JPH0454684B2 - - Google Patents
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- JPH0454684B2 JPH0454684B2 JP57182719A JP18271982A JPH0454684B2 JP H0454684 B2 JPH0454684 B2 JP H0454684B2 JP 57182719 A JP57182719 A JP 57182719A JP 18271982 A JP18271982 A JP 18271982A JP H0454684 B2 JPH0454684 B2 JP H0454684B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic rubber
- polymerization
- water
- polymer solution
- compound
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
本発明は、触媒残渣の少ない合成ゴムの製造方
法に関する。遷移金属化合物と有機アルミニウム
化合物を主成分とする触媒、いわゆるチーグラー
系触媒を用いて合成ゴムを生成させ、スチームス
トリツピングにより脱溶媒し、ポリマーをを回収
することにより合成ゴムを製造することは広く行
われている。この製造方法において、重合後のポ
リマーは、スチームストリツピング工程において
水と接触するので、水に可溶な触媒残渣の一部は
水に移行するが、合成ゴム中には通常相当量の触
媒残渣がみとめられる。 遷移金属触媒残渣が多いと合成ゴムの着色の原
因となり、またゴムの老化を促進することが知ら
れている。残存ハロゲン、特に塩素が多いと、合
成ゴムが接触して使用される装置、器具などの金
属材料、特に鉄、鉄合金、アルミニウムなどを腐
食する原因となると考えられている。 本発明者らは、触媒残渣の少ない合成ゴムの製
造方法について鋭意研究を行つた結果、チーグラ
ー系触媒による重合直後、重合停止剤として特定
の化合物を使用すると、重合停止剤としての本来
の作用、すなわち重合の進行の停止と、ポリマー
の分子量増加の防止(ゲル発生の防止)が行われ
ると同時に得られた合成ゴム中の触媒残渣が著し
く低減できることを見い出し、本発明を完成する
に到つた。 本発明は遷移金属化合物と有機アルミニウム化
合物を主成分とする重合触媒を用いて合成ゴムを
生成させ、スチームストリツピングにより脱溶媒
し、ポリマーを回収する合成ゴムの製造方法にお
いて、重合停止剤としてポリエチレングリコール
のアルキルエステル誘導体、環状エステル化合物
およびペンタエリスリトールテトラエステルから
選ばれた少なくとも1種の化合物を使用して重合
を停止させた後、重合体溶液1部に対して0.05〜
4部の水を加え重合体溶液を乳化させ、その後、
更に重合体溶液1部に対して0.2〜2.0部の水を加
え転相、分離した重合体溶液をスチームストリツ
ピングにより脱溶媒させることを特徴とする合成
ゴムの製造方法を特徴とするものである。とくに
本発明は合成ゴム中の微量成分により変質をうけ
易い材料、たとえば金属などに使用するゴム製品
の原料に適した非腐蝕性合成ゴムの製造方法にか
んする。 合成ゴムの重合触媒に用いる遷移金属化合物に
は、例えばニツケル、コバルト、バナジウム、ニ
オビウム、ランタンなどの化合物が知られてい
る。有機アルミニウム化合物には、例えばトリア
ルキルアルミニウム、ジアルキルアルミニウムモ
ノクロリド、アルキルアルミニウムセスキクロリ
ド、アルキルアルミニウムジクロリドなどが知ら
れている。 合成ゴムとしては、ポリブタジエン、ポリイソ
プレン、エチレン−プロピレン系合成ゴム(エチ
レン−α−オレフイン共重合体、エチレン−プロ
ピレンゴムEPMおよびエチレン−プロピレン−
ジエンゴムEPDM)などが知られており、これ
らは通常スチームストリツピングにより脱溶媒
し、ポリマーを回収している。 エチレン−プロピレン系合成ゴムの場合、脂肪
族炭化水素、芳香族炭化水素あるいはハロゲン化
炭化水素を反応媒体とし、遷移金属、たとえばと
くにオキシ三塩化バナジウムや四塩化バナジウム
