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JPH0454036B2 - - Google Patents
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JPH0454036B2 - - Google Patents

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JPH0454036B2
JPH0454036B2 JP992084A JP992084A JPH0454036B2 JP H0454036 B2 JPH0454036 B2 JP H0454036B2 JP 992084 A JP992084 A JP 992084A JP 992084 A JP992084 A JP 992084A JP H0454036 B2 JPH0454036 B2 JP H0454036B2
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pipe
hollow
stage
stage moving
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JP992084A
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JPS60152793A (ja
Inventor
Jei Waruritsuku Jeimuzu
Pii Ranmon Za Sekando Shii
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Schlumberger Overseas SA
Original Assignee
Schlumberger Overseas SA
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) この発明はワイヤラインによるボーリング穴作
業、特に大きく偏向した油井内でワイヤライン工
具を延ばし、移動させ、位置決めするためのステ
インガーを用いたボーリング穴の掘削及び穿孔作
業に関する。
絶えず継続されている石油、ガスの探査及び産
出用石油、ガス田の開発では、ますます多くの油
井が現在も掘り続けられており、伝統的な垂直配
置から実質上偏向したボーリング穴の占める割合
が増えている。例えば、沖合産出においては、通
常各油井毎にそれぞれ作業台を設けるよりも、1
つの掘削及び産出用作業台を多くの油井用に使う
方が経済的である。従つて、そのような共用又は
共通の作業台から掘り進められるボーリング穴の
多くは、採掘又は産出すべき埋蔵領域に達するま
でに水平方向にかなりの距離を進まねばならな
い。大きく偏向したボーリング穴を必要とする他
の条件には、浅い深さでのガス産出、航路下での
探査や産出、実作業上の制限又は政府機関によつ
て一定領域の地表生産設備に課せられる特殊な状
況等がある。こうしたボーリング穴はますます長
く、しかも大きく偏向する傾斜路を持つ傾向にあ
り、70°以上の偏向角及び16000フイート
(4800m)以上の長さに及ぶこともしばしばある。
ボーリング穴に近い地層の各種の物理的なパラ
メータを決定し、産出用のボーリング穴をあける
ために、従来の一般的な油井掘削工具及び穿孔機
が通常は油井掘削ケーブル(”ワイヤライン”)
でボーリング穴内に吊り下げられ、対象区域に降
下される。しかし上記のような大きく偏向したボ
ーリング穴では、油井掘削工具を降下させ、工具
の背後でワイヤラインケーブルを引張る際、重力
に頼ることができない。
パイプや配管が油井内で使える場合に、地下の
油井設備を移動させる技術として、管内の流体の
流れにより管を通る設備をポンプ移動させる技術
がある。例えば、米国特許第3727693号(1973年
4月17日付でタウシユ他に付与)は、湾曲した入
口管材を介して油井設備を油井内へ移動させる2
段式運動装置(locomotive system)を開示して
いる。これでは、静止した管材により、運動体
(locomotive)の前方に油井設備が押される。こ
の装置は、自立式の油井設備には有効だが、油井
