のように、法面保護分野におい
て、従来から問題とされていた法面表面及び法面
表層における土壌流失防止を同時に実現した画期
的な法面安定工法の発明である。
用からなるので、次の効果が奏される。 即ち、本発明に係る法面安定工法は、土壌流失
防止剤として、合成樹脂エマルジヨンの凝集粒子
と凝集剤を含まない合成樹脂エマルジヨンとの混
練物を用いているから、法面表面と法面表層とが
一体構造となつた強固な土壌流失防止構造を形成
することができる。また、土壌流失防止剤が化学
的に安定しているから、吹き付け作業現場におけ
る気温等の環境条件に関係なく、法面表面及び法
面表層における土壌流失防止効果が常に発揮され
る。 さらに、本発明において、土壌流失防止剤と繊
維質材とを同時に法面に吹き付ければ、繊維質
材、合成樹脂エマルジヨンの凝集粒子及び凝集剤
を含まない合成樹脂エマルジヨンが一体となつた
土壌流失防止構造が形成されるので、土壌流失防
止効果がより一層発揮される。 その他、本発明は種子吹付工法にも応用でき、
これにより、法面表面及び法面表層の土壌流失防
止とともに、種子、肥料、土壌改良剤などの植生
材料の流失・移動を防止することができるから、
発芽率を低下させることなく、確実な植生基盤を
形成することが可能となり、植生による法面安定
化を実現することができる。 本発明は、以上のように、法面保護分野におい
て、従来から問題とされていた法面表面及び法面
表層における土壌流失防止を同時に実現した画期
的な法面安定工法の発明である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂エマルジヨンに凝集剤を加えて樹脂
固形分を凝集させた後に上澄液を除去して合成樹
脂エマルジヨンの凝集粒子を得、次いで、凝集剤
を含まない合成樹脂エマルジヨンと前記凝集粒子
とを混練して凝集剤を含まない合成樹脂エマルジ
ヨンと前記凝集粒子との混練物からなる土壌流失
防止剤を得、該土壌流失防止剤を法面安定基材の
有効成分として法面に吹き付けることを特徴とす
る法面安定工法。 2 前記土壌流失防止剤と繊維質材とを同時に法
面に吹き付ける特許請求の範囲第1項に記載の法
面安定工法。 3 前記土壌流失防止剤と種子を含む植生基材と
を同時に法面に吹き付ける特許請求の範囲第1項
に記載の法面安定工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6068387A JPS63226411A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 法面安定工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6068387A JPS63226411A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 法面安定工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63226411A JPS63226411A (ja) | 1988-09-21 |
| JPH0453210B2 true JPH0453210B2 (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=13149352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6068387A Granted JPS63226411A (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 | 法面安定工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63226411A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005146266A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-06-09 | Kuraray Co Ltd | コーティング剤 |
| JP2005146262A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-06-09 | Konishi Co Ltd | コーティング剤 |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP6068387A patent/JPS63226411A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63226411A (ja) | 1988-09-21 |
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