及びこれらのアルコール(炭素数1−12)変性物
の如き可溶性バナジウム化合物と有機金属化合
物、たとえばエチルアルミニウムセスキクロリ
ド、ジエチルアルミニウムモノクロリド、エチル
アルミニウムジクロリド、トリアルキルアルミニ
ウムおよびこれらの有機アルミニウム化合物の混
合物の如き有機アルミニウム化合物の組合せ触媒
を用い、重合温度−30〜90℃好ましくは10〜60
℃、重合圧力0ないし20KgG/cm2の条件での重合
により製造される。α−オレフインとしてはプロ
ピレンが最適であるが、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセンなどであつてもよい。非共役ジ
エン成分は5−エチリデン−2−ノルボルネン、
5−イソプロペニル−2−ノルボルネン、5−プ
ロペニル−2−ノルボルネンのような5−アルキ
リデン−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジエ
ン、1,4−ヘキサジエンなどが挙げられる。通
常共重合体中のエチレンとα−オレフインの比率
は90/10〜30/70(重量比)好ましくは85/15〜
40/60(重量比)である。ジエン成分は0.1ないし
8モル%程度である。 重合が所定の重合体濃度に達したら、重合反応
液に本発明で特定する重合停止剤を添加し、撹拌
し、重合を停止する。ポリエチレングリコールの
アルキルエステル誘導体は
法に関する。遷移金属化合物と有機アルミニウム
化合物を主成分とする触媒、いわゆるチーグラー
系触媒を用いて合成ゴムを生成させ、スチームス
トリツピングにより脱溶媒し、ポリマーをを回収
することにより合成ゴムを製造することは広く行
われている。この製造方法において、重合後のポ
リマーは、スチームストリツピング工程において
水と接触するので、水に可溶な触媒残渣の一部は
水に移行するが、合成ゴム中には通常相当量の触
媒残渣がみとめられる。 遷移金属触媒残渣が多いと合成ゴムの着色の原
因となり、またゴムの老化を促進することが知ら
れている。残存ハロゲン、特に塩素が多いと、合
成ゴムが接触して使用される装置、器具などの金
属材料、特に鉄、鉄合金、アルミニウムなどを腐
食する原因となると考えられている。 本発明者らは、触媒残渣の少ない合成ゴムの製
造方法について鋭意研究を行つた結果、チーグラ
ー系触媒による重合直後、重合停止剤として特定
の化合物を使用すると、重合停止剤としての本来
の作用、すなわち重合の進行の停止と、ポリマー
の分子量増加の防止(ゲル発生の防止)が行われ
ると同時に得られた合成ゴム中の触媒残渣が著し
く低減できることを見い出し、本発明を完成する
に到つた。 本発明は遷移金属化合物と有機アルミニウム化
合物を主成分とする重合触媒を用いて合成ゴムを
生成させ、スチームストリツピングにより脱溶媒
し、ポリマーを回収する合成ゴムの製造方法にお
いて、重合停止剤としてポリエチレングリコール
のアルキルエステル誘導体、環状エステル化合物
およびペンタエリスリトールテトラエステルから
選ばれた少なくとも1種の化合物を使用して重合
を停止させた後、重合体溶液1部に対して0.05〜
4部の水を加え重合体溶液を乳化させ、その後、
更に重合体溶液1部に対して0.2〜2.0部の水を加
え転相、分離した重合体溶液をスチームストリツ
ピングにより脱溶媒させることを特徴とする合成
ゴムの製造方法を特徴とするものである。とくに
本発明は合成ゴム中の微量成分により変質をうけ
易い材料、たとえば金属などに使用するゴム製品
の原料に適した非腐蝕性合成ゴムの製造方法にか
んする。 合成ゴムの重合触媒に用いる遷移金属化合物に
は、例えばニツケル、コバルト、バナジウム、ニ
オビウム、ランタンなどの化合物が知られてい
る。有機アルミニウム化合物には、例えばトリア
ルキルアルミニウム、ジアルキルアルミニウムモ
ノクロリド、アルキルアルミニウムセスキクロリ
ド、アルキルアルミニウムジクロリドなどが知ら
れている。 合成ゴムとしては、ポリブタジエン、ポリイソ
プレン、エチレン−プロピレン系合成ゴム(エチ
レン−α−オレフイン共重合体、エチレン−プロ
ピレンゴムEPMおよびエチレン−プロピレン−
ジエンゴムEPDM)などが知られており、これ
らは通常スチームストリツピングにより脱溶媒