入口の湾曲した管材における「キヤプスタン」効
果により、この湾曲入口部を通してケーブルを引
張るのに巨大な力が必要なため、ワイヤライン式
工具には普通は有効でない。
そこで、どちらも本発明の出願人に譲渡されて
いる米国特許第4337969号(1982年7月6日発行)
及び米国特許第4349072号(1982年9月14日発行)
にさらに詳しく記されているように、油井掘削工
具に固定され、ドリルパイプ等のパイプで対象の
ボーリング穴領域に運ばれ、パイプの下端を出入
りできる延出部材(「ステインガー」)を用いて、
従来のワイヤライン工具を偏向したボーリング穴
を通して移動させることが提案されている。上記
両特許にさらに詳しく説明されているように、ス
テインガーは、必要に応じて上記ボーリング穴領
域内で油井掘削工具を押し引きする。
この技術には、多くの様々な挑戦がなされてい
る。これらのうちの或る原理は、ボーリング穴内
の掘削工具と、ボーリング穴頂部の地表設備と、
中間ケーブルとの間を電気的に接続する点にあ
る。ドリルパイプは地上で一時に1セクシヨンづ
つドリル列に付け加えられるため、ケーブルをド
リルパイプ内に通すことは実用的でない。従来の
或る解決策では、ドリル列の組立時にドリルパイ
プの外側にワイヤラインが取り付けられた。しか
し、ドリルパイプの外側にケーブルを取り付ける
と、ケーブルがボーリング穴内を移動するとき、
損傷及び摩損の大きな危険にさらされることにな
る。
上記米国特許等4337969号に記されている別の
解決策では、ケーブルがステインガーの外側に取
付けられるが、ケーブルはステインガーの上方で
ドリルパイプの内部を通るようにされた。この方
法はケーブルを保護してはいるが、工具までの全
経路に亘つてケーブルを完全に封入するものでは
ない。
上記米国特許第4349072号は、ドリルパイプの
組立後に、ドリルパイプを通してワイヤラインケ
ーブルを引張るのに極めて有効な別の方法と装置
を開示している。この方法では、普通サイズのワ
イヤライン工具(通常、ドリル列内を通すには大
き過ぎる)がドリル列の底端へ取外し可能に取付
けられる。ドリル列内の泥圧力で推進される自動
推進機がドリル列を通るワイヤラインとステイン
ガーの両方を引張る。次いで、ステインガーがワ
イヤライン工具の上端に結合され、機械的及び電
気的接続をなすと共に、工具をドリル列からステ
インガーの一端のボーリング穴内に推進させる。
この発明も又、ドリル列の組立時にその全長に亘
つてワイヤラインを設置する必要性をなくす。し
かしながら、これでも尚、この場合にケーブルを
保護するステインガー内部に設置されるステイン
ガーの長さのケーブルを油井現場での組立時に端
から端までステインガーに備え付ける必要があ
る。この点は、残念ながら長いステインガーの使
用を不便にし、従つて、長いステインガーによる
長期個別作業を行うことができず、短いステイン
ガーの長さ間隔について一連の短い掘削作業が必
要とされる。ステインガーの実長を制限するもつ
と大きな要素として、自動推進機によりドリルス
テムから押し出されているときステインガーが座
屈する危険性がある。ステインガーが長ければ、
必要な押圧力もそれだけ大きくなり、従つて座屈
の危険性も高まる。
このため、実質上どんな所望長さのドリルステ
ム及びステインガーでも「前もつて通線」(pre−
wired)したり、或いはワイヤラインケーブルを
備え付ける必要なくして組立及び使用することが
でき、ケーブルがボーリング穴内で損傷するのを
防ぐため、ドリルステムとステインガーを通して
掘削工具にワイヤラインケーブルを取付けること
ができ、しかもドリルパイプからステインガーを
効率よく引張り出して、ステインガーの長さにか
かわりなく、実質上座屈から保護できるような、
大きく偏向した油井孔内で掘削又は穿孔作業を行
うための装置及び方法が必要とされている。
要するに、本発明は、完全に組立てられボーリ
ング穴内に設置されたドリル列及びステインガー
の全長に亘り、それらの底端に普通サイズの工具
を取り付けた状態でワイヤラインケーブルを引張
ることのできる複式又は2段式の運動部材によ
り、上記必要性及び目的を満たすものである。さ
らに、掘削作業を行う際、2段式運動装置はステ