し、ポリマーを回収している。 エチレン−プロピレン系合成ゴムの場合、脂肪
族炭化水素、芳香族炭化水素あるいはハロゲン化
炭化水素を反応媒体とし、遷移金属、たとえばと
くにオキシ三塩化バナジウムや四塩化バナジウム
及びこれらのアルコール(炭素数1−12)変性物
の如き可溶性バナジウム化合物と有機金属化合
物、たとえばエチルアルミニウムセスキクロリ
ド、ジエチルアルミニウムモノクロリド、エチル
アルミニウムジクロリド、トリアルキルアルミニ
ウムおよびこれらの有機アルミニウム化合物の混
合物の如き有機アルミニウム化合物の組合せ触媒
を用い、重合温度−30〜90℃好ましくは10〜60
℃、重合圧力0ないし20KgG/cm2の条件での重合
により製造される。α−オレフインとしてはプロ
ピレンが最適であるが、1−ブテン、1−ペンテ
ン、1−ヘキセンなどであつてもよい。非共役ジ
エン成分は5−エチリデン−2−ノルボルネン、
5−イソプロペニル−2−ノルボルネン、5−プ
ロペニル−2−ノルボルネンのような5−アルキ
リデン−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジエ
ン、1,4−ヘキサジエンなどが挙げられる。通
常共重合体中のエチレンとα−オレフインの比率
は90/10〜30/70(重量比)好ましくは85/15〜
40/60(重量比)である。ジエン成分は0.1ないし
8モル%程度である。 重合が所定の重合体濃度に達したら、重合反応
液に本発明で特定する重合停止剤を添加し、撹拌
し、重合を停止する。ポリエチレングリコールの
アルキルエステル誘導体は
【式】基(式中RはC1〜C20の
アルキル基、nは3〜200の整数)を有するもの
であり、その例としてポリオキシエチレンモノア
ルキレート、テトラオレフイン酸ポリオキシエチ
レンソルビツト、ポリオキシエチレンソルビタン
トリアルキレート、ポリオキシエチレンジアルキ
レートなどを挙げることができるがこのうち特に
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビツト
が好ましい。 環状エステル化合物としてはブチロラクトン、
γ−バレロラクトン、γ−カプリロラクトン、γ
−ノナラクトン、γ−ステアロラクトン、β−プ
ロピオラクトン、δ−バレロラクトン、δ−カプ
ロラクトン、ε−カプロラクトン、クマリンなど
を挙げることができる。 ペンタエリスリトールテトラエステルとしては
ペンタエリスリトールテトラアセテート、ペンタ
エリスリトールテトラオクタノエート、ペンタエ
リスリトールテトラステアレート、ペンタエリス
リトールジアセチルジステアレート、ペンタエリ
スリトールモノアセチルトリオクタノエートなど
を挙げることができる。 これらの化合物の添加量は重合体に対して0.01
ないし5重量%好ましくは0.1ないし1重量%で
ある。 本発明の重合停止剤を加えた後は常法に従つて
スチームストリツピングにより脱溶剤が行なわれ
るが、この後処理において、重合体の分子量が増
大することもなく、触媒残渣の低い重合体が得ら
れる。 更に好ましい態様としては重合停止剤を加えた
後重合体溶液1部に対し0.05ないし0.4部の水、
好ましくは0.1〜0.3部の水を加え充分撹拌し乳化
させる。水には、界面活性剤として例えばポリオ
キシエチレンアルキルエーテル型、ポリエチレン
アルキルフエノールエーテル型、ソルビタンエス
テル型又はポリオキシエチレンソルビタンエステ
ル型、ポリプロピレングリコールの非イオン界面
活性剤を水に対し0.005〜0.3重量%好ましくは
0.01〜0.1重量%添加しておく方が好ましい。か
くして重合体溶液を乳化させた後更に重合体溶液
1部に対し、0.2〜2.0部の水を加え、充分撹拌
し、転相した後静置し重合体溶液と水を分離す
る。この様にして得られた重合体溶液を常法に従
つてスチームストリツプすることにより分子量が
増大することなく、触媒残渣のより少ない重合体
が得られる。 本発明を具体的に実施例で説明する。 参考例 1 5の連続重合器にn−ヘキサン3/hr、オ
キシ三塩化バナジウム2.0ミリモル/hr、エチル
アルミニウムセスキクロリド9.1ミリモル/hr、
5−エチリデン−2−ノルボルネン26g/hr、エ
チレン300g/hr、プロピレン860g/hrを連続的
に送入し、重合器の気相部の水素が20%を保つ様
に水素を送入する。液滞留時間が40分となる様35
℃、7.5KgG/cm2の条件で反応させた。排出液中
のエチレン共重合体の濃度は98g/であつた。
この共重合体液にn≒5のポリオキシエチレンモ
ノステアレート(日本油脂(株)製商品名ノニオンS
−2)を共重合体溶液1に対し0.5g添加し10
分間撹拌したのち、スチームストリツピングして
共重合体を析出させ乾燥後、そのムーニー粘度及
び残留バナジウムと塩素を螢光X線により測定し
た。残存アルミニウム量はポリマー7gを
Na2CO30.2gと共に白金ルツボ中に灰化させ、水
と希塩酸に溶解し、メスフラスコで所定量に希釈
後原子吸光法により測定した。結果を表1にまと
めた。 参考字例 2〜13 参考例1と同様にポリオキシエチレンモノステ
アレートの代りにテトラオレイン酸ポリオキシエ
チレンソルビツト(花王アトラス社製レオドール
430(n≒5)、440(n≒7)、460(n≒10))ポリ
オキシエチレンソルビタントリステアレート(花
王アトラス社製トウイーン65、n≒7)、ポリオ
キシエチレンジステアレート(日本油脂製ノニオ
ンDS−60HN、n≒190)、ε−カプロラクトン、
γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、γ−
ノナラクトン、ペンタニリスリトールテトラアセ
テート、ベンタエリスリトールテトラエステル
(日本油脂製、ユニスターH4812R)、ペンタエリ
スリトールテトラステアレート(日本油脂製ユニ
スターH476)について実施した。結果を表に
示す。 実施例 1 参考例1の記載の方法で得たエチレン共重合体
溶液1にテトラオレイン酸ポリオキシエチレン
ソルビツト(花王アトラス社製レオドール440)
を0.5g加え10分間撹拌の後、水を200ml加え20分
間撹拌し共重合体溶液を乳化させる。その後水を
800ml加え、10分間撹拌した後静置し、水とエチ
レン共重合体溶液を分離した。エチレン共重合体
溶液をスチームストリツプして共重合体を析出さ
せた。乾燥後、ムーニー粘度及び残留バナジウム
と塩素およびアルミニウム量を参考例1と同様に
測定した。結果を表1に示す。 実施例 2 実施例1のテトラオレフイン酸ポリオキシエチ
レンソルビツトの代りにε−カプロラクトンを
0.5g加え、10分間撹拌の後、ポリプロピレング
リコール(分子量400)を0.08重量%溶解させた
水を200ml加え、20分間撹拌し、共重合体溶液を
乳化させた。その後水800mlを加え実施例1と同
様に処理した。結果を表に示す。 実施例 3 実施例2のポリプロピレングリコールの代り
に、ポリエチレングリコールノニルフエニールエ
ーテル(第一工業製薬(株)ノイゲンEA−80)を
0.04重量%溶解させた水200mlを用いて乳化させ、
実施例2と同様に処理した。結果を表に示す。 比較例 1 参考例1のポリオキシニチレンモノステアレー
トの代りに水を用いて重合を停止させた。参考例
1と同様に処理し、ムーニー粘度、残留バナジウ
ム量、残留塩素量および残留アルミニウム量を測
定した。 実施例と比べ、ムーニー粘度が増大し残留触媒
量が多いことがわかる。 比較例 2〜7 参考例1のポリオキシエチレンモノステアレー
トの代りにグリセロールトリステアレート、エチ
レングリコールジアセテート、ペンタエリスリト
ールジエステル(日本油脂製ユニスター
H476D)、ペンタエリスリトールトリエステル
(日本油脂製ユニスターH470T)、エポオキシ化
大豆油、プロピレングリコール(分子量400)を
用いて実施した。ムーニー粘度の増大は防げるが
触媒残渣は実施例と比べ著しく高い。 比較例 8 実施例3のε−カプロラクトンの代りにグリセ
ロールトリステアレートを用いて実施例3と同様
に実施した。結果を表に示す。転相法の併用に
もかかわらず触媒残渣は実施例と比べ著しく高
い。 参考例 14 5の連続重合器にn−ヘキサン3/hrオキ
シ三塩化バナジウム1.16mM/hr、エチレンアル
ミニウムセスキクロリド17.4mM/hr、ジシクロ
ペンタジエン58g/hr、エチレン290g/hr、プ
ロピレン880g/hrを連続的に送入し、重合器の