インガーの底端からボーリング穴内へとステイン
ガーを(押すのでなく)基本的に引張り出すた
め、座屈の危険は実質上取り除かれる。従つて、
ステインガーとドリルステム全体を事前の通線を
必要とせずに実質上どんな長さにも組立てでき、
従来の方法及び装置にともなう高経費及び/又は
不便、遅延を回避できる。さらに、ステインガー
をドリルパイプ内へ引込める際、ケーブルがステ
インガーの底端を工具から引つ張つても、本発明
による特殊な形状がステインガーの座屈を有効に
防止する。
従つて、本発明の目的は、ボーリング穴を取り
囲む地層を掘削及び/又は穿孔するためにドリル
パイプ等のパイプと共に用いられ;実質上長さの
制限されないステインガー管を座屈の危険性をと
もなうことなくパイプと共に使用でき;管材とパ
イプとを非通線状態で組立てでき;ワイヤライン
がパイプとステインガー管を通して首尾良く移送
され、ステインガーの底部のワイヤライン工具に
電気的且つ機械的に連結でき;しかもこれらの機
能を果すのに複式運動装置を使用し得るような新
規且つ改良された装置及び方法を提供すること、
そして、大きく偏向したボーリング穴を掘削、穿
孔するのに特に適した安価で、広い用途を有し、
高信頼且つ高効率の方法及び装置で上記の目的を
達成することにある。
本発明のその他の目的及び利点は、以下の説
明、添付図面及び特許請求の範囲の記載から明ら
かになるであろう。
以下図面を参照して、ボーリング穴、特に大き
く偏向したボーリング穴を取り巻く地層を掘削又
は穿孔するための新規且つ改良された本発明によ
る装置及び方法を説明する。第1図は、地層15
を横切つて延びる偏向部12を有するボーリング
穴10を示す。偏向部12における対象区間で所
望の掘削又は穿孔作業を行うため、従来のワイヤ
ライン工具20が中空延出部材つまりステインガ
ー25の上端27と反対の下端22に取り付けて
示してある。後述するように、工具20は実際に
は結合ヘツド30によつてステインガー25の下
端22に取り付けられ、支持される。一方、結合
ヘツド30はドリルパイプ35の下端32に取外
し可能に係止され、ステインガー25がドリルパ
イプ35内に延出自在に受入れられ、ドリルパイ
プ35によつて対象の偏向したボーリング穴部1
2へ運ばれる。
当業者に明らかなように、ワイヤライン工具2
0は、ボーリング穴10を取り巻く地層を掘削す
るために従来用いられている油井掘削工具、ある
いは被覆したボーリング穴を穿孔する仕上作業等
で使われる従来の油井用穿孔機などから成る。従
つて、ここで用いる「ワイヤライン工具」という
用語は、一般に「ワイヤライン」として知られる
油井掘削用接続ケーブル40を介して、地表設
備、例えば従来の地表設備38に連結される任意
のボーリング穴用工具を示している。
ドリルパイプ35とステインガー25は、ドリ
ルパイプ内で運ばれるステインガーを用いた偏向
ボーリング穴の作業で普通に使われている任意の
従来手段によつて組立てられる。本発明で重要な
のは、ドリルパイプとステインガーとがそれらの
組立中、偏向ボーリング穴部12への移送中及び
組立・移送後に、どんな長さのワイヤラインケー
ブルも含まないことである。つまり、前出の米国
特許出願第1830号に開示されているようなステイ
ンガー部内にケーブルを備え付ける工程を必要と
せず、また、前出の米国特許第4349072号に開示
されているような後続ケーブルと一緒に地表から
降下されるステインガーを用意する必要はない。
さらに、掘削や穿孔作業の間、ケーブルは、ボー
リング穴壁との接触による摩損及び損傷にさらさ
れる恐れのあるドリルパイプ又はステインガーの
外側では運ばれない。
その代りに本発明では、第1の運動部分44と
第2の運動部分45を有する複式運動体によつ
て、ワイヤラインケーブル40をワイヤライン工
具20に導き、ドリルパイプ35からステインガ
ー25を延ばすようにしている。
更に詳しく説明すれば、中空のステインガー管
25は本発明が適用されるドリルパイプ35の内
径より小さい外径を有するため、ステインガー管
25は、ドリルパイプ35内で自由に上下動でき
る。ステインガー25の上端27に設けられた第
1結合手段50は、第1の運動部分44を受入れ
るように配設されている。第1の運動部分44と
第1の結合手段50とを一緒に係止することも可
能であるが、本発明の以下の説明により明らかと
なるように、この係止は必要なく、第1の運動部
分は単に結合手段50に着座すればよい。
第2の結合手段55が、ステインガー25の下
端22に取り付けられる。既知の適切な形状の第
2の結合手段55は、第2の運動部分45が中空
ステインガー管25の内部を通過した後、第2の
運動部分45を受け入れ、これに連結するように
なつている。第2の結合手段55は又、第2の運
動部分45との電気的接続を少なくとも1つ形成
し、ワイヤラインケーブル40からワイヤライン
工具20までの電気回路を完成させる。ステイン
ガー25の下端22における第2結合手段55へ
のワイヤライン工具20の取り付けは、例えば、
工具20が固定された下方結合ヘツド30により
なされる。結合ヘツド30及び第2の運動部分4
5は各々、1つ以上の電気的接続を完成させるた
め、油井掘削分野で知られた設計の相補的な湿式
係合コネクタ部59a,59bを有する。
当該分野で知られた電気作動又は機械作動式の
取外し可能な係止手段60は、結合手段55が第
2の運動部分45に連結されていないとき、協働
して結合手段55を隣接のドリルパイプ35に係
止し、ワイヤライン工具20とステインガー25
とをドリルパイプ35の下端32内に支持する。
また、係止手段60は、第2の結合手段55が第
2の運動部分45に連結されるときに第2の結合
手段55をドリルパイプ35から解放する。
第1の運動部分44はシール部64を有し、シ
ール部64は、シール部64を使用すべきドリル
パイプ35の内径と実質的に等しい有効外径を有
する。また、図示のごとく、第1の運動部分44
は第1の結合手段50と係合するようになつてお
り、以下さらに説明するように、ドリルパイプ3
5内の流体流の圧力によつて結合手段50まで移
動される。同じく第2の運動部分45は、ステイ
ンガー管25の内径と実質的に等しい実効外径を
持つたシール部65を有する。第2の運動部分4
5も同様に、ステインガー管25を通る流体流の
圧力によつてステインガー管25内で推進され
る。さらに、第1の運動部分44はステインガー
管25の内径と実質的に等しい径を持つた中空凹
部67を有し、凹部67内に第2の運動部分45
を受け入れると共に、ステインガー25の上端2
7の第1結合手段50に達するまでの間、凹部6
7内、ひいてはドリルパイプ35内に配置された
第2の運動部分45を推進せしめる。従つて図面
から明らかなごとく、第2の運動部分45はドリ
ルパイプ35、第1の運動部分44及びステイン
ガー管25を介してワイヤラインケーブル40を
引張ると共に、第1の運動部分44が第1の結合
手段50に結合した後、第1の運動部分44と独
立して降下するようになつている。
第1の運動部分44は、中空凹部67を含む流
体通路70を有し、第2の運動部分45が第1の
運動部分44と一緒に移動するよう流体通路70
に配置されているとき、流体通路70は閉じられ
る。他方、中空凹部67が開放している場合、流
体通路70は、第1の運動部分44を介してシー
ル部64の両側を完全を流体連結し、通路70を
通じて流体を導くことにより、第1の運動部分4
4の両側の流体圧を平衡化する。第4ずに示すご
とく、この状態は特に、第1の運動部分44がス
テインガー25の上端27の第1結合手段50に
受け入れられたときに生ずる。このとき第1の運
動部分44の両側の両体圧を平衡化することによ
つて、第1の運動部分44は、ステインガーがド
リルパイプ35の端から外へ推進されるように、
ステインガー25の上端27に対して何らの押圧
力つまりスラストも実質上加えない。(事実加わ
る押圧力は、ステインガー管25の上端27の実
効断面積に作用する泥圧力によるものだけであ
る。) 第1結合手段50より下方、好ましくは、ドリ
ルパイプ35の下端32に隣接したステインガー
シール73が、ステインガー管25の外周をドリ
ルパイプ35の内周に対して移動自在にシール
し、ドリルパイプ35内に給送される流体がステ
インガー管25の外周から漏れるのを防止する。
ドリルパイプ内に給送される流体はまず、第1の
運動部分44が第1の結合手段50に達しそこに