気相部の水素が25%を保つ様に水素を送入する。
液滞留時間が40分となる様27℃8KgG/cm2の条件
で反応させた。排出液中のエチレン共重合体の濃
度は95g/であつた。 この共重合体1に対しペンタエリスリトール
テトラエステル(日本油脂製ユニスター
H4812R)を0.5g添加し実施例1と同様に処理
し、触媒残渣の少ない共重合体を得た。結果を表
2に示す。 参考例 15 参考例14と同様と同様の条件で重合し、共重合
体1に対しテトラオレフイン酸ポリオキシエチ
レンソルビツト(花王アトラス社製レオドール
440)を0.5g添加し、参考例14と同様に処理し、
触媒残渣の少ない共重合体を得た。結果を表2に
示す。 比較例 9 参考例14のペンタエリスリトールテトラエステ
ルの代りにペンタエリスリトールジエステル(日
本油脂ユニスターH476D)を用いた。結果を表
2に示す。 比較例 10 参考例14のペンタエリスリトールテトラエステ
ルの代りに水を200ml添加した。結果を表2に示
す。 表2より触媒残渣の多いポリマーは熱安定性が
悪く鉄を腐食することが判る。
であり、その例としてポリオキシエチレンモノア
ルキレート、テトラオレフイン酸ポリオキシエチ
レンソルビツト、ポリオキシエチレンソルビタン
トリアルキレート、ポリオキシエチレンジアルキ
レートなどを挙げることができるがこのうち特に
テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビツト
が好ましい。 環状エステル化合物としてはブチロラクトン、
γ−バレロラクトン、γ−カプリロラクトン、γ
−ノナラクトン、γ−ステアロラクトン、β−プ
ロピオラクトン、δ−バレロラクトン、δ−カプ
ロラクトン、ε−カプロラクトン、クマリンなど
を挙げることができる。 ペンタエリスリトールテトラエステルとしては
ペンタエリスリトールテトラアセテート、ペンタ
エリスリトールテトラオクタノエート、ペンタエ
リスリトールテトラステアレート、ペンタエリス
リトールジアセチルジステアレート、ペンタエリ
スリトールモノアセチルトリオクタノエートなど
を挙げることができる。 これらの化合物の添加量は重合体に対して0.01
ないし5重量%好ましくは0.1ないし1重量%で
ある。 本発明の重合停止剤を加えた後は常法に従つて
スチームストリツピングにより脱溶剤が行なわれ
るが、この後処理において、重合体の分子量が増
大することもなく、触媒残渣の低い重合体が得ら
れる。 更に好ましい態様としては重合停止剤を加えた
後重合体溶液1部に対し0.05ないし0.4部の水、
好ましくは0.1〜0.3部の水を加え充分撹拌し乳化
させる。水には、界面活性剤として例えばポリオ
キシエチレンアルキルエーテル型、ポリエチレン
アルキルフエノールエーテル型、ソルビタンエス
テル型又はポリオキシエチレンソルビタンエステ
ル型、ポリプロピレングリコールの非イオン界面
活性剤を水に対し0.005〜0.3重量%好ましくは
0.01〜0.1重量%添加しておく方が好ましい。か
くして重合体溶液を乳化させた後更に重合体溶液
1部に対し、0.2〜2.0部の水を加え、充分撹拌
し、転相した後静置し重合体溶液と水を分離す
る。この様にして得られた重合体溶液を常法に従
つてスチームストリツプすることにより分子量が
増大することなく、触媒残渣のより少ない重合体
が得られる。 本発明を具体的に実施例で説明する。 参考例 1 5の連続重合器にn−ヘキサン3/hr、オ
キシ三塩化バナジウム2.0ミリモル/hr、エチル
アルミニウムセスキクロリド9.1ミリモル/hr、
5−エチリデン−2−ノルボルネン26g/hr、エ
チレン300g/hr、プロピレン860g/hrを連続的
に送入し、重合器の気相部の水素が20%を保つ様
に水素を送入する。液滞留時間が40分となる様35
℃、7.5KgG/cm2の条件で反応させた。排出液中
のエチレン共重合体の濃度は98g/であつた。
この共重合体液にn≒5のポリオキシエチレンモ
ノステアレート(日本油脂(株)製商品名ノニオンS
−2)を共重合体溶液1に対し0.5g添加し10
分間撹拌したのち、スチームストリツピングして
共重合体を析出させ乾燥後、そのムーニー粘度及
び残留バナジウムと塩素を螢光X線により測定し