着座するまで、両方の運動部分を地表のドリルパ
イプ35の上端からドリルパイプ内に下方に推進
する。このとき流体圧は、ステインガー管内を通
して第2の運動部分45をさらに下方へ推進し続
け、第2の運動部分45は最終的に第2の結合手
段55に達する。
第2の結合手段55に達すると、第2の運動部
分45は係止手段60を作動させてステインガー
管25をドリルパイプ35から解放し、これと同
時に第2の運動部分45を係止手段60に連結す
る。次いで、ドリルパイプ35を通る流体流は第
2の運動部分45をドリルパイプ35の更に下方
且つ外側に付勢つまり推進し、ステインガー25
の下端22に位置決めされた第2の運動部分45
により、ドリルパイプ35の底部からステインガ
ー全体を引き出す。つまり、ステインガー25と
ワイヤライン工具20とをドリルパイプ35から
掘削作業位置へ移動させほぼ全ての力はステイン
ガー下端の第2の運動部分45によつて加えら
れ、この力はステインガーのほぼ全長について引
張力である。ステインガーを押そうとする唯一の
力は、前述のごとく、流体通路70によつて第1
の運動部分44の両側の圧力が平衡化されている
ため、ステインガー管25の上端27の実効断面
積に作用する圧力に相当する小さな力である。
ワイヤライン工具20とステインガー25とが
所望に応じて延出された後、従来と同じ掘削又は
穿孔作業が行われる。掘削作業では、ワイヤライ
ンケーブル40が回収され、掘削作業を行うのに
望ましい速度で所定の位置に工具20を移動させ
る。これは同時に、ステインガー25をドリルパ
イプ35中に回収又は後退せしめる。回収力は、
ワイヤラインケーブル40を引張り及び引込みに
よつて与えられる。容易に明らかなように、この
ときステインガー25は、ステインガー25の下
端22の第2の運動部分45によつてドリルパイ
プ35内に押し戻される。しかしながら、ステイ
ンガー25は、この場合も又、本発明によつて座
屈から保護されている。すなわち、ステインガー
25の座屈傾向は、ワイヤラインケーブル40に
横方向力となる。このような力は、ケーブル40
の張力を更に増大させるのみで、ステインガー2
5を座屈させることはない。この地点における
「直線」からのズレは、非常にわずかなものにす
ぎないため、ステインガーの大きな長手方向力に
抵抗してステインガーを座屈しないようにするに
は、極めて小さい横方向力だけが必要とされる。
この点は本発明の重要な特徴で、容易に理解で
きないかもしれないが、小径のゴム管に1本の紐
を通し、その紐をゴム管の一端に固定し、他端か
らゴム管を通して紐を引張ることによつて簡単に
実証できる。紐に加わる張力が管に加えられる正
味の横座屈力をはるかに越えているため、紐にど
んな大きな引張力を加えても管は座屈しないこと
がわかるであろう。つまり、本発明では実質上制
限されない長さのステインガー25を使用でき、
ステインガーは座屈の恐れをともなうことなく延
出且つ引込み可能である。
作業の終了後、第2の運動部分がステインガー
管25から外される。ワイヤーケーブル40を更
に引込むことにより、第2の運動部分45が第1
の運動部分44の中空凹部67内に引つ張り込ま
れ、第2の運動部分45に取り付けたワイヤライ
ンケーブル40により第2の運動部分45を上方
へ引張るにつれて、第2の運動部分45によつて
第1の運動部分44が上方に押される。かくして
2つの運動部分とワイヤラインケーブルとが完全
に引き込まれ、ステインガー管及びドリルパイプ
から取出され、引き続いてドリルパイプ35の長
さを変えることによつて工具20の位置を直した
り、ステインガー25の長さを調節したり、ある
いは、所望によりワイヤラインケーブルを中に入
れる必要なく、ボーリング穴10からいずれか一
方又は両方を取出したりするための最大限の簡便
さと便利さが得られる。
以上の説明から明らかなように、本発明は多数
くの利点を有する。まず、非常に偏向した油井の
掘削に用いられる実質上制限されない長さの掘削
又は穿孔用ステインガー管及びドリルパイプを容
易且つ迅速に組立てられる。また、独特な構成の
複式運動装置により、ステインガーは押されるの
ではなく引張られることによつてドリルパイプか
ら延出されると共に、その引込みはステインガー
管内の引張ケーブルによつて行われるので、管の
座屈の危険性は管の長さに関わりなく実質上回避
される。このため本発明では、実質上どんな長さ
のステインガーでも容易に使用でき、また、ワイ
ヤラインケーブルは迅速で、容易に、最小費用で
且つボーリング穴内における損傷からケーブルを
保護する仕方で、電気的にワイヤライン工具に接
続される。
上記した方法及び装置の態様は本発明の好まし
い実施例を構成するものであるが、本発明はこれ
らの例示した方法や装置の態様に限られず、本発
明の範囲を逸脱することなく様々な変更を施すこ
とが可能であることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、既に組立てられボーリング穴内に配
置された状態で示されたドリル列、ステインガー
及び掘削工具を用いて、掘削すべき地層を横切つ
て延びる偏向ボーリング穴を示すとともに、ドリ
ル列内にまさに入ろうとしている状態の複式運動
体を示す概略図;第2図はステインガーの上端に
複式運動体が結合した状態を示す図;第3図は第
2図に示す位置でステインガーに結合した運動体
を示す部分断面詳細図;第4図は、第3図と同様
の図であり、外側の運動体部分から離れてステイ
ンガー内に入る内側の運動部分を示す図;第5図
は、ステインガーの下端に結合し、ステインガー
を管から引張り始める内側の運動部分を示す図;
第6図は、第5図に示す位置における内側の運動
部分を示す部分詳細断面図;第7図はステインガ
ーが完全に延出した状態を示す図;及び第8図
は、掘削作業時にドリル列内に部分的に引き込ま
れた工具及びステインガーを示す図である。 符号の説明、10……ボーリング穴、12……
偏向部、15……地層、20……ワイヤライン工
具、22……ステインガー下端、25……ステイ
ンガー、27……ステインガー上端、35……ド
リルパイプ、40……接続ケーブル、44……第
1の(外側の)運動部分、45……第2の(内側
の)運動部分、50……第1結合手段、55……
第2結合手段、60……係止手段、64,65…
…シール部、67……中空凹部、70……流体通
路、73……ステインガーシール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 地層を貫いて延びるボーリング穴内で掘削及
    び/又は穿孔等のワイヤライン作業を実施する方
    法において: (a) 上記ボーリング穴内に中空延出部材を含むド
    リル列等の中空パイプを配置し、 (b) 上記中空パイプの底部にワイヤライン工具を
    取外し可能に取付け、上記工具は上記中空パイ
    プの底部に取付けられたときに上記中空延出部
    材と係合し、該延出部材は中空パイプ内で移動
    され、 (c) 2段式の運動体を移動させ、上記中空延出部
    材に達したときに第1段運動体が該延出部材の
    上端に係合し、第1段運動体が上記延出部材と
    係合した後、第2段運動体が上記延出部材中を
    上記工具まで移動することによつて降下し続
    け、 (d) ワイヤラインケーブルを上記運動体に取付
    け、該運動体を中空パイプ内で移動させて上記
    ワイヤラインケーブルを上記中空パイプ及び中
    空延出部材を通して上記工具まで引張り、上記
    ワイヤラインと工具とを電気的且つ機械的に連
    結することを特徴とするボーリング穴内のワイ
    ヤライン作業方法。 2 上記運動体を地表から上記中空パイプと中空
    延出部材とを通して降下させることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載のワイヤライン作業
    方法。 3 上記運動体の降下は上記中空パイプ中に流体
    圧を加えることによりなされることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項に記載のワイヤライン作業
    方法。 4 上記中空延出部材に達したとき第1段の運動
    体を該延出部材に係合させ、第1段の運動体の前
    後の中空パイプ内圧力を平衡化し、第1段が上記
    延出部材に係合した後、中空延出部材を通して第