た。残存アルミニウム量はポリマー7gを
Na2CO30.2gと共に白金ルツボ中に灰化させ、水
と希塩酸に溶解し、メスフラスコで所定量に希釈
後原子吸光法により測定した。結果を表1にまと
めた。 参考字例 2〜13 参考例1と同様にポリオキシエチレンモノステ
アレートの代りにテトラオレイン酸ポリオキシエ
チレンソルビツト(花王アトラス社製レオドール
430(n≒5)、440(n≒7)、460(n≒10))ポリ
オキシエチレンソルビタントリステアレート(花
王アトラス社製トウイーン65、n≒7)、ポリオ
キシエチレンジステアレート(日本油脂製ノニオ
ンDS−60HN、n≒190)、ε−カプロラクトン、
γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、γ−
ノナラクトン、ペンタニリスリトールテトラアセ
テート、ベンタエリスリトールテトラエステル
(日本油脂製、ユニスターH4812R)、ペンタエリ
スリトールテトラステアレート(日本油脂製ユニ
スターH476)について実施した。結果を表に
示す。 実施例 1 参考例1の記載の方法で得たエチレン共重合体
溶液1にテトラオレイン酸ポリオキシエチレン
ソルビツト(花王アトラス社製レオドール440)
を0.5g加え10分間撹拌の後、水を200ml加え20分
間撹拌し共重合体溶液を乳化させる。その後水を
800ml加え、10分間撹拌した後静置し、水とエチ
レン共重合体溶液を分離した。エチレン共重合体
溶液をスチームストリツプして共重合体を析出さ
せた。乾燥後、ムーニー粘度及び残留バナジウム
と塩素およびアルミニウム量を参考例1と同様に
測定した。結果を表1に示す。 実施例 2 実施例1のテトラオレフイン酸ポリオキシエチ
レンソルビツトの代りにε−カプロラクトンを
0.5g加え、10分間撹拌の後、ポリプロピレング
リコール(分子量400)を0.08重量%溶解させた
水を200ml加え、20分間撹拌し、共重合体溶液を
乳化させた。その後水800mlを加え実施例1と同
様に処理した。結果を表に示す。 実施例 3 実施例2のポリプロピレングリコールの代り
に、ポリエチレングリコールノニルフエニールエ
ーテル(第一工業製薬(株)ノイゲンEA−80)を
0.04重量%溶解させた水200mlを用いて乳化させ、
実施例2と同様に処理した。結果を表に示す。 比較例 1 参考例1のポリオキシニチレンモノステアレー
トの代りに水を用いて重合を停止させた。参考例
1と同様に処理し、ムーニー粘度、残留バナジウ
ム量、残留塩素量および残留アルミニウム量を測
定した。 実施例と比べ、ムーニー粘度が増大し残留触媒
量が多いことがわかる。 比較例 2〜7 参考例1のポリオキシエチレンモノステアレー
トの代りにグリセロールトリステアレート、エチ
レングリコールジアセテート、ペンタエリスリト
ールジエステル(日本油脂製ユニスター
H476D)、ペンタエリスリトールトリエステル
(日本油脂製ユニスターH470T)、エポオキシ化
大豆油、プロピレングリコール(分子量400)を
用いて実施した。ムーニー粘度の増大は防げるが
触媒残渣は実施例と比べ著しく高い。 比較例 8 実施例3のε−カプロラクトンの代りにグリセ
ロールトリステアレートを用いて実施例3と同様
に実施した。結果を表に示す。転相法の併用に
もかかわらず触媒残渣は実施例と比べ著しく高
い。 参考例 14 5の連続重合器にn−ヘキサン3/hrオキ
シ三塩化バナジウム1.16mM/hr、エチレンアル
ミニウムセスキクロリド17.4mM/hr、ジシクロ
ペンタジエン58g/hr、エチレン290g/hr、プ
ロピレン880g/hrを連続的に送入し、重合器の
気相部の水素が25%を保つ様に水素を送入する。
液滞留時間が40分となる様27℃8KgG/cm2の条件
で反応させた。排出液中のエチレン共重合体の濃
度は95g/であつた。 この共重合体1に対しペンタエリスリトール
テトラエステル(日本油脂製ユニスター
H4812R)を0.5g添加し実施例1と同様に処理
し、触媒残渣の少ない共重合体を得た。結果を表
2に示す。 参考例 15 参考例14と同様と同様の条件で重合し、共重合
体1に対しテトラオレフイン酸ポリオキシエチ
レンソルビツト(花王アトラス社製レオドール