    2段の運動体を降下させ続けて上記工具へ至らし
    めることを特徴とする特許請求の範囲第1〜3項
    のいずれか1項に記載のワイヤライン作業方法。 5 上記第2段運動体に流体圧を加えることによ
    つて上記中空延出部材を上記中空パイプの底部か
    ら引張り出し、ケーブルを引張ることにより上記
    延出部材を再びパイプ内に引き戻すことを特徴と
    する特許請求の範囲第2〜4項のいずれか1項に
    記載のワイヤライン作業方法。 6 ボーリング穴を取り囲む地層を掘削又は穿孔
    するドリルパイプ等のパイプと組合せて用いられ
    るワイヤライン作業装置において、 (a) 上記パイプの下端にワイヤライン工具を取外
    し可能に取付ける装置と、 (b) 上記パイプ中を移動し且つパイプの下端を越
    えて延出するとともに、上記ワイヤライン工具
    と係合するようになつた中空延出部材と、 (c) ワイヤラインケーブルが取付けられ、前記パ
    イプの下端に取付けられた上記工具に連結さ
    れ、上記パイプ及び延出部材内を移動し、ワイ
    ヤラインケーブルを上記パイプ及び延出部材を
    通して引張る運動装置とを有し、 (d) 運動装置は、上記パイプ中を降下し且つ上記
    中空延出部材の上端と係合する第1段運動体
    と、該第1段運動体が上記延出部材の上端と係
    合した後に、上記延出部材内を降下する第2段
    運動体とを有することを特徴とするワイヤライ
    ン作業装置。 7 上記第1件運動体より下方の上記延出部材に
    シール手段が設けられ、上記パイプの内側に対し
    て上記延出部材の外側を移動可能にシールするこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載のワ
    イヤライン作業装置。 8 上記運動装置と連動し、上記パイプを通して
    流体圧を加えることによつて該パイプの底部から
    上記中空延出部材を延出させる手段を含むことを
    特徴する特許請求の範囲第6又は7項に記載のワ
    イヤライン作業装置。 9 上記第1段運動体は、上記中空延出部材の内
    側と上記パイプの内側との該第1段運動体前後の
    圧力を平衡化させる手段を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第6〜8項のいずれか1項に記載
    のワイヤライン作業装置。 10 上記圧力平衡化手段が上記中空延出部材の
    上端と上記第1段運動体とが係合したときに作動
    することを特徴とする特許請求の範囲第9項に記
    載のワイヤライン作業装置。 11 上記圧力平衡化手段が、第1段運動体が上
    記延出部材と係合して作動されたときに流体を導
    いて第1段運動体の上下の流体圧を平衡化させる
    ように、第1段運動体を貫通して上記パイプの内
    部と連通する流体通路を形成する流体通路形成手
    段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第10
    項に記載のワイヤライン作業装置。 12 上記第1段運動体より下方の上記延出部材
    にシール手段が設けられ、上記パイプの内側に対
    して上記延出部材の外側を移動可能にシールする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6〜11項の
    いずれか1項に記載のワイヤライン作業装置。 13 上記運動装置と連動し、上記パイプを通る
    流体流によつて上記中空延出部材をパイプの底部
    から引張り出し、且つ上記運動装置に取付けられ
    たケーブルを回収することによつて上記延出部材
    をパイプ内に引き戻して、該延出部材の座屈を実
    質上回避するように構成及び配置された手段を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第6〜12項
    のいずれか1項に記載のワイヤライン作業装置。 14 上記中空延出部材が、上端及び下端を備え
    且つドリルパイプの内径より小さい外径を有する