440)を0.5g添加し、参考例14と同様に処理し、
触媒残渣の少ない共重合体を得た。結果を表2に
示す。 比較例 9 参考例14のペンタエリスリトールテトラエステ
ルの代りにペンタエリスリトールジエステル(日
本油脂ユニスターH476D)を用いた。結果を表
2に示す。 比較例 10 参考例14のペンタエリスリトールテトラエステ
ルの代りに水を200ml添加した。結果を表2に示
す。 表2より触媒残渣の多いポリマーは熱安定性が
悪く鉄を腐食することが判る。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 遷移金属化合物と有機アルミニウム化合物を
主成分とする重合触媒を用いて合成ゴムを生成さ
せ、スチームストリツピングにより脱溶媒し、ポ
リマーを回収する合成ゴムの製造方法において、
重合停止剤としてポレエチレングリコールのアル
キルエステル誘導体、環状エステル化合物および
ペンタエリスリトールテトラエステルから選ばれ
た少なくとも1種の化合物を使用して重合を停止
させた後、重合体溶液1部に対して0.05〜4部の
水を加え重合体溶液を乳化させ、その後、更に重
合体溶液1部に対して0.2〜2.0部の水を加え転
相、分離した重合体溶液をスチームストリツピン
グにより脱溶媒させることを特徴とする合成ゴム
の製造方法。 2 遷移金属化合物が可溶性バナジウム化合物で
ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 合成ゴムがエチレン−プロピレン系合成ゴム
である特許請求の範囲第1項および第2項記載の
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18271982A JPS5974101A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 合成ゴムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18271982A JPS5974101A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 合成ゴムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5974101A JPS5974101A (ja) | 1984-04-26 |
| JPH0454684B2 true JPH0454684B2 (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=16123240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18271982A Granted JPS5974101A (ja) | 1982-10-20 | 1982-10-20 | 合成ゴムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5974101A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6188238B2 (ja) * | 2014-06-27 | 2017-08-30 | ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社 | ハロゲン除去剤、およびエチレン−α−オレフィン共重合体またはエチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体の製造方法 |
| CN106883325B (zh) * | 2015-12-16 | 2019-05-07 | 中国石油天然气股份有限公司 | 乙丙橡胶聚合催化剂失活方法 |
-
1982
- 1982-10-20 JP JP18271982A patent/JPS5974101A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5974101A (ja) | 1984-04-26 |
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