    中空のステインガー管から成り、 該ステインガー管の上端に第1段運動体を受入
    れるようになつた第1結合手段が設けられ、上記
    ステインガー管中の第2段運動体を受入れ且つス
    テインガー管の下端に連結すると共に、該運動体
    との電気的接続を少なくとも1つ形成するように
    なつた第2結合手段がステインガー管の下端に設
    けられ、 ワイヤライン工具を上記第2結合手段の下端に
    取付ける手段が設けられ、上記第2結合手段が第
    2段運動体に連結されていないときに該第2結合
    手段を隣接するドリルパイプ部に協働して係止す
    ると共に、第2段運動体に連結されているときに
    上記第2結合手段をドリルパイプから解放するた
    めに、該第2結合手段の少なくとも一部に取外し
    可能な係止手段が設けられ、 第1段運動体がドリルパイプの内径と実質上等
    しい実効外径を有し且つ上記第1結合手段と係合
    するシール部を備え、 第2の段運動体が第1段運動体と少なくとも部
    分的に一緒に移動且つ推進され、第1段運動体と
    独立にそれより下方に移動でき、ステインガー管
    の内径と実質上等しい実効外径を有するシール部
    を備え、ドリルパイプ、第1段運動体及びステイ
    ンガー管を通して掘削ケーブルを引張ると共に上
    記第2結合手段に連結する手段を有し、 ドリルパイプの内側に対してステインガーの外
    側を移動可能にシールするためのシール手段が第
    1結合手段より下方に設けられ、ドリルパイプに
    給送された流体が上記運動体の双方を推進して上
    記ステインガーに座屈を生じさせることなくドリ
    ルパイプの底からステインガーを引張り出し、第
    2段運動体に取付けたケーブルを回収することに
    より上記ステインガーに座屈を生じさせることな
    くステインガーをドリルパイプ中に引き戻すよう
    にしたことを特徴とする特許請求の範囲第6〜1
    3項のいずれか1項に記載のワイヤライン作業装
    置。 15 ドリルパイプ内側に対しステインガー管の
    外側を移動可能にシールする上記シール手段が第
    1結合手段より下方に位置し、ドリルパイプ内に
    給送された流体が上記運動体の双方を推進してス
    テインガーを座屈させることなくドリルパイプの
    底からステインガーを引張り出し、第2段運動体
    に取付けたケーブルを回収することによりステイ
    ンガーを座屈させることなくステインガーをドリ
    ルパイプ中に引き戻すようにしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第14項に記載のワイヤライン
    作業装置。 16 上記第1結合手段が第1段運動体を該結合
    手段に連結せずに受入れることを特徴とする特許
    請求の範囲第14又は15項に記載のワイヤライ
    ン作業装置。 17 第2結合手段のための上記取外し可能な係
    止手段が、上記ドリルパイプの底端に該第2結合
    手段を係止すべく、該ドリルパイプの下端に接続
    可能な手段を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第14又は15項に記載のワイヤライン作業装
    置。 18 上記第1段運動体と一緒に第2段運動体を
    移動且つ推進させるために第2段運動体に設けら
    れた上記手段が: (a) 第1段運動体に付属し、第2段運動体を受入
    れ、ドリルパイプ内の流体流に応答して第2段
    運動体を下方へ押し、第2段運動体が該運動体
    に取付けられたケーブルによつて上方へ引張ら
    れるときに第2段運動体によつて上方へ押され
    る受入れ手段と、 (b) 第2段運動体が第1段運動体の上記受入れ手
    段に受入れられたとき、第1段運動体を貫いて
    延びた上記流体通路を閉じる手段とを更に含む
    特許請求の範囲第15項に記載の装置。